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○文部科学省告示第六十号 学校保健安全法(昭和三十三年法律第五十六号)第六条第一項の規定に基づき、学校環境衛生基準 を次のように定め、平成二十一年四月一日から施行する。 平成二十一年三月三十一日 文部科学大臣 塩谷 立 学校環境衛生基準 第1 教室等の環境に係る学校環境衛生基準 1教室等の環境(換気、保温、採光、照明、騒音等の環境をいう。以下同じ。 )に係る学校環境衛 生基準は、次表の左欄に掲げる検査項目ごとに、同表の右欄のとおりとする。 検査項目 劍ョ顏 ましい○ (2)温度 0℃以上、30℃以下であることが望ましいo (3)相対湿度 0%以上、80%以下であることが望ましい○ (4)浮遊粉じん (5)気流 .long/m3以下であることo .5m/秒以下であることが望ましい○ 換 気 及 び 保 温 等 茶 (6)一酸化炭素 (7)二酸化窒素 亅xエ2 亅xエ8,ネョ顏 ,h+X,JI? 褸峪% 0ppm以下であることo h,レC S リ決岑,X* . ,h*ゥeメ .06ppm以下であることが望ましいo (8)揮発性有機化合物 ア,ホルムアルデヒド ィ.トルエン x c fr ウ.キシレン C オ.エチルベンゼン # (9)ダニ又はダニアレル ゲン fr fr fr fr モ8決岑,X* モ8決岑,X* 塔s エ.パラジクロロベン ゼン カ.スチレン r モ8決岑,X* . . ,f モ8決岑,X* . モ8決岑,X* モ8決岑,X* ,f . . . ,f ツ ,f ,f ,f 00匹/m2以下又はこれと同等のアレルゲン量以下であることD とするoまた、教室及び黒板の照度は、5001Ⅹ以上であることが 望ましいo (イ)教室及び黒板のそれぞれの最大照度と最小照度の比は、20:1 採 光 及 び 照 明 茶 傲i7 を超えないことoまた、10:1を超えないことが望ましいo 宙4 仆8 ィキ +ク.ィ,傀 + ィ ィ,ネ 7 ネ岑フ &ネ,レC3 h8ク4 (ウ)コンピュータ教室等の机上の照度は、500-10001Ⅹ程度が望ま しいo (エ)テレビやコンピュータ等の画面の垂直面照度は、100-5001Ⅹ 程度が望ましいo (オ)その他の場所における照度は、工業標準化法(昭和24年法律 第185号)に基づく日本工業規格(以下「日本工業規格」というo) Z9110に規定する学校施設の人工照明の照度基準に適合するこ とo (ll)まぶしさ ア)児童生徒等から見て、黒板の外側150以内の範囲に輝きの強 い光源(昼光の場合は窓)がないこと○ -20- r (イ)見え方を妨害するような光沢が、黒板面及び机上面にないこ とo (ウ)見え方を妨害するような電灯や明るい窓等が、テレビ及びコン ビュータ等の画面に映じていないことo 甲 立 茶 日 " ク尨8ネ7 イ 教室内の等価騒音レベルは、窓を閉じているときはLAeq50dB(デ シベル)以下、窓を開けているときはLAeq55dB以下であることが 剿]ましいD● 2 1の学校環境衛生基準の達成状況を調査するため、次表の左欄に掲げる検査項目ごとに、同表の 右欄に掲げる方法又はこれと同等以上の方法により、検査項目(1) ∼ (7)及び(10) ∼ (12)に ついては、毎学年2回、検査項目(8)及び(9)については、毎学年1回定期に検査を行うものと する。 検査項目 劔_ケd (2)温度 刄Aスマン通風乾湿計を用いて測定するo (3)相対湿度 刄Aスマン通風乾湿計を用いて測定する○ (4)浮遊粉じん 剔椛ホ沈降径10〃m以下の浮遊粉じんをろ紙に捕集し、その質量に よる方法(Low-VolumeAirSampler法)又は質量濃度変換係数(K) を求めて質量濃度を算出する相対濃度計を用いて測定する○ (5)気流 刄Jタ温度計又は微風速計を用いて測定するo (6)一酸化炭素 剏汳m管法により測定するo (7)二酸化窒素 刄Uルツマン法により測定するo (8)揮発性有機化合物 刳 発性有機化合物の採取は、教室等内の温度が高い時期に行い、 吸引方式では30分間で2回以上、拡散方式では8時間以上行うo 換 気 及ア.ホルムアルデヒド び 保 温 等 茶 亅xエ2 x6ィ6x8リ7H4x6ィ8ク7 褸峪% h,レHノ &リャyd , h. ゥ. ネフY x. 6 x99uY; イ ィキゥ(R v飄ル(ィ d , h. 採取し、高速液体クロマトグラフ法により測定するo ィ.トルエン 侘Y ウ.キシレン ィキゥ(R ィ* エ.パラジクロロベン ゼン ノ_ケd ゥ. v飄ル(ィ , d HフY h.緯ネ竧+ZH4ク5 ィキゥ(R リ7リ6x4 Dル$Y(Yd 8 Bリ IvXョリワネ靖d │ゥZゥ ルd x.薬 オ.エチルベンゼン カ.スチレン (9)ダニ又はダニアレル 刮キ度及び湿度が高い時期に、ダニの発生しやすい場所において1 ゲン 冦2を電気掃除機で1分間吸引し、ダニを捕集するD捕集したダニは、 顕微鏡で計数するか、アレルゲンを抽出し、酵素免疫測定法により アレルゲン量を測定する○ -21- , ,ネ*" b { ● 備考 -検査項目(1)∼(7)については、学校の授業中等に、各階1以上の教室等を選び、適当な 場所1か所以上の机上の高さにおいて検査を行うo 検査項目(4)及び(5)については、空気の温度、湿度又は流量を調節する設備を使用して いる教室等以外の教室等においては、必要と認める場合に検査を行う○ 検査項目(6)及び(7)については、教室等において燃焼器具を使用していない場合に限り、 検査を省略することができるo◆ 二検査項目(8)については、普通教室、音楽室、図工室、コンピュータ教室、体育館等必要と 認める教室において検査を行うo 検査項目(8)ウ∼カについては、必要と認める場合に検査を行うo 検査項目(8)については、児童生徒等がいない教室等において、30分以上換気の後5時間 以上密閉してから採取し、ホルムアルデヒドにあつては高速液体クロマトグラフ法により、ト ルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレンにあつてはガスクロマ トグラフ-質量分析法により測定した場合に限り、その結果が著しく基準値を下回る場合には、 以後教室等の環境に変化が認められない限り、次回からの検査を省略することができるo 三検査項目(9)については、保健室の寝具、カーペット数の教室等において検査を行うD (10)照度 ゥgクヤ鮎hエクヲ c 亢ケ. x.傲i7杏h,ネエクヲ クリx+x.傲i7杏b を用いて測定するo 教室の照度は、図に示す9か所に最も近い児童生徒等の机上で測定 し、それらの最大照度、最小照度で示すo 黒板の照度は、図に示す9か所の垂直面照度を測定し、それらの最 大照度、最小照度で示すo 教室以外の照度は、床上75cmの水平照度を測定するoなお、体育 施設及び幼稚園等の照度は、それぞれの実態に即して測定するo (ll)まぶしさ 侈 i_ク/ ex・ +x.佰Xヒ唏マY -221 (,ノtノk8/ +(-x. イ 図 採 光 及 び 照 明 黒 板 30cm t l ll 僮 l 白 ツ 剪 lll Ill 教 室 中 央 1m (12)騒音レベル 普通教室に対する工作室、音楽室、廊下、給食施設及び運動場 等の校内騒音の影響並びに道路その他の外部騒音の影響があるか どうかを調べ騒音の影響の大きな教室を選び、児童生徒等がいな い状態で、教室の窓側と廊下側で、窓を閉じたときと開けたとき の等価騒音レベルを測定する。 等価騒音レベルの測定は、日本工業規格C 1509に規定する積 分・平均機能を備える普通騒音計を用い、 A特性で5分間、等価 騒音レベルを測定する。 なお、従来の普通騒音計を用いる場合は、普通騒音から等価騒 音を換算するための計算式により等価騒音レベルを算出する。 -23- 特殊な騒音源がある場合は、日本工業規格Z8731に規定する騒 音レベル測定法に準じて行うD 備考 -検査項目(12)において、測定結果が著しく基準値を下回る場合には、以後教室等の内外の 環境に変化が認められない限り、次回からの検査を省略することができるD 第2 飲料水等の水質及び施設・設備に係る学校環境衛生基準 1飲料水等の水質及び施設・設備に係る学校環境衛生基準は、次表の左欄に掲げる検査項目ごとに、 同表の右欄のとおりとする。 検査項目 劍ョ顏 (1)水道水を水源とする飲料水(専 用水道を除くo)の水質 ア.一般細菌 ィ.大腸菌 X ョ顏 ,亊h+x.傲厭 ノUネ,ネ岔y8,佝h+ ク.塩化物イオン r ネリ 閏ル .舒顏 , テ YD靠ゥ ィ,X* . } c リb h.薬 mゥ(jH曁7リ984ク98褸4ィ8ィ4X8 エ.全有機炭素(TOC)の 量又は過マンガン酸カリウ ム消費量(以下「有機物等」 というo) i┼:リ N │ィ,レC ヨr ,f オ.pH値 カ.咲 キ.臭気 ク.色度 ケ.濁度 コ.遊離残留塩素 Y;囘 邵ラ8エケ R胤ゥ 3)D靠ゥ h } cCXリb c x c 項第3号に規定する遊離残留塩素の基準によるo (2)専用水道に該当しない井戸水 等を水源とする飲料水の水質 ア.専用水道(水道法(昭和 32年法律第177号)第3条 第6項に規定する「専用水 道」をいう○以下同じo)が 実施すべき水質検査の項目 X ィ.遊離残留塩素 Y;囘 邵ラ8エケ Y c 塩素の基準によるo -24- x ョ顏 ,亊h+x.傲厭 ,ノUネ,ネ岔y8,佝h+ .舒顏 , h. イ c リ c8リh,亢ケ. x.冰iz8 z 水 備考■ 質 ア.の項目中、「有機物(全有機炭素(TOC)の量)」とあるのは「有機物等」と読み替 えるものとするoこの場合において、過マンガン酸カリウム消費量の基準は、10mg/B以下 とするo (3)専用水道(水道水を水源とす る場合を除く○)及び専用水道に 該当しない井戸水等を水源とす る飲料水の原水の水質 ア.一般細菌 X ョ顏 ,亊h+x.傲厭 ,ノUネ,ネ岔y8,佝h+ .舒顏 , h. イ ィ.大腸菌 ウ.塩化物イオン エ.有機物(全有機炭素(T OC)の量) オ.pH値 カ.咲 キ.臭気 ク.色度 ケ.濁度 備考 -専用水道に該当しない井戸水等を水源とする飲料水の原水の水質の検査にあつては、ア. の項目中、「有機物(全有機炭素(TOC)の量)」とあるのは「有機物等」と読み替えるも のとする○この場合において、過マンガン酸カリウム消費量の基準は、10mg/a以下とする. (4)雑用水の水質 ア.pH値 迭繹決 ィ.臭気 3ゅh決岑,X* リ,X, ウ.外観 h/ (+ ,yk9 エ.大腸菌 佶 ヨr ,f ,f i:yk +8.ィ, オ.遊離残留塩素 . X* (+ 以クリx z . ,f ,f 冓 h,ネ ィリx,モ 紮ヨr 8,X* . とo ア.給水源の種類 9 Y;唏ャ Y Y;唔 ゥw Y;唏ャ Y ゥw Y;亶 皐フク+ク,ツ 他の別を調べるo ィ.維持管理状況等 宙4 僭ィャzHクケ Y Hクケ X7ネ987jI) Y Xキ (峪 ルOY9 水施設.設備は、外部からの汚染を受けないように管理さ れていること○また、機能は適切に維持されていることo (イ)給水栓は吐水口空間が確保されていること○ (ウ)井戸その他を給水源とする場合は、汚水等が浸透、流入 施 茶R 設 几 X,亊h+x.倡ケ 劍*(. メ ルOR せず、雨水又は異物等が入らないように適切に管理されて ,f -25- ネクイ ■ 設 宙4r侘ネ IFゥ 唔 hク iH,ル ) Y9 ネ ィ*ィ, (+ ,f (オ)塩素消毒設備又は浄化設備を設置している場合は、その 備 劍エ Eネ*ゥ4ケ ク鰄+8.ィ,H*(. ウ.貯水槽の清潔状態 Y (6)雑用水に関する施設.設備 X,ノ I ネ,レI.葦ゥ4 ,h イ 俎8.リ.ィ,H*(. ,h イ ア)水管には、雨水等雑用水であることを表示していること○ (イ)水栓を設ける場合は、誤飲防止の構造が維持され、飲用 不可である旨表示していることo (ウ)飲料水による補給を行う場合は、逆流防止の構造が維持 されていることo (エ)貯水槽は、破損等により外部からの汚染を受けず、その 内部は清潔であることo (オ)水管は、漏水等の異常が認められないこと○ 2 1の学校環境衛生基準の達成状況を調査するため、次表の左欄に掲げる検査項目ごとに、同表の 右欄に掲げる方法又はこれと同等以上の方法により、検査項目(1)については、毎学年1回、検査 項目(2)については、水道法施行規則第54条において準用する水道法施行規則第15条に規定する 専用水道が実施すべき水質検査の回数、検査項目(3)については、毎学年1回、検査項目(4)に ついては、毎学年2回、検査項目(5)については、水道水を水源とする飲料水にあっては、毎学年 1回、井戸水等を水源とする飲料水にあっては、毎学年2回、検査項目(6)については、毎学年2 回定期に検査を行うものとする。 検査項目 劔_ケd (1)水道水を水源とする飲料水 (専用水道を除く)の水質 ア.一般細菌 X ィ.大腸菌 ョ顏 .兩ケd ウ.塩化物イオン エ.有機物等 r オ.pH値 閏ル x. ネリ 嬰 ,亊h+x.傲厭 テ ,ネエケ. YD靠ゥ 舒 i┼:リ ル i┼:ル 麒 c#c N │ィ, Y リb (*ゥ. h. ゥ. イ mゥ(jH曁7リ984ク98褸4ィ8ィ4X8 , 8*クマゥ h. ゥ. (*(,H,レB x.薬 カ.咲 キ.臭気 ク.色度 ケ.濁度 コ.遊離残留塩素 Y;囘 邵ラ8エケ Y c x c(リ ,ネエケ. 舒 8*クマゥ 臣が定める遊離残留塩素及び結合残留塩素の検査方法(平成 15年厚生労働省告示第318号)により測定するo 備考 -検査項目(1)については、貯水槽がある場合には、その系統ごとに検査を行うo (2)専用水道に該当しない井戸水 -26- i┼:ル R ( . ア.専用水道が実施すべき水 質検査の項目 X ョ顏 .兩ケd ィ.遊離残留塩素 Y;囘 , ,亊h+x.傲厭 h. 邵ラ8エケ ゥ. Y ,ネエケ. 舒 8*クマゥ i┼:ル Y (*ゥ. x.薬 c x c(リ ,ネエケ. 舒 8*クマゥ i┼:ル R 臣が定める遊離残留塩素及び結合残留塩素の検査方法によ り測定するo 備考◆ -ア.の項目中、「有機物(全有機炭素(TOC)の量)」とあるのは「有機物等」と読み 水 質 Xヒ h+x. 几 X,ノ X 替えるものとする○この場合において、過マンガン酸カリウム消費量は、滴定法により測 定する○ (3)専用水道(水道水を水源とす る場合を除くo)及び専用水道に 該当しない井戸水等を水源とす る飲料水の原水の水質 ア.一般細菌 X ィ.大腸菌 ョ顏 ,亊h+x.傲厭 .兩ケd , h. ,ネエケ. ゥ. 舒 8*クマゥ i┼:ル Y (*ゥ. x.薬 ク.塩化物イオン エ.有機物(全有機炭素(T OC)の量) オ.pH値 カ.咲 キ.臭気 ク.色度 ケ.濁度 備考 -専用水道に該当しない井戸水等を水源とする飲料水の原水の水質の検査にあつては、エ の項目中、「有機物(全有機炭素(TOC)の量)」とあるのは「有機物等」と読み替える ものとするoこの場合において、過マンガン酸カリウム消費量は、滴定法により測定するo (4)雑用水の水質 ア.pH値 X ョ顏 ィ.臭気 .兩ケd ウ.外観 冦ィ雕, エ.大腸菌 ,亊h+x.傲厭 X h, ョ顏 , h. ,JI ,ネエケ. ゥ. jI 8*クマゥ i┼:ル Y (*ゥ. x.薬 x.蟹d ,亊h+x.傲厭 舒 zx+ ,ネエケ. 9 ノ/i7 +(-x.薬 舒 8*クマゥ i┼:ル Y (*ゥ. c(リ ,ネエケ. 舒 8*クマゥ i┼:ル める方法により測定するo オ.遊離残留塩素 Y;囘 邵ラ8エケ Y c x R 臣が定める遊離残留塩素及び結合残留塩素の検査方法によ り測定するo 施 茶R 几 X,亊h+x.倡ケ メ 从ケ ルOR ア.給水源の種類 X郢 リ,ネ、 ャ -27- .)) Y Y> YH/ 5 ノ +x. 唔 ルOX,ノ メ 諺 ■ 設 備 ィ.維持管理状況等 冤ェI) Y Y I ネ゙ネシi_ ル 9 ネ } (*(,I+(-x.薬 ウ.清潔状態 (6)雑用水に関する施設.設備 剋{設の外観や貯水槽等の内部を点検するほか、設備の図面 等の書類について調べるo 第3 学校の清潔、ネズミ、衛生害虫等及び教室等の備品の管理に係る学校環境衛生基準 1学校の清潔、ネズミ、衛生害虫等及び教室等の備品の管理に係る学校環境衛生基準は、次表の左 欄に掲げる検査項目ごとに、同表の右欄のとおりとする。 検査項目 学 校 の 清 潔 茶 Y ネ ネ,ネ (2)雨水の排水溝等 刳譓 邊 99 大掃除は、定期に行われていることo ネ畠 YG) Xヨ ,唔4H.(ロケ9 ゥ ル +X,H*(, (+ ,f また、雨水配水管の末端は、砂や泥等により管径が縮小して いないことo (3)排水の施設.設備 Y ZH艙G) Y Y9 ネ郢 メ ルOX,レHフネ 9 ィ, ル4ケ 機能していることo ネ ズ I ヽ 衛 生 宝 ⊂コ 虫 等 茶B ネ5 鶇 h・ ( 校舎、校地内にネズミ、衛生害虫等の生息が認められない ことo 教 室 等 の 備 茶R弍zH*(+x,ネリ(+2 机面の高さは、座高/3+下腿長、いすの高さは、下腿長 であるものが望ましいo (6)黒板面の色彩 宙4 ーコ 口口 の 管 理 冖8ワゥ h,ネルYL)lィ,ノ hワィ,レIk 」8/ +H*h, (+ ,h イ イ)有彩色の黒板面の色彩は、明度及び彩度が4を超えない ことo 2 1の学校環境衛生基準の達成状況を調査するため、次表の左欄に掲げる検査項目ごとに、同表の 右欄に掲げる方法又はこれと同等以上の方法により、検査項目(1)については、毎学年3回、検査 項目(2) ∼ (6)については、毎学年1回定期に検査を行うものとする。 検査項目 学 校 の 清 潔 茶 Y ネ (2)雨水の排水満等 (3)排水の施設.設備 ネ,ネ ゥ 邊 X,ノG) Y 剳菇@ 清掃方法及び結果を記録等により調べるo Xヨ ZH艙G) 9 Y x,ノG) Y9 -28- ネ郢 メ X 8サX/ ルOX* +(-x.薬 x,ノG) X 8サX/ +(-x.薬 早 茶B ネ5 鶇 h・ ( ネズミ、衛生害虫等の生態に応じて、その生息、活動の有 ス ■■ヽ ヽ 衛 生 坐 ⊂1 虫 芦 剿ウ及びその程度等を調べるo 敬 室 等 の 備 Fコ ロロ の 管 理 茶R弍zH*(+x,ネリ(+2 (6)黒板面の色彩 冖 芥ワゥ7 机、`いすの適合状況を調べるD ネノ ロ レHルYL(ノ ロ駅 iUク/ w *(,Hラ8*F 第4 水泳プールに係る学校環境衛生基準 1水泳プールに係る学校環境衛生基準は、次表の左欄に掲げる検査項目ごとに、同表の右欄の とおりとする。 検査項目 刳譓 が望ましいo (2)pH値 迭繹決 (3)大腸菌 3ゅh決岑,X* 佶 水 質 茶 冰iz8 z (4)一般細菌 +8.ィ, . (+ ,f ,f 冓 b 0.4mg/b以上であることoまた、1.0mg/b以下であること ヨ)(c# 5(8リ6ィ ク決岑,X* . ,b (5)有機物等 7リ984ク98褸4ィ8ィ4X8 N │ィ,h+X,C &ヨr ィ闌 ィ,X* . ィ,X* . とo (6)濁度 7 ィ,X* (7)総トリハロメタン ヨr . ,f (決岑,X* (8)循環ろ過装置の処理水 偸ィャ(.ク暹 . Y'X,ネ ,h*ゥeリ-ネ+X*" マク, . y7 レC 綺7 とロまた、0.1度以下であることが望ましいo れていることo (イ)水位調整槽又は還水槽を設ける場合は、点検及び清掃を 定期的に行うこと○ (10)浄化設備及びその管理状況 宙4 偸ィャ( (嶌 ,ネ ィリx,レH.クン ネ顥}鶇.ク暹 Y'X,ノvY│ィキ その運転時間が、プール容積及び利用者数に比して十分で あり、その管理が確実に行われていることo 施 茶著7h 設 ● ク8ケgケ ネ,ネ h 8サY9 (ア)プール水は、定期的に全換水するとともに、清掃が行わ (イ)オゾン処理設備又は紫外線処理設備を設ける場合は、そ 凾フ管理が確実に行われていることo (ll)消毒設備及びその管理状況 宙4 i hンネ,ネ顥} -29- レH鵁恢冓 h褸6 x8ィ4X8 憂H鵁恢冓 h褪 設 ィ8ク5h4X8 備 劍+ の 剪 2 i 状 態 衛 生 iH,リ冓 h嶌485ネ5h4 6ク8ク褸,ネ*(+ ィ* X* . ,f hンネ,ノ(ル?ネ*ゥ 劍 (ル?ネ ,X* ,俎8.リ.ィ,H*(. . ィリx,レH+ク,ネャyyリ*ィヲメ ,f (12)屋内プール ア.空気中の二酸化炭素 S リ決岑*ゥeリ-ネ+X*( ィ.空気中の塩素ガス 絽 ク.水平面照度 イ リ決岑*ゥeリ-ネ+X*& uリ決 8*ゥeリ-ネ+X*( イ 備考 -検査項目(9)については、浄化設備がない場合には、汚染を防止するため、1週間に1回 以上換水し、換水時に清掃が行われていることoこの場合、腰洗い槽を設置することが望まし い○ また、プール水等を排水する際には、事前に残留塩素を低濃度にし、その確認を行う等、適 切な処理が行われていることo 2 1の学校環境衛生基準の達成状況を調査するため、次表の左欄に掲げる検査項目ごとに、同表の 右欄に掲げる方法又はこれと同等以上の方法により、検査項目(1) ∼ (6)については、使用日の 積算が30日以内ごとに1回、検査項目(7)ついては、使用期間中の適切な時期に1回以上、検査項 目(8) ∼ (12)については、毎学年1回定期に検査を行うものとする。 検査項目 劔_ケd 臣が定める遊離残留塩素及び結合残留塩素の検査方法によ り測定するo (2)pH値 剞 質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大臣が定 水 質 茶 冰iz8 凾゚る方法により測定するo z 冓 b Y;囘 邵ラ8エケ Y c (3)大腸菌 x c(リ ,ネエケ. 舒 8*クマゥ i┼:ル R (4)一般細菌 (5)有機物等 刮゚マンガン酸カリウム消費量として、滴定法によるo (6)濁度 剞 質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大臣が定 (7)総トリハロメタン 凾゚る方法により測定するo (8)循環ろ過装置の処理水 施 茶著7h ク8ケgケ ネ,ネ h 8サY9 設 ● 設 備 の 衛 生 劍,ネャyyリ h ク8ケgケ 8サX/ ネ,ネユノ (/ 5 ノ +x. 唔 +(-x.薬 (10)浄化設備及びその管理状況 刄vールの循環ろ過器等の浄化設備及びその管理状況を調 べるo (ll)消毒設備及びその管理状況 剌チ毒設備及びその管理状況について調べるo (12)屋内プール ア.空気中の二酸化炭素 佶 &リャyd , h. ィ.空気中の塩素ガス 佶 &リャyd , h. ー30- ゥ. ゥ. x. イ x.薬 X見+) YiH,リュ) Y R 第5 日常における環境衛生に係る学校環境衛生基準 1学校環境衛生の維持を図るため、第1から第4に掲げる検査項目の定期的な環境衛生検査等のほ ン か、次表の左欄に掲げる検査項目について、同表の右欄の基準のとおり、毎授業日に点検を行うも のとする。 ◆ 検査項目 刳譓 とo (イ)換気が適切に行われていることo 教 室 等 茶 亅xエ2 (2)温度 (ア)外部から教室に入ったとき、不快な刺激や臭気がないこ 闌 :C3 闌 ィ,X* . ,h*ゥeリ-ネ+X*& (3)明るさとまぶしさ 宙4 俛YL)lィ.(ッx 99 ノ[h鬪I リニ 9 ィ.h*リハ h.冖 8*ィ* ることo の 環 イ)黒板面、机上面及びその周辺に見え方を邪魔するまぶし さがないこと○ ウ)黒板面に光るような箇所がないことo 境 (4)騒音 乂x ク轌; ,ネ+リ- ,ネサ8踪,ノ ゥ9 ゥ[x*ク竧. リ*(+ ,h*ィ, いことo 飲 茶R 几 料 刮 水 X (ア)給水栓水については、遊離残留塩素が0.1mg/b以上保持 されていることoただし、水源が病原生物によって著しく されるおそれのある場合には、遊離残留塩素が0.2mg b以上保持されていることo 等 イ)給水栓水については、外観、臭気、味等に異常がないこ の 水 X,ノ 凾ニo ケ)冷水器等飲料水を貯留する給水器具から供給されてい 質 及 凾髏 についても、給水栓水と同様に管理されていることo (6)雑用水の水質 宙4 从ケ Y X, (*(,H,レIuiz8 z 冓 h*」 ヨr (決 9]ク鰓 び 凾ウれていることoただし、水源が病原生物によって著しく 施 刮 設 設 されるおそれのある場合には、遊離残留塩素が0.2mg Q以上保持されていることo (イ)給水栓水については、外観、臭気に異常がないことo (7)飲料水等の施設.設備 宙4 X序-レI HマコH詹 H*( ィキ ケ H*( ゥ¥ - , ク,ネ 備 剩r水の状況がよく、清潔であり、その設備は破損や故障が ないことo (イ)配管、給水栓、給水ポンプ、貯水槽及び浄化設備等の給 水施設.設備並びにその周辺は、清潔であること○ -31- ノ]8,レB 学 校 茶xァxユィ,ノ の 清 Hネ は、清潔であり、破損がないことo (ア)教室、廊下等の施設及び机、いす、黒板等教室の備品等 (イ)運動場、砂場等は、清潔であり、ごみや動物の排壮物等 凾ェないことo 潔 及 ;び ウ)便所の施設.設備は、清潔であり、破損や故障がないこ とo ネ ズ ー エ)排水溝及びその周辺は、泥や砂が堆積しておらず、悪臭 ヽ 凾ェないこと○ 衛 生 害 虫 等 オ)飼育動物の施設.設備は、清潔であり、破損がないことo (カ)ごみ集積場及びごみ容器等並びにその周辺は、清潔であ ることo (9)ネズミ、衛生害虫等 俔ィ 唏ユゥ& , ネ5 鶇 h・ ( ノ i x*ィハ x.ィ, (+ とo (イ)遊離残留塩素は、プールの使用前及び使用中1時間ごと に1回以上測定し、その濃度は、どの部分でも0.4mg/a 水 茶 汰 h 0 ク8ケ Y9 以上保持されていることoまた、遊離残留塩素は1.0mg/a (ア)水中に危険物や異常なものがないことo 刪ネ下が望ましいo フ ー 刪 (ウ)pH値は、プ-ルの使用前に1回測定し、pH値が基準 ノレ の 剪l程度に保たれていることを確認することo 管 理 エ)透明度に常に留意し、プール水は、水中で3m離れた位 置からプールの壁面が明確に見える程度に保たれている ことo (ll)附属施設.設備等 h ク8ク,ノXル 韈ケ メ ルOZH (峪 ルOXキ <Y ルOY9 潔であり、破損や故障がないことo 2 点検は、官能法によるもののほか、第1から第4に掲げる検査方法に準じた方法で行うものとす る。 第6 雑則 1学校においては、次のような場合、必要があるときは、臨時に必要な検査を行うものとする。 (1) 感染症又は食中毒の発生のおそれがあり、また、発生したとき。 (2)風水害等により環境が不潔になり又は汚染され、感染症の発生のおそれがあるとき。 (3)新築、改築、改修等及び机、いす、コンピュータ等新たな学校用備品の搬入等により揮発性 有機化合物の発生のおそれがあるとき。 (4) その他必要なとき。 2 臨時に行う検査は、定期に行う検査に準じた方法で行うものとする。 3 定期及び臨時に行う検査の結果に関する記録は、検査の日から5年間保存するものとする。また、 毎授業日に行う点検の結果は記録するよう努めるとともに、その記録を点検日から3年間保存する よう努めるものとする。 4 検査に必要な施設・設備等の図面等の書類は、必要に応じて閲覧できるように保存するものとす る。 -32- レI B (削除)ページ -42- (削除)ページ -43-2- 学校における揮発性有機化合物の検査の実施方法 1. 検査事項 ホルムアルデヒド,トルエンの2物質を必須とし,必要に応じ,キシレン,パラジクロロベンゼ ン,エチルベンゼン,スチレン,アセトアルデヒドの 5 物質を加える。 2. 検査方法 (1) 採 取 授業を行う時間帯に行い,当該教室に児童生徒等を在室させないで窓等を閉めた状態で,机上 の高さ(壁から1m以上離れた教室の中央付近で,床から0.9~1.5m)で行う。 なお,小学校及び併置校において全学年が使用する図書室などは,小学低学年程度とする。 小学低学年 0.9m程度,小学中学年 1.0m程度, 小学高学年 1.2m程度,中学生 1.2~1.5m (2) 採取時間 吸引方式では30分間で二回以上(午前1回以上,午後1回以上) ,拡散方式では8時間以上と する。 拡散方式では,採取機器の性能・使用方法によることとし,24時間未満の場合は,午後2~ 3時が測定の中央になるよう,開始時刻・終了時刻を設定すること。 なお,検査の時期が冬期間(12月~3月)に拡散方式で測定する場合は,採取時間を8時間 とすること。 採取に当たっては,30分間換気後5時間以上閉鎖することとし,閉鎖は,屋外に面する窓 と扉を閉鎖し,屋内の出入りのための扉はできる限り最小限の開閉とする。 また,密閉中は家具・建具等の扉は開放することとし,24時間換気システムが設備されてい る場合は,稼働した状態とする。 (3) 測定方法 厚生労働省が室内空気中化学物質の濃度を測定するための標準的方法とし,ホルムアルデヒ ド及びアセトアルデヒドは,ジニトロフェニルヒドラジン誘導体固相吸着/溶媒抽出法によって 採取し,高速液体クロマトグラフ法によって行い,トルエン,エチルベンゼン,スチレンは,固 相吸着/溶媒抽出法,固相吸着/加熱脱着法,容器採取法の3種の方法のいずれかを用いて採取 し,ガスクロマトグラフ-質量分析法によって行う。 (4)採取機器 拡散方式により採取する場合は,国土交通省が作成するパッシブ採取機器(サンプラー)一覧 表に記載されている「試験の結果による評価」の「○」表示の機器を優先して使用し,機器ごと に指定されている時間により採取すること。 (5) 採取時の温度 採取時の温度は,極力20゜Cを確保し,10゜C(平均室温)未満の場合は再検査を行 うこと。 -44-1- (6) 温湿度補正 採取時の平均室温が20゜Cに満たない場合は,ホルムアルデヒドにあっては,次の式により 濃度の補正を行うこと。 (20-t) C’=C×1.09 ×100/(50+rh) C:20゜Cにおける試料空気中のホルムアルデヒド濃度(μg/㎥) t:試料採取時の平均室温(゜C) rh:試料採取時の平均湿度(%) (7) 再検査 採取時の平均室温が10゜C未満であった場合及び測定結果が基準値を超えた場合は, 速やかに 再検査を行うこと。 3. 判定基準 ホルムアルデヒド 100μg/㎥(0.08ppm)以下 トルエン 260μg/㎥(0.07ppm)以下 キシレン 870μg/㎥(0.20ppm)以下 パラジクロロベンゼン 240μg/㎥(0.04ppm)以下 エチルベンゼン スチレン アセトアルデヒド 3,800μg/㎥(0.88ppm)以下 220μg/㎥(0.05ppm)以下 48μg/㎥(0.03ppm)以下(両単位の換算は25゜C) 4. 測定教室の選定 定期検査にあっては,学校保健課において建築年度・日照・フロアー別などから実施案を策定後 学校に示し,学校ではペンキ・ワックスの塗布状況・化学物質を含む教材の使用状況・木製家具の 設置状況などを勘案し,測定教室を決定する。 臨時検査にあっては,学務課及び教育政策課が改修状況や備品導入状況に応じて測定教室を選定 する。 5. 結果報告 児童生徒の健康管理のための検査であることから,適切な指導等が実施されるよう,検査実施後 分析結果が判明次第,速やかに次の項目について報告すること。 (1) 測定年月日,気温・湿度(採取時の平均値) (2) 測定結果 (3) 定量下限値 (4) サンプラー及び分析機器のメーカー・規格・性能等 (5) 測定値算定経過(検量線・質量換算表等) 6. その他 (1)その他検査にかかる詳細については, 「学校環境衛生の基準」 ,厚生労働省の定める「室内空気中化 学物質の室内濃度指針値および標準的測定方法について」 (平成12年6月30日通知)及び「室内 空気中化学物質の測定マニュアル」による ものとする。 (2)検査日程は,夏(冬)期休業中の始業式前1週間までを目処に設定し,換気の徹底・再検査等を考 慮し,契約の日より学校と調整し,その結果を通知すること。 -44-2- ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン及びスチレン用 パッシブ採取機器(サンプラー)一覧表 対 象 物 質 測定機器・製品 測定バッジ F (ホルムアルデヒド用) 型 番 F 販売・問合せ先 (Tel,Fax,HPアドレス) ㈱オーピス 東京事務所 Tel:03-5414-1221 Fax:03-5414-0102 ㈱オーピス 大阪事務所 Tel:06-6167-0661 Fax:06-6167-0665 www2.odn.ne.jp/opis パッシブサンプラー (ホルムアルデヒド用) DSD-DNPH シグマアルドリッチジャパン(合) Cat.No.28221- アナリティカル製品グループ U -44-2 別表 1- ホ ル ム ア ル デ TEAパッシブガスチューブ 080150-069 ヒ (ホルムアルデヒド用) ド DNPHパッシブガスチュー 080150-075 ブ (ホルムアルデヒド用) 費 用(税込) 採取機器の価格 5,355円/個 分析費用 無料 (採取機器の価格に込み) 分 析 分析機関 平成25年 4月 1日 改訂 国土交通省住宅局住宅生産課 作成 住宅用 測定範囲・所要時間 分析方法 指定:(株)三菱化学アナリ HPLC テック内(一財)ベターリビン グ分室 範 囲 0.01~3.3ppm 所要時間 8~24時間 (最長40時 間) ホルムアルデヒド○ Tel:029-887-5346 Fax:029-887-0779 www.mccat.co.jp/ 18,900円(10本) 採取機器の価格とは別途 推奨:別添1の63機関 (10本セットで販売) 別添1の機関へ問い合わせの事 2013年4月1日現在 HPLC 0.001~1.2ppm 3~120時 間 Tel:03-5796-7350 Fax:03-5796-7355 www.sigma-aldrich.com/japan 柴田科学㈱ Tel:048-931-0561 Fax:048-931-0567 www.sibata.co.jp www sibata co jp 試験の結果による 評価 (注1参照) ホルムアルデヒド○ 採取機器の価格とは別途 推奨:(財)東京顕微鏡院 21,000円(10本) (10本セットで販売) 右の機関では9,975円/本 (ブランクサンプル(注2)が必要) Tel:042-525-3186 Fax:042-525-3645 www.kenko kenbi.or.jp www kenko-kenbi or jp AHMT- 約0.01~0.5ppm Abs又は (AHMT分析の場合) HPLC 18,900円(10本) 採取機器の価格とは別途 推奨:別添3の55機関 (10本セットで販売) 別添3の機関へ問い合わせの事 2013年3月8日現在 HPLC 24時間 ホルムアルデヒド△ ホルムアルデヒド: 0.002~0.53ppm 8~24時間 仕様変更後、室内空気対 策研究会測定技術分科会 による評価は実施してい ません。 ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン及びスチレン用 パッシブ採取機器(サンプラー)一覧表 対 象 物 質 測定機器・製品 型 番 UMEX100ホルムアルデヒ SKC ド用パッシブサンプラー Cat.No.500100 -44-2 別表 2- ホ ル ム ア ル デ ヒ ド 販売・問合せ先 (Tel,Fax,HPアドレス) ㈱アイデック Tel:03-5625-4294 Fax:03-5625-4295 www.ihdc.co.jp 費 用(税込) 採取機器の価格 26,145円(10個入) 100,710円(50個入) 分析費用 分 析 分析機関 採取機器の価格とは別途 推奨:以下の9機関 (ブランクサンプル(注2)が必要) 2013年3月6日現在 右の①の機関では7,875円/個 ①中央労働災害防止協会 労働衛生調査分析センター Tel:03-3452-3064 www.jisha.r.jp/ 右の②の機関では6,000円/個 ②㈱日吉 Tel:0748-32-5001 Fax:0748-32-4192 www.hiyoshi-es.co.jp/ 右の③の機関では5,775円/個 ③(財)産業保健協会 Tel:03-5482-0801 Fax:03-5482-0803 右の④の機関では6,300円/個 ④(株)環境技術センター Tel:03-5298-5150 Fax:03-3258-8666 www.i-kankyo.com 右の⑤の機関では6,000円/個 ⑤(財)西日本産業衛生会 大分労働衛生管理センター 大分労働衛生管理 タ Tel:097-552-8366 Fax:097-504-3588 www.nishieikai.or.jp/kenshin /inde_ooita.html 右の⑥の機関では6,300円/個 ⑥習和産業(株) Tel:047-477-5098 Fax:047-477-5324 www.e-shuwa.jp/ 右の⑦の機関では7,350円/個 ⑦秋田環境測定センター (株) Tel:018-864-1281 Fax:018-864-1282 www.aksc.co.jp/ 右の⑧の機関では6,300円/個 ⑧ラボテック(株) Tel:082-921-5531 Fax:082-921-5532 http://www.labotec.co.jp/ 右の⑨の機関では6,000円/個 ⑨(財)西日本産業衛生会 北九州環境測定センター Tel:093-671-3575 Fax:093-671-3576 http://www.nishieikai.or.jp/i ryo/inde_kankyo.html 平成25年 4月 1日 改訂 国土交通省住宅局住宅生産課 作成 住宅用 測定範囲・所要時間 分析方法 HPLC 範 囲 約0.005~5ppm 所要時間 試験の結果による 評価 (注1参照) 24時間 ホルムアルデヒド○ ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン及びスチレン用 パッシブ採取機器(サンプラー)一覧表 対 象 物 質 測定機器・製品 型 番 V4 測定バッジ V4 (トルエン、キシレン、エチ ルベンゼン、スチレン用。 一回で同時に測定可) 販売・問合せ先 (Tel,Fax,HPアドレス) ㈱オーピス 東京事務所 Tel:03-5414-1221 Fax:03-5414-0102 費 用(税込) 採取機器の価格 5,355円/個 分析費用 無料 (採取機器の価格に込み) ㈱オーピス 大阪事務所 Tel:06-6167-0661 Fax:06-6167-0665 www2.odn.ne.jp/opis No.3500 有機ガスモニター (トルエン、キシレン、エチ ルベンゼン、スチレン用。 一回で同時に測定可) スリーエムヘルスケア(株) Tel:03-3709-8269(2013年4月ま で) Tel:0570-011-321(2013年5月よ り) www.mmm.co.jp VOC-SD パッシブサンプラー シグマアルドリッチジャパン(合) (トルエン、キシレン、エチ Cat.No.000J00 アナリティカル製品グループ ルベンゼン、スチレン用。 5 一回で同時に測定可) Tel:03-5796-7350 Fax:03-5796-7355 www.sigma-aldrich.com/japan -44-2 別表 3- ト ル エ ン ・ キ シ レ ン ・ エ チ ル ベ ン ゼ ン ・ ス チ レ ン パッシブガスチューブ (トルエン、キシレン、エチ ルベンゼン、スチレン用。 一回で同時に測定可) VOC-TD Cat.No.000J00 6 080150-066 カーボンビーズパッシブ 080150-096 (トルエン、キシレン、エチ ルベンゼン、スチレン用。 一回で同時に測定可) 分 析 分析機関 分析方法 指定:(株)三菱化学アナリ GC テック内(一財)ベターリビン グ分室 採取機器の価格とは別途 推奨:別添2の26機関 別添2参照(個数により変動。ブ 2013年3月1日現在 ランクサンプル(注2)が必要) 採取機器の価格とは別途 推奨:別添1の55機関 44,100円(10本) (10本セットで販売) 別添1の機関へ問い合わせの事 2013年4月1日現在 採取機器の価格とは別途 推奨:別添1の10機関 44,100円(10本) (10本セットで販売) 別添1の機関へ問い合わせの事 2013年4月1日現在 柴田科学㈱ 測定範囲・所要時間 範 囲 (トルエン、キシレン エチルベンゼン) 0.01~133ppm 所要時間 8~24時間 (最長40時 間) (スチレン) 0.01~67ppm Tel:029-887-5346 Fax:029-887-0779 www.mccat.co.jp/ 3,640円/個 平成25年 4月 1日 改訂 国土交通省住宅局住宅生産課 作成 住宅用 GC/MS 又は GC ~6000ppm 8~24時間 GC/MS (トルエン) 0.002~0.55ppm (キシレン) 0.0004~1.5ppm (エチルベンゼン) 0.0004~4.5ppm (スチレン) 0.0007ppm~ 8~24時間 GC/MS (トルエン) 0.007ppm~ (キシレン) 0.002ppm~ (エチルベンゼン) 0.002ppm~ (スチレン) 0.002ppm~ 30分~4時 間 8~24時間 試験の結果による 評価 (注1参照) トルエン ○ キシレン ○ エチルベンゼン ○ スチレン ○ トルエン △ キシレン ○ エチルベンゼン ○ スチレン △ トルエン △ キシレン ○ エチルベンゼン ○ スチレン △ トルエン △ キシレン ○ エチルベンゼン ○ スチレン ○ 9,450円(12本) 採取機器の価格とは別途 推奨:別添3の61機関 別添3の機関へ問い合わせの事 2013年3月8日現在 GC/MS ~50ppm 又は GC 9,450円(10本) 採取機器の価格とは別途 別添3の機関へ問い合わせの事 GC/MS トルエン:~0.744ppm 8~24時間 又は エチルベンゼン:~ GC 1.360ppm 新製品のため、室内空気 キシレン:~2.81ppm 対策研究会測定技術分科 スチレン:~0.603ppm Tel:048-931-0561 Fax:048-931-0567 www.sibata.co.jp トルエン △ キシレン △ エチルベンゼン △ スチレン △ 会による評価は実施して いません。 ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン及びスチレン用 パッシブ採取機器(サンプラー)一覧表 対 象 物 質 測定機器・製品 型 番 パッシブガスサンプラー SKC (トルエン、キシレン、エチ Cat.No.575ルベンゼン用。一回で同 001 時に測定可) -44-2 別表 4- ト ル エ ン ・ キ シ レ ン ・ エ チ ル ベ ン ゼ ン ・ ス チ レ ン 販売・問合せ先 (Tel,Fax,HPアドレス) ㈱アイデック Tel:03-5625-4294 Fax:03-5625-4295 www.ihdc.co.jp 費 用(税込) 採取機器の価格 分析費用 13,755円(5個入) 採取機器の価格とは別途 55,335円(25個入) (ブランクサンプル(注2)が必要) 196,875円(100個入) 622,230円(500個入) 右の①の機関では、左のいずれ の機器も10,500円/個(GC/MS の場合) 分 析 分析機関 平成25年 4月 1日 改訂 国土交通省住宅局住宅生産課 作成 住宅用 測定範囲・所要時間 分析方法 範 囲 推奨:以下の10機関 2013年3月6日現在 GC/MS (トルエン) 又は ~400ppm GC (キシレン) ~200ppm ①中央労働災害防止協会 (エチルベンゼン) 労働衛生調査分析センター ~200ppm Tel:03-3452-3064 www.jisha.r.jp/ 所要時間 試験の結果による 評価 (注1参照) ~24時間 ~24時間 6時間 トルエン ○ キシレン ○ エチルベンゼン ○ 右の②の機関では、左のいずれ ②㈱日吉 の機器も10,000円/個(GC/MS Tel:0748-32-5001 の場合) Fax:0748-32-4192 www.hiyoshi-es.co.jp/ パッシブガスサンプラー SKC (トルエン、キシレン、エチ Cat.No.575ルベンゼン、スチレン用。 002 一回で同時に測定可) パッシブガスサンプラー (スチレン用) SKC Cat.No.575003 右の③の機関では、左のいずれ ③(財)産業保健協会 15,015円(5個入) の機器も5,775円/個(GC/MSの Tel:03-5482-0801 57,330円(25個入) Fax:03-5482-0803 209,475円(100個入) 場合) 661,815円(500個入) 右の④の機関では、左のいずれ ④(株)環境技術センター の機器も6,300円/個(GC/MSの Tel:03-5298-5150 場合) Fax:03-3258-8666 www.i-kankyo.com (トルエン) ~400ppm (キシレン) ~200ppm (エチルベンゼン) ~200ppm (スチレン) ~200ppm ~24時間 22,890円(5個入) (スチレン) ~200ppm 8時間 右の⑤の機関では、左のいずれ ⑤(財)西日本産業衛生会 の機器も10,000円/個(GC/MS 大分労働衛生管理センター の場合) Tel:097-552-8366 Fax:097-504-3588 www.nishieikai.or.jp/kenshin /inde_ooita.html ~24時間 8時間 8時間 トルエン △ キシレン △ エチルベンゼン ○ スチレン △ スチレン ○ 右の⑥の機関では、左のいずれ ⑥習和産業(株) の機器も8,400円/個(GC/MSの Tel:047-477-5098 場合) Fax:047-477-5324 www.e-shuwa.jp/ ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン及びスチレン用 パッシブ採取機器(サンプラー)一覧表 対 象 物 質 測定機器・製品 型 番 パッシブガスサンプラー SKC (トルエン、キシレン、エチ Cat.No.575ルベンゼン用。一回で同 001 時に測定可) -44-2 別表 5- ト ル エ ン ・ キ シ レ ン ・ エ チ ル ベ ン ゼ ン ・ ス チ レ ン 販売・問合せ先 (Tel,Fax,HPアドレス) ㈱アイデック Tel:03-5625-4294 Fax:03-5625-4295 www.ihdc.co.jp 費 用(税込) 採取機器の価格 分析費用 分 析 分析機関 右の⑦の機関では、左のいずれ ⑦秋田環境測定センター 13,755円(5個入) の機器も11,550円/個(GC/MS (株) 55,335円(25個入) Tel:018-864-1281 196,875円(100個入) の場合) Fax:018-864-1282 622,230円(500個入) www.aksc.co.jp/ 平成25年 4月 1日 改訂 国土交通省住宅局住宅生産課 作成 住宅用 測定範囲・所要時間 分析方法 範 囲 所要時間 GC/MS (トルエン) 又は ~400ppm GC (キシレン) ~200ppm (エチルベンゼン) ~200ppm ~24時間 (トルエン) ~400ppm (キシレン) ~200ppm (エチルベンゼン) ~200ppm (スチレン) ~200ppm ~24時間 (スチレン) ~200ppm 8時間 ~24時間 6時間 右の⑧の機関では、左のいずれ ⑧ユーロフィン日本環境 の機器も9,450円/個(GC/MSの (株) 場合) Tel:03-5661-8131 Fax:03-5661-8132 http://www.eurofins.co.jp/ パッシブガスサンプラー SKC (トルエン、キシレン、エチ Cat.No.575ルベンゼン、スチレン用。 002 一回で同時に測定可) パッシブガスサンプラー (スチレン用) SKC Cat.No.575003 15,015円(5個入) 右の⑨の機関では、左のいずれ ⑨ラボテック(株) 57,330円(25個入) の機器も6,300円/個(GC/MSの Tel:082-921-5531 209,475円(100個入) 場合) Fax:082-921-5532 661,815円(500個入) http://www.labotec.co.jp/ 22,890円(5個入) 右の⑩の機関では、左のいずれ ⑩(財)西日本産業衛生会 の機器も10,000円/個(GC/MS 北九州環境測定センター の場合) Tel:093-671-3575 場合) Fax:093-671-3576 http://www.nishieikai.or.jp/i ryo/inde_kankyo.html 試験の結果による 評価 (注1参照) ~24時間 8時間 8時間 トルエン ○ キシレン ○ エチルベンゼン ○ トルエン △ キシレン △ エチルベンゼン ○ スチレン △ スチレン ○ (注1)室内空気対策研究会測定技術分科会(主査:坊垣和明 元独立行政法人建築研究所研究総括監)におけるパッシブ型の採取機器(サンプラー)の性能確認試験の結果を踏まえた評価。 (ホルムアルデヒドについては厚生労働省指針値と同程度及びその1/2程度の濃度帯における24時間採取の、他については厚生労働省指針値と同程度及びその2倍程度の濃度帯 における24時間採取(VOC-TDについては2時間採取)の、それぞれ相関性の試験を実施) ○:濃度との相関が良い(複数の濃度水準における測定値の平均が、厚生労働省の標準的方法による測定値の平均との比較において、±20%以内を確保) △:濃度との相関がやや悪い(同条件で、+20%を超え又は-20%を下回る) (注2)別途ブランクサンプル(化学物質を暴露していない測定機器)の分析が必要。 当一覧表は、「試験の結果による評価」の欄を除き、原則として各機器の販売メーカーの製品カタログ及びヒアリングに基づき作成した。 化学物質測定検査関連事務点検フロー 事務手順 事 務 内 容 ① 前年度定期検査の結果確認 対象校の決定 ② 前年度臨時検査の実施状況確認 ↓ ・ 対象校に教室の選定(案)提示 教室等の選定 ・ 対象教室名の変更等確認 ・ 前年度定期検査等の結果再確認 ↓ ・ 物質毎の前年度定期検査・臨時検 検査物質の特定 査等の報告書及び公表内容の確認 留 意 ・ 点 検 事 項 学校確認事項 業者確認事項 ・ 基準値の45%以上の物質及び教室であること。 ・ ワックス・ペンキ等の塗布などがなかったか。 ・ 前年度,臨時検査を実施している教室であること。 ・ 小規模修繕の有無 ・ 基準値の45%以上であることの再確認。 ・ 担当者以外の複数で照合・確認すること。 (①及び②) ↓ 仕様書の作成 ③ 対象学校・教室・物質の記載 ・ ブロック設定と検査数等の調整 ・ 記載漏れがないかの確認(①及び②) ・ 標準仕様書に則っているか。 ・ 市内及び実績ある業者の選定。 ・ 契約課の作成する資格者名簿に登録されているか。 ・ 指名停止業者は無いか。 ・ 業務委託料の積算 ・ 教室数・物質数に誤りはないか。(①,②及び③) ・ 測定教室・物質の再確認。 ・ 指名通知書の送付 ・ 入札会場の確保 ・ ブロックごとに学校数等の均衡は図られているか。 ・ 積算に必要な日数が確保されているか。 ・ 予定価格書・入札経過書式の準備 ・ 委任状等の確認 ・ ブロックごとの契約書作成 ・ 発注内容が正確に記載されているか。(①,②及び ・ 記録シートの作成依頼 ③) ・ 標準書式(調査・計画等)になっているか。 ・ 30分換気,5時間以上密閉の徹底 ↓ 指名業者の選定 ↓ 施行伺い ↓ 指名通知 ↓ 入札 ↓ 契約締結 ・ 検査の趣旨徹底 ・ 検査の日程・担当業者の通知 ↓ 測定検査 ↓ 速報 再検査 ・ 対象教室内の木製備品等の扉開放 ・ 速報値を随時公表 ↓ 結果報告 ↓ 公表・報道依頼 ・ 公表・報道依頼関係資料作成 ・ 速報値である旨を明示する。 ・ 基準値を超えた場合の再検査 ・ 平均室温10度未満の場合の再検 査 ・ 温度が20度未満の場合の補正 ・ 業者間における測定方法の統一 ・ 使用するサンプラーの確認 ・ 速報 ・ 測定値や測定教室の確認(業務報告書と③,以下 ・ 報告に基づく保護者等への通知 ・ 報告書の提出 同じ) ・ 資料等の確認(複数人で実施) ・ 基準値を超えた場合の代替え教室準備 ・ 算定資料の提出 ・ 平均室温10度未満の場合の再検査 ・ 温度が20度未満の場合の補正を行ったか。 ・ 測定値が高かった教室の原因と思われ ・ 関係資料の提供 るものの撤去等 ・ 前年度の検査結果等との比較・検討 44-3 学校における揮発性有機化合物の測定検査に関する標準仕様書 (夏用・冬用:12~3月) 1.検査対象の学校及び教室等 別表のとおり 2.検査事項 別表のとおり,ホルムアルデヒド,トルエン,スチレン,エチルベンゼン,アセ トアルデヒド,キシレン,パラジクロロベンゼンの7物質とする。 (網掛け部分は 対象としない。 ) 3.履行期間 事前打ち合せ 平成 年 月 日( )~ 月 日( ) 測 定 検 査 平成 年 月 日( )~ 月 日( ) 業務完了報告 平成 年 月 日( ) 4.検査方法 (1) 採 取 授業を行う時間帯に行い,当該教室に児童生徒等を在室させないで窓等を閉めた状 態で,机上の高さ(壁から1m以上離れた教室の中央付近で,床から0.9~1. 5m)で行う。 なお,小学校及び併置校において全学年が使用する図書室などは,小学低学年程度 とする。 小学低学年 0.9m程度,小学中学年 1.0m程度, 小学高学年 1.2m程度,中学生 1.2~1.5m (2) 採取時間 吸引方式では30分間で二回以上(午前1回以上,午後1回以上),拡散方式では 夏8~24時間・冬 8 時間とし,拡散方式で24時間未満の測定の場合は,午後2 ~3時が測定の中央になるよう,開始時刻・終了時刻を設定することとする。 採取に当たっては,30分間換気後5時間以上閉鎖することとし,閉鎖は,屋外 に面する窓と扉を閉鎖していることを「記録シート」により確認し,屋内の出入り のための扉はできる限り最小限の開閉とする。 また,密閉中は家具・建具等の扉は開放することとし,24時間換気システムが 設備されている場合は,稼働した状態とする。 (3) 測定方法 厚生労働省が室内空気中化学物質の濃度を測定するための標準的方法とし,ホル ムアルデヒド及びアセトアルデヒドは,ジニトロフェニルヒドラジン誘導体固相吸 着/溶媒抽出法によって採取し,高速液体クロマトグラフ法によって行い,トルエ ン,エチルベンゼン,スチレンは,固相吸着/溶媒抽出法,固相吸着/加熱脱着法, 容器採取法の3種の方法のいずれかを用いて採取し,ガスクロマトグラフ-質量分 析法によって行う。 (4) 採取機器 拡散方式により採取する場合は,国土交通省が作成するパッシブ採取機器(サン プラー)一覧表に記載されている「試験の結果による評価」の「○」表示の機器を優 先して使用し,機器ごとに指定されている時間により採取すること。 (5) 採取時の温度 採取時の温度は,極力20゜Cを確保し,10゜C(平均室温)未満の場合は 再検査を行うこと。 -44-4- (6) 温湿度補正 採取時の平均室温が20゜C未満の場合は,ホルムアルデヒドにあっては,次の 式により濃度の補正を行うため,算出に必要な資料提供を行うこと。 C’=C×1.09 (20-t) ×100/(50+rh) C:20゜Cにおける試料空気中のホルムアルデヒド濃度(μg/㎥) t:試料採取時の平均室温(゜C) rh:試料採取時の平均湿度(%) (7) 再検査 採取時の平均室温が10゜C未満であった場合と,測定結果(補正値)が基準値 を超えた場合は,速やかに学校と日程調整を行い,再検査すること。 (別途精算する。 ) (8) その他 採取前の5時間以上密閉時及び採取時において,24時間換気システムが設備さ れている場合は,稼働した状態で採取すること。 5.判定基準 ホルムアルデヒド 100μg/㎥(0.08ppm)以下 トルエン 260μg/㎥(0.07ppm)以下 キシレン 870μg/㎥(0.20ppm)以下 パラジクロロベンゼン 240μg/㎥(0.04ppm)以下 エチルベンゼン 3,800μg/㎥(0.88ppm)以下 スチレン 220μg/㎥(0.05ppm)以下 アセトアルデヒド 48μg/㎥(0.03ppm)以下 (両単位の換算は25゜C) 6.結果報告 児童生徒の健康管理のための検査であることから,適切な指導等が実施されるよう, 検査実施後分析結果が判明次第,速やかに次の項目について報告すること。 (1) 測定年月日,室温・湿度(採取時の平均値) (2) 測定結果 (3) 定量下限値 (4) サンプラー及び分析機器のメーカー・規格・性能等 (5) 測定値算定経過(検量線・質量換算表等) なお,業務完了報告前に,可能な限り測定結果について,中間報告(室温・湿度含む) すること。 7.再委託等の禁止 (1) この仕様書で示す業務の全部を一括して又は指示した部分を第三者に委託してはな らない。 (2) この仕様書で示す業務の一部を第三者に委託しようとするときは,あらかじめ書面 にて市の承諾を得なければならない。 8.その他 (1) その他検査にかかる詳細については, 「学校環境衛生基準」,厚生労働省の定める「室 内空気中化学物質の室内濃度指針値および標準的測定方法について」 (平成12年6月 30日通知)及び「室内空気中化学物質の測定マニュアル」によるものとする。 (2) 2.の履行期間における事前打ち合せは,学校との検査日程の調整であり, (7・ 12)月 日から(夏期・冬期)休業となることから,必ず実施し,その結果 を通知すること。 -44-5- 揮発性有機化合物(VOC)測定と測定結果公表のフロー 学校における 学校における定期検査 における定期検査の 定期検査の場合 学校教育部が測定 学校教育部 学校教育部が 学校教育部が速報値随時公表 (学校教育部HPに掲載) 速報値が指針値以下の場合 速報値が指針値を超えた場合 教室等使用禁止及び低減対策 再 測 定 測定値が指針値以下の場合 検 査 値 測定値が指針値を超えた 場合 教室等使用禁止及び学校 学校 教育部は測定結果公表 教育部 (学校教育部 HP に掲載) 学校教育部が 学校教育部が測定結果公表 (学校教育部HP及び学校 に掲示) 対策会議に報告 対策会議 (事務局HPに掲載) 対策会議に報告 対策会議 (事務局 HP に掲載) 低 教室等使用開始 再 *学校における臨時検査において準用する。 45-2 減 検 対 査 策 あたっての注意事項 塗料, 塗料,床ワックス等 ワックス等の購入, 購入,使用に 使用にあたっての注意事項 現在,学校の増改築時及び木製備品等の大量導入時には,化学物質過敏症の原因と なる化学物質をできる限り含まない,或いは少ない建材等を使用するとともに,使用開 始前に VOC(揮発性有機化合物)測定検査を実施し,厚生労働省や文部科学省が定 めた,室内濃度指針値(又は基準値)をクリアしていることを確認して,使用開始をし ています。 校舎等の増改築時以外にも,油性塗料やシンナーを使用した壁などの塗料修繕,ワッ クス掛けなどが,化学物質過敏症の原因となる場合がありますので塗料,ワックス等の 購入,使用にあたっては次のことに注意してください。 1 校舎内壁,ドア塗装などの塗料支給(学校施設担当)にあたっては,平成14年4月以 降,化学物質過敏症の原因とされるVOC(揮発性有機化合物)を含まない水性塗料を 支給しています。 学校で塗料等を直接購入される場合も,同様にVOCを含まない物を購入してください。 また,VOCを含まない塗料であっても,臭い等で具合が悪くなる場合もありますので, 作業中及び塗装後は換気を徹底し,養生期間をできるだけ長く設けるよう,十分配慮し てください。 〈ご不明な点などは,学校教育部教育政策課学校施設担当へお問い合せください〉 2 床ワックスについては,現在のところVOCを全く含まないものを求めるのは,非常に困 難です。しかし,以前よりもVOCが少ないワックス等が開発されていますので,ワックス 購入時には,できる限りVOCの少ないワックスを購入してください。 また,ワックス掛けにあたっても,壁などの塗装時と同様,作業中及びワックス掛け後 は換気を徹底し,養生期間をできる限り長く設けるよう,十分配慮してください。 〈ご不明な点などは,学校教育部教育指導室学務課学務係へお問い合せください〉 -47- シックスクール対策系統図 公共建築課 学校 家庭 学校・保健係 材料選定 健康調査 健康把握 父母・生徒との協議 ・化学物質の放散量が最も低 濃度のもの,あるいは含まな いもの ・臨時的な調査(新校舎供用 開始前後) ・子供の変化の把握 ・学校への早期連絡 ・環境改善 ・通院 教育政策課(学校施設担当) 学務課(学務係) 学校保健課(保健係・給食係) VOC濃度測定 ・学校完成時 ・備品家具類搬入時 ・口が渇く ・環境衛生基準 ・目の刺激 原 因 究 明 ・頭痛 学校 ・寝られない 健康調査 ・定期的な調査 ・喘息 保健係 ・皮膚炎 教職員の意識啓発 ・疲れやすい ・学校内外での注意事項 ・耳鳴り ・相談窓口の開設 学校・教育委員会 保護者への情報の提供 ・家庭内外での注意事項 学校・教育委員会 学校・家庭・教育委員会 学務係 維持管理 連携 転校 ・室内換気の徹底 ・ワックス等製品の選択 ・学校と家庭との情報共有 ・学校医による診察 ・一時的避難(転室,転校) ・学校の選択 ・転校手続き -50- ホー 上 ` 劇 │「 ____J_____. │ レ イ I -― I ― ‐ ― ‐ ― ― ・ i」 I I 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 │ │ │ │ :]:││ │ ‐― ― ― ― ― ― ― ― -1-‐ │ ‐ ‐ ― ・ │ 1 図︱ 口い ミ ー ヽK ヽ いふ 世 1 r__+_____― ―――――― │ 押報H紀 騰 樫 鯖 騰駅 製 イ “ 椰 轟 悟 輝 朴 =叫鼎 撃雌輝朴 -51- 小中学校における化学物質測定検査の概要 検査する化学物質 必須 必要時 パラ ト キ エチ ス 検査の種別 検査実施ケース 対象学校 ホル ムア ル シ ジク ルベ チ ロロ ルデ エ レ ベン ンゼ レ ヒド ン ン ゼン ン ン 定期検査 臨時検査 アセ トア ルデ ヒド ○ ○ △ △ △ △ △ 検査時期 夏期休業中 (原 則) 担当課 当該校 130万円以上 当該校 △(引渡し時に基準 ○ ○ 値の2分の1を超えた 完成引渡し時 教育政策課 物質を検査する。) 130万円未満 当該校 △(引渡し時に基準 完成引渡し時 ○ ○ 値の2分の1を超えた 教育政策課 (必要に応じ) 物質を検査する。) 学校用備品導入 その他 当該校 新しい備品等 ○ ○ △ △ △ △ △ の導入時 翌年度の実施検査 基準値若しくは指針 学校保健課 値の2分の1以下の 場合省略 △(引渡し時に指針 教育政策 値の2分の1を超えた ○ ○ 竣功引渡し時 課、学校保 物質を検査する。) 健課 新築・改築 一 部 改 修 全校 摘 要 市独自 学務課 再検査等 時期等 基準値を超え た場合 即時実施 定期検査 基準値若しくは 指針値の2分 建物引渡し後 の1を超えた場 一定期間実施 合 定期検査 基準値若しくは 指針値の2分 引渡し後一定 の1を超えた場 期間実施 合 定期検査 基準値若しくは 指針値の2分 引渡し後一定 の1を超えた場 期間実施 合 定期検査 基準値若しくは 指針値の2分 備品等導入後 の1を超えた場 一定期間実施 合 学校からの要 基準値若しくは指針 望時(学校発 当該校 発生のおそれのある化学物質 注工事実施 学校保健課 値の2分の1以下の 場合省略 時など必要に 応じ) -52- (保護者通知文例1) 平成○○年○月○○日 保護者各位 ○ △ 学校長 学校における化学物質測定検査の結果について このことについて,児童生徒を有害な化学物質からの健康被害を防ぐために,「学校環境衛 生基準」に基づき「教室等における揮発性有機化合物の濃度測定検査」を実施したところであ りますが,その結果は文部科学省が示す「基準値」以下であり,異常ありませんでしたので報 告します。 なお,検査結果が「基準値」を下回っていても,アトピー性皮膚疾患・ぜんそくなどの症状 を有する児童生徒にとりましては,化学物質は体内に蓄積し,それらの症状を助長する可能性 があることから,学校としては常に健康状態の観察と把握を行い,日常的な換気等の徹底を図 り,十分な注意を払って参ります。 つきましては,ご家庭におきましても,お子様の体調変化等に留意され,お気づきの点等が ございましたら,学校に相談されますよう願います。 *文部科学省から示されている有害な化学物質とそれぞれの「基準値」は次のとおりです。 ホルムアルデヒド 100μ g/㎥(0.08 ppm)以下 トルエン 260μ g/㎥(0.07 ppm)以下 キシレン 870μ g/㎥(0.20 ppm)以下 パラジクロロベンゼン 240μ g/㎥(0.04 ppm)以下 エチルベンゼン 3800μ g/㎥(0.88 ppm)以下 スチレン 220μ g/㎥(0.05 ppm)以下 -53- -1- (保護者通知文例2) 平成○○年○月○○日 保護者各位 ○ △ 学校長 学校における化学物質測定検査の結果について このことについて,児童生徒を有害な化学物質からの健康被害を防ぐために,「学校環境衛 生基準」に基づき「教室等における揮発性有機化合物の濃度測定検査」を実施したところであ りますが,その結果は文部科学省が示す「基準値」を超え,安全が確認されるまでの間,一時 的に教室の使用を変更する措置をとりましたので連絡します。 アトピー性皮膚疾患・ぜんそくなどの症状を有する児童生徒にとりましては,化学物質は体 内に蓄積し,それらの症状を助長する可能性があることから,学校としては常に健康状態の観 察と把握を行い,日常的な換気等の徹底を図り,十分な注意を払うとともに,早急に原因を究 明し,安全で快適な学習環境の確保を図って参ります。 今回の測定検査の結果で測定値が高かった例としては,普段使用していない特別教室の換気 が不十分だった,ワックス・ペンキの塗布後の換気が徹底されていなかった,授業で使用した 版画のインク・マジックペンとが教室内にあった,校舎内での配管工事・床張替え工事施工後 間もない検査だったなどが原因として考えられました。 今後とも,教室等の換気の徹底を図るとともに,学校医・学校薬剤師などの専門的な意見を 聞き,化学物質過敏症等に関する意識の高揚を図り,児童生徒の健康確保に努めて参りますの で,ご家庭におきましても,お子様の体調変化等に留意され,お気づきの点等がございました ら,学校に相談されますよう願います。 -54- -1- 旭 教 政 第 3 9 0 号 平成20年11月14日 各 学 校 長 学 校 教 育 部 長 ( 教 育 政 策 課 担 当 ) 学校における農薬の使用禁止について(通知) 学校における農薬の使用については,これまで,農薬飛散による児童生徒等の健康被害 の防止等のため,各学校に対して国からの通知の写しを送付するほか,その適正使用につ いて通知してきたところであります。 また,旭川市議会での陳情の採択を受けて,平成18年7月からは有機リン系及び有機 塩素系の成分を含む農薬の使用を禁止したほか,毎年,学校における農薬の使用及び保管 状況調査を通じて,学校における農薬の適正使用の徹底を図ってきたところであります。 しかしながら,本年7月,中学校において使用禁止農薬を散布したことにより,生徒が 被害を受けた事故が発生したほか,学校によっては通知以降も使用禁止の農薬を使用し, 又は保有している実態が明らかとなりました。 こうした事故の発生や使用禁止の農薬の使用等については,通知の内容が学校内におい て周知徹底されていなかったことによるものであり,極めて遺憾であります。 これらのことを踏まえ,児童生徒等の健康被害の防止の徹底を図るため,学校における 農薬の使用については,今後,原則的に全面禁止とします。ただし,教育委員会が農薬の 使用の必要性,安全性等を確認したときは,例外的に農薬の使用を認めることとするので, 農薬を使用等しようとするときは,あらかじめ農薬使用の目的,使用予定日時,使用(購 入)予定農薬の種類等の必要事項を教育委員会に届け出て,使用等の承認を受けるものと します。 なお,現在,学校で保有している農薬についてはすべて廃棄することとするので,農薬 を保有している学校はもとより,すべての学校は,改めて学校内の点検を徹底的に行い, 保有している農薬については,本年度の不用理科薬品の廃棄に合わせてすべて廃棄される ようお願いします。 つきましては,各学校においては,本通知の内容について全職員に周知徹底し,対応に 遺漏のないようお願いします。 (担当) 教育政策課総務係 電 -55- 話 ○○ 25-7534 旭川市教育委員会学校教育部内シックスクール対策検討会設置要綱 (趣旨) 第1条 シックスクールの総合的な対策を推進するため,学校教育部内の関係 各 課 の 代 表 者 に よ る 検 討 会 ( 以 下 「 検 討 会 」 と い う 。) を 設 置 す る 。 (検討事項) 第2条 検討会は,次に掲げる事項の検討を行う。 (1 ) シ ッ ク ス ク ー ル の 意 識 啓 発 に 関 す る こ と 。 (2 ) シ ッ ク ス ク ー ル の 実 態 調 査 に 関 す る こ と 。 (3 ) シ ッ ク ス ク ー ル の 取 組 方 針 に 関 す る こ と 。 (4 ) そ の 他 シ ッ ク ス ク ー ル 対 策 の 推 進 に 関 す る こ と 。 (構成) 第3条 検討会は,部内の次長及び課長職にある者をもって構成する。 2 委員長は学校教育部長をもって充てる。 3 副委員長は教育政策課長をもって充てる。 (役員の職務) 第4条 2 委員長は,検討会を総括する。 副 委 員 長 は ,委 員 長 を 補 佐 し ,委 員 長 に 事 故 あ る 時 は そ の 職 務 を 代 行 す る 。 (会議) 第5条 2 検討会は,委員長が招集し,その議長となる。 委員長が必要と認めるときは,第3条の構成者以外の関係機関の職員に出 席を要請することができる。 (幹事会) 第6条 2 検討会は,実務的な事項の検討を行う幹事会を設けることができる。 幹事会に関し,必要な事項は,別に定める。 (事務局) 第7条 附 検討会の事務局を学校保健課内に置く。 則 この要項は,平成15年6月18日から施行する。 附 則 この要項は,平成20年7月1日から施行する。 - 55- 旭川市教育委員会学校教育部内シックスクール対策幹事会設置要項 (趣旨) 第1条 シックスクールの総合的な対策を推進するため,旭川市教育委員会学 校教育部内シックスクール対策検討会設置要綱第6条の規定に基づき,学校 教育部内の関係各課の実務担当者による旭川市教育委員会学校教育部内シッ ク ス ク ー ル 対 策 幹 事 会 ( 以 下 「 幹 事 会 」 と い う 。) を 設 置 す る 。 (検討事項) 第2条 幹事会は,次に掲げる事項の検討を行う。 (1) シックスクールの意識啓発に関すること。 (2) シックスクールの実態調査に関すること。 (3) シックスクールの取組方針に関すること。 (4) その他シックスクール対策の推進に関すること。 (構成) 第3条 2 幹事会は部内各課の係長及び担当職員をもって構成する。 幹事会に座長を置き,座長は学校保健課長とする。 (会議) 第4条 幹事会は,必要に応じて開催する。 2 幹事会は,学校保健課長が招集する。 3 学校保健課長は必要と認めるときは,前条の構成者以外の関係機関の職員 に出席を要請することができる。 (庶務) 第5条 幹事会の庶務は,学校保健課において処理する。 (その他) 第6条 この要項に定めるもののほか,幹事会の運営について必要な事項は, 学校保健課長が別に定める。 附 則 この要項は,平成15年6月18日から施行する。 - 57 -