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現代アートを活かした地域の魅力づくり
「現代アートを活かした地域の魅力づくり」協働ロードマップ この協働ロードマップにおいて、 「現代アート」とは、同じ時代に生きているアーティスト が、実際のまちの中で、まちの人とコミュニケーションを取りながら、地域の実情や課題に あった作品の制作やアイデアの提供を行い、それにより、普段見過ごしがちなまちの魅力や 課題を可視化・顕在化させ、それらを再認識するきっかけを与えるもの、と定義する。 ア.現状 ・地域の振興や魅力づくり、多様な地域課題解決への一助として、現代アートへの関心が高ま ってきている。 ・国内では、平成 12 年に始まった国際展「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」 (新潟県)を皮切りに、近年では「ヨコハマトリエンナーレ」(横浜市) 、「瀬戸内国際芸術 祭」(香川・岡山県) 、「いちはらアート×ミックス」 (千葉県)や「札幌国際芸術祭」 (札幌 市)など全国各地でアートイベントが開催されている。 ・そうした動きと連動し、近年開設されている「金沢 21 世紀美術館」や「アーツ前橋」など の美術館はコンセプトも新しく、純粋な美術館としての機能に加え、まちの中の美術館とい う機能を有し、地域活性化の中心的役割を担い、その成果も出始めている。 ・愛知県では、「あいちトリエンナーレ」が2回開催され、開催期間中は予想を上回る集客や 開催地域の魅力再発見につながっている。 ・一方で、こうした事業の成果を開催地の行政や NPO が持続させていく環境が未整備であり、 継続した地域の魅力づくりに繋がっていない状況にある。 ・また、行政にとっては、NPO をはじめとするアート活動を行う民間側の担い手が認識されて おらず、事業を継続展開する上での協働先が不在の状態である。 ・さらに、文化事業を活かした地域づくりという観点において、県と各市町村の政策連携がと れていないことが懸念事項として挙げられる。 イ.将来ビジョン これからの時代、地域課題や社会課題が複雑化する一方で、潜在的な地域資源はまだまだ存 在していることから、都市計画(遊休不動産活用など)、福祉、観光振興、教育など様々な分 野の既存のまちづくり活動が今後さらに多様化し、創造的な解決策を探っていくことが求めら れる。 現代アートは、その創造的な視点を既存のまちづくり活動等に取り入れ、市民の意識を変え るきっかけをつくり、地域政策のエンジンとなる可能性を秘めるものである。 アーティストと地域が接点を持ち、共にそれぞれの未来のことを考え合える関係を築きなが ら、各地域のポテンシャルを最大限に活かした地域固有のまちづくり、すなわち「地域の魅力 づくり」を促進していくことで、地域全体の文化レベルは高まり、成熟した豊かな市民社会の 形成へとつながる。 ウ.4 つの現状課題とその原因 ①正しく認知されていない □現代アートへの過剰な期待感 ・アーティストが革命(まちの変化)を起こしてくれるわけではない ・すべてのアーティストが社会やまちのことを第一優先に考えているわけではない □目的意識の齟齬 ・ 「まちのため」 「芸術文化普及のため」という2つの目的が混在し、相互依存の関係にあ り、成果が見えにくい ②人材がいない □専門性のあるコーディネーターの不在 ・単にアーティストを選定するだけでなく、地域に合わせた戦略やプロモーションが必要 とされるため、アーティストであれば誰でも良いという訳ではなく、地域が求めている ニーズを理解し、それに応え活かすことができる人選が必要となる ・こうした高い専門性や幅広い経験が求められる一方で人材育成の仕組みができていない ③現場がない □支援機能(窓口)の未整備 ・現代アートイベントの開催実績を有する地域が少なく、コミュニティがまだ限定的であ ることから、先進事例の共有やネットワークがつくりにくく、包括的な相談窓口や支援 機関がないため個人的つながりでしかアーティストを呼ぶことができない ・どんな状況や状態を目指すときに、現代アートと連携するのが良いかなど、気軽に相談 できる場所や情報を得ることができる機能がない □育成の場(機会)の不足 ・情報を収集、発信する機関がないこともあり、どこの地域がアートイベントの開催を必 要としているのかを把握できず、アーティストや事業実施者から地域に働かきかけてい くことができる機会が少ない ・また、実際に必要としている地域や事業があったとしても、イベント的もしくは話題性 をつくるための連携にとどまり、本質的なコーディネートまで至らない ・地域と教育機関(芸術系大学)とのかかわりの機会は徐々に生まれてきているものの、 お互いの認識不足の部分もあり、継続性や話題性をつくりにくい状況にある ④(継続できる)仕組みがない □戦略構想・評価指標の未構築 ・アート自体を評価することが難しい中で、アートイベントやアートを使ったまちづくり を実施するにあたり、目的をどこに置き、誰にとって、どういった意味があるのかとい う点が明確にされていない ・自治体政策の中に「現代アート」に関する中長期的な戦略がないため、人材もノウハウ も蓄積されていかない ・ 「現代アート」は社会課題解決のエンジン(手段)になる可能性を秘めているが、行政 内部での政策横断的な連携ができておらず、うまく活かされていない □資金の循環モデルの未確立 ・作品制作などでは、アーティスト側の持ち出しとなってしまう場合も多い ・行政的には、文化芸術に対する優先順位は低くなりがちで予算化も難しい ・ 「現代アート」と「ビジネス(観光産業、商業など)」を結びつけた事例があまりなく、 モデルとして確立されていない ・また、商業的なものに結びつけられる現代アートの表現方法ばかりではないため、民間 側の資金獲得も確立されにくい状態にある これら各課題の原因を探っていくと、各々の課題が個別具体に発生しているわけではなく連 鎖していることがわかる。従って、今回の課題解決を図っていくには、その課題の原因を明 らかにし、個々の問題を見ていくのではなく包括的な解決策を検討する必要がある。 個別課題の原因分析∼課題のスパイラル∼ エ.解決策の方向性と役割分担 「まちづくりNPO(※) × 行政 × 現代アート」 愛知県内の各地域では、先進性の高い「まちづくりNPO」が数多く存在し、そうしたNP Oと行政の協働体制は各地でつくられてきている。こうした既存の協働事業との関係性を活 かしながら、現代アーティストの社会活動をうまく掛け合わせた連携型の事業を生み出し、 現代アートを活かしたまちづくりの共有体験を通じた相互理解の場を創りだしていくこと を目指す。 ※まちづくりNPO 地域に密着してまちづくり活動を行い、他者(行政、企業、大学等)との接着剤になることがで きる団体(例:中間支援組織、まちづくり協議会、商店街組合、地縁組織等) 「計画的な役割分担」 現代アートにおいては、比較的目新しいテーマであることや実績・実例の蓄積ができていな いこともあり、現時点では、市町村単位で体制構築していくことは難しい。そこで、県・市 町村・民間 NPO や事業者が連携を図り、段階を経ながら計画的に進めることが現実的である。 各セクションの役割を大きく分けると以下のようになる。 【 県 】…人材の育成と支援機能の構築 あいちトリエンナーレを通じた人材の育成と、そのノウハウやつながりを情報として蓄積 し、支援機能を構築する。 【市町村】…中長期戦略の策定 県の文化施策(トリエンナーレを含む)と連動させるとともに、自治体内における部署間 の枠組みを超えた文化政策と既存政策の連携の可能性を探るなど、政策横断的な中長期戦 略づくりを行う。また、地域内の NPO 等とのネットワークを構築し、アートイベントを継 続して実施できる体制を整える。 【民 間】…受け入れ体制の構築/資金調達の検討・提案 既存のまちづくり事業の中で、地域でアーティストを受け入れる体制(安価での不動産の 提供等)を模索し、アーティストと地域の接点をつくり、共にそれぞれの未来のことを考 え合える関係を築いていく。 また、市町村行政と連携し、持続的な資金調達方法の検討ならびに行政への提案を行う。 オ.解決策の提示 【フェーズ1 現状把握】 □実態と意向を把握する…県 ・まちづくり NPO や事業者への状況調査 ・自治体行政の文化セクションへの状況調査 ・関連アーティストへの状況調査 【フェーズ2 目的意識の共有】 □中長期的な戦略構想を策定する…市町村 ・現代アートの位置づけ 福祉事業、遊休不動産(空き家、空き店舗、公共用地)対策事業、防災事業、 地域活性化事業(公園、道の駅、商店街活性化など) 、教育事業等との連携検討 を行う ・推進体制と資金循環の検討 現状の担い手との連携や将来的な推進体制と資金獲得スキームを検討する ※戦略構想を策定する際は、有識者に加え、地域のことを知っている NPO や 関連部署、キュレーターや現代アーティストなど多様な顔ぶれをそろえる 「資金調達方法の一例」 −委託 行政政策の中の事業として税金投入 −寄付 文化振興基金、クラウドファンディングの立ち上げ −協賛 地域企業、商工会(議所)、個人資産家(パトロン) 、 ギャラリー、インテリアショップなどからの資金調達 −自前 レンタルスペース、まちづくり活動、普及教育活動、メディア活動、 カフェ運営など 【フェーズ3 支援体制の構築】 □情報ポータルサイトの開設…県⇒民営化 ポータルサイトは、民間側のノウハウの蓄積や行政側の意識啓発、アーティスト側が 自発的にコンタクトできるコンテンツを意識し、県、市町村、まちづくりNPO、地縁 組織や商店会が連動連携して情報提供を行う。 こうした情報が配信されることにより、現代アートが、多岐にわたる分野の行政施 策や民間主導のプロジェクトとも連携できる可能性が生まれる。また、学生にとって も研究フィールドの対象となるなど、各々の取り組みに相乗効果が導き出され、将来 の担い手育成にもつなげることができる。 「ポータルサイトイメージ」 −アーティストの紹介 −キュレーターの紹介 −大学(教員)情報など −不動産情報(アーティスト向け) −まちの情報(受入イメージと体制) −ネットワーク −先進事例紹介(成功/失敗例、苦労話など) □コミュニティデザイナーの育成・配置…県 現代アートの取り組みはコピーが難しいため、情報の共有だけでは表面的・断片的 な展開にとどまってしまう可能性がある。そのため、専門性のある人材を育成・配置 する必要がある。 コミュニティデザイナーは、地域のまちづくりNPOと連携を図り、地域のニーズを くみ取りながら、そのニーズに応えたいアーティストの選定を行い、アートと地域を結 びつけ、まちなかでの展開を推進する人材の育成ならびに配置を行う。 「コミュニティデザイナーの段階的な育成プロセス」 ■初動期 ネットワーク型(県) あいちトリエンナーレで構築するネットワークを活かし、対象地域やプロジェクト に対してコミュニティデザイナーを外から誘致し、まちなかでの実績をつくる。 ※この成果を他地域へ普及することを意識し、結果(まちの変化)だけでなく、プ ロセスや成果(意識の変化)をとりまとめ情報発信する ■移行期 コラボ型(県、市町村行政、民間) 地域のコーディネーターとコミュニティデザイナーとの連携を図り、ノウハウの共 有を行う。県はコミュニティデザイナーの手配、市町村行政は継続展開を図るため の構想づくりを進め、人材の発掘と予算の確保を行う。民間側では、既存事業との 相乗効果や新規事業の立ち上げの可能性を探る。 ■実動期 地域主導型(市町村行政、民間) 現代アートを地域課題解決、地域活性のエンジンとして、地域が向き合っている既存 のまちづくり事業との相乗効果を図る「現場」をつくり、アーティストと共に新たな 展開を創造していく。また、大学のカリキュラムの一環で、文化施設や美術館、まち づくりの現場との連携を図ることや、拠点(アートスペース)をつくるなど、コミュ ニティデザイナー育成の機会を創りだしていく。 □美術館からアートセンターへ…市町村 美術館学芸員が、地域に根ざしたまちづくり NPO と連携しながら既存の職能を活か し、まちの中の美術館の新しい機能として、アーティストコーディネートやまちなか 展開のキュレーションや情報の蓄積ならびに発信を担うことが期待できる。また、ト リエンナーレや地域展開事業(※)の開催は、開催地の行政セクションにこうしたき っかけをつくっていくことが可能となる。 ※地域展開事業(あいちトリエンナーレ地域展開事業) 愛知県では、3 年ごとに開催されるトリエンナーレの中間年において、トリエンナー レで高まった現代美術への関心を広く県内に根付かせるとともに、次回のあいちトリエ ンナーレの開催機運の醸成を図るため、現代美術作品の制作・展示や子ども向けの普及・ 教育事業している。 【フェーズ4 事業化】 □実践の場づくり…市町村、NPO 各市町村の既存政策や NPO 等とのネットワークを構築し、まずは実践の場づくり(社 会実験事業)を進める。その際、県の政策やコミュニティデザイナーとの連携を図るこ とを視野に入れる。 「例:教育活動∼現代アートを通じて地域の魅力を知る∼」 美術館での現代アートの体験(市町村) 美術館のアウトリーチ活動(市町村) キッズトリエンナーレや地域展開事業と教育機関の連携(県) オ.まとめ 県が主体となって、支援機能である「情報ポータルサイト」の立ち上げと「コミュニティデザ イナー」の育成を進め、その支援機能を核として、アーティストとの接点づくりを行い、まちづ くり NPO は、地域の受け入れ体制を市町村と連携して構築する。 こうした支援機能が、アーティストと地域のハブとなり、各地域のポテンシャルを最大限に活 かした「地域の魅力づくり」を促進する。 【イメージ図:現代アートを活かした地域の魅力づくり促進体制】 カ.事例紹介 協議のなかで取り上げられたアートに関する事例 *各項目において開催年(プロジェクトスタート)順に記載しています。 ■国内の代表的な国際展 ①越後妻有 大地の芸術祭 主催:大地の芸術祭実行委員会(十日町市・津南町、NPO法人里山協働機構、企画運営 (株) アートフロントギャラリー) 特徴:新潟県越後妻有地区の里山や集落を舞台に2000年よりスタートした国際芸術祭。過 疎高齢化が進む地域で、棚田や空き家、廃校を作品の展示会場に使用するなど、町 を横断する規模でダイナミックな展開を見せている。 ”こへび隊”と呼ばれるボランティアやサポーターの参加が活発である。 URL:http://www.echigo-tsumari.jp 2013年度報告書:http://www.city.tokamachi.lg.jp/page/000028292.pdf ②ヨコハマトリエンナーレ 主催:横浜トリエンナーレ組織委員会(国際交流基金(∼2008年まで) 、公益財団法人横 浜市芸術文化振興財団(2011年∼)横浜市、NHK、朝日新聞) 特徴:2001年よりスタートした都市型国際芸術祭。近年は横浜美術館をメイン会場に開催 されている。横浜市の創造都市の取り組みのひとつとして位置づけられ、近隣の BankART1929や黄金町バザールなどとの連携プログラムも行っている。 URL:http://yokohamatriennale.jp/2014/index.html 2011年度報告書:http://www.yokohamatriennale.jp/archive/pdf/yt2011report.pdf ③瀬戸内国際芸術祭 主催:瀬戸内国際芸術祭実行委員会(香川県、公益財団法人福武財団など) 特徴:2010年よりスタートした瀬戸内海の島々を舞台にした芸術祭。行政の戦略としてア ートツーリズムを打ち出している。ディレクターは、北川フラム氏(アートフロン トギャラリー) URL:http://setouchi-artfest.jp 報告書:http://www.pref.kagawa.lg.jp/kgwpub/pub/cms/upfiles/SokatsuHokoku_19674_1.pdf ■地域に開かれたアートプロジェクト(アートセンター) ①BankART1929(横浜) 【公設民営型】 2004年開館、現在は旧日本郵船倉庫を改修し、拠点として活用。展覧会やアーティストイ ンレジデンス、スクールなど幅広い活動をおこなっている。横浜市からの事業予算と事業 収入によりNPO法人BankART1929が運営。 URL:http://www.bankart1929.com ②黄金町エリアマネジメントセンター(横浜) 【公設民営型】 2009年発足。かつて不法飲食店街であったエリアを横浜市が一掃したのち、空き店舗や京 急線高架下を活用したスタジオや、アーティストインレジデンス事業を行っている。横浜 市からの事業予算と事業収入によりNPO法人エリアマネジメントセンターが運営。 URL:http://www.koganecho.net/contents/koganecho-bazaar/ ③BEPPU PROJECT(別府) 【NPO運営】 2005年発足。温泉地として知られる大分県別府市を活動拠点とするアートNPO。国際芸術 フェスティバルの開催や、市街地の空き店舗をリノベーションし活用する「platform」な ど様々な事業を実施している。 URL:http://www.beppuproject.com ④HAPS(京都) 【公設民営型】 2011年発足。若手芸術家等の居住、制作、発表の場づくり事業として、京都東山地区に開 設。展覧会のサポートや、近隣の空き家や廃校をスタジオとして紹介するなど、アーティ ストのためのサービス事業を行っている。京都市の委託を受けて、東山アーティスツプレ イスメントサービス実行委員会が運営。 URL:http://haps-kyoto.com ■2000年以降に開館し、地域と連携する美術館 ①金沢21世紀美術館(金沢市立) 2004年開館。観光客が多く立ち寄る金沢市の中心部に立地した現代美術館。近隣には芸術 関連施設があり、文化ゾーンを形成している。円形の建物はどの方向からも入場でき、入 場無料の範囲も広く設定され、市民に解放している。 URL:http://www.kanazawa21.jp ②アーツ前橋(前橋市立) 2013年開館。商業施設をコンバージョンした前橋市立の美術館。前橋市の中心市街地にあ り、地域の商店街の空き店舗や空き地を積極的に活用した地域アートプロジェクトなどの 企画などを多数行っている。 URL:http://artsmaebashi.jp ■愛知県内のアートプロジェクト ①三河・佐久島アートプラン21 2001年よりプロジェクトスタート。愛知県三河湾にある高齢化と過疎化が進む島を舞台に、 自然と伝統を生かした作品を展開している。西尾市が主催し、企画はアートマネジメント 会社のオフィス・マッチング・モウルが運営。 URL:http://www.sakushima.com/art/index.php ②長者町アートアニュアル 2010年スタート。長者町地区で開催されたあいちトリエンナーレをきっかけに、長者町の まちが主導となり、アート活動を日常的に継続させていくためのイベントなどを開催。あ いちトリエンナーレ2010の閉幕後、長者町に託されたKOSUGE1-16の作品である“長者町の 山車”の保存、運営も行っている。 URL:http://effector.co.jp/chojamachi-artannual/ ③とよたデカスプロジェクト 2014年スタート。豊田市の魅力を発信するアートプロジェクトの企画案を募集する公募制 度。採用されたプロジェクトへの助成や会場提供などを豊田市教育委員会文化振興課にあ る事務局がサポートしている。マネジメントの人材の育成につながっている。 URL:http://decasu.jp ■企業とアート ①DMOアーツ(大阪) 大阪にある商業施設内に店舗を構え、若手アーティストやクリエイターの作品やグッズを 手頃な値段で販売、展示、プロモーションを行っている。 URL:http://www.dmoarts.com