Comments
Description
Transcript
1 8 日( S un )
【 元気堂 】( 【 週末のお天気 第 118 号 2 0 0 5 .9 . 1 6 ) 】 │ │ 1 7 日( S a t ) │ 1 8 日( S u n ) │ │ │ 天気 │ 最高/ 最低│ 天気 │ 最高/ 最低│ │ 札幌 │ ◎→● │ 2 2 / 1 7 │ ◎/ / ● │ 2 4 / 1 7 │ │ 秋田 │ ◎ │ 2 4 / 1 8 │ ◎→● │ 2 7 / 2 0 │ │ 仙台 │ ◎/ / ○ │ 2 4 / 1 7 │ ◎/ / ○ │ 2 9 / 1 7 │ │ 宇都宮│ ○ / / ◎ │ 2 9 / 1 8 │ ○ / / ◎ │ 3 0 / 2 0 │ │ 東京 │ ○ / / ◎ │ 3 0 / 2 1 │ ○ / / ◎ │ 3 0 / 2 2 │ │ 横浜 │ ○ / / ◎ │ 3 0 / 2 0 │ ○ / / ◎ │ 2 9 / 2 2 │ │ 長野 │ ○→ ◎ │ 3 0 / 1 7 │ ○ / / ◎ │ 2 9 / 1 8 │ │ 静岡 │ ○→ ◎ │ 2 8 / 2 1 │ ○ / / ◎ │ 3 0 / 2 2 │ │ 名古屋│ ○→ ◎ │ 2 9 / 2 0 │ ○ / / ◎ │ 3 1 / 2 2 │ │ 新潟 │ ○ │ 30/ 20 │ ○→ ◎ │ 3 0 / 2 1 │ │ 金沢 │ ○ │ 30/ 21 │ ○ │ 30/ 21 │ │ 大阪 │ ◎ │ 29/ 23 │ ○// ◎ │ 32/ 23 │ │ 神戸 │ ◎ │ 28/ 23 │ ○// ◎ │ 31/ 24 │ │ 広島 │ ○ │ 30/ 23 │ ○// ◎ │ 31/ 23 │ │ 松江 │ ○ │ 32/ 20 │ ○// ◎ │ 30/ 21 │ │ 高松 │ ◎/ / ○ │ 2 9 / 2 3 │ ○ / / ◎ │ 3 1 / 2 3 │ │ 高知 │ ◎/ / ○ │ 3 0 / 2 3 │ ○ / / ◎ │ 3 1 / 2 3 │ │ 福岡 │ ○ │ 29/ 23 │ ○// ◎ │ 30/ 24 │ │ 鹿児島│ ○ │ 31/ 24 │ ○// ◎ │ 32/ 25 │ │ 那覇 │ ○ │ 31/ 26 │ ○ │ 30/ 26 | ( 注) :晴れ,◎:くもり, :雨,*:雪 :のち,/ / :時々,/:一時) UV対策コーナーを設定いたしました。 どうぞご活用ください。 <a href="http://www.tenkidegenki.net/seasonal/uv/uv.html" target="_blank"> U V対策コーナー< / a > 【 お天気モード 「 ポリニア 】 ー冬でも凍らない北極海の謎の海域― 」 2 0 0 5 0 9 1 3 の日記より 昨日は久しぶりに早く帰宅した。普段とは異なる時間帯で、大江戸線の家路の通 勤客も層が違う。あまり見かけることのない、女性たちや疲れきってはいないサラ リーマンが多かった。たまに、時間差で電車に乗るのも社会を見る目が改まってよ い気分がした。 夕 食 も 済 ま せ 、家 族 も そ れ ぞ れ の 部 屋 や 用 事 で 、茶 の 間 が 静 か に な っ た 。自 民 圧 勝 、 民 主 惨 敗 の 選 挙 報 道 に も 飽 き 飽 き し て い た と こ ろ 、1 チ ャ ン ネ ル で 面 白 い 番 組 の 予 告が流れてきた。食後に、いつものサプリをたっぷりと氷をいれた水でゆっくりと 味わった。このところ、ただ喉に押し流すだけでなく、こころなしか感謝を捧げつ つ飲むこともある。どうぞ、身体全体に行き渡って欲しいと念じつつ。 さ て 、「 地 球 不 思 議 大 自 然 」。 昨 夜 は 北 極 海 で 、 真 冬 で も そ こ だ け 凍 ら な い 不 思 議 な スポット、手付かずの大自然と多様な生き物の神秘的なまでに美しい話。カナダの 北 西 部 に あ る 不 凍 海 域 「 ポ リ ニ ア 」。冬 場 は 、 お お よ そ 東 京 都 に 匹 敵 す る 程 度 の 小 さ な面積で、周囲の白い氷山や氷の棚の中に、ぽっかりと存在する真っ青な海域があ る。このような不思議なスポットが 7 箇所ほどあるという。春の訪れとともに、沈 まない太陽の光が、巨大な氷をじわじわ溶かして、ポリニアが広がってゆく。夏の 7 月頃には、おおよそ 5 0 倍にも広がり、巨大な海が出現する。そこは食物連鎖の宝 庫。北の海で生命の荘厳な暮らしとエネルギッシュな生存競争が繰り広げられる。 春の太陽光の恵みで、浅い氷の棚に海草が生え、そこから遊離して最初に、植物プ ランクトンが広い海中を漂い始める。それにつられて、動物プランクトンが集まっ てき、オキアミが群がり、北極だらの大群が真っ赤な帯のような集団となって、旋 回しつつ泳ぎまわる。やがて吸い寄せられるように集まってくる、白イルカ、イッ カク、北極鯨。何と北極鯨は、千キロも離れた大西洋から、このミラクルワールド の海にやってくる。そして、最強の動物・北極グマまで、巧みな泳ぎを見せながら、 海 域 の タ ラ や イ ッ カ ク を 狙 っ て や っ て く る 。 北 極 鯨 は 1 日 で 、1 ト ン の オ キ ア ミ を 食べると言う。 15 年 も 連 続 し て 、 ポ リ ニ ア を 探 求 し て い る カ ナ ダ 人 が 、 イ ヌ イ ッ ト の 案 内 で ス ノ ー モービルを駆使して訪れる。厳しい北極の氷の海に、春になると強い季節風の吹き 出しによって、氷が溶け出して流されてゆく。ポリニアへと続く水路がいくつも自 然の作用でできる。恐らく、北海道の海明けと同じような現象が起きる。 水 路 を 辿 り 、そ こ に や っ て く る 大 型 生 物 の 中 に 、「 イ ッ カ ク 」と い う 角 の あ る 鯨 の 群 れが見られる。この鯨は賢い生き物で、神経を集中して「クイック音」を発し、そ の音波が当たる方向と距離を「プリン体」という脳細胞を活用して、えさとなる魚 群(ここでは、北極ダラ)の居場所を突き止める。いわば、魚群探知機をプリン体 の中に持っていることになる。仲間同士で、クイック音をたくみに発し合い、魚群 を 囲 む こ と も あ る と い う 。ま き 網 の 船 頭 も び っ く り す る 漁 労 技 術 や 能 力 の 持 ち 主 だ 。 このイッカクは、通常オスとメスの群れは別々になっている。ポリニアの生活にも 慣れてくると、角揚げ競争が静かに繰り広げられる。大きなオスでは、8メートル ほどの角を持つ。オスは、季節になると角揚げ競争で、ボスを決める。決して、他 の陸上の一角獣のような争いをすることはない。長い角が、致命的な死をもたらす ことを知っているからだろうと解説が流れる。 勝者のオスはゆっくりとメスに近づき、求愛をする。最初は袖にするが、何度か長 い角の愛撫を受けるとめでたしめでたしとなる。この辺のやりとりは人間の男女の 恋の駆け引き、楽しみにそっくりだ。さすが、哺乳類だけのことはある。とても感 動的なシーンだった。やがて、ボスはハーレムを形成し、ポリニアの短い極上の初 夏を楽しみつつ、メスと一緒に、赤ん坊を育て子孫を残す。 角のあるイッカクの悠揚せまらぬ生態系と狩猟ぶりに、不覚にもジーンときてしま った。 北欧の北の海を席巻した海賊たち・バイキングが、一角獣(ユニコーン)をシンボ ルにし最も大切にしていたことの意味がよく分かった。バイキングの荒々しさの心 の中には、案外、イッカクの王者の風に対する憧れがあったのかもしれない。季節 風吹き渡り荒らぶれる北の海に生きる動物を崇めあやかりのシンボルにしたのだろ う。久しぶりに良い番組を見た。 【 e 健康生活 「 】 祝長寿日本一!ふるさと赤池の皆川さん 」 2 0 0 5 0 9 1 4 の日記より 少子高齢化が現実感をともなってきたが、元気なお年よりがますます増えてめでたいば かり。厚生労働省のまとめによると、9 月末(後、2 週間強は残っているものの)現在の 100 歳以上のお年寄りの数は、対前年度比10%強増えた。 その数 2 5 6 66人で、前の年よりも 2568 人の増。13 日付けの長寿番付の発表は、私にとっ てもことのほかうれしいニュースとなった(日経 9 月 1 3 日夕刊)。 何と長寿日本一は福岡県田川郡赤池町の皆川ヨ子(よね)さんで、1 1 2 歳。赤池町は、赤 字自治体になって久しいがこのビッグニュースに、きっと沸きかえっていることだろう。元 筑豊炭田の煤けたボタ山の町は、朝鮮半島からの強制労働者によって支えられた荒くれ た町だった。 その昔、童謡作曲家として名高い「かもめの水兵さん」の作曲家・河村光陽が生まれ育っ た山紫水明の田舎でもある。今は、上野焼の里にも温泉が湧き出て見違えるような活気 を呈しているという。今回の皆川おばあちゃんの快挙にはことのほか盛り上がるだろう。 そうなんです。赤池町はわが故郷なんです。保育園、小学校、中学から高校時代の思い 出が、町のあちらこちらに残っている。春から初冬にかけて、福知山には百回は軽く超え るほど登った。 最 初 は 、 小 学 校 の 4 年生の頃に兄貴につれられて登った。以来、学校の遠足や友達と高 菜の漬物とでっかい紫蘇入りのおにぎりを持って、何度も駆け上ったもの。まあ、とにかく 元気だった。高校生になってからは、ほとんど単独行。ターザン気取りで、山を歩き回った。 ほとんど毎日が、新しい発見の瞬間に満ち満ちていた。 空気はおいしい。人気はない。のうさぎや雉に山の日の当たる斜面で、いつもほぼ決まっ た地点でであったり、見かけたりした。心臓破りの 9 合目から、一気に山が覆いかぶさる ように急峻となる。 山頂からは遠く北九州が望める。関門海峡が霞に煙って見える大岩にひっくり返って昼 寝をした。途中の楽しみは、山彦を木霊させる魂が吸い込まれそうな深い谷があった。見 事に対面からはねかえってくる山彦にわれを忘れて音を追う。「おーいぃ、やっほーっ、や っほーっ、バカタレっー」。 過ぎし日の 1 0 代の頃が思い出される。皆川のおばあちゃんも、きっと福地山の精をたっ ぷりいただいたのだろう。麓には、夏でも涼しい白糸の滝がある。カジカが鳴き、メジロ取 りをしたものだ。この渓谷の清水は、皆川さんのお蔭で聖水であったのかもしれない。 娘と息子をこの故郷に連れて行ったことがないのが惜しい。一度は、上野焼の釜を眺め ながら、温泉に浸かって、福知山に家族で登りたいものだ。子供たちは、東京っ子になっ てしまったので、箱根の洒落た温泉がお気に入りらしい。 私にとって、日本一の山は福知山(9 0 2 メートル)。日本一の渓谷は上野峡、日本一の湯 飲みは上野焼。皆川ヨ子さんありがとう。いつまでも達者でいてください。私はきっとしあ わせになる。そしてみんなもお幸せに! 【 W I S からのお知らせ 「 健康に関するニュース 】 」 スキャナー体験会を定期的に開催いたします。 今後も、機会を作って、ご一緒にウエルネスを実践してゆきたいと思います。 詳細は、メンバーの方にお知らせいたします。 お問合せは メール t a k a t s u @ w i s - x . c o . j p 電話 0 9 0 −6 1 3 2 −8 6 7 6