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工学部 - 琉球大学
工学部は2017(平成29)年4月に改組し 新たな教育体制をスタートさせる予定です! (認可申請中) 工学部 工学科 ※2017(平成29)年度設置予定(認可申請中) 新産業や新たな価値の創造に取り組む7コースと 6年間一貫教育のGE*プログラムを設置 *Global Engineer / グローバルエンジニア 2017(平成29)年4月、琉球大学工学部は従 来の4学科を再編強化し、1学科7コース制に よる新たな教育体制を展開します。コース制へ 工学科 機械工学コース / エネルギー環境工学コース / 電気システム工学コース 電子情報通信コース / 社会基盤デザインコース / 建築学コース / 知能情報コース ※2017(平成29)年度設置予定(認可申請中) の移行による学際的なカリキュラム体系により、 従来の枠にとらわれない幅広い視野、基礎学 力と専門技術力、社会的ニーズに対応できる 実践力を身につけることが可能になります。 あわせて大学院博士前期課程を含む6年一貫 進的な研究や学際的な研究を推進するために教育組織の改革を行い、2017(平成29)年4月から新しい教育システ ムに移行します。 新教育システムでは、各研究分野に跨る亜熱帯島嶼性という地域性、自然性、歴史・文化性に基づく工学関連の研 工学部長 究と教育をさらに深化させ、情報通信関連産業、製造業、建設業、電力産業などでの新たなビジネスモデルの展開や、 有住 康則 国際物流ハブを核としたエネルギー産業などの新産業の展開推進など、新たな価値の創造へとつながる展開とグ ローバル化に対応した人材の育成をめざします。 同時に幅広い分野を網羅した体系化された人材育成教育システムを構築し、社会ニーズの変化に柔軟かつ機敏に 対応できる教育の提供を図るため、現在の4学科を1学科(工学科)に再編統合し、新たに7コースを提供します。 新たなコースは①機械工学コース、②エネルギー環境工学コース、③電気システム工学コース、④電子情報通信コー ス、⑤社会基盤デザインコース、⑥建築学コース、⑦知能情報コースであり、各コースを修了することにより、幅広い 教養と技術者倫理、 コミュニケーション能力および高度な専門知識を身につけ、安全・安心な社会の創出や地域環境 保全、社会に貢献し得る豊かな創造力と実践力を備え、地域の工業・技術社会の要請に応えて活躍していく人材を育 成します。 また、今回の教育改革においては、 グローバル化に対応し、特定の分野に優れたリーダー的人材を育成するため、学士 課程から修士課程への接続を強化した6年間一貫教育プログラムを各コースに新たに設置します。このプログラムで は、英語によるコミュニケーション能力の向上、国際感覚の養成、複眼的な見識の獲得、異文化の理解向上をめざして 留学制度を導入し、成績優秀者には修士課程における短縮修了制度を活用できるよう、履修上の配慮を行います。 このような琉球大学工学部は、大学院を有する地域唯一の工学系教育研究拠点として、今後も教育・研究・社会貢献 (地域貢献・国際貢献) を柱とし、発展に努めていきます。 ※工学科および各コースは2017(平成29)年度設置予定(認可申請中)であり、上記の内容をふくめ、変更される場合があります 48 24 P.50 check P.51 check P.52 機械工学を基礎から学び、あらゆるものづくり産業のエンジニアをめざします。 エネルギー環境工学コース エネルギーと環境を幅広く学び、エネルギー環境問題を地球規模で考えます。 電気システム工学コース ログラム)を新設します。このGEプログラム履 門知識を有し、幅広い視野と柔軟的思考を兼ね備えた技術者や研究者を育成します。 術英語」、 「国際インターンシップ」などの専用 発を推進し、国際水準の教育とグローバル化に対応した人材を育成すると共に、大学の強みや特色を活かしながら先 check 電気エネルギーの確保やスマート社会、超高齢化社会へ対応するため、電気工学やシステム工学の専 修希望者は2年次の修了時に学業成績等によ 琉球大学工学部では、沖縄の産業を牽引し、成長の原動力となる人材の育成や産業構造の変化に対応した研究開 機械工学コース 教育グローバルエンジニアプログラム(GEプ る選抜を行ない、3年次から大学院科目や「技 地 域 社 会や産業構造の変革と新産業創出に 貢 献できる人 材育成をめざして 工 学 部が大きく変わります 工学科 Faculty of Engineering School of Engineering 工 学 部 工学部 Faculty of Engineering 科目を体系的に学修していきます。さらに短期・ 長期の留学もカリキュラムに組み込み、国際的 に貢献できる高度専門技術者へと養成します。 琉球大学工学部では、このような教育をとお して、地域の産業を牽引し、製造(次世代型も のづくり)、エネルギー、情報通信、建設、環境、 防災、電力などの産業に新たな価値を創造し つつ、社会のグローバル化に対応できる人材 の育成をめざします。 Admission Policy / 求める人材像 ●工学を学ぶ意欲と目的意識を有し、高等 電子情報通信コース check 現代社会を担う電子情報通信を用いた最先端の研究・教育を通じて、エンジニアや研究者を育成します。 社会基盤デザインコース check 力、判断力、表現力を身につけている人。 ●さまざまな諸課題等を与えられた条件下 で最 良の 成 果を得るために主 体 的に努 力できる人。 Diploma Policy / 養成する人材像 ● 最 先 端の工 業 技 術 、幅 広い教 養と技 術 者倫理、グローバルに活躍できるコミュニ ケーション能力を身につけ、地 域 社 会 の 発展と新産業の創出に貢献できる人材。 P.54 社会基盤の創成とグローバルな諸問題解決に貢献できる専門技術者をめざします。 建築学コース check P.55 人・社会・自然の共生を図り、国内外で活躍できる建築技術者をめざして専門的に学びます。 知能情報コース check P.56 人々がより良く暮らせる情報社会の実現に向けて、コンピュータ・ネットワーク・人工知能分野を探究します。 育成する人材の 活躍イメージ 強みを活かした人づくりと研究力・開発力強化で 安心・安全で豊かな地域社会の実現をリード 学校で学ぶ基礎学力を身につけた人。 ●習得した知識等を活用できるための思考 P.53 ●一般プログラム(視野の広い専門技術者育成) 再生可能エネルギーを 活用したエネルギー産業 エネルギー環境 工学コース 知能情報コース ビッグデータを 活用した新産業 建築学コース 蒸暑気候地域の デザイン産業 高度情報 通信産業 ス専 門 科目 コー 科 共 通 科目 学 工学融合 科目 ●6年一貫・グローバルエンジニアプログラム (国際的な視点を持つ高度専門技術者の育成) 電気システム 工学コース 電気エネルギー 利用産業 機械工学コース グローバル 対応力強化 地域ものづくり産業 電子情報 通信コース 社会基盤 デザインコース キャリア教育強化 工学基盤科目 (キャリアデザイン、アクティブ・ラーニング、技術者倫理等) 亜熱帯環境下における 社会基盤産業 工学基礎科目(必修:数学系・情報系) コース専門基礎(必修) 共通教育(人文・社会・総合領域) 基礎力強化 主な進路 従来4学科(機械システム工学科・環境建設工学科・電気電子工学科・情報工学科)統合 ■公務員 沖縄県庁 那覇市役所 沖縄市役所 沖縄総合事務局 国土交通省 東京都 法務省 労働基準監督署 東京消防庁 他 ■情報通信 沖縄日立ネットワークシステムズ 沖縄ソフトウェアセンター エヌ・テック・システムズ 琉球放送 沖縄テレビ放送 OCC リンクコーポレーション 沖縄エジソン 他 ■電気・ガス 沖縄電力 沖縄新エネ開発 MHIコントロールシステムズ 日本総合住生活 沖縄エネテック 他 ■製造 三菱重工冷熱 三菱自動車 トヨタ車体研究所 長崎キヤノン ヨネックス 九電工 ダイキンHVACソリューション沖縄 メイテック三菱電機エンジニアリング 他 ■建設 鹿島建設 大成建設 大林組 清水建設 竹中工務店 五洋建設 西松建設 横河ブリッジ ピーエス三菱 国場組 大城組 金秀建設 他 ■進学 琉球大学大学院 長崎大学大学院 九州大学大学院 筑波大学大学院 明治大学大学院 東京電機大学大学院 東京大学大学院 奈良先端科学技術大学院大学 他 産学官の連携は進んでいますか? 地域連携推進機構が中心となり、さまざまな研究シーズの発信や共同・受託研究のマッチングを行っています。 49