...

8章 ひとにやさしい情報文化都市づくり

by user

on
Category: Documents
14

views

Report

Comments

Transcript

8章 ひとにやさしい情報文化都市づくり
第
章
8
ひとにやさしい情報文化都市づくり
情報化
235
第8章
ひとにやさしい情報文化都市づくり
第1節
情報文化教育モデルの確立
1
体系番号
情報文化教育の推進
080101
主 管 課 地域情報推進課
1 基本的な考え方
★ 現状と課題 ★
★ 細施策達成の基本的な考え方(あるべき姿) ★
各小学校に保護者を中心としたパソコンボランティアの組織を作り上
手く機能してきましたが、子どもが卒業してしまうと終了してしまうた
め、中学校まで含めた統一的な活動ができていない状況です。
また、急激に多様化するインターネットによる情報化社会において、
利用者のモラルを向上していく必要があります。
小学校から中学校まで一貫した、系統的な情報文化教育を実現するた
め、
①先生、児童・生徒、保護者が一体となった情報モラル教育を推進します。
②先生、児童・生徒に対し系統的な情報リテラシー※教育を推進します。
③児童・生徒が自主的に問題解決できる能力を身につける教育を推進し
ます。
2 まちづくりの目標指標
目標指標
前期計画策定時 ( 平成 19 年度 )
または新規設定時
( 平成 20 ~ 22 年度 ) の状況
指標の説明
後期計画策定時
(平成 23 年度)の状況
目 標 値
(平成 29 年度)
ケータイ・インターネット問題検討会
議の開催回数
会議開催回数(市民主導会議の開催)
−
23 回
18 回
小中学校での具体的な取組
1 件以上の取組を行った学校数
−
13 校
13 校
小中学校PTAの具体的な取組
1 件以上の取組を行ったPTA数
−
13 PTA
13 PTA
3 市と市民等が担う役割
市 ( )内は実施主体
・ケータイ・インターネット
問題検討会議の推進
・情報教育担当者の育成
・ 情 報 モ ラ ル、 情 報 リ テ ラ
シー教育の推進
市民等 ( )内は実施主体
情報リテラシー、情報モラルの向上(市)
情報文化教育を推進するための人材の育成
(市)
保護者等を対象とした情報モラル、情報リ
テラシー研修の開催 (市)
・ 情 報 モ ラ ル、 情 報 リ テ ラ
シー教育の推進
・情報教育ボランティア
保護者が積極的に学校における情報モラ
ル、情報リテラシー教育に協力 (市民)
市民が協力して児童・生徒の教育を援助
(市民)
4 細施策達成のための主要事務事業
主要事務事業
事務事業の内容
区分
前期計画
後期計画
①児童・生徒、先生、保護者が
連携した情報モラル教育推進
事業
コミュニケーション能力を身につけ、判断能力を高めるために
必要な教育の推進
☆
実施
実施
地域情報推進課
学校教育課
3-2-4- ①
こども課
②情報リテラシー教育推進事業
情報を主体的に収集、処理、発信する能力を身につけるために
必要な教育の推進
☆
検討
実施
学校教育課
3-2-4- ①
地域情報推進課
③情報モラル教育推進事業
PTAと連携した、情報モラル教育の推進
○
実施
学校教育課
④子どもセーフティネット相談
窓口事業
ネット上での悩みを持つ子どもへの相談と心のケアを図る窓口
の設置
○
実施
こども課
区分:☆ 前期基本計画策定時の新規事業 ◇ 前期基本計画期間内の新規事業 ○ 後期基本計画策定時の新規事業 ※ 情報リテラシー:情報機器やネットワークを活用して、情報やデータを取り扱う上で必要となる基本的な知識や能力のこと。
236
次期計画以降
担当課
連携事業
第1節
情報文化教育モデルの確立
2
体系番号
地域の教育力の向上
080102
主 管 課 地域情報推進課
1 基本的な考え方
★ 現状と課題 ★
★ 細施策達成の基本的な考え方(あるべき姿) ★
基本的な生活習慣等を養う場である家庭や地域での教育力の低下が懸
念されています。
様々な情報メディアの発達により、子どもを取り巻く環境が悪化して
おり、大人も犯罪等に巻き込まれるケースが増えています。
インターネット情報化社会の恩恵を受ける人と受けない人の格差が広
がっています。
家庭、学校、地域の連携を強化し、地域ぐるみのコミュニティ※を実
現するため、
①地域住民が集まることができ、情報文化教育が受けられる拠点を作り
ます。
②拠点施設において統括を行うコーディネータ、サブリーダーを育成し
ます。
③ネット社会と地域社会とを融合した新しい地域モラルを創生します。
2 まちづくりの目標指標
目標指標
前期計画策定時 ( 平成 19 年度 )
または新規設定時
( 平成 20 ~ 22 年度 ) の状況
指標の説明
地域住民を対象とした各種講習会の受
講者数
各種講習会における受講者延人数
後期計画策定時
(平成 23 年度)の状況
目 標 値
(平成 29 年度)
0人
300 人
−
3 市と市民等が担う役割
市 ( )内は実施主体
・情報モラル教育担当者の育
成
・情報教育の推進
市民等 ( )内は実施主体
情報モラル教育を推進するための人材の育
成 (市)
地域の教育力向上に役立つ各種講習会等の
開催 (市)
・情報教育ボランティア
・情報教育の推進
地域情報モラル教育の推進 (市民)
市が開催する各種講習会に積極的に参加 (市民)
4 細施策達成のための主要事務事業
主要事務事業
事務事業の内容
区分
前期計画
実施
後期計画
次期計画以降
担当課
○
実施
地域情報推進課
○
実施
地域情報推進課
◇
②地域情報セキュリティ教育事
業
地域住民を対象としたウィルス対策等、情報セキュリティに関
する教育の推進
③地域情報リテラシー※教育事
業
地域住民を対象としたソーシャルメディア等新たな通信技術の
活用に関する教育の推進
8
章
地域情報推進課
地域住民を対象とした情報モラル教育の実施
第
実施
①地域情報モラル教育事業
連携事業
ひとにやさしい情報文化都市づくり
区分:☆ 前期基本計画策定時の新規事業 ◇ 前期基本計画期間内の新規事業 ○ 後期基本計画策定時の新規事業 ※ コミュニティ:人々が共同体意識を持って共同生活を営む一定の地域、集団のこと。地域社会。共同体。
※ 情報リテラシー:情報機器やネットワークを活用して、情報やデータを取り扱う上で必要となる基本的な知識や能力のこと。
237
第1節
情報文化教育モデルの確立
3
体系番号
情報文化教育企画運営の組織づくり
080103
主 管 課 地域情報推進課
1 基本的な考え方
★ 現状と課題 ★
★ 細施策達成の基本的な考え方(あるべき姿) ★
茅野市地域情報化推進ネットワークの情報プラザ部会、障害者・高齢
者パソコン広場部会、情報文化教育部会などの組織により情報教育を行
い成果を上げてきましたが、市民全体を連携する組織にまでは至ってい
ない状況です。
茅野市地域情報化推進ネットワークを核にして、地域の情報格差※の
解消や市民の情報活用能力の向上を図り、情報化社会の利便性を誰もが
モラルを持って受けることができる、必要な環境整備、情報教育の研究
等を行います。
2 まちづくりの目標指標
目標指標
指標の説明
情報化拠点施設の年間利用者数
情報プラザ等の年間利用者数
前期計画策定時 ( 平成 19 年度 )
または新規設定時
( 平成 20 ~ 22 年度 ) の状況
後期計画策定時
(平成 23 年度)の状況
目 標 値
(平成 29 年度)
8,740 人
13,000 人
9,700 人
(平成 19 年度)
3 市と市民等が担う役割
市 ( )内は実施主体
・情報化拠点施設の整備
・情報化拠点施設を運営する
スタッフの配置
・各情報教育組織への財政支
援
市民等 ( )内は実施主体
情報プラザと同じ機能を持つ拠点の整備を
推進 (市)
情報教育を行える人材を育成・配置 (市)
・茅野市地域情報化推進ネッ
トワーク
各部会での取組の充実 (市民)
可能な限り各情報教育組織への財政支援 (市)
4 細施策達成のための主要事務事業
主要事務事業
事務事業の内容
①情報教育研究事業
情報文化教育部会で情報教育の研究
②情報化拠点施設整備事業
市民の情報活用能力向上のための情報化拠点の整備
区分
前期計画
後期計画
◇
実施
実施
地域情報推進課
実施
実施
地域情報推進課
区分:☆ 前期基本計画策定時の新規事業 ◇ 前期基本計画期間内の新規事業 ○ 後期基本計画策定時の新規事業 ※ 情報格差:IT(情報技術)を利用できる人と利用できない人との間にある格差。個人間の格差と地域間の格差の問題がある。
238
次期計画以降
担当課
連携事業
第2節
豊かな生活環境の実現
体系番号
※
1
IT を活用した安全安心な市民生活の実現
080201
主 管 課 地域情報推進課
1 基本的な考え方
★ 現状と課題 ★
★ 細施策達成の基本的な考え方(あるべき姿) ★
災害や犯罪等が多発し、防災・防犯に対する市民の関心が高まる中、
ITを活用した取組が必要とされています。
携帯電話・スマートフォン※などによる連絡網システムを使用した防
犯対策、災害発生時の住民への緊急情報の伝達手段、被災状況の迅速な
把握及び避難状況等の状況把握の手段等、情報通信技術の活用を検討し
ていきます。
2 まちづくりの目標指標
目標指標
前期計画策定時 ( 平成 19 年度 )
または新規設定時
( 平成 20 ~ 22 年度 ) の状況
指標の説明
携帯電話・スマートフォンなどによる
連絡網加入数
加入団体数
防災メール登録件数
防災無線メール転送サービス利用登録者数
後期計画策定時
(平成 23 年度)の状況
目 標 値
(平成 29 年度)
85 件
100 件
731 件
2,000 件
42 件
(平成 22 年度)
629 件
(平成 22 年度)
3 市と市民等が担う役割
市 ( )内は実施主体
・必要機器の検討
・連絡網システムの整備
市民等 ( )内は実施主体
各学校PTA等と連携し情報化による課題
点の克服 (市)
防災無線放送メール、各種連絡網を作成す
るためのシステムの整備 (市)
・防犯ネットワーク
・携帯電話・スマートフォン
などの活用方法検討
昼間等消防団員不在時有事の支援活動
(区・自治会)
市民はじめ各種団体等を通じ有事の使用方
法講習等 (PTA・保護者会)
4 細施策達成のための主要事務事業
主要事務事業
事務事業の内容
区分
前期計画
後期計画
☆
検討
検討
次期計画以降
実施
担当課
連携事業
防災対策課
地域情報推進課
②携帯電話・スマートフォンな
どによる連絡網システム整備
事業
携帯電話・スマートフォンなどを使った学校のクラス単位やコ
ミュニティ※等の連絡網の整備
実施
実施
学校教育課
3-2-4- ②
地域情報推進課
③防災無線放送メール転送サー
ビス事業
防災行政無線の内容を携帯電話へ配信
実施
実施
防災対策課
地域情報推進課
8
章
被災者支援システムの構築
第
①ITによる防災減災対策事業
ひとにやさしい情報文化都市づくり
区分:☆ 前期基本計画策定時の新規事業 ◇ 前期基本計画期間内の新規事業 ○ 後期基本計画策定時の新規事業 ※ IT:Information Technology の略。情報技術のことで、コンピュータやデータ通信に関する技術の総称。
※ スマートフォン:インターネットとの親和性が高く、パソコンの機能をベースとして作られたタッチパネル式の多機能携帯電話。
※ コミュニティ:人々が共同体意識を持って共同生活を営む一定の地域、集団のこと。地域社会。共同体。
239
第2節
豊かな生活環境の実現
2
体系番号
情報格差※の是正
080202
主 管 課 地域情報推進課
1 基本的な考え方
★ 現状と課題 ★
★ 細施策達成の基本的な考え方(あるべき姿) ★
急速に変化する情報化社会において、特に、障害者や高齢者について
はIT※を有効に活用できていない状況があり、情報格差が広がってい
ます。
障害者や高齢者への情報化支援事業を通じ、ITを意識しなくても市
民誰もが豊かに生活できる社会の実現をめざします。
2 まちづくりの目標指標
指標の説明
障害者のための情報機器使用講習会の
年間実施回数
障害の程度・種類に合わせたきめ細やかな講習
会
個人情報を保護し、コンピュータウィルスから
身を守るための講習会
会員が互いに教え合い勉強し合う場としての講
習会
情報セキュリティ講習会の開催回数
障害者・高齢者パソコン広場部会の講
習会年間受講者数
後期計画策定時
(平成 23 年度)の状況
目 標 値
(平成 29 年度)
−
0回
10 回
−
4回
10 回
1,200 人
(平成 19 年度)
1,899 人
2,000 人
前期計画策定時 ( 平成 19 年度 )
または新規設定時
( 平成 20 ~ 22 年度 ) の状況
目標指標
3 市と市民等が担う役割
市 ( )内は実施主体
・情報プラザの充実
・ベルビア・公民館等情報教
育施設の充実
市民等 ( )内は実施主体
障害者・高齢者が行きやすい(交通手段含
む)情報プラザの運営 (市)
市内に分散した使いやすい施設づくり(市)
・情報化推進組織・NPO※
・高齢者情報組織
・各地区公民館活動での取組
情報リテラシー※教育立案・実行 (市民)
情報リテラシー教育実行 (市民)
情報リテラシー講座の開催 (市民)
4 細施策達成のための主要事務事業
主要事務事業
事務事業の内容
①障害者・高齢者への情報化支
援事業
障害者・高齢者向け相談窓口、情報機器使用講習会の実施
②障害者・高齢者に特化した情
報リテラシー教育事業
障害者・高齢者パソコン広場部会の発展的な活動
区分
前期計画
後期計画
次期計画以降
担当課
☆
実施
実施
地域情報推進課
実施
実施
地域情報推進課
連携事業
区分:☆ 前期基本計画策定時の新規事業 ◇ 前期基本計画期間内の新規事業 ○ 後期基本計画策定時の新規事業 240
※ 情報格差:IT(情報技術)を利用できる人と利用できない人との間にある格差。個人間の格差と地域間の格差の問題がある。
※ IT:Information Technology の略。情報技術のことで、コンピュータやデータ通信に関する技術の総称。
※ NPO:Non Profit Organization(非営利団体)の略語。行政や私企業とは独立した存在として、社会的な問題に非営利で取り組む民間団体のこと。NPO法人(特定非営利活動
法人)は、特定非営利活動推進法により法人格を取得したもの。
※ 情報リテラシー:情報機器やネットワークを活用して、情報やデータを取り扱う上で必要となる基本的な知識や能力のこと。
第2節
豊かな生活環境の実現
3
体系番号
産学公連携による情報化の推進
080203
主 管 課 地域情報推進課
1 基本的な考え方
★ 現状と課題 ★
★ 細施策達成の基本的な考え方(あるべき姿) ★
市の情報発信については、益々情報が多量化・多様化する傾向にある
ことから、確かな情報を多様な媒体で市民に発信していく必要がありま
す。
情報の伝達手段が多様化するため、各世代に合った伝達手段を考慮し
検討する必要があります。
地上波のデジタル化に伴い、すべての市民がデジタル放送を受信でき
る環境を整備する必要があるとともに、行政チャンネルであるビーナ
チャンネルの対応についても検討する必要があります。
ワンソースマルチユース※の概念を取り入れたシステム導入を検討し
ます。
事業者・大学・市民・市が、それぞれの持つ技術、インフラ、知識、
環境整備等を連携させて、より一層の情報化推進を行います。
2 まちづくりの目標指標
目標指標
ビーナチャンネル番組評価
諏訪東京理科大からビーナチャンネル
へのコンテンツ提供数
地元企業、ものづくりネットからビー
ナチャンネルへのコンテンツ提供数
後期計画策定時
(平成 23 年度)の状況
目 標 値
(平成 29 年度)
−
37%
70%
−
0本
12 本
−
0本
24 本
前期計画策定時 ( 平成 19 年度 )
または新規設定時
( 平成 20 ~ 22 年度 ) の状況
指標の説明
ビーナチャンネル番組評価アンケートで役に
立っていると回答した市民の割合
諏訪東京理科大からビーナチャンネルへ提供さ
れたコンテンツの数
地元企業、ものづくりネットからビーナチャン
ネルへ提供されたコンテンツの数
3 市と市民等が担う役割
市 ( )内は実施主体
・広報活動
・行政チャンネルの機器再構
築
・地上波デジタル化の推進
市民等 ( )内は実施主体
行政情報の提供 (市)
行政チャンネルの機器再構築 (市)
・放送事業
放送網エリア・コンテンツの提供(事業者)
専門情報の提供 (大学)
住民情報の提供 (市民)
全市民が放送を受信できる環境の整備
(国・県・市)
4 細施策達成のための主要事務事業
有線テレビによる行政情報の提供、次期計画以降の放送実施に
ついての検討
②行政チャンネル機器再構築事
業
ビーナチャンネルの機材老朽化対応のための再構築
③諏訪東京理科大学との連携に
よる情報化事業
④地元企業との連携による情報
化事業
前期計画
後期計画
次期計画以降
担当課
実施
実施
秘書広報課
地域情報推進課
◇
検討
実施
秘書広報課
地域情報推進課
市民向け講座等による専門的分野の情報提供と活用
☆
検討
検討
実施
秘書広報課
地域情報推進課
地元企業が提供するコンテンツの相互利用
☆
検討
検討
実施
秘書広報課
地域情報推進課
連携事業
8
ひとにやさしい情報文化都市づくり
①有線放送網を活用した行政放
送事業
区分
章
事務事業の内容
第
主要事務事業
区分:☆ 前期基本計画策定時の新規事業 ◇ 前期基本計画期間内の新規事業 ○ 後期基本計画策定時の新規事業 ※ ワンソースマルチユース:1つの情報を複数の目的や伝達手段で利用すること。
241
豊かな生活環境の実現
第2節
4
体系番号
新しいコミュニケーションツールの活用
080204
主 管 課 地域情報推進課
1 基本的な考え方
★ 現状と課題 ★
★ 細施策達成の基本的な考え方(あるべき姿) ★
IT※業界は、他の分野と比べ技術革新などの変化が早く、近年では
新しいコミュニケーションツールを活用したきめ細やかな情報発信な
ど、市民生活がさらに便利になるサービス提供に取り組みます。
スマートフォン※・タブレット端末※ やSNS※ など、新たなコミュニ
ケーションツールが急速に普及しています。これらのコミュニケーショ
ンツールには、市民生活をさらに便利にできる様々な可能性があるため、
これらを活用した新たな市民サービスを検討していく必要があります。
2 まちづくりの目標指標
目標指標
前期計画策定時 ( 平成 19 年度 )
または新規設定時
( 平成 20 ~ 22 年度 ) の状況
指標の説明
茅野市情報発信検討委員会の開催数
委員会の会議開催数
後期計画策定時
(平成 23 年度)の状況
目 標 値
(平成 29 年度)
−
6回
−
3 市と市民等が担う役割
市 ( )内は実施主体
・新しいコミュニケーション
ツールの活用
市民等 ( )内は実施主体
新しいコミュニケーションツールの活用方
法の検討 (市)
・新しいコミュニケーション
ツールの活用
新しいコミュニケーションツールの活用方
法の検討への協力 (市民)
4 細施策達成のための主要事務事業
主要事務事業
事務事業の内容
区分
前期計画
後期計画
次期計画以降
担当課
①スマート端末活用事業
スマートフォン・タブレット端末等を活用した新たなサービス
の検討
○
実施
地域情報推進課
②SNS活用事業
SNSを活用した情報発信の検討
○
実施
秘書広報課
地域情報推進課
区分:☆ 前期基本計画策定時の新規事業 ◇ 前期基本計画期間内の新規事業 ○ 後期基本計画策定時の新規事業 242
※
※
※
※
IT:Information Technology の略。情報技術のことで、コンピュータやデータ通信に関する技術の総称。
スマートフォン:インターネットとの親和性が高く、パソコンの機能をベースとして作られたタッチパネル式の多機能携帯電話。
タブレット端末:薄い板状のコンピュータで、ほとんどの操作を画面に触れて操作できるタイプの製品。
SNS:ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略で、人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型のインターネット情報サービス。
連携事業
第3節
先進的な情報化モデル都市の創生
1
体系番号
電子自治体の推進
080301
主 管 課 地域情報推進課
1 基本的な考え方
★ 現状と課題 ★
★ 細施策達成の基本的な考え方(あるべき姿) ★
市民サービスの充実、事務の効率化、費用対効果、情報セキュリティ
の視点に立って、各種システムの構築・運用を進めてきました。
今後は、情報通信技術を活用した行政サービスの質の向上もこれまで
以上に重視していく必要があります。
窓口サービスの利便性の向上や情報通信技術の活用により、迅速な市
民ニーズへの対応と行政のスリム化をめざします。
2 まちづくりの目標指標
目標指標
指標の説明
前期計画策定時 ( 平成 19 年度 )
または新規設定時
( 平成 20 ~ 22 年度 ) の状況
後期計画策定時
(平成 23 年度)の状況
目 標 値
(平成 29 年度)
電子申請等提供業務数
市民が電子申請等により手続等ができる業務数
19 件
( 平成 22 年度 )
19 件
35 件
情報セキュリティ監査実施箇所数
市の情報資産の管理状況等を確認するための内
部監査実施箇所数
−
10 箇所
20 箇所
3 市と市民等が担う役割
市 ( )内は実施主体
・行政事務の改善
・情報セキュリティ対策
・災害時の業務継続
市民等 ( )内は実施主体
内部事務の効率化を図り、市民サービス向
上につなげる (市)
様々な脅威へ対応するための情報セキュリ
ティ対策の実施 (市)
災害時に最低限の市民サービスを提供する
ための対策の実施 (市)
4 細施策達成のための主要事務事業
主要事務事業
事務事業の内容
区分
前期計画
後期計画
次期計画以降
担当課
検討
検討
実施
財政課
②電子文書管理システム導入事
業
紙文書の削減と電子決裁の導入
☆
検討
検討
実施
総務課
③障害時業務継続対策事業
データ転送バックアップ回線の構築、停電時等有事への対応
○
検討
検討
実施
地域情報推進課
④情報化システム運用事業
情報化システム・ネットワーク機器等の運用、更改
◇
実施
実施
地域情報推進課
⑤庁内会議ペーパレス化事業
タブレット端末※を活用して会議をペーパレス化し、事務の効
率化、紙資源の削減
◇
実施
実施
地域情報推進課
⑥情報セキュリティ対策事業
情報セキュリティに関する職員研修、情報セキュリティ内部監
査の実施
◇
実施
実施
地域情報推進課
8
ひとにやさしい情報文化都市づくり
☆
章
入札事務の効率化と透明性を確保
第
①電子入札制度導入事業
連携事業
区分:☆ 前期基本計画策定時の新規事業 ◇ 前期基本計画期間内の新規事業 ○ 後期基本計画策定時の新規事業 ※ タブレット端末:薄い板状のコンピュータで、ほとんどの操作を画面に触れて操作できるタイプの製品。
243
第3節
先進的な情報化モデル都市の創生
2
IT を活用した地域経済の活性化
体系番号
※
080302
主 管 課 地域情報推進課
1 基本的な考え方
★ 現状と課題 ★
★ 細施策達成の基本的な考え方(あるべき姿) ★
製造業、宿泊業、小売業などにおいては、ITが十分に活かされてい
ない状況にあります。
茅野市どっとネット※は、茅野市まるごとを目標にスタートし、製造業、
宿泊業、小売業など様々な情報を取り込み、地域の活性化に寄与してい
ますが、立ち上げの頃に比べると、情報提供者数が低迷しています。
商店・商店街の経営力強化や商業環境の整備を支援し、地域と密着し
た利便性の高い商業の展開をめざします。
先端産業の育成、企業の競争力向上等を支援し、産業の集積と工業の
高付加価値化をめざします。
「茅野市どっとネット」の情報提供者の増加を推進し、茅野市の活性
化をめざします。
2 まちづくりの目標指標
目標指標
指標の説明
茅野市どっとネットへの月平均アクセ
ス数
年間アクセス件数/ 12 ヶ月
前期計画策定時 ( 平成 19 年度 )
または新規設定時
( 平成 20 ~ 22 年度 ) の状況
後期計画策定時
(平成 23 年度)の状況
目 標 値
(平成 29 年度)
50,859 件
100,000 件
23,137 件
(平成 19 年度)
3 市と市民等が担う役割
市 ( )内は実施主体
・企業・商店などの情報提供
者の推進
市民等 ( )内は実施主体
一人でも多くの情報提供者を獲得する(市)
・情報提供者の推進
積極的に情報発信をする (市民)
4 細施策達成のための主要事務事業
主要事務事業
①茅野市どっとネット充実事業
事務事業の内容
茅野市に関する情報を積極的に発信
区分
前期計画
実施
後期計画
実施
次期計画以降
担当課
連携事業
地域情報推進課
区分:☆ 前期基本計画策定時の新規事業 ◇ 前期基本計画期間内の新規事業 ○ 後期基本計画策定時の新規事業 244
※ IT:Information Technology の略。情報技術のことで、コンピュータやデータ通信に関する技術の総称。
※ 茅野市どっとネット:茅野市に関する情報がまるごと詰まった地域コミュニティサイト。行政及び市民団体「茅野市地域情報化推進ネットワーク」が公民協働で運営している。
先進的な情報化モデル都市の創生
第3節
3
体系番号
茅野市まるごとアーカイブ※
080303
主 管 課 地域情報推進課
1 基本的な考え方
★ 現状と課題 ★
★ 細施策達成の基本的な考え方(あるべき姿) ★
この地域にしかない貴重な資料(写真・映像・文化財・言い伝え)や
重要な史資料(考古資料・古文書・公文書)が、年を経るごとに散在し
たり、廃棄されたりする恐れがあります。
現在の図書館・市役所は紙での資料保存が主な手段となっており、膨
大な資料を現物で保管していくにはスペースの問題があり、保存の基準
見直しや定期的な整理を行っていく必要があります。
図書館を地域の情報の保管・発信拠点と位置づけ、市内に残る貴重な
資料をデジタル化して、保管したデータはインターネットを通じて公開
し、市内小中学校の郷土学習をはじめ、様々な場面で有効活用します。
2 まちづくりの目標指標
目標指標
前期計画策定時 ( 平成 19 年度 )
または新規設定時
( 平成 20 ~ 22 年度 ) の状況
指標の説明
後期計画策定時
(平成 23 年度)の状況
目 標 値
(平成 29 年度)
アーカイブへの保存点数
写真・映像・文書等の登録数
−
−
60,000 件
登録ボランティア人数
登録作業をする市民ボランティアの人数
−
−
600 人
アーカイブの利用件数
小中学校郷土学習やインターネットのアクセス
数
−
−
100,000 件
3 市と市民等が担う役割
市 ( )内は実施主体
・アーカイブの構築
・公文書の保存
・ちの暦への情報登録
市民等 ( )内は実施主体
デジタルデータの保存・公開の仕組みと人
的ネットワークの構築 (市)
残すべき公文書のデジタル化と紙文書の廃
棄 (市)
市内で行われるイベント、事業等に関する
情報をちの暦へ登録 (市)
・データの保存
・小中学校の郷土学習での活
用
・インターネット経由で閲
覧・登録
将来に残すべき重要資料の選定・登録及び
アーカイブの運営・保守 (市民)
茅野市の文化・歴史を学び、生まれ育った
故郷に誇りと愛着を持つ (市民)
多くの人に茅野市を知ってもらうため茅野
(市民)
ウィキペディア※への編集参加 4 細施策達成のための主要事務事業
主要事務事業
事務事業の内容
区分
前期計画
後期計画
次期計画以降
担当課
検討
検討
実施
生涯学習課
各社会教育施設
②公文書等の永久保存事業
公文書のデータをデジタル保存
☆
検討
検討
実施
総務課
③アーカイブの有効活用事業
デジタルデータの公開、教育活用
☆
検討
検討
実施
生涯学習課
各社会教育施設
④ちの暦情報登録事業
市内で行われるイベント、事業等に関する情報をちの暦へ登録
◇
実施
実施
地域情報推進課
8
ひとにやさしい情報文化都市づくり
☆
章
文化・歴史のデータをデジタル保存
第
①文化・歴史のデジタル保存事
業
連携事業
区分:☆ 前期基本計画策定時の新規事業 ◇ 前期基本計画期間内の新規事業 ○ 後期基本計画策定時の新規事業 ※ アーカイブ:有形・無形の文化資源等を、デジタル化して保存等を行うこと。
※ ウィキペディア:インターネット百科事典のこと。
245
第3節
先進的な情報化モデル都市の創生
4
体系番号
情報化による公的交通網の整備
080304
主 管 課 地域情報推進課
1 基本的な考え方
★ 現状と課題 ★
★ 細施策達成の基本的な考え方(あるべき姿) ★
公共交通の利用者が減少している中、高齢化による市民の足の確保、
ノーマイカーによる環境負荷の軽減からも公共交通機関の利用促進を図
る必要があります。
市民にとって、公共交通は重要な役割を担っているため、利用しやす
い公共交通の環境を整備します。
2 まちづくりの目標指標
目標指標
前期計画策定時 ( 平成 19 年度 )
または新規設定時
( 平成 20 ~ 22 年度 ) の状況
指標の説明
利用されやすい公共交通機関が整備さ
れていると思う市民満足度
市民意識調査結果
後期計画策定時
(平成 23 年度)の状況
目 標 値
(平成 29 年度)
31.9%
60%
−
3 市と市民等が担う役割
市 ( )内は実施主体
・運行確認システムの導入
市民等 ( )内は実施主体
システムの構築 (市)
・運行確認システムの検討
利用しやすい運行確認システムの情報提供
(市民)
4 細施策達成のための主要事務事業
主要事務事業
事務事業の内容
区分
前期計画
後期計画
①IT※を使った公的交通運行
状況確認事業
携帯電話などで公的交通網の運行状況が確認できるシステムの
検討
☆
検討
検討
②オンデマンド交通※システム
事業
運行時刻が遵守して運行される交通網の検討
☆
実施
実施
区分:☆ 前期基本計画策定時の新規事業 ◇ 前期基本計画期間内の新規事業 ○ 後期基本計画策定時の新規事業 246
※ IT:Information Technology の略。情報技術のことで、コンピュータやデータ通信に関する技術の総称。
※ オンデマンド交通:利用者の要求に対応して運行する形態の交通システム。
次期計画以降
実施
担当課
連携事業
企画課
地域情報推進課
2-1-5- ①
企画課
地域情報推進課 5-6-2- ①
第3節
先進的な情報化モデル都市の創生
5
体系番号
テレワーク※ライフ都市の実現
080305
主 管 課 地域情報推進課
1 基本的な考え方
★ 現状と課題 ★
★ 細施策達成の基本的な考え方(あるべき姿) ★
少子化や高齢化が進み、労働力人口が今後減少していく傾向にありま
す。
仕事・家庭・地域活動(ワークライフ)をバランスよく展開する生活
を送ることが求められています。
大量退職する団塊の世代には、自然豊かな環境や故郷で暮らしながら
(I ターン・U ターン・二地域居住)、能力と経験を活かした仕事をした
いという潜在的なニーズがあります。
テレワークのサテライトオフィス(遠隔事務所)を誘致し、テレワー
クライフを全国に向け茅野ブランドとして発信していきます。
民間の力を活用しながらインフラ整備を行い、人口減少が見込まれる
地区に定住人口を増やし、地域の活性化につなげていきます。
2 まちづくりの目標指標
目標指標
指標の説明
テレワーカー人口比率
IT※ 活用で所・時を問わない働き方を週8時
間以上する人
サテライトオフィス数(事務所)
市内に誘致した企業の遠隔事務所数
後期計画策定時
(平成 23 年度)の状況
目 標 値
(平成 29 年度)
10%
(平成 19 年度)
10%
20%
−
−
10 件
前期計画策定時 ( 平成 19 年度 )
または新規設定時
( 平成 20 ~ 22 年度 ) の状況
3 市と市民等が担う役割
市 ( )内は実施主体
・テレワークライフモデル地
域の整備
・PR活動
・サテライトオフィスの誘致
・テレワークセンターの設置
市民等 ( )内は実施主体
専用地域指定・条例制定・民活によるイン
フラ整備・住環境整備 (市)
モデル地域を茅野ブランドとして全国に向
け発信 (市)
新たな産業育成、多様な人材・住民の確保
(市)
育児・介護と仕事を両立したい人への就労
環境提供 (市)
・茅野にサテライトオフィス
開設
・テレワーク環境の利用
・二地域居住の実現
豊かな自然の中でワーク・ライフ・バラン
スの実現 (企業)
勤め人・子育て女性・高齢者・障害者など
スタイル別の働き方 (市民)
都会と茅野を暮らし分けながらの仕事を継
続 (市民)
4 細施策達成のための主要事務事業
主要事務事業
事務事業の内容
区分
前期計画
後期計画
次期計画以降
担当課
連携事業
☆
実施
実施
産業振興課
4-7-1- ①
②「田舎暮らし」推進事業
楽園信州ちのの「田舎暮らし」の活動を支援
◇
実施
実施
産業振興課
4-7-1- ②
③サテライトオフィスの誘致事
業
FTTH※環境を使い、離れた場所でも仕事ができる環境で仕
事を可能とする企業の誘致
☆
検討
検討
実施
地域情報推進課
4-3-5- ②
商工課
8
章
土産品、料理、農産物、工業製品等の開発・普及
第
①茅野ブランドの開発・普及事
業
ひとにやさしい情報文化都市づくり
区分:☆ 前期基本計画策定時の新規事業 ◇ 前期基本計画期間内の新規事業 ○ 後期基本計画策定時の新規事業 ※ テレワーク:情報通信技術を活用した場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと。
※ IT:Information Technology の略。情報技術のことで、コンピュータやデータ通信に関する技術の総称。
※ FTTH:Fiber TO The Home の略語。光ファイバーによる家庭向けのデータ通信サービス。
247
Fly UP