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2 環境パフォーマンス 26 MSDS※1
2 環境パフォーマンス COD※汚濁負荷量 6. 水質汚濁防止 (kg/日) 工場で使用する水は、工程内で再利用を積 物質番号 200 極的に進め、 使用量の削減を図るとともに、 175 159 廃水についても水処理設備において高度 149 150 処理を行い、 河川等に放流を行っています。 125 125 96 100 83 廃水処理フロー(代表例) 89 81 80 77 80 72 75 一次処理場 工程系(塗装系)廃水 加圧浮上処理 工程系(切削油)廃水 加圧浮上処理 総合廃水処理場 25 0 ’90 生活系(厨房・シャワー)廃水 生活系(汚水)廃水 50 活性汚泥処理 貯留槽 浄化槽 一次処理場 ’91 160 活性炭吸着 砂ろ過処理 工 程 へ 再 利 用 一般(冷却水等)廃水 雨水 貯留槽 ’94 ’95 ’96 ’97 ’98 ’99 ’00 (10万m3) 146 140 凝集沈殿処理 ’93 水使用量 140 工程系(塗装前処理)廃水 ’92 *化学的酸素要求量(Chemical Oxygen Demand) 凝集沈殿処理 放流 2000年度日産自動車PRTR環境汚染物質排出・移動量実績 128 116 120 105 97 93 100 90 82 91 81.2 80 60 40 20 0 ’90 ’91 ’92 ’93 ’94 ’95 ’96 ’97 ’98 ’99 ’00 1 6 9 16 25 29 30 40 43 63 67 68 101 179 224 227 230 232 243 266 270 272 283 299 309 310 311 346 化学物質名 取扱量 亜鉛の水溶性化合物 アクリル酸メチル アジピン酸ビス(2-エチルヘキシル) 2-アミノエタノール アンチモン及びその化合物 ビスフェノールA ビスフェノールA型エポキシ樹脂 エチルベンゼン エチレングリコール キシレン クレゾール クロム及び3価クロム化合物 酢酸2-エトキシエチル ダイオキシン類 1,3,5-トリメチルベンゼン トルエン 鉛及びその化合物 ニッケル化合物 バリウム及びその化合物 フェノール フタル酸ジーノルマルーブチル フタル酸ビス(2-エチルヘキシル) フッ化水素及びその水溶性塩 ベンゼン ポリ (オキシエチレン) =ノニルフェニルエーテル ホルムアルデヒド マンガン及びその化合物 モリブデン及びその化合物 合 計 7. 化学物質管理 新規原材料管理制度 従来より工程で使用される油脂、薬品、塗 料といった資材について、採用前にMSDS ※1 を入手して環境面、安全衛生面での評価を 行い、採用のとりやめもしくはより環境へ 採用可否、指示 新規原材料調査票、 安全データシート提出 購入指示 使用部署 計画部署 本社登録(労働安全衛生面) 材料仕様の確認 購入指示 購買部署 購入依頼 安全データシート提出 検討後送付 仕入先またはメーカー 返却 検討項目:労働安全衛生面 排出・移動項目別状況 リサイクル 除去処理 消費(製品) 3,885 0 0 0 0 0 1,221 18 0 111 0 0 0 6,210 0 428 157 7,827 4,420 0 0 0 6,438 34 0 0 4,566 0 29,106 0 0 0 0 0 0 0 737 0 944,205 0 0 1,695 0 16 344,508 0 0 0 0 0 0 6,846 0 2,992 0 0 0 1,300,999 0 305 326 5,604 0 62,633 553 18,116 0 271,092 5,963 0 386 0 6,926 280,623 0 0 0 52,903 1,216 3,626 0 12,414 4,302 2,762 0 0 729,750 21,021 2,747 2,933 0 37,620 0 14,967 138,430 846,985 585,816 0 51,321 0 0 0 926,920 2,987 6,605 0 0 0 111,002 0 120,105 0 0 548,930 21,690 3,440,081 環境中(大気・水域)への排出実績 1,3,5-トリメチルベンゼン 1.5% 検討項目:環境保全面 エチルベンゼン 2.0% 消費(製品) 45% 2000年度は、PRTR法施行に伴い、集計対 象物質を従来の 174 物質から354 物質に している原材料についても再度 MSDSを 拡大したことにより、取扱量、排出量とも、 取得し直し、環境面での審査を実施してい 1999年度に対して増加致しました。 ます。該当物質が指定比率以上含まれて 2000 年度の使用物質は28 物質。環境中 いる場合は、PRTR 原本に登録し、使用量 (大気、水域)へ排出された主な物質は、昨 年度同様にキシレン、 トルエンで総排出量 PRTRのに関する情報は、材料購入におけ の約95%を占めています。 る購買管理システムの情報と一元化し、使 同物質については、設備管理の徹底及び塗 用量・排出量を算出できるシステムを開発 装工程における水系塗料化などによる使 し、集計を実施しています。 用量の削減を推進していきます。 その他 1.8% 大気 29% PRTR原本に登録 ( PRTR※2法)の施行に伴い、従来より使用 Nissan Environmental Report 2000 移動 104 0 0 253 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 295 0 0 0 0 0 0 343 0 567 0 1,562 ※PRTR法に基づき、発ガン性物質(特定第一種指定化学物質)については含有率0.1%以上、その他は1%以上の原材料等を集計対象とし、 (ダイオキシン類については全て記載) 発ガン性物質については年間取扱量500kg以上、その他は1t以上の物質について記載している。 ※小数点第一位を四捨五入しているため、大気・水域・移動・リサイクル・除去処理・消費(製品)を足し合わせたものが取扱量及び合計と合わないことがあります。 環境エネルギー部署 PRTR対象物質は、管理基準に従い登録 また、 「 特定化学物質の環境への排出量の 26 水域 安全健康管理部署 ます。 及び排出量について把握しています。 大気 25,010 0 3,052 0 3,259 0 5,856 0 37,620 0 62,633 0 16,742 0 201,969 44,667 863,635 16,649 3,272,063 1,470,839 5,963 0 51,321 0 5,194 3,113 6,582 372 39,826 32,884 2,199,160 646,681 3,144 0 14,727 0 4,420 0 52,903 0 1,217 0 114,628 0 13,421 136 132,619 65 7,636 0 20,984 18,223 554,063 0 21,690 0 7,734,756 2,233,257 確認 の影響度の低い物質への切替を行ってい 把握及び管理の改善の促進に関する法律」 単位:kg/年(但し、ダイオキシン類のみmg-TEQ/年) トルエン 28.9% *1:化学物質等安全データシート (Material Safety Data Sheet) *2:環境汚染物質排出移動登録 移動 0.4% (Pollutant Release and Transfer Register) 水域 0.02% リサイクル 17% キシレン 65.8% 除去 9% 除去:中和・分解・反応・対応処理により他物質に 除去:変化した量 消費:製品に含有及び附随して場外へ持ち出される量 移動:管理型埋立て処分地等廃棄物として外部へ 除去:持ち出される量 Nissan Environmental Report 2000 27