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北朝鮮による核実験と事実上の弾道ミサイル発射に厳しく抗議する決議
北朝鮮による核実験と事実上の弾道ミサイル発射に厳しく抗議する決議 北朝鮮は2005年9月の6カ国協議の場では核兵器・核計画の放棄を約束した。しかしなが ら、本年1月6日に「水爆実験を実施した」と発表し、2006年、2009年、2013年に 続き4度目の核実験を強行した。 続いて本年2月7日、国際社会からの強い自制の申入れにもかかわらず、「人工衛星」と称す る事実上の弾道ミサイル発射を強行した。 これらは、地域と世界の平和と安定を著しく損なう重大な挑戦であり、北朝鮮の核開発の放棄 を求めた累次の国連安保理決議、6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に違反する暴挙である。 断じて容認できず、北朝鮮に対し、厳重に抗議し、強く非難する。 問題の解決は、国際社会が北朝鮮に核計画の放棄を説得する以外になく、一連の国連安保理決 議を踏まえ、国際社会が結束した外交努力を展開し、平和的な解決に全力を挙げることこそ最も 有効な手だてである。 よって、本市議会は、北朝鮮に対して厳しく抗議するとともに、北朝鮮による核・ミサイル・ 拉致問題などの包括的な解決を図る2005年の6カ国協議の共同声明に立ち返ることを求める ものである。そして、我が国はもとより国際社会が、事態の平和的、外交的、政治的解決を図る よう強く求めるものである。 以上、決議する。 平成28年2月26日 内 閣 総 理 大 臣 総 務 大 臣 殿 外 務 大 臣 防 衛 大 臣 座 間 市 議 会