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タイタン胴ベルト型安全帯
8 部品交換 1- 6 D環付きランヤードと胴ベルトの取付方法 ①下記の部品が廃棄基準にあたる場合 <ランヤードの例> (2)D環/フック/ロープ → ランヤードを交換 (D環が胴ベルトに縫いつけられている安全帯は部品交換不可) タイタン胴ベルト型安全帯 フック (1)胴ベルト/バックル → 胴ベルトを交換 〈交換の方法〉ランヤードを胴ベルトから取りはずし、部品を交換 した後、ランヤードを胴ベルトに右図のとおりに取り付ける。 誤った使い方をしますと墜落などのおそれが ありますので、やめてください 胴ベルト 1 必ず通してください (1) [ 9 交換の目安]に従って部品交換を行う。 (2)上記以外の部品交換、その他改造・修理をしてはならない。 (3)胴ベルトには、U字つりができるような別のD環やランヤードを 追加して取り付けてはならない。 (但し、当社のセカンドロープ を除く。) (4)製造元以外でロープのさつま編み込みや胴ベルトの縫製をして はならない。 9 注意 各部の名称 (図は一例を示す) ベルト通し (1)交換する部品は、当社の同一形式のものを使用する。 環 環止め バックル 必ずご記入願います 使用開始年月 年 部品取替年月 月 ロープ 安全装置 年 月 年 月 各部の強さ 補助ベルト ロープ収納袋 2 先端止め 胴締めベルト ナス環 ※図は補助ベルト付を示す。 ※ロープ収納袋なしのものもあります。 使用条件 警告 (使用開始年月ラベル) 誤った使い方をしますと墜落などのおそれがありますので、やめてください (1)作業者の墜落防止以外の目的で使用しない。 ランヤード 項 目 胴 ベ ル ト φ10mmナイロン ロープ以上 フ ッ ク 環 類 D 環 取 付 け 部 バック ル 連 結 部 「安全帯の規格」 15.0kN以上 15.0kN以上 (アイ加工含む) 11.5kN以上 11.5kN以上 11.5kN以上 8.0kN以上 試験結果 (※) 20.0kN以上 14.0kN以上 15.0kN以上 15.0kN以上 9.0kN以上 破断なし。 衝撃値は、7.0kN以下。 (但し、 ランヤード全長1.7mの場合) (※)試験結果は新品時における社内試験値です。使用による摩耗、紫外線暴露などで経年劣化します。 製品の使用方法等に関してご不明の点がありましたら、お買い上げの販売店または下記までお問い合わせください。また、業務用途以外で お使いのお客様が、製品に起因する死亡や重大な怪我に至る事故にあわれたときは、お手数ですが下記までご連絡ください。これは改正消 費生活用製品安全法の報告義務規定によるものです。 大阪市淀川区新高1丁目14番7号 東京都新宿区四谷4丁目25番5号 名古屋市熱田区三番町22番15号 福岡市早良区賀茂4丁目6番28号 札幌市白石区菊水上町三条3丁目52番18-2 仙台市青葉区一番町1丁目12番地20-501 注意 東京支店営業部 TEL : 03(3352)5404㈹ FAX : 03(3350)5320 TEL. TEL. TEL. TEL. TEL. TEL. 安全にお使いいただくためにお守りください (1)この製品は必ず足場のある場所で使用し、U字つりなど体重を掛ける作業には使用しては ならない。体重を掛ける作業には、柱上安全帯を使用する。 (2)使用者の体重が100kg(ダイナミックロープは85kg)を超える場合は、ショックアブソー バ付の安全帯を使用する。 3 1本つり 使用前点検 ①装着前に取扱説明書をよく読み、正しい使用方法を確認する。 ②装着前に必ず、この取扱説明書の[ 7 点検・廃棄]の内容に従って各部に異常がないか点検する。 お客様相談窓口 TEL : 06(6394)3541㈹ FAX : 06(6395)0041 (2)補助ベルトのナス環に安全帯のフック及び外部フック(リトラクタ等)、カラビナ等を掛けて、墜落防止の目的で使用しない。 18.0kN以上 破断しないこと。 衝撃値は、8.0kN以下。 (85kg落下体使用) 衝撃吸収性及び強さ 〒532-0033 〒160-0004 〒456-0056 〒814-0164 〒003-0813 〒980-0822 フック本体 ベルト通し ③胴ベルトの裏側に取り付けられた使用開始年月ラベルに、使用を開始した年月を油性のペン等で必ず記 入する。ランヤード等を取り替えた時も、年月を必ず記入する。 本 社 東 京 支 店 名古屋営業所 九州営業所 北海道営業所 東北駐在所 外れ止め装置 使用開始年月ラベル 交換の目安 本社営業部 さつま編み込み部 シンブル (裏面) 安全にお使いいただくためにお守りください ①使い方によって異なるが、交換の目安としてはロープは2年、ロープ以外のものについては3年くらいを めどとする。 ②[ 7 点検・廃棄]の内容に従って点検を必ず実施し、廃棄基準に達したものは使用しないで、新品と取 り替える。 ※廃棄方法については、各自治体にお問い合わせください。 10 要保存 必ずお読みください。 この度は、タイタン胴ベルト型安全帯をお買い上げいただきましてありがとうございます。 この製品は、建設現場・工場等の高所作業で、作業者の墜落を防止するために使用していただく安全帯です。 ご使用になる前に必ずこの取扱説明書をよくお読みいただき、内容をご理解ください。特に 危険・ 警告・ 注意の項目は、 事故を未然に防ぐために厳守してください。合わせてこの取扱説明書は大切に保存していただき、紛失した場合には当社にご請求 ください。 *ロープチャック・S-スライド等を併用される場合は、それらの製品に添付されている取扱説明書も合わせてお読みください。 D環 ②補助ベルト・D環止め・ロープ収納袋・ベルト通しは単品のみの 交換が可能 警告 取 扱 説 明 書 一般用安全帯・1本つり専用 ロープ 〈交換の方法〉D環付ランヤードを胴ベルトから取りはずし新し い部品を右図のとおりに取り付ける。 06(6394)3541 ㈹ 03(3352)5404 ㈹ 052(653)5770 092(873)0392 011(832) 0145 022(797) 9860 FAX. FAX. FAX. FAX. FAX. FAX. 06(6395)0041 03(3350) 5320 052(653)5810 092(873) 0948 011(832)7895 022(797)9851 2014.03-10,000SW ③新しい製品を使用する前には、胴ベルト裏側の使用開始年月ラベル([ 9 交換の目安]参照)に必ず記入する。 4 装着方法 ①胴ベルトは腰骨のところに装着し、D環の位置が身体の真横か それより後方に来るようにする。 ②バックルに刻印された の順に胴ベルトを通し、確実に 締める。 余った胴ベルトの端はベルト通しに通す。 ③フックを取付対象物に掛けていない時は、フックとロープをまとめ てロープ収納袋に納めるか、収納袋のないものはロープを肩に廻し てフックを休止フック掛けに掛ける等、ロープが垂れ下がって引っ掛 からないようにする。 ② ③ U字つり 警告 誤った使い方をしますと墜落などのおそれが ありますので、やめてください (1)胴ベルトは、正しい方法でバック ルに通し、腰骨のところで確実に 締める。締める位置が上や下にず れると、墜落阻止時に抜け落ちた り内臓が圧迫されたりするおそれ があるので注意する。 5 腰骨 注意 安全にお使いいただくためにお守りください D環使用範囲 (1)D環の位置は、身体の真横より 前方に来ないようにする。 D環が前方に来ると、墜落阻止 時に背骨に強い負担がかかる。 D環 バックル 使用方法 ② フックNo.24AP ④フックは、墜落阻止時にフック本体がねじれて変形したり、外れ 止め装置・安全装置に荷重がかかったりしないように、正しい方 法で取付対象物に掛ける。 フックNo.50NA 小型フック ④ 右図は正しい 掛け方の例 (1)安全帯は使用前に必ず点検し、下の安全帯点検チェックリスト (2)少なくとも1 ヶ月に一度は、下のチェックリストに従ってより詳 細に点検を行う。 の廃棄基準に当たる部分があれば、廃棄して新しいものと取り 替えるか、部品を交換する。 (3)使用中に安全帯に異常があれば、ただちに使用を中止して再点 9 交換の目安]参照) その際は必ず、使用開始年月ラベル([ 検を行う。 に使用開始年月または交換年月を記入する。 (4)一度でも大きな衝撃を受けた安全帯は、外観に変化がなくても 廃棄する。 点検部分 誤った使い方をしますと墜落などのおそれがありますので、絶対にやめてください (1)フックは、抜けたり外れたり、墜落阻止時の衝撃で壊れたりする可能性のある構造物に 取り付けてはならない。 (2) ベルト (2) (3) (2)ロープが切断されるおそれがあるので、墜落阻止時に鋼材等の鋭い角にロープが当たら ないようにし、やむをえない場合は、布等を当て直接触れないようにする。 ロープ (3)斜めの構造物や逆L字形のように墜落時にフックがずれる箇所に掛けないでください。 警告 誤った使い方をしますと墜落などのおそれがありますので、やめてください。 〈安全帯点検チェックリスト〉 ⑤フックを取付対象物に掛けた状態で、作業を行う。 危険 点検・廃棄 警告 ②フックの取付位置は、腰よりも上のできるだけ高い位置で、万一 の墜落阻止時に、構造物や床面に衝突しない箇所を選ぶ。 ③フックは、安全装置と外れ止め装置を同時に押さえて開き、対象 物に掛けて閉じた後、外れ止め装置が確実に閉まっているか確認 する。 保守・保管 (1)ベルト、ロープの汚れは、ぬるま湯または中性洗剤を使って洗い、 (5)安全帯は、直射日光や火気・放熱体・腐食性物質を避け、屋 内の風通しがよく清潔な場所に保管する。 陰干しする。 (2)ベルト、ロープに塗料等が付いた場合は、布等でふきとる。溶 (6)子供が遊びに使ったり、動物が製品に損傷を与えたりしないよ う注意する。 剤を使ってはならない。 (3)金具類が水などにぬれた場合は、乾いた布でよくふきとった後、 (7)新品の安全帯でも、使用せずに長期間保管する場合は、必ず 内装箱または袋に入れた状態で、かつ上の(5)、 (6)の内容に さび止めの油をうすく塗る。 特に気を付けて、良好な状態で保管する。 (4)金具類の可動部は定期的に注油する。砂・泥・モルタル等が 付いている場合はよく掃除して取り除く。 7 ③ ①フックの取付対象物は、外れたり抜けたりするおそれがなく、墜 落阻止時の衝撃にも十分耐えられる堅固なものを選ぶ。 6 廃 棄 基 準 3mm以上あるもの 3mm以上あるもの ゆるみのあるもの 切断されているもの/摩耗・擦り切れの激しいもの 変形・脱落しているもの 薬品が付着し変色したもの/塗料が付着し硬化したもの 1リード内に7ヤーン以上あるもの 摩耗して棒状になっているもの キンク (よじれてコブ状になること) しているもの 脱落しているもの 抜けているもの/ゆるんでいるもの 薬品が付着し変色したもの/塗料が付着し硬化したもの 形崩れしているもの/著しく縮んでいるもの 変形が目視でわかるもの バックルの締まり具合の悪いもの フックの外れ止め装置・安全装置の作動の悪いもの フック・バックルのリベットのカシメ部にガタ・変形があるもの 深さ1mm以上の傷があるもの/少しでもき裂があるもの フック・バックルのリベットのカシメ部が1/2以上摩滅しているもの バックルとベルトの接合部が摩耗し、 ベルトがゆるむもの フックのかぎ部の内部に少しでも傷のあるもの 3mm以上のすきまがあるもの 全体にさびが発生しているもの フック・バックルのバネが折損・脱落しているもの/動きの悪いもの 可動部・バネ等に塗料等が付着し、 ふき取れないもの ロープ表面に芯糸が出ている箇所があるもの 破れているもの 薬品が付着し変色したもの/塗料が付着し硬化したもの 摩耗・擦り切れ・切断しているもの ロープ表面に芯糸が出ている箇所があるもの 破れているもの 薬品が付着し変色したもの/塗料が付着し硬化したもの 摩耗・擦り切れ・切断しているもの シンブルがとれかかっている 誤った使い方をしますと墜落などのおそれがありますので、やめてください (1)下図のようなフックの掛け方は、墜落阻止時に対象物から外れる おそれがあるので、絶対にしてはならない。 (下図はすべて誤っ た掛け方の例) (6)万一の墜落阻止時に、振子状態になり 構造物に激突する可能性のある箇所に は、フックを取り付けない。 (7)直下の床面や物体との距離が短い場 合は、墜落阻止時に激突しないように、 (7) 十分高い位置にフックを取り付ける。 先端掛け厳禁 (2)フックを腰より下の位置に取り付けてはならない。取り付け位 置が低いと、墜落阻止時の衝撃が大きくなる。 (3)溶接の火花・強い酸やアルカリ・油・その他、高温高熱の物 体や化学薬品類が製品にかかったり 触れたりしないようにする。 (8)ショックアブソーバ付の安全帯を使用 する場合は、ショックアブソーバの伸 びを考えて、通常の安全帯の場合より さらに上の位置にフックを取り付ける。 変 形 金具類 バックル D環 フック ( ) EAS (9)クレーンやセイフティブロック(リトラクタ)のフック等移動する ものに安全帯のフックを掛けない。 ダイナミック ロープ (4)金具の衝突・静電気による火花で爆発・引火する可能性があ るので、ガスや粉塵の濃度が高い場所では使用しない。 (10)水平親綱を使用する場合は、1スパン(支柱と支柱の間)を利 用する作業者は1名とする。 (図は一例を示す) (5)ロープを結んだりくくりつけたりして使用しない。 (11)ロープは水分を含むと電気をよく通すので、特に雨の日などは 感電に注意する。 酸 アルカリ 回転部分 さび バネ 薬品・塗料等の付着 切傷・焼傷・溶融・摩耗 耐摩耗用筒ベルト 薬品・塗料等の付着 縫糸 切傷・焼傷・溶融・摩耗 外皮ロープ 薬品・塗料等の付着 縫糸 シンブル 八つ打ロープ 三つ打ロープ リード ストランド リード ヤーン 安全にお使いいただくためにお守りください (1)ロープを引きずらない。 (2)ロープをねじって使用しない。 ※図のようにロープ自体の「ヨリ方向」と逆の「ねじれ」が生じ、図の矢印方向に伸ばされるときに、 角度、速度、および張力などの悪条件が重なり、コブ状になってキンクが発生する可能性がある。 (3)シノー等、工具類はベルトの内側に直接差し込まない。 摩滅・傷 ① (2) ⑳ ストランド シンブル ヤーン ② ⑤ 3 注意 点 検 項 目 摩耗・擦り切れ 切傷・焼傷・溶融 縫い付け部分 縫い糸 先端止め 薬品・塗料等の付着 切傷・焼傷・溶融 摩耗 キンク シンブル さつま編み込み部分 薬品・塗料等の付着 変形 ③ ④ 3 3 ⑥ ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑮ ⑬ ⑱ ⑭⑯ ⑬ ⑮ ⑰ 1 ⑮ 1 ⑳ ⑭⑯ 1 ⑲ ⑮ ⑳ ⑳ ⑳ 3 ⑮ ⑳