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第3回 参考資料

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第3回 参考資料
第3回 定時制・通信制教育の在り方検討会
参 考 資 料
1 県内における定時制・通信制高校の配置
・・・・・・
1
2 県内における高校の設置状況
・・・・・・
2
3 在籍生徒数(定時制・通信制・専攻科)
・・・・・・
3
4 全日制・定時制高校の在籍生徒数の推移
・・・・・・
4
5 定時制高校における入学者選抜志願状況
・・・・・・
5
6 定時制・通信制高校に学ぶ生徒の実態
・・・・・・
6
7 定時制・通信制高校における近年の主な取り組み
・・・・・・
7
8 生涯学習校の設置状況等
・・・・・・
8
9-1 雄峰高校の概要
・・・・・・
9
9-2 各課程の概要
・・・・・・ 11
10 定時制・通信制・専攻科の設置学科等
・・・・・・ 15
11 定時制・通信制高校に学ぶ生徒の実態
・・・・・・ 17
12 生涯学習校における取り組みと評価
・・・・・・ 18
13 雄峰高校定時制・通信制・専攻科の概要
・・・・・・ 19
14 全国における定時制・通信制教育の実践事例
・・・・・・ 22
※ 第 1 回及び第 2 回定時制・通信制教育の在り方検討会で用いた資料等である
1 県内における定時制・通信制高校の配置
※ の高校は定時制単独校
このうち、網掛け の3校は生涯学習校
高岡地区
高岡地区
雄峰
(昼①、昼②、夜、
通信制、専攻科)
●新川みどり野高校
◆新川みどり野
(昼①、昼②、夜)
◆志貴野
●志貴野高校
(昼①、昼②、夜)
雄峰高校
●◆
◆
●
新川地区
富山工業高校
◆小矢部園芸
●小矢部園芸高校
(昼、専攻科)
◆
●となみ野高校
新川地区
富山工業
(夜)
となみ野
(昼①、昼②)
富山地区
砺波地区
砺波地区
地区
学 校 名
新川
新 川
みどり野
定時制
富山工業
定時制
夜間制
定時制
昼間単位制Ⅰ、Ⅱ部
夜間単位制
富山
雄 峰
高岡
志 貴 野
小矢部園芸
砺波
となみ野
課 程
区 分
昼間単位制Ⅰ、Ⅱ部
夜間単位制
通信制
専攻科
定時制
定時制
昼間単位制Ⅰ、Ⅱ部
夜間単位制
昼間単位制
専攻科
定時制
昼間単位制Ⅰ、Ⅱ部
- 1 -
住 所
魚津市木下新144
富山市五福2238
富山市赤江町1-45
高岡市末広町1-7
小矢部市西中210
小矢部市清水95-1
2 県内における高校の設置状況
平成21年度
地区
等
新川地区
富山地区
高岡地区
学
校
数
定
員
学
校
数
定
員
学
校
数
定
員
県
立
9
1,430
14
2,640
13
1,980
私
立
1
155
6
1,260
3
765
合
計
10
1,585
20
3,900
16
2,745
定
時
制
県
立
1
約160
約400
1
約240
通
信
制
県
立
-
課程
等
全
日
制
学校計数
(併置を除く)
2
(併置1)
-
1
砺波地区
学
校
数
定
員
7
904
(分校1)
-
-
7
904
(分校1)
2
約160
(分校1)
約300
-
-
-
-
(併置1)
全地区
学
校
数
定
員
43
6,954
(分校1)
10
2,180
53
9,134
(分校1)
6
(分校1)
(併置1)
1
約960
約300
(併置1)
11
21
17
1,985
3,816
2,815
9
58
(分校2)
(分校2)
1,229
9,845
(参考)
中学校卒業
予定者数
(平成21年3月)
- 2 -
3 在籍生徒数(定時制・通信制・専攻科)
H21 年 4 月現在
(1)定時制高校
学 校 名
区
分
学 科 名
募集定員
約
約
新 川
約
みどり野 昼間単位制Ⅱ部
計
約
夜間単位制
普 通 約
機 械 約
夜間制
電 気 約
富山工業
生産機械 約
計
約
普 通 約
昼間単位制Ⅰ部
生活文化 約
昼間単位制Ⅱ部 普 通 約
雄 峰
計
約
普 通 約
夜間単位制
情報ビジネス 約
計
約
普 通 約
昼間単位制Ⅰ部
情報ビジネス 約
情報ビジネス 約
昼間単位制Ⅱ部
生活文化 約
志 貴 野
計
約
普 通 約
夜間単位制
国際教養 約
計
約
小矢部園芸 昼間単位制
園 芸 約
普 通 約
昼間単位制Ⅰ部
総合福祉 約
となみ野
昼間単位制Ⅱ部 普 通 約
計
約
昼間単位制Ⅰ部
普 通
福祉教養
普 通
40
40
40
120
40
40
40
40
120
40
40
40
120
80
80
160
40
40
40
40
160
40
40
80
40
40
40
40
120
1年次 2年次 3年次
31
11
7
49
1
9
2
0
11
40
32
31
103
10
4
14
39
29
11
28
107
8
1
9
27
34
8
13
55
34
5
5
44
1
4
2
2
8
37
20
32
89
10
5
15
37
25
19
21
102
5
0
5
19
16
5
5
26
4年次
以降
33
5
4
42
1
2
3
3
8
36
27
27
90
10
2
12
29
20
14
16
79
8
1
9
26
23
11
7
41
計
14
3
6
23
3
4
1
‐
5
10
0
11
21
14
1
15
14
6
0
4
24
2
1
3
1
6
1
3
10
112
24
22
158
6
19
8
5
32
123
79
101
303
44
12
56
119
80
44
69
312
23
3
26
73
79
25
28
132
合計 約960
合計
164
32
359
338
73
132
合計 1098
(2)通信制高校
学校名
雄峰
学科名
普通
生活文化
衛生看護
計
募集定員
約300
1年次 2年次 3年次
66
0
2
68
49
1
0
51
4
2
4年次以降
77
‐
‐
計
合計
243
5
4
252
50
57
77
252
※ 通信制の在籍者数は、合計 1,203 名
(3)専攻科設置校
募集定員 1年次
2年次
学科名・コース・課程名等
2
5
午前の部
保育コース
約 20
0
2
夜間の部
雄 峰 生活科学
28
25
午前の部
調理師養成課程
60
9
9
夜間の部
小矢部園芸
園 芸
42
40
約 40
合 計
約 120
81
81
学校名
計
※ 4 年次以降の「-」は、技能連携により単位を修得する学科であり、在籍者はいない
- 3 -
合計
7
9
2
53
71
18
82
162
4 全日制・定時制高校の在籍生徒数の推移
(%)
(人)
50,000
6.0
定時制の在籍生徒割合(%)
41,003
(1,157)
40,000
5.0
36,670
(876)
4.7%
4.7%
全日制・定時制の総計
( )内は定時制の人数
4.0
29,560
(1,019)
30,000
25,913
(1,222)
3.4%
22,360 3.0
(1,059)
2.8%
20,000
2.4%
2.0
10,000
1.0
0
0.0
S63
H5
H15
H10
H20
〔過去 5 カ年における全日制・定時制の在籍生徒数〕
全日制・定時制の在籍生徒数(人)
うち定時制の
在籍生徒数
定時制の
在籍生徒割合
H16年度
25,154
1,190
4.7%
H17年度
24,222
1,195
4.9%
H18年度
23,498
1,166
5.0%
H19年度
22,771
1,082
4.8%
H20年度
22,360
1,059
4.7%
※ 各年度の学校基本調査(5 月 1 日現在)に基づき作成
- 4 -
5 定時制高校における入学者選抜志願状況
学校名
区分、学科名等
富山工業
約 40
38
32.2
0.81
福祉教養
約 40
9
9.8
0.25
昼間単位制Ⅱ部
普 通
約 40
7
5.8
0.15
夜間単位制
普 通
約 40
3
2.0
0.05
機 械
約 40
13
8.8
0.22
電 気
約 40
2
2.8
0.07
生産機械
約 40
0
3.2
0.08
普 通
約 40
69
69.2
1.73
生活文化
約 40
44
33.8
0.85
普 通
約 40
38
43.2
1.08
普 通
約 80
9
9.8
0.12
情報ビジネス
約 80
2
3.2
0.04
普 通
約 40
53
55.2
1.38
情報ビジネス
約 40
35
30.4
0.76
情報ビジネス
約 40
13
14.8
0.37
生活文化
約 40
39
29.6
0.74
普 通
約 40
7
5.6
0.14
国際教養
約 40
1
1.2
0.03
園 芸
約 40
32
31.6
0.79
普 通
約 40
32
21.6
0.54
総合福祉
約 40
7
8.2
0.21
普 通
約 40
8
7.6
0.19
夜間制
昼間単位制Ⅰ部
雄 峰
昼間単位制Ⅱ部
夜間単位制
昼間単位制Ⅰ部
志 貴 野
昼間単位制Ⅱ部
夜間単位制
小矢部園芸
となみ野
志願者数
志願倍率
H21年度 5か年平均 5か年平均
普 通
昼間単位制Ⅰ部
新 川
みどり野
募集定員
昼間単位制
昼間単位制Ⅰ部
昼間単位制Ⅱ部
※ 1 次選抜について、志願者数、志願倍率を示した。
- 5 -
6 定時制・通信制高校に学ぶ生徒の実態
近年、中学校卒業者数の減少は著しく、平成 10 年 3 月に 13,054 人であったものが、
平成 20 年 3 月には、10,060 人となっている。
平成 21 年 3 月の卒業者数はさらに減少し、9,843 人となっており、このうち、定時制・
通信制高校に進学した生徒数は、全体の 3.86%にあたる 380 人であった。
0%
100%
∬
∬
県立全日制
定時制
6,908
349
31
70.2%
3.5%
0.3%
平成21年県内
中学新卒者
9,843 人
通信制 特別
支援
学校
就職
その他
県外流出
国立高専
私立全日制
45
37
108
129
302
1,934
0.5%
0.4%
1.1%
1.3%
3.1%
19.6%
∬
∬
定時制・通信制高校 計 380 人
※ 県教委調査に基づき作成
1 県内の定時制・通信制高校教育の動向
① 入学生をめぐる動き
○ 中学校卒業者の進学率の上昇(H10.3 卒 → H20.3 卒)
定時制高校
2.0% → 2.9%
通信制高校
0.1% → 0.6%
○ 入学者に占める不登校経験のある入学者の割合(H16 年度 → H20 年度)
定時制高校
43.7% → 35.4%
通信制高校
46.5% → 56.0%
② 高校生活をめぐる動き
○ 定時制高校中途退学者の割合(H15 年度 → H19 年度)
8.6% → 11.6%
○ 定時制高校長欠者(年間 30 日以上)の割合(H15 年度 → H19 年度)
15.1% → 15.8%
③ 高校生の進路をめぐる動き
○ 卒後の進路状況(H16.3 卒 → H20.3 卒)
大学・短大等 17.8% →
専門学校等
29.8% →
就職
37.9% →
その他
14.5% →
20.6%
25.7%
41.9%
11.7%
2 多様な学校づくり
① スクールカウンセラーの配置、教育相談体制の充実(H13 年度~)
② 就職支援教員(ジョブ・サポート・ティーチャー)の配置(H14 年度~)
- 6 -
7 定時制・通信制高校における近年の主な取り組み
内 容
年度
平成4年
○ 単位制の導入
雄峰、志貴野に導入
平成7年
○ 定時制単位制高校への移行
小矢部分校:園芸・生活科学科→小矢部園芸高校:園芸科(昼間定時制単位制)
平成8年
○ 学科改編
雄峰、志貴野:家政科→生活文化科
平成 10 年
○ 学科改編
雄峰:商業科→情報ビジネス科
○ 募集停止
入善<定>(終止 H12.3)
平成 11 年
◇ 高校再編計画発表
・生涯学習校の開設
H13 に新川女子・砺波女子を定時制単位制高校に再編
・定時制高校の再編
生涯学習校の設置と同時に泊・桜井・魚津・滑川・新湊・南砺分校の
定時制の募集停止
平成 12 年
○ 募集停止
新川女子:衛生看護科
砺波女子:普通科
平成 13 年
○ 新川、砺波地区での生涯学習校の開設
新川女子→新川みどり野(普通科、福祉教養科)
砺波女子→となみ野(普通科、総合福祉科)
○ 募集停止
新川女子:普通科
砺波女子:生活福祉科
泊、桜井、魚津、滑川、新湊、南砺分校の定時制募集停止
終止 泊(H15.3)桜井(H16.3)魚津(H16.3)滑川(H16.3)新湊(H16.3)
閉校 南砺(H16.3)
○ 三部制の導入
新川みどり野、雄峰、志貴野の定時制課程
平成 15 年
○ 募集停止
志貴野:機械科、電子科
大沢野分校の定時制募集停止・閉校
平成 16 年
○ 高岡地区での生涯学習校の開設
志貴野(普通科、生活文化科、情報ビジネス科(改編)、国際教養科(新設))
○ 通信制に単位制を導入
- 7 -
8 生涯学習校の設置状況等
(1)生涯学習校
定時制単位制高校である新川みどり野高校、志貴野高校、となみ野高校の 3 校に県
民生涯学習カレッジ地区センターを併設し、高校生と社会人が共に学ぶ生涯学習校と
している。
<組織概要>
県民生涯学習カレッジ <本部>
新川
地区センター
新川みどり野
高校
高岡
地区センター
砺波
地区センター
志貴野
高校
となみ野
高校
雄峰
高校
(2)社会人対象講座等(平成 20 年度実績)
YUHO講座
高校が社 特別講座
会人に公
開する講
座
開放講座
計
新川みどり野高校
雄峰高校
志貴野高校
となみ野高校
併置
―
併置
併置
―
20講座
一般 186人
在校生 20人
―
―
41講座
一般 489人
―
在校生 246人
5講座
一般 20人
―
在校生 21人
46講座 20講座
一般 509人 一般 186人
在校生 267人 在校生 20人
センター講座 4講座、221人
地区セン 人間探究講座 2講座、93人
ターの主
な講座 自遊塾
4講座、77人
計
10講座、391人
29講座 30講座
一般 133人 一般 336人
在校生 169人 在校生 172人
―
―
29講座 30講座
一般 133人 一般 336人
在校生 169人 在校生 172人
―
4講座、135人
7講座、125人
―
4講座、198人
2講座、100人
―
2講座、29人
3講座、25人
―
10講座、362人
12講座、250人
※ 各講座について
YUHO講座
特別講座
開放講座
センター講座
人間探究講座
自遊塾
:雄峰高校の通信制特設科目の授業を社会人に公開し、高校生と共に学ぶ講座
:高校の授業を社会人に公開し、高校生と共に学ぶ講座
:高校の特別講師による授業の一部を、社会人にも公開する講座
:地域の特色について学習する地区センター独自の講座
:生き方、考え方などについて専門家を招いて学びを深める講座
:一般県民をボランティア講師とし、受講者と共に自主的に運営するユニークな
視点に立った内容を学ぶ講座
- 8 -
9-1 雄峰高校の概要
(1)現在の設置学科等に関する主な動き
昭和 48 年 専攻科「保育科」設置
60 年 専攻科保育科を生活科学科保育コース・調理コースとする
平成 3 年 専攻科調理コースを「調理師養成課程(調理師資格付与)」とする
4 年 昼間定時制普通科に単位制導入
6 年 昼間定時制家政科に単位制導入
8 年 昼間定時制家政科、通信制家政科を「生活文化科」とする
10 年 夜間定時制普通科・商業科に単位制導入、商業科を「情報ビジネス科」とする
13 年 昼間単位制普通科に 2 部制導入、昼間Ⅰ部・Ⅱ部・夜間の 3 部制となる
14 年 定時制課程で後期入学を実施
16 年 通信制に単位制導入
(2)雄峰高校における課程・学科一覧
専攻科
修業年限 生活科学科
2年
・保育コース
・調理師養成課程
定時制課程
修業年限
3~4年
昼間Ⅰ部
生活
普通科
文化科
昼間Ⅱ部
普通科
通信制課程
夜間
普通科
情報ビジ 生活文化科
普通科
ネス科 衛生看護科
<参考>
【定時制・通信制】
高校の定時制・通信制課程は、学校教育法制定当時(昭和 23 年)から設けられている制度で、
学校教育法第 4 条において、定時制課程は「夜間その他特別の時間又は時期において授業を
行う課程」
、通信制課程は「通信による教育を行う課程」と定められている。
定時制・通信制のみに設けられている制度としては、次のものなどがある。
・技能連携制度…技能教育施設で教育を受けている場合、当該施設における学習を高校の教
科の一部の履修とみなすことができる制度。
・定通併修制度…定時制に在籍している生徒が通信制で、また、通信制に在籍している生徒
が定時制で一部の単位を修得した場合、それぞれが修得した単位を卒業に
必要な単位に含めることができる制度。
【専攻科】
専攻科は、高校を卒業した者に対して、より高い専門的技術を教授し、その研究を指導す
ることを目的とするもので、修業年限は 1 年以上とされている。
- 9 -
(3)曜日別授業講座の展開数
①
②
③
月
④
⑤
⑥
定時制(昼間) 12
19
7
7
6
7
12
19
通信制
6
5
7
専攻科
4
4
4
22
21
30
①
②
③
定時制(昼間) 11
11
16
4
4
4
15
15
20
合計
火
19
⑦
①
②
③
④
⑤
⑥
①
②
③
水
④
⑤
⑥
13
13
16
16
8
8
12
12
22
22
7
7
6
5
7
6
7
8
4
4
4
22
21
33
13
14
8
8
4
4
4
20
13
14
8
17
17
④
⑤
⑥
①
②
③
④
16
9
9
11
11
20
20
4
4
4
4
15
15
24
24
木
16
8
⑤
⑥
8
22
金
7
通信制
専攻科
合計
16
9
9
0
7
(4)雄峰高校における教室等の使用実態
○面積別普通教室の使用状況
教室面積
室数
33㎡
10室
面
積
別
教
室
種
類
50㎡
3室
67㎡
12室
28㎡
1室
45㎡
1室
43㎡
2室
使用人数
(最大)
課題
18人
・横に細長い形で教卓と生徒机が接近している。
・受講者を18名におさえている
56人
・スクーリング時に他教室から、机・椅子を搬入
してしのいでいる
40人
・受講者を40名におさえている
通信
29人
・スクーリング時に他教室から、机・椅子を搬入
してしのいでいる
通信
23人
・机間が狭く教員の巡視ができない
使用区分等
昼間Ⅰ・Ⅱ
夜間
昼間Ⅰ・Ⅱ
夜間
通信
専攻科
昼間Ⅰ・Ⅱ
夜間
通信
専攻科
専攻科(保育)
5人
・プレハブ校舎
29室
計
〔多部制定時制高校 4 校における教室数と学級数〕
普通教室数
新川みどり野
雄峰
志貴野
16
29
16
70 ㎡以上
50~70 ㎡
在籍生徒数
1教室当たり生徒数
11
4
4
35~50 ㎡
35 ㎡未満
となみ野
15
10
8
3
2
2
12
11
1
164
691
338
132
10
24
21
12
ホームルーム数
16
60
24
※ ホームルーム数は、課程・区分・学科毎に、40 人単位を基準に算出した。
なお、定時制・通信制課程は 4 個学年、専攻科は 2 個学年を基準とした。
- 10 -
12
⑦
9-2 各課程の概要
(1) 定時制課程
〔年齢構成〕
15歳
16歳
17歳
31.3%
26.5%
28.5%
19歳2.2%
18歳
9.8%
20歳代 1.7%
〔現状と課題〕
<多様な生徒の入学>
・ 基礎学力や学び方等が身に付いていない生徒から、大学等への進学を目指す生徒まで、学
力や学習意欲の差が大きく、個に応じた指導が必要な生徒が多く見られる。
・ 正規の就業者は少なく、将来の社会的な自立に向けて、基本的な生活習慣や社会性を身に
付けるとともに、適切な職業意識等を育てることが必要な生徒が多い。
・ 不登校経験のある生徒が多いが、柔軟な学習システム等を活用し自分のペースで学習に取
り組む生徒がいる一方、学校になじめない生徒も見られる。
・ 発達障害のある生徒や医療的なケアが必要な生徒などが見られ、家庭や外部支援機関等と
連携を図りながら、より専門的な支援を充実することが望ましいと思われる。 等
<多部制>
定時制課程は、夜間や特別の時間又は時期において授業を行う課程である。1 日の
うち、特定の時間帯で授業を行う課程を複数組み合わせて置くことにより、午前から
夜間に至るまで常時科目を開設し、生徒のペースにあわせて時間割をつくって、必要
な科目を学ぶことができる。
このような複数の部を設置するのが多部制で、雄峰高校では、昼間Ⅰ部、昼間Ⅱ部、
夜間の 3 部が設置されている。
<日課時限表>
1限
2限
3限
4限
5限
昼間
単位制
Ⅰ部
8:55~ 9:40
9:50~10:35
10:45~11:30
昼間
単位制
Ⅱ部
11:40~12:25
13:25~14:10
6限
14:20~15:05
※ 部活動、職員会議、7 時限授業等に活用
夜1・2限
夜間
単位制
夜3・4限
17:45~19:15
19:30~21:00
※ 雄峰高校では、2 年次から他部の科目(上記網掛け部分)を選択して履修可能
- 11 -
<三修制>
通常、定時制課程は 4 年間の修業期間を必要とするが、他部での単位修得(他部受
講)や「定通併修制度」の活用などにより 3 年間での卒業を可能するもの。
<通学地区別の在籍者数の割合>
学校\地区
新川地区
富山地区
高岡地区
砺波地区
新川みどり野
97.6%
1.2%
雄峰
11.2%
75.4%
9.3%
0.1%
3.6%
77.4%
16.3%
6.1%
93.2%
志貴野
となみ野
※ その他(県外等)を除く
<雄峰高校 通学状況等>
昼間定時制(302人)
⑥その他
5.0%
夜間定時制(56人)
⑥その他
5.4%
①徒歩
2.0%
⑤JR
33.4%
③バス
8.3%
⑥その他
23.8%
②自転車
26.8%
④地鉄電車
28.6%
④地鉄電車
19.2%
①徒歩
5.2%
①徒歩
3.6%
⑤JR
19.6%
②自転車
32.1%
通信制(252人)
⑤JR
37.3%
③バス
16.1%
②自転車
6.7%
③バス
12.3%
④地鉄電車
14.7%
※ 通信制の「その他」は、原付・バイク、自動車等
<卒業後の進路状況>
昼間Ⅰ・Ⅱ部
H18年度
H19年度
H20年度
大学
7
6
3
進学
短期大学 専門学校等
11
19
6
27
4
10
就職
継続
新規
14
16
13
1
その他
計
8
7
4
59
62
35
その他
計
5
5
2
10
13
7
夜 間
H18年度
H19年度
H20年度
大学
2
1
2
進学
短期大学 専門学校等
1
就職
継続
5
1
※ 上記図表は管理指導計画に基づき作成
- 12 -
新規
2
2
2
(2) 通信制課程
〔年齢構成〕
15歳
9.9%
30歳代
16歳
17歳
17.5%
18歳
24.2%
15.9%
19歳
8.3%
2.0%
20歳
21.4%
40歳代 0.8%
〔現状と課題〕
<多様な生徒の入学>
・ 自分自身の夢を実現したいなど、目的のある生徒は、登校日数の少ない通信制のシステ
ムを活用し、意欲的に取り組んで短い在籍期間で卒業している。
・ 生徒の学力、能力、学習目的、生活環境等がより多様化しており、修得単位数に基づく
学級編成では、学習、進路、生活等の指導が難しくなっている。
・ 生徒の半分程度はアルバイトをしているが、正規の就業者は少なく、就職を希望してい
る生徒には関係機関との連携をとるなどして、支援の充実を図る必要がある。
・ 不登校経験者の中には、基礎学力が身に付いていない生徒が見られ、自学自習が基本で、
年間 20 日間登校するシステムでは十分な学習支援を行うことは難しく、配慮が必要とな
っている。
・ 日曜日のスクーリングでは、静かな落ち着いた雰囲気の中で学習ができることから、不
登校経験のある生徒も次第になじんでいく場合が多く見られる。
・ 家から出ることができない引きこもりの生徒は、レポートの提出ができても、スクーリ
ングに出ることができないので、単位修得ができない場合が見られる。 等
<雄峰高校通信制の学習の流れ>
単位の修得
※卒業に必要な単位を
取得するまで繰り返す
定期試験
スクーリング
レポート
1 単位に対し 3 回提出
・指定の期限まで提出
・誤りが多い場合は再提出
月 2~3 回程度、年間 18 日間
・定期試験や受講指導等を
含め 25 日程度登校
・日、月、水のいずれかに登校
受講登録・教材購入
入 学
- 13 -
※放送視聴制度
NHK 高校講座の放送
視聴をスクーリングの出席
の代替として認めて
いる
(3) 専攻科
〔年齢構成〕
18歳
19歳
20歳代
35.4%
35.4%
19.0%
50歳代
30歳代 2.5%
6.3%
40歳代 1.3%
〔現状と課題〕
・ 午前のクラス、夜間のクラスの生徒が交流する機会が少なく、学年としての一体感を育
てる指導が必要となっている。
・ 生徒の学力、能力等の個人差が大きくなっており、個別の指導がより多く必要となって
いる。
・ 入学者の減少傾向が見られ、保育コースは特に顕著である。
・ 調理師養成課程では卒業とともに調理師資格が取得できるが、保育コースは短大卒業
程度と認定され、国家試験受験資格を得るのみで、国家試験に合格しなければ保育士資格
が取得できない。 等
<雄峰高校専攻科の入学状況>
(人)
(人)
雄峰高校専攻科 生活科学科保育コース
入学状況
25
定員
25
入学者
20
20
H17年度
15
15
H18年度
H19年度
10
入学者
H21年度
10
5
6
7
H17年度
70
定員
H18年度
H19年度
H20年度
雄峰高校専攻科 生活科学科調理師養成課程
入学状況
40
40
20
30
40
36
10
20
10
0
0
60
H17年度
60
H18年度
60
H19年度
- 14 -
60
H20年度
約
(人)
50
48
約
70
60
57
約
20
20
20
20
20
0
入学者 50
58
約
H21年度
60
30
定員
約
5
2
0
(人)
10
18
H20年度
18
10
6
7
2
60
H21年度
入学者
H17年度
H18年度
H19年度
H20年度
H21年度
58
57
48
40
36
定員
60
60
60
60
60
10 定時制・通信制・専攻科の設置学科等
課 程
学 校 名
学 科 名
募集定員
普 通
約 40
福祉教養
約 40
昼間単位制Ⅱ部
普 通
約 40
夜間単位制
普 通
約 40
機 械
約 40
電 気
約 40
生産機械
約 40
普 通
約 40
生活文化
約 40
普 通
約 40
普 通
約 80
情報ビジネス
約 80
普 通
約 40
情報ビジネス
約 40
情報ビジネス
約 40
生活文化
約 40
普 通
約 40
国際教養
約 40
園 芸
約 40
普 通
約 40
総合福祉
約 40
普 通
約 40
区 分
昼間単位制Ⅰ部
新 川
みどり野
富山工業
夜間制
昼間単位制Ⅰ部
雄 峰
昼間単位制Ⅱ部
夜間単位制
定時制
昼間単位制Ⅰ部
志 貴 野
昼間単位制Ⅱ部
夜間単位制
小矢部園芸
となみ野
昼間単位制
昼間単位制Ⅰ部
昼間単位制Ⅱ部
合 計
約 960
課 程
学 校 名
学 科 名
募集定員
通信制
雄 峰
普通、生活文化、衛生看護
約300
課 程
学 校 名
区分、学科名等
募集定員
雄 峰
専攻科
小矢部園芸
生活科学
・保育コース
・調理師養成課程
午前の部
夜間の部
園 芸
合 計
- 15 -
約 20
60
約 40
約 120
<参考> 各学科における主な教育内容
(定時制)
学科名
主な教育内容
国語、地歴公民、数学、理科、外国語など、幅広い分野の普通教科に
ついて学び、進学や就職に対応できる一般的な教養を身に付ける。また、
普通
他教科の生活、福祉、芸術、情報、ビジネスなどに関する科目を選択し
学習することもできる。
外国の事情や異文化について学ぶとともに、英語の他に中国語・ハン
国際
国際教養
グル・ロシア語などの基礎科目を選択して学習し、コミュニケーション
能力を身に付ける。
農業
工業
園
芸
機
械
生産機械
商業
電
気
情
報
ビジネス
生活文化
家庭
総合福祉
福祉教養
草花・野菜・造園の 3 分野から興味・関心に応じた専門科目を選択し
て学ぶ。実習や体験を伴う活動、資格取得を目指す学習を重視している。
機械の操作や工業製品の設計、製図、加工などについて学び、工業技
術者としての基礎的な知識・技術を身に付ける。
学習内容は機械科と同様であり、技能連携を行っている富山県技術専
門学院短期課程金属加工科の在籍生徒を対象とした学科である。
電気工学に関する基礎・基本や新しい技術等を学ぶ。第二種電気工事
士の資格取得を目指している。
ビジネスの諸活動やコンピュータに関する基礎科目を学ぶとともに、
会計・情報分野の専門的な資格取得を目指す。
衣食住・保育・福祉など生活産業に関連する分野について学び、多様
な進路に対応した知識や技術を身に付ける。
社会福祉に関する専門知識や技術について基礎から学び、介護員(ホ
ームヘルパー)2 級の資格習得を目指す。
社会福祉に関する専門知識や技術について、実習等を通じて基礎から
学ぶ。また看護に関する基礎科目の学習も可能である。
(通信制)
学科名
主な教育内容
国語、地歴公民、数学、理科、外国語など、幅広い分野の普通教科に
普通
ついて学び、一般的な教養を身に付ける。
家庭
生活文化
看護
衛生看護
被服に関する専門科目は、主に富山ファッションカレッジとの技能連
携による単位認定を行っている。
看護に関する専門科目は、主に富山市医師会看護専門学校准看護学科
との技能連携による単位認定を行っている。
(専攻科)
学科名
農業
園
主な教育内容
芸
造園に関する知識や技能を習得し、造園技能士等の資格取得を目指す。
「保育コース」
… 保育に関する専門的知識・技術を学ぶ。
家庭
生活科学
(保育士国家試験の受験資格を取得)
「調理師養成課程」
… 調理に関する専門的知識・技術を学ぶ。
(調理師資格を取得)
- 16 -
11 定時制・通信制高校に学ぶ生徒の実態
(1)卒業後の進路状況
課程
定
時
制
課程
通
信
制
進 学
卒業
者数
年度 募集定員
大学
短大
者
専修・各
就職者
左記
以外
専攻科 種学校等
H18
約960
321
134
26
20
8
80
143
44
H19
約960
272
126
27
19
10
70
114
32
H20
約960
249
97
19
19
7
52
115
37
進 学 者
卒業
年度 募集定員
者数
大学
等
専修・各
種学校
等
就職者
左記
以外
H18
約300
84
22
6
16
47
15
H19
約300
52
17
8
9
20
15
H20
約300
49
14
6
8
23
12
※ 各年度の学校基本調査(5 月 1 日現在)に基づき作成
(2)生徒の就業状況
就職者
課程 年度等
定
時
制
通
信
制
一時的な仕事に
就いた者
在籍生徒数
人数
割合
人数
割合
H18
5
0.4%
364
31%
1,166
H19
7
0.6%
391
36%
1,082
H20
8
0.8%
422
40%
1,059
計
20
0.6%
1,177
36%
3,307
H18
24
9.4%
85
33%
254
H19
21
9.4%
112
50%
223
H20
16
6.8%
110
46%
237
計
61
8.5%
307
43%
714
※ 一時的な仕事に就いた者とは、アルバイト、パートなどのこと
※ 通信制の在籍生徒数は活動生のみを表記
(3)不登校経験者の入学状況(H20 年度)
定時制高校 35.4%
通信制高校 56.0%
- 17 -
12 生涯学習校における取り組みと評価
(1)生徒と社会人が共に学ぶ「特別講座」の開設例 (新川みどり野高校)
教 科
国 語
地 歴
数 学
講 座 名
探究日本文学
人物日本史
パソコンで数学
楽しい英会話A ※
楽しい英会話B
楽しい英会話C
ビートルズで英文法
Let's Dance
ホップ・ステップ・スポーツ
マイソング
陶芸教室
ビジュアルデザイン ※
油彩画教室A
デッサンを楽しもう ※
油彩画教室B
篆刻入門
文書デザイン ※
パソコン中級A
簿記応用
パソコン中級B
初めてのパソコン
介護技術入門
外国語
体 育
音 楽
美 術
書 道
商 業
情 報
福 祉
回数
12
14
14
29
15
16
15
13
13
15
13
29
15
29
16
15
30
28
28
28
15
13
時間
B
C
B
A
B
C
A
B
C
A
B
※は通年で、それ以外は後期講座。 Aは午前、Bは午後、Cは夜間の時間。
(2)受講者の評価
ア 受講後の意識
社会人 189 人
やや不満
高校生 71 人
2%
やや不満
4%
まあ満足
満足
28%
まあ満足
満足
39%
57%
70%
イ 受講者の感想例
〈高校生〉
・ 社会人の受講者が熱心で、刺激になり、授業に真剣に取り組めた。
・ 受講者と話ができ、大人の見方、考え方を知りためになった。
〈社会人〉
・ カルチャー教室とは別の楽しさがあり、高校生とともに学べるよさがある。
・ 共に学ぶことで心に優しさと暖かさが生まれた。
・ 高校生に質問を受け、帰宅して調べるなどして、勉強が深まった。
・ 共に学ぶことは、互いの良さを認め合う場となる。また、人生の先輩として、
共に生き方を学び合う場としても意義があると思う。
- 18 -
13 雄峰高校定時制・通信制・専攻科の概要
Ⅰ 多様な生徒への対応
(1)プロフィールカードによる実態把握と実態に即した指導
入学時に、学校独自に作成したプロフィールカード(生徒の生活環境調査票)を各生
徒が作成する。これを基に、生徒の実態を把握し、カウンセラーの助言を受けて、適
切な対応に努め、生徒の学校生活への適応を支援している。
(2)コミュニケーション能力の向上
希望生徒を対象に、スクールカウンセラーを交えてのソーシャルスキルトレーニン
グを通年実施し、社会性の育成に努めている。
(3)教育相談の充実
ア 生徒の実態等
・ 精神面で課題を抱える生徒や、発達障害など特別な教育的支援を必要とする生
徒が少なくない。
・ 基本的生活習慣(食生活、睡眠等)が身に付いていない背景には、家庭におけ
る問題もあり、課題の解決には家庭との連携が一層必要である。
・ 保健室へ相談等に来室する生徒が大変多い。
・ 夜間単位制や通信制の生徒は、登校時間の関係でスクールカウンセラーのカウ
ンセリングを受けにくい状況がある。
イ スクールカウンセラーによるカウンセリング
〔H21 年度カウンセリング実施時間〕
・ 3 名のスクールカウンセラーが配置されており、
曜日 担当
時間
2 名が毎週、1 名が隔週で、午後 4 時間のカウンセ
月 A 午後4時間
リング時間が設定されている。
火
・ 1 回の面接時間は 50 分とし、生徒や保護者が担
水 B 午後4時間
任を通じて面接予約をする。
木 C 午後4時間
・ 昨年度の面接回数は、昼間部 95 回、夜間部 17 回、
金
通信制 37 回、専攻科 2 回であった。
ウ 教員の指導力向上
・ 校内カウンセリング研修会の開催
生徒理解と指導方法などについて教員のスキルアップを図るため、カウンセリ
ング研修会を年間 5 回程度開催。
( 研修内容例…不登校と発達障害、広汎性発達障害に焦点を当てて 等 )
・ 校内情報交換会の開催
個別の生徒について、教員間の共通理解を図るため情報交換会を年 3 回実施。
・ スクールカウンセラーとの連携
発達障害のある生徒などについては、担任がスクールカウンセラーの指導を
受け、適切な指導に努めている。
(4)進路相談の充実
ジョブ・サポート・ティーチャーの配置
生徒の就職支援のため、
ジョブ・サポート・ティーチャーを 1 名配置し、
週に 3 日間、
生徒の就職相談や情報提供、企業や関連機関等との連絡調整等を行っている。
- 19 -
Ⅱ 専攻科の概要
(1)専攻科在籍生徒の実態
ア 第 1 学年入学者の年齢別生徒数
形態 年 齢
午
前
夜
間
10代
20代
30代
40代
50代
小計
10代
20代
30代
40代
50代
小計
計
調理師養成課程
保育コース
H17
13
1
H18
3
3
H19
2
3
H20
1
2
2
H21
2
14
2
2
3
6
3
1
5
1
5
2
7
21
4
10
1
6
2
2
7
0
2
H17
24
3
2
H18
28
1
1
1
H19
24
6
1
H20
25
4
1
1
1
30
18
10
1
31
22
5
1
1
32
13
4
1
31
9
2
1
30
60
28
59
1
19
51
1
12
43
H21
23
2
1
イ 生徒の就業状況
保育コース
就職者 一時的 左記以外
1年
0
1
1
午前
2年
1
2
1
小計
1
3
2
1年
0
0
0
夜間
2年
1
1
0
小計
1
1
0
合計
2
4
2
合計
2
4
6
0
2
2
8
調理師養成課程
就職者 一時的 左記以外
0
23
3
0
22
3
0
45
6
0
4
2
1
6
1
1
10
3
1
55
9
合計
26
25
51
6
8
14
65
※ 一時的とは、アルバイト、パートなど一時的な仕事に就いた者を表す
ウ 卒業後の進路状況(各年 3 月卒)
区 分
H19
2
1
0
10
13
就 新規就職
職 現職の継続
進 学
その他
合 計
※ 専門分野への就職(一時的
な仕事に就いた者を含む)
保育コース
H20
H21
3
0
4
1
0
0
3
4
10
5
4
1
2
調理師養成課程
H19
H20
H21
16
25
19
6
1
4
1
0
0
23
10
13
46
36
36
31
30
27
(2)専攻科の午前の部・夜間の部の日課
午前
始業 8:55
月~木
終了 11:35
始業 18:10
1限 2限 3限
始業 8:45
金
夜間
終了 20:50
1限 2限 3限
終了 12:20
1限 2限 3限 4限
始業 18:00
終了 21:35
1限 2限 3限 4限
- 20 -
1
27
6
2
1
9
36
(3)専攻科の変遷
昭和 48 年 保育科を設置
※東北地方からの企業集団生を中心に、定時制高校卒業後の女子生徒
の保育士資格取得への道を拓いた
60 年 保育科を生活科学科に改称
「保育コース」
「調理コース」を設置
平成 3 年 生活科学科の調理コースを調理師養成課程に改称
※保母試験受験資格の短大卒程度への引き上げ(専攻科卒で要件満たす)
5 年 生活科学科の保育コースを男女共学化
15 年 専攻科設置 30 年を迎える
<参考> 保育士養成に係る関連事項
(保育士の資格取得方法)
【保育士の資格取得方法】
卒業後 保育士 登録
義
務
教
育
修
了
者
保 育士 養成 の大 学・短 大・ 専門 学校等
卒業
中高
等等
教学
育校
学
校
等
卒
業
保育 士養成以 外の大学 ・短 大
高等 専門学校 等 卒業
保
育
士
保
育
士
試
験
児童福 祉施設に て2年以上
の実務 経験
児童福祉 施設に て
5年以上の実務経験
合格 後 保 育士登録
(県内の主な保育士養成施設)
施 設 名
設置年
学制
定員
保育専門学院
昭和30年 2年制 60人
富山短期大学 幼児教育学科
昭和42年 2年制 80人
高岡第一学園 幼稚園教諭・保育士養成所
昭和45年 2年制 60人
富山福祉短期大学 社会福祉学科児童福祉専攻
平成16年 2年制 50人
富山大学 人間発達科学部発達教育学科発達福祉コース 平成18年 4年制 20人*
富山国際大学 子ども育成学部子ども育成学科
平成21年 4年制 80人*
350人
※富山大学は保育士資格取得可能数、富山国際大学は保育士養成等の数
- 21 -
14 全国における定時制・通信制教育の実践事例
(1)定時制高校
① チャレンジスクール [自分のペースに応じた柔軟な学習システム]
自分の生活スタイルや学習ペースに合わせて、午前(Ⅰ部)・午後(Ⅱ部)・夜間(Ⅲ
部)の各学習時間帯を選択できる定時制高校である。
小学校や中学校の学校生活になじめなかった生徒、自分の個性や能力を発揮でき
なかった生徒に対して、もう一度、学習活動や学校生活にチャレンジできるよう支
援する。
特徴1 柔軟な学習システムによる定時制高校
三部制・単位制・2学期制・30 人学級・3年卒業可
特徴2 総合学科による充実したキャリアガイダンス
「産業社会と人間」やさまざまな専門科目を学習
特徴3 豊かな人間性を育むボランティア活動
科目「ボランティア」の授業や体験活動
東京都立桐ヶ丘高校(H12)、世田谷泉高校(H13)、大江戸高校(H16)、六本木高校
(H17)等が開校。
② デュアルシステム高校 [一定期間、企業で訓練しながら学習]
昼夜間定時制高校の一部のクラスを、一定の期間、企業で行う就業訓練も授業の
一環として位置づける高校である。
企業での訓練は、1 週間のうち曜日を決めて行う場合、午前中は学校で午後に行
う場合、今月は学校で来月は企業で行う場合などが考えられる。
就業訓練の例
A 週2~4日企業で就業訓練
月
学校
火
学校
水
企業
B 午前中または午後の指定した時間を企業で就業訓練
木
企業
金
企業
月
火
水
学校
企業
木
金
12月
学校
1月
2月
3月
学校
午前
午後
C 月或いは週単位で企業で就業訓練(2ヶ月ずつ企業で訓練する場合)
4月
5月
学校
6月
7月
企業
8月
夏休み
9月
学校
10月
11月
企業
企業
※ A~Cの組み合わせも考えられる。
東京都立六郷工科高校では、昼間定時制課程にデュアルシステム科(定員 30
名)を設置(H16)。
- 22 -
(2)通信制高校
① トライネットスクール [ITを活用した在宅型通信教育]
基本的な学習の仕組みは通信制高校と同じであるが、自宅で学習したレポートは
インターネットを利用して提出、返信を行うことができる。
また、一ヶ月に数回は学校へ登校し(スクーリング)、学習に関する質問や実習科
目の授業を受ける。
インターネットによる
通信制の学習
ネット添削指導
デジタルペンやタブレッ
トを使って、レポートを
作成、提出
ネットスクリーング
学校と自宅との間で、直
接 1 対 1 で受講
学習支援
「学習支援情報」「ドリル・
演習情報」を閲覧
東京都立砂川高校では、通信制課程(トライネットスクール)を設置(H17)。
※ 昼夜開講型定時制(単位制・普通科)
② 学習形態を選択できる高校 [自分のペースに応じた新しい学びのシステム]
通信制の特徴を生かして、科目毎に 3 つの学習形態を選択することができる。
パターン1
毎日登校して、きめ細かな指導を受けながら学習
パターン2 インターネットなどのIT環境を活用して自宅学習を中心に学習
パターン3 これまでの日曜スクーリングとレポートを中心に学習
神奈川県立横浜修悠館高校は、通信制単独校として柔軟な学習システムを導
入(H20)。
(3)その他
① スペース・イオ(居場所)の設置 [自分の居場所づくり]
学校に行きたくても行けない「不登校」の生徒や、いわゆる「ひきこもり」傾向
にある生徒及びその保護者への支援活動を行う。
※ 受け入れ生徒は、小・中学生、中学校卒業生
※ IT利用の自宅学習であっても、学習状況に応じて在籍校の校長が出席等を認定
スペース・イオ
※ IT等を活用した学習指導
※ 訪問による対面指導
自宅
※ 学習報告(電子メール、FAX等)
※ スペース・イオへの通学
※ 訪問による対面指導
※ 一人一人に応じた学習プログラムの作成、対面指導
※ 連携
(指導時間、指導内容等について相互に報告)
学校
秋田県立明徳館高等学校通信制課程にスペース・イオを設置(H17)
。
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(メモ)
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