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画家・手塚雄二の世界 - Kateigaho

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画家・手塚雄二の世界 - Kateigaho
J apanese tex t
2011年 春/夏号 日本語編
日本画
な画材の数々だ。
画家・手塚雄二の世界
日本画を日本画たらしめるもの、それは鉱物を原料とした、
――日本 画のレシピ
t
にかわ
粉末状の天然岩絵の具。これを接着剤となる膠で溶いて、
撮影=岡崎良一 文=編集部
p.072
紙や絹地に描く、日本古来の技法による絵画を「日本画」と
「日本画」と聞いて、どのような世界が思い浮かぶだろう。静
呼ぶ。明治時代以降、西洋から伝わった油絵などに対して
謐な墨色で描かれた掛け軸、はたまたきらびやかに金銀で
誕生した総称だ。
彩られた、屛風など。しかし日本画の本質は、色や様式とは
「1000 年以上前、平安時代(794 – 1192)から変わらず伝え
別にある。日本画の美のエッセンスとは? 今の日本画壇を牽
られてきた、これぞ日本画の色、というのがあります。群青、
引する画家、手塚雄二さんがその秘密を解き明かす。絵画
緑 青と呼ばれる、青と緑。そして、なんといっても金です。
の見方、そして日常の周りの風景までもが変わるに違いない。
ぐんじょう
ろくしょう
金銀泥や、金銀箔など、日本画ほど金属を多用した絵画は
ないでしょう」と手塚さんは、粒子が極めて細かく美しい金
(p.072)
泥などを、次々と指先にとって見せてくれた。
アズライト
金箔は西洋でも絵画や美術品の装飾として使われてきた
下・日本画に使われる天然の岩絵の具。特徴的な色彩は、自然界の貴
重な素材から生まれる。
が、1 万分の 1 ミリの薄さまでのばしたもの、細かい四角や、
細く切ったものなどに手作業で加工されたものを使用するの
は、日本画ならでは。金色一つとっても、水金や青金と呼ば
(p.073 左上から )
れる色合いの異なる種類がある。色の明るさや華やかさも
マラカイト
京都、加賀など産地ごとの特徴があり、それだけ表現の幅
金茶石(焼成)
が広がる。
しんしゃ
辰砂
手塚さんの案内で、岩絵の具にはじまる日本画の表現の
大理石
世界を覗いてみよう。
コチニール虫
イエロージャスパー
珊瑚
金茶石
左ページ・秋田の山道を描いた『こもれびの坂』(1996 年 )。天から降
ラピス
り注ぐきらめきや、画面の奥からにじみ出るような光の表現は手塚作品
の真骨頂だ。日本画のキーカラーである金色が、手塚作品の中ではひ
ときわ柔らかみを増す。
日本画を作ろう
このページ・2010 年秋に発表された新作『奥入瀬飛流』の制作風景。
―― 岩 絵の具 が 生む ” 風味 ”
完成間近の作品の、川の流れを仕上げる。刷毛でどうさ(膠液にみょう
1000 年以上前から伝わる、技法の世界
したり、紙が削れるほど絵の具をこそげ落としたり。一見豪快な動作から、
ばんを溶いたもの)をかけプラチナ箔を貼り、こすり取る手順を繰り返
p.075
実に繊細な表現、独特な質感が生まれる。
日本画家の手塚雄二さんが教鞭を執る、東京藝術大学に程
近いアトリエ。目に飛び込んでくるのは、数え切れないほど
手塚雄二(てづか・ゆうじ)
の筆や、所狭しと棚に並べられた絵の具瓶、引き出しに詰まっ
1953 年、鎌倉の友禅染め絵付師の家に生まれる。東京藝術大学にて故・
た金箔・プラチナ箔や薬包に入った金泥・銀泥など、貴重
平山郁夫氏に師事し、同大学院修士課程を修了。日本画の公募展の最
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Spring / Summer 2011 Vol. 27[ 日本画 ]
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高峰である、日本美術院展覧会(院展)の日本美術院賞を 3 年連続で
すね」。この色の変化は、天然の岩絵の具だからこそ。「な
受賞。39 歳という異例の若さで日本美術院の同人に推挙され、現在は
んともいえない、良い具合の色でしょう? もっと火を通せ
評議員も務める。東京藝術大学美術学部絵画科日本画研究室教授。
ば最後は真っ黒になるんですが、緑青を焼いたものは緑を
帯びた黒に、群青を焼けば青みがかった黒にと、わずかに
違った印象になります。この違いを使い分けるのが、日本
画の表現です」
。
日本画、基本の step by step
p.077
絵の具は絵皿の中で適量の膠で溶き、水を加え濃さを調
「日本画って、本当に手間ひまかかるんですよ」と笑う手塚
節していく。中指に人差し指を添えて混ぜるのが基本の型。
さんは、どこか楽しそうだ。制作過程は、実に手のかかる
膠と岩絵の具、水の割合は、口で伝えて教えられるもので
作業の連続。それは材料の「下ごしらえ」からはじまる。
はなく、指先の感覚と長年の経験だけが頼りだ。この配合
全てのベースとなるのが膠。粉末状の岩絵の具を溶き、
が上手くできないと、均一に塗れなかったり、ひび割れたり
紙に定着させる接着剤の役割を果たす。さまざまな形状が
する。
あるが、棒状の「三千本膠」を使うのが手塚流だ。細かく
「焼いた色同士を更に混ぜ合わせて、そこに胡粉の白を加
砕き、一晩水に浸して戻したものを火にかけると、独特の
えたりすると、無限のニュアンスが出せる。『自分だけの色』
匂いが立ち上ってきた。
を作ることができるのが日本画の魅力です。今日はこの色、
「膠を溶かす時のポイントは、沸騰させないこと。粘着力が
明日はこの色………と絵を描きながら考えることもあります。
弱まり、絵の具が定着しにくくなるからです」。質と鮮度も大
それだけに1日に何色も作れず、作品を少しずつ完成させ
切だ。この注意を怠ると、絵の具が乾いた時にひび割れて
ていくとても地道な作業ですが、絵の具と『対峙する』この
しまう。溶けた膠を濾し、ゼラチン質を抽出して完成。固ま
プロセスを私は大切にしています」
りやすいので、また温めて使う。
ゆったりとした、時の流れとともにある絵画だということ
次に、胡粉を作る。彩色にはもちろん、絵を描く前の下
が分かる。
地としても使う万能の白い絵の具だ。原料となるのはイタボ
牡蠣の貝殻を砕いたもので、これをまず乳鉢ですり潰す。
粉状になった胡粉に、膠を加えてまとめていく様子はまるで
左ページ・まるでキッチンを覗いているような、日本画の「下ごしらえ」
手打ちパスタ作り。「団子状にまとめ、皿に叩きつけて空気
の風景。材料の一つ一つが、画家の手によって丁寧に手作りされていく。
を抜きながら、更に均一に馴染ませます。100 回叩き付け
るのが基本とされるので、『百叩き』と呼ぶんです。この手
間をかけると実にまろやかな、綺麗な白ができる。日本画
みずきん
右上・新作の一つ『蔓模様』(2010 年)。鈍い輝きが美しい「水金」と
いう、銀に近い色の金箔を背景に、葉と蔓の繊細な表現が映える。
下・細い線をひく、色をぼかす、大きな面積を塗る。岩絵の具が料理
の材料なら、調理器具とも呼べるのが筆。さまざまな種類の筆を使い分
そくみょう
の白は、世界一美しい白だと私は思います」。完成した胡粉
け、日本画は作られる。特に「即妙」という丸筆は、手塚さんが「描く
団子を皿に平たくのばし、水で溶く。
ための筆」と呼ぶ、日本画独特の筆だ。ひと口に「広く塗る筆」「ぼか
そして、岩絵の具を使う日本画ならではの工程といえるの
す筆」といっても、刷毛と平筆(ひらふで)、連筆はそれぞれに絵の具
が、絵の具を「焼く」という作業。鮮やかな緑色の「緑青」
を炒るように熱を加えていくと、1 分とたたぬうちにだんだ
んと色が深くなってきた。「余熱でもどんどん変化していくの
れんぴつ
や水の含み方が異なり、まったく違う表現を作り出す。油絵など西洋画
で使う筆はもう少し硬い、豚の毛を使うが、イタチやねずみ、猫の毛で
作る日本画の筆は、絵の具や水をたっぷりと含ませ、サッと柔らかく線
をひくことができる。日本画ならではの、ぼかしの技法も可能になる。
で、望みの色になるちょっと手前で火から下ろすのがコツで
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(p.078)
手塚さんの素描は、それだけで一つの完成された作品であ
屛風猫絵の魅力
るような魅力を放つ。それもそのはず、スケッチをしている
古くは中国で、風よけや間仕切りのための調度として存在した屛風。日
本では特に 16 世紀以降、書画や絵画の大作が描かれた屛風絵が好ま
れるようになり、数々の名品が生まれた。一般的には、木の枠に紙や絹
時点で手塚さんの頭の中には本画のイメージがすでにある
という。
を貼り、紙の蝶番でつないだ 2 面から 8 面のものまである。多くは、季
「時間が許す限りスケッチをしに出掛けるようにしていま
節の移り変わりなど、連続した絵柄が左隻・右隻に分けて描かれた対の
す。歩いているとふと視界の隅に入ってくる、心惹かれる場
作品になっていて、実用と装飾を兼ねたインテリア用品といえる。
所が見つかるんです。描くべき場所には必ず、スポットライ
『風雲風神』
『雷神雷雲』
(上)は、2009 年にニューヨークで海外デビュー
トが当たっているように見える」。そうしてご自分が美しいと
を飾った、記念すべき手塚作品。風神と雷神は、琳派の俵屋宗達らの
感じた実景を、頭の中で少しずつ修正しながら、構図を仕
代表作で知られるモチーフだが、轟く雷鳴、吹き荒れる烈風をあえてダ
イナミックに視覚化した圧倒的な迫力が、会場の注目を集めた。画面の
両端いっぱいに躍動する風神雷神は、京都・三十三間堂の国宝の像に
ら
一見何でもない風景から切り取る、理想的な構図。では、
美しい構図とは一体どういうものなのだろうか?
取材したもの。
か
上げるのだという。
す
は
と
右下の『迦羅須』は、後に右隻の『覇徒』と対になる作品。画面の
大半を占める黒の色にはうっすらと赤や緑が潜み、雄大な奥行きを感じ
させる構成、黄金の雲の表現と相まって、神々しささえ感じられる。他
(p.080)
の手塚作品同様、見る角度によって自在に印象を変える色の連なりに惹
一つの作品ができるまで。素描をもとに、おおよその構図を決め下図を
き付けられる。
おこし、時には設計図さながらに方眼をひいて、本画と同じ実物大の大
『風雲風神』(2000 年)『雷神雷雲』(1999 年 ) 今井美術館蔵
下図に写し取っていく。中央の下図では、画面のバランスを改めて確認
『迦羅須』(2006 年 )
するため、要素を墨で塗り潰している。
『千の滝』(2010 年 )
撮影協力=そごう美術館
(p.081)
上・柔らかい光が差し込む大きな窓の外に広がるのは、カラマツ、コブ
日本画が生まれる日常
――構図で素材を ” 料理 ” する
p.080
緑に囲まれた、手塚さんの軽井沢の別荘兼アトリエを訪れ
シ、カエデなどが立ち並び、数々の手塚作品の題材となった思い入れの
ある風景。庭でふと、足元の雑草に目をやれば、美しい力強さが作品
のインスピレーションになるという。
右・素描は顔彩で着色することも。2 本の筆を巧みに操る、日本画なら
ると、日々の暮らしの中にも作品のテーマは溢れていること
ではの技法を披露して頂いた。色をのせてから、水を含ませたもう一方
が分かる。例えば、キッチンの窓の外の雨上がりのカラマ
の筆でぼかすと、草木にたちまち立体感が生まれる。
ツ林や、散策中に見つけた枯れかけの雑草一本にも、絵に
なる要素が潜んでいる。 木立や植物などをスケッチする時、上から一気に描いて
いくのが手塚流だ。たとえば一本の萩の枝の、葉の先から
根元まで。スケッチブックの上から下へと一筆ごとに瞬く間
色鉛筆は、スケッチに使う愛用の道具の一つ。日本製やイギリス製のも
ので、厳選した緑の色合いに手塚さんのこだわりがある。
(p.082)
はこう
1996 年作の屛風絵『波 洸』のもとになった素描。柔らかい光の中で、
に描き上げられていく様子は、さながら目に映ったものをス
優しさと荒々しさが共存するかのような、細密な水の描写だ。本画さな
キャンしていく精密機械のようだ。
がらに、素描もじっくり細部まで描きこむ、手塚さんならではの作品。
スケッチというと、あくまで練習や下絵という印象だが、
青森県の奥入瀬川でスケッチをしたのが 15 年以上前。今は流れが変わ
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てのはじまりです。そもそも書画は、紙に墨の間合いだけ
り、この時と同じ風景は見られないという。
で表現される、実に独特な世界ですよね。加えて、縦書き
受け継がれる日本美の DNA
という文化が、少しずつ行をずらし、強弱のバランスを取り
―― 次 世 代への直伝レシピ
ながら文字を表現することを可能にした。言葉を自由に区
p.084
切ったりできるのも、例えば英文字を使う言語では表現でき
手塚さんのアトリエの壁にかかっていた、製作途中の一枚
ないことです」
の絵。渋い青や紫、灰色で表現された水辺の風景なのだが、
このかな文字で書かれた名品として名高い、小野道風の
床に並べられた絵の具皿の中に一つだけ、手塚作品らしか
筆と伝えられる継色紙の中の一首を見てみる。行はどれも
らぬ鮮やかな赤が入った皿がある。
平行ではなく、揃っている部分が一つもないのに、なぜか
「実は、大好きな色なんです。この黒く塗ったところに刷
美しいバランスを感じる。
毛で水を引いてから、さっとこのコチニール赤を薄くかけて
「言語としても例えば西洋は三拍子のワルツのリズム、日
仕上げると、黒の深みが増すだけでなく温かみが出る。特
本語は和歌の五七五七七という変拍子に例えられるように、
にこの黒は、青を焼いて作った黒なので赤とも相性がいい
日本画にもリズムがあるといえます。等間隔でない行間、間
んですね」
に、美しさを見出すんですね。全てが整然と、左右対称に
たしかに絵に近づいてよく見てみると、目の前の黒の奥に
配置されたイギリスやフランスの庭園と、日本庭園との違い
おののみちかぜ
ま
は、水辺の冷たさではなくほのかに温かさが感じられる。
を見ても分かります。バランスが崩れた中で、バランスを取
繊細な表現を生む、想像もしていなかった技と、日本画の
るというのが日本独特の美的感覚なんです」
色の世界の奥深さに改めて舌を巻く。
そんな美意識が受け継がれていく中で、100 年に一人、
「天
だが、日本画の本質は実はもう一つある。「色は信用でき
才」が出現しているという。
ないんです。隣にある色や面積、光の加減にも影響されるし、
「俵屋宗達、尾形光琳、葛飾北斎、横山大観………。特
右目と左目それぞれの見え方、見る人によっても印象が変
に北斎は、ゴッホやマネ、そして写真家のアンリ・カルティ
わってしまう」
エ・ブレッソンらの作品にも影響を与えています。日本的な
そう言うと手塚さんは、一本の絵巻物を広げて見せてくれ
バランス感覚が、時を越え、世界に発信されたんですね。」
た。
代表作『富嶽百景』の「井戸浚の不二」を見ると、富士
「平安時代に描かれた、
『伴大納言絵巻』です。男たちが被っ
山を背景に、中心を外した梯子の幾つもの線が絶妙なバラ
ている黒い烏帽子に注目してください。どれ一つとして、同
ンスを作り出している。平行で等間隔な線が一つもない、リ
じ向きや間隔で描かれたものがない。風の流れが見えてく
ズミカルで斬新な構図だ。 るようでしょう? 1000 年以上も昔、この一見混沌とした図
いつの時代も良いものは本流として残り、他は淘汰され
の中に、計算されたバランスが存在していたんです。同時
ていく。日本の美術もまた、良いものを真似て、脈々と受け
代の西洋の絵画にはなかった、日本画独特の構図とバラン
継がれてきた流れが現代まで続いている。そんな美的感覚
ス感覚が凝縮された究極の作品だと思います」 のルーツにスポットを当て、DNA として受け継がれてきた
本当に重要なのは、色よりも形とバランス。構図こそが、
ものを次の世代に示し、世界に伝えていきたいと手塚さん
日本画の美しさを形作っている本質なのだ。全ての原点は、
は語る。
さらえ
平安時代に生まれたかな文字にあると手塚さんは言う。
「中国から渡ってきた漢字を崩して書くようになったのが全
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(p.084)
東京藝術大学では古典研究が専門の手塚さん。大学院の修士生の卒業
制作として、古典絵画の模写プロジェクトに長年取り組んできた。5 年
を経て 2011 年には『源氏物語絵巻』全巻の模写が完成するほか、次
期研究室ではまさに『伴大納言絵巻』模写の 10 箇年プロジェクトがスター
トしたばかり。美意識の DNA が、こうして次世代にも受け継がれていく。
(p.085 左上 )
上・色とりどりの鳥の子紙に書かれた、恋の歌。行が不揃いだったり、
言葉が不自然な場所で区切られていたり、紙の上部に大きく間がとられ
ていたりと、自由な中にも美しいバランスが存在する。
『継色紙 伝 小野道風筆』(重要文化財)
五島美術館蔵 一幅 平安時代中期 (左)縦 13.5 x 横 13.0cm (右)縦 13.5 x 横 13.3cm
( 右上 )
左・富士山の輪郭、梯子、縄が作り出す、絶妙な構図。彩色されてい
ない北斎の作品は、それだけに形の美しさが際立つ。これらの作品に
見られる、
「等間隔ではない」「平行ではない」「接点をつくらない」「不
等辺三角形をつくる」
「等分の面積比ではない」という 5 つのポイントが、
手塚さんが提唱する、日本画の美しい構図を作る法則だ。
さらえ
『葛飾北斎 富嶽百景』〈井戸浚の不二〉 解説 鈴木重三 岩崎美術社
(下)
右・計算しつくされた、バランス。火事で逃げ惑う人々のどよめき、炎
や熱風まで感じられるようだ。
『伴大納言絵巻』(国宝)
出光美術館蔵 平安時代 ※写真は複製品。
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