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社会保障協定の実施に伴う国民年金法施行規則及び厚生年金保険法
社会保障協定の実施に伴う国民年金法施行規則及び厚生年金保険法施行規則の特例等に関する 省令の一部を改正する省令案の概要 年金局国際年金課 平成22年9月7日 1 改正の趣旨 ○ 社会保障協定の実施に伴う国民年金法施行規則及び厚生年金保険法施行規則の特例等に 関する省令(平成20年厚生労働省令第2号。以下「特例省令」という。)においては、社 会保障協定及び社会保障協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律(平成1 9年法律第104号。以下「法」という。)の実施のための手続その他その執行について必 要な細則を定めているところ。 ○ 今般、社会保障に関する日本国とスペインとの間の協定(以下「スペイン協定」という。) 及び社会保障に関する日本国政府とアイルランド政府との間の協定(以下「アイルランド協 定」という。)の実施に向けて必要な事項の追加等を行うため、法第105条の規定に基づ き、特例省令の一部を改正するものである。 2 改正の内容 (1)スペイン協定及びアイルランド協定の規定に基づき、適用証明書の交付申請書及び相手国 期間申立書の記載事項について、スペイン協定及びアイルランド協定に係る場合に特有となる 事項を追加すること(特例省令第2条第6号、第3条第6号、第6条第7号、第7条第7号及 び第15条第2項第4号の各表)。 (2)相手国実施機関等を経由して遺族年金の裁定の請求を行う場合において、相手国実施機関 等が当該裁定の請求に係る被保険者又は被保険者であった者の死亡年月日を確認したことを 証する書類を有するときは、被保険者又は被保険者であった者の死亡に関して市町村長に提出 した死亡診断書、死体検案書若しくは検視調書に記載してある事項についての市町村長の証明 書又はこれに代わるべき書類等の添付については、省略できることとすること(特例省令第1 8条及び第25条)。 (3)相手国期間申立書の記載事項のうち、社会保障に関する日本国とドイツ連邦共和国との間 の協定(以下「ドイツ協定」という。)に係る場合に特有となる記載事項としてドイツ保険者 の名称を定める規定について、ドイツの保険者の組織が統廃合されたことに伴い、当該規定を 削除すること(特例省令第15条第2項第4号の表第1号)。 3 施行日 (1)スペイン協定の実施に係る部分 スペイン協定の効力発生の日(平成22年12月1日) (2)アイルランド協定の実施に係る部分 アイルランド協定の効力発生の日(未定) (3)ドイツ協定の実施に係る部分 公布日