Comments
Description
Transcript
準天頂衛星 センチメータ級測位補強サービス(CLAS)
準天頂衛星 センチメータ級測位補強サービス(CLAS) Quasi-Zenith Satellite System, Centimeter Level Augmentation Service(CLAS) センチメータ級位置情報サービスによる新たな測位社会の幕開け Marking the dawn of a new era, a positioning-based society by Centimeter-level Positioning Services 特長 システム概略図 ■ ビルや山などに遮られることのない安定的な測位を実現 ■ 専用の受信端末により従来のGNSS信号に加え、 準天頂衛星によるセンチメータ級測位補強信号の受信が可能 ■ 準天頂衛星 センチメータ級測位補強サービス(CLAS ) 準天頂衛星 GNSS* QSS*による無償サービスが2018年度に開始予定であり、 アジア太平洋での活用も期待 測位信号 用途 ビルや山間部においても安定的に放送 ③ 衛星経由で測位 補強信号を配信 高度500km センチメータ級 測位補強信号 ① 測位情報に 誤差発生 ユーザーメリット 測位信号 電離層対流圏 データ圧縮 自動走行・安全運転支援 高精度位置情報サービス 従来、数m単位で生じていた位置情報の 誤差が㎝級の位置精度に向上 測位情報に 誤差発生 ② GNSS誤差量を 算出/測位補強 情報を生成 国土地理院GEONET* GNSS* センチメータ級測位補強情報生成設備 * GEONET:GNSS Earth Observation Network System(GNSS連続観測システム) * GNSS:Global Navigation Satellite System(米国GPS、ロシアGLONASS等の測位衛星システムの総称) * QSS:Quasi-Zenith Satellite System Services Inc.(準天頂衛星システムサービス株式会社、http://qzss.go.jp/) ④ 受信端末で 情報補正・ 高精度測位 車・ヒトなどのユーザ 三菱モービルマッピングシステム Mitsubishi Mobile Mapping System 道路および周辺の高精度3次元位置情報を作成 Creating highly accurate 3D positioning data of road surface and surrounding objects 特長 高精度測位ソリューションのイメージ ■ 走行しながら建物、道路およびその周辺の白線、 標識などの3次元位置情報を高精度に取得 ■ 計測結果はその場で確認可能であり、 作業手戻りのない効率的な計測業務を実現 ■ 絶対精度10cm以内、相対精度1cm以内の 高精度な3次元計測がリアルタイムに可能 用途 ユーザーメリット 車上ユニット概要 GPSアンテナ 慣性航法装置 カメラ 高精度3次元地図の作成 道路測量・アセットマネジメント 他 スピーディーかつ効率的に高精度な 3次元位置情報を作成 レーザスキャナ GPSアンテナ 事例紹介 高速道路 都市景観 レーザ点群とカメラ画像を合成する ことでカラー化し、立体交差を表示 長距離・高密度レーザを使用する ことで高層ビル群も計測可能 市街地等高線表示 レーザ点群による高精度3次元位置 情報から道路の等高線を表示 ダイナミックマップ基盤の整備 Preparation for the Dynamic Map foundation. SIP自動走行システム受託成果を踏まえ、ダイナミックマップ基盤企画株式会社を設立 The establishment of the Dynamic Map Planning Co., Ltd. including SIP-adus 特長 システム概念図 ■ 自動走行システム実現に向けた「SIPダイナミックマップ*1 構築の試作・ 評価に係る調査検討」を当社含むコンソーシアムが内閣府より受託 ダイナミックマップ ■ 上記SIP調査検討では、動的情報と静的情報(高精度3次元地図 基盤)の紐付け、地図更新手法、ビューア開発などを推進 ■ SIP受託の成果を踏まえ、自動走行・安全運転支援の早期実現に向けて ダイナミックマップ協調領域を整備するべく、トヨタ、日産、ホンダ等の自動 車メーカと一体となった「ダイナミックマップ基盤企画株式会社」 *2を設立 用途 自動走行や安全運転支援 防災・減災やインフラ維持管理 他 ユーザーメリット 自動走行の実現に資する高精度な 3次元位置共通基盤の利用が可能 静的な情報のみでなく動的な情報(含むITS)も組み込んだ高精度3次元デジタル地図 ダイナミックマップ協調領域 自動走行 動的情報(<1sec) 准動的情報(<1min) 紐付け ITS先予先読み情報 (周辺車両、歩行者情報 信号情報など) 准静的情報(<1hour) 事故情報、渋滞情報、 狭域気象情報など 静的情報(<1month) 交通規制情報、 道路工事情報、 広域気象情報 ©2015 SIP自動走行システム 基盤 安全運転支援 路面情報、車線情報 3次元構造物など モービルマッピングシステム 3次元地図共通基盤データ *1 ダイナミックマップ : 道路情報と道路上の物体の静的・動的・予測情報で構成される3次元位置情報 *2 ダイナミックマップ基盤企画会社 : 三菱電機株式会社、株式会社ゼンリン、株式会社パスコ、アイサンテクノロジー株式会社、インクリメント・ピー株式会社、 株式会社トヨタマップマスター、いすゞ自動車株式会社、スズキ株式会社、トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、日野自動車株式会社、 富士重工 業株式会社、本田技研工業株式会社、マツダ株式会社、三菱自動車工業株式会社の計15社 多用途展開