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日産自動車株式会社 エンジンの構造・機能及び点検・整備
日産自動車株式会社 通称名 T I I D A 車両型式 エンジン型式 DBA-C 1 1 適用時期 出典資料 2004.9~ 新型車解説書 F 1 2 6 0 2 6 整備要領書 A 0 2 6 0 0 1 HR15DE エンジンの構造・機能及び点検・整備 1 システムの概要 平成 1 7年排出ガス規制適合車の TIIDAに搭載した HR15DE型エンジンは,次の特徴がある 0 ・エンジン本体の基本構造は,水冷直列 4気筒,挟角バ ルブ直動式 ・DOHC16バルブ,クロス ・フ ロー式吸排 気ポートなどのシステムを装備している 。 -燃料噴射制御,点火時期制御,アイドル回転速度制御, EGR制御, EVAPパージ制御などを ECM(エンジ ン・コントロール・モジュール)で制御し併せて, A/T, ABSなどのコントロール・ユニットと CAN通 信を行い,エンジンを総合的に制御することで,走行性,低燃費化を実現すると共に低排出ガス車認定制度 7年排出ガス基準 75%低減レベルに適合させている 。 の平成 1 ・エンジン・コントロール系統の各種機能点検及び故障診断容易化のため, OBD(車載故障診断装置)システ ムに対応した診断システムを採用している 。 以下に,平成 1 7年排出ガス規制適合車エンジンの排出ガス低減技術の構造 ・機能を説明すると共に,点検・ 整備では,エンジン系統の故障診断技術として,車載故障診断装置 (OBD)を活用する診断技術のダイアグ・ コード表示時の点検・整備について 外部診断器を接続して使用する場合と外部診断器を使用しない場合の 点検・整備方法を説明する 。 司 、U よ 11 d 斗A ー・ 2 構造・機能 1) 構成部品の配置 ) ( 1 ) システムの構成 ( 図 1- 1,2 電子制御スロットル 7~ 温センサ EGRコントロール・バルブ EVAPパージ・ エア・フロー・センサ(吸気温センサ内蔵) コント口-)レ・ ソレノイド・ハルブ イグニション・コイル 電流センサ インテーク・バルブタイミング・.コント口一 jレ ・ ソレノイド・パルフ カム・シャフト・ポジション・センサ A ;令媒圧力センサ信号 クーリング・ファン・モータ ノック・センサ タンブル・コン トロール・バルブ ・モータ フューエル・インジェクタ 図 1-1 エンジン・ルーム 唱1よ h 同 d qu ー .... 車両前方 心 y ミ ヲ 図 1-2 構成部品取り付け位置 -1 3 6- ー軍SiJO ( 2 ) エンジン制御系システム ( 図 1-3 ) DDL2(CAN通信) テ' ータ・リンク・コネクタ 電流センサ アクセル・ペダル・ポジション信号 I~ / 1 アクセル ・ワーク・ユニット パ 電子制御スロットル トスロットル・ポジションセンサ , l しスロットル・モータ内蔵 /トエア [ア 山 ペダル ポジションセンサ 1,2 12 ] l フローセンサ(吸気温センサ内蔵) クーリング・ファン フューエル・タンク 図 1-3 エンジン制御系システム 2) 構成部品の構造・機能 ( 1 ) エア・フロー・センサ ( 図 1-4) エア・フロー・センサは,内蔵されているホット・ワイ ヤに流れる電流を加減して その温度を一定に保つよう に制御している 。吸入空気量が増加すると,空気に熱が 奪われるので,温度を一定に保つために電流を増加する 。 エア・フロー・センサは,この電流の変化を電圧に変換 し , ECMはこの電圧の変化を検知して吸入空気量を検 出する 。 図 1-4 エア・フロー・センサ 丹、U 1﹄よ ウt .園 田 画 1 M ・ ( 2 ) 吸気温センサ 吸気温センサは,エア・フロー・センサに内蔵されており,吸入空気温度を測定している 。 このセンサは,サーミスタを使用し温度変化に応じて電気抵抗が変化する 。 その電気抵抗は温度上昇に伴っ て減少する 。 ( 3 ) 水温センサ ( 図 1- 5) 端子 水温センサは,エンジン冷却水温度を測定している 。 このセンサは,サーミスタを使用し温度変化に応じて電 気抵抗が変化する 。 その電気抵抗は温度上昇に伴って減少する 。 図 I-5 水温センサ ( 4 ) スロットル・ポジション・センサ ( 図 1- 6) 電子制御スロットルは,スロットル・バルブを駆動する スロットル・モータ及びギヤ機構 ( V ) 6 . 0 センサ 1 スロットル開度を検 出するスロットル・ポジション・センサで構成されてい 出 4. 0 る。 力 電 圧 2 . 0 スロットル・ポジション・センサは 2系統になっている 。 これらのセンサは,ポテンショ・メータで,スロットル 。 。 開度を電圧信号に変換して ECMに送信している 。 ECMはこの信号から スロットル・モータが適切なス センサ 2 45 90 スロットル開度 (度) 135 図 I-6 スロットル・ポジション・センサ特性 ロットル開度に制御しているかを判断している 。 ( 5 ) アクセル・ペダル・ポジション・センサ ( 図 1-7 ) アクセル・ペダル・ポジション・センサは,アクセル・ ( V ) 6 . 0 ペダルの踏み込み量を検出している 。 このセンサは 2系 統になっている 。 これらはポテンショ・メータで,アク セル・ペダルの踏み込み量を電圧信号に変換して ECM 出 4 . 0 力 電 圧 2 . 0 に送信している 。 ECMはこの信号から センサ 2 アクセル・ペダルの踏み込み量 放すー一+踏む アクセル・ペダル と踏み込み速度を判断し,スロットル・モータを駆動し て,その時々に応じた適切なス ロ ットル開度に制御する 。 アクセル・ペダルのアイドル・ポジションは 図 1-7 アクセル・ペダル・ポジション・センサ特性 ECMがアクセル・ペダル・ポジション・センサ信号から判 定している 。 ECMはこの信号をフューエル・カットなどのエンジン制御に使用する 。 -1 3 8- ー軍SiJO ( 6 ) O2センサ(図 1- 8 ) O2センサは,エキゾースト・マニホールドに取り付け ( V ) られており,排気ガス中の酸素濃度を検出して電圧信号 に変え, ECMに送信している 。 内面は大気に,外面は排気ガスにさらされている 。内面 と外面の酸素濃度に差が生じると 出力電圧 このセンサは,試験管状のジルコニア素子でできており, 起電力を発生する 。 , 空燃比が理論空燃比に対してリーンであるときは約 OV リッチであるときは約 lVになる 。 01 ' リッチー一一理論空燃比一一+リーン 空燃比 ( 0 2センサ特性) ECMは こ の 信 号 か ら , 空 燃 比 の 状 態 を 判 断 し 燃 焼 が 理論空燃比で行われるようにフィードパック制御する 。 ( 7 ) O2センサ・ヒータ O2センサには , O 2センサ・ヒータが設けられ,始動後, 短時間でジルコニア素子の活性を早める, 又は維持する ために設けられている 。 ECMは エ ン ジ ン 回 転 速 度 と 水 温 に 応 じ て O2センサ・ ヒータの ON / OFFデューティ制御を行う 。 エンジンの (断面図) 図 1-8 O2センサ 暖機状態に応じて, デューテイ比は変化する 。 ( 8 ) ノック・センサ ( 図 1- 9) ノック・センサは, シリンダ・ブロックに取り付けられ ており, 圧電素子を用いてエンジンのノッキングを検出 している 。 ノッキングの振動は燃焼室からシリンダ・ブロックを経 由して, ノッキング圧力としてノック・センサに伝わる 。 ノック・センサはこれを電圧信号に変え, ECMに送信 する 。 図 1-9 ノック・センサ ( 9 ) クランクシャフト・ポジション・センサ ( 図 クランクシャフト・ポジション・センサは, 1-10) シリンダ・ ブロックに取り付けられており, エンジン回転速度とそ の変動を検出している 。 このセンサには永久磁石と半導体素子を使用しており, 歯形に切られたシグナル・プレートに対向している 。エ ンジン回転中は歯の高低によりシグナル・プレートとセ ンサとのすき間が変化し センサ付近の磁界に変化が生 じる 。 こ れ に よ り セ ン サ 出 力 電 圧 が 変 化 す る の で , ECMはこの電圧変化によりエンジン回転の変動を検出 している 。 図 1-10 クランクシャフト・ポジション・センサ 可lよ 円台U 口 同J ー冨IJ.B・ 1 ( 同 カムシャフト・ポジション・センサ(図 Iー 1 1) カムシャフト・ポジション・センサは, ドに取り付けられており, シリンダ・ヘッ シリンダ判別信号を ECMに 送信している 。 このセンサには永久磁石と半導体素子を使用しており, 歯形に切られたカムシャフト後端のシグナル・プレート に対向している 。エンジン回転中は歯の高低によりシグ 図 I-1 1 カムシャフ卜・ポジション・センサ ナル・プレートとセンサとのすき聞が変化し,センサ付 近の磁界に変化が生じる 。 これによりセンサ出力電圧が 変化するので, ECMはこの電圧変化とタイミングによりシリンダを判別している 。 クランクシャフト・ポ ジション・センサが作動しなくなると, ECMはカムシャフト・ポジション・センサのシ リンダ判別信号を 利用して様々なエンジン制御を行う 。 ( 1 1 ) EGRコントロール・バルブ ( 図 1-12 ) EGRコントロール・バルブは ステップ・モータを使 用してエキゾースト・マニホールドからの EGR流量を 制御している 。 このステップ・モータは,四つのコイル が相対する位置で構成されている 。 ECMからの出力信 号により l系 統 が ONになると,同じ回路のもう l系 統 は OFFになる 。 コイルに通電する順序を変化させるこ とでバルブを開く,また,逆の順序に通電することに よって閉じる 。 四つのコイルのうち いくつかのコイル 図 I-12 EGRコントロール・バルブ に通電することでバルブはその位置で保持される 。 。EGR 2 ) 温度センサ ( 図 -13 ) EGR温度センサは EGR通路を流れるガスの温度変化 を検出する 。 EGRコン トロール・バルブが開くと,高 温 の 排 気 ガ ス が EGR通路に流れ,通路の温度が上昇す る。 EGR温 度 セ ン サ は サーミスタを使用し温度変化 に応じて電気抵抗が変化する 。 その電気抵抗は温度上昇 に伴って減少する 。 このセンサは エンジン・システム を制御するのに直接使用されない 。 自己診断だけに使用 図 I-13 EGR温度センサ される 。 司 インテーク・バルブ・タイミング・コントロール・ソレノイド・バルブ ( 図 1-14 ) 1 ( インテーク・ノくルブ・タイミング・コン トロール・ソレ / OFFデューティ信 ノイド・バルブは, ECMからの ON フ。ー、、。ヤ フノンヤ r r ー 、 ー ー 唱 ・ .. . . . . . . 干噌ー・ー‘ー一、 L . u 9 ・ _ . 輔 、 . . , 嗣 ・ 品 開 嗣 ・・ ・守 司 ー. . . . . . . . . . I 号により油路を切り替えて,インテーク・バルブの開閉 時期を 制御している 。 ONのパルス幅が長いほど,イン テーク・バルブの開閉時期は進み 短いほど遅れる 。 ONと OFFのパルス幅が概ね等しいときは油路を止め, バルブの開閉時期をそのときの制御位置に固定する 。 -1 4 0- -s -.弘司圃 - 1 F 4 ‘---~~ コイル 図 I-14 インテーク・バルブ・タイミング・ コント口一 jレ・ソレノイド./ ¥ } レ フ ー軍SPA ( 1 4 ) バッテリ電流センサ(図 1-15) バッテリ電流センサは バッテリのマイナス側ケーブル 部に取り付けられ,バッテリの充放電電流を検出して ECMに信号を送っている 。 この信号をもとに, ECMは J// f - ネス時 バ ッ テ リ 負 荷 の 状 態 を 判 定 し 発 電 指 令 値 信 号 を IPDM E/Rに CAN通信で送り,オルタネータの発電量を制御 することによりエンジン負荷を軽減する 。 図 1-15 バッテリ電流センサ 。 5 ) タンブル・コントロール・バルブ ( 図 1-16 ) インテーク・マニホールドの各ポートに設けられた断面 タンブル・コントロール・バルブ-モータ の下半分を開閉させるタンブル・コントロール・バルブ とそのバルブを開閉駆動させるためのタンブル・コント ロール・バルブ・モータなどで構成されている 。 ECMは,エンジン回転速度,水温などの信号をもとに 走行条件に応じて, タンブル・コントロール・バルブ・ モ ー タ に 開 閉 信 号 を 送 信 す る 。 このタンブル・コント ロール・ノくルブを閉じることにより,強いタンブル流 タンブル・コントロール・バルブ 図 1-16 タンブル・コントロール・バルブ (旋回流)を発生させ, EGR作 動 領 域 に お い て 燃 焼 の 安 定化を図っている 。 ( 1 6 ) 冷媒圧力センサ ( 図 Iー 1 7 ) 冷媒圧力センサは,エアコン・システムのリキッド・タ コネクタ部 ンク内に取り付けられている 。 こ の セ ン サ は , 静 電 ボ リューム・プレッシャ ・トランスデューサを用いており , 冷媒の圧力を電圧に変換する 。電圧信号は ECMに送信 され, ECMはクーリング・ファン・システムを制御す る。 図 1-17 冷媒圧センサ -1 4 1- ー ヨ ・ ( EVAP)・システム ( 図1 -1 8) エバポレーテイブ・エミッション ( E V A P )・シ ステムは,燃料システムから大気中に放出される燃料蒸発ガ ( 1 7 ) 工バポレーティブ・工ミッション スを低減させるためのものである 。 VAPキャニスタへ導かれ, 密閉されたフューエル・タンク内の燃料蒸発ガスは ,活性炭が充てんされた E エンジンが作動していないときはその活性炭に吸着される 。 エンジン作動中は, EVAPキャニスタ内の燃料蒸発ガスは EVAPパージ・コントロール・ソレノイド ・バ ルブを通り,インテーク・マニホールドに吸い込まれる 。燃料蒸発ガスのパージ流量がエンジンの吸入空気 量の増加に応じて増加す るように, ECMは EVAPパージ・コントロール ・ソレノイド・バルブを制御して いる 。 ただし減速中や急加速中などは 燃料蒸発ガスのパージを止めている 。 電子制御 エ ア ク 日 弓 インテーク ・マーホールド / 己〉 -・燃料蒸発ガス 母国パージ・ ヱア 〈コ新 チヱツク・バルブ/手 図1 -18 気 E VAPシス テム EVAP/~ージ・コントロール・ソレノイド・バ j レブ ( 図 1 -1 9) EVAPノてージ・コントロール・ソレノイド・ノくルブは, ECMか ら の ON/ OFFデユーテイ信号により, EVAP ( イ ) キャニスタ内の燃料蒸発ガスのパージ流量を制御してい る。 ONのパルス幅が長いほど ソレノイド・バルブを 通過する燃料蒸発ガスのパージ流量は増える 。 図 1-1 9 -1 4 2- E V A Pパージ・コントロール・ ブ ソレノイド・ J¥)レ ー .... 司 。 ポジティブ・クランクケース・ベンチレーション ( PCV)・システム ( 図 1-20) ポジテイブ・クランクケース・ベンチレーション ( PCV)・システムは,ロッカ・カバーに取り付けられて いる PCVバルブを用いて クランクケース中のブローバイ・ガスを,インテーク・マニホールドに戻して いる 。 高負荷走行時 通常走行時 c::;>新気 回ゆブローパイ・ガス 図 1-20 PCVシステム ( イ ) PCVバルブ ( 図 1-2 1) エンジンが中負荷のときは,ブローバイ・ガスは PCV バルブを経由してインテーク・マニホールドに吸い込ま れる 。通常,バルブの能力はブローパイ・ガスと少量の J ト 新気を処理するのに十分である 。新気はエア・ダク トか らホースを経由してロッカ・カバーに入り,クランク ケースに導かれる 。高負荷時には,ブローバイ・ガスは PCVバ ル ブ だ け で は 処 理 で き ず に ホースを逆流し 図 I一2 1 PCVバルブ作動状態 エア・ダクトからも吸い込まれる 。 ( 1 9 ) 三元触媒装置 ( 図 1-22) 三元触媒は,ロジウム,パラジウム,白金の触媒機能を 利 用 し て , 排 気 ガ ス 中 の 有 害 成 分 で あ る CO,HC, 触媒コンパータ (エキゾース卜・マニホールド) NOxを酸化・還元をして低減している 。 HC,COを酸 , O2に 化し H20,CO 2に変化させ,NOxを還元して N2 分解する 。 O2センサによる空燃比フィードパック制御を常に理論 空燃比付近に制御することで三元触媒の転換率を高めて 図 1-22 触媒コンバータ いる 。 また,エキゾースト・マニホールド出口付近に取り付け ることで,排気ガスの熱により触媒の温度を上げること で早期活性化を促進している 。 -1 4 3- ・ ー冨E B 3 点検・整備 1) 故障コードの表示・消去方法 ( 1 ) はじめに ECMは車載式故障診断 (OBD)システムに対応しており,これはエンジンのセンサ又はアクチュエータに関 連する故障を検出する 。更に ECMは 以下を含むさまざまな排出ガス関連の診断情報を記録する 。 排出ガス関連の診断情報 準拠規格 DTC ] ISD 5 4 0 5-2のサ ービス $ 0 3( IS015031-5のサービス $ 0 3) フリーズ・フレーム・データ ] ISD 5 4 0 5-2のサービス $ 0 2( IS015031-5のサービス $ 0 2) lトリ ップ目 DTC ] I SD 5 4 0 5-2のサービス $ 0 7( IS015031-5のサービス $ 0 7) lトリ ップ目 DTCのフ リーズ・フレーム・デー タ これらの情報は,下の表に挙げている方法を使って確認することができる 。 。 。 DTC CONSULT-I ECM ※ :DTCと lト リ ップ目 lトリ ップ 目 DTC Iフリーズ ・フレーム・デ、 ータ 。 ※ 。 。 。 フレーム・データ DTCをj 哉別することカfできない。 連続する 2回のトリップで同じ故障が検出された場合 ( 2トリップ検出診断),又は ECMがフェイルセーフ・ M I L )が点灯する 。 モードに入った場合は,インストルメント・パネルの故障警告灯 ( ( 2 ) 2トリップ検出診断と 1トリップ検出診断 初めて故障を検出したとき, ECMは Iトリップ日 DTCと lトリップ目 DTCのフリーズ・フレーム・デー タを記憶する 。 MILは , この段階では点灯しない 。 (1トリップ〉 次の運転の際に同じ故障を再度検出すると, ECMは DTCとフリーズ・フレーム・データを記憶する 。 DTCを記憶すると同時に, MILが点灯する 。 < 2トリップ〉 i 2トリップ検出診断」の「トリップ」とは,運転中に自己診断が実行される運転モードを示している 。 2トリップ検出診断の中でも MILが点灯する診断と点灯しない診断がある 。 lトリップ検出診断では,初めて故障を検出したときに, DTCとフリーズ・フレーム・データを ECMは記 憶する 。 これらの診断の中でも MILが点灯するものとそうでないものがある 。 。 :確認可能 MIL 項目 1トリ ップ検出診 断 2トリップ検出診断 確認不可 1トリ ップ目 DTC DTC 1トリ ップ目 2トリップ目 lトリ ップ 目の 2トリップ目の lトリ ップ目の 2トリップ目の 点灯 点灯 表示 表示 表示 表示 。 。 。 。 。 -1 4 4- M .圃固四五 ・ ( 3 ) 排出ガス関連の診断情報 排出ガス関連の診断情報項目 DTC※ l※ 2 なし 自己診断名 MI L 診断トリップ 異常なし U1 0 0 0 CAN通信線 2 U10 0 1 CAN通信線 2 P0011 インテーク・パルプ・タイミング制御の機能 2 P010l エア・フロー・センサ系統特性異常 PO l0 2 エア・フロー・センサ系統低入力 点灯 P0103 エア・フロー-センサ系統高入力 点灯 l P01 l2 吸気温センサ系統低入力 点灯 2 P01 l3 吸気温センサ系統高入力 点灯 2 P01 l7 水温センサ系統低入力 点灯 2 P01 l8 水温センサ系統高入力 点灯 2 P0122 スロッ トル・ポ ジション・センサ 2系統低入力 点灯 P0123 ス ロ ッ トル・ポ ジション・センサ 2系統高入力 点灯 P0132 O2セン サ l系統電圧高い 点灯 P0133 P0135 O2センサ l系統応答遅い O2センサ l系統作動不能 O2センサ 1ヒータ制御断線 P0134 2 2 点灯 2 点灯 2 P0 l7 1 空燃比リー ン 点灯 2 POl72 空燃比リ ッチ 点灯 2 P0222 スロットル・ポジション・センサ l系統低入力 点灯 P0223 スロットル・ポジション・センサ I系統高入力 点灯 P0300 複数シ リンダ ・ミス・ファイヤ検出 2 P0301 シ リンダ lミス・フ ァイ ヤ検出 2 P0302 シ リンダ 2ミス・ファ イヤ検出 2 P0303 シ リンダ 3ミス・ファイヤ検出 2 P0304 シ リンダ 4ミス ・フ ァイヤ検出 2 P0327 ノック・センサ系統低入力 2 P0328 ノ ック ・センサ系統高入力 2 P0335 クランクシャフ ト・ポ ジション ・セ ンサ系統 点灯 2 P0340 カムシャフト・ポジション・センサ系統 点灯 2 P0350 イグニション・コイル l次系統 点灯 2 P0400 EGR系統閉 点灯 2 P0403 EGRバルブ回路 点灯 P0405 EGR温度センサ系統電圧低い 点灯 2 P0406 EGR温度センサ系統電圧高い 点灯 2 P0500 車速センサ 点灯 P0506 アイドリング制御システム回転数低い P0507 アイドリング制御システム回転数高い P0605 ECM 2 2 2 点灯又は一 l又は 2 ECM電源系統 点灯 2 インテーク・バルブ・タイミング・コントロール・ソレノイド・バルブ回路 点灯 2 P1 l2 1 電子制御 ス ロ ッ トル 点灯 P1 l2 2 電子制御スロ ッ トル機能異常 点灯 Pl124 ス ロ ッ トル・モー タ ・リレー系統短絡 点灯 P1 l2 6 ス ロ ッ トル・モー タ ・リレー系統断線 点灯 l P1 l2 8 スロッ トル・モー タ系統短絡 点灯 l PI065(注) Pllll -1 4 5- ー .... DTC※ l※ 2 自己診断名 MIL 診断トリ ップ O2センサ lリーン・シフト異常 2 P1 l44 O2センサ lリッチ・シフト異常 2 P1212 TCS通信系統 2 P1 l4 3 P1217 エンジン・オーバ・ヒート P1225 スロットル全閉位置学習値異常 P1226 スロットル全閉位置学習機能異常 P1229 センサ電源回路短絡 点灯 点灯 点灯 2 2 P1402 EGRパルプ系統開 P1550 バッテリ電流センサ系統中間電位固着 2 P1551 バッテリ電流センサ系統電圧低い 2 P1552 バッテリ電流センサ系統電圧高い 2 P1553 バッテリ電流センサ系統機能異常 l 2 P1554 バッテリ電流センサ系統機能異常 2 2 イモ ピC/U 2 P1610-P1615※ 3 P1706 ノT ーク P1715 CVT入力回転速度センサ信号系統 /ニュートラル・ポ ジション・スイッチ 点灯 2 2 2 Pl720 車速セン サ (A/T出力 )又は (CVTコントロール・ユニ ット出力 ) P1805 ブレーキ・スイッチ P2122 P2123 2 点灯 1 アクセル・ペダル・ポジション・センサ 1系統低入力 点灯 l アクセル・ペダル・ポジション・センサ l系統高入力 点灯 P2127 アクセル・ペダル・ポジション・センサ 2系統低入力 点灯 P2128 アクセル・ペダル・ポジション・センサ 2系統高入力 点灯 P2135 スロットル・ポジション・センサ 1 ,2電圧相関 点灯 P2138 アクセル・ペダル・センサ1, 2電圧相関 点灯 l ※ 1:1ト リ ップ目の DTC番号は, DTC番号と 同じ。ECMの診断テスト・モード Eの DTCはこれらの DTCから“ p"又は“ U"を 耳文ったもの。 ※2 : これらの番号は, ] ISD 5 4 0 5-3( ISO1 5 0 3 1-6)によって規定さ れている 。 ※ 3:これ らの DTCはイモピライザ関連の DTCである 。 ヨE “ ECM電源系統"と 表示さ れますが, 電源系統の異常で はない o DTCと 1トリップ目 DTC 以下は M ILが点灯する, 2トリップ検出診断の場合である 。 1トリップ目 DTCの 番 号 は DTCの 番 号 と 同 じ で あ る 。 1トリップ日で故障を検出すると, ECMは Iトリ ップ 目 DTCを記憶する 。 このとき M ILは 点 灯 し な い 。 連 続した次のトリップ( 2トリップ目)で同じ故障を検出しない場合(必要な走行パターンに適合)は, ECMメ モ リ か ら lトリップ目 D TCは 消 去 さ れ る 。 連 続 し た 次 の ト リ ップ ( 2トリ ップ目)で同じ故障を検出すると, ECMは 1トリップ目 DTCと DTCを記憶し, MILが 点 灯 す る 。 1トリップ目 DTCは, ] ISD5 4 0 5-2の サ ー ビ ス $ 0 7( I S O15031-5の サ ー ビ ス $ 0 7 )に 規 定 さ れ て い る 。 1 トリップ目の D TCの 検 出 は MILを 点 灯 し な い た め ドライパに問題発生を 警 告 しない 。 1トリ ップ目 DTCを検出したときは, I 診断フロー」のステップ 2 で指定されているように ( 1 トリップ目) DTCと フ リ ー ズ ・ フ レ ー ム ・ デ ー タ を 点 検 し , プ リ ン ト ・ ア ウ ト 又 は 書き 留 め , そ し て 消 去 す る こ と 。 そ ( 4 ) 1貢」又は「自己診断実 行 手順代替法」を 実 施 し て , 問 題 点 を 再 現 す る 。 故 障 が 再 現 す る の後に「自己診断実 行 手 ) 場合は,その原因を再度調査する必要がある 。 DTCと 1トリップ目の DTCを 読 み 取 る 方 法 DTCと 1トリップ目の DTCは , 以 下 の 方 法 で 読 み 取 る こ と が で き る 。 ( イ ) -1 4 6- ー 置... ( a ) ⑬ CONSULT-Iを使用する場合(図-23) CONSULT-I I↑列:P0335,P0500,P1217など。 , ] I SD 5 4 0 5-3( I S O1 5 0 3 1-6 )によって規定されている 。 これらの DTCは (CONSULT-I Iは,故障している部品名称やシステム名称も表示する 。) DTCと 1トリップ日 DTCに対する CONSULT-I Iの表示例を次の図に示す。故障に関する DTCや 1トリッ , CONSULT-llの“自己診断結果"モードで表示される 。 1寺期"は, DTCが最後に検出された プ目 DTCは 後に車両を運転した回数を示している 。 現在 DTCを検出している場合は, " l t "と表示される o " 8 寺期"が“ 0 " 又は“ l t "以外の DTCは,過去に発生した不具合である 。 自己診断結果 不具合系統名 自己診断結果 時期 不具合系統名 C Y L 特1 ミスファイヤ [ P 0 3 0 1 l CYL~l ミスファイヤ [ P 0 3 0 1 l 時期 l t 1トリップ目 DTC表示 DTC表示 図 -2 3 CONSULT-I Iを使用する場合 ( b ) ⑧ CONSULT-IIを使用しない場合 診断テスト・モード I(自己診断結果)における MILの点滅回数は, DTCを示している 。例 :0 3 3 5,0 5 0 0, 1 2 1 7など。 これらの DTCは , NISSANによって管理されている 。 .1トリップ目 DTCとDTCとの区別はできない 。 .DTCの出力は故障を示している 。 し か し 診 断 テ ス ト ・ モ ー ド Eは,故障がまだ発生しているのか,過去 に発生して正常に戻ったのかについて表示できない 。次の図に示すように 識別することができる 。 したがって, CONSULT-llは故障の状態を Iの利用を推奨する 。 (入手可能であれば )CONSULT-I ( 5 ) フリーズ・フレーム・データと 1トリップ目 DTCのフリーズ・フレーム・データ ( 2 トリップ検出診断の 場合) ECMは,故障を検出した時点における燃料システムの状態,水温,長期燃料トリム,短期燃料トリム,エ ンジン回転速度,車速,基本噴射量,及び吸気温度などの運転状態を記憶する 。 lトリップ目 DTCと共に ECMメモリに記憶するデータは lトリップ目 DTCのフリーズ・フレーム・デー タと呼ばれる 。 DTCと共に記憶するデータはフリーズ・フレーム・データと呼ばれ,双方とも CONSULT l lに表示される 。 ECMには, 1セ ッ トのフリーズ・フレーム・データ(1トリップ目 DTCのフリーズ・フレーム・データ又は フリーズ・フレーム・データのどちらか)のみ記憶することができる 。 1トリップ目 DTCのフリーズ・フ レーム・データは, 1トリップ目 DTCと共に ECMメモリに記憶する 。 1トリップ目 DTCのフリーズ ・フ レーム・データには優先権がなく,別の lトリップ目 DTCを検出するたびに更新する 。 し か し 一 度 フ リ ー 2トリップ目検出)を ECMが記憶すると ズ・フレーム・データ ( 1トリップ日 DTCのフリーズ・フレーム・ データは記憶しない 。 ECMは lセットのフリーズ・フレーム・データのみ記憶できる 。 データの更新に関 して, ECMには次の優先順位がある 。 -1 4 7- ー軍S;JO 項目 優先順位 0 3 0 0~ P 0 3 04 ミス・ファイヤ -DTC:P 空燃比一 DTC: P0 l7 , 1 PO l7 2 フリーズ・フレーム・データ 上記の項目を除く 2 lト リ ップ目 DTCのフ リー ズ・フレーム・データ 3 EGRの故障(優先順位:2 )を検出してフリーズ・フレーム・データが 2トリップ目に記憶した場合, その後に別のトリ ップでミス・ファ イヤ (優先順 位 :1 ) を検 出すると,フリーズ・フレーム・データが E GR の故障からミス・ファイヤに更新する 。 1トリップ目 DTCのフリーズ・フレーム・データは,別の故障が TCのフリーズ・フレーム・データには,優先権がない 。 しかし 検出されるたびに更新する 。 1トリ ップ目 D いったんフリーズ・フレーム・データを ECMが記憶すると, ( ECMには 1セ ッ トのフリーズ・フレーム ・ データ又は lトリップ目 DTCのフリーズ・フレーム・データのみを記憶するために)1トリップ目のフリー ズ・フレーム・データは記憶しない 。 フリーズ・フレーム・データを ECMが記憶して その後に同じ優先 例えば, 順位のフリーズ・フレーム・データが発生した場合は,最初の(もとの)フリーズ・フレーム・データは ECMの中で更新せずに残る 。 ECMメモリを消去すると 1トリップ目 DTCのフリーズ・フレーム データが ( D T Cと共に)消去される 。 ・デ ータ 又 はフリーズ・フレーム・ ( 6 ) 排出ガス関連の診断情報の消去方法 この手順を実施すると ECMメモリは消去され,以下の排出ガス関連診断情報も消去される 0 . DTC .1トリップ目 DTC -フリーズ・フレーム・データ .1トリ ップ目 ヨ空〕 DTCのフ リーズ・フレーム・データ バッテ リ端子が外れている場合も上記の診断情報はすべて消去される 。 ( 外されている時間は数秒から数時間 まで様々である 。) 付 ) ⑮D TCの消去方法 ( CONSUL T-I Iを使用する場合) (図ー 24) ECMの診断情報は, CONSULT-Iの“自己診断結果"モードで“消去"を選択することにより,消去するこ とカまできる 。 FFにすること 。 ① 修理作業後にキー・スイッチが ONのままである場合は,必ずキー・スイッチをいったん O 1 0秒間以上待ってから , もう一度 ONにする(エンジン停止)。 ②C ONSULT-Iを ONに して,“エンジン"をタッチする 。 ③ “自己診断結果"をタッチする 。 ④“記憶消去"をタッチする 。 ( ECMに記憶されている DTCが消去される 。) -1 4 8- -圃・翫匝量昭・ DTCの消去方法 (CONSUL-Iを使用する場合) ①修理作業後にキー・スイッチが ONのままである場合は,必ずキー・スイッチをいったん OFFにすること。 1 0秒間以上待ってから,もう一度 ONにする(エンジン停止)。 。 。 診断モード選択 診断システム選択 エンジン 自己診断結果 x x x x x x 不具合系統名 自己診断結果 x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x 以X ③“自己診断結果"をタッチする。 “ エンジン"をタッチする。 図 -2 4 。 I F . Fデ一世 記憶消去 ② CONSUしT-n をONに し て , 時期 C Y L特1ミスファイヤ [ P 0 3 0 1 l │ 印刷 ④ "~è憶消去"をタッチする。 (ECMに記憶されている DTCが消去される。) DTCの消去方法 ( 口 ) ⑧D TCの消去方法 (CONSUL T-I Iを使用しない場合) ① 修理作業の後にキー・スイッチが ONのままである場合は,必ずキー・スイッチをいったん OFFにするこ と。 1 0秒間以上待ってから もう 一度 ONにする(エンジン停止)。 ② ECMを診断テスト・モード I(自己診断結果)に設定する 。 0秒間以上保持する 。 ③ アクセル・ペダルを完全に踏み込んで,その状態を 1 排出ガス関連の診断情報は, ④ ECMパックアップ・メモリから消去されている 。 アクセル・ペダルを完全に離して, DTCOOOOが表示されていることを確認する 。 ( 7 ) 故障警告灯 ( M IL ) (イ)概要 ( 図 -2 5) a二 故障警告灯 ( M I L )は,インストルメント・パネルに配置 さ オ1ている 。 ① エンジンを回転させない状態でキー・スイッチを ONに 二 すると, MILが点灯する 。 これでバルブ点検ができる 。 ② エンジンが始動後, MILは消灯する 。 MILが点灯し続けている場合は OBDシステムがエン 図 -25 故障警告灯 ( M IL ) ジン・システムの古支障を検:出している 。 ( 口 ) 車載式故障診断 ( 08D) システムの機能 O B D )システムには,次のような四つの機能がある 。 車載式故障診断 ( 診断テスト・モード キーとエンジンの状態 モード I キー・スイッチ ON 機能 機能の説明 バルブ点検 この機能は, MILのバルブの破損 ( 溶断, 断線など)を点検す る。 MILが点灯しない場合は, MILの回路を点検すること 。 故障警告 2回 の 連 続 し た 走 行 サ イ ク ル で 故 障 が 2回検出されると, ~ エンジン停止 正 う エンジン回転中 伝 う MILが点灯して故障が検出されたことをドライパに知らせる 。 ( 2トリップ検出診断) lトリップ検出診断は, 1トリップ目に MILが点灯する 。 -1 4 9- ーヨSi)O 診断テスト・モード キーとエンジンの状態 モード E キー・スイッチ ON 機能 機能の説明 自己診断結果 この機能によって, ことができる 。 ~ DTCとlトリップ自の DTCを読み取る エンジン停止 証 う O2センサ l この機能によって ,O2センサ 1がモニタしている燃料混合状 エンジン回転 中 伝 う モニタ 態(リーン又はリ ッチ)を読み取ることができる 。 川診断テスト・モード切り換え方法 ヨ 翌 日 時計を使って時間を正確にカウントすること 。 -アクセル・ペダル・ポジション・センサの回路が故障している場合は,診断モードを切り換えることがで きない。 OFFにした後は, ECMは必ず診断テスト・モード Iに戻 る。 診 断 テ ス ト ・ モ ー ド I( 自己診断結果)の設定 方 法 ( 図-2 5) -キー・スイッチを ( a ) ① アクセル・ペダルが全閉位置であることを確認 し キー・スイッチを ONにして 3秒 間 待 つ 。 ② アクセル・ペダル全開,全閉を, 5秒以内に素早く 5回 く り 返 す。 ③ 7秒 間 待 っ て か ら ア ク セ ル ・ ペ ダ ル を 完 全 に 踏 み 込 み MILが 点 滅 し 始 め る ま で 約 1 0秒 間 そ の 状 態 を 保 持 する 。 ④ ア ク セ ル ・ ペ ダ ル を 完 全 に 離 す。 ECMは , 診 断 テ ス ト ・ モ ー ド I(自己診断結果 Hこ入っている 。 ス刀チ山斗 10秒以上 自 己診断結果消去 全開「 アクセル ・ │ 全開 ど! 約 10秒 L 診断モード モード E モード I モード I 図25 診断テスト ・モード I(自己診断結果) ( b ) 診 断 テ ス ト ・ モ ー ド I( 02センサ 1モニタ )の設定 方 法 ① ECMを 診 断 テ ス ト ・ モ ー ド I(自己診断結果)に設定する 。 ② エンジンを始動する 。 ECMは , 診 断 テ ス ト ・ モ ー ド I( 02セ ン サ lモニタ)に入っている o のモニタを開始する 。 ECMが , O 2センサ 1 ( ニ ) 診 断 テ ス ト ・ モ ー ド Iー バ ル ブ 点 検 このモー ドで は , イ ン ス トルメ ン ト ・ パ ネ ル の MILが 点 灯 し て い な け れ ば な ら な い 。 消 灯 の ま ま に な っ て いる場合は,バルブを点検すること 。 -1 5 0- ー 軍SJO 除) 診断テスト ・モード I一故障警告 正一灯一灯 M 一点一消 MILが点灯する 診 断について ) 状態 ( 故障が検出された場合 故障なし これらの DTC番号は,診断テスト・モード I(自己診断結果)で判定できる 。 6 ) 川 診 断 テ ス ト ・モード Eー自己診断結果(図 - 2 このモードでは,下に示すように DTCと 1トリップ目 DTCが MILの点滅回数によって表示される 。 この 点滅回数だけでは DTCと lトリップ目 DTCの判別はできない 。 MILが点灯する診断で診断テスト・モー ド 1(故障警告)で MILが点灯しない場合は ,表示された全項目が lトリップ目 DTCである 。 MILが点灯す る診断で診断テスト・モード I(自己診断結果)で MILが点灯したときにコードが l個だけ表示される場合 は,それが DTCである 。2個以上のコードが表示された場合は ない 。DTCのコードは DTCか lトリップ目 DTCかの判別はでき lトリップ目 DTCのコードと同じである 。 CONSULT-I Iであればこれらを識別 することができる 。図はコード読み取り方法の一例である 。 〈例 DTC1217&0335> 表示変更 1217 点灯 消灯 0335 1門r 0. 6 0. 3 出~世 0 . 6 I l r 間 単位:秒 図 -26 診断テスト・モード E一自己診断結果 DTCは , 4桁の数字が点滅する回数によって識別することができる 。「ゼロ」は , 1 0回の点滅によって表示 される 。 1 0 0 0の位の数字が点滅する時間の長さは 点灯 0 . 6秒と消灯 0 . 6秒からなる1.2秒である 。 1 0 0の位以下の数字は,点灯 0 . 3秒と消灯 0 . 3秒のサイクルである 。 0の 上位の位の数字から下位の位の数字へ表示が切り替わるときは, 1 .0秒の間隔をおいている 。例えば, 1 0 0の位の数字が消えた1.3秒後 ( 0 . 3+1 .0秒)に表示し始める 。 位の数字は 1 .8秒の間隔をおいている 。 ひとつの DTCから別の DTCへ表示が切り替わるときは, 1 0 0 0 "は,故障がないこと この方法では,検出されたすべての故障がその DTCによって分類される 。 DTC“0 を意味する 。 ( a ) 診断テスト・モード I( 自己診断結果)の消去方法 ① ECMを診断テスト・モード I(自己診断結果)に設定する 。 0秒間以上保持する 。 ② アクセル・ペダルを完全に踏み込んで,その状態を 1 排出ガス関連の診断情報は ECMパックアップ・メモリから消去されている 。 ③ アクセル・ペダルを完全に離して, DTCOOOOが表示されていることを確認する 。 11よ Fhu よ - ー ..... この手順を実施すると ECMメモリは消去され,以下の排出ガス関連診断情報も消去される 0 .DTC .1トリップ目 DTC -フリーズ・フレーム・データ ・1トリップ目 DTCのフリーズ・フレーム・データ ヨ翌日 ノくツテリ端子が外れている場合も上記の診断情報はすべて消去される 。 仇されている時間は数秒から数時間 まで様々である 。) ( ト ) 診断テスト・モード E一 O2センサ 1モニタ このモードでは , O2センサ lがモニタしている空燃比の状態(リーン又はリッチ)を ,MILが表示する 。 MIL 排気ガス中の空燃比の状態 点灯 リーン 消灯 リッチ ※点灯又は消灯の状態を持続 あらゆる状態 空燃比フィードパック・コントロール状態 クローズド・ループ・システム オープン・ループ・システム ※:オープン・ループに切り換わる直前の状態を維持。 O2センサ 1の機能を点検するためには 診断テスト・モード Eでエンジンを始動して,水温計がゲージの中 央を指すまで暖機すること 。 000rpm前後で約 2分間回転させる 。 エンジンを無負荷状態の 2000rpmで 次に,エンジンを無負荷状態の 2 回転させながら, MILが 1 0秒以内に 5回以上点灯することを確認する 。 2 ) 点検整備 ( 1 ) 基本点検 ( イ ) アイドル回転速度 ( a ) ⑮ CONSULT-Iを使用する場合 ( 図ー 27 ) CONSULT-Iの デ ー タ モ ニ タ モ ー ド で , ア イ ド ル 回 データモニタ モニタ中 転速度を点検する 。 エンジンカイテンスウ │異常なし X ) ( ) (r p r n 図 -27 CONSULT-lIを使用する場合 ( b ) ⑧ CONSULT-Iを使用しない場合 ( 図一 28 ) 図のように,ループ・ワイヤに誘導型(電流検出型)エン ジン回転計を取り付けて アイドル回転速度数を点検す る。 図 -2 8 CONSULT-lIを使用しない場合 1EEム 円ノ“ FhU -~函M・ ( ロ ) 点火時期 次の 2種類の方法がある 。 ( a ) 方法 A( 図ー 2 9) ① 図のように,ループ・ワイヤにタイミング・ライ トを取 り付ける 。 ② 点火時期を点検する 。 図 -29 方法 A ( b ) 方法 B( 図 -30 ,3 1,3 2) ①N O . 4イグニション・コイルを取り外す。 図 -3 0 方法 8(1) ② 図のように, No .4イグニション・コイルと N O . 4スパー ク・プラグを適当なハイテンション・ケーブルで接続し そのケーブルにタイミング・ライ ト ・クランプを取り 付 ける 。 、 、 適当なハイ テンシ ョン・ケーブル 単位 :m m 約1 4 図 - 31 方法 8 (2) ③ 点火時期を点検する 。 図 -32 方法 8 (3) υ 円く Fhu よ - ーヨS;JO 川 アクセル・ペダル全閉位置学習 ( a ) 概要 「アクセル・ペダル全閉位置学習 J とは,アクセル・ペダル・ポジション・センサの出力信号をモニタするこ とによってアクセル・ペダルの全閉位置を学習させる作業である 。 これは アクセル・ペダル・ポジショ ン・センサ又は ECMハーネス・コネクタを外すたびに実施しなければならない 。 ( b ) 作業手順 ① アクセル・ペダルが全閉位置であることを確認する 。 ② キー・スイッチを ONにして, 2秒間以上待つ 。 0秒間以上待つ 。 ③ キー・スイッチを OFFにして, 1 ④ ステップ② と③ を 3回繰り返す。 ( ニ ) スロ ットル全閉位置学習 ( a )概要 「スロットル全閉位置学習 J とは,スロットル・ポジション・センサの出力信号をモニタすることによってス ロットルの全閉位置を学習させる作業である 。 これは 電子制御スロ ットル又は ECMハーネス・コネクタ を外すたびに実施しなければならない 。 ( b ) 作業手順 ① アクセル・ペダルが全開位置であることを確認する 。 ② キー・スイッチを ONする 。 0秒間以上待つ 。 ③ キー・スイッチを OFFにして, 1 この間にス ロットルが自動的に動くかどうか,作動音を聴いて確認する 。 附 アイドル吸入空気量学習 ( a )概要 「アイドル吸入空気量学習」とは,安定したアイドル回転を得るため 作業である 。以下の条件のとき アイドル時の吸入空気量を学習させる 学習を実施しなければならない: -電子制御ス ロ ッ トル又は ECMを交換したとき ・アイドル回転速度又は点火時期が基準値外であるとき ( b ) 作業前の準備 「アイドル吸入空気量学習」を実施する前には,以下の条件をすべて満たしていることを確認すること 。 以下の条件のいずれかが少しでも外れると 学習を中止する 。 2 . 9 V以上(アイドリング時) -バッテリ電圧:1 -水温:70~950C 0 -吸気温:60C以下 -パーク /ニュートラル・ポジション・スイッチ :ON .電気負荷スイッチ:OFF (エアコン,ヘッドランプ, リヤ・デフオツガ) ・ステアリング・ホイール:ニュートラル(直進状態) .車速:Okm/h 0 ・トランスミッション:A/T フルード 60C以上(エンジン暖機後,約 1 0分間走行する 。) -1 5 4- .園 町 画 量 昭 ・ ( c ) 作業手順 〈⑪ CONSULT-nを使用する場合> (図-3 3,3 4,3 5 ) ① 「アクセル・ペダル全閉位置学習」を実施する 。 ② 「スロットル全閉位置学習」を実施する 。 ③ エンジンを始動して,冷却水温が適温になるまで暖機す る。 ④ 「作業前の準備 J に挙げている全項目を満たしていること 図 -33 CONSULT-I Iを使用する場合( 1 ) を確認する 。 ⑤ “作業サポート"モードで“吸入空気量学習"を選択する 。 0秒間待つ 。 ⑥ “開始"を押して,約 2 作業サポート 吸入空気量学習 │ モニタ エンジンカイテンスウ X X Xr 開n 開始 ⑦ CONSULT-nの画面に“完了"が表示されていること 図 -3 4 CONSULT-Iを使用する場合( 2 ) を確認する 。 I アイドル吸入空気量学 診断手 1 )1 貢」を参 習」が完成していない 。 この場合には, I 作業サポート “完了"が表示されない場合は, 阪入空気量学習 │ 完了 モニタ 工ンジンカイァンスウ X X Xr p m 照して問題の原因を究明すること 。 ⑧ エンジンを 2,3田空吹かしさせて,アイドル回転速度 と点火時期が基準値内にあることを確認する 。 アイドル回転速度:7 0 0: t5 0rpm( p又は Nポジション) 開始 :3: t5BTDC(P又は Nポジション) 点火時期 0 図 -3 5 CONSUL T-Iを使用する場合( 3 ) n 〈 ⑧ CONSULT- を使用しない場合> (図-3 6 ) 軍望日 ・時計を使って時間を正確にカウントすること 。 ・アクセル・ペダル・ポジション・センサの回路が故障している場合は 診断モードを切り換えることがで きない 。 ① 「アクセル・ペダル全閉位置学習」を実施する 。 ② 「スロットル全閉位置学習」を実施する 。 ① エンジンを始動して,冷却水温が適温になるまで暖機する 。 ④ 「作業前の準備」に挙げている全項目を満たしていることを確認する 。 0秒間以上待つ 。 ① キー・スイッチを OFFにして, 1 ⑥ アクセル・ペダルが全閉位置であることを確認しキー・スイッチを ONにして 3秒間待つ 。 ⑦ アクセル・ペダル全開,全閉を, 5秒以内に素早く 5回くり返す。 秒間待ってからアクセル・ペダルを完全に踏み込み, ③7 MILが点滅を止めて点灯するまで約 2 0秒 間 そ の 状 態を保持する 。 ILが点灯してから 3秒以内に,アクセル・ペダルを全閉する 。 ①M ⑩エンジンを始動して,アイドル回転させる 。 0秒間待つ 。 ⑪約 2 Fhd Fhu よ - ーヨSiPA d 、 l ← ア イ ド ル 吸 入 空 気量学習開始 ナ 3秒以内│ アクセル・全開 「 ペダル │ 全閉 L MIし L 三 点 灯 図 -3 6 消 灯 CONSULT-Iを使用しない場合 ⑫ エンジンを ,2,3回空吹かしさせて,アイドル回転速度と点火時期が基準値内にある ことを確認する 。 0 0: t5 0rpm(p又は Nポジション) アイドル回転速度:7 :3: t5B TDC(P又は Nポジション) 点火時期 0 r ⑬ アイドル回転速度と点火時期が基準値外である場合は , アイドル吸入空気量学習」が完了していない 。 この r 1 貢」を参照して問題の原因を究明すること 。 場合には , 診断手 )1 ( d ) 診断手順 アイドル吸入空気量学習が完了しない場合は 次のように作業を進めること 。 ① スロットルが完全に閉じていることを確認する 。 CVバルブが固 着 していないことを確認する 。 ②P ③ スロットルの下流にエア漏れがないことを確認する 。 ④ 上記の 3項目が OKであることを確認できた場合は ,部品の取り付け状態に問題がないか確認する 。 ⑤ エンジン始動後に以下の状態が発生する場合は 問題の原因を除去して「アイドル吸入空気量学習」をもう 一 度やり直すこと: ・エンスト -アイドル不調 ( ヘ . ) CO , HCの点検 ( a ) 概要 学 習機能付きの空燃比フィードパック・システムを採用し 補正範囲が広いため C O . HC濃度の調整は 不要である 。 ( b ) 点検手順 ① エンジンを十分に暖機し , アイドル回転速度及び点火時期がアイドル時の基準値であることを確認する 。 5 0 0~ 3000rpmで 2分間暖機する 。 ② その後更に,エンジン回転速度を 2 ③ アイドル回転に戻し無負荷状態で, CO濃度(規制値) :1 .0% 日C濃度(規制値) :3 00ppm CO,HC濃度をメータで点検する 。 データモニタ モニタ中 ④ 規制値に入らない場合は,以下の要領で空燃比フィード バックの状態を点検する 。 │異常なし エンジンカイテンスウ 2 0 0 0r p m 0 2センサ 1モニタ日 1 L E A N 〈 ⑮C ONSULT-Iを使用する場合) (図-3 7 ) ① データ・モニタで“ 02センサ 1モニタ B 1"を選択する 。 ② エンジン回転速度を約 2 000rpm一定にしたとき 1 0秒間 に 5回以上“ R I C H "と“LEAN"が交互に表示することを 図- 3 7 確認する 。 -1 5 6- CONSULT-Iを使用する場合 . . , . 〈 ⑧ CONSULT-nを使用しない場合〉 ① O2センサ・モニタ・モードで点検する 。 0秒間に ② エンジン回転速度を 2000rpm一定にしたとき 1 o二 二 5回以上故障警告灯が点滅することを確認する 。 ヨ 翌 日 アイドル時も空燃比フィードパ ック制御しているが, 図 -3 8 CONSULT-]lを使用しない場合 エンジン回転速度を上げて点検する 。 ( ト ) 燃圧点検 ( a ) 燃圧除去 〈 ⑪ CONSULT-nを使用する場合> ( 図 -3 9 ) 自前圧除去 ① キー・スイッチを ONにする 。 ② CONSULT-n の “作業サポート"モードで, アイドル回転時、「開始j を押して燃料 ポンプを停止させる。 エンスト後、 2 3回ウランキンゲすること。 を実施する 。 ③ エンジンを始動する 。 ④ エンスト後も, 2 , 3回 ク ラ ン キ ン グ し て す べ て の 燃 圧 を除去する 。 ⑤ キー・スイッチを OFFにする 。 図 -39 CONSUL T-]lを使用する場合 〈 ⑧ CONSULT-nを使用しない場合> (図-4 0 ) ① IPDM.E/ Rにあるフューエル・ポンプのヒューズを取 り外す。 ② エンジンを始動する 。 ③ エンスト後も, 2 , 3回 ク ラ ン キ ン グ し て す べ て の 燃 圧 を除去する 。 ④ キー・スイッチを OFFにする 。 ⑤燃料システムを点検整備した後,フューエル・ポンプの ヒューズを再度取り付ける 。 図 -40 CONSULT-]lを使用しない場合 ( b ) 燃圧点検 (図ー 41,42,43) フューエル・ラインを取り外す前に必ず燃圧を除去すること 。 直言己 ・換気がよく,火気のない場所で,以下の作業を行うこと 。 -取り外したフューエル・ホースやチューブから燃料がこぼれ出す可能性があるので,その下に受皿を準備 すること 。 この車両にはフューエル・リターン・システムがないために,燃圧を完全に除去することはで きない 。 ヨ歪]燃圧計(特殊工具)を使って,燃圧を点検する 。 ①燃圧を除去する 。 ②燃圧測定用のフューエル・ホースを準備し燃圧計[特 殊 工 具 :S T19590000Jを取り付ける 。 ③燃圧測定用フューエル・ホースとフューエル・チューブ (クイック・コネクタ・ジョイント用)をホース・クラン プで取り付ける 。 直重己 ・燃圧測定用のフューエ jレ・ホースは汎用品(純正品) エンジン側 フューエル・チューブヘ タンク側 クイック・コネクタヘ 図 -41 燃圧点検( 1 ) を使用すること 。 Fhu 門/ i - -Wjj JW -燃圧測定用のフューエル・ホースは ホースに突っ張りなど無理な力が掛からないよう 長めのものを使 用すること 。 -ホース挿入部のオイルやごみなどをガソリンに含ませたウエスで除去すること 0 .ホース挿入部分にガソリンを適量塗布すること 。 ・ホース・クランプは純正品(部品番号:1 6 4 3 9N4710又は 1 6 4 3 94 0 U O O )を使用すること 。 -ホース・クランプはホース端面 1~2mm 以内に取り付け 規定トルクで締め付けること 。 .5N.m( O. l~ 0. l5kg-m) ホ ー ス ・ ク ラ ン プ 締 め 付 け ト ル ク : 1~ 1 ④ フューエル・ホースのクイック・コネクタ部からフューエル・フィード・ホース(タンク側)とフューエル・ チューブ(エンジン側)を取り外す。 ⑤ フューエル・チューブ(エンジン側)に,燃圧測定用 / 燃 圧 浪I J 定用 フューエル・ホースをホース・クランプで取り付ける 。 直言ヨ フューエル・ホース ホース挿入部のオイルやごみなどをガソリンを含ま 先端側 /クランプ スプール、 せたウエスで除去すること 。 -ホース挿入部分にガソリンを適量塗布すること 。 -燃圧測定用のフューエル・ホースはフューエル・ チューブの一段目スプールに突き当たるまで差し込 フューヱル・~ チューブ 図 -42 燃圧点検( 2 ) むこと 。 -ホース・クランプは純正品(部品番号:1 6 4 3 9N4710又は 1 6 4 3 94 0 U O O )を使用すること 。 -ホース・クランプはホース端面 1~2mm 以内に取り付け,規定トルクで締め付けること 。 ホ ー ス ・ ク ラ ン プ 締 め 付 け ト ル ク : 1~ 1 .5N.m ( O. l~ 0. l5kg-m) ⑥燃圧測定用フューエル・ホースのフューエル・チューブ (クイック・コネクタ・ジョイント用)をクイック・コネ クタへ接続する 。 ⑦ 燃圧測定用フューエル・ホースを取り付け後,ホースを 約1 00N(約 1 0 k g )で 引 っ 張 り , ホ ー ス が フ ュ ー エ ル ・ チューブから抜けないことを確認する 。 ③キー・スイッチを ONに し て , 燃 料 漏 れ が な い か 点 検 す 図 -43 燃圧点検( 3 ) る。 ⑨エンジンを始動して,燃料漏れがないか点検する 。 ⑩燃圧計の値を読み取る 。 アイドリング時 :約 350kPa( 3 . 5 7 k g /c r r l ) 。 燃 圧 に 異 常 が あ る 場 合 は , 次 の ス テ ッ プ に 進 む。 ⑫以下を点検する 。 -フューエル・ホースとフューエル・チューブの詰まり .フューエル・フィルタの詰まり -フューエル・ポンプ OKの 場 合 は , プ レ ッ シ ャ ・ レ ギ ュ レ ー タ を 交 換 す る o NGの 場 合 は , 修 理 又 は 交 換 す る 。 口RU Fhu よ - ーMijiJO ( 2 ) 各種センサ及び各種アクチュ工ータの点検 ( イ ) 工ア・フロー・センサ ( a ) ⑪ CONSULT-IIを使用する場合 ( 図 -44) ①外したハーネス・コネクタを接続し直す。 ②エンジンを始動し冷却水温が適温になるまで暖機する 。 Iの“データモニタ"モードで, “エアフ ③ CONSULT-I データモニタ モ二台中 ローセンサ Bl"を選択 し 下 記 の 条件下で表示を確認す 工ンジンカイテンスウ エアフローセンサ 8 1 る。 測定条件 エア・フロー・センサ B lの 表示 ( V ) キー・スイッチ O N(エ ン ジ ン 停止) 約0 . 4 アイドル(エンジン l 援機後) アイドル→ 4 000rpm │異常なし X X X rpm X. X XV 0 . 9~ l .2 図 -4 4 CONSULT-lIを使用する場合 .2→約 2 . 4* 0 . 9~ l ※:エンジン回転速度上昇に応じて電圧が滑らかに上昇するか確認する 。 電圧が表中の電圧値を外れる場合は,次のステッフ。へ O ④ インテーク・エア・ダクトを通る空気流が偏る原因となる下記項目を点検する 0 ・ェア・ダクト類のつぶれ ・エア・クリーナ・エレメントのシール不良 -木の葉や虫などのエア・クリーナ・エレメントへの詰まり ・吸気系部品の異仕様,など OKの場合は,ステップ⑦へ。 NGの場合は,原因を修復し次のステッフ。へ O ⑤ エンジンを始動し冷却水温が適温になるまで暖機する 。 ⑥ CONSULT-I Iの“データモニタ"モードで“エアフローセンサ Bl"を選択し下記の条件下で表示を確認する 。 測定条件 エア・フロー・センサ B lの表示 ( V ) キー・スイッチ O N(エンジン停止) 約0 . 4 アイドル(エンジン暖機後) アイドル→ 4 000rpm 0 . 9~ l .2 0 . 9~ l .2→約 2 . 4※ ※ :エンジ ン回転速度上昇に応じて電圧が滑らかに上昇するか確認する 。 電圧が表中の電圧値を外れる場合は,次のステッフ。へ O ⑦ キー-スイッチを OFFにする 。 ③エア・フロー・センサのハーネス・コネクタを外し接続し直す。 ⑨エンジンを始動 し冷却水温が適温になるまで暖機する 。 ⑮ CONSULT-I Iの“データモニタ"モードで“エアフローセンサ Bl"を選択し下記の条件下で表示を確認する 。 測定条件 エア・フロー・センサ B lの表示 ( V ) キー・スイッチ O N(エンジン停止) 約0 . 4 アイドル(エンジン暖機後) アイドル→ 4 000rpm 0 . 9~ l .2 .2→約 2 . 4※ 0 . 9~ l ※:エンジン回転速度上昇に応じて電圧が滑らかに上昇するか確認する 。 電圧が表中の電圧値を外れる場合は,エア・フロー・センサを交換する 。 ﹁同 υ 唱li QJ ー 園圃翫画量四・ ( b ) ⑧ CONSULT-Iを使用しない場合 ( 図ー 45) ①外したハーネス・コネクタを接続し直す。 ② エンジンを始動し冷却水温が適温になるまで暖機する 。 Cl V I 4 5番端子(エア・フロー・センサ信号)とアース聞の電圧を点検する 。 ③E 測定条件 電圧 ( V ) キー・スイッチ O N(エンジン停止) 約0 . 4 アイドル(エンジン暖機後) アイドル→ 4 000rpm ~ID i)圃 c小H 0 . 9~ l .2 0 . 9~ l .2→約 2 . 4※ │ 1 ECM ※:エンジン回転速度上昇に応じて電圧が滑らかに上昇するか点 検する 。 01 コネクタ 1 1 電圧が表中の電圧値を外れる場合は,次のステップへ O 図 -4 5 CONSULT-I Iを使用しない場合 ④ インテーク・エア・ダストを通る空気流が偏る原因となる下記項目を点検する 0 ・エア・ダクト類のつぶれ ・エア・クリーナ・エレメン トのシール不良 -木の葉 や虫などのエア・ク リーナ・エレメン トへの詰まり a ・吸気系部品の異仕様,など OKの場合は,ステップ⑦へ。 NGの場合は,原因を修復し次のステッフ。 へ O ⑤ エンジンを始動し冷却水温が適温になるまで暖機する 。 ⑥E CM45番端子(エア・フ ロー・センサ信号)とアース間の電圧を点検する 。 測定条件 電圧 ( V ) キー・スイッチ ON ( エンジン停止) . 4 約0 アイドル(エンジン暖機後) アイドル→ 4 000rpm 0 . 9~ l .2 0 . 9~ l .2→約 2 . 4※ ※:エンジン回転速度上昇に応じて電圧が滑らかに上昇するか点検する 。 電圧が表中の電圧値を外れる場合は,次のステップへ。 ⑦ キー・スイッチを OFFにする 。 ③ エア・フロー・センサのハーネス・コネクタを外し接続し直す。 ⑨ エンジンを始動し冷却水温が適温になるまで暖機する 。 ⑬E CM45番端子(エア・フ ロー・センサ信号)とアース聞の電圧を点検する 。 測定条件 キー・スイッチ ON ( エンジン停止) アイドル(エンジン暖機後) アイドル→ 4 000rpm V ) 電圧 ( . 4 約0 0 . 9~ l .2 0 . 9~ l .2→約 2 . 4* ※ :エンジン回転速度上昇に応じて電圧が滑らかに上昇するか点検する 。 電圧が表中の電圧値を外れる場合は,エア・フ ロー・センサを交換する 。 -1 6 0- ー ヨ ・ ( 口 ) 水温センサ(図 -46) ① 図のように水温センサの 1香と 2番端子聞の抵抗を点検 する 。 〈 参考データ 〉 水温 CC) -10 電圧 ※( V ) 抵抗 ( kQ) 4 . 4 7 . 0-1 l .4 2 0 3 . 5 2 . 3 7-2 . 6 3 5 0 2 . 3 0 . 6 8-l .0 0 9 0 l .0 0 . 2 3 6-0 . 2 6 0 (kQ) 20 1 0 ※:これらのデータは参考値であり, ECM38番端子 ( 水温センサ 信 号)とアース間で測定する 。 8 6 4 抵っ 抗』 1. 0 ② NGの場合は,水温センサを交換する 。 0.8 0.4 0. 2 ( " C ) 0 .1 -20 0 20 40 60 80 1 00 温度 図 -46 水温センサ レ オ スロットル・ポジション・センサ ( 図 -47 ) ①外した全ハーネス・コネクタを接続し直す。 ② 「スロットル全閑位置学習」を実施する 。 ③ キー・スイッチを ONにする 。 ④ セレクト・レバーを Dレンジに入れる 。 ⑤ 下記の条件下で ECM33端子(スロットル・ポジション・ 4番端子(スロットル・ポジション・セ センサ I信号), 3 ンサ 2信号)とアース聞の電圧を点検する 。 │ │ ECM アクセル・ペダル 電圧 3 3 全閉 0 . 3 6 V以上 ( スロットル・ポジション・ センサ 1信号) 全開 4 . 75V以下 3 4 全閉 4 . 7 5 V以下 (スロットル・ポジション・ センサ 2信号) 全開 0 . 36V以上 端子 G8DE ) 圃 ダ)0 ク タ │ │ 気ふ r . ー 図 -47 スロ ッ トル・ポジシ ョン・センサ ⑥ NGの場合は,電子制御スロットルを交換し次のステップへ。 ⑦ 「スロットル全閉位置学習」を実施する 。 ③「アイドル吸入空気量学習」を実施する 。 ( ニ . ) O2センサ 1 データモニタ ( a ) ⑪ CONSULT-Iを使用する場合 ( 図 -48,49) ① エンジンを始動し冷却水温が適温になるまで暖機する 。 ② CONSULT-I Iの“データモニタ"モードで“手動記録" モニタ中 エンジンカイテンスウ エアフローセンサ 8 1 スイオンセンサ 0 2 センサ 1日1 0 2 センサ 1 モニタ日 1 以 Xr p m x x x v x x x' C x x x v L 臥N 0 0%に調整する 。 を選択し“ト リガポイン ト" を1 ③“ 02センサ l B 1 "と “0 2センサ lモニタ Bl "を選択する 。 000rpmで 保 持 し ④ 無負荷状態でエンジン回転速度を 2 CONSULT-I Iの画面上で,“記録開始"をタッチする 。 -1 6 1- 図 -48 CONSULT-I Iを使用する場合( 1 ) ・ ー ヨZ置z ⑤ 以下を点検する 。 02センサ lモ ニタ B1 " が1 0秒 以 内 に 5回以上“ RICH"と “ LEAN"の変化 を繰り返 ・“データモニタ"モー ドの “ す。 5回(サイクル)は図のようにカウン トする 。 サイクル 1 1 1213 14 15 1 02 センサ 1モニタ 81 R-L-Rー し-R-L RL-R-L-R B 1 "の 電 圧 が少 なくとも 1回は 0 . 6Vを上回 “ 02センサ 1 る。 02 センサ 1モニタ 81"が Rは“ “RICH"を表示していることを示す B 1"の電圧が少なくとも 1回は 0 . 3 Vを下回 “ 02センサ 1 しは “ 02 センサ 1モニタ 81"が “ LEAN"を表示していることを示す る。 “ 02センサ 1 B1 " 電圧が一度も 1 .0 Vを上回らない。 -最大電圧が少なくとも 1回は O. 6Vを上回る。 ・ I , , I 、11 II ・ t 、 、 , , 以X 以X x x x x x x x x x 寸 <D ミ . . .1 . ' i . 'i ' 、; 、 x x x ,i ~ 目 取 ¥ ! I t 11 、 J 1 11 x x x 以X 以X 以X -愚小電圧が少なくとも 1回は O. 3Vを下回る。 lil--I w lt- x x x x x x 以X 以X 以X 以X 以X I1 x x x x x x x x x x x x x x x I、 、 , , x x x 以X 以X x x x 以X 以X V ・ x x x x x x 以X れJ 目取、 x x x x x x 以X X 以 r p m α3 02センサ 1 8 1 大 エンジン カイテンスウ m1 トリガ 。 以X 図- 49 CONSULT-I Iを使用する場合( 2 ) 直j] • O.5m以上の 高さから コン クリートの床のような硬い 表面へ落下さ せた O2セ ン サ は 廃 棄 し 新 品 O2センサ を使用する 0 ・新品 O2センサを取り付ける前に O2センサ取り付け部を清掃する 。 ( b ) ⑧ CONSULT-Iを使用しない場合 ( 図一 50) ① エン ジンを 始 動 し 冷 却 水 温 が 適 温 に な る ま で 暖 機 す る 。 ② 電圧計のプ ローブを ECM49番端子 ( 02セン サ l信号)とアースにつな げる 。 ③無負荷状態でエンジン回転速度を 2 000rpmで保持しながら以下を点検する 0 ・電圧が 1 0秒以内に 5回以上, 0~0.3V と 0.6 ~ 1 .0Vの変 化を繰り返す。 l l ECM -最大電圧が少なくとも 1回は 0 . 6 Vを上回る 0 r ~ID Ë)圃 JれH ネクタ 1 内 5 .最小電圧が少なくとも l回は 0 . 3 Vを下回る 0 .電圧が一度も 1 .0Vを上回らない 。 I 1 固 │円 l回:0 ~ 0.3V → 0.6~ 1.0V → 0~0.3V 2回:0~0 .3V → 0.6 ~ 1.0V → 0~0.3V → 0 .6 ~ 1 .0V→ O 図- 50 CONSULT-I Iを使用しない場合 ~0.3V 直言日 O . 5 m以上の高さからコンクリートの床のような硬い 表面へ落下させた O2セ ン サ は 廃 棄 し 新 品 O2センサ を使用する 0 ・新品 O2センサを取り付ける前に ,O2センサ取り付け部を清掃する 。 -1 6 2- ー軍SiJO 除) イグニション・コイル ( / ' ¥ワー ・トランジスタ ) ( 図ー5 1, 52, 53) 直E 換気がよく,可燃物のない場所で,以下の作業を行うこと 。 OFFにする 。 ① キー・スイッチを 側問匝圃 ② イグニション・コイルのハーネス・コネクタを外す。 ③ イグニション・コイル端子聞の抵抗を下記に従って点検 する 。 口 万 一 啓一じ一 U-じ 山 市 一I 一-一2 抵抗 Q( 2 5C時) 0 0又は∞以外 0以外 ④ NGの場合は,イグニション・コイルを交換する 。 OKの場合は,次のステッフ。 へO ⑤ 外した部品, 図 -5 1 イグニション・コイルの点検( 1 ) コネクタを再度接続する 。 ⑥ 燃圧を除去するために, IPDM.E/ Rに あ る フ ュ ー エ ル・ポンプ・ヒューズを取り外す。 oCONSULT-IIを使用して燃圧を除去 した場合は,以 置き 下の手順の聞に再度燃圧が掛かつてしまうので, フューエル・ポンプ・ヒューズを取り外して燃圧を除 去すること 。 ⑦ エンジンを始動する 。 , 3回 ク ラ ン キ ン グ し て す べ て の 燃 圧 ③ エンスト後も, 2 図 -52 イグニション・コイルの点検( 2 ) を除去する 。 ⑨キー・スイッチを OFFにする 。 ⑩イグニシ ョン・コイルからの放電を避けるために ,イグニション・コイルのハーネス・コネクタを外す。 ⑪点検するシ リンダのイグニション・コイル A s s ' yとスパーク ・プラグを ロッカ・カバーから取り外す。 ⑫燃焼室内の残留可燃ガスを除去するために, 5秒以上クランキングする 。 ⑬イグニション・コイルにスパーク・プラグ及びハーネス・ コネクタを接続する 。 ⑭図のようにスパーク・プラグ の端とアースされた金属部との聞に 13~ 17mmの間隔をとり,ロープなどで 固定する 。 ⑬エンジンを 3秒間クランキングし,スパーク・プラグと アースされた金属部との聞に火花が発生するか点検する 。 直E 点検中,放電電圧は 20kV以上になるので,スパー ク・プラグ,イグニション・コイルから 50cm以内 に近づかないように十分注意して作業をする 。 .17mm以上の間隔をとると イグニション・コイル にダメージを与える可能性がある 。 軍空白 間隔が 13mm以下であると,コイルに異常があって も火花が発生する可能性がある 。 ⑬火花が発生 しない場合はイグニション・コイルを 交換する 。 -1 6 3- アースされた金属部 (シリンタ余-ヘッド, エンジン・フ冷 ロックなど) 図 -53 イグニション・コイルの点検( 3 ) .圃.臨画量昭・ ( ヘ ) フュー工ル・インジェクタ ( a ) 点検開始 キー・スイッチを STARTにする 。 初爆はあるか? YES > >CONSULT-I Iを使用する場合( b) へ ~ NO ( b ) CONSULT-I Iを使用しない場合( c) へ ~ ④へ フュー工ル・インジェクタ回路の機能点検(図ー 5 4 ) 〈 ⑬ CONSULT-I Iを使用する場合〉 アクティブァス卜 パワーバランス ① エンジンを始動する 。 │ モニタ エルカイテンスウ │糊 r p m ② CONSULT-Iの“アクテイブテスト"モードで“パワー バランス"を実施する 。 瞬間的なエンジン回転速度の低下を生じないシリンダは あるか? YES ~ ( d)へ NO ~点検終了 ( c ) 図 -54 フュー工ル・インジェクタ回路の機能点検 フュー工ル・インジェクタ回路の機能点検 ( 図ー 55 ) 〈 ⑧ CONSULT-I Iを使用しない場合〉 ① エンジンを始動する 。 〆、人} ② サウンド・スコープ,マグネット・ハンド,貫通ドライ ' f > ' バなどの適当な工具を使用し,各シリンダのフューエ ル・インジェクタの作動音を確認する 。 カチカチ音が発生するか? YES >>点検終了 NO 図 -55 フューエル・インジェクタ回路の点検 ~ ( d )へ ( d ) フュー工ル・インジェクタ電源回路の点検 ( 図ー 5 6, 57) ① キー・スイ ッチを OFFにする 。 ②フュー エル・インジ、エクタのハーネス・コネクタを外す。 ③ キー・スイッチを ONにする 。 図 -56 フューエル・インジェクタ電源回路の点検( 1 ) -1 6 4- ー盟~ ④ CONSULT-I I又はテスタを用いて,フューエル・イ ~Ðiû 圃 ンジ、ェクタ 1香端子とアース間の電圧を点検する 。 電圧値:バッテリ電圧 点検結果 OK >>( f ) へ NG >>( e) へ 図-57 フュー工ル・インジェクタ電源回路の点検( 2 ) ( e ) 不具合箇所の検出 下記項目を点検する 。 ・ハーネス・コネクタ E8,F1 ・IPDM.E/ Rハーネス・コネクタ E14 ・10Aヒューズ -フューエル・インジェクタとヒューズ聞のハーネスの断線及び短絡 》ハーネス又はコネクタの断線又は短絡を修理する 。 ( f) フュー工ル・インジェクタ出力信号回路の断線,短絡の点検 ① キー・スイッチを OFFにする 。 ② ECMハーネス・コネクタを外す。 ③ 配線図を参考に,フューエル・インジ、エクタ 2番端子と ECM25番 2 9番 3 0香 3 1香端子聞のハーネスの 導通を点検する 。 導通あり ④ ハーネスの短絡についても点検する 。 点検結果 OK ~ ( h)へ NG >>( g) へ ( g ) 不具合箇所の検出 下記項目を点検する 。 ・ハーネス・コネクタ E8,F1 ・フューエル・インジェクタと ECM聞のハーネスの断線及び短絡 》ハーネス又はコネクタの断線又は短絡を修理する 。 ( h ) フュー工ル・インジェクタの点検 ( 図一 58) ① フューエル・インジェクタのハーネス・コネクタを外す。 ② 図のように端子聞の抵抗を点検する 。 側i u圃 抵抗値:1 0. 4~ 1 5. 3Q ( 1 0~ 6 0C時) 0 点検結果 OK >>点検終了 NG >>異常のあるフューエル・インジェクタを交換 する 。 必ず Oリ ングとク リ ップを新品に交換 する 。 -1 6 5- 図 -58 フューエル・インジェクタの点検 ー軍SiJO ( 卜 ) カムシャフト・ポジション・センサ(図-5 9, 60,6 1 ) ① カムシャフト・ポジション・センサのハーネス・コネク タを外す。 ② センサ固定ボルトを緩める 。 ③ センサを取り外す。 ④ センサが欠けていないか目視点検する 。 図 -59 カムシャフ卜・ポジション・センサの点検( 1 ) ① 抵抗を図のように点検する 。 端子番号 (@ë} lû~量 0 抵抗 Q ( 2 5C時) lと 2 1と 3 00 、 タ ト 2と 3 OKの場合は,次のステップへ NGの場合は,カムシャフト・ポジション・センサを交 換する 。 ⑥ カムシャフト・ポジション・センサのハーネス・コネク 図 -60 カムシャフト・ポジション・センサの点検( 2 ) タを再度接続する 。 側近う E 圃 ⑦ キー・スイッチを ONにする 。 ③ ド ラ イ バ な ど の 金 属 棒 を 使 用 し 下 記 の 条 件 で ECM65 番端子とアース聞の電圧を点検する 。 条件 出力電圧 金属棒をセンサに接触させたとき O ~ lV 金属棒をセンサから離 したとき 4~5V 直童日 センサの先端部にショックを与えないこと 。 NGの場合は,カムシャフト・ポジション・センサを交 換する 。 ・ 砂 機3 図 -6 1 カムシャフト・ポジション・センサの点検( 3 ) ( チ ) クランクシャフト・ポジション・センサ ( 図 -6 2,6 3, 6 4 ) ① クランクシャフト・ポジション・センサのハーネス・コ ネクタを外す。 ② センサ固定ボルトを緩める 。 ③セン サを取り外す。 ④ センサが欠けていないか目視点検する 。 図-62 クランクシャフ卜・ポジション・センサの点検( 1 ) -1 6 6- ー軍Si)O ⑤ 抵抗を図のように点検する 。 抵抗 Q ( 2 5C時) 0 端子番号 側 lû~通 lと2 0以外 lと3 2と3 OKの場合は,次のステップへ NGの場合は,クランクシャフト・ポジション・センサ 3 クランクシャフト・ポジション・センサの点検( 2 ) 図一 6 を交換する 。 ⑥ クランクシャフト・ポジション・センサのハーネス・コ ネクタを再度接続する 。 ⑦ キー・スイッチを ONにする 。 ③ ド ラ イ パ な ど の 金 属 棒 を 使 用 し 下 記 の 条 件 で ECM61 香端子とアース聞の電圧を点検する 。 出力電圧 条件 金属棒をセンサに接触させたとき 4~5V 金属棒をセンサから離したとき O~lV 直言己 側近う E 圏 直 1 1 0 1 1 1 1 センサの先端的こショックを与えないこと 。 NGの場合は,クランクシャフト・ポジション・センサ を交換する 。 ・ 砂 験3 図 -64 クランクシャフ卜・ポジション・センサの点検( 3 ) ( リ ) スロットル・モータ ( 図 -65 ) ① 電子制御スロットルのハーネス・コネクタを外す。 C おt 圃 ② 5番と 6番端子間の抵抗を点検する 。 5Q ( 2 5C時) 抵抗値:約 1~ 1 0 図 -65 スロットル・モータの点検 -1 6 7- ー . . , . ( ヌ ) EGRコントロール・バルブ ( a ) ⑪ CONSULT-IIを使用する場合 (図ー 66,67,68) FFにする 。 ① キー・スイッチを O ② EGRコント ロール・バルブのハーネス・コネクタを外 す。 GRコン トロール・バルブ 2番端子と ③E 1 . 3番端子間. 5 番端子と 4 . 6番端子の抵抗を点検する 。 抵 抗 値 :20~24 Q OK >>次のステップへ NG >>EGRコン トロ ール・バルブを交換する 。 ④E GRコン トロール・バルブを取り外す。 ⑤ ECMと E GRコン トロール・バルブのハーネス・コネク タを接続する 。 ⑥キー・スイッチを ONにする 。 図 -66 CONSULT- Iを使用する場合( 1 ) ⑦ CONSULT-Iのアクテイブ・テス トで EGR制御パル nティプテ1ト I20step E G R制御J ¥ 'ル7 ' ブを選択する 。 モニ空 エ ン γン カ イ テ /Aウ E G R オ ン 卜 'セ ン サ x x xr p m x x xV 図 -67 CONSUL T- Iを使用する場合( 2) ③ステップ数に応じてコン トロ ール・バルブ・シャフ トが スムーズに作動することを確認する 。 NGの場合は EGRコン トロ ール・バルブを交換する 。 図 -68 CONSULT- Iを使用する場合( 3) -1 6 8- ー . . . . . ( b ) ⑧ CONSULT-Iを使用しない場合(図ー 69,7 0 ) ① キー・スイッチを OFFにする 。 ② EGRコントロール・バルブのハーネス・コネクタを外 す。 ③ EGRコントロール・バルブ 2番端子と1, 3番端子間, 5 番端子と 4 ,6番端子の抵抗を点検する 。 抵抗値:20~24 Q OK >>次のステップへ NG >>EGRコン トロール ・バルブを交換する 。 ④ EGRコントロール・バルブを取り外す。 図 -69 CONSUL T-I Iを使用しない場合( 1 ) ① EGRコントロール・バルブの異物や詰まりがないか点 検する 。 図 -70 CONSULT-IIを使用しない場合( 2 ) 同 EVAPパージ・コントロール・ソレノイド・バルブ ( a ) ⑮ CONSULT-IIを使用する場合 (図ー 71) 下記の条件下で EVAPパージ・コントロール・ソレノ イド・バルブ空気通路の導通を点検する 。 状態 │ IAとBの間の空気通路の導通 “ (EVAPパージ s/V"の値) I I 肌 0% │ ⑮ あり なし 図 -7 1 CONSULT-I Iを使用する場合 ( b ) ⑧ CONSULT-Iを使用しない場合 ( 図 -72 ) 下記の条件下で EVAPパージ・コントロール・ソレノ イド・バルブ空気通路の導通を点検する 。 状態 1 2 V電圧を 1番端子と 2番端子 聞に加えたとき 電圧を 加えないとき A とBの間の空気通路の導通 あり なし 図 -7 2 CONSULT-I Iを使用しない場合 -1 6 9- ー置SiJO 参 考 エンジン・コントロール・システム回路図 I P [ 淵 E / R 1 4 0 A囚 ヒュ ズのみ交換可 8 0 A回 1 5 A回 2 E Zトサレー 広三二 年G ー ω G R ー「 v f _ l 咽 ) J LB I フューエル・ゲージ・ユニッ (フューエル・ポンプ) 一寸 L ! G ! ~ XMX .フ ァ 主 Y 一一一」 ↓ A 1TC/U テ EE ,・ へ 、 , . e ム a n MN 、ン n u ス 回 8 0 A囚 L : 草戸主 繭 語釧 一 L . 0一 一一+引1シ フ 卜 ロ け7ク LL 凶G 一 一 一 一 一 一 一 . 叫 . fシステムへ CDA/T車 ① H 2 31 フューエル G Rニ ヰ」ポ ン プ リ レ ー 自 型 4 0 A囚 C i l l i l l D _ C V T 車 コンビネーシヨ ン 1 211 221 2 3 メ -$ 1 B B B 2 O J T 9 T j 叫1 7 1 1 6 1 15 1 1 4 1 13 12 1 1 1 11 01 9 1 817 ]61 51 4 131 21 1 1 4 01 3 91 3 81 3 71 3 61 3 51 3 41 3 31 3 21 313 01 2 91 2 81 2 71 2 61 2 51 2 41 2 羽2 2[ 2 11 ~ -1 7 0- ー軍SiJW り f ブマ自主?ロールる E V A Pパージ・コントロールS /V件 _P ヱアフロー・センサ陣 P -2何郁↓_!_ G G _!ト「一一「 の _ _ l μ 8 R ,, 1 _ . . . . . . _ エ ア ・ フ ロ ー セ ン サ G エアーフロー・センサ・アース陣 L G H自 吸気温センサ陛 腕温センサ・アース 匹 V o 勺 0 │ π π閉軒町、 l 場 R L Y 「 EGR温 ー あ 1" E G Rコントロール・パルプ 1 1 6 n (ステップ' 3 )制 御 信 号 一 司 V -.2.ト----fNト「吸気温センサ │ E G R 温度山昨 R E G R 温度センサ・アース伴!.. Y E G Rコントロール・バルブハ 2 n (ステッブ 1 ) 制御信号 r - L G i E G Rコントロール・バルブ但 J B ?l f z - V w (ステップ2 )制御信号 E G Rコントロール・バルブ巳 8 R ( ス テップ4)制 御 信 号 「一 世ンブル・コントロール ' 1 7 バルブモ一世電源 ーーーーーーーーー T. t vlJ L G F T- LG L V B _L 1 74 W w センサ電源ドエ 引 ー当 1 4 1 G R 1 4 8 nR n センサ・アース戸と日 引 G R= 1 nn 1 1 8 R_ ! _ j 冷媒圧力センサ~ カムシャフ卜・ポジションげ~ 0 センサ電源 「ー 6 5 0 カムシャフ卜・ポジション 目1 センサ u 0 ~ カムシャフト・ポジション 田陣 8 R センサ・アース 「ー 8 R_ 1 E C M 3 e r u 匹 8R クランクシャフト・ ポジション・センサ電源「ー 8 R w w R R 上 クランクシャフト・ 陸 ポジション・センサ「ー 6 2 クランウシャフ卜・ 1 ポジション・センサ アース │ 目 ι r . 冷媒圧力センサ 通D カムシャフ卜 ・ ポジション・センサ 型 七 クランクシャフト ポジション・センサ 型 七 イン子ーウパルプヲイミング...e.... コントロールソレノイドバルブc1. ιJ p _1困.!_ V 水!旦センサ占コ 1 3 8 水温センサ戸旦 ループ p~81 水温センサ・アース同4 アクセル・ペダルポジション川 0 6n センサ 1 電源 「 二 一 u アウセルペダル・ポジションーい 1 0e センサ 1 u アクセルペダル・ポジション・山 R センサ 1 アース │ r アクセルペダルポジシヨン 田 山 S 8 センサ2 電源 「ー アクセルペダル・ポジション凹~ G R センサ2 1 . _ .... " ... e v u . . . R . . . . 8 R . . . G R アクセルペダル・ポジション・山~ Y . . . Y スロットルポジション . 172" センサ電源 「ー スロットル ・ ポジシヨン陣 L G センサ 1 1 _ _ スロットルポジション・陣 y センサアース 目 . . . . υ . . . L G ワイヤ 1中 アクセルペダル・ B ポジション センサ 包曹E センサ2アース E C M LPヨ ツシサ 。 ル ン 骨 センサ2 y ロ 日 ン 、J スポセ スロットルポジシヨン,~ 0 骨 御 電子市l c型b スロットルモ5 1(閉)日 P~ー p スロットル・モ一世(関 ) W L~ー L "_ーー一一一一ー一一一一一一ーーーーーー -1 7 1- ー彊SiJO 2 ) ECM入出力信号参考値一覧表 圃 ECMハーネス・コネクタの端子配列 端子番号│ 配線色 項目 測定条件 参考値 約 2.2V* 2 L スロットル・モータ(開) [キー・スイ ッチ“ ON"] .エンジン停止時 ・シフト・レノ tー:“ D" ・アクセル・ペダルを完全に踏み込ん だ状態 SB スロットル・モータ電源 [キー・スイッチ“ ON"] バッテリ電圧 (1 1~ 14V) 約 9.8V* [エンジン回転中] .暖機後 3 G ・エンジン回転速度 :3200rpm以下 O2セン サ lヒータ [エンジン回転中] -エンジン回転速度 バッテリ電圧 3200rpm以上 ( 11 ~ 14V ) 約1.8V* 4 P [キー・スイッチ“ ON"] -エンジン停止時 D" -シフト・レノくー “ │スロットル・モータ(閉) -アクセル・ペダルを離した状態 [エンジン回転中] -暖機後 -アイドル回転 6 V タンブル・コントロール・ノくル l Icエンジン回転中] │プl(閉信号) 暖機後 - エ ン ジ ン 回 転 速 度 約 4000rpmか ら約 3000rpmに回転ダウン中 7 V タンブル・コントロ ー ル・パル │ブ・モータ電源 I [エンジン回転中] ・暖機後 ・アイドル回転 [エンジン回転中] -暖機後 -アイドル回転 8 LG │タンフソレ・コントロール・ノくル│ I│ [エンジン回転中] フ 2( 開信す) IL . 暖機後 -エンジン回転速度 アイドルから約 4000rpmに回転アップ中 │約 OV バッテリ電圧 ~ (1 1 14V) 一瞬電圧が発生する │バッテリ電圧 (11~14V) │約 OV バッテリ電圧 (1 1~ 14V) 一瞬電圧 が発生する 11よ 門/ つω e .... 項目 端子番号│配線色 測定条件 参考値 バッテリ電圧 ( 11~14V ) 女 [エンジン回転中] .暖機後 ・アイドル回 q 正 ・エアコン・スイッチ: OFF [エンジン回転中] .暖機後 バッテリ電圧 (1 1~ 14V) 女 ・アイドル回転 9 P EVAPパ ー ジ ・ コ ン ト ロ ー │ ・ エ ア コ ン ・ ス イ ッ チ :ON後 約 20秒 ル・ソレノイド・バルブ │ 以上経過後 ・デューテイ比:約 10% 参考:電圧及び、デューテイ比は変化 する 。 バッテリ電圧 [エンジン回転中] .暖機後 ( 11~14V ) 女 ・エン ジ ン 回 転 速 度 :2000rpm .デ、ユーティ比:約 10% 参考:電圧及び、デューテイ比は運転 状態により変化する 。 1 0 B ECMアース [アイドル回転中] .アイドル回転 約 OV 1 1 B ECMアース [アイドル回転中] .アイドル回転 約 OV 1 2 R EGRコントロール・ノ〈ルフゃ(ス テップ 1 )制 御 信 号 ¥/ , I[エンジン回転中] 約0 . 5 V又 は バ ッ テ リ 電 圧 (EGRバ ル ブ の 開 度 ( s t e p )に より各端子の電圧値は異な る 〕 3~5V* [エンジン回転仁円 .暖機後 ・ア イ ド ル 回 転 参考:パルス周期はアイドル回転速 度により変化する 。 1 3 L エンジン回転速度出力信号 3~5V* [エンジン回転中] .エンジン回転速度:2000rpm 1 5 Y スロットル・モータ・リレー [キー・スイッチ“ O FF"] [キー・スイッチ“ ON"] 1 6 。 EGRコントロール・パルプ(ス テップ 3 )制 御 信 号 [エンジン回転中] バッテリ電圧 (1 1~ 14V) o ~ 1 .0V 約0 . 5 V又 は バ ッ テ リ 電 圧 (EGRバ ル ブ の 開 度 ( s t e p )に より各端子の電圧値は異な る 〕 i 円台 υ i 門 , - . i lO 端子番号│ 配 線 色 項目 測定条件 参考値 。 ~0.2V 女 [エンジン回転中] .暖機後 ・アイドル回車長 参考:パルス周期はアイドル回転速 度により変化する 。 1 7 R 点 火 信 号 #1 1 8 LG 点火信号 # 2 0.4~0.5V* [エンジン回転中] .暖機後 ・エンジン回転速度:2500rpm 20 w EGRコントロー jレ・バルブ(ス テップ 2 )制 御 信 号 [エンジン回転中] 約0 . 5 V又 は バ ッ テ リ 電 圧 [EGRバ ル ブ の 開 度 ( s t e p )に より各端子の電圧値は異な る 〕 o~ O. 2V女 [エンジン回転中] .暖機後 ・アイドル回転 参考:パルス周期はアイドル回転速 度により変化する 。 2 1 2 2 G SB 点 火 信 号 #4 点 火 信 号 #3 0.4 ~0.5V 女 [エンジン回転中] .暖機後 ・エンジン回転速度:2500rpm [キー・スイッチ“ ON"] -キー・スイッチ“ ON"後 1秒 間 2 3 24 GR BR フューエル・ポンプ・リレー EGRコントロール・ノりレフ守(ス テップ 4 )制 御 信 号 ¥/, 0~0.8V │[エンジン回転中] [キー・スイッチ“ ON"] バッテリ電圧 ・キー・スイッチ“ ON"後 l秒 以 上 ( 1 1~ 14V) I[エンジン回転中] 約0 . 5 V又 は バ ッ テ リ 電 圧 [EGRバ ル ブ の 開 度 ( s t e p )に より各端子の電圧値は異な る 〕 10よ 司 i AA . . 端子番号│ 配線色 項目 測定条件 参考値 バッテリ電圧 ( 1 1~ 1 4 V )女 [エンジン回転中] .暖機後 VYOL ハ U1i 円 qL J L 円 qu FhUQJ フューエル・インジェクタ フューエル・インジェクタ フューエル・インジェクタ フューエル・インジェクタ ・アイドル回車三 参考:パルス周期はアイドル回転速 度により変化する 。 #4 #3 #2 1 1~ 14V)* バッテリ電圧 ( #1 [エンジン回転中] .暖機後 000rpm ・エンジン回転速度:2 3 2 P [エンジン回転中] [キー・スイッチ“ OFF"] -キー・スイッチ“ OFF"後数秒間 IECMリレー [キー・スイッチ“ OFF"] ・キー・スイ チ“ OFF"後 数 秒 間 経 過 ツ [キー・スイッチ“ ON"] -エンジン停止 D" -ギヤ・ポジション “ I0~0.8V I バッテリ電圧 (11~14V) I0 . 3 6 V以上 -アクセル・ペダルを離した状態 3 3 LG │スロットル サ1 ポジション セン│ I[キー・スイッチ“ ON"] -エンジン停止 D" -ギヤ・ポジション “ -アクセル・ペダルを完全に踏み込ん だ状態 3 4 [キー・スイッチ“ ON"] -エンジン停止 -ギヤ・ポジション.“ D" -アクセル・ペダルを離した状態 。 │スロットル サ2 ポジション 1 4 75V以下 . 1 4 . 7 5 V以下 セン│ I[キー・スイッチ“ ON"] -エンジン停止 D" -ギヤ・ポジション “ I0 . 36V以上 -アクセル・ペダルを完全に踏み込ん だ状態 センサ・アース(スロ 3 6 Y 3 7 明「 │ノック・センサ 3 8 P │水温センサ トル ツ I[エンジン回転中] ・暖機後 I.アイドル回転 ポジション・センサ) I[エンジン回転中] -アイドル回転 │約 OV 約 0~2V 約 0~4. 8V センサアース(ノ 4 0 ク ツ サ) 4 1 I[エンジン回転中] GR │冷媒圧力センサ セン I[エンジン回転中] ・暖機後 ・アイドル回車示 出力電圧は水温により変化す る。 │約 OV [エンジン回転中] -暖機後 .A/ Cス イ ッ チ と ブ ロ ア ・ ス イ ッ チ Il .0~4.0V の両方が“ ON" (コンプレッサが作 動) -1 7 5- ー ..... 端子番号 配線色 項 日 測定条件 [エンジン回転中] 4 2 R EGR温度センサ 参考値 4 . 5 V以 下 -暖機後 [エンジン回転中] -暖機後 EGR作 動 時 o ~ l .5V [エンジン回転中] 4 4 B オ( I . i l 'tセンサ・アース 約 OV -暖機後 -アイドル回転 N"] [キー・スイッチ“ O -エンジン停止時 約O . 4V [エンジン回転中] 0 . 9~ l .2V -暖機後 4 5 G エア・フロー・センサ -アイドル回車長 [エンジン回転中] -エンジン回転速度 アイドル回転か ら4 000rpm 参 考 エンジン回転速度上昇に応じ て電圧が滑らかに上昇する 。 0 . 9~ l .2→ 約 2 . 4 V 約 0~4.8V 4 6 V 4 8 BR 吸気温センサ センサ・アース (冷媒圧力センサ) [エンジン回転中] 出力電圧は吸気温により変化 する 。 [エンジン回転中] 約 OV -暖機後 -アイドル回転 [エンジン回転中] 4 9 SB O2センサ 1 -エンジン 回転 速 度 5 1 Y センサ・アース (EGR温度センサ) O~ 約l. OV -暖機後 2 0 0 0rpm (周期的に変動する 。) [エンジン回転中] 約 OV -暖機後 -アイ ドル回車去 [エンジン回転中] 5 2 LG エア・フロー・センサ・アース 約 OV -暖機後 -アイドル回転 5 5 。 [エンジン回転中] 吸気温センサ・アース 約 OV -暖機後 -アイドル回転 5 6 5 8 P GR センサ・アース ( 02センサ 1 ) バッテ リ電流センサ [エンジン回転中] 約 OV -暖機後 -アイドル回車長 [エンジン回転中] -アイドル回転 約 2.5~3.5V 約3 . 8V* [エンジン回転中] 目 嗣 -暖機後 -アイドル回車え 参 考 パルス周期はアイドル回転速 度により変化 する 。 61 W ~ 2.0V/Div ク ラ ン ク シ ャ フ ト ・ポジショ ン・センサ 1 0ms / Di v己 約 3.8V* [エンジン回転中] -エンジン回転速度 2 0 0 0rpm 岨• 出 2. 0V/ Di v -1 7 6- 1 0ms /D ' i己 ー 軍 ・ 端子番号 6 2 6 3 配線色 R BR 項 日 センサ・アース (ク ラ ン ク シ ャ フ ト ・ ポ ジ ショ ン・セ ンサ) 測 定条件 参考値 [ エ ンジ ン回転中] -暖機後 約O V -アイドル回車長 センサ・アース [ エ ンジ ン回転中 ] (カム シ ャフト・ポ ジシ ョン ・ -暖機後 センサ) -アイドル回転 約O V 約4 .3V* [エン ジ ン回転中] f W f 11 U IU -暖機後 -アイドル回転 参 考 パルス周期はアイドル回転速 度により変化する 。 6 5 G I O m s /Di v己 とJ2 . 0 V / Di v カムシャフト・ポジション・セ ンサ 一 約4 . 3 V女 1 ~J I~I" 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 [エンジン回転中] -エンジ ン回転速度 :2 0 0 0 r p m t ~I IOms / Di v己 閣 2 . 0 V / Di v [エンジン回転中] 6 8 SB バ ッテリ電流センサ・アース -暖機後 約O V -アイドル回申王 6 9 7 2 L V パ ー ク /ニ ュ ー ト ラ ル ・ ポ ジ ション・スイッチ センサ電源 (スロットル・ポジション・セ ンサ) N " ] [キー・スイ ッチ“ O p "又は “ N" -ギヤ・ポ ジション “ V 約O [キー・スイッチ“ O N " ] 約5 V -暖機後 -アイドル回 i 伝 7 3 P ( 1l ~14V ) [キー・スイ ッチ“ O N " ] -上記以外のギヤ・ポジション [エン ジ ン回転中] インテーク・ノ Tルブ・タイミン グ・コントロール・ソレノイ ド・バルブ バ ッテリ電圧 バ ッテリ電圧 ( 11~ 1 4 V) 7~ lO V 女 [エンジン回転中] -暖機後 ( r - -エンジン回転速度・ 2 0 0 0 r p mまで 急速に上昇させたとき トー 同 「 illr 」 J1U J 巴JI O . OV / Di v 』同. 7 4 W センサ電源 ( 冷媒圧力センサ ) [キー・スイッチ“ ON " ] 約5 V 7 5 BR センサ電源 (ク ラ ン ク シ ャ フ ト ・ ポ ジ ショ ン・センサ) [キー・スイ ッチ“ O N " ] 約5 V 7 7 Y センサ電源 ( バ ッテリ電流センサ) [キー・スイッチ “ O N " ] 約5 V 7 8 。 センサ電源 (カムシャフト・ポジション・ センサ) [キー・スイッチ“ O N " ] 約5 V 8 3 P CAN通信線 L [キー・スイ ッチ“ ON " ] . 3 V 約1.7~ 2 出力電圧は通信状態により変 化する 。 守 ti ウ i ウi -・E四ü~昭・ 端子番号 配線色 目 項 測定条件 参考値 約 2.6~3.2V 84 L CAN通 信 線 H 8 8 W データ・リンク・コネクタ 9 3 。 キ ー ・ ス イ ッ チ ON信 号 [キー・スイッチ“ ON"] [キー・スイッチ“ ON"] .CONSULT-I Iを 外 し た 状 態 [キー・スイッチ“ OFF"] [キー・スイッチ“ ON"] 出力電圧は通信状態により変 化する 。 約1 0 . 5 V 約 OV バ ッ テ リ電 圧 (11~14V ) [キー・スイッチ“ ON"] -ブレーキ・ペダルを完全に離した状 9 9 1 0 2 Y SB n E , E 、 ストップ・ランプ・スイッチ センサ電源 (アクセル・ペダル・ポジショ ン・センサ 2 ) 約 OV 同 じ4 [キー・スイッチ“ ON"] バ ッ テ リ電 圧 -ブレーキ・ペダルを踏み込んだ状態 (1 1~ 1 4 V ) [キー・スイッチ“ ON"] 約 5V [キー・スイッチ“ ON"] -エンジン停止 時 0.3~0.6V -アクセル・ペダルを離した状態 1 0 3 GR アクセル・ペダル・ポジショ ン・センサ 2 [キー・スイッチ“ ON"] -エンジン停止時 -アクセル・ペダルを完全に踏み込ん l .9 5~ 2 . 4 V だ状態 1 04 Y センサ・アース [エンジン回転中] (アクセル・ペダル・ポジショ ン・センサ 2 ) -アイドル回車= 1 05 G ECM電 源 。 センサ電源 1 0 6 1 08 B ECMアース -暖機後 [キー・スイッチ“ ON"] (アクセル・ペダル・ポジショ ン・センサ 1 ) "] [キー・スイッチ“ ON [エンジン回転中] -アイ ドル回車示 V 約O バ ッ テ リ電 圧 ( 11 ~ 1 4V) 約 5V 約O V [キー・スイッチ“ ON"] -エンジン停止 時 0.6 ~ 0.9V -アクセル・ペダルを離した状態 1 1 0 G アクセル・ペダル・ポジショ ン・センサ l [ キ ー・ スイッチ“ ON"] -エンジン停止時 -ア ク セ ル ・ ペ ダ ル を 完 全 に 踏 み 込 ん 3.9~4.7V だ状態 センサ・アース 1 1 1 R [エンジン回転中] (アクセル・ペダル・ポジショ -暖機後 ン・センサ 1 ) -アイドル回転 女:パルス波形の平均電圧値(波形はオシ ロス コ ー プ で 測 定 す る 。) 宣言日 -配線色 B =黒 LG=若葉色 GY又は GR=灰 色 w =白 DG=深緑 SB=空色 R =赤 BR=茶色 CH=こげ茶 G =緑 OR又は 0 =棒 色 L =青 p =桃 色 y =黄色 pu又は v =紫 -1 7 8- 約 OV