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平成27年度監査委員事務局の組織目標
監査委員事務局では「県民の期待に応える監査」を目指して平成27年度の目標を次のと おり定めました。 今後は、目標の達成に向けて監査委員事務局一丸となって取り組んでまいります。 監査委員事務局長 高砂 利夫 平成27年度監査委員事務局の組織目標 ■使 命 監査委員事務局は、県行政の公正と能率を確保するため、県の財務に関する事務や行政の事務等の 執行について、監査委員の命を受け、次のような観点から監査(チェック)を実施します。 ○事務は、法律や条例に従って適正に行われているか。 ○県の収入は有効に使われ、財産は適正に管理されているか。また、支出は適正になされているか。 ○事業は、経済的、効率的、効果的に進められているか。 ■目 標 財務監査の実施と3Eの視点による監査の実践 ○財務に関する事務の正確性、合規性の観点による監査に加え、最少の経費で最大の効果をあげて いるかなど、経済性(Economy)、効率性(Efficiency)、有効性(Effectiveness)のいわゆる 「3 E」の視点による監査を実践します。 県 政 経 営 行政経営方針 (H27~H30) 基 本 構 想 (H27~H30) 正確に処理されているか 法令等に従っているか 正確性 監 査 対 象 経済性 無駄な経費をかけない ○財務に関する事務の執行 ○経営に係る事業の管理 ○行政事務の執行 など 効率性 より効果のある方法か 有効性 目的にかなっているか 合規性 監査の視点 3Eの視点 ■目標設定の理由 ○監査制度の本旨は、不正または違法な行為の摘発にあるのではなく、行政の適法性あるいは妥当 性の保障にあります。言い換えれば、いかにして公正で合理的かつ効率的な行政運営を確保して いくかであります。 ○加えて、平成27年度は「夢や希望に満ちた豊かさ実感・滋賀~みんなでつくろう!新しい豊かさ!」を 基本理念とした基本構想の初年度であり、誰もが豊かさを実感できる滋賀の実現に向けた 取組の推進が求められています。また、行政経営方針に掲げられている行政の効率性、不断の 業務改善や持続可能な財政基盤づくりについて、着実に推進されることが求められています。 ○ そこで、財務事務の合規性、正確性の観点による監査を引き続き実施するとともに、県の行う行政 サービスや施策が、最少の経費で最大の効率をあげているかどうか、効果的であるかどうかについ て、今まで以上に「3E」の視点を重視した監査を行う必要があります。 ■目標達成に向けての手段・方策 ○財務の執行に係る監査においては、計数等が正確か、手続が法令等に則り適正かといった正確性、 合規性の観点から行います。 ○事務事業の執行に係る監査においては、重点事項を定め、経済性や効率性、目的の達成や効果等 の有効性など多角的な観点から行います。 ○定期監査とは別に機会を設け、適切なテーマを定めて行政重点監査を実施します。