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第4回会議録 [PDFファイル/153KB]

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第4回会議録 [PDFファイル/153KB]
川俣町地域福祉計画策定委員会
第 4 回 会 議
会
議
録
川俣町地域福祉計画策定委員会事務局
(川俣町保健福祉課)
川俣町地域福祉計画策定委員会 第4回会議
会 議
録
開催日時:平成26年7月17日(木) 午後2時00分∼午後3時30分
開催場所:川俣町中央公民館 第2研修室
出 席 者:川俣町地域福祉計画策定委員会
鈴木 典夫 委員長
片寄 隆臣 副委員長
阿曽 菊枝 委員
遠藤 元気 委員
菅野 研造 委員
菅野 善昭 委員
紺野 雅浩 委員
齋藤 勇夫 委員
鈴木 秀
星 利雄
委員
委員
宮口 正稔 委員
(欠席4名)
事務局(保健福祉課) 丹野課長、大内健康福祉係長、遠藤主事
次
第
1
開 会
2
委員長あいさつ
3
議 事
(1)川俣町地域福祉計画の骨子について
(2)庁内ヒアリングの実施概要について
(3)平成26年度の計画策定スケジュール(案)等について
(4)会議録の署名について
(5)その他
4
閉 会
会議資料
資料1 川俣町地域福祉計画策定委員会設置要綱
資料2 川俣町地域福祉計画の骨子について
資料3 庁内ヒアリングの実施概要について
資料4 平成26年度川俣町地域福祉計画策定委員会開催スケジュール(案)
1
会議録(要点録)
川俣町地域福祉計画策定員会
1
開
第4回会議
会
事務局
ただ今から、川俣町地域福祉計画策定委員会第4回会議を開会します。
委員総数15名に対しまして、11名のご出席をいただいております。
出席者が半数以上に達しておりますので、川俣町地域福祉計画策定委員会設
置要綱第6条第2項の規定によりまして、会議の成立を申し上げます。
また、地域包括支援センターの所長が4月1日付で変更となっており、前任
である槙前所長の後任として、宮口所長に委員をお願いすることとなりました
ので、ご紹介いたします。
【宮口所長の紹介】
次に、本日の会議資料を確認させていただきます。
【会議資料の確認】
ここで、本日の会議に同席させていただく事務局職員の紹介をさせていただ
きます。
【職員の紹介】
2
委員長あいさつ
議
長
新年度、いよいよ骨子が新たな分析を踏まえて作成されましたので、核心的
なご意見をいただくところでございます。
昨年度は、アンケートやワークショップという形で、町民の方々の様々なご
意見をいただき、その結果をまとめ、その上作成した計画の骨子を、確認をし
て意見を頂戴したいということなので、計画の決定までよろしくお願いします。
3
議
事務局
事
アンケート等の基礎調査の結果などを基にして計画の内容を検討していくこ
ととなりますので、よろしくお願いします。
議事の進行につきましては、鈴木様にお願いします。
(1)川俣町地域福祉計画の骨子について
事務局
議
長
【
「川俣町地域福祉計画(骨子)」
(資料2)により説明】
骨子全般について委員の皆さんからご質問やご意見がありましたら、お願い
します。
委
員
感想として、資料を拝見させていただいて、他市町村の計画と比べて、非常
に言葉簡単に短くて、まとまりが良いというのが第一印象です。こういう計画
は美しい言葉が並べられて長い文章のものがあります。この計画は容易な言葉
2
で説明されており好感が持てました。今後、これに肉付けされ増えていくのか、
今提案されたものが基本となってできていくのか、今後の推移を見守りたいと
思います。
議
長
確かに分かりやすい文章でありますが、これを基本にしながら、あるいは議
論によって肉付けはまだまだしていくというところで、いかがでしょうか。
私の方で、一点よろしいでしょうか。2ページのところで、自助、共助、公
助の説明がありますが、近年、
「民助」ということもよく言われています。民助
とは、地域としての会社であったり、商店であったりの「民間」という意味合
いになります。事業所等も地域福祉の発展の歯車になってもらうことになりま
す。コンビニや郵便局の活用などもあります。地域に住んでいる開業医や商店
は地域の方と解釈し、ダイユーエイトさんやカインズホームさんなどが地域の
歯車となって一緒にやれるものはないのかなと思います。また、広く言えば、
NPO も広域的に展開しているものであれば、地域密着よりは自治体のひとつの
社会資源としての民間組織になるので、それを含めた民助になります。病院や
福祉施設などの法人関係の資源も含まれます。私たちの身近にあれば、暮らす
ところでの民間の団体事業所と一緒に、子どもに対しても高齢者に対しても、
地域のコミュニティの一員として取り組んでいく考え方もあります。そのため、
川俣町として一体となって取り組んでいくことも一つの方向性であると思いま
す。
皆さま関連するところでお話があればと思いますがいかがでしょうか。事務
局の方でも何かありますでしょうか。
事務局
お話いただきました民助の考え方について、郵便局のお話がでましたが、例
えば配達業者の方が一人暮らしの高齢者の方の家に配達にいった時に、安全か
どうか確認するという取り組みも進められていますし、店舗という話では、別
に会社(経営母体)がある中で、関わり方を考えなければいけないところでは
ありますが、例えば地域でのお祭りや行事にも積極的に参加していただいて、
地域のコミュニティの中で積極的な参加を図っていくというところで、全国的
に進められているところですので、川俣町としても考えていく必要があるかと
思います。
議
長
言葉遊び的なところで「友助」という言葉もあります。お隣さんや友人同士
として助け合いましょうという考え方もでてきています。自分がいて、身近・
取り巻きの友人がいて、地域の人々がいて、そこにある地域の資源があって、
そして公助があります。そこまでの言葉遊び的な要素はいらないかもしれない
ですが、民助という考え方の必要性があると思います。
委
員
骨子として出していただきましたが、ここからさらに深く、具体的な「誰が
やるか」というところに進んでいくと思います。
色々な計画がありますが、一部の人たちには、委員や専門の人、役員の人達
3
だけでやっていて、必要だと感じていても、現実として無関心な方が多いので
はないかと思います。
そのため、意識改革が非常に重要だと思います。町民の方全員に関心を持っ
てもらえるかは難しいですが、非常に重要だと思います。
議
長
骨子の中で、基本目標1の中で、
「認識を改めて地域づくりをしましょう」と
いうことで、取り上げていただいています。意識啓発であれば行事型の活動が
あると思いますが、住民主体で進める部分を行政がどこまでバックアップでき
るかという施策を展開できるかが必要となります。音頭はとりますので皆さん
でやってください。その代わりバックアップはこうします、という構図がない
と住民の参加は難しいです。何をやるのかは第3章に反映させるものとしても、
10年間という計画期間は長いので、今すぐにはできなくても、10年間の内
にこれをやるというのを明記できればいいのではないでしょうか。
住民の意識をどう作っていくかというところで、ワークショップで各地から
出てきた将来像は、意見のまとめではなく、具体的な地域の目標として、その
ために地域がしなければいけないことを計画の中で触れてほしいです。地域目
標として進めていくための指標として示せればいいのではなでしょうか。
事務局
おっしゃる通りで、今回のワークショップで地域ごとの事情があることがわ
かりましたので、地域は何ができるのか、行政は何ができるのかが分かればよ
いと考えていました。
議
長
町単位で地域福祉を進めるところと、コミュニティそのものが具体的活動を
どう取り組むかが大事になります。そのため、町全体としては行政的な政策と
して取り上げ、地域単位では、実績的にやっている人たちを育てる、それを後
ろから応援することを展開していくべきかと思います。
地域の目指すべき将来像を具体化させる取り組みを是非行っていただきたい
です。
財政的なバックアップは明言できないと思いますが、ワークショップで話合
いはしたが、町、行政、社協、施設等がやってくれるではなく、将来像を目指
して取り組んでいくことを明記していただいた方が良いのではないかと思いま
す。
事務局
26 ページには将来像のタイトルだけを記載していますが、各地区2回の中で
色々な意見が出ました。ハード的に足りない部分の意見も出ましたが、自分達
の地区では誰に言われるでもなく地域で取り組みをしていることを再確認し、
自分達の地区に誇りを感じてワークショップを終わられた地区も多かったで
す。集会所をつくったからコミュニティの場ができる、役場でお金を出してく
れればできるのではなく、見守り活動や老人クラブの方が放課後子どもをみて
いたりする部分は、役場が表立たずに支援していければよいと感じています。
委
員
民間の企業が地域の福祉や安全・安心の役に立つということは非常に重要だ
4
と思います。このハード的なものとの対比的な考え方として、文化資源がある
と思います。それは、地域の結びつきは昔からの地域の伝統を守る、祭りをす
るなど特徴があり、大人から子どもまで誰もが絆を深めることができます。
笑顔で元気でというキャッチフレーズで言えば、この抽象的な部分の文化資
源を育てる観点は重要なポイントになってくるのではないでしょうか。
議
長
文化的、生活的なつながりがなければ、その上に助け合い・支え合いは生ま
れません。アンケートの結果をみると、自治会を中心として連帯しているとい
う傾向はあるものの、個々の問題として生活問題を抱えている方にも一概には
言えないので、地域ぐるみのつながりをつないでいくために、文化的な活動が
あると思います。
そのため、地域福祉計画の中でも地域の守るべきものは守っていくことも取
り上げていくべきだと思います。地域の伝統や風習を守りながら、子どもや高
齢者とのつながりをつくっていく、地域が一体的に動いていくという仕組みを
維持していくことが重要だと思います。
そういった点では、27ページの基本目標2で「今の地域でのつながりを大
切にし」という文言も並列で目標になると思います。つながり続けることも地
域福祉では最大の目標になるという位置付でいいのではないでしょうか。10
年後には、支え合い、助け合いの以前につながり合いが弱まってしまう可能性
もあります。
事務局
先月一人暮らしの高齢者の方が繋がり合いが弱いがために、所在が分からな
くなったことがありました。夜も電気がつけっぱなしで、牛乳配達の受け口に
は牛乳が溜まっており、回覧板も取られていないというところで、つながりが
希薄なため、現在の所在や身内の居場所もわからなかったというところです。
最終的に警察を介して確認をとっていただき、家を留守にしていたことが分か
りました。
民生委員などがいるものの、つながりあいの仕組みを積極的に考えていかな
いと、孤独死などが出てきてしまいます。自分からつながり合えない方もいる
ので、民生委員や地区の方が連絡をとったりできる雰囲気や地域づくりができ
ればいいと思います。
議
長
今事務局が言ったことは、地域福祉計画の核となってくる部分です。見守り
さえできないようなつながりがない地域が川俣町にあれば、それは不幸なこと
です。こういう事案が発生してから反省するのではなく、予防的観点としての
つながりが必要であると思います。
町の施策は、子どもとの交流の機会を持つ、子どもを外で遊ばせるなどでは
なく、それらの地域での手短な活動に対して、ハードの整備や施設の環境整備
をすることかもしれません。
先ほどの委員の話をまとめますと、文化活動も福祉に含まれるものであると
5
思います。
委
員
5ページにありますように、地域福祉計画と併せて社会福祉協議会では、地
域福祉活動計画を作成する予定です。委託業者が同じなのですが、県内の他自
治体の計画書を見ますと、合冊で作成しているところもあります。基礎資料は
同じ内容になりますので、別冊で作ると重複する部分がでてきます。合冊の方
が、見やすく、分かりやすいという感想を持っています。
今後、合冊での作成が可能かどうかを検討していただきたいと思います。
別冊で作っているところがほとんどで、合冊はまだ少ないですが、要望とし
て意見させていただきます。
事務局
合冊にすることでより良い計画書になればよいですが、今後よく勉強させて
いただきます。
議
長
合冊にして悪くなることはないと思います。民間としての社協の計画と行政
としての町の計画ではありますが、社協が公共性の強い団体と捉えて合冊にす
ることもあると思います。ただ社協の存在を誤解されやすい部分もあると思い
ます。地域福祉の実践的な部分を担う組織として社協を位置付けることができ
れば問題ないと思います。
また、次回の会議では、計画が具体的な形として出てくるかと思います。行
政の計画としての施策の羅列ではなく、地域の取り組み、住民の取り組みが具
体的に入ってくることかと思います。
次回は事務局で施策の方を作成いただいて検討するということでお願いしま
す。
(2)庁内ヒアリングの実施概要について
事務局
議
長
【
「庁内ヒアリングの実施概要について」
(資料3)により説明】
進捗評価シートを記入いただいて、施策を振り分けて素案を作成するという
ことですが、具体的なイメージを詳しく説明いただけないでしょうか。
自己評価をして、それをどう取り扱って施策を振り分けるのでしょうか。
事務局
今回新しい計画をつくるということですが、新しい計画だから施策を一から
考えていくわけではなく、既に町で進めている施策の中から、地域福祉計画に
関連するものをピックアップしていくことを考えています。
その中で、福祉分野の計画の関わりが強くなってきます。施策の進捗を確認
した上で振り分けるのではなく、4つ基本目標の後ろにもう少し細かい項目が
ついてきますので、この項目に沿って施策を振り分けていき、地域福祉の視点
を踏まえて書き換えていきます。書き換える上で、これまでの進捗を確認しま
すので、ある程度今の施策の振り分けを想定した上で、進捗を伺っていくとい
う、同時並行のイメージで考えています。
議
長
極端に言えば、基本目標に係る施策がどうなっているかの進捗評価を出して
もらって、達成度が良くないもの、あるいはすでに十分達成しているもの等を
6
ピックアップしていくということですか。施策の継続や廃止を検討するために
行なうということでよろしいでしょうか。
事務局
その通りです。
(3)平成26年度の計画策定スケジュール(案)等について
議
長
次に、議事の(3)
、平成26年度の計画策定スケジュール等について、事務
局から説明をお願いします。
事務局
【
「平成26年度川俣町地域福祉計画策定委員会開催スケジュール(案)」
(資料
4)により説明】
議
長
確認いただきたいところはありますか。
次回は推進体制等も含めた素案、全体としての素案ということでよろしいで
しょうか。
事務局
そのように想定しています。
(4)会議録の署名について
議
長
会議録の署名ということで、事務局で指名の案がありましたら示してくださ
い。
事務局
前回は6番の紺野 雅浩 委員、7番の齋藤 勇夫委員に署名をいただきました
ので、今回は9番の鈴木 秀委員、12番の星 利雄委員に署名をお願いしたい
と考えております。
議
長
それでは、今回は9番委員、12番委員に署名をお願いします。
(5)その他
議
長
それでは、最後の議事ですが、その他何か事務局からありますか。
事務局
次回会議は10月上旬を予定しています。後日文章で改めて通知させていた
だきますので、ご出席の程よろしくお願いいたします。なお、素案の策定状況
により、多少前後することがありますので、ご了承ください。
議
長
委員の皆さんから何かありますか。
各委員
特になし。
議
長
それでは、今日の議事はこれで終わりにしたいと思います。
4
閉
事務局
会
本日ご協議いただいた内容を踏まえ、今後素案を作成してまいります。委員
の皆様におかれましては、今後も引き続きよろしくお願い申し上げます。
7
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