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健康管理センター
【健康管理センター】 健康管理センター長 大澤 仁 1.はじめに 健康管理センターの業務は人間ドックをはじめ、住民健診、入職前診断書等多岐に渡っ ています。病気の予防や健康の質の向上、再発防止等、個人においても「予防」意識が高 くなってきており、今年度の人間ドック前年比は 23%増でした。 今年度は脳ドック及び肺癌、胃癌ドック等、臓器別コース他、大腸内視鏡の検査案内等オ プションの充実、電子化に伴う結果票のシステム化(分かりやすい帳票作成)を図り、ま たアンケートに基づいてアメニティの充実等を行なってきました。 2.2010 年度部署目標及び総括 1)受診者の皆様が安全に安心して受けられるような信頼のある、かつ公正な健診を行う。 受診申し込み時より、検査に対して、より具体的な説明を行い、禁飲食の説明や、内 服薬の確認などを行い安心して検査が受けられるように心掛けてきました。 2)社会制度の変化に合わせた適正な健診を行う。 区民健診など、制度の改定に基づき受診できる年齢などを考慮しご案内を行いました。 3)現在までの受診者の皆様の健診データを継承管理し、継続した健康管理、かつ健康増 進に役立つ健診・保健指導を行っていきます。 健診データについては電子カルテ運用後管理されており、問診票についても毎年記入 していただかなくても、同内容の物は省けるように工夫しました。保健指導に関しては、 集合契約、杉並区について実施しています。 「気配り・親切・節度」をもって、思いやり と温もりにあふれた笑顔での対応を心がけました。 接遇の研修にも参加し、身だしなみチェックを行い改善に努めました。健診を受けら れた方のご意見を基に定期的にミーティングを行いスタッフの教育を実施してきた 結果、受診者の方から気配りや親切なご案内に対してお褒めの言葉を頂きました。 3.業務活動報告 2010 年度 健康管理センターにおける 人間ドック受診者数とその他健診者数 ドック及びその他健診受診者 (健診件数) 各種健診件数 (ドック件数) ドック受診者数 1200 120 109 1100 1000 96 92 900 104 106 94 96 90 104 110 100 93 90 84 800 80 73 700 70 600 60 500 917 400 632 300 571 50 805 749 596 30 504 200 100 40 712 261 178 281 275 2月 3月 20 10 0 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 1 ドック受診者数 前年度比較 2010年度と2009年度比較 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 3月 計 2010年度 73 84 109 92 96 90 96 94 106 93 2月 104 104 1141 2009年度 44 58 79 75 67 70 101 87 74 79 96 99 929 人間ドック受診者数 前年度比 2010年度ドック 120 2009年度ドック 109 100 106 92 96 90 84 80 96 104 94 104 93 73 60 101 40 各受診率及び腫瘍性病変発生率 79 75 58 20 96 87 67 74 70 99 79 44 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 指標名 算出方法(定義) 2009 年度 2010 年度 個別健診の当院における二次検査 受診率 要精査・要受診者数/個別健診受診者数 54.5% 41.7% 個 別 健 診 と 腫瘍 性 病 変の 発生 率 (胃) 胃内視鏡実施時の生検結果での腫瘍性 病変/胃内視鏡検査受診者数 0.4% 0.5% 個 別 健 診 と 腫瘍 性 病 変の 発生 率 (大腸) 腫瘍性病変/便潜血反応陽性 - 0.4% 腫瘍性病変/診察異常及び細胞診異常 - 1.3% 前期 95% 後期 96% 前期 92.4% 後期 99.0% 予 個 別 健 診 と 腫瘍 性 病 変の 発生 率 防 (子宮) 医 療 職員健診の健診受診率 受診者数/対象職員数 前期 5.1% 職員健診結果要精査・要受診率 要精査・要受診者数/受診者数 後期 2.1% 職員インフルエンザワクチン予防 接種率 職員予防接種者数/職員数(3月末)除 外:院外での予防接種者 職員の喫煙率 職員喫煙者/職員健診受診者数 81% 前期 5.2% 後期 8.9% 82% 23% 4.今後の展望と次年度の課題 次年度は、以下 4 点について重点的に取り組んでいきたいと思います。 1)企業や健康保険組合への働きかけ、宣伝広告にて契約を増やし、受診者様の増員を 目指し、また宣伝広告の充実を図ります(ここからだサイト等) 2)人間ドック二次検査の受診可否を追跡し、また受診を勧奨することによって二次検査 受診率の増加を目指します 3)人間ドック受診者への保健指導実施し、生活習慣の見直しを呼びかけます 4)院外研修に積極的に参加し、知識の向上を図り、受診者様のニーズに応えられる よう努めます