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奈良県ふるさと名物商品購入助成業務 業務説明書
(公様式1) 奈良県ふるさと名物商品購入助成業務 業務説明書 1 業務概要 1-1 業務の目的 地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地域消費喚起・生活支援型)を活用し、県産品に ついてインターネットを介して通信販売を行っている事業者に対し助成を行い、県内外から割引 価格で購入できるようにすることによって、新たに開発・改良された県産品を幅広くPRし、消 費の拡大を図ります。 また、売上拡大等を支援するポータルサイトの制作や広報業務等を行うことで、県産品の認知 度向上と売上拡大を図り、県内の生産者・製造事業者等(以下「県内製造業者等」という。)の 新規取引先獲得に資することも目的としています。 1-2 業務内容 (1)システムの構築及び運営業務 県産品についてインターネットを介して通信販売を行っている事業者(以下「ネット通販事業 者」という。)を通じて、インターネット上で県が指定した奈良県ふるさと名物商品を、県が定 めた率での割引販売が実施できるシステムを構築し、運営すること。 なお、具体の方策については提案によることとするが、下記の点に留意してください。 〈配送及び決済システムの構築について〉 ・奈良県ふるさと名物商品が購入者に確実に届くように配送システムを構築すること。 ・購入代金支払いのための決済システムを構築すること。 ・配送及び決済システムともに、既存のシステムの活用も可能とします。 〈商品販売に係る手数料について〉 ・商品販売に係る手数料(率)は受託者とこの事業に参加するネット通販事業者(以下「販売事 業者」という。)との協議により決めることができるものとします。 なお、販売事業者への負担軽減に努めることとし、かつ販売手数料(率)設定の考え方(基本 方針)を提案してください。 〈ネット通販サイトの構築について〉 ・商品を購入する際に必要な情報を掲載した、魅力あるサイトを構築すること。 ・個別商品ページを作成し、認知されやすいWebサイトとすること。 ・割引販売の表示については、通常時の価格と割引後の価格の併記は行わず、①国による助成が あること、②助成相当金額、を表示すること。 表記例:「○○円の助成※により販売中 ※地域住民生活等緊急支援のための交付金助成」 ・国が示す共通のロゴマーク(ふるさと割ロゴマーク)を明示し、その使用にあたっては定めら れた事項を遵守すること。 〈不適切な行為に対する防止対策について〉 ・卸業者等による大量購入・転売などや不当廉売、助成金の不正請求などについての防止対策を 講じること。 (2)販売事業者の募集業務 販売事業者を募集すること。募集にあたっては、申請書類の受付、記載内容や添付書類の不備 等の確認及び集計を行うこと。 なお、販売事業者は、県が設置する審査委員会での審査結果をもとに、県が決定します。(複 数を想定) 販売事業者については、奈良県内に本社又は主たる事務所を有する者であり、概ね 10 者以上 の県内製造業者等の商品について取り扱う、ネット通販事業者を想定しています。 (3)奈良県ふるさと名物商品の募集業務 奈良県ふるさと名物商品を募集すること。募集は県が決定した販売事業者を経由することとし ます。 奈良県ふるさと名物商品は、県が設置する審査委員会での審査結果をもとに、県が決定します。 「奈良県ふるさと名物商品」と「商品数」及び「販売時における割引率」は以下のとおり想定し ています。 〈現時点で想定している奈良県ふるさと名物商品のイメージ〉 ・県産品であり、近年に開発・改良されたもの。 〈商品数〉 1 県内製造業者等につき5商品までを想定しています。 〈割引率〉 30%の割引率を想定しています。 (4)割引販売をPRするポータルサイトの開設及び運営 割引販売や奈良県ふるさと名物商品をPRするポータルサイトを開設し、運営すること。(こ こでのポータルサイトとは、様々なコンテンツを有するサイトのことをいいます。コンテンツに ついては、情報発信や販売機能等を想定しています。) 具体の方策については提案によることとします。 (5)販売事業者の売上拡大支援、奈良県ふるさと名物商品の広報及び新たにネット通販に参加する県 内製造業者等の開拓 奈良県ふるさと名物商品の消費を喚起するため、広告掲載や各種広報を実施すること。 新たにネット通販に参加する県内製造業者等を開拓すること。この場合においても、ふるさと 名物商品の申請は販売事業者が行うものとし、販売においても販売事業者を通じて行うこととし ます。具体の方策については提案によることとします。 (6)県が負担する割引分助成金の執行管理 販売事業者の販売状況と県が負担する割引分助成金の執行状況について把握し、毎月報告を行 うこと。(※割引分助成金の支払いは販売事業者の申請に基づき県が行います。) 執行管理の具体の方策については提案によることとします。 報告内容は、県と協議して決定しますが以下の内容を想定しています。 なお、割引分助成金額は31,500千円を上限とし、割引分助成金の予算が無くなり次第、割引販 売は終了し、通常価格での販売を行うこととします。 〈想定している報告内容について〉 ① 販売事業者・県内製造業者等・品目ごとの販売数、販売額及び割引金額 ② ポータルサイトのページビュー数 ③ ポータルサイトのユニークユーザー数 (7)問合せ対応及びアンケート調査 一般消費者やネット通販事業者、県内製造業者等からの問合せに対応すること。 当事業の消費喚起・誘発効果を計るためのアンケート調査を実施すること。アンケート調査項 目は県と協議して決定し、県が定めるサンプル数(300件程度を想定。)について確保するこ と。アンケートの集計・分析を行った上で報告書を県に提出すること。具体の方策については提 案によることとします。 1-3 業務実施期間 契約締結日(平成27年8月中旬)から平成28年3月28日(月)まで なお、販売終了時期については、精算を完了させ県に報告できる時期を考慮して設定すること。 1-4 成果品 本業務の成果品は、以下のとおりとします。 (1)実施報告書 2部 添付資料(様式は任意ですが、以下の事項を記載のこと。) ① 販売事業者・県内製造業者等・品目ごとの販売数、販売額及び割引金額の実績 ② 購入者数の推移 ③ 広告等の実績 ④ ポータルサイトのページビュー数 ⑤ ポータルサイトのユニークユーザー数 ⑥ 販売事業者ごとの購入者の属性分析(在住地域、男女別、年代、購入金額等) (2)アンケートに関する報告書 2部 1-5 業務実施上の留意事項 本業務を実施するにあたって、次の事項の遵守が必要です。 (1)奈良県個人情報保護条例第十条に基づく別記「個人情報特記事項」の遵守 (2)奈良県公契約条例の趣旨にのっとり、別紙「公契約条例に関する遵守事項」の遵守 2 参加表明書の作成に関する質問の受付および回答 2-1 提出方法 FAXで提出し、電話にて受信の確認をして下さい。 担当者名および連絡先(電話番号、FAX番号)を明記してください。 2-2 受付期間 平成27年7月13日(月)の午後3時まで。 ただし、受信の確認は、午前9時から正午まで、午後1時から午後3時までとし、 県の休日を除く。 2-3 提出先 奈良県農林部マーケティング課美味しい奈良推進係 TEL 0742-27-8923 FAX 0742-26-6211 住所 〒630-8501 奈良市登大路町30番地 2-4 回答 平成27年7月15日(水)までに、全質問に対する回答を奈良県マーケティン グ課ホームページにおいて公表します。 3 参加表明書の作成上の留意事項 3-1 参加表明書の作成方法 参加表明書の様式は、様式1-①、1-②に示すとおりとします。 3-2 参加表明書の提出 (1)提出期間:平成27年7月17日(金)の午後3時まで ただし、受付は、午前9時から正午まで、午後1時から午後3時までとし、県の休 日を除く。 (2)提出先:「2 参加表明書の作成に関する質問の受付および回答 2-3提出先」と同じ。 (3)提出物および提出部数 ・様式1-① 参加表明書 … 2部 ・様式1-② 本件業務と同類の業務を実施した実績に関する書面 … 2部 (4)提出方法:持参または郵送。 ※郵送の場合は簡易書留等の確実な方法によるものとし、提出期限必着とします。 4 技術提案書の提出を依頼する者を選定するための要件 参加表明書を提出した者について参加表明書を審査し、参加資格を有する者を技術提案書の提出を 依頼する者として選定します。 5 選定、非選定の通知 5-1 参加表明書を提出した者には、技術提案書の提出依頼または非選定の通知をします。このうち、 非選定の通知をした者に対しては、その理由を書面により通知します。 5-2 非選定通知書を受けた者は、非選定通知書の通知日の翌日から起算して5 日(県の休日を除く) 以内にその理由の説明を求めることができます。 5-3 上記5-2の回答は、説明を求めることが出来る最終日の翌日から起算して5 日(県の休日を除く) 以内に書面により行います。 5-4 非選定理由の説明書請求の受付方法、場所及び受付期間は以下のとおりです。 (1)受付方法:持参または郵送。 ※郵送の場合は簡易書留等の確実な方法によるものとし、提出期限必着とします。 (2)受付場所:「2 参加表明書の作成に関する質問の受付および回答 2-3 提出先」と同じ。 (3)受付期間:上記5-2 のとおり。 6 技術提案書の作成に関する質問の受付および回答 6-1 提出方法 FAXで提出し、電話にて受信の確認をして下さい。 担当者名および連絡先(電話番号、FAX番号)を明記してください。 6-2 受付期間 平成27年7月28日(火)の午後3時まで。 ただし、受信の確認は、午前9時から正午まで、午後1時から午後3時までとし、 県の休日を除く。 6-3 提出先 「2 参加表明書の作成に関する質問の受付および回答 2-3提出先」と同じ。 6-4 回答 平成27年7月30日(木)までに、全質問に対する回答を奈良県マーケティン グ課ホームページにおいて公表します。 7 技術提案書の作成上の留意事項 7-1 プロポーザルは業務における具体的な取り組み方法について提案を求めるものであり、成果の 一部の提出を求めるものではありません。 7-2 右肩の(商号又は名称)以外に、提出者(再委託先を含む)を特定することができる内容の記 述(具体的な社名やロゴマーク等)を記載してはなりません。記載がある場合はその項目を無効 とします。 7-3 技術提案書の作成に用いる言語は日本語、通貨は日本円、単位は日本の標準時及び計量法に拠 るものとします。 7-4 技術提案書の作成および提出に係る費用は、提出者の負担とします。 7-5 提出された技術提案書は返却しません。また、技術提案書を無断で他に使用することは出来ませ ん。 7-6 技術提案書がこの書面及び別添の様式に示された条件に適合しない場合は、無効となります。 7-7 技術提案書の提出を辞退する場合は、辞退届(任意様式)を提出してください。 7-8 技術提案を求める項目等 (1)奈良県ふるさと名物商品購入助成業務に関する企画提案 7-9 技術提案書の作成方法 技術提案書の様式は別添(様式2-①、2-②)に示すとおりとします。 7-10 技術提案書の内容に関する留意事項 (1)企画提案 ・技術提案書には業務の目的を踏まえ、次の事項について企画・提案が含まれるように記載して ください。 ①業務の実施方針 ②業務実施主体の組織体系図 ③業務実施内容及び実施時期 ④業務の実施方法及び事業効果を高めるための方策 ⑤業務の実施スケジュール 7-11 委託上限額 19,800千円(消費税及び地方消費税の額を含む。) 7-12 技術提案書の提出 (1)提出期間:平成27年8月3日(月)の午後3時まで 午前9時から正午まで、午後1時から午後3時までとし、県の休日を除く。 (2)提出先:「2 参加表明書の作成に関する質問の受付および回答 2-3提出先」と同じ。 (3)提出物および提出部数 ・様式2-① 技術提案書 7部 ・様式2-② 企画提案 7部 ・経費(見積書)について 7部 見積書(任意様式)を作成のこと。また、見積書は「一式」とするのではなく、項目毎に記 載すること。 (4)提出方法:持参または郵送。 ※郵送の場合は簡易書留等の確実な方法によるものとし、提出期限必着とします。 8 技術提案書を特定するための評価基準 技術提案書の評価項目・判断基準は下記のとおりです。 審査項目 評価基準 1 運営体制 運営体制 運営体制 ・組織における業務の運営管理体制が整備されている。 2 企画力 システムの構築及 ・事業の趣旨を理解した内容となっている。(インターネット上で割引価 び運営 格での通信販売が実施でき、配送、決済等のシステムが構築されている。) ・販売事業者及び県内製造業者等が確実に割引助成のメリットを享受でき る仕組、内容である。 プロモーションの ・県産品の販売拡大を促進するために、本事業を周知する上で、効果的な 実施 内容となっている。 業務のスケジュー ・業務の実施に当たり、具体的なスケジュールが示されている。 ル 割引分助成金の管 ・割引分助成金の管理が確実に行うことができる。 理 新たにネット通販 ・県内製造業者等に対する理解が深く、県内製造業者等を開拓するのに効 に参加する県内製 果的な内容となっている。 造業者等の開拓 問合せ対応及びア ンケート調査 3 業務コスト 業務コスト 業務コストの妥当 性 ・問合せ対応及びアンケートの実施・集計・分析を確実に行うことができ る。 ・提案内容を実現するための経費が漏れなく盛り込まれており、妥当な金 額である。 9 選定、非選定の通知 9-1 技術提案書を提出した者には、選定または非選定を通知します。このうち、非選定の通知をした 者に対しては、その理由を書面により通知します。 9-2 非選定通知書を受けた者は、非選定通知書の通知日の翌日から起算して5日(県の休日を除く) 以内にその理由の説明を求めることができます。 9-3 上記 9-2 の回答は、説明を求めることが出来る最終日の翌日から起算して 10 日(県の休日を除 く)以内に書面により行います。 9-4 非選定理由の説明書請求の受付方法、場所及び受付期間は以下のとおりです。 (1)受付方法:持参または郵送。 ※郵送の場合は簡易書留等の確実な方法によるものとし、提出期限必着とします。 (2)受付場所:「2 参加表明書の作成に関する質問の受付および回答 2-3 提出先」と同じ。 (3)受付期間:上記9-2 のとおり。 10 その他留意事項 10-1 契約書の作成を要します。 10-2 技術提案書に虚偽の記載をした場合は、当該業務の技術提案書を無効とします。 10-3 技術提案書提出期限後における記載内容の変更(追加)は、原則として認めません。 10-4 提出された技術提案書は、選定を行う作業に必要な範囲において複製を作成することがありま す。選定を行う作業の終了後には裁断して廃棄します。 10-5 提出された技術提案書およびその複製は、技術提案書の選定以外に提出者に無断で使用しませ ん。 10-6 技術提案書提出後であっても、随意契約の相手方として選定されるまでは、辞退することがで きます。また、辞退したことを理由として以後の選定等に不利益な取り扱いを受けるものではあ りません。