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石原小学校区ハートフル・ミーティングの概要 1 日 時 平成27年

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石原小学校区ハートフル・ミーティングの概要 1 日 時 平成27年
石原小学校区ハートフル・ミーティングの概要
1 日 時 平成27年6月7日(日)午後2時から4時
2 場 所 勤労会館
3 参加者 49人
4 会議の概要
⑴ 地域の魅力を生かしたまちづくりについて
市民
JR熊谷駅や八木橋百貨店にはテレビ局がよく取材に訪れ、報道してい
ます。私は、熊谷駅は市の顔であると思っていますが、市が取材に対して
受け身的であると感じています。こうした機会を有効に活用し、例えば、
ゆるキャラをもっと前面に出してテレビに映るようにするなど、積極的に
市の広報に努めるべきだと思います。
市長
夏が近づいてきますと、市は様々なメディアから取材を受け、報道して
いただいていますが、これまで、その周知が不足していた点を反省し、テ
レビ放映などの情報について市民の皆さんへの周知を図るとともに、市が
実施している事業や、魅力について、メディアをうまく利用して効果的に
PRする方法を考えていきたいと思います。
熊谷駅においては、改札口を出た先に電光掲示板を設置し、イベントの
お知らせや熱中症予防の啓発等を行っています。これからラグビーワール
ドカップも開催されますので、いろいろな面で熊谷から情報を発信してい
きたいと思っています。
市民
熊谷うちわ祭は、秩父夜祭に勝るとも劣らない、日本を代表する祭りだ
と思いますので、秩父まつり会館のような施設があっても不思議ではないと
考えますが、今後、そのような施設を建設する計画はありますか。
市長
市役所通りと国道 17 号が交差する場所に埼玉県と熊谷市で北部地域振興
交流拠点施設(仮称)を整備する計画を立てています。時期等については県
と協議をしている段階ですが、施設には、県の図書館や次世代産業支援施設
のほか、市の中央公民館やにぎわい施設など、市民の皆さんが集まることが
できる場所を造りたいと考えており、まつり会館のような機能で山車が飾れ
るようなスペースの検討もしているところです。
市民
熊谷を訪れた方たちが、ガイドブック等を見ながら熊谷寺に来たものの、
中に入れずがっかりしている様子をよく見かけます。
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熊谷寺はどうして開門していないのでしょうか。素晴らしい建物ですの
で、観覧できれば観光客が喜ぶと思います。
市長
熊谷寺は、檀家以外の方が自由に中に入るということは難しくなってい
ますが、熊谷次郎直実公ゆかりのお寺でもあり、開門していただきたい気持
ちもありますので、今後も機会を捉えてお願いはしていきたいと考えていま
す。
なお、御住職さんには直実市民大学において、熊谷寺内で講話をしていた
だくなど、市の行事等については御協力をいただいています。
市民
各地域の子供会や子供育成会への参加者数が激減していて、熊子連の球
技大会の参加チーム数も年々減ってきています。少子化の影響もあるとは思
いますが、それ以上に減少している状況だと思います。子供会が組織できな
いと将来の自治会活動等にも支障を来すと思いますが、子供会の活性化につ
いてのお考えをお聞かせください。
市長
熊谷市子ども会育成連絡協議会、通称「熊子連」の球技大会については、
以前と比べてチーム数が少なくなっていることを心配しているところです。
球技の種目が今の時代に合っていないのではないかという熊子連の役員の
方の認識もあり、今年はドッジボールのように誰もが参加できる種目を入れ
ることを検討しているようですし、球技だけではなく、冬の行事としてカル
タ大会を行う考えもあるようです。
また、子供会の活動においては、親御さんの協力も必要ですので、熊子
連の役員の方や、PTAの皆さんと意見交換をする機会を設定し、子供たち
が楽しく活動に参加できるような状況整備をともに考えていきたいと思っ
ています。
市民
私は、20年ほど科学教室のボランティアをしています。企業とタイア
ップした科学館や博物館をスポーツ・文化村「くまぴあ」か、北部地域振興
交流拠点施設に設置できないでしょうか。
市長
スペースの確保等の問題がありますので、北部地域振興交流拠点施設や、
くまぴあの中には科学館のようなものは想定していませんが、自然科学クラ
ブの子供たちがエコライフフェアで発表をしていたことから、そういった機
会をもっと増やせるようにすることや、くまぴあを自然科学のクラブ活動に
使っていただくことなどは考えていきたいと思っています。
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⑵ 健康で生きがいを持って暮らせるまちづくり(主に高齢者施策)
市民
敬老会のときに77歳と88歳の方に渡す寿状と記念品については、自治
会で申請をしていますが、77歳、88歳、99歳の方を対象にした敬老祝
金給付事業は対象者が個人で申請するのでしょうか。
市長
77歳と88歳の方への寿状と記念品は敬老会を開催している自治会の
申請によりお渡ししていますが、敬老祝金は、申請は不要で、対象となる全
ての方に、民生委員さんを通じてお渡ししています。
市民
上石地区に家が次々と建っていますが、道が迷路のように入り組んでい
てわかりにくくなっていますので、開発時に考慮していただければと思いま
す。
別の市民
上石地区は、区画整理が行われている地区と比べて道が狭く、下水も完
備されていません。道が迷路のようになっていると、火事があったときに大
きな消防車が入って来られないなどの問題があります。また、狭い道を走る
車を子供たちがよけながら通学するなど、とても危険な状況となっています。
市長
開発許可事務は、道路の幅や、敷地と道路が接続する長さを定めた接道
要件など、法律に基づいた基準に則って行っています。職員も現場を確認し
ますし、開発申請の過程には専門家が入りますから、法律に違反しているも
のはないと思いますが、区画整理を行っている地域と行っていない地域で差
があることは認識していますので、これからもよく考えていきたいと思って
います。
市民
高齢者に対するサービスについては、対象者が単身高齢者に絞られてい
るものが多くなっています。民生委員として地域を回っている中で、老人が
老人を介護しているような高齢者の二人暮らしは、単身高齢者よりも大変そ
うだと感じますので、サービスの対象を広げてほしいと思います。
市長
民生委員の皆様には、現場でいろいろと御苦労いただき、改めてお礼を
申し上げます。高齢者サービスには、単身高齢者を対象にしているものもあ
れば、一定の年齢以上の方を対象にしているものもあります。老老介護など
負担の大きい御夫婦もいらっしゃるということは認識していますので、参考
とさせていただき、より深く考えていきたいと思っています。
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市民
介護保険制度については、市だけで変えられるものではないと思います
が、介護サービスの1割負担が重く、介護認定を受けてもサービスを受けら
れないという方が多くいます。
市長
介護保険制度は、全国一律の制度ですので、市に限った問題ではありま
せん。サービスを利用した際の費用については、利用者の1割のほか、被保
険者の保険料、国・県・市からの公費で分担していますので、市長会などの
場において、公費部分を増やすことも含めて議論をしていきたいと思ってい
ます。
市民
成田用水が、石原小学校の校庭の下の暗渠を通って東へ向かい、地上に
出たところに、熊谷農業高校に続く市道が交差しています。この市道には路
側帯がありますが、用水と交差している部分に転落防止の柵があるため、部
分的に道幅が狭くなってしまっています。
通学時には、大原中学校の生徒や、自転車に乗った熊谷農業高校の生徒も
多いほか、太田市方面からの車の抜け道になっているようで、通行も激しく
危険な状況です。
成田用水は県が管理していると思いますが、用水に蓋をして、歩道として
使えるようになれば、生徒が安全に通行できると思います。
市長
子供たちの安全が第一ですので、用水を管理している大里用水土地改良
区と、道路を管理している市とで、現場を確認しながら対応策を相談してみ
たいと思います。
○地域活動の報告(市民)
校区連絡会の活動について報告します。
子供の登下校を見守る運動の推進についてですが、現在、スクールガー
ドの登録は約60名となっており、そのうち、実際に参加していただいてい
る方は半分程度ですので、特段の御協力をお願いします。
花いっぱい運動では、年6回の一斉下校に参加していただいた方に、帰
りに花をお持ち帰りいただいて、各家庭に植えていただいています。
児童とのふれあい運動では、子供たちと一緒に学校給食を食べたり、秋
の運動会で玉入れに参加したりしています。
熊谷市スポレクフェスティバルにも参加し、昨年からは、子供たち、先
生、ボランティアとで、グラウンドゴルフ大会も開催しています。
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また、石原小学校と大原中学校の生徒さんと一緒にかめの道の清掃をし
たり、校区連絡会だよりを年1回発行したりしています。
子供たちを守ることが校区の本来の趣旨ですので、是非、地域の皆さん
の御協力をお願いします。
○市長まとめ
今日は長時間にわたっていろいろなお話を聞かせていただき、本当にあ
りがとうございました。課題として承り、協議しなくてはいけないものにつ
いては、内部でよく相談させていただきたいと思っています。市民の皆さん
の協力をいただかなければ、市の行政は前へ進んでいきませんので、これか
らも是非、御支援をいただけますようにお願いを申し上げます。
また、最後に校区の取組について御報告をいただきました。特に北大通
りを往復する子供たちを、旗を持って、毎日よく見守っていただいており、
このような取組に対して感謝をしたいと思っています。これからも子供たち
や学校のことについて興味を持っていただき、何かの機会に学校の中に足を
踏み入れて、いろいろ見ていただければありがたいと思っています。
少子化の時代の中で、子供たちがやがて大人になって、この熊谷市や日
本を支えていくわけですから、子供たちを健全に育成していくというのが
我々大人の責任だと思っていますので、今後とも御協力をいただけますよう
お願いを申し上げます。
これからいよいよ暑い夏に向かいます。事業の説明の中にありましたよ
うに、今年は新市誕生10周年記念事業で、FMラジオのNACK5を午後
の4時間程度、市が貸切りまして、うちわ祭の情報を現場から発信する事業
を実施しますので、御期待いただきたいと思います。
今日は本当に大勢の皆さんにお出かけをいただきましてありがとうござ
いました。これからもよろしくお願いいたします。
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