第11回 こころの健康電話相談 ―ご報告

第１1回 こころの健康電話相談
―ご報告―
平成２2年１月31日（日）に日本臨床心理士会と３７都道府県の
臨床心理士会の共催で第１1回｢こころの健康電話相談｣を行いました。
当日は、総数６50件のご相談をお受け致しました。
ご相談者の約20％は男性、約８0％が女性でした。
ご相談者は50代の方が一番多く、
40 代から60 代の方は全体の約60%でした。
ご相談される内容については、男性は、ご自身に関して相談された方が70％でした。
女性は、お子さん（息子・娘）やご家族についての相談が50％、ご自身に関しての相談は44％でした。
全体では、次のような内容が多く寄せられました。
・自分あるいは家族の病気療養が長く続いており、将来が心配である。
・病気や悩みで苦しんでいる家族にどう接すればよいのか。
・友人や同僚とうまく付き合えず、孤独を感じている。
ご相談いただいた中で、約3割の方がいままで誰にも相談されたことがなく、初めて胸のうちを明かされ
たようです。皆様の心の悩みを伺い、お気持ちに寄り添いながら、問題を乗り越えるための方法を一緒
に考えるという形で、私共臨床心理士がお力になれましたら幸いです。