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流通戦略論

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流通戦略論
2 ページの内の第 1 ページ
授業科目
単
人間社会学科
流通戦略論
Distribution Strategy Theory
位 選択 2 単位
科目区分
専門教育科目
科目コード
52361
学年・開設期
3年前期
担 当 教 員 非常勤教員 佐藤 優
授業の概要および計画
1.授業の目的
本科目は、企業のマーケティング活動において、物流は戦略的な位置づけとして捉えられており、事業
の基盤強化に貢献している。授業では物流が単なる作業ではなく、マーケティング戦略の重要なアプロー
チとして必要不可欠な戦略であることを理解する。また、グループ内で自らの役割・責任を明確に理解し、
学習の場面、業務においてその役割・責任を果たす能力を養うことやグループで問題を発見する能力・問
題解決能力を養うスキルの習得を目的とする。
2.授業の方法
Moodle で配布する講義資料を用いて講義や演習を行う。課題については各自が取り組み、提出期限内
までに Moodle へ提出する。また、ケースメソッドの学習ではディベート型プレゼンテーションを実施す
る。
3.授業計画
第 1 週 授業内容のガイダンス -授業の進め方など、流通戦略論の概要
【復習:講義のまとめとレポート作成・提出方法】
第 2 週 物流とは? -物流は企業活動において、どのような戦略性を持っているのか
【予習:物流とは 復習:講義のまとめ】
第 3 週 サプライチェーンマネジメント -サプライチェーンマネジメントの定義と構造
【予習:サプライチェーンマネジメントとは 復習:講義のまとめ】
第 4 週 物流戦略に必要な法的環境 -物流戦略を立案する上で必要な労務や運輸法
【予習:物流における遵法の考え 復習:講義のまとめ】
第 5 週 製造業・卸業における物流戦略 -製造業・卸業におけるサプライチェーンと物流戦略
【予習:卸業におけるサプライチェーン 復習:講義のまとめ】
第 6 週 小売流通における物流戦略 -小売流通におけるサプライチェーンと物流戦略
【予習:小売流通におけるサプライチェーン 復習:講義のまとめ】
第 7 週 SPA 型事業者における物流戦略 -SPA 型事業者におけるサプライチェーンと物流戦略
【予習:SPA 型事業者におけるサプライチェーン 復習:講義のまとめ】
第 8 週 エコ時代における返品の物流戦略 -返品物流のあり方とは?
【予習:返品物流とは 復習:講義のまとめ】
第 9 週 北海道地域の物流を考える -地域産業経済を考慮した物流戦略
【予習:北海道に必要な物流とは 復習:講義のまとめ】
第10週 ロジスティック物流における IT ソリューション -ロジスティック IT ソリューションとは?
【予習:物流に必要な I T 技術とは 復習:講義のまとめ】
第11週 ケースメソッド(1) -事例研究と情報収集方法の説明、グループミーティング
【復習:事例企業の情報整理】
第12週 ケースメソッド(2) -分析ポイントの説明、グループミーティング
【予習:使用する分析ツールの研究 復習:分析資料作成】
第13週 ケースメソッド(3) -プレゼンテーション準備
【予習:グループ分担の資料作成 復習:プレゼンテーション資料作成】
第14週 ケースメソッド(4) -ディベート型プレゼンテーション
【予習:プレゼンテーション準備】
第15週 ケースメソッド(5) -ディベート型プレゼンテーションと最終課題レポートの説明
【予習:プレゼンテーション準備 復習:課題レポート作成】
「詳解! 戦略物流のすべて」
、木下雅幸、秀和システム
■教科書:
「流通戦略論」の第 2 ページ
授業区分
科 目 分 類 専門教育科目-健康・スポーツ専攻-経営学分野
注意事項
科目コード
52361
学年・開設期
3年前期
成績評価上の区分 専門科目
確実な単位修得・学修の質の保証のために
4.達成目標
この科目は以下の 4 点を達成の目標とし、人間社会学科のディプロマ・ポリシーの(A)
(B)
(C)
(D)
(E)(F)(G)に対応する。
① 物流の定義や特徴を理解する。
② サプライチェーンマネジメントの仕組みを理解する。
③ 製造業・卸業・流通業・SPA 型事業者の物流戦略を理解する。
④ 北海道の地域に特化した物流戦略を理解する。
5.履修に当たっての留意点
毎回 Moodle を利用した授業(出欠管理・資料配布・課題提出など)をするので、ノート PC を必ず
持参すること。プレゼンテーションやグループ学習の要素も取り入れるので、各自の積極的なディスカ
ッション参加を期待する。
6.試験および成績評価の方法
この講義はレポートの提出とグループワークで以下のように評価する。
なお、この講義は授業開講数の 3 分の 2 を超える出席がない場合は失格となる。
具体的な評価内容および評価手段は以下の通り。
評価手段配点比率
評価対象能力
グループワーク・最終レポート
課題
知識力
20
20
応用力
30
30
展開力
-
-
計
50 点
50 点
対象能力別配点
40 点
60 点
-
100 点
【知識力】
「個々の知識の量と正確性」 -サプライチェーンマネジメントとは何かを理解しているか
「知識体系の獲得度」 -製造業・卸業・流通業・SPA 型事業者の物流の特徴を理解しているか
【応用力】
「解析力」 -製造業・卸業・流通業・SPA 型事業者の物流戦略の相違点を整理できるか
「構成力」 -流通戦略はどのような他のマーケティング活動に影響を及ぼすのか
展開力
・製造業・卸業・流通業・SPA 型事業者などの物流戦略に必要な IT 戦略を考案する
・北海道地域に必要な物流戦略を考察する。
■参考書:
①「コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 基本編」
(第 3 版)
、
フィリップ・コトラー、ケビン・レーン・ケラー、ピアソンエデュケーション
②「マネジメント・テキスト マーケティング入門」
、小川孔輔、日本経済新聞出版社
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