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芝地区版計画書(PDF:9801KB)

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芝地区版計画書(PDF:9801KB)
港区基本計画 芝地区版計画書
港区基本計画
芝地区版計画書
平成27年度∼平成32年度(2015年度∼2020年度)
互いに支え合う ぬくもりと安心に包まれたまち﹁芝﹂
互いに支え合う
ぬくもりと安心に包まれたまち「芝」
港区芝地区総合支所
港区芝地区総合支所
港区芝地区総合支所
区 の 木
区 の 花
ハナミズキ
アジサイ
バラ
ミズキ科
北米原産 外来種
落葉広葉樹
ユキノシタ科
日本(関東南部)原産
落葉広葉樹(1.5 ∼ 2.0 m)
バラ科
日本、中国、欧州原産
常緑落葉低木つる
港区のマークは、昭和 24 年7月 30 日に制定しました。旧芝・麻布・赤坂の3区を
一丸とし、その象徴として港区の頭文字である「み」を力強く、図案化したものです。
刊行物発行番号 26222−1235
港区基本計画 芝地区版計画書
平成 27 年(2015 年)3 月 発行
編集・発行:港区芝地区総合支所協働推進課
港区芝公園一丁目 5 番 25 号
電話 03-3578-3111(代表)
http://www.city.minato.tokyo.jp/
港区は、みどりの保全とごみの減量に努めています。
この「港区基本計画 芝地区版計画書」は、古紙を活
用した再生紙を使用しています。
区民一人ひとりが誇りに思える成熟した国際都市をめざして
港区長
ご 挨 拶
私は、より便利に、より身近に、より信頼される区役所・支所をめざして「区役所 • 支所改革」を実現し、
総合支所中心の区政運営を進めてまいりました。職員が日ごろから積極的にまちに出て、地域の課題を地域
の皆さんとともに考え、解決するという地域自治の取組により、地域の皆さんと顔が見える関係を築き、相
互の信頼関係が深まったことは「区役所 • 支所改革」における大きな成果です。
このたび5地区の総合支所は、平成 32 年度までの6年間を計画期間とする「地区版計画書」を策定しま
した。
各地区の特性を踏まえ、地域の魅力を高めるために年度や予算を示した上で、各総合支所が重点的に取り
組む事業を「地域事業」としてお示ししています。
私は、「区民一人ひとりが誇りに思える成熟した国際都市」の実現に向け、これまでに築いてきた区民の
皆さんや地域との信頼関係のもと、「参画と協働」の取組を一層強化し、地域の皆さんとともに、地区版計
画書に計上した事業を着実に実行してまいります。
今後とも区民の皆さんのご理解とご協力を心からお願い申し上げます。
地域をより良くするために、日ごろから積極的に地域の活動に取り組む皆さん、並びに地区版計画書の策
定にあたり、貴重なご提言をいただきました各地区区民参画組織の皆さん、パブリックコメントや区民説明
会などを通じてご意見をお寄せいただいた皆さんに改めて厚く御礼申し上げます。
平成 27 年3月
互いに支えあう ぬくもりと安心に包まれたまち 「芝」の実現をめざして
ご 挨 拶
芝地区総合支所長 波多野 隆
芝地区は、芝公園や愛宕山に代表される豊かな自然や、増上寺や東京タワーをはじめとする多くの文化・
歴史的資源があり、環状第二号線周辺、虎ノ門、浜松町、竹芝などの地域で新たなまちづくりが進められて
いる、魅力的な地区です。
また、昼間人口が港区で最も多く、働いている人や観光客などの来街者でにぎわう、活気あふれるまちで
もあります。
新たな「港区基本計画 芝地区版計画書」では、芝地区の将来像として「互いに支えあう ぬくもりと安
心に包まれたまち『芝』」を掲げ、まちの全ての人々が支えあい、誰もが安全と安心を実感できる夢と希望
に満ちた芝地区をめざして、10 の施策及び 46 の事業を計上しました。
芝地区版計画書の策定にあたっては、芝地区区民参画組織・芝会議「地区版計画推進部会」の皆さんから
いただいた提言「芝地区を " さらに " 幸せにする 20 の提案」の反映に最大限努めました。地区版計画推進
部会の皆さんをはじめ、貴重なご意見・ご提案をお寄せくださった一人ひとりの皆さんに、厚く御礼申し上
げます。
今後は、町会・自治会をはじめとする多くの皆さんと連携、協働しながら、芝地区の将来像の実現をめざし、
地域に密着した取組を着実に実施してまいります。引き続き、
皆さんのご理解とご協力をお願い申し上げます。
平成 27 年3月
目 次
第1章 総論………………………………………………………… 1
1 港区基本計画の目的と性格………………………………………………………… 2
2 計画策定の背景と基本姿勢………………………………………………………… 3
3 地区版計画書策定の基本的考え方………………………………………………… 4
4 計画の期間…………………………………………………………………………… 5
5 計画における「地域事業」の予算………………………………………………… 6
6 芝地区版計画書の全体像…………………………………………………………… 7
7 芝地区版計画書の体系……………………………………………………………… 8
第2章 芝地区の特性……………………………………………… 11
1 地理的特徴…………………………………………………………………………… 12
(1)位置と面積……………………………………………………………………… 12
(2)地形的特色……………………………………………………………………… 12
(3)交通……………………………………………………………………………… 13
(4)歴史・文化的特色……………………………………………………………… 14
2 施設等位置図………………………………………………………………………… 16
(1)主な公共施設…………………………………………………………………… 16
(2)公園等の整備状況……………………………………………………………… 17
(3)避難所・避難場所……………………………………………………………… 18
3 人口…………………………………………………………………………………… 19
(1)人口想定………………………………………………………………………… 19
(2)昼夜間人口……………………………………………………………………… 21
第3章 計画の内容………………………………………………… 23
1 芝地区版計画の構成………………………………………………………………… 24
2 提言「芝地区を " さらに " 幸せにする 20 の提案」……………………………… 25
3 芝地区版計画書の体系(再掲)……………………………………………………… 26
4 芝地区版計画の見方………………………………………………………………… 28
Ⅰ かがやくまち………………………………………………………………………… 30
1 区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」………………………… 32
2 分野別計画からの再掲事業(芝地区分)……………………………………… 40
Ⅱ にぎわうまち………………………………………………………………………… 44
1 人との出会いで、幸せが生まれるまち「芝」………………………………… 46
Ⅲ はぐくむまち………………………………………………………………………… 54
1 支え合いで、安らぎといきがいが育まれるまち「芝」……………………… 56
2 分野別計画からの再掲事業(芝地区分)……………………………………… 62
Ⅳ 実現をめざして……………………………………………………………………… 64
1 実現をめざして………………………………………………………………… 64
2 分野別計画からの再掲事業(芝地区分)……………………………………… 65
参考資料……………………………………………………………… 67
1 芝地区版計画書 策定経緯………………………………………………………… 68
2 芝地区区民参画組織の提言に対応する計画計上事業一覧……………………… 72
第
1
章
第1章 総論
目 次
1 港区基本計画の目的と性格 .................................................... 2
2 計画策定の背景と基本姿勢 .................................................... 3
3 地区版計画書策定の基本的考え方 .............................................. 4
4 計画の期間 .................................................................. 5
5 計画における「地域事業」の予算 .............................................. 6
6 芝地区版計画書の全体像 ...................................................... 7
7 芝地区版計画書の体系 ........................................................ 8
1
1
第1章 総論
第1章
総論
1 港区基本計画の目的と性格
第
1
港区基本計画は、港区基本構想(平成 14 年 12 月)に掲げる港区の将来像「やすらぎある世界都
心・MINATO」の実現に向け、長期的展望に立って、区が取り組むべき目標や課題、施策の概
章
要を体系的に明らかにするとともに、年次的な事業計画によって、基本構想実現のための具体的な
道筋を示すことを目的としています。
基本計画は、区政のあらゆる分野で計画的に行財政運営を推進する際の指針となる最上位計画で、
港区基本構想の3分野6基本政策 27 政策に沿った全区的な計画である「分野別計画」と、総合支
所ごとに策定した「地区版計画書」で構成されています。
「地区版計画書(本書)
」は、地域の課題を地域で解決し、地域の魅力をより高めるため、各総
合支所が区民参画組織等からの提言を踏まえて複数年間の計画を立案し、独自に取り組む事業(以
下「地域事業」といいます。
)を中心とする計画書となります。
総合支所は、この地区版計画書を区民と共有しつつ、あらゆる主体と協働してまちづくりを進め
ていくための基本的な方向を示すものとして活用します。
21 世紀を展望した港区の将来像を描いたものです。
21 世紀を展望した港区の将来像を描いたものです。
基本構想を実現するために区が取り組むべき道筋
を示したものです。
基本構想を実現するために区が取り組むべき道
分野別計画と、地区版計画書で構成されます。
基 本 構 想
基 本 構 想
筋を示したものです。
分野別計画と、地区版計画書で構成されます。
基 本 計 画
基本構想の 3 分野 6 基本政策 27 政策に沿
基 本 計 画
った計画です。
分野別計画
基本構想の3分野6基本政策 27 政策
に沿った計画です。
地域の実情や特有の課題、その解決の方
策などを盛り込んだ計画です。
芝地区
芝地区
麻布地区
地区版計画書
地区版
分野別計画
麻布地区
(地域特性に応じた
課題解決に向けた
政策・施策・事業)
計画書
赤坂地区
赤坂地区
高輪地区
高輪地区
芝浦港南地区
地域の実情や特有の課題、その解決の
方策などを盛り込んだ計画です。
地区版
計画書
芝地区
麻布地区
赤坂地区
高輪地区
芝浦港南地区
2
2
2 計画策定の背景と基本姿勢
2 計画策定の背景と基本姿勢
第
しています。
これら5つの地区の魅力と特性を生かすとともに、地域の課題を地域で解決し、区民がより身近
これら5つの地区の魅力と特性を生かすとともに、地域の課題を地域で解決し、区民がより身近
な場所で様々な行政サービスを受けられることを目的として平成
18 年4月、
「区役所・支所改革」
章
1
港区には、「芝」
「麻布」
「赤坂」
「高輪」
「芝浦港南」という5つの特色ある魅力的な地区が存在
港区には、
「芝」
「麻布」
「赤坂」
「高輪」
「芝浦港南」という5つの特色ある魅力的な地区が存在
しています。
な場所で様々な行政サービスを受けられることを目的として平成
18 年4月、
「区役所・支所改革」
を実施し、それまでの「麻布」
「赤坂」
「高輪」
「芝浦港南」の4つの支所は、
「芝」を加えた5つの
を実施し、それまでの「麻布」
「赤坂」
「高輪」
「芝浦港南」の4つの支所は、
「芝」を加えた5つの
総合支所に生まれ変わりました。
2 計画策定の背景と基本姿勢
総合支所に生まれ変わりました。
総合支所制度によって、区民にとって、より身近な区の窓口となるとともに、各総合支所では区
総合支所制度によって、区民にとって、より身近な区の窓口となるとともに、各総合支所では区
民参画組織を設置し、各地区の課題解決に向けた取組や、区民協働により地域の魅力を高める取組
港区には、「芝」
「麻布」
「赤坂」
「高輪」
「芝浦港南」という5つの特色ある魅力的な地区が存在
民参画組織を設置し、各地区の課題解決に向けた取組や、区民協働により地域の魅力を高める取組
などを行っています。
しています。
などを行っています。
こうした取組により、地域と区との距離が近づき、相互の信頼関係が深まったことは「区役所・
これら5つの地区の魅力と特性を生かすとともに、地域の課題を地域で解決し、区民がより身近
こうした取組により、地域と区との距離が近づき、相互の信頼関係が深まったことは「区役所・
支所改革」の確実な成果といえます。
な場所で様々な行政サービスを受けられることを目的として平成 18 年4月、
「区役所・支所改革」
支所改革」の確実な成果といえます。
今回の基本計画では、
「区役所・支所改革」や「参画と協働」により築いてきた区民や地域との
を実施し、それまでの「麻布」
「赤坂」
「高輪」
「芝浦港南」の4つの支所は、
「芝」を加えた5つの
今回の基本計画では、
「区役所・支所改革」や「参画と協働」により築いてきた区民や地域との
強固な信頼関係を生かし、これまでの取組を一層強化するとともに、港区が有する様々な地域資源
総合支所に生まれ変わりました。
強固な信頼関係を生かし、これまでの取組を一層強化するとともに、港区が有する様々な地域資源
や民間活力なども効果的に活用しながら、将来を見据えた港区ならではの政策実現に向けて果敢に
総合支所制度によって、区民にとって、より身近な区の窓口となるとともに、各総合支所では区
や民間活力なども効果的に活用しながら、将来を見据えた港区ならではの政策実現に向けて果敢に
挑戦することにより、夢と希望に満ち、多様な人や文化が共生する「区民一人ひとりが誇りに思え
民参画組織を設置し、各地区の課題解決に向けた取組や、区民協働により地域の魅力を高める取組
挑戦することにより、夢と希望に満ち、多様な人や文化が共生する「区民一人ひとりが誇りに思え
る成熟した国際都市」をめざします。
などを行っています。
る成熟した国際都市」をめざします。
こうした取組により、地域と区との距離が近づき、相互の信頼関係が深まったことは「区役所・
支所改革」の確実な成果といえます。
今回の基本計画では、「区役所・支所改革」や「参画と協働」により築いてきた区民や地域との
参画と協働の取組
強固な信頼関係を生かし、これまでの取組を一層強化するとともに、港区が有する様々な地域資源
参画と協働の取組
や民間活力なども効果的に活用しながら、将来を見据えた港区ならではの政策実現に向けて果敢に
挑戦することにより、夢と希望に満ち、多様な人や文化が共生する「区民一人ひとりが誇りに思え
る成熟した国際都市」をめざします。
参画と協働の取組
※「港区区民協働ガイドライン」
(平成 26 年 3 月)より
※「港区区民協働ガイドライン」
(平成 26 年 3 月)より
※「港区区民協働ガイドライン」
(平成 26 年 3 月)より
3
3
3
3 地区版計画書策定の基本的考え方
第
1
(1)
「参画と協働」による計画の推進
章
地区版計画書の策定に当たっては、芝地区区民参画組織・芝会議「地区版計画推進部会」を設置
し、計画の策定段階から地域住民の声を聞き、提言等を取りまとめるとともに、提言の反映に最大
限努めました。
地区版計画書の事業実施に向けても、「参画と協働」による取組をより一層推進し、地域課題の
解決を図ります。
(2)地区を取り巻く環境変化への対応
虎ノ門、浜松町周辺の再開発や 2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催決定、
東京圏の国家戦略特別区域として港区全域が指定される等、地区の環境に大きな変化が訪れます。
これらの地域の動きを的確に捉え、快適に住み続けられる環境と都市機能のバランスを保ちつつ、
地域の魅力や暮らしの向上につながる事業展開を図っていきます。
(3) 安全・安心に向けた取組の推進
地域の魅力を生かし、安全・安心なまちづくりを推進していくため、地域が有する様々な資源や
地域の多様な主体の活力などを効果的に活用し、新たなコミュニティの構築や醸成を図っていきま
す。また、首都直下地震、台風など区民生活に重大な影響を及ぼす自然災害や健康被害、都市型犯
罪等の日常生活における危険に備え、地域の安全・安心に向けた取組を推進していきます。
(4)人口増加や財政収支の見通しを踏まえた事業創出
地区の人口は、年少人口、生産年齢人口、老年人口のいずれにおいても増加が予測され、多様な
行政需要の高まりから歳出の増加が見込まれます。
これらの人口動向や財政収支の見通しを踏まえた上で、これまで以上に最少の経費で最大の効果
が得られるよう事業実施方法の検討を行うなど、効率的で効果的な事業創出に努めていきます。
4
4
4 計画の期間
1
年度~平成 32 年度)については、前期3年目(平成 29 年度)に見直しを行います。
第
計画期間は、平成 27 年度を初年度とする平成 32 年度までの6か年計画とします。後期(平成 30
章
港 区 基 本 計 画
平成
27 年
平成
28 年
平成
29 年
平成
30 年
平成
31 年
平成
32 年
分野別計画
(基本構想3分野6基本政策
27 政 策 に沿 った計 画 )
整合
芝地区
地区版計画書
(地区の実情や特有 麻布地区
の課題、その解決方
策などを盛り込んだ
もの)
赤坂地区
前期
(実施計画)
後期
前期
(地域事業)
後期
高輪地区
見直しの実施
芝浦港南地区
5
5
5 計画における「地域事業」の予算
第
1
「地域事業」は、平成 27 年度から平成 29 年度までの3か年について、総合支所ごとに配分され
た「予算枠」の中で実施します。
章
事業実施にかかる予算は通常、ひとつの事業ごとに単年度の予算額を定めています。これに対し、
予算枠配分方式は、各総合支所の裁量を拡大し、地域特性や地域の課題を踏まえた「地域事業」を、
各総合支所が配分された金額枠の中で年次計画を立てながら創出できるようになっています。
〔単位:千円〕
年度
27 年度
事業費
28 年度
37,189
№
37,400
37,908
地域事業名
計
112,497
掲載頁
1
地域×企業 芝の防災底力向上プロジェクト
34
2
もっと地域を豊かにする芝地区戦略会議
47
3
ご近所イノベーション学校~まちに幸せをよぶ人づくり~
47
4
地域をつなぐ!交流の場づくりプロジェクト
51
5
芝 de Meet The Art~アートに親しむまち、芝~
52
6
芝地区発・新 虎 ディショナルプラン~新しさと伝統が織りなすまちのにぎわい~
53
7
未来の親体験~ここから始まる赤ちゃんふれあい事業~
56
8
高齢者の買い物支援
58
9
芝・ネイチャー大学校
61
ニュートラ
6
6
29 年度
6 芝地区版計画書の全体像
第
現に向けた方向性と具体的な取組を示した計画書です。
章
MINATO”と芝地区の将来像“互いに支え合う ぬくもりと安心に包まれたまち「芝」”の実
1
「港区基本計画 芝地区版計画書」は、港区基本構想に掲げる将来像“やすらぎある世界都心・
区民の提言や意識調査結果によって、区民が望んでいることは防犯・防災に留まらず、高齢者や
子育て中の人も心配せずに暮らしていけるという、広い意味での“安全・安心”や人と人との支え
合い、地域の交流などであることがわかってきました。
そこで、芝地区総合支所では、まちに関わる全ての人々が互いに支え合い、誰もが安全と安心を
実感することのできる温かみのある地域をつくるため、芝地区の将来像を“互いに支え合う ぬく
もりと安心に包まれたまち「芝」
”とし、その実現のための様々な取組を展開していきます。
港区基本構想と港区基本計画
7
7
77 芝地区版計画書の体系
芝地区版計画書の体系
第
将来像
将来像
分野
分野
政策
政策
施策
施策
1
章
1 1区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
(1)人にやさしい安全・安心なまちづくり
(1)人にやさしい安全・安心なまちづくり
互いに支え合う ぬくもりと安心に包まれたまち「芝」
互いに支え合う ぬくもりと安心に包まれたまち「芝」
ⅠⅠかかががややくく
ままちち
(2)地域防災力の向上
(2)地域防災力の向上
街づくり・環境
街づくり・環境
(3)区民との協働によるまちづくり
(3)区民との協働によるまちづくり
(4)地球環境に配慮したまちづくり
(4)地球環境に配慮したまちづくり
1 1人との出会いで、幸せが生まれるまち「芝」
人との出会いで、幸せが生まれるまち「芝」
ⅡⅡににぎぎわわうう
ままちち
(1)地域をつなぐ多様な主体の支援
(1)地域をつなぐ多様な主体の支援
(2)地域をつなぐ機会と場の充実
(2)地域をつなぐ機会と場の充実
コミュニティ・産業
コミュニティ・産業
(3)地域の魅力の発掘・発信
(3)地域の魅力の発掘・発信
1 1支え合いで、安らぎといきがいが育まれるまち「芝」
支え合いで、安らぎといきがいが育まれるまち「芝」
(1)子どもがのびのびと健やかに育つ環境づくり
(1)子どもがのびのびと健やかに育つ環境づくり
ⅢⅢははぐぐくくむむ
ままちち
(2)いつまでも健康的な生活を
(2)いつまでも健康的な生活を
送ることのできる環境づくり
送ることのできる環境づくり
福祉・保健・教育
福祉・保健・教育
(3)誰もが気軽に学び教え合う環境づくり
(3)誰もが気軽に学び教え合う環境づくり
8 8
8
は、芝地区の「地域事業」です。
は、芝地区の「地域事業」です。
第
計画計上事業
計画計上事業
1
章
もっと地域を豊かにする芝地区戦略会議
① もっと地域を豊かにする芝地区戦略会議
~まちに幸せをよぶ人づくり~
~まちに幸せをよぶ人づくり~
ご近所イノベーション学校
② ご近所イノベーション学校
③ 町会・自治会等の活動支援
町会・自治会等の活動支援
「生活安全・環境美化活動推進協議会」への活動支援
④ 「生活安全・環境美化活動推進協議会」への活動支援
区民等の自主的な活動の支援
⑤ 区民等の自主的な活動の支援
① 地域をつなぐ!交流の場づくりプロジェクト
地域をつなぐ!交流の場づくりプロジェクト
② 地域を舞台とした多様な交流の促進
地域を舞台とした多様な交流の促進
③ 事業者等との連携・協力の促進
事業者等との連携・協力の促進
④ 様々な機会をとらえた自治体間連携の推進
様々な機会をとらえた自治体間連携の推進
外国人との交流・協働の推進
⑤ 外国人との交流・協働の推進
芝① de
芝 de
Meet
Meet
TheThe
ArtArt
~アートに親しむまち、芝~
~アートに親しむまち、芝~
② 芝地区発・新虎デ
芝地区発・新虎デ
ィショナ
ィ
ル
シ
プ
ョ
ラ
ナ
ンル
プラン~新しさと伝統が織りなすまちのにぎわい~
~新しさと伝統が織りなすまちのにぎわい~
コミュニティに関する情報や地域活動に有益な情報の提供
③ コミュニティに関する情報や地域活動に有益な情報の提供
地域の歴史・文化の発掘・発信の推進
④ 地域の歴史・文化の発掘・発信の推進
①
②
③
④
①
②
③
④
①
②
③
未来の親体験
① 未来の親体験
~ここから始まる赤ちゃんふれあい事業~
~ここから始まる赤ちゃんふれあい事業~
② 子ども中高生プラザの充実
子ども中高生プラザの充実
多様な保育ニーズへの対応
③ 多様な保育ニーズへの対応
④ 地域の活動主体との支援・連携
地域の活動主体との支援・連携
① 高齢者の買い物支援
高齢者の買い物支援
② いきがいづくりの推進
いきがいづくりの推進
いきいきプラザの充実
③ いきいきプラザの充実
④ 老人クラブの活動支援
老人クラブの活動支援
① 芝・ネイチャー大学校
芝・ネイチャー大学校
② 地域に開かれた施設運営の推進
地域に開かれた施設運営の推進
学習機会の拡充
③ 学習機会の拡充
9
区政への区民参画と協働の推進
区政に関する情報提供の推進
区政への区民参画と協働の推進
区政に関する情報提供の推進
①
②
③
④
⑤
①
②
③
④
⑤
①
②
③
④
①
②
①
②
地域の安全・安心確保の取組推進
① 地域の安全・安心確保の取組推進
② 安全な歩行環境の確保
安全な歩行環境の確保
③ 都市型水害の低減効果がある透水性舗装や雨水浸透桝等の更新
都市型水害の低減効果がある透水性舗装や雨水浸透桝等の更新
道路・公園等の公共施設のバリアフリー化
④ 道路・公園等の公共施設のバリアフリー化
① 地域×企業
地域×企業
芝の防災底力向上プロジェクト
芝の防災底力向上プロジェクト
② 防災知識の普及・啓発
防災知識の普及・啓発
③ 地域の主体が連携した防災活動の支援
地域の主体が連携した防災活動の支援
帰宅困難者対策の推進
④ 帰宅困難者対策の推進
⑤ 高層住宅の災害対策への支援
高層住宅の災害対策への支援
学校と連携した防災行動力の向上
⑥ 学校と連携した防災行動力の向上
災害時における要配慮者の安全確保
⑦ 災害時における要配慮者の安全確保
① 地域でいつまでも暮らし・働き続けられるまちづくりの支援
地域でいつまでも暮らし・働き続けられるまちづくりの支援
② 区民等との協働による道路・公園等の施設管理
区民等との協働による道路・公園等の施設管理
③ 「みなとタバコルール」の推進
「みなとタバコルール」の推進
① 公共・民間施設の緑化の推進
公共・民間施設の緑化の推進
道路緑化の推進
② 道路緑化の推進
③ 樹木の保全の推進
樹木の保全の推進
④ 環境に配慮した道路整備の推進
環境に配慮した道路整備の推進
ごみ減量意識の普及・啓発の推進
⑤ ごみ減量意識の普及・啓発の推進
Ⅳ 実現をめざして
Ⅳ 実現をめざして
①
②
③
④
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
①
②
③
①
②
③
④
⑤
9
9
10
10
第2章 芝地区の特性
第
2
章
目 次
1
地理的特徴 ................................................................. 12
2
施設等位置図 ............................................................... 16
3
人口 ....................................................................... 19
11
11
第2章 芝地区の特性
第2章
芝地区の特性
1 地理的特徴
(1)位置と面積
芝地区は、港区の北東に位置し、北は赤坂地
区・千代田区に、西は麻布地区・高輪地区に、南
は芝浦港南地区に、東は中央区及び東京湾に接し
ています。
第
芝地区の面積は 4.42 ㎢で、区全体の面積 20.34
2
㎢の約 21.7%を占めています。区の中では、芝浦
章
港南地区に次いで2番目に広い地区です。
(2)地形的特色
芝地区は東側に東京湾に面した沖積低地・埋立地、西側に武蔵野台地に連なる飯倉台地・三田段
丘と呼ばれている台地群からなり、台地と低地の境には数多くの坂があります。また、自然の山で
は 23 区最高峰となる愛宕山(標高 25.7m)がある一方、区内で最も標高が低い地点となっている
浜松町駅前ガード付近(海抜 0.08m)も芝地区内に位置しています。
河川については、古川が西から北に流れ、三田一丁目付近で流路を東に変え、東京湾に流れ込ん
でいます。
愛宕神社参道
「東都名所尽
愛宕山遠望図」
(天保期)
港郷土資料館蔵
12
12
(3)交通
芝地区では、西側から順に、桜田通り、愛宕下通り、日比谷通り、第一京浜、海岸通りなどの幹
線道路が南北の軸を形成しています。また、東西には首都高速道路が通っており、平成 26 年には、
新橋から虎ノ門にかけて環状第二号線(新虎通り)の供用が開始されました。
鉄道網は、JR各線(新橋駅・浜松町駅・田町駅)、東京メトロ銀座線(新橋駅・虎ノ門駅)、東
京メトロ日比谷線(神谷町駅)、都営浅草線(新橋駅・大門駅・三田駅)
、都営三田線(三田駅・芝
第
公園駅・御成門駅・内幸町駅)
、都営大江戸線(大門駅・汐留駅)
、東京モノレール(浜松町駅)、
2
ゆりかもめ(新橋駅・汐留駅・竹芝駅)があります。
章
また、地下鉄網を補う形でバスが走っており、都営バスが桜田通り、第一京浜、竹芝通りを、東
急バスが愛宕下通りを走っています。港区コミュニティバス「ちぃばす」のうち、「芝ルート」が
新橋駅から御成門駅、港区役所、芝公園駅などを経由して田町駅まで結んでいる他、
「田町ルート」
、
「麻布東ルート」
、「高輪ルート」が芝地区内を運行しています。
東京湾に面する竹芝ふ頭には、伊豆諸島、小笠原諸島との定期航路と東京湾クルーズの旅客船タ
ーミナルが整備されています。
■交通状況図
■ちぃばすルート図
芝ルート
田町ルート
麻布東ルート
高輪ルート
13
13
(4)歴史・文化的特色
芝地区は都内最大級規模の丸山古墳があるなど、はるか昔から人の生活が営まれてきた場所です。
江戸幕府が開かれると、江戸城に近い芝地区には、多くの大名屋敷や旗本屋敷が建てられ、江戸幕
府の菩提寺である増上寺も立地しました。幕末には西郷隆盛と勝海舟が現在の芝四丁目にあった島
津家蔵屋敷で話し合い、江戸城無血開城と明治維新の幕開けをもたらした、歴史上重要な地となっ
ていきます。一方、海岸沿いには魚河岸が、東海道に沿って町人地ができていくなど庶民の暮らし
の場も整っていきます。落語「芝浜」や、
「火事と喧嘩は江戸の華」で有名な「め組の喧嘩」の舞
第
台になった江戸期の町民文化が花開いた場所でもあり、今でも、芝大神宮「だらだら祭り」をはじ
2
め、江戸一の展望台と言われた愛宕神社や大久保家上屋敷であった旧芝離宮恩賜庭園などに歴史や
章
伝統文化の息づきが感じられます。
明治時代に入ってからも、日本最初の小学校や日本最初の鉄道など、日本の“初めて”の舞台に
なっています。 明治 11 年(1878)には今の芝地区、高輪地区、芝浦港南地区の一部からなる芝区
が成立し、地方自治の第一歩が始まりました。第二次世界大戦時の空襲により多くの被害を受けま
したが、戦後着実に復興が進み、昭和 22 年(1947)3月 15 日には、芝区、赤坂区、麻布区の3区
が合併して現在の港区が誕生しました。
昭和 33 年(1958)には今なお芝地区のランドマークとして親しまれる東京タワーが完成。都心
に位置し交通至便であることから芝地区は開発が進み、新橋・虎ノ門周辺はオフィス街を中心とし
た街並みとして発展しています。また、職場と一体となった住宅が混在する下町的な市街地も形成
されており、古くからの義理人情あるまちと新しいまちが混在する地域としての魅力を有していま
す。平成 26 年(2014)には虎ノ門ヒルズ、環状第二号線(新虎通り)が完成し、2020 年東京オリ
ンピック・パラリンピック競技大会に向けて、まちでは様々な取組が行われていくことが期待され
ています。
「鉄道開業新橋夜景図」港郷土資料館蔵
環状第二号線(新虎通り)と虎ノ門ヒルズ
14
14
■芝地区の主な歴史・文化資源の分布状況(平成 27 年 1 月 1 日現在)
第
2
章
資料:港区公共施設案内図ぐるっとみなと 2015-2016
港区観光マップ
15
15
2 施設等位置図
(1)主な公共施設
芝地区の官公庁・公共施設には、港区役所・芝地区総合支所、みなと保健所、商工会館、港勤労
福祉会館、きらきらプラザ新橋等があります。教育・スポーツ関係では、中学校1校、小学校3校、
幼稚園1園、郷土資料館、図書館2館、生涯学習センター、教育センター、芝公園多目的運動場、
愛宕弓道場、御成門中屋内プールが整備されています。福祉関係では、障害保健福祉センター、保
第
育園・保育室6か所、子育て関連施設として子ども中高生プラザが、高齢者向け施設としていきい
2
きプラザ3館他が立地しています。
章
■芝地区の主な公共施設(平成 27 年 1 月 1 日現在)
虎ノ門いきいきプラザ(とらトピア)
虎ノ門高齢者在宅サービスセンター
生涯学習センター(ばるーん)
愛宕弓道場
愛宕保育室
あっぴぃ新橋
御成門中学校屋内プール
御成門中学校 新橋さくらの園
御成門小学校
新橋ばらの園
新橋はつらつ太陽
みなと図書館
エコプラザ
港区役所
芝地区総合支所
神明保育園
神明子ども中高生プラザ
神明いきいきプラザ
浜松町駅北口
自転車等駐車場
芝公園多目的運動場
子ども家庭支援センター
(みなとキッズサポートセンター)
みなと保健所
はなみずき三田
赤羽幼稚園
赤羽小学校
浜松町二丁目保育室
商工会館
芝公園保育園
新堀粗大ごみ中継所 教育センター
区立公衆浴場「ふれあいの湯」
芝の家 芝地区高齢者相談センター
芝小学校
(特)みなと障がい者福祉事業団
障害保健福祉センター
(ヒューマンぷらざ)
芝保育園
みなと子育て応援プラザ Pokke
三田いきいきプラザ
三田図書館
港郷土資料館
港勤労福祉会館
みなとほっとルーム
みなとほっとルーム
札の辻保育室
凡 例
高齢者・障害者向け施設
年少者向け施設
その他の施設
資料:港区公共施設案内図ぐるっとみなと2015
2015-2016
資料:港区公共施設案内図ぐるっとみなと
- 2016
1616
16
(2)公園等の整備状況
公園等は、区立公園9か所、児童遊園 12 か所、緑地8か所が整備されています。また、都立公
園として、都立芝公園、旧芝離宮恩賜庭園があります。
■芝地区の公園・緑地の整備状況(平成 27 年 1 月 1 日現在)
第
2
章
江戸見坂緑地
虎ノ門三丁目
児童遊園
桜田公園
南桜公園
西久保巴町
児童遊園
塩釜公園
虎ノ門五丁目緑地
手まり坂緑地
汐留西公園
御成門緑地
芝給水所公園 都立芝公園
イタリア公園
芝公園
旧芝離宮恩賜庭園
浜松町四丁目
児童遊園
三田小山町
児童遊園
松本町
児童遊園
三田二丁目緑地
芝二丁目緑地
三田二丁目
児童遊園
三田綱町
児童遊園
浜崎公園
芝大門二丁目
芝園 児童遊園
金杉橋
児童遊園
児童遊園
芝三丁目緑地
芝新堀町
児童遊園
金杉濱町緑地
芝五丁目
児童遊園
本芝公園
凡 例
区立公園
児童遊園
緑地
都立公園
17
資料:港区の公園
17
(3)避難所・避難場所
芝地区は、芝公園・慶應義塾大学一帯が広域避難場所に指定されています。また、小学校や中学
校を中心に 12 か所の区民避難所(地域防災拠点)が設置され、高齢者在宅サービスセンターを中
心に6か所の福祉避難所があります。そして、各町会・自治会、防災会は、区立公園や児童遊園、
公共施設など 60 か所を地域集合場所に設定しています。
豪雨などによる浸水時についても、小学校や中学校、いきいきプラザなどを中心に9か所の避難
場所が設定されています。また、自助支援として土のうを3か所に配置しています。
第
2
■災害時の避難所等の位置(平成 27 年 1 月 1 日現在)
章
資料:港区芝地区防災マップ、港区浸水ハザードマップ
18
18
3 人口
(1)人口想定
港区の人口(住民基本台帳人口)は、平成 21 年には四半世紀ぶりに 20 万人台を回復し、平成 27
年1月1日には 240,585 人(住民基本台帳人口。外国人を含む。)に達しました。
10 年前の平成 17 年に比べ、東京都の人口が 6.3%の増加率を示しているのに対して、港区の人
口(15 歳~64 歳)及び老年人口(65 歳以上)のいずれも増加しており、特に年少人口の増加が顕
第
口は 27.2%増加しています。港区の年齢三区分別の人口は、年少人口(0歳~14 歳)
、生産年齢人
2
著です。
章
港区の将来人口は、平成 33 年1月1日時点で約 27 万人となる見通しです。各地区においても引
き続き増加し、年齢三区分別の人口ではいずれの地区でも年少人口の増加率が最も高いと想定して
います。
芝地区の人口は、平成 27 年1月1日現在 38,539 人ですが、平成 32 年度(平成 33 年1月1日)
には 45,208 人となり、現在の人口よりも約 17%増えると想定されています。
■各地区の人口の推移
(人)
(人)
70,000
70,000
60,000
60,000
50,000
50,000
40,000
40,000
30,000
30,000
実績値
実績値
20,000
20,000
H19H20
H20 H21
H21 H22
H22 H23
H23 H24
H24 H25
H25
H17H17H18H18H19
芝地区
芝地区
麻布地区
麻布地区
H26
赤坂地区
赤坂地区
推計値
推計値
H27
H27 H28
H28 H29
H29 H30
H30 H31
H31H32
H32H33H33
高輪地区
高輪地区
芝浦港南地区
芝浦港南地区
資料:住民基本台帳(平成 24 年法改正に基づき、平成 25 年以降の人口は外国人人数を含む)
、港区人口推計
■人口・世帯数の予測
(
)内は、各総数に対する構成比を示します。
港区
平成 26 年 1 月 1 日
平成 27 年 1 月 1 日
平成 33 年 1 月 1 日〔推計〕
実数
構成比
実数
構成比
想定数
構成比
235,337 人
(100.0%)
240,585 人
(100.0%)
270,459 人
(100.0%)
地区別人口
総
人
数
世
帯
数
芝
地
区
37,725 人
(16.0%)
38,539 人
(16.0%)
45,208 人
(16.7%)
麻 布 地 区
55,190 人
(23.5%)
56,956 人
(23.7%)
62,836 人
(23.2%)
赤 坂 地 区
35,296 人
(15.0%)
35,611 人
(14.8%)
40,646 人
(15.0%)
高 輪 地 区
57,124 人
(24.3%)
58,119 人
(24.2%)
64,099 人
(23.7%)
芝浦港南地区
50,002 人
(21.2%)
51,360 人
(21.3%)
57,669 人
(21.3%)
121,684 世帯
124,171 世帯
138,693 世帯
19
19
■芝地区の年齢3区分別人口の推移(平成 26 年人口を 1 とした値)
1.50
1.40
1.37
1.30
1.21
第
1.20
2
1.10
1.07
章
1.00
0.90
H26
H27
H28
H28
H29
年少人口
H30
H31
H31
生産年齢人口
H32
H32
H33
老年人口
資料:港区人口推計(各年 1 月 1 日現在)
※年少人口(0~14 歳)
、生産年齢人口(15~64 歳)
、老年人口(65 歳以上)
■年齢3区分別人口の予測
(
)内は、各総数に対する構成比を示します。
平成 26 年 1 月 1 日(実数) 平成 27 年 1 月 1 日(実数) 平成 33 年 1 月 1 日(推計)
総数
37,725 人
(100.0%)
38,539 人
(100.0%)
45,208 人
(100.0%)
芝
年少人口
3,466 人
( 9.2%)
3,619 人
( 9.4%)
4,736 人
(10.5%)
地区
生産年齢人口
27,109 人
(71.9%)
27,569 人
(71.5%)
32,797 人
(72.5%)
老年人口
7,150 人
(19.0%)
7,351 人
(19.1%)
7,675 人
(17.0%)
総数
235,337 人
(100.0%)
240,585 人
(100.0%)
270,459 人
(100.0%)
年少人口
28,122 人
(11.9%)
29,519 人
(12.3%)
36,197 人
(13.4%)
生産年齢人口
166,789 人
(70.9%)
169,317 人
(70.4%)
189,083 人
(69.9%)
老年人口
40,426 人
(17.2%)
41,749 人
(17.4%)
45,179 人
(16.7%)
港区
資料:港区人口推計(各年 1 月 1 日現在)
※推計値及び構成比は単位未満を四捨五入し、端数処理をしていないため、合計の数値と内訳の計が一致
しない場合があります。
20
20
(2)昼夜間人口
平成 22 年の国勢調査によれば、芝地区の昼間人口は約 39 万人と5地区中最も多く、2番目に多
い赤坂地区の2倍以上の人が芝地区で働いていることになります。
また、夜間人口に対する昼間人口が約 12.0 倍となっていることからも、芝地区の従業者数の多
さがうかがえます。
第
(
)は、昼間人口/夜間人口の値を示します。
章
〔人〕
2
■各地区の昼夜間人口の比率
450,000
(12.0倍)
388,819
400,000
350,000
300,000
250,000
(3.5倍)
165,466
(5.5倍)
167,636
200,000
150,000
(2.1倍)
92,938
100,000
50,000
(1.4倍)
71,317
44,843
32,369
30,379
昼間人口
(左側)
夜間人口
夜間人口
(右側)
50,893
46,647
0
芝地区
麻布地区
赤坂地区
高輪地区
芝浦港南地区
資料:国勢調査(平成 22 年)
■各地区の昼夜間人口の状況
昼間人口
芝
地
夜間人口
昼夜間人口比
区
388,819 人
32,369 人
12.0
麻
布
地
区
92,938 人
44,843 人
2.1
赤
坂
地
区
167,636 人
30,379 人
5.5
高
輪
地
区
71,317 人
50,893 人
1.4
区
165,466 人
46,647 人
3.5
芝
浦
港
南
地
資料:国勢調査(平成 22 年)
21
21
22
22
第3章 計画の内容
第
3
章
目 次
1
芝地区版計画の構成 ........................................................... 24
2
提言「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」................................. 25
3
芝地区版計画書の体系(再掲) ................................................. 26
4
芝地区版計画の見方 ........................................................... 28
Ⅰ かがやくまち ................................................................. 30
1
区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」.............................. 32
2
分野別計画からの再掲事業(芝地区分) ....................................... 40
Ⅱ
1
Ⅲ
にぎわうまち ................................................................. 44
人との出会いで、幸せが生まれるまち「芝」.................................... 46
はぐくむまち ................................................................. 54
1
支え合いで、安らぎといきがいが育まれるまち「芝」............................ 56
2
分野別計画からの再掲事業(芝地区分) ....................................... 62
Ⅳ 実現をめざして ............................................................... 64
1
実現をめざして ............................................................. 64
2
分野別計画からの再掲事業(芝地区分) ....................................... 65
23
23
第 3 章 計画の内容
第3章
計画の内容
1 芝地区版計画の構成
芝地区版計画は、現在の芝地区が置かれている現状や特性を踏まえた上で、芝地区の将来像であ
る“互いに支え合う ぬくもりと安心に包まれたまち「芝」
”の実現に向けた今後6年間(平成 27
年度から平成 32 年度まで)の方向性と具体的な取組を体系的に示しています。
【計画構成の概念図】
項目
数
分野
3
計画に計上された取組を実施し将来像を実現
政策
3
分野
施策
10
計画計上事業
46
芝地区の将来像
互いに支え合う ぬくもりと安心に包まれたまち「芝」
3
章
将来像の実現に向けた方向性と具体的な取組
第
政 策
位置づけ等
港区基本構想で「施策の方向」として
示しています。
芝地区の分野別の将来像を示してい
ます。
政策を実現するための取組を示して
います。
芝地区版計画書に掲載し、芝地区総合
支所が重点的に取り組んでいく事業です。
施 策
地域事業
9
その他
37
計画計上事業
地区の特性を踏まえ、年次計画(平成
27~29 年度)により進める事業です。
芝地区が取り組む地域事業以外の事
業です。
計画策定にあたっては、芝地区区民参画組織「芝会議」から受けた提言「芝地区を“さらに”幸
せにする 20 の提案」を最大限反映するよう努めました。
計画の推進に際しては、地区の特性や豊富な地域資源を活用しながら、課題の解決や地域の魅力
の向上を図ることを指針とし、芝地区に住み、働き、学ぶ人々の一人ひとりと芝地区総合支所が協
力して、芝地区の将来像の実現に取り組んでいきます。
芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案
24
24
2 提言「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」
提案
めざしたい芝の姿
みんなでクリーンアップ
楽しい!カッコいい!みんなで美化に取り組める環境づくり
02
自然にふれる機会の多いまちにしよう
03
公園をだれもが楽しめる広場にしよう
04
守ろう、自転車のマナー
05
まちぐるみ!いざというときの安全・
安心
限られた都心部の自然環境を生かす、多様な人々の参加の仕
掛け
オープンカフェや遊びの教室など楽しい活動と出会いにあふ
れる公園づくりを
乗る人も乗らない人も、便利で安全に暮らせるさまざまな工
夫を
担い手を育て、まちぐるみで地域防災力を高める企業と住民
との連携
06
高めよう!住まいの防災力
自助共助で住まいの防災力を高める
07
歩ける出会える親しめるまち・芝
歩いて楽しめるまちづくりを働きかける
08
みんなでつくろう住み続けられるまち
住み続けられる地域をつくるため、みんなで考え、行動する
09
Welcome to 芝
します
地域に参加していなかった人に地域参加の機会をつくる
10
わいわいみんなでコミュニケーション
参加して、出会って、みんなで体験をシェアする場をつくる
11
まちの担い手を育てよう
地域に踏み出すきっかけをつくり、人材を発掘する
12
芝に愛着を感じるブランドづくり
芝の魅力を再発見し、地域愛を高めていく
13
町会・自治会ニューウェーブ
若い人、子育てファミリーが町会を身近に感じて参加する仕
掛けづくり
14
障害があっても暮らしやすいまち
地域が支える誰もが便利に暮らせるまちづくり
15
草の根多文化交流
草の根で進める外国人の地域活動の場づくり
16
最期まで自分らしく生きられるまち
自分で決めてコミュニティで支える地域医療と福祉
17
古いマンションの再生を考えよう
18
多世代ヘルスケアコミュニティ
19
地域の子どもは地域が育てる
お子様歓迎な地域づくりで子育て環境を充実させる
20
つながることで価値を生む新たな情報
メディアのデザイン
一人ひとりにきちんと届く、メディアのデザイン化
第
01
3
章
あなたの参加をお待ち
古いマンションのハードとソフトをリ・デザイン 地域の資
源として生かす工夫
若い人が参加した地域で元気に住み続けるための仕掛けをつ
くる
25
25
3 3
芝地区版計画書の体系(再掲)
芝地区版計画書の体系(再掲)
将来像
将来像
分野分野
政策政策
1
施策施策
区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
1 区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
(1)人にやさしい安全・安心なまちづくり
(1)人にやさしい安全・安心なまちづくり
第
3
章
互いに支え合う ぬくもりと安心に包まれたまち「芝」
互いに支え合う ぬくもりと安心に包まれたまち「芝」
ⅠⅠ
かか
がが
やや
くく
まま
ちち
(2)地域防災力の向上
(2)地域防災力の向上
街づくり・環境
街づくり・環境
(3)区民との協働によるまちづくり
(3)区民との協働によるまちづくり
(4)地球環境に配慮したまちづくり
(4)地球環境に配慮したまちづくり
1
人との出会いで、幸せが生まれるまち「芝」
1 人との出会いで、幸せが生まれるまち「芝」
(1)地域をつなぐ多様な主体の支援
(1)地域をつなぐ多様な主体の支援
ⅡⅡ
にに
ぎぎ
わわ
うう
まま
ちち
(2)地域をつなぐ機会と場の充実
(2)地域をつなぐ機会と場の充実
コミュニティ・産業
コミュニティ・産業
(3)地域の魅力の発掘・発信
(3)地域の魅力の発掘・発信
1
支え合いで、安らぎといきがいが育まれるまち「芝」
1 支え合いで、安らぎといきがいが育まれるまち「芝」
(1)子どもがのびのびと健やかに育つ環境づくり
(1)子どもがのびのびと健やかに育つ環境づくり
ⅢⅢ
はは
ぐぐ
くく
むむ
まま
ちち
(2)いつまでも健康的な生活を
(2)いつまでも健康的な生活を
送ることのできる環境づくり
送ることのできる環境づくり
福祉・保健・教育
福祉・保健・教育
(3)誰もが気軽に学び教え合う環境づくり
(3)誰もが気軽に学び教え合う環境づくり
26
26
26
は、芝地区の「地域事業」です。
は、芝地区の「地域事業」です。
計画計上事業
計画計上事業
①未来の親体験
未来の親体験
~ここから始まる赤ちゃんふれあい事業~
~ここから始まる赤ちゃんふれあい事業~
②子ども中高生プラザの充実
子ども中高生プラザの充実
③多様な保育ニーズへの対応
多様な保育ニーズへの対応
④地域の活動主体との支援・連携
地域の活動主体との支援・連携
高齢者の買い物支援
①高齢者の買い物支援
②いきがいづくりの推進
いきがいづくりの推進
③いきいきプラザの充実
いきいきプラザの充実
④老人クラブの活動支援
老人クラブの活動支援
芝・ネイチャー大学校
①芝・ネイチャー大学校
②地域に開かれた施設運営の推進
地域に開かれた施設運営の推進
③学習機会の拡充
学習機会の拡充
章
①
②
③
④
①
②
③
④
①
②
③
3
①もっと地域を豊かにする芝地区戦略会議
もっと地域を豊かにする芝地区戦略会議
②ご近所イノベーション学校
ご近所イノベーション学校
~まちに幸せをよぶ人づくり~
~まちに幸せをよぶ人づくり~
町会・自治会等の活動支援
③町会・自治会等の活動支援
「生活安全・環境美化活動推進協議会」への活動支援
④「生活安全・環境美化活動推進協議会」への活動支援
区民等の自主的な活動の支援
⑤区民等の自主的な活動の支援
①地域をつなぐ!交流の場づくりプロジェクト
地域をつなぐ!交流の場づくりプロジェクト
②地域を舞台とした多様な交流の促進
地域を舞台とした多様な交流の促進
事業者等との連携・協力の促進
③事業者等との連携・協力の促進
④様々な機会をとらえた自治体間連携の推進
様々な機会をとらえた自治体間連携の推進
⑤外国人との交流・協働の推進
外国人との交流・協働の推進
~アートに親しむまち、芝~
~アートに親しむまち、芝~
dede
Meet
Meet
The
The
Art
Art
①芝 芝
②芝地区発・新虎デ
芝地区発・新虎ディシ
ィショナルプ
ョナルプ
ラン~新しさと伝統が織りなすまちのにぎわい~
ラン~新しさと伝統が織りなすまちのにぎわい~
③コミュニティに関する情報や地域活動に有益な情報の提供
コミュニティに関する情報や地域活動に有益な情報の提供
地域の歴史・文化の発掘・発信の推進
④地域の歴史・文化の発掘・発信の推進
第
①
②
③
④
⑤
①
②
③
④
⑤
①
②
③
④
① 区政への区民参画と協働の推進
① 区政への区民参画と協働の推進
② 区
区政
政へ
にの
関区
す民
る参
情画
報と
提協
供の
推推
進進
働進
の
②①区
区政
政へ
にの
関区
す民
る参
情画
報と
提協
供の
推
①
働の
推進
② 区政に関する情報提供の推進
② 区政に関する情報提供の推進
①地域の安全・安心確保の取組推進
地域の安全・安心確保の取組推進
②安全な歩行環境の確保
安全な歩行環境の確保
③都市型水害の低減効果がある透水性舗装や雨水浸透桝等の更新
都市型水害の低減効果がある透水性舗装や雨水浸透桝等の更新
道路・公園等の公共施設のバリアフリー化
④道路・公園等の公共施設のバリアフリー化
①地域×企業
地域×企業
芝の防災底力向上プロジェクト
芝の防災底力向上プロジェクト
②防災知識の普及・啓発
防災知識の普及・啓発
③地域の主体が連携した防災活動の支援
地域の主体が連携した防災活動の支援
帰宅困難者対策の推進
④帰宅困難者対策の推進
⑤高層住宅の災害対策への支援
高層住宅の災害対策への支援
学校と連携した防災行動力の向上
⑥学校と連携した防災行動力の向上
災害時における要配慮者の安全確保
⑦災害時における要配慮者の安全確保
①地域でいつまでも暮らし・働き続けられるまちづくりの支援
地域でいつまでも暮らし・働き続けられるまちづくりの支援
②区民等との協働による道路・公園等の施設管理
区民等との協働による道路・公園等の施設管理
③「みなとタバコルール」の推進
「みなとタバコルール」の推進
①公共・民間施設の緑化の推進
公共・民間施設の緑化の推進
道路緑化の推進
②道路緑化の推進
③樹木の保全の推進
樹木の保全の推進
④環境に配慮した道路整備の推進
環境に配慮した道路整備の推進
⑤ごみ減量意識の普及・啓発の推進
ごみ減量意識の普及・啓発の推進
Ⅳ 実現をめざして
Ⅳ 実現をめざして
①
②
③
④
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
①
②
③
①
②
③
④
⑤
27 27
27
4 芝地区版計画の見方
●分野ページの見方
分野
港区基本構想に掲げる3つの分野(かがやくまち、にぎわう
まち、はぐくむまち)のどれに該当するかを示します。
政策
芝地区の分野別の将来像を示します。
第
かがやく
か
がやく
まち
まち
街づくり
街づくり
3
Ⅰ かがやくまち
Ⅰ かがやくまち
環境
環 境
施策
政策を実現するため
の具体的な取組を示
します。
施策の体系
は、芝地区の「地域事業」です。
章
分野
政策
かがやくまち分野の政策(将来像)
“区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」”
1
大地震や台風などの自然災害や、都市型犯罪等の様々な危機に対する安全・安心に向けた取組を
推進するとともに、潤いややすらぎのある快適な生活空間が実感できるまちを区民と手を取り合っ
区民とともにつくる安全・
安心、快適なまち「芝」
施策
てつくっていきます。
(1)人にやさしい安全・安心なまちづくり
①地域の安全・安心確保の取組推進
第
②安全な歩行環境の確保
3
芝地区に一層の「かがやき」を生み出し、
“区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
”を
生が見込まれています。それらに備え、事業所も含めた一人ひとりが防災への意識を高め、いざと
いう時にまちぐるみで協力し合える関係を構築できるよう支援します。
また、芝地区は増上寺や芝公園など、多くの貴重な地域資源や緑を有するまちです。それらを活
用・保全するとともに、区と区民、事業者がより良いまちづくりについて話し合い、行動すること
で、地域に潤いをもたらし、いつまでも愛着を持って住み続けられるまちを実現します。
0%
10%
20%
30%
商店街・産業の活性化
⑥学校と連携した防災行動力の向上
⑦災害時における要配慮者の安全確保
③「みなとタバコルール」の推進
(4)地球環境に配慮したまちづくり
28.0%
①公共・民間施設の緑化の推進
地域の防災
28.0%
まち・環境の美化
23.4%
高齢者施策
23.4%
子ども施策
⑤高層住宅の災害対策への支援
②区民等との協働による道路・公園等の施設管理
40%
28.7%
地域の防犯
④帰宅困難者対策の推進
(3)区民との協働によるまちづくり
(n=321・複数回答)
芝
③地域の主体が連携した防災活動の支援
①地域でいつまでも暮らし・働き続けられるまちづくりの支援
芝地区の緑被地等の分布
地域にとって必要性が高いと考える取組は何ですか
芝の防災底力向上プロジェクト
②防災知識の普及・啓発
か が や く ま ち
か が や く ま ち
さらに、区民生活に重大な影響を及ぼす首都直下地震も近い将来に発生が予想されており、停電
などライフラインの停止に加えて、特に事業所や来街者が多い芝地区では帰宅が困難になる人の発
①地域×企業
Ⅰ
Ⅰ
空間の安全の確保に取り組みます。
Ⅰ かがやくまち
芝地区では、駅周辺や商店街を中心に違法駐車・駐輪、看板などの路上障害物が多くなっており、
(2)地域防災力の向上
章
章
④道路・公園等の公共施設のバリアフリー化
があります。
3
③都市型水害の低減効果がある透水性舗装や雨水浸透桝等の更新
実現するためには、良好な治安や災害時の安全の確保、美しく安全な公共空間づくりを進める必要
また、見守りの気配を感じられない空間では犯罪の発生も懸念されます。今後も治安の向上や公共
第
芝地区の現状と、政策を実現するための取組
芝地区は、夜間人口の約 12 倍の昼間人口を抱え、いつも多くの人々が行き交っているまちです。
②道路緑化の推進
③樹木の保全の推進
④環境に配慮した道路整備の推進
21.2%
⑤ごみ減量意識の普及・啓発の推進
31
資料:港区みどりの実態調査(第 8 次)
資料:芝地区版計画に関する区民意識調査(平成 25 年)
30
計画計上事業
芝地区総合支所が重点的に
取り組んでいく事業です。
30
28
28
31
●施策ページの見方
分 野
分野
Ⅰ
Ⅰ
かがやくまち
かがやくまち
政 策
政策
1
1
区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
(2)地域防災力の向上
(2)
地域防災力の向上
施 策
施策
●施策の概要
芝地区に住んでいる人だけでなく、芝地区で働いている人や通学している人を含め、まちぐるみ
第
で地域の防災力を向上させます。町会・自治会、集合住宅管理組合、事業者それぞれが災害対策を
進めるとともに、連携して災害時における要配慮者や地域にある防災施設・設備等の情報を共有し、
共助し合えるつながりを広げ、いざという時に地域全体での防災活動が有効に機能するまちをめざ
各地域防災協議会の分布図(芝地区)
地区別事業所数及び従業者数
第
芝地区は事業所及び従業者の数が、港区でもっとも多い地区で
す。
事業所数
(事業者数)
(事業所数)
3
18,000
従業者数
(人)
450,000
424,494
章
16,000
400,000
14,000
350,000
300,000
12,000
250,000
10,000
8,000
グラフなどのデータ
施策に関する主なデータから
芝地区の現状を明らかにしま
す。
章
します。
3
いざという時に協力し合える関係を構築します。様々な機会をとおして、防災知識の普及を進め、
16,111
184,151
200,392
200,000
Ⅰ
150,000
6,000
4,000
86,984
2,000
か が や く ま ち
56,464
3,335
0
芝
100,000
8,984
5,727
麻布
赤坂
高輪
50,000
3,050
0
芝浦港南
※その他港区内で住所の回答がない事業所 2、従業者 14
資料:経済センサス-活動調査(平成 24 年)
資料:防災課提供データ
●参考にした提言
05 まちぐるみ!いざというときの安全・安心
06 高めよう!住まいの防災力
14 障害があって
参考にした提言
芝地区区民参画組織「 芝
会議」から受けた提言で施
策の参考にし た 項目を掲
載しています。
も暮らしやすいまち 17 古いマンションの再生を考えよう 18 多世代ヘルスケアコミュニティ
~「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」から~
●計画計上事業
①地域×企業 芝の防災底力向上プロジェクト
地域事業
建物の耐震化や従業員用の備蓄、震災時における一斉帰宅の抑制、BCP(事業継続計画)の策
定等、企業による災害対策を支援するため、芝地区の企業を対象とする防災セミナーを実施します。
また、震災時に地域が一体となって対応できるよう、地域団体と企業との意見交換会を実施するな
ど、日頃から地域団体と企業の連携を深め、災害に強いまちづくりを推進します。
事業計画
全体計画目標
現状
(29 年度末)
(26 年度末見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
計
2 回/年
実施 2 回
実施 2 回
実施 2 回
実施 6 回
-
実施
実施
実施
実施
4,000
3,992
12,000
防災セミナーの
実施 6 回
地域団体と企業
との意見交換会
の実施
事業費(千円)
4,008
34
地域事業
計画計上事業のうち、
複数年間の計画を立
て、 目 標を 明 確 にし て
取り組む事業です。
平成 27 年度から 29 年
度の事業計画表を掲載
しています。
分野別計画からの再掲事業(芝地区分)
34
港区基本計画・分野別計画に掲載されている計画計上事業のうち、芝地区において実施することが明記されている内
容を抜き出して掲載しています。事業名の後ろの【Ⅰ-1-(3)-①-2)】は、分野別計画における【分野-基本政策
-政策-施策-計画計上事業】を表しています。
29
29
かがやく
か
がやく
まち
まち
街づくり
街づくり
Ⅰ かがやくまち
Ⅰ かがやくまち
環境
環 境
かがやくまち分野の政策(将来像)
“区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」”
大地震や台風などの自然災害や、都市型犯罪等の様々な危機に対する安全・安心に向けた取組を
推進するとともに、潤いややすらぎのある快適な生活空間が実感できるまちを区民と手を取り合っ
てつくっていきます。
芝地区の現状と、政策を実現するための取組
第
芝地区は、夜間人口の約 12 倍の昼間人口を抱え、いつも多くの人々が行き交っているまちです。
3
芝地区に一層の「かがやき」を生み出し、
“区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
”を
章
実現するためには、良好な治安や災害時の安全の確保、美しく安全な公共空間づくりを進める必要
があります。
芝地区では、駅周辺や商店街を中心に違法駐車・駐輪、看板などの路上障害物が多くなっており、
Ⅰ か が や く ま ち
また、見守りの気配を感じられない空間では犯罪の発生も懸念されます。今後も治安の向上や公共
空間の安全の確保に取り組みます。
さらに、区民生活に重大な影響を及ぼす首都直下地震も近い将来に発生が予想されており、停電
などライフラインの停止に加えて、特に事業所や来街者が多い芝地区では帰宅が困難になる人の発
生が見込まれています。それらに備え、事業所も含めた一人ひとりが防災への意識を高め、いざと
いう時にまちぐるみで協力し合える関係を構築できるよう支援します。
また、芝地区は増上寺や芝公園など、多くの貴重な地域資源や緑を有するまちです。それらを活
用・保全するとともに、区と区民、事業者がより良いまちづくりについて話し合い、行動すること
で、地域に潤いをもたらし、いつまでも愛着を持って住み続けられるまちを実現します。
芝地区の緑被地等の分布
地域にとって必要性が高いと考える取組は何ですか
(n=321・複数回答)
芝
0%
10%
20%
30%
商店街・産業の活性化
28.7%
地域の防犯
28.0%
地域の防災
28.0%
まち・環境の美化
23.4%
高齢者施策
23.4%
子ども施策
40%
21.2%
資料:港区みどりの実態調査(第 8 次)
資料:芝地区版計画に関する区民意識調査(平成 25 年)
30
30
施策の体系
は、芝地区の「地域事業」です。
分野
政策
1
区民とともにつくる安全・
安心、快適なまち「芝」
施策
(1)人にやさしい安全・安心なまちづくり
①地域の安全・安心確保の取組推進
第
②安全な歩行環境の確保
Ⅰ かがやくまち
①地域×企業
芝の防災底力向上プロジェクト
②防災知識の普及・啓発
③地域の主体が連携した防災活動の支援
④帰宅困難者対策の推進
⑤高層住宅の災害対策への支援
⑥学校と連携した防災行動力の向上
Ⅰ か が や く ま ち
(2)地域防災力の向上
章
④道路・公園等の公共施設のバリアフリー化
3
③都市型水害の低減効果がある透水性舗装や雨水浸透桝等の更新
⑦災害時における要配慮者の安全確保
(3)区民との協働によるまちづくり
①地域でいつまでも暮らし・働き続けられるまちづくりの支援
②区民等との協働による道路・公園等の施設管理
③「みなとタバコルール」の推進
(4)地球環境に配慮したまちづくり
①公共・民間施設の緑化の推進
②道路緑化の推進
③樹木の保全の推進
④環境に配慮した道路整備の推進
⑤ごみ減量意識の普及・啓発の推進
31
31
分 野
分野
Ⅰ
Ⅰ
かがやくまち
かがやくまち
政 策
政策
1
1
区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
(1)人にやさしい安全・安心なまちづくり
(1)
人にやさしい安全・安心なまちづくり
施 策
施策
●施策の概要
区民にとって安全・安心で、誰もが快適に暮らせるまちをめざし、「人にやさしい安全・安心な
まちづくり」を推進します。地域の安全・安心確保に取り組むとともに、集中豪雨などの都市型水
害を低減し、高齢者、障害者等が不安なく、まちに出ることができるよう、利用しやすい道路や公
園の整備を進めます。
駅前放置自転車等台数(平成 26 年 5 月調査)
浸水ハザードマップ(平成 26 年)
芝地区では、駅周辺を中心に自転車等が放置されています。
芝地区においても一部の場所では、集中豪雨による浸水被害
が発生する可能性があります。
汐留駅
240台
第
田町駅西口・三田駅
109台
新橋駅
97台
3
芝公園駅
97台
赤羽橋駅
65台
章
虎ノ門駅
64台
内幸町駅
59台
神谷町駅
52台
Ⅰ か が や く ま ち
大門駅
44台
御成門駅
28台
竹芝駅
26台
浜松町駅
9台
0
50
100
150
200
250
300 (台)
資料:土木課提供データ
資料:土木課提供データ
●参考にした提言
04 守ろう、自転車のマナー
07 歩ける出会える親しめるまち・芝 13 町会・自治会ニューウ
ェーブ 14 障害があっても暮らしやすいまち
~「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」から~
●計画計上事業
①地域の安全・安心確保の取組推進
区民にとって安全で安心なまちづくりのために、24 時間体制で、青色回転灯を備えたパトロール
カー(青色防犯パトロールカー)による巡回を行います。また、町会・自治会等が設置する防犯カ
メラ等の整備・維持管理に対する支援を行います。
②安全な歩行環境の確保
安全で快適な歩行環境を確保していくため、地域住民や事業者、道路管理者、警察等と協働し、
違法駐車(輪)の防止や排除をはじめ自転車の通行マナーの向上へ向けた普及・啓発、道路障害物
の撤去などに努めます。
32
32
③都市型水害の低減効果がある透水性舗装や雨水浸透桝等の更新
都市型水害対策として整備した透水性舗装や雨水浸透桝等の機能が損なわれないように施設の
更新を実施します。
④道路・公園等の公共施設のバリアフリー化
誰にでもやさしい道路や公園などの公共施設づくりをめざし、視覚障害者誘導用ブロックの連続
化や、公園などの水飲み・手洗場を高齢者、障害者等が利用しやすいように改善を進めます。
第
3
章
駐輪空間の確保
Ⅰ か が や く ま ち
港区内を巡回する青色防犯パトロールカー
自転車の安全な通行を確保するための
自転車ナビライン等
33
33
分 野
分野
Ⅰ
Ⅰ
かがやくまち
かがやくまち
政 策
政策
1
1
区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
(2)地域防災力の向上
(2)
地域防災力の向上
施 策
施策
●施策の概要
芝地区に住んでいる人だけでなく、芝地区で働いている人や通学している人を含め、まちぐるみ
で地域の防災力を向上させます。町会・自治会、集合住宅管理組合、事業者それぞれが災害対策を
進めるとともに、連携して災害時における要配慮者や地域にある防災施設・設備等の情報を共有し、
いざという時に協力し合える関係を構築します。様々な機会をとおして、防災知識の普及を進め、
共助し合えるつながりを広げ、いざという時に地域全体での防災活動が有効に機能するまちをめざ
します。
各地域防災協議会の分布図(芝地区)
地区別事業所数及び従業者数
第
芝地区は事業所及び従業者の数が、港区でもっとも多い地区で
す。
事業所数
(事業者数)
(事業所数)
3
18,000
従業者数
(人)
450,000
424,494
章
16,000
400,000
14,000
350,000
12,000
300,000
250,000
10,000
8,000
16,111
184,151
200,392
200,000
Ⅰ か が や く ま ち
150,000
6,000
4,000
86,984
2,000
100,000
8,984
56,464
3,335
5,727
50,000
3,050
0
0
芝
芝
麻布
赤坂
高輪
芝浦港南
※その他港区内で住所の回答がない事業所 2、従業者 14
資料:経済センサス-活動調査(平成 24 年)
資料:防災課提供データ
●参考にした提言
05 まちぐるみ!いざというときの安全・安心
06 高めよう!住まいの防災力
14 障害があって
も暮らしやすいまち 17 古いマンションの再生を考えよう 18 多世代ヘルスケアコミュニティ
~「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」から~
●計画計上事業
①地域×企業 芝の防災底力向上プロジェクト
地域事業
建物の耐震化や従業員用の備蓄、震災時における一斉帰宅の抑制、BCP(事業継続計画)の策
定等、企業による災害対策を支援するため、芝地区の企業を対象とする防災セミナーを実施します。
また、震災時に地域が一体となって対応できるよう、地域団体と企業との意見交換会を実施するな
ど、日頃から地域団体と企業の連携を深め、災害に強いまちづくりを推進します。
事業計画
全体計画目標
現状
(29 年度末)
(26 年度末見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
計
2 回/年
実施 2 回
実施 2 回
実施 2 回
実施 6 回
-
実施
実施
実施
実施
4,008
4,000
3,992
12,000
防災セミナーの
実施 6 回
地域団体と企業
との意見交換会
の実施
事業費(千円)
34
34
②防災知識の普及・啓発
防災展の実施や防災アドバイザー派遣事業及び防災士資格取得支援事業の活用、出前講座の実施
等をとおして、防災に関する知識の普及・啓発を図り、区民一人ひとりの防災行動力の向上をめざ
します。
③地域の主体が連携した防災活動の支援
区民を中心とした自主的な防災住民組織や地域防災協議会が実施する、防災訓練や防災に関する
勉強会等の活動を支援するとともに、避難所運営マニュアルの作成や避難所運営訓練の実施を支援
し、地域における共助の体制づくりを推進します。
④帰宅困難者対策の推進
防災課と連携した各駅周辺滞留者対策や、事業者が多い芝地区の地域特性を捉えた事業者向けの
災害対策の普及・啓発活動を実施し、事業者と協力関係を築きながら帰宅困難者対策を推進します。
高層住宅へ防災アドバイザー派遣事業を利用した防災知識の普及・啓発や、高層住宅への資器材
区内の学校と連携し、連続性を持った実効的な防災訓練や防災授業の実施をとおして、児童及び
生徒の防災への関心を高めながら、防災行動力の向上を図ります。
⑦災害時における要配慮者の安全確保
地域住民や福祉施設、事業者、大学など地域の主体が連携・協力して、高齢者・障害者・外国人
など災害時に配慮を必要とする人たちの安全確保に向けた仕組みづくりの支援を関係課とともに
進めます。
企業向け防災セミナーでの防災模擬演習
Ⅰ か が や く ま ち
⑥学校と連携した防災行動力の向上
章
の橋渡し役となって、高層住宅を含めた地域での災害対策を推進します。
3
助成制度を活用した施設整備の補強を実施するとともに、高層住宅が加入している町会・自治会へ
第
⑤高層住宅の災害対策への支援
御成門中学校防災教室
35
35
分 野
分野
Ⅰ
Ⅰ
かがやくまち
かがやくまち
政 策
政策
1
1
区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
(3)区民との協働によるまちづくり
(3)
区民との協働によるまちづくり
施 策
施策
●施策の概要
地域に愛着を持つ人が増えることで、まちは大切にされ、美しく輝きます。もっと多くの人が愛
着を持って住み続けられる地域をめざし、
「区民との協働によるまちづくり」を進めます。自主的
なまちづくり組織を支援するとともに、楽しい活動と出会いにあふれる公園づくりや、きれいなま
ちをつくっていく活動を区民とともに実施することで、区民同士、あるいは区民と区との協働によ
るまちづくりを進めていきます。
芝地区内まちづくりガイドライン策定地区
住民、事業者、行政等が共有すべきまちの将来像及び、まち
づくりにおいて配慮すべき事項を示す「まちづくりガイドラ
イン」は芝地区内3地区で策定されています。
第
港区アドプト・プログラム活動団体(芝地区)
芝地区では、現在 46 団体がアドプト・プログラムに参加し
ています。
3
清掃・花壇管理
1団体
花壇管理
9団体
章
地区名
環状2号線周辺地区
Ⅰ か が や く ま ち
清掃
29団体
植栽管理
6団体
六本木・虎ノ門地区
田町駅西口・札の辻交差点周辺地区
(平成 27 年 1 月 1 日現在)
植栽管理・パト
ロール・清掃
1団体
(平成 27 年 1 月 1 日現在)
資料:協働推進課提供データ
資料:都市計画課提供データ
●参考にした提言
01 みんなでクリーンアップ
02 自然にふれる機会の多いまちにしよう 03 公園をだれもが楽
しめる広場にしよう 08 みんなでつくろう住み続けられるまち 19 地域の子どもは地域が育
てる
~「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」から~
●計画計上事業
①地域でいつまでも暮らし・働き続けられるまちづくりの支援
誰もが住み慣れた地域で安全で安心して住み続けられるまちをつくるための自主的な活動を支
援します。区では「港区まちづくり条例」で規定するまちづくり組織や組織づくりを進める団体等
に対し、コンサルタント派遣を行うとともに、出前講座などの支援をします。また、開発事業者等
に対して、地域のコミュニティが活性化するような仕組みづくりの提案を要請します。
②区民等との協働による道路・公園等の施設管理
道路や公園等の維持管理にあたっては、アドプト制度※の活用など、施設と関わりのある多様な
主体との協働を進め、地域住民及び利用者の意向等を踏まえて管理します。
36
36
また、区立イタリア公園及び区立芝公園においては、公園のにぎわいを創出するため指定管理者
を導入します。民間事業者が持つノウハウや専門性を活用し、利用者や地域と連携したイベントの
開催などにより、区民ニーズに対応した、より質の高いサービスを提供します。
※アドプトとは「養子にする」という意味です。地域の道路・公園等を「養子」に、区民等で構成する団体等を「里
親」に見立てて、
「養子」の美化、清掃等に「里親」が関与する意味をこめてアドプト制度と呼んでいます。
③「みなとタバコルール」の推進
港区内で暮らす人や働く人、訪れる人など全ての人が守るべきルールとして定められている「み
なとタバコルール」を着実に推進するため、
「港区環境美化の推進及び喫煙による迷惑の防止に関
する条例」に基づき、「芝地区クリーンキャンペーン」等の活動に地域住民、事業者、大学等と連
携して取り組みます。また、区民等がタバコの煙を吸わされることがないよう、巡回指導員の配置
や指定喫煙場所の整備等に取り組むとともに、新たな屋内型指定喫煙場所の検討を進め、吸う人と
吸わない人が共生できる快適な環境づくりに努めます。
第
3
章
Ⅰ か が や く ま ち
区立イタリア公園
区立芝公園
地域住民等と連携して取り組む
みなとタバコルール啓発ポスター
「芝地区クリーンキャンペーン」
37
37
分 野
分野
Ⅰ
Ⅰ
かがやくまち
かがやくまち
政 策
政策
1
1
区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
区民とともにつくる安全・安心、快適なまち「芝」
(4)地球環境に配慮したまちづくり
(4)
地球環境に配慮したまちづくり
施 策
施策
●施策の概要
これまでも自然環境の保全・緑化やごみの減量など、身近な環境を守る取組は、区や区民、事業
者等が主体となり行われてきました。今後も地域住民や事業者など全ての人々が協力しながら、都
市の景観形成やヒートアイランド対策に取り組めるよう「地球環境に配慮したまちづくり」を推進
します。地域の一人ひとりの環境配慮意識を高め、安定して緑を増やし、排熱量の低減を図る技術
を普及させていくことで、区民や事業者、区が一体となって環境に配慮した活動に取り組むまちを
めざします。
緑被率と緑被地面積(芝地区)
今後、緑が増えるとよい場所
第
芝地区の緑被率と緑被地面積は増加傾向にあります。
今後、緑が増えるとよい場所として、住宅地、道路、身近な
公園や水辺などが挙げられています。
(n=716・複数回答)
3
緑被地面積
0
緑被率
100
200
300
400
章
住宅地
80.0ha
Ⅰ か が や く ま ち
60.0ha
17.0%
15.3%
25.0%
道路
20.0%
身近な公園
385
376
329
水辺
13.2%
15.0%
40.0ha
10.0%
279
商業・業務地
270
学校
230
大規模公園
20.0ha
58.1ha
67.5ha
76.0ha
平成13年
平成18年
平成23年
0.0ha
5.0%
公共施設
0.0%
社寺・史跡等
その他
資料:港区みどりの実態調査(第 8 次)報告書(平成 24 年)
177
159
130
13
資料:港区の緑と水に対する区民の意識調査(平成 21 年)
●参考にした提言
01 みんなでクリーンアップ
02 自然にふれる機会の多いまちにしよう 07 歩ける出会える親
しめるまち・芝 08 みんなでつくろう住み続けられるまち
~「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」から~
●計画計上事業
①公共・民間施設の緑化の推進
屋上・壁面の緑化、緑のカーテンを取り入れた公共施設の緑化を促進します。また既存の民間施
設の屋上・壁面の緑化や既存のブロック壁を取り壊して生け垣を造成する場合に、補助金などの支
援を行うとともに、緑に関する普及・啓発を実施し、区民、事業者に対して理解や認識を深める事
業を推進します。
②道路緑化の推進
都市の景観など地域の生活環境に配慮し、うるおいとやすらぎのある道路環境をつくるため、地
域住民のニーズを反映した街路樹や植樹帯を設置し、緑化と美化を推進します。
38
38
③樹木の保全の推進
地域にある樹木が長期間保全されるように保護樹木・樹林の指定を行い、維持管理に対して補助
金などの助成をします。また、建物の新築・改築時には緑化計画について指導するなど、地域の緑
が増加するよう配慮します。
④環境に配慮した道路整備の推進
路面温度の低減効果が期待できる遮熱性舗装や保水性舗装の整備をするとともに、道路照明の省
エネルギー対策についても推進します。また、保水性舗装の施工路線を中心に下水再生水などを利
用し、散水車による路面散水を実施するほか、沿道住民と協力して打ち水などを実施します。
⑤ごみ減量意識の普及・啓発の推進
ごみ減量意識を高めるために、リサイクル推進団体への支援を進めるとともに、区民や事業者等に対
する普及・啓発を積極的に行います。また、レジ袋の削減とマイバッグの利用を促進するため、港区オ
リジナルマイバッグを販売しています。
第
3
章
港区オリジナルマイバッグ
Ⅰ か が や く ま ち
屋上緑化をした民間施設でのイモ掘り
「遮熱性舗装」とは、舗装表面に特殊な遮
熱塗料を塗布し、太陽光のうち特に赤外線を
反射することで、アスファルト舗装の路面温
度の上昇を抑制する舗装です。
遮熱性舗装
「保水性舗装」とは、保水機能を持つブロ
ックや、すきまの大きなアスファルトに水分
を吸収する「保水材」を注入した舗装です。
晴天時に保水材に蓄えられた水分が蒸発する
際の気化熱により路面温度の上昇を抑制しま
す。
保水性舗装
39
資料:路面温度上昇抑制舗装研究会ホームページ
39
分 野
分野
Ⅰ
Ⅰ
かがやくまち
かがやくまち
2 分野別計画からの再掲事業(芝地区分)
2
分野別計画からの再掲事業(芝地区分)
港区基本計画・分野別計画に掲載されている計画計上事業のうち、芝地区において実施すること
が明記されている内容を抜き出して掲載しています。
事業名の後ろの【Ⅰ-1-(3)-①-2)】は、分野別計画における【分野-基本政策-政策
-施策-計画計上事業】を表しています。
○都市計画道路の整備【Ⅰ-1-(3)-①-1)】
地域の生活を支える都市計画道路は未整備区間が多く、今後、拡幅等の整備が必要です。安全で
快適な歩行空間の確保、円滑な交通の流れ、緑のネットワークづくり、景観形成、防災機能の向上
など、多面的な効果を目的として用地の取得を行い、都市計画道路の整備を進めます。補助 7 号線
第
においては、これまで事業認可を受けた区間をはじめとし、震災時の広域避難場所と緊急輸送道路
3
を結ぶ路線としての連続性を早期実現するために整備を推進します。
章
全体計画目標
現状
事業計画
必要事業量
Ⅰ か が や く ま ち
(32 年度末)
(26 年度末見込み) (目標-現状)
1 路線
(補助 7 号線)
道路整備
延長 445m
1 路線
445m(継続)
1 路線
(完成)
※用地取得・設計・仮整備等:
前期(実施計画)
27 年度
28 年度
29 年度
桜田通り区間
445m
後期
計
(30~32 年度)
整備中
完了
桜田通り区間
445m
整備:
○歩道の整備【Ⅰ-1-(3)-①-2)】
自動車と歩行者の通行空間を分離し、歩行者の安全を確保するとともに、防災機能の向上や、バ
リアフリーに配慮した、誰もが安全で安心して移動できる、ゆとりある歩道の整備を進めます。
また、整備にあたっては自転車の走行空間についても検討し、歩行者・自転車・自動車を分離し
た道路空間の創出を図っていきます。
全体計画目標
(32 年度末)
現状
事業計画
必要事業量
(26 年度末見込み) (目標-現状)
前期(実施計画)
27 年度
28 年度
設置・
設置・
改良延長
改良延長
浜松町一丁目
86,548m
81,390m
5,158m
(4 路線)495m
(港区全域) (港区全域) (港区全域)
※設計:
電線類地中化工事:
40
40
29 年度
後期
計
(30~32 年度)
地中化
工事中
改良(完了)1,306m
芝公園四丁目
浜松町一丁目
三田一丁目
○電線類地中化の推進【Ⅰ-1-(3)-①-4)】
都市防災機能の強化、安全・安心で快適な歩行空間の創出、美しい街並み景観の形成などを図る
ため、電線類地中化に優先的に取り組む地域、路線を示す中で、電線類地中化を計画的に推進しま
す。また、幅員の狭い区道における電線類地中化の実現に向け、整備手法等について調査・検討を
進めます。
全体計画目標
現状
必要事業量
(32 年度末)
(26 年度末見込み)
(目標-現状)
事業計画
前期(実施計画)
27 年度
28 年度
29 年度
後期
計
(30~32 年度)
浜松町一丁目
495m
工事中
工事(完了)
3,761m
2,281m
工事(完了)
1,480m
補助 7(桜田
通り)445m
工事中
工事:
第
※設計:
工事(完了)
3 か所
(1,480m)
浜松町一
補 7(桜田)
芝二
3
○自転車走行空間整備の推進【Ⅰ-1-(3)-①-6)】
章
安全・安心で快適に道路空間を利用できるよう、
「港区自転車利用環境整備方針」に基づき自転
車利用環境の整備を推進します。整備にあたっては、区民や、所轄警察署、国道、都道管理者等と
車走行空間を整備します。
全体計画目標
現状
必要事業量
(32 年度末)
(26 年度末見込み)
(目標-現状)
整備 25 ㎞
7㎞
18 ㎞
事業計画
前期(実施計画)
27 年度
3㎞
芝二・四丁目
三田三丁目
麻布十番二・三
丁目
赤坂六・九丁目
高輪三・四丁目
芝浦一・三丁目
後期
28 年度
29 年度
計
(30~32 年度)
3㎞
(5 地区各2
路線程度)
3㎞
(5 地区各2
路線程度)
9㎞
(5 地区)
9㎞
Ⅰ か が や く ま ち
連携し、自転車専用通行帯や自転車ナビマーク等により、歩行者・自転車・自動車を分離した自転
※数値は芝地区だけではなく、港区全域の値を記載しています。
○児童遊園の整備【Ⅰ-1-(3)-①-9)】
児童遊園は地域の子どもたちが安全に遊べる身近な場所、また、地域の大人や高齢者にとっても
身近なコミュニティ形成の拠点の一つとして、安心して集え和める魅力ある児童遊園を整備します。
また、業務・商業系の地域に立地しているなど、子どもの遊び空間と隔たりがある場所では、利用
実態を踏まえた施設整備を検討します。
全体計画目標
現状
必要事業量
(32 年度末)
(26 年度末見込み)
(目標-現状)
整備 1 園
-
整備 1 園
西 久保巴町児童遊園
※設計:
事業計画
前期(実施計画)
27 年度
28 年度
西久保巴町
児童遊園
29 年度
後期
計
(30~32 年度)
完了
(29 年度)
工事(整備)
:
41
41
○自転車等駐車場の整備【Ⅰ-1-(3)-③-1)】
駅周辺の放置自転車等を削減し、安全、快適な歩行空間の確保と美しい街並みを形成するととも
に、自転車等利用者の利便性向上のため、
「港区自転車等総合基本計画」に基づき自転車等駐車場
の整備を促進します。
また、整備した駐車場の利用促進を図るとともに、駐車場の管理業務についても、継続して効率
化を図っていきます。
全体計画目標
現状
必要事業量
(32 年度末)
(26 年度末見込み)
(目標-現状)
事業計画
前期(実施計画)
27 年度
28 年度
後期
29 年度
計
桜田公園
設置 3 か所
※設計:
1 か所
(30~32 年度)
完了(27 年度)
2 か所
本芝公園
検討
完了(29 年度)
整備中:
○市街地再開発事業への支援【Ⅰ-1-(3)-⑤-1)】
第
自然災害への対応や都心居住環境の向上を図るため、老朽建物の更新、建築敷地の統合、都市基
3
盤の整備を一体的に図ることが求められています。地域の方々が、自らの発意と合意に基づき、都
章
市基盤の整備や住環境の向上など、地域の実情に応じたまちづくりを進めていくために、市街地再
開発組合等の活動を支援します。
Ⅰ か が や く ま ち
全体計画目標
現状
必要事業量
(32 年度末)
(26 年度末見込み)
(目標-現状)
9 地区
継続 1 地区
浜松町一
9 地区
浜松町一
三田小山西
虎・麻布台
浜松町二C
三田三・四
虎ノ門一
虎ノ門駅前
西新橋一
愛宕山
事業計画
前期(実施計画)
27 年度
28 年度
後期
29 年度
計
浜松町一
浜松町二C
(30~32 年度)
完了 5 地区
竣工 1 地区
浜松町二C
継続 3 地区
虎ノ門一
三田三・四
竣工(29 年度) 虎ノ門駅前
愛宕山
継続
虎ノ門一
継続
愛宕山
継続
継続 3 地区
三田小山西
虎・麻布台
西新橋一
※工事(着工~竣工):
○帰宅困難者対策の強化【Ⅰ-1-(4)-①-1)】
港区防災対策基本条例に基づき、従業員等の一斉帰宅の抑制や帰宅困難者の一時受入れ場所の確
保などについて、駅周辺滞留者対策推進協議会や防災関係機関・事業者と協議し、相互に連携協力
する仕組みづくりを進めます。また、広域的な帰宅困難者対策を充実させるため、東京都や他区と
の連携を図ります。
全体計画目標
現状
必要事業量
(32 年度末)
(26 年度末見込み)
(目標-現状)
3 地区
2 地区
1 地区
事業計画
前期(実施計画)
27 年度
28 年度
29 年度
計
(30~32 年度)
-
【新規】
虎ノ門
-
【新規】
虎ノ門
継続
42
42
後期
○細街路の整備(拡幅)【Ⅰ-1-(4)-②-2)】
細街路(幅員4m未満の狭い道路)を4mに拡幅整備することで、災害時における避難路や緊急
車両の進入路として防災機能の向上を図るとともに、快適な歩行環境の創出と良好な住環境の形成
を図ります。そのため、土地所有者などに対して事業内容のわかりやすい説明や調整に必要な細街
路台帳を作成し、細街路拡幅整備事業の一層の推進を図ります。
全体計画目標
現状
必要事業量
(32 年度末)
(26 年度末見込み)
(目標-現状)
細街路拡幅整備
約 12,900m
約 2,700m
約 10,200m
台帳作成
(5 地区)
-
台帳作成
(5 地区)
事業計画
前期(実施計画)
後期
27 年度
28 年度
29 年度
計
(30~32 年度)
約 1,700m
約 1,700m
約 1,700m
約 5,100m
約 5,100m
台帳作成
(芝・芝浦港南地区)
台帳作成
(5 地区)
台帳更新
台帳作成
台帳作成
(高輪地区) (麻布・赤坂地区)
※細街路拡幅整備については、建築主等との協議により進めますので、整備延長はその協議件数を想定して計上しています。そのため、
細街路拡幅整備の延長については、芝地区だけではなく、港区全域を想定して計上しています。
第
○遮熱性舗装等の推進【Ⅰ-2-(8)-②-2)】
熱性舗装や保水性舗装の整備を推進します。また、保水性舗装の効果を高めるため、保水性舗装の
章
施工路線を中心に下水再生水などを利用した散水車による路面散水を実施するほか、沿道住民と協
3
ヒートアイランド現象の緩和の一環として、道路において、路面温度の低減効果が期待できる遮
力して打ち水などを実施します。
現状
必要事業量
(32 年度末)
(26 年度末見込み)
(目標-現状)
事業計画
前期(実施計画)
27 年度
28 年度
西新橋二丁目・
新橋三丁目地区
1,777 ㎡
29 年度
後期
計
(30~32 年度)
整備(完了)
12,314 ㎡
完了(28 年度)
西新橋三丁目・
新橋四丁目地区
3,093 ㎡
完了(29 年度)
西新橋一丁目地区
1,458 ㎡
遮熱性舗装等
整備面積
78,117 ㎡
42,577 ㎡
遮熱性舗装等
整備面積
35,540 ㎡
完了(27 年度)
西新橋二丁目・
新橋三丁目地区
2,980 ㎡
完了(27 年度)
西新橋二丁目・
新橋三丁目地区
982 ㎡
Ⅰ か が や く ま ち
全体計画目標
整備(完了)
23,226 ㎡
新橋・西新橋一丁目地区
西新橋二丁目・
新橋三丁目地区
西新橋三丁目・
新橋四丁目地区
芝公園四丁目
浜松町一丁目
三田一丁目
(補助 7)
完了(29 年度)
西新橋三丁目・
新橋四丁目
(2 路線)
2,435 ㎡
※設計:
設計完了
(29 年度)
一部完了
(29 年度)
整備:
43
43
にぎわう
ぎわう
に
まち
まち
産業
産 業
Ⅱ にぎわうまち
Ⅱ にぎわうまち
コミュニティ
コミュニティ
にぎわうまち分野の政策(将来像)
“人との出会いで、幸せが生まれるまち「芝」”
地域の人と人とのつながりを生かしながら、良好なコミュニティの形成を支援するとともに、芝
地区の魅力向上や発信を行っていくことで、芝地区にふさわしい豊かさと幸せを誰もが感じること
のできるまちをめざします。
芝地区の現状と、政策を実現するための取組
第
芝地区では、近年の高層マンションの増加等により、新たに地域に暮らし始める人が増えていま
3
す。加えて開発によるまち並みや生活環境の変化、人々のライフスタイルの多様化などにより、古
章
くからの地域のつながりが薄れてきました。
そのような状況の中で、地域に「にぎわい」をもたらし、
“人との出会いで、幸せが生まれるま
Ⅱ に ぎ わ う ま ち
ち「芝」”を実現するため、地域コミュニティの形成を支援するとともに、芝地区の魅力を高め、
その発信をしていきます。
良好な地域コミュニティを形成するために、町会・自治会のような住民組織やNPO、事業所な
どの主体が行う地域活動の支援はもちろん、地域人材の発掘や育成などによる外国人も含めた地域
の人々同士がつながるための方策、交流の場や機会の創出を重点的に進めます。
また、2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、芝地区の魅力をより多くの
人に知ってもらうための情報の発信に加え、アートとふれあえる環境の創出や、新虎通りやその周
辺でのエリアマネジメント※手法による地域の魅力向上を進めます。
※エリアマネジメントとは「地域における良好な環境や地域の価値を維持向上させるための、住民・事業主・地権者
等による主体的な取組」のことです。多彩なエリアマネジメントによる取組が展開されることで総体的な地域環境
の質が高まることが期待されています。
港区民の居住期間
地域活動やイベントに参加したことによって得たもの
(n=349・複数回答)
(芝 n=118)
0%
20%
20.3%
芝芝
40%
10.2%
14.4%
60%
15.3%
80%
21.2%
0%
100%
17.8%
0.8%
10%
20%
30%
40%
44.1%
地域に愛着が湧いた
麻布
赤坂
19.4%
8.3% 10.4%
11.3% 7.5% 6.3%
16.7%
32.5%
31.9%
31.3%
13.2%
17.8%
知識やノウハウがついた
1.3%
10.0%
12.9%
地域社会の仕組みや課題がわかった
20.3%
高輪
芝浦港南
12.0%
3年未満
10~20年未満
無回答
9.5%
12.0%
15.2%
42.3%
3~5年未満
20年以上
19.0%
22.8%
1.3%
12.0%
地域社会に貢献できた
17.6%
13.4% 2.8%
その他
5~10年未満
生まれてからずっと住んでいる
資料:第 29 回港区民世論調査(平成 26 年)
12.6%
2.0%
12.0%
資料:第 29 回港区民世論調査(平成 26 年)
44
44
特にない
50%
49.0%
人とのつながりができた
60%
施策の体系
は、芝地区の「地域事業」です。
分野
政策
1 人との出会いで、
幸せが生まれるまち「芝」
施策
(1)地域をつなぐ多様な主体の支援
第
章
Ⅱ
②ご近所イノベーション学校~まちに幸せをよぶ人づくり~
3
①もっと地域を豊かにする芝地区戦略会議
③町会・自治会等の活動支援
⑤区民等の自主的な活動の支援
(2)地域をつなぐ機会と場の充実
①地域をつなぐ!交流の場づくりプロジェクト
②地域を舞台とした多様な交流の促進
Ⅱ に ぎ わ う ま ち
にぎわうまち
④「生活安全・環境美化活動推進協議会」への活動支援
③事業者等との連携・協力の促進
④様々な機会をとらえた自治体間連携の推進
⑤外国人との交流・協働の推進
(3)地域の魅力の発掘・発信
①芝 de Meet
The
Art~アートに親しむまち、芝~
ニュートラ
②芝地区発・新虎ディショナルプラン~新しさと伝統が織りなすまちのにぎわい~
③コミュニティに関する情報や地域活動に有益な情報の提供
④地域の歴史・文化の発掘・発信の推進
45
45
分野
分 野
Ⅱ
Ⅱ
にぎわうまち
にぎわうまち
政策
政 策
1
1
人との出会いで、幸せが生まれるまち「芝」
人との出会いで、幸せが生まれるまち「芝」
地域をつなぐ多様な主体の支援
(1)
(1)地域をつなぐ多様な主体の支援
施策
施 策
●施策の概要
芝地区に住み、働き、学ぶ人々が日頃から交流し、一緒に魅力あふれるまちをめざした活動がで
きるよう「地域をつなぐ多様な主体の支援」を推進します。地域課題の解決に向け芝地区区民参画
組織「芝会議」が主体的に取り組む活動を支援するとともに、人と人、地域と地域をつなぐ中核的
な役割を担う人材の育成を進めます。また、町会・自治会や生活安全・環境美化活動推進協議会、
地域活動に取り組むNPO等、コミュニティ活動に携わる多様な団体を支援します。
第
地域活動への参加状況(芝地区)
町会・自治会の団体数及び会員数(芝地区)
回答者の半数以上が、「特に地域活動に参加していない」と
答えており、活動が活性化する余地が残されています。
近年、町会・自治会の団体数及び会員数はおおむね横ばいで推移
しています。
(n=321・複数回答)
3
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%
会員数
章
町会・自治会の役員活動等
12.1%
スポーツ・趣味・娯楽等
11.5%
14,000
Ⅱ に ぎ わ う ま ち
ボランティア・NPO・地域活動等
5.9%
13,800
その他の団体による活動
5.3%
13,600
行政が主催するコミュニティ活動
PTA活動
無回答
(団体数)
100
78
77
78
80
60
13,907人
4.0%
13,964人
14,061人
13,400
1.9%
13,000
4.7%
40
20
13,200
56.1%
特に地域活動に参加していない
団体数
(人)
14,200
26.2%
町会等の祭り、催事等への参加
0
平成24年
平成25年
平成26年
(各年 4 月 1 日現在)
資料:行政資料集(平成 26 年)
資料:芝地区版計画に関する区民意識調査(平成 25 年)
●参考にした提言
01 みんなでクリーンアップ
02 自然にふれる機会の多いまちにしよう 05 まちぐるみ!いざ
という時の安全・安心 06 高めよう!住まいの防災力 08 みんなでつくろう住み続けられる
まち 09 Welcome to 芝 あなたの参加をお待ちします 10 わいわいみんなでコミュニケー
ション 11 まちの担い手を育てよう 12 芝に愛着を感じるブランドづくり 13 町会・自治会
ニューウェーブ 18 多世代ヘルスケアコミュニティ
19 地域の子どもは地域が育てる 20 つ
ながることで価値を生む新たな情報メディアのデザイン
~「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」から~
46
46
●計画計上事業
地域事業
①もっと地域を豊かにする芝地区戦略会議
芝地区の課題解決や将来像の実現のため、区民等が主体となる芝地区区民参画組織「芝会議」の
活動を支援します。「芝会議」では、災害に強いまちづくり、コミュニティ、魅力の発掘・発信な
どの観点から、芝地区を活性化させることをめざします。
事業計画
全体計画目標
現状
(29 年度末)
(26 年度末見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
計
防災教室の実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
撮影
撮影・編集
完成
完成
完成
3,816
1,500
1,384
6,700
まちづくり出前
講座の実施
防災体験ツアーの
実施
第
交流の場の推進
3
芝の語り部養成
章
講座の実施
芝の語り部ツアー
芝の魅力発信ツール
の作成
まちなみ記録映像
撮影
事業費(千円)
②ご近所イノベーション学校~まちに幸せをよぶ人づくり~
地域事業
Ⅱ に ぎ わ う ま ち
の実施
地域にかかわる一人ひとりが「やりたいことをまちにつなげる」ことで実現する新しい地域づく
り(=「ご近所イノベーション」)を、様々なかたちで支援するプロジェクト「ご近所イノベーシ
ョン学校」を実施します。「ご近所イノベーション学校」の講座をとおして、地域コミュニティを
じんざい
活性化し、人と人、組織と組織をつなぐことができる「人財」を養成します。また、修了生が芝地
区で地域活動を進める上での継続的な支援を行います。
事業計画
全体計画目標
現状
(29 年度末)
(26 年度末見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
計
2 回/年
実施 1 回
実施 1 回
実施 1 回
実施 3 回
-
実施 3 回
実施 3 回
実施 3 回
実施 9 回
3,300
3,300
3,300
9,900
長期講座の
実施 3 回
短期講座の
実施 9 回
事業費(千円)
47
47
③町会・自治会等の活動支援
企業や集合住宅を含め、町会・自治会への加入促進を行うとともに、情報提供・活動に関する助
言・意見交換等を行うなど、町会・自治会の活動を支援します。また、町会・自治会を含めた地域
団体同士の交流を促進させるなど、地域コミュニティの育成に努めます。
④「生活安全・環境美化活動推進協議会」への活動支援
芝地区内の町会・自治会、商店会、PTA、企業等で構成されている、
「芝地区生活安全・環境
美化活動推進協議会」による生活安全活動や環境美化活動は、地域団体と地域企業のつながりが生
まれる場となっています。引き続き、地域が主体となった取組を支援します。また、学校、地域企
業等、区内で活動している人と連携し、住みよい快適なまちづくりをめざし、環境に配慮した取組
を進めていきます。
⑤区民等の自主的な活動の支援
区民やNPO・ボランティア団体等が自発的に行う地域課題を解決するための活動や、活動の場
第
づくりの支援を進めます。また、芝地区地域情報誌や港区ホームページ等を活用し、区民参画活動
を広く紹介するとともに、区民参加を呼びかけます。
3
章
芝地区区民参画組織「芝会議」の活動
Ⅱ に ぎ わ う ま ち
まちの魅力発掘部会
(芝の語り部によるまち歩きツアー)
地域コミュニティ部会
(オリジナルうちわづくり)
まちづくり部会
(ふれ愛まつりでの活動)
地区版計画推進部会
(ディスカッションの様子)
48
48
ご近所イノベーション学校シンポジウム
第
3
町会・自治会等による地域活動
章
Ⅱ に ぎ わ う ま ち
町会・自治会の活動(新橋環境浄化パトロール)
三田納涼カーニバル
区民編集委員が、地域の魅力的な人々や伝統、文化財等を発掘、紹介する「芝地区地域情報誌」
49
49
分野
分 野
Ⅱ
Ⅱ
にぎわうまち
にぎわうまち
政策
政 策
1
1
人との出会いで、幸せが生まれるまち「芝」
人との出会いで、幸せが生まれるまち「芝」
地域をつなぐ機会と場の充実
(2)
(2)地域をつなぐ機会と場の充実
施策
施 策
●施策の概要
地域で活発なコミュニティ活動が展開されるよう、住む人、学ぶ人、働く人の多様な出会いと豊
かなコミュニケーションを創出するため、
「地域をつなぐ機会と場の充実」を推進します。地域を
つなぐ機会と場を区民、事業者とともにつくり、得意分野で地域に参加する、できることとやりた
いことをマッチングしていく仕組みなど、多様な文化を持つ多世代が様々な地域活動に参加するま
ちをめざします。
地域社会に役立つ活動への参加意向(芝地区)
大使館位置図
回答者の約半数を占めている、引き続き、及び、新たに「地
域活動に参加したい」人々を支援する取組が重要です。
芝地区には 10 か国の大使館があります。(平成 26 年 12 月 1 日現在)
第
(n=118)
3
章
13.6% 2.5%
0%
36.4%
20%
40%
16.9%
29.7%
60%
80%
0.8%
100%
Ⅱ に ぎ わ う ま ち
すでに活動しており、今後も活動したいと思う
すでに活動しているが、今後は活動しない
今まで活動していなかったが、今後は活動したいと思う
今まで活動していなくて、今後も活動したいと思わない
わからない
無回答
資料:港区公共施設案内図ぐるっとみなと 2015-2016
資料:第 29 回港区民世論調査(平成 26 年)
●参考にした提言
09 Welcome to 芝
あなたの参加をお待ちします
11 まちの担い手を育てよう
10 わいわいみんなでコミュニケーション
15 草の根多文化交流
16 最期まで自分らしく生きられるまち
18 多世代ヘルスケアコミュニティ 19 地域の子どもは地域が育てる
~「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」から~
新橋六丁目の地域交流拠点「ご近所ラボ新橋」
50
50
ふれ愛まつりだ、芝地区!
●計画計上事業
①地域をつなぐ!交流の場づくりプロジェクト
地域事業
子どもから高齢者まで、地域の誰もが集い、交流することができる拠点を運営します。地域の人
たちが持ち寄った日常の困りごとや課題にともに取り組むことができ、まちを良くする活動を生み
出す拠点の運営をとおして、支え合いによる地域の見守りを促進し、子どもが安心して遊びまわる
ことができ、高齢者が孤立することなく安心して暮らすことができる地域づくりを推進します。
事業計画
現状
(29 年度末)
(26 年度末見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
計
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
実施
13,000
13,000
13,000
39,000
新橋六丁目拠点の
運営
芝三丁目拠点の
運営
事業費(千円)
章
企画や運営に地域住民、企業、商店街、大使館、大学などが参加する「ふれ愛まつりだ、芝地区!」
3
②地域を舞台とした多様な交流の促進
第
全体計画目標
などのイベントを開催し、様々な人が交流できる機会づくりを地域住民等と一緒に進めます。
昼間人口が夜間人口の 10 倍を超える芝地区の特色を生かし、
「みなとタバコルール」の推進や環
境美化活動、生活安全活動など、地域住民と事業者、大学等が連携した取組を推進します。子ども
や高齢者の見守り、地域の防災、安全・安心なまちづくりなど、様々な地域課題の解決に向けた取
組を協働して推進できるよう、同じ目的を持った団体の横のつながりをつくるなど、各主体間の連
携・協力を促進します。
Ⅱ に ぎ わ う ま ち
③事業者等との連携・協力の促進
④様々な機会をとらえた自治体間連携の推進
イベントや交流事業等、様々な機会を捉えて他の自治体との絆を深め、相互に支え合う関係を構
築します。
⑤外国人との交流・協働の推進
芝地区に住み、または芝地区で活動する外国人と地域の団体との交流を促進し、地域の団体と外
国人とが共に活動することができるよう、機会を捉えて支援します。
51
51
分野
分 野
Ⅱ
Ⅱ
にぎわうまち
にぎわうまち
政策
政 策
1
1
人との出会いで、幸せが生まれるまち「芝」
人との出会いで、幸せが生まれるまち「芝」
地域の魅力の発掘・発信
(3)
(3)地域の魅力の発掘・発信
施策
施 策
●施策の概要
より多くの人が地域活動に参加し、にぎわいある地域をつくっていくためには、芝地区の魅力を
高め、住んでいる人々が「芝地区」を誇りに思えるようにすることが必要です。そのきっかけとなる
ような地域の魅力を発掘・発信します。アートの展示ができる場の整備、新虎通り周辺地域の活性
化、貴重な歴史・文化の発掘・発信などを区民、事業者とともに進め、豊かな地域資源の魅力をさ
らに高める活動を展開します。
地域への愛着度
定住意向(芝地区)
芝地区の調査回答者の 8 割以上が、自分の居住地域に愛着が
(芝 n=118)
あると答えています。
調査回答者の約 9 割が、これからも港区に住み続けたいと考
えています。
わからない
0%
20%
40%
60%
80%
100%
転居する予定
3.1%
3.4%
芝芝
83.9%
11.0%
第
できれば
転居したい
1.9%
1.7%
4.9%
麻布
89.6%
5.3%
5.6%
3
永住したい
42.4%
5.0%
章
赤坂
11.3%
81.3%
(n=321)
2.5%
3.8%
高輪
7.6%
87.9%
当分の間は
住みたい
47.4%
0.6%
4.2%
Ⅱ に ぎ わ う ま ち
芝浦港南
86.6%
愛着がある
愛着がある
9.2%
どちらともいえない
どちらともいえない
愛着がない 無回答無回答
愛着がない
資料:第 29 回港区民世論調査(平成 26 年)
資料:芝地区版計画に関する区民意識調査(平成 25 年)
●参考にした提言
01 みんなでクリーンアップ
07 歩ける出会える親しめるまち・芝 09 Welcome to 芝 あな
たの参加をお待ちします 12 芝に愛着を感じるブランドづくり 14 障害があっても暮らしや
すいまち 20 つながることで価値を生む新たな情報メディアのデザイン
~「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」から~
●計画計上事業
①芝
de
Meet
The Art~アートに親しむまち、芝~
地域事業
落書きがあったり汚れている場所は治安上の不安があります。そうした場所も基盤整備を行えば、
治安も良くなり、人と人との交流が生まれ魅力ある地域になります。芝地区全体でにぎわいやイメ
ージアップにつながるようなアートを展示・発表できる「場」や「空間」などを発掘、整備し、多
くの人にまちに出て見てもらうことで、安全で魅力ある芝地区をめざします。
全体計画目標
現状
(29 年度末)
(26 年度末見込み)
アート展示・発表の
場
-
実施 2 か所
事業費(千円)
事業計画
27 年度
28 年度
実施場所・実施手
試行的な実施
法等の基礎調査
1 か所
2,992
3,000
52
52
29 年度
計
本格実施 1 か所
実施 2 か所
3,008
9,000
ニュートラ
地域事業
②芝地区発・ 新 虎 ディショナルプラン
~新しさと伝統が織りなすまちのにぎわい~
環状第二号線(新虎通り)が開通したことにより、道路を活用した新たなにぎわいを創出するこ
とが望まれている新虎通りと、その周辺地域を活性化するため、地域住民・事業者等と連携した活
動を実施します。地域住民、事業者等と連携しながら、新虎通りの整備が周辺地域に与える影響と
そこから生じる課題について把握し、その対応策を検討します。
事業計画
全体計画目標
現状
(29 年度末)
(26 年度末見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
計
-
調査・検討
実施
実施
実施
501
3,000
3,000
6,501
新虎通り及び周辺
地域沿道でのにぎ
わい空間の創出活
動の実施
事業費(千円)
章
区設掲示板等、様々な情報媒体を活用した情報提供を行い、地域活動情報の共有化を図るとともに、
3
地域の人々とともにつくる芝地区地域情報誌、ケーブルテレビで放送されている港区広報番組、
第
③コミュニティに関する情報や地域活動に有益な情報の提供
新たな地域活動のきっかけとします。
地域の歴史や文化の発掘・発信を地域住民と一緒に進めます。「旧町名由来板」や「芝地区ちぃ
まっぷ」を活用し、地域や来街者に広く発信するとともに地域の魅力を高めます。また、芝地区周
辺で予定されている大規模開発に際し、事業者に対して文化芸術のまちづくりに貢献するよう働き
かけていきます。さらに芝地区区民参画組織「芝会議」のメンバーによる「芝の語り部」がまち歩
きツアーを実施し、芝地区の魅力の発掘・発信を積極的に行います。
旧町名由来板
Ⅱ に ぎ わ う ま ち
④地域の歴史・文化の発掘・発信の推進
芝地区ちぃまっぷ(バス停散策マップ)
53
53
はぐくむ
ぐくむ
は
まち
ま
ち
福祉
福 祉
保 健
教育
保健
Ⅲ はぐくむまち
Ⅲ はぐくむまち
教 育
はぐくむまち分野の政策(将来像)
“支え合いで、安らぎといきがいが育まれるまち「芝」”
地域にある様々な資源を生かしながら、多様な世代のつながりと支え合いを支援することで、安
らぎといきがいに満ち、誰もが自分らしくいきいきと暮らせるまちをめざします。
芝地区の現状と、政策を実現するための取組
今後、芝地区では老年人口が増え続けるとともに、未就学児を中心とする年少人口も増加してい
第
くと見込まれています。そのような状況の中で“支え合いで、安らぎやいきがいが育まれるまち
3
「芝」”を実現するためには、地域全体で子どもを見守り育てるような環境や、高齢者がいきがい
章
を見つけることのできる機会や場をつくる取組が重要です。
芝地区では、これまでも地域全体で子どもを育てる環境づくりを進めてきましたが、核家族化が
Ⅲ は ぐ く む ま ち
進み、ますます世代間の交流が減ってきている現状に対し、様々な世代が関わる機会を創出するこ
とによって子育てを支える地域づくりをより一層支援します。
また、高齢者がいつまでも健康でいるためには、自宅から出かけ、人と交流することが大切です。
専門家による健康支援などを受けながら、高齢者がいきいきと過ごせるよう、高齢者一人ひとりを
尊重した支援を進めます。
さらに、芝地区に残された貴重な自然環境を生かし、自然の大切さを互いに教え学び合う機会を
設けるとともに、区有施設等の利便性を高める取組や、地域の人がともに知恵や知識を教えあうこ
とができる環境の充実に取り組んでいきます。
5歳階級別人口の推計(芝地区)
平成 37 年推計
平成 26 年
85 歳以上
80~84 歳
75~79 歳
70~74 歳
65~69 歳
60~64 歳
55~59 歳
50~54 歳
45~49 歳
40~44 歳
35~39 歳
30~34 歳
25~29 歳
20~24 歳
15~19 歳
10~14 歳
5~9 歳
0~4 歳
85 歳以上
80~84 歳
75~79 歳
70~74 歳
65~69 歳
60~64 歳
55~59 歳
50~54 歳
45~49 歳
40~44 歳
35~39 歳
30~34 歳
25~29 歳
20~24 歳
15~19 歳
10~14 歳
5~9 歳
0~4 歳
85 歳以上
80~84 歳
75~79 歳
70~74 歳
65~69 歳
60~64 歳
55~59 歳
50~54 歳
45~49 歳
40~44 歳
35~39 歳
30~34 歳
25~29 歳
20~24 歳
15~19 歳
10~14 歳
5~9 歳
0~4 歳
資料:港区人口推計(平成 26 年 3 月)
※枠内:平成 37 年までに人口が 700 人以上増加する年齢階層
54
54
施策の体系
は、芝地区の「地域事業」です。
分野
政策
1 支え合いで、安らぎと生きがいが
育まれるまち「芝」
施策
(1)子どもがのびのびと健やかに育つ環境づくり
(2)いつまでも健康的な生活を送ることのできる環境づくり
①高齢者の買い物支援
②いきがいづくりの推進
Ⅲ は ぐ く む ま ち
④地域の活動主体との支援・連携
章
③多様な保育ニーズへの対応
3
Ⅲ はぐくむまち
②子ども中高生プラザの充実
第
①未来の親体験~ここから始まる赤ちゃんふれあい事業~
③いきいきプラザの充実
④老人クラブの活動支援
(3)誰もが気軽に学び教え合う環境づくり
①芝・ネイチャー大学校
②地域に開かれた施設運営の推進
③学習機会の拡充
55
55
分 野
分野
Ⅲ
Ⅲ
はぐくむまち
はぐくむまち
政 策
政策
11
支え合いで、安らぎといきがいが育まれるまち「芝」
支え合いで、安らぎといきがいが育まれるまち「芝」
(1)子どもがのびのびと健やかに育つ環境づくり
子どもがのびのびと健やかに育つ環境づくり
(1)
施策
施 策
●施策の概要
今後、未就学児を中心に年少人口が増えると予測されている芝地区において、安心して子育てが
できる環境や、地域全体で子どもたちを見守り・育てる体制をつくることで、健やかな子どもの育
ちを促すことができるよう「子どもがのびのびと健やかに育つ環境づくり」を推進します。
0~14 歳人口の伸び(芝地区)
子育てにおいて祖父母以外に頼れる人はいますか
他地区と同様、芝地区においても年少人口・比率は増加傾向
にあります。
芝地区の調査回答者の約 6 割が「子育てで祖父母以外に頼れ
る人がいない」と回答しています。
いる
0~4歳
(人)
4,000
5~9歳
第
3
3,000
2,944
2,500
767
章
891
1,294
1,329
9.19%
n=314)
9.00%
1,043
987
20%
芝芝
40%
39.5%
60%
80%
100%
60.5%
9.20%
916
9.04%
942
883
8.80%
53.9%
麻布
46.1%
50.4%
赤坂
49.6%
8.60%
1,000
Ⅲ は ぐ く む ま ち
500
863
887
8.98%
8.87%
2,000
3,619
9.39% 9.40%
3,466
3,371
3,029
809
(芝
年少人口比率
0%
3,500
1,500
10~14歳
いない
8.40%
1,660
1,616
1,542
8.20%
0
54.8%
高輪
45.2%
43.9%
芝浦港南
56.1%
8.00%
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
平成27年
※就学前児童保護者が回答
資料:港区における子どもと子育て家庭の生活と意識に関す
る調査報告書(平成 26 年)
(各年 1 月 1 日現在)
資料:住民基本台帳
●参考にした提言
10 わいわいみんなでコミュニケーション 11 まちの担い手を育てよう 13 町会・自治会ニュ
ーウェーブ 19 地域の子どもは地域が育てる
~「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」から~
●計画計上事業
①未来の親体験~ここから始まる赤ちゃんふれあい事業~
地域事業
芝地区においても、赤ちゃんと接する機会がないまま、子どもができて親になり、わが子が「は
じめて触る赤ちゃん」である人が多くなってきています。そこで、中高生のうちに乳幼児と接する
機会を作り、子どもへの接し方、親になることをイメージできるような仕組みをつくるとともに、
子ども、その親と中高生の世代間交流を支えることで、地域全体の活性化をめざします。
全体計画目標
現状
(29 年度末)
(26 年度末見込み)
事業計画
27 年度
28 年度
29 年度
計
学生と乳幼児がふ
れあい、育児が体験
できる講座の実施
-
調査研究
講座の実施
講座の実施
講座の実施
講座の試行
2~4 回
4~8 回
6~12 回
1,000
1,500
2,000
4,500
6~12 回
事業費(千円)
56
56
②子ども中高生プラザの充実
地域の中核的な児童施設として子ども中高生プラザの機能を充実し、児童の健全育成と居場所づ
くりを推進し、地域全体で子どもがのびのびと遊ぶことができる環境づくりを進めます。
③多様な保育ニーズへの対応
保護者の就労形態の多様化等に対応できるよう、育児情報の提供・相談の充実、保育園の園庭開
放など保育サービスを充実します。
④地域の活動主体との支援・連携
小・中学校等のPTAや青少年対策地区委員会、母の会など、子どもたちの健全育成に関わる地
域の活動主体との支援・連携を進め、地域全体で子どもが健康に成長する環境づくりに努めます。
第
3
章
Ⅲ は ぐ く む ま ち
神明子ども中高生プラザ(プラザ神明)
57
57
分 野
分野
Ⅲ
Ⅲ
はぐくむまち
はぐくむまち
政 策
政策
11
支え合いで、安らぎといきがいが育まれるまち「芝」
支え合いで、安らぎといきがいが育まれるまち「芝」
(2)いつまでも健康的な生活を送ることのできる環境づくり
いつまでも健康的な生活を送ることのできる環境づくり
(2)
施策
施 策
●施策の概要
多くの人が互いに支え合い、年齢を重ねてもいきがいを持って元気に暮らし続けられるよう、
「い
つまでも健康的な生活を送ることのできる環境づくり」を推進します。高齢者と地域の人々、保健
師等の専門職が交流し、世代を超えた関係を持つための機会や場の充実をはかります。
65 歳以上人口の伸び(芝地区)
買い物困難の有無
他地区と同様、芝地区においても 65 歳以上の老年人口は増
加傾向にあります。
調査に回答した芝地区のひとり暮らし高齢者の約半数が買
い物に困難を抱えています。
老年人口
(人)
7,600
第
7,351
19.7%
7,400
7,150
7,200
3
章
6,561
19.0%
6,653
60%
80%
100%
49.2%
63.5%
36.5%
麻布
n=648)
買い物困難なし
19.2%
19.0%
49.0%
51.0%
赤坂
18.8%
18.7%
6,400
40%
50.8%
芝芝
19.4%
19.1%
20%
19.8%
19.6%
6,992
7,000
6,600
0%
20.0%
19.8%
6,800
(芝
買い物困難あり
老年人口比率
18.6%
Ⅲ は ぐ く む ま ち
6,200
高輪
40.8%
芝浦港南
38.7%
59.2%
18.4%
18.2%
6,000
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
61.3%
平成27年
(各年 1 月 1 日現在)
資料:住民基本台帳
資料:港区におけるひとり暮らし高齢者の生活と意識に関す
る調査報告書(平成 24 年)
●参考にした提言
08 みんなでつくろう住み続けられるまち 16 最期まで自分らしく生きられるまち 18 多世代
ヘルスケアコミュニティ
~「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」から~
●計画計上事業
①高齢者の買い物支援
地域事業
近所に日用品のお店が少ない、重いものを運ぶことができないなど、買い物に困っているひとり
暮らし高齢者等に対して、買い物支援サービスを実施します。高齢者の外出の機会を増やすととも
に、コミュニケーションを図りながら、高齢者の日常の困りごとなどに関する相談に乗るなど、高
齢者が住み慣れた地域で、日常生活をいきいきと過ごすことができるように支援します。
事業計画
全体計画目標
現状
(29 年度末)
(26 年度末見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
計
実施 2 か所
実施 2 か所
実施 2 か所
実施 2 か所
実施 2 か所
実施 2 回/年
実施 2 回
実施 2 回
実施 2 回
実施 6 回
2,599
2,600
2,600
7,799
買い物支援の
実施 2 か所
物産展の
実施 6 回
事業費(千円)
58
58
②いきがいづくりの推進
就業の機会づくり、健康保持・増進、憩いや相互交流、レクリエーションなど生涯学習、地域住
民や子どもなどとの世代間交流の場づくりを進め、また、地域の大学等と連携して子どもから高齢
者まで地域の人々がいきいきと暮らしていける活動の場づくりに取り組みます。
③いきいきプラザの充実
高齢者が地域で元気にいきいきとした暮らしを送っていけるよう、地域の人々と交流しながら、
学んだり、介護予防や健康づくりが行えるための場として、いきいきプラザの充実を図ります。
④老人クラブの活動支援
高齢期の生活を豊かなものにするとともに、いきいきとした高齢社会をめざして活動している、
地区内の老人クラブの活動を支援します。
第
神明いきいきプラザでの取組
3
章
健康トレーニング
カフェコンサート
みんなといきいき体操
Ⅲ は ぐ く む ま ち
物産展(高齢者の買い物支援)
59
59
分 野
分野
Ⅲ
Ⅲ
はぐくむまち
はぐくむまち
政 策
政策
1
1
支え合いで、安らぎといきがいが育まれるまち「芝」
支え合いで、安らぎといきがいが育まれるまち「芝」
誰もが気軽に学び教え合う環境づくり
(3)
(3)誰もが気軽に学び教え合う環境づくり
施策
施 策
●施策の概要
地域の交流促進や子どもの健やかな育ち、高齢者のいきがいづくりに寄与するため、
「誰もが気
軽に学び教え合う環境づくり」を推進します。都心の中で緑や水に恵まれている自然環境を生かし、
多様な人々がお互いに学び教え合う仕組みを構築するとともに、生涯を通じてより気軽に学べる場
の整備や機会の充実もあわせて行います。
教育機関等の環境教育の重要性に関する意識
あなたが生涯学習を行う、主な目的は何ですか
ほとんどの教育機関等が、環境教育は重要と考えています。
いきがいのため、いろいろな人と知り合うために生涯学習を行
っている区民がいます。
(n=377・複数回答)
0%
20%
第
大学
3
高校
80%
10%
30%
40%
50%
42.7%
38.7%
教養を高めるため
40.0%
章
33.3%
66.7%
息抜きや気分転換のため
32.6%
健康・体力増進のため
32.4%
23.8%
76.2%
Ⅲ は ぐ く む ま ち
50.0%
33.3%
37.4%
生きがいのため
60.0%
8.3% 8.3%
23.1%
いろいろな人と知り合うため
特別支援学校
20%
芸術・趣味を楽しむため
50.0%
40.0%
幼稚園
0%
100%
33.3%
60.0%
小学校
保育園
60%
50.0%
中学校
中高一貫校
40%
66.7%
100.0%
特にない
とても重要と考えている
とても重要と考えている
ある程度重要と考えている
ある程度重要と考えている
あまり重要と考えていない
あまり重要と考えていない
重要と考えていない
重要と考えていない
資料:港区生物多様性地域戦略(平成 26 年)
0.5%
資料:港区生涯学習に関する基礎調査 調査報告書(平成 26 年)
●参考にした提言
02 自然にふれる機会の多いまちにしよう 10 わいわいみんなでコミュニケーション 11 まち
の担い手を育てよう 12 芝に愛着を感じるブランドづくり 15 草の根多文化交流 16 最期ま
で自分らしく生きられるまち 19 地域の子どもは地域が育てる
~「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」から~
■港区で確認された生きもの
旧芝離宮恩賜庭園で見られるカワセミ
芝地区内で見られるマツバラン(環境省レッドリスト該当種)
60
60
●計画計上事業
①芝・ネイチャー大学校
地域事業
将来の芝地区を担う子どもたちの健やかな育ちのため、自然についての理解を深める体験学習を
区民、NPO等地域団体、地元企業、他自治体との協働により実施します。都心における身近な自
然体験の機会を創出することで、それをきっかけとする人と人とのつながり、地域の世代間交流を
促進します。また、子どもたちが様々な大人と関わりながら公園等の芝地区の自然に触れ、地域の
魅力を再発見することで、地域への愛着が深まることをめざします。
全体計画目標
現状
(29 年度末)
(26 年度末見込み)
芝地区内での自然
体験カリキュラム
の実施
の農作業体験等
実施 5 回/年
29 年度
計
芝地区内での自
芝地区内での自
芝地区内での自
芝地区内での自
然体験カリキュ
然体験カリキュ
然体験カリキュ
然体験カリキュ
ラムの構築
ラムの実施
ラムの実施
ラムの実施
農作業体験等の
農作業体験等の
農作業体験等の
農作業体験等の
実施
実施
実施
実施
5,973
5,500
5,624
17,097
章
事業費(千円)
28 年度
3
実施
27 年度
第
農作業体験等の
茨城県阿見町で
事業計画
Ⅲ は ぐ く む ま ち
茨城県阿見町での農作業体験
②地域に開かれた施設運営の推進
地域との交流体制を広げていくために、イベントの開催、相談体制の充実、保育園の園庭開放、
情報発信など、地域の人々にとって身近で気軽に利用できる施設サービスを充実するとともに、地
域の様々な主体が連携・協力して運営・課題解決を図る仕組みづくりを進めます。
③学習機会の拡充
国際化や社会変化への対応のために新たな知識や技術等を習得できるよう、生涯学習情報の積極
的発信や語学講座の開催など、いきいきプラザにおける講座の充実を図り、様々な人が気軽に学習
する機会を得られる取組を推進します。
61
61
分野
分 野
Ⅲ
Ⅲ
はぐくむまち
はぐくむまち
2.分野別計画からの再掲事業(芝地区分)
分野別計画からの再掲事業(芝地区分)
2
2 分野別計画からの再掲事業(芝地区分)
港区基本計画・分野別計画に掲載されている計画計上事業のうち、芝地区において実施すること
が明記されている内容を抜き出して掲載しています。
事業名の後ろの【Ⅰ-1-(3)-①-2)】は、分野別計画における【分野-基本政策-政策
-施策-計画計上事業】を表しています。
○幼児・児童・生徒数の増加への対応【Ⅲ-5-(21)-⑤-1)】
幼児・児童・生徒数の増加により、港区全体の教育需要は、今後更に増加するものと考えられま
す。また、学校施設の老朽化により施設維持が困難となる校舎・園舎等の増加も見込まれます。よ
り良い教育環境と安全・安心な教育施設を確保するために校舎の改築・増築を行います。また、地
第
震等の災害時に避難場所となる施設の充実を図ります。
3
全体計画目標
章
(32 年度末)
現状
事業計画
必要事業量
(26年度末見込み) (目標-現状)
前期(実施計画)
27 年度
28 年度
29 年度
後期
計
(30~32 年度)
Ⅲ は ぐ く む ま ち
幼稚園 1 園
改築中 1 園
幼稚園 1 園
改築中 1 園
赤羽
改築中 1 園
赤羽
改築中 1 園
赤羽
小学校 1 校
完成(改築)
1校
小学校 1 校
小学校 1 校
完成(改築)
1校
赤羽
改築中 1 校
赤羽
完成(改築)1 校
赤羽
教室増数
1 校 3 教室
小学校 3 校
増設する教室数
1 校 3 教室
御成門 1 教室
1 校 1 教室
1 校 2 教室
※設計:
-
-
改築中:
○新教育センターの整備【Ⅲ-5-(21)-⑤-3)】
旧鞆絵小学校跡地に、区と気象庁との複合施設として整備します。3つの機能(カリキュラム開
発を行うカリキュラムセンター機能、体験学習センター機能、相談センター機能)を備えた施設と
して学校教育を支援するとともに、子どもたちが生涯にわたり学び続けることの楽しさ、喜びを体
得できる施設をめざします。
全体計画目標
現状
必要事業量
(32 年度末)
(26 年度末見込み)
(目標-現状)
完成
設計
完成
※設計:
事業計画
前期(実施計画)
27 年度
28 年度
新教育センター
建設中:
62
62
29 年度
後期
計
(30~32 年度)
建設中
完成
○保育施設の充実【Ⅲ-5-(22)-①-1)】
待機児童解消を推進するため、区立認可保育園の新設や私立認可保育園の誘致により、保育施設
の充実を図ります。また、国公有地等の活用についても検討します。
全体計画目標
現状
必要事業量
(32 年度末)
(26 年度末見込み)
(目標-現状)
私立認可保育
園7園
6園
誘致 1 園
緊急暫定保育
施設 4 か所
3 か所
設置 1 か所
事業計画
前期(実施計画)
後期
27 年度
28 年度
29 年度
計
(30~32 年度)
誘致 1 園
-
-
誘致 1 園
-
設置 1 か所
設置 1 か所
(芝五丁目)
移行 (札の辻
→区立認可保
育園しばうら)
(芝五丁目)
移行(札の辻
→区立認可保
育園しばうら)
-
-
-
3
-③-1)
】
第
○文化芸術振興の拠点となる(仮称)文化芸術ホールの整備【Ⅲ-6-(27)
章
区民が気軽に文化芸術に触れ、良質な音楽・舞台芸術を鑑賞する機会及び活動の実践の場を提供
するため、
「(仮称)文化芸術ホール」を浜松町二丁目C地区の市街地再開発事業の中で整備します。
化芸術の鑑賞・参加・創造活動を総合的に支援・提供する区の文化芸術振興の中核拠点施設として、
心豊かな区民生活と魅力ある地域社会の実現をめざします。2020 年東京オリンピック・パラリンピ
ック競技大会の文化プログラムに継続的に取り組み、これによって得た活動のノウハウをホールの
運営に生かします。
全体計画目標
現状
必要事業量
(32 年度末)
(26 年度末見込み)
(目標-現状)
建設中
調査
建設中
※設計:
事業計画
前期(実施計画)
27 年度
(仮称)文化
芸術ホール
28 年度
29 年度
後期
計
(30~32 年度)
建設中
建設中
Ⅲ は ぐ く む ま ち
「(仮称)文化芸術ホール」は、施設・人的体制・事業が一体となって、全ての区民を対象に、文
建設中:
63
63
実現を
Ⅳ 実現をめざして
めざして
Ⅳ 実現をめざして
●区民意見や提案を取り入れた行政運営の仕組みづくり
区役所・支所改革に伴い、地域特性や区民のニーズを区政に反映し、地域の課題は地域で解決す
る仕組みとして区民参画が進められています。区民と区が地域情報や区政情報を共有し、地域課題
や区の計画を共に考え、取り組みます。
●参考にした提言
09 Welcome to 芝 あなたの参加をお待ちします 10 わいわいみんなでコミュニケーション
20 つながることで価値を生む新たな情報メディアのデザイン
第
~「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」から~
3
章
●計画計上事業
Ⅳ 実 現 を め ざ し て
①区政への区民参画と協働の推進
区政への区民参画を促進させるとともに、区民等の自主的な活動をこれまで以上に支援していき
ます。芝地区区民参画組織「芝会議」をはじめ、町会・自治会、商店会、事業者、大学、NPO等
の多様な主体と協働を進めることで、地域の様々な課題を地域で解決していく仕組みを充実させ、
活動主体同士の連携を促し、地域コミュニティのより一層の活性化をめざします。
②区政に関する情報提供の推進
区民等が気軽に港区に関する情報を収集できるよう、各種刊行物、芝地区地域情報誌、港区公式
ホームページ、港区ケーブルテレビ及びデジタルサイネージ等の様々な媒体を活用して、より効率
的・効果的に情報を発信します。
※デジタルサイネージとは、いわゆる電子看板のことをいいます。ネットワークに接続することで即時に情報を配信
するのが特徴です。街中にある大型スクリーン、コミュニティバスや電車の車内にあるような小型のものなど、様々
な形があります。
芝地区区民参画組織「芝会議」
64
64
Ⅳ 実現をめざして
実現をめざして
Ⅳ
2.分野別計画からの再掲事業(芝地区分)
2 分野別計画からの再掲事業(芝地区分)
分野別計画からの再掲事業(芝地区分)
2
港区基本計画・分野別計画に掲載されている計画計上事業のうち、芝地区において実施すること
が明記されている内容を抜き出して掲載しています。
事業名の後ろの【Ⅰ-1-(3)-①-2)】は、分野別計画における【分野-基本政策-政策
-施策-計画計上事業】を表しています。
○デジタルサイネージを活用した区政情報の発信【Ⅳ-(28)-③-1】
滞留時間等を活用して、より多くの区民や来街者に区政情報を届ける機会を提供する仕組みを構
築します。配信システムの構築とあわせ、区有施設等にデジタルサイネージを設置し、平常時には、
サイネージ設置場所や閲覧者にあわせて、区政サービスやイベント情報等を配信します。
災害時には、被災者や帰宅困難者に対しての情報発信ツールとして、2020 年東京オリンピック・
3
して有効に活用します。
第
パラリンピック競技大会開催時には、国内外からの観光客に対するシティプロモーションツールと
章
現状
必要事業量
(32 年度末)
(26 年度末見込み)
(目標-現状)
デジタルサイ
ネージを活用
した情報発信
―
デジタルサイ
ネージを活用
した情報発信
事業計画
前期(実施計画)
27 年度
28 年度
29 年度
後期
計
14 か所
8 か所
9 か所
31 か所
総合支所・掲
示板等 12 か
所、みなとパ
ーク芝浦、さ
んぽーと港南
いきいきプラ
ザ等 8 か所
いきいきプラ
ザ等 8 か所、
港区役所
港区役所、総合支
所・掲示板等 12
か所、いきいきプ
ラザ 16 か所、み
なとパーク芝浦、
さんぽーと港南
(30~32 年度)
運用・検証
※設置個所は、芝地区だけではなく港区全域の値を記載しています。
○港区役所庁舎大規模改修工事【Ⅳ-(31)-①-1】
港区役所庁舎は、適切な維持管理によりおおむね良好に使用されていますが、昭和 62 年2月の
Ⅳ 実 現 を め ざ し て
全体計画目標
竣工から 28 年が経過し、設備の老朽化による不具合などが発生しています。区民の財産である庁
舎を今後も健全な状態で維持し、将来世代に引き継ぐために、大規模改修工事を行います。改修に
あたっては、①災害対策拠点としての機能強化、②長寿命化、低コスト・高パフォーマンス、③環
境配慮、④居ながら工事の実施、⑤わかりやすく利用しやすい施設環境の整備、を基本方針として
実施します。
全体計画目標
現状
必要事業量
(32 年度末)
(26 年度末見込み)
(目標-現状)
完成(改修)
-
事業計画
前期(実施計画)
27 年度
28 年度
港区役所庁舎
完成(改修) 大規模改修工事
29 年度
後期
計
(30~32 年度)
改修中
完成(改修)
(30 年度)
※改修中:
65
65
66
66
参考資料
参
考
資
目 次
料
1
芝地区版計画書 策定経緯 ..................................................... 68
2
芝地区区民参画組織の提言に対応する計画計上事業一覧............................ 72
67
67
参考資料
参考資料
1 芝地区版計画書
策定経緯
「港区基本計画 芝地区版計画書」の策定に向けて、平成 25 年度から芝地区区民参画組織・芝会
議「地区版計画推進部会」において検討が重ねられました。部会ではリーダーと3人の世話人を決
め、メンバーにより主体的に運営されてきました。
部会の進め方は主にワークショップ形式で、3つ程度のテーブルに分かれてグループ議論を行い
ました。月に1~2回のペースで部会を開催し、平成 25 年度は 20 回の部会を開催しました。
最初は、
「芝地区のいいところ」
「もうひと頑張りなところ」
「もっと良くするためには」
、という
テーマで議論をはじめました。すると、芝地区には地域資源がたくさんあり、それらをつないでい
くことで、より良い芝地区にしていくことができるのではないかということに気づきました。課題
を解決するためのアイデア、より良くしていくためのアイデアを出し合い、テーマごとに整理し、
そこにさらにアイデアを盛り込むことを繰り返し、
「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」と
して取りまとめました。また、芝地区総合支所地域事業については、担当職員との意見交換を行い、
より具体的な提案を加えました。
芝地区を良くするためのアイデアには、ひとりから取り組めること、仲間と一緒に取り組むこと、
芝地区全体で取り組むことに分けられます。これらの提言は提言書としてまとめられ、平成 26 年
3月 26 日に開催された5地区合同の提言式において、芝地区からの提言として区長に提出されま
した。
芝地区総合支所では、この提言書及び平成 25 年 10 月に実施された「港区基本計画・芝地区版計
画に関する区民意識調査」の結果等を踏まえて、若手職員から管理職まで計 19 人から成る支所内
プロジェクト・チーム(PT)を設け検討を行い、「港区基本計画 芝地区版計画書(素案)
」を取
りまとめました。素案については、
「芝会議・地区版計画推進部会」への説明会(平成 26 年 10 月
21 日)、区民説明会(平成 26 年 11 月 16 日・20 日)を行うとともに、平成 26 年 11~12 月に広報
みなとや港区ホームページ等を通じてパブリックコメントを実施し、区民の皆さんから意見をいた
だきました。
そして、平成 27 年1月に議会による審議を経て、
「港区基本計画 芝地区版計画書」を策定しま
参
した。
考
資
芝地区区民参画組織・芝会議「地区版計画推進部会」
料
68
68
(1)芝会議「地区版計画推進部会」における検討経過
①平成 25 年度検討経過
第2回
開催日
4 月 16 日 (火) 

5 月 14 日 (火)
第3回
6 月 11 日 (火)
第4回
第5回
第6回
7 月 2 日 (火) 
7 月 16 日 (火) 

8 月 6 日 (火)
第7回
9 月 3 日 (火)
第1回



9 月 17 日 (火)
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
10 月 8
10 月 22
11 月 12
11 月 26
12 月 3
第 14 回
12 月 17 日 (火)
第 15 回
第 16 回
第 17 回
第 18 回
第 19 回
第 20 回
1
2
2
3
3
3
月 21
月 4
月 18
月 4
月 18
月 26
日 (火)
日 (火)
日 (火)
日 (火)
日 (火)
日 (火)
日 (火)
日 (火)
日 (火)
日 (火)
日 (水)













参
第8回
概 要
第 1 回全体会 港区基本計画・芝地区版計画の概要説明
芝地区版計画についての説明、質疑応答 ワークショップ「少
子化対策」 世話人・チームリーダー決定
グループワーク「芝地区のいいところ・もうひと頑張りなと
ころ」「もっと良くするためには」
グループワーク「にぎわうまち(コミュニティ・産業)」
グループワーク「かがやくまち(まちづくり・環境)」
グループワーク「はぐくむまち(高齢者、子育て、障害者、
外国人等)」
「検討内容のまとめ」を基にしたグループワークによる内容
の検討
提言のまとめ方についての検討 他自治体の基本計画提言書
事例紹介
グループワーク「提言のまとめに対する追加事項の検討」 芝
地区地域事業の説明
芝地区地域事業の説明と意見交換
提言に向けた意見・提案の集約
提言に向けた意見・提案の集約
第 2 回全体会 中間報告
提言に向けた意見・提案の集約
集約された提言の確認、提案の追加 区民アンケートの結果
を基にした検討
提言書案の確認、意見・提案の追加
提言書案の見直し
提言書案の見直し
提言書案の見直し・確定
第 3 回全体会 提言書完成報告
各地区区民参画組織提言式
考
資
②平成 26 年度検討経過
第1回
第2回
第3回
4 月 22 日 (火) 
10 月 21 日 (火) 
11 月 21 日 (金) 
概 要
料
開催日
第 1 回全体会 策定スケジュール説明
芝地区版計画書(素案)の説明
第 2 回全体会 芝地区版計画書(素案)の説明
69
69
(2)芝地区総合支所内プロジェクト・チームにおける検討経過
①平成 26 年度検討経過
開催日
概 要
第1回
4 月 10 日 (木) 
緊急度・実現性を軸としたアイデアの分類①
第2回
4 月 21 日 (月) 
緊急度・実現性を軸としたアイデアの分類②
第3回
5 月 9 日 (金) 
新規地域事業創出の方向性検討
第4回
5 月 20 日 (火) 
提案を基にした新規地域事業案の検討
第5回
6 月 3 日 (火) 
現計画で実施している地域事業の検証
第6回
6 月 20 日 (金) 
新規地域事業案の検討と所管の決定
第7回
7 月 1 日 (火) 
新規地域事業案の年度別事業計画立案
第8回
7 月 29 日 (火) 
芝地区版計画に掲げる将来像と施策の検討
第9回
8 月 12 日 (火) 
新規地域事業案の内容説明と意見・提案
参
考
資
料
70
70
(3)港区基本計画 芝地区版計画書に関する区民意識調査
①調査の目的
新たな「芝地区版計画」策定の資料として活用するため、芝地区にお住まいの方を対象に、地
域事業や地域の課題についてのご意見・ご要望をお聞きする意識調査を実施しました。
②調査の概要
○対象者
港区芝地区内に住民登録する満 20 歳以上の人
○標本数
1,200 標本(有効発送数※ 1,178)
○標本抽出
住民基本台帳からの無作為抽出
○調査方法
郵送法
○調査期間
平成 25 年 10 月1日(火)~10 月 31 日(木)
○有効回収数
321 標本
○有効回収率
27.2%
○調査項目
・調査回答者の状況
性別、年齢、職業、居住地域、家族構成、同居者、同居者の年齢、居住形態、居住年数、住
みよさ、定住意向
・調査回答者の意識
地域事業の状況(認知度、期待度、参加意向、自由意見)
福祉サービスの利用状況
地域での交流状況(程度、信頼度、参加している地域活動、地域活動等に参加しない理由)
地域事業への参画意向
地域の課題(テーマ、具体的意見)地区版計画推進部会への要望、情報の入手方法、住民参
加の呼びかけ方法
注)質問に応じ、単回答(SA)や複数回答(MA)で回答を求めた。
※宛名不明等による返戻分を除いた数
参
考
(4)区民説明会及び区民意見募集
日
時
場
所
1
平成 26 年 11 月 16 日(日)
午前 10 時~
港区役所 9 階 911 会議室
2
平成 26 年 11 月 20 日(木)
午後 7 時~
港区役所 5 階 512 会議室
料
回
資
①説明会の日時・場所
②区民意見募集期間
平成 26 年 11 月 11 日(火)~12 月 12 日(金)
71
71
2 芝地区区民参画組織の提言に対応する計画計上事業一覧
港区基本計画・港区実施計画の分野別計画及び芝地区版計画書に計上されている事業のうち、芝
地区区民参画組織の提言書「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」に対応している事業を一
覧にしています。
芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案
1
みんなでクリーンアップ
●めざしたい芝地区の姿
楽しい!カッコいい!みんなで美化に取
り組める環境づくり
(提言書 P6~7 参照)
自然にふれる機会の多いまちにしよう
●めざしたい芝地区の姿
2
参
限られた都心部の自然環境を生かす、多
様な人々の参加の仕掛け
(提言書 P8~9 参照)
考
資
料
3
公園をだれもが楽しめる広場にしよう
●めざしたい芝地区の姿
オープンカフェや遊びの教室など楽しい
活動と出会いにあふれる公園づくりを
(提言書 P10~11 参照)
芝地区区民参画組織の提言に対応する計画計上事業
Ⅰ-1- (3) 区民との協働によるまちづくり
②区民等との協働による道路・公園等の施設管理(→P36)
③「みなとタバコルール」の推進(→P37)
Ⅰ-1- (4) 地球環境に配慮したまちづくり
⑤ごみ減量意識の普及・啓発の推進(→P39)
Ⅱ-1- (1) 地域をつなぐ多様な主体の支援
④「生活安全・環境美化活動推進協議会」への活動支援(→P48)
Ⅱ-1- (3) 地域の魅力の発掘・発信
①芝 de Meet The Art~アートに親しむまち、芝~(→P52)
②芝地区発・新虎ディショナルプラン~新しさと伝統が織りな
すまちのにぎわい~(→P53)
分野別計画:Ⅰ-2-(6)-①
5)3R の意識の醸成に向けた普及・啓発
分野別計画:Ⅰ-2-(6)-②
3)
「優良集積所等表彰制度」の推進
分野別計画:Ⅰ-2-(9)-①
1)指定喫煙場所の整備
3)地域の環境美化活動の普及・啓発
4)みなとタバコルールの推進
Ⅰ-1- (3) 区民との協働によるまちづくり
②区民等との協働による道路・公園等の施設管理(→P36)
Ⅰ-1- (4) 地球環境に配慮したまちづくり
①公共・民間施設の緑化の推進(→P38)
②道路緑化の推進(→P38)
③樹木の保全の推進(→P39)
Ⅱ-1- (1) 地域をつなぐ多様な主体の支援
①もっと地域を豊かにする芝地区戦略会議(→P47)
⑤区民等の自主的な活動の支援(→P48)
Ⅲ-1- (3) 誰もが気軽に学び教え合う環境づくり
①芝・ネイチャー大学校(→P61)
分野別計画:Ⅰ-2-(7)-①
3)道路緑化の推進
5)古川の親水化
分野別計画:Ⅰ-2-(9)-②
2)エコプラザにおける環境学習などの推進
Ⅰ-1- (3) 区民との協働によるまちづくり
②区民等との協働による道路・公園等の施設管理(→P36)
分野別計画:Ⅰ-1-(2)-③
7)フラワーランド計画の推進
分野別計画:Ⅰ-1-(3)-①
8)公園の整備
72
72
芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案
4
5
芝地区区民参画組織の提言に対応する計画計上事業
考
資
料
まちぐるみ!
いざというときの安全・安心
●めざしたい芝地区の姿
担い手を育て、まちぐるみで地域防災力
を高める企業と住民との連携
(提言書 P14~15 参照)
Ⅰ-1- (2) 地域防災力の向上
①地域×企業 芝の防災底力向上プロジェクト(→P34)
②防災知識の普及・啓発(→P35)
③地域の主体が連携した防災活動の支援(→P35)
④帰宅困難者対策の推進(→P35)
⑥学校と連携した防災行動力の向上(→P35)
Ⅱ-1- (1) 地域をつなぐ多様な主体の支援
①もっと地域を豊かにする芝地区戦略会議(→P47)
分野別計画:Ⅰ-1-(4)-①
1)帰宅困難者対策の強化
3)高層住宅等の震災対策の推進
4)災害時における情報発信・情報伝達手段の強化
10)民間事業者との協定の推進
12)地震情報や気象情報等の区民等への提供
分野別計画:Ⅰ-1-(4)-③
1)地域防災を担う人材の育成
2)防災住民組織の活動支援
4)地域防災協議会の活動支援
6)災害時要配慮者対策の充実
7)防災意識の普及・啓発
8)事業所の防災対策の推進
9)災害時ボランティアの受け入れ体制整備と育成支援
分野別計画:Ⅱ-3-(10)-②
2)地域防災力の向上に向けた支援
分野別計画:Ⅲ-6-(24)-④
2)安全・安心を支え合う地域づくりの推進
5)災害時の安全確保
分野別計画:Ⅲ-6-(24)-⑫
4)災害時対応の充実
参
守ろう、自転車のマナー
●めざしたい芝地区の姿
乗る人も乗らない人も、便利で安全に暮
らせるさまざまな工夫を
(提言書 P12~13 参照)
Ⅰ-1- (1) 人にやさしい安全・安心なまちづくり
②安全な歩行環境の確保(→P32)
分野別計画:Ⅰ-1-(3)-①
2)歩道の整備
分野別計画:Ⅰ-1-(3)-③
1)自転車等駐車場の整備
3)開発における駐車施設の指導・誘導
分野別計画:Ⅰ-1-(3)-④
5)自転車シェアリングの推進
分野別計画:Ⅰ-1-(4)-⑤
1)安心して通行できる歩行環境の整備
2)交通安全意識の高揚
73
芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案
6
高めよう!住まいの防災力
●めざしたい芝地区の姿
自助共助で住まいの防災力を高める
(提言書 P16~17 参照)
参
考
歩ける出会える親しめるまち・芝
資
7
●めざしたい芝地区の姿
料
歩いて楽しめるまちづくりを働きかける
(提言書 P18~19 参照)
芝地区区民参画組織の提言に対応する計画計上事業
Ⅰ-1- (2) 地域防災力の向上
②防災知識の普及・啓発(→P35)
③地域の主体が連携した防災活動の支援(→P35)
⑤高層住宅の災害対策への支援(→P35)
⑦災害時における要配慮者の安全確保(→P35)
Ⅱ-1- (1) 地域をつなぐ多様な主体の支援
①もっと地域を豊かにする芝地区戦略会議(→P47)
③町会・自治会等の活動支援(→P48)
分野別計画:Ⅰ-1-(4)-①
3)高層住宅等の震災対策の推進
分野別計画:Ⅰ-1-(4)-②
1)既存民間建築物の耐震化の促進
11)広域避難場所指定地区内の関係機関等との連携強化
分野別計画:Ⅰ-1-(4)-③
1)地域防災を担う人材の育成
2)防災住民組織の活動支援
3)家具の転倒防止対策の促進
4)地域防災協議会の活動支援
5)消防団・防災住民組織支援のための防災資機材の充実及び
倉庫の整備
6)災害時要配慮者対策の充実
7)防災意識の普及・啓発
分野別計画:Ⅲ-6-(24)-①
8)地域での支え合いを実現するネットワークの構築
分野別計画:Ⅲ-6-(24)-④
2)安全・安心を支え合う地域づくりの推進
5)災害時の安全確保
Ⅰ-1- (1) 人にやさしい安全・安心なまちづくり
②安全な歩行環境の確保(→P32)
Ⅰ-1- (4) 地球環境に配慮したまちづくり
②道路緑化の推進(→P38)
Ⅱ-1- (3) 地域の魅力の発掘・発信
①芝 de Meet The Art~アートに親しむまち、芝~(→P52)
②芝地区発・新虎ディショナルプラン~新しさと伝統が織りな
すまちのにぎわい~(→P53)
④地域の歴史・文化の発掘・発信の推進(→P53)
分野別計画:Ⅱ-4-(17)-①
1)商店街地域コミュニティ拠点づくりと活性化への支援
4)観光資源、大使館などを活用した商店街活動の支援
分野別計画:Ⅱ-4-(17)-③
1)魅力的な店舗づくりの支援
分野別計画:Ⅱ-4-(18)-①
1)インターネットなどを活用した観光情報の発信
2)観光データベースの整備
3)観光マップ、観光情報誌等の作成
4)外国人向け観光情報の充実
5)観光カレンダーを活用した情報発信
分野別計画:Ⅱ-4-(18)-②
1)観光案内活動の促進
2)都市型観光産業の振興
3)地域の特性を踏まえた観光振興の促進
4)ものづくり・商業観光フェアの充実
5)観光イベントの実施
6)観光街区案内表示板の充実
7)観光関係事業者と連携した観光案内機能の充実
分野別計画:Ⅱ-4-(18)-③
1)観光フォトコンテストの実施
2)魅力的な観光ルートの設定
74
74
芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案
8
資
料
Welcome to 芝
あなたの参加をお待ちします
●めざしたい芝地区の姿
地域に参加していなかった人に地域参加
の機会をつくる
(提言書 P22~23 参照)
Ⅱ-1- (1) 地域をつなぐ多様な主体の支援
①もっと地域を豊かにする芝地区戦略会議(→P47)
②ご近所イノベーション学校~まちに幸せをよぶ人づくり~
(→P47)
③町会・自治会等の活動支援(→P48)
⑤区民等の自主的な活動の支援(→P48)
Ⅱ-1- (2) 地域をつなぐ機会と場の充実
①地域をつなぐ!交流の場づくりプロジェクト(→P51)
②地域を舞台とした多様な交流の促進(→P51)
③事業者等との連携・協力の促進(→P51)
⑤外国人との交流・協働の推進(→P51)
Ⅱ-1- (3) 地域の魅力の発掘・発信
①芝 de Meet The Art~アートに親しむまち、芝~(→P52)
②芝地区発・新虎ディショナルプラン~新しさと伝統が織りな
すまちのにぎわい~(→P53)
④地域の歴史・文化の発掘・発信の推進(→P53)
Ⅳ-①区政への区民参画と協働の推進(→P64)
分野別計画:Ⅱ-3-(10)-②
1)区民参画組織等に対する支援
分野別計画:Ⅱ-3-(11)-①
1)住民参加型の取組によるコミュニティ意識づくりの推進
分野別計画:Ⅱ-3-(11)-②
4)若い世代のコミュニティ参加の推進
5)外国人のコミュニティ参加の促進
分野別計画:Ⅱ-3-(13)-①
3)コミュニティ活動組織への支援
分野別計画:Ⅱ-3-(13)-②
1)コミュニティリーダーの養成
2)各世代の地域活動への参加促進
分野別計画:Ⅱ-4-(18)-②
1)観光案内活動の促進
考
みんなでつくろう住み続けられるまち
●めざしたい芝地区の姿
住み続けられる地域をつくるため、みん
なで考え、行動する
(提言書 P20~21 参照)
Ⅰ-1- (3) 区民との協働によるまちづくり
①地域でいつまでも暮らし・働き続けられるまちづくりの支援
(→P36)
Ⅰ-1- (4) 地球環境に配慮したまちづくり
⑤ごみ減量意識の普及・啓発の促進(→P39)
Ⅱ-1- (1) 地域をつなぐ多様な主体の支援
③町会・自治会等の活動支援(→P48)
⑤区民等の自主的な活動の支援(→P48)
Ⅲ-1- (2) いつまでも健康的な生活を送ることのできる環境づくり
①高齢者の買い物支援(→P58)
②いきがいづくりの推進(→P59)
③いきいきプラザの充実(→P59)
④老人クラブの活動支援(→P59)
分野別計画:Ⅰ-1-(1)-③
2)生活に便利な施設等の設置の協力要請
3)良好なコミュニティ形成への協力要請
分野別計画:Ⅰ-1-(3)-④
2)既存交通サービスの改善
3)コミュニティバスの運行
分野別計画:Ⅱ-4-(17)-①
1)商店街地域コミュニティ拠点づくりと活性化への支援
2)商店街のにぎわい向上の推進
4)観光資源、大使館などを活用した商店街活動の支援
5)商店街の利便性の向上
6)安全・安心な商店街づくり支援
分野別計画:Ⅱ-4-(17)-③
1)魅力的な店舗づくりの支援
参
9
芝地区区民参画組織の提言に対応する計画計上事業
75
75
芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案
わいわいみんなでコミュニケーション
●めざしたい芝地区の姿
10
参加して、出会って、みんなで体験をシ
ェアする場をつくる
(提言書 P24~25 参照)
芝地区区民参画組織の提言に対応する計画計上事業
参
考
資
料
Ⅱ-1- (1) 地域をつなぐ多様な主体の支援
①もっと地域を豊かにする芝地区戦略会議(→P47)
②ご近所イノベーション学校~まちに幸せをよぶ人づくり~
(→P47)
③町会・自治会等の活動支援(→P48)
⑤区民等の自主的な活動の支援(→P48)
Ⅱ-1- (2) 地域をつなぐ機会と場の充実
①地域をつなぐ!交流の場づくりプロジェクト(→P51)
②地域を舞台とした多様な交流の促進(→P51)
③事業者等との連携・協力の促進(→P51)
⑤外国人との交流・協働の推進(→P51)
Ⅲ-1- (1) 子どもがのびのびと健やかに育つ環境づくり
①未来の親体験~ここから始まる赤ちゃんふれあい事業~(→
P56)
②子ども中高生プラザの充実(→P57)
Ⅲ-1- (3) 誰もが気軽に学び教え合う環境づくり
①芝・ネイチャー大学校(→P61)
②地域に開かれた施設運営の推進(→P61)
Ⅳ-①区政への区民参画と協働の推進(→P64)
分野別計画:Ⅱ-3-(11)-①
1)住民参加型の取組によるコミュニティ意識づくりの推進
分野別計画:Ⅱ-3-(11)-②
1)地域を舞台とした多様な交流の促進
3)大学との連携・協働
6)世代間交流の促進
分野別計画:Ⅱ-3-(12)-①
1)コミュニティ事業の振興
2)多様な活動を通じたコミュニティの振興
分野別計画:Ⅱ-3-(12)-②
1)地域コミュニティ活動の場の整備
分野別計画:Ⅲ-5-(20)-④
1)子育て家庭のネットワークづくりの促進
2)子ども自身のネットワークづくりの促進
5)地域の世代間交流の充実
分野別計画:Ⅲ-6-(24)-①
1)社会福祉協議会との協働
4)地域における社会資源の積極的活用
7)地域での福祉活動支援
8)地域での支え合いを実現するネットワークの構築
9)ボランティア活動への支援
10)事業者等の地域貢献活動の参加促進
11)区民参画と多様な主体との協働
分野別計画:Ⅲ-6-(24)-④
3)多様な活動主体との協働
分野別計画:Ⅳ-(29)-②
1)地域活動への参加の促進
2)多様な主体の交流、連携の促進
76
76
芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案
11
まちの担い手を育てよう
●めざしたい芝地区の姿
地域に踏み出すきっかけをつくり、人材
を発見する
(提言書 P26~27 参照)
芝に愛着を感じるブランドづくり
●めざしたい芝地区の姿
12
Ⅱ-1- (1) 地域をつなぐ多様な主体の支援
①もっと地域を豊かにする芝地区戦略会議(→P47)
②ご近所イノベーション学校~まちに幸せをよぶ人づくり~
(→P47)
⑤区民等の自主的な活動の支援(→P48)
Ⅱ-1- (2) 地域をつなぐ機会と場の充実
①地域をつなぐ!交流の場づくりプロジェクト(→P51)
②地域を舞台とした多様な交流の促進(→P51)
Ⅲ-1- (1) 子どもがのびのびと健やかに育つ環境づくり
①未来の親体験~ここから始まる赤ちゃんふれあい事業~(→
P56)
④地域の活動主体との支援・連携(→P57)
Ⅲ-1- (3) 誰もが気軽に学び教え合う環境づくり
①芝・ネイチャー大学校(→P61)
分野別計画:Ⅱ-3-(13)-①
1)町会・自治会等の地域・地縁団体への活動支援
2)地域・地縁団体の地域特性に応じた組織化の促進
3)コミュニティ活動組織への支援
分野別計画:Ⅱ-3-(13)-②
1)コミュニティリーダーの養成
2)各世代の地域活動への参加促進
分野別計画:Ⅱ-4-(18)-②
1)観光案内活動の促進
分野別計画:Ⅲ-5-(20)-④
4)行政と家庭、地域、NPO、大学、企業等との連携
6)実習生の受入れと学生ボランティアの活用
考
資
料
Ⅱ-1- (1) 地域をつなぐ多様な主体の支援
①もっと地域を豊かにする芝地区戦略会議(→P47)
②ご近所イノベーション学校~まちに幸せをよぶ人づくり~
(→P47)
⑤区民等の自主的な活動の支援(→P48)
Ⅱ-1- (3) 地域の魅力の発掘・発信
③コミュニティに関する情報や地域活動に有益な情報の提供
(→P53)
④地域の歴史・文化の発掘・発信の推進(→P53)
Ⅲ-1- (3) 誰もが気軽に学び教え合う環境づくり
①芝・ネイチャー大学校(→P61)
分野別計画:Ⅱ-3-(13)-①
1)町会・自治会等の地域・地縁団体への活動支援
2)地域・地縁団体の地域特性に応じた組織化の促進
3)コミュニティ活動組織への支援
分野別計画:Ⅱ-3-(13)-②
1)コミュニティリーダーの養成
2)各世代の地域活動への参加促進
分野別計画:Ⅱ-4-(18)-②
1)観光案内活動の促進
分野別計画:Ⅲ-5-(20)-④
4)行政と家庭、地域、NPO、大学、企業等との連携
6)実習生の受入れと学生ボランティアの活用
参
芝の魅力を再発見し、地域愛を高めてい
く
(提言書 P28~29 参照)
芝地区区民参画組織の提言に対応する計画計上事業
77
77
芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案
13
町会・自治会ニューウェーブ
●めざしたい芝地区の姿
若い人、子育てファミリーが町会を身近
に感じて参加する仕掛けづくり
(提言書 P30~31 参照)
障害があっても暮らしやすいまち
●めざしたい芝地区の姿
14
地域が支える誰もが便利に暮らせるまち
づくり
(提言書 P32~33 参照)
参
考
資
料
草の根多文化交流
●めざしたい芝地区の姿
15
草の根で進める外国人の地域活動の場づ
くり
(提言書 P34~35 参照)
芝地区区民参画組織の提言に対応する計画計上事業
Ⅰ-1- (1) 人にやさしい安全・安心なまちづくり
①地域の安全・安心確保の取組推進(→P32)
Ⅱ-1- (1) 地域をつなぐ多様な主体の支援
③町会・自治会等の活動支援(→P48)
Ⅲ-1- (1) 子どもがのびのびと健やかに育つ環境づくり
④地域の活動主体との支援・連携(→P57)
分野別計画:Ⅱ-3-(11)-①
1)住民参加型の取組によるコミュニティ意識づくりの推進
分野別計画:Ⅱ-3-(11)-②
1)地域を舞台とした多様な交流の推進
4)若い世代のコミュニティ参加の推進
5)外国人のコミュニティ参加の促進
6)世代間交流の促進
分野別計画:Ⅱ-3-(13)-①
1)町会・自治会等の地域・地縁団体への活動支援
2)地域・地縁団体の地域特性に応じた組織化の促進
分野別計画:Ⅱ-4-(19)-③
2)外国人の地域社会への参加の促進
Ⅰ-1- (1) 人にやさしい安全・安心なまちづくり
②安全な歩行環境の確保(→P32)
④道路・公園等の公共施設のバリアフリー化(→P33)
Ⅰ-1- (2) 地域防災力の向上
③地域の主体が連携した防災活動の支援(→P35)
⑦災害時における要配慮者の安全確保(→P35)
Ⅱ-1- (3) 地域の魅力の発掘・発信
①芝 de Meet The Art~アートに親しむまち、芝~(→P52)
②芝地区発・新虎ディショナルプラン~新しさと伝統が織りな
すまちのにぎわい~(→P53)
分野別計画:Ⅰ-1-(2)-④
1)バリアフリー化の計画的な推進
2)道路等の公共施設のバリアフリー化の推進
3)公共交通機関、駅周辺のバリアフリーの促進
4)民間施設のバリアフリーの促進
分野別計画:Ⅲ-6-(24)-①
1)社会福祉協議会との協働
5)福祉のまちづくりの推進
分野別計画:Ⅲ-6-(24)-⑫
1)心のバリアフリーの推進
2)生活環境の整備
Ⅱ-1- (2) 地域をつなぐ機会と場の充実
⑤外国人との交流・協働の推進(→P51)
Ⅲ-1- (3) 誰もが気軽に学び教え合う環境づくり
③学習機会の拡充(→P61)
分野別計画:Ⅱ-3-(11)-②
5)外国人のコミュニティ参加の促進
分野別計画:Ⅱ-4-(17)-①
4)観光資源、大使館などを活用した商店街活動の支援
分野別計画:Ⅱ-4-(19)-①
1)国際化推進プランの推進
2)外国人の災害対策に関する取組の充実
3)外国人の文化・価値観を守るための取組の充実
分野別計画:Ⅱ-4-(19)-③
2)外国人の地域社会への参加の促進
3)文化をとおした国際交流の推進
分野別計画:Ⅱ-4-(19)-④
2)大使館等との連携による国際交流
4)一般財団法人港区国際交流協会との連携及び支援
78
78
芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案
16
最期まで自分らしく生きられるまち
●めざしたい芝地区の姿
自分で決めてコミュニティで支える地域
医療と福祉
(提言書 P36~37 参照)
古いマンションの再生を考えよう
●めざしたい芝地区の姿
17
古いマンションのハードとソフトをリ・
デザイン
地域の資源として生かす工夫
(提言書 P38~39 参照)
芝地区区民参画組織の提言に対応する計画計上事業
Ⅱ-1- (2) 地域をつなぐ機会と場の充実
①地域をつなぐ!交流の場づくりプロジェクト(→P51)
Ⅲ-1- (2) いつまでも健康的な生活を送ることのできる環境づくり
①高齢者の買い物支援(→P58)
②いきがいづくりの推進(→P59)
③いきいきプラザの充実(→P59)
④老人クラブの活動支援(→P59)
Ⅲ-1- (3) 誰もが気軽に学び教え合う環境づくり
③学習機会の拡充(→P61)
分野別計画:Ⅲ-6-(24)-③
1)介護予防の総合的な推進
2)介護予防の普及と介護予防事業の充実
分野別計画:Ⅲ-6-(24)-④
1)認知症ケアの推進
4)医療・介護・保健・福祉の連携
6)ひとり暮らし等高齢者の在宅生活の支援
8)介護にあたる家族への支援
分野別計画:Ⅲ-6-(24)-⑥
1)新たな介護予防・生活支援サービスの推進
2)高齢者福祉サービスの充実
3)介護サービスの充実
5)介護サービスの質の向上
分野別計画:Ⅲ-6-(25)-②
1)地域で支える健康づくりの推進
2)総合支所等との連携強化
3)地域包括ケアシステムの推進
分野別計画:Ⅲ-6-(25)-⑤
1)健康寿命の延伸と生活習慣病改善の支援
3)口と歯の健康づくりの充実
4)こころの健康づくりの推進
Ⅰ-1- (2) 地域防災力の向上
③地域の主体が連携した防災活動の支援(→P35)
⑤高層住宅の災害対策への支援(→P35)
分野別計画:Ⅰ-1-(2)-②
3)分譲マンション管理組合等への支援
参
考
資
料
79
79
芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案
多世代ヘルスケアコミュニティ
●めざしたい芝地区の姿
18
若い人が参加した地域で元気に住み続け
るための仕掛けをつくる
(提言書 P40~41 参照)
芝地区区民参画組織の提言に対応する計画計上事業
Ⅰ-1- (2) 地域防災力の向上
⑦災害時における要配慮者の安全確保(→P35)
Ⅱ-1- (1) 地域をつなぐ多様な主体の支援
③町会・自治会等の活動支援(→P48)
⑤区民等の自主的な活動の支援(→P48)
Ⅱ-1- (2) 地域をつなぐ機会と場の充実
①地域をつなぐ!交流の場づくりプロジェクト(→P51)
②地域を舞台とした多様な交流の促進(→P51)
Ⅲ-1- (2) いつまでも健康的な生活を送ることのできる環境づくり
①高齢者の買い物支援(→P58)
②いきがいづくりの推進(→P59)
③いきいきプラザの充実(→P59)
④老人クラブの活動支援(→P59)
分野別計画:Ⅱ-3-(11)-②
6)世代間交流の促進
分野別計画:Ⅱ-3-(13)-②
2)各世代の地域活動への参加促進
分野別計画:Ⅲ-6-(24)-①
4)地域における社会資源の積極的活用
7)地域での福祉活動支援
8)地域での支え合いを実現するネットワークの構築
9)ボランティア活動への支援
分野別計画:Ⅲ-6-(24)-②
1)いきいきプラザ等の充実
2)社会参加の促進
3)高齢者の就業支援
分野別計画:Ⅲ-6-(24)-③
3)地域の自主活動支援と連携強化
分野別計画:Ⅲ-6-(24)-④
2)安全・安心を支え合う地域づくりの推進
3)多様な活動主体との協働
分野別計画:Ⅲ-6-(25)-⑨
2)健康、体力、いきがいづくり
分野別計画:Ⅲ-6-(25)-⑪
2)スポーツセンターと関連施設との連携
分野別計画:Ⅲ-6-(26)-②
4)学びの成果を生かす機会の充実
参
考
資
料
80
80
芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案
地域の子どもは地域が育てる
●めざしたい芝地区の姿
19
資
料
Ⅱ-1- (1) 地域をつなぐ多様な主体の支援
①もっと地域を豊かにする芝地区戦略会議(→P47)
⑤区民等の自主的な活動の支援(→P48)
Ⅱ-1- (3) 地域の魅力の発掘・発信
③コミュニティに関する情報や地域活動に有益な情報の提供
(→P53)
Ⅳ-②区政に関する情報提供の推進(→P64)
分野別計画:Ⅱ-3-(14)-①
1)コミュニティ情報の体系的な収集と提供
2)区民参画による地域情報紙(誌)の発行
分野別計画:Ⅳ-(28)-①
3)情報やサービスの積極的かつ確実な提供
分野別計画:Ⅳ-(28)-③
1)デジタルサイネージを活用した区政情報の発信
2)多様なチャンネルを活用した積極的な情報提供
考
つながることで価値を生む
新たな情報メディアのデザイン
●めざしたい芝地区の姿
一人ひとりにきちんと届く、メディアの
デザイン化
(提言書 P44~45 参照)
Ⅰ-1- (3) 区民との協働によるまちづくり
②区民等との協働による道路・公園等の施設管理(→P36)
Ⅱ-1- (1) 地域をつなぐ多様な主体の支援
②ご近所イノベーション学校~まちに幸せをよぶ人づくり~
(→P47)
Ⅱ-1- (2) 地域をつなぐ機会と場の充実
①地域をつなぐ!交流の場づくりプロジェクト(→P51)
②地域を舞台とした多様な交流の促進(→P51)
Ⅲ-1- (1) 子どもがのびのびと健やかに育つ環境づくり
①未来の親体験~ここから始まる赤ちゃんふれあい事業~(→
P56)
②子ども中高生プラザの充実(→P57)
③多様な保育ニーズへの対応(→P57)
④地域の活動主体との支援・連携(→P57)
Ⅲ-1- (3) 誰もが気軽に学び教え合う環境づくり
①芝・ネイチャー大学校(→P61)
分野別計画:Ⅲ-5-(20)-①
5)地域における児童の健全育成機能の強化
14)自主的・創造的な活動の支援
15)リーダー育成の支援
21)地域における見守り事業の実施
分野別計画:Ⅲ-5-(20)-②
7)子どもの視点に立った施設運営
8)子どもの施設づくり等への子どもの積極的な参画支援
9)子どもが地域活動に参画するための情報提供
10)施設における子どもが相談しやすい体制の充実
分野別計画:Ⅲ-5-(20)-③
1)子育てコーディネーター事業の実施
15)父親の子育てへの参加の環境づくり
17)保護者の子育て力の向上
18)子育て不安の軽減
分野別計画:Ⅲ-5-(20)-④
1)子育て家庭のネットワークづくりの促進
4)行政と家庭、地域、NPO、大学、企業等との連携
5)地域の世代間交流の充実
参
20
お子様歓迎な地域づくりで子育て環境を
充実させる
(提言書 P42~43 参照)
芝地区区民参画組織の提言に対応する計画計上事業
81
81
芝次郎
芝次郎は、地元の戸板女子短期大学の学生によりデザイン
された芝地区のエコ活動のキャラクターです。芝地区では、
このキャラクターをマスコットにして清掃活動等を推進し
ています。
参
考
資
料
82
82
区 の 木
区 の 花
ハナミズキ
アジサイ
バラ
ミズキ科
北米原産 外来種
落葉広葉樹
ユキノシタ科
日本(関東南部)原産
落葉広葉樹(1.5 ∼ 2.0 m)
バラ科
日本、中国、欧州原産
常緑落葉低木つる
港区のマークは、昭和 24 年7月 30 日に制定しました。旧芝・麻布・赤坂の3区を
一丸とし、その象徴として港区の頭文字である「み」を力強く、図案化したものです。
刊行物発行番号 26222−1235
港区基本計画 芝地区版計画書
平成 27 年(2015 年)3 月 発行
編集・発行:港区芝地区総合支所協働推進課
港区芝公園一丁目 5 番 25 号
電話 03-3578-3111(代表)
http://www.city.minato.tokyo.jp/
港区は、みどりの保全とごみの減量に努めています。
この「港区基本計画 芝地区版計画書」は、古紙を活
用した再生紙を使用しています。
港区基本計画 芝地区版計画書
港区基本計画
芝地区版計画書
平成27年度∼平成32年度(2015年度∼2020年度)
互いに支え合う ぬくもりと安心に包まれたまち﹁芝﹂
互いに支え合う
ぬくもりと安心に包まれたまち「芝」
港区芝地区総合支所
港区芝地区総合支所
港区芝地区総合支所
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