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学校・教育 平成18年度

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学校・教育 平成18年度
学校・教育 平成18年度
質 問
倉島重友作品展に寄せて(平成 19 年 2 月)
平成 18 年度市民芸術フェスティバルで倉島重友先生の特別企画展を拝見いたしましたところ、
我が国第一級の日本画としてのきわめて立派な作品群に一驚いたしました。そして、このような優
れた作品群を収蔵するための美術館ができ、常時市民が観覧できるとすれば、これに勝る喜び
はないと思います。そこで、
1.倉島重友美術館の設置(半額市民の寄付)
2.倉島重友先生の文化的厚遇(市民文化功労賞、名誉市民等々)
以上を提案します。
回 答
昨年の郷土作家展につきましては、ご観覧頂きましたとおり倉島氏にお願いして作品を借用さ
せていただき展示会を開催してまいったところです。この郷土作家展につきましては市民文化芸
術フェスティバルの一環として平成 5 年から継続して開催させていただいており、この間、市内出
身又は在住の芸術家 16 名の作品展等を開催しております。
また、ご意見を頂戴いたしました倉島氏の美術館や文化的厚遇等についてでございますが、こ
れまでご紹介させていただいた芸術家の作品はいずれも秀逸な作品であり、優劣のつけがたい
ものと認識させていただいているところですので、倉島氏に焦点を絞っての美術館や文化的厚遇
といった措置を講じていくことは難しいものと考えております。
但し、昨秋の作品展開催に際しましては、倉島氏のご要望をお受けして、従来の郷土作品展で
は使用しなかった特別発注の展示用パネルを作成いたしますとともに、作品案内用パンフレットも
従来のモノクロ印刷からカラー印刷にするなど配慮させていただいたことを申し添えさせていただ
きます。
今後も、郷土ゆかりの芸術家の作品を市民の皆様にご鑑賞いただけますよう、さらなる事業の
豊富化を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。
(担当課 生涯学習課)
質 問
小貝川市民運動公園について(平成 19 年 2 月)
小貝川市民運動公園で、かつてテニスコートで今はゲートボール場となっている場所があります
(アスファルトの駐車場と堤防の間に挟まれるような形の場所です)。以前は車の進入はなかった
のですが、防災訓練の際に臨時の駐車場として使われたためか、傍の駐車場に車を停めずにそ
こに車を乗り入れたり、車を停めてキャンプのようなことをしたりする方などがいます。そのスペー
スの手前にある運動公園の案内図では、その場所は駐車スペースともそうでないとも書いていな
いです。もし、駐車してはいけないのであれば、その旨断り書きをしないとゲートボールや散歩を
している方たちの所に車が突然入ってきたら危ないですし、駐車スペースになっているのだとした
らその旨を知らせて注意を喚起しないと何も知らない方が事故に巻き込まれるかもしれません。
また最近、公園の駐車場付近でゴミやタバコの吸殻を持ち帰らずに放置する方(主にレジャーで
公園に来た方のようです)がいます。ゴミ捨て禁止の看板はあるのですが小さめであったり、見回
りがなかったりするためか、ゴミ捨ての抑止力は弱いです。
(1)先に挙げました運動公園のスペースは駐車可能か否か教えてください
(2)駐車可能、駐車禁止に関わらず、その旨の知らせを付近の分かりやすい場所に掲示してほし
いです
(3)管理側として月に 1 度でもいいので付近の監督をしてほしいです。もし、それが出来ないので
あれば、ゴミ捨て禁止の看板をより目に付く形にし、より目に付く場所に設置してほしいです
よろしくお願いします。
回 答
ご指摘のありました場所については、ゲートボール場となっており、駐車場ではございません。
つきましては、進入できないように鎖で閉鎖し、さらに駐車禁止の表示を行います。また、ご質問
の駐車可能な台数は、31 台です。そのほかに排水機場側に駐車場があり、そちらは 87 台が駐
車可能となっております。
ゴミに関しましては、週に 1 回ゴミ回収を行っておりますが、今後ともゴミを捨てる行為が続くよう
であれば「ゴミ捨て禁止」等の看板を設置してまいりたいと考えております。
(担当課 スポーツ振興課)
質 問
成人式への他市からの参加について(平成 19 年 1 月)
龍ケ崎市では成人式は卒業した中学校でやるとのことで、中学を卒業して以来成人式を楽しみ
にしていました。しかし、最近父の仕事の関係で引っ越してしまい、今は大阪府に住んでいます。
住民票が移ってしまっては、龍ケ崎の成人式に出ることは出来ないのでしょうか?中学時代の友
人やお世話になった先生方と、懐かしい中学校で成人式を迎えたいです。
回 答
当市では、地域に密着した思い出に残る成人式運営を目指して平成 10 年度から中学校区単位
に会場を分散して成人式を開催しております。お問合せの件につきましては、例年 10 月頃から転
出された方や、市内にお住まいの場合でも中学校在学時と住所が変更になった方を対象に希望
される会場(中学校)への受付をしております。
市外に転出された場合でも、出身中学での成人式参加が可能となっておりますので、お手数で
すが、10 月になりましたら、龍ケ崎市教育委員会生涯学習課(0297-60-1563)までご連絡ください。
(担当課 生涯学習課)
質 問
図書館の開館時間および土日の閉館時間について(平成 18 年 12 月)
平日の開館時間の延長については有難く利用させてもらっております。見たところ利用者も多く
よい結果だと思っておりますが、こうした利用状況にかんがみ本格的に開館時間の拡大をぜひお
願いしたい。ついては開館時間を 9 時とし、閉館時間も土日を含めて 19 時とされるよう早急にご
検討ください。牛久図書館と提携して便利になり大変有難いことですがあまりにも開館閉館時間
に差があり、少しでも縮めて市民に有難がられる公共施設としていただきたい。
回 答
図書館の開館時間につきましては平成 15 年 4 月より週 2 日(水・木曜日)、2 時間の開館時間
延長の試行を行いました。その試行中の利用状況をふまえ、平成 18 年 4 月からはすべての平日
(火~金)における開館時間の延長を実施しております。また、利用者の多い夏休み期間中は、
30 分繰り上げて 9 時開館を実施しております。
ご指摘いただきました牛久図書館につきましては、NPO に一部業務委託をし、NPO スタッフ約
40 名のほか、嘱託員司書を 20 名に大幅増員することで、開館時間の延長や開館日を増やすこと
が可能となっているとのことでした。
当図書館におきましては、これまで、利用者サービスを充実させるために上記のような努力をし
てまいりましたが、今後、民間委託の導入をはじめ、更なるサービス充実のために最良の手段を
調査研究してまいる所存でございますので、今後とも図書館運営に深いご理解とご協力を賜りま
すよう、よろしくお願いいたします。
(担当 中央図書館)
質 問
若者の理科離れについて(平成 18 年 11 月)
昨今、若者の理科離れが進行し、大学の理工学部の定員割れが深刻な問題となっています。そ
のため、日本国の生命線であった物造りはいまや崖っぷちに立たされています。この憂慮すべき
事態を解決する一端を龍ケ崎市から始めてみる事を提案します。
高校生の理科離れは、大学入試問題が大きな壁になっています。理科が好きな生徒も、入試失
敗を恐れ忌避してしまうのです。
私の提案は、大学入学試験での理科の問題を市在住の研究者にお願いして解説頂くと言うもの
です。上質の大学入試問題は、問題の背後にある自然現象の理解に直結する出題が多いので、
単なる受験戦争ではありません。中高学年の高校生がこれに参加することで、例えば、物理問題
への忌避意識が薄らぎ挑戦の意気込みにまで高まることを期待したいのです。科学的興味と入
試実益を兼ねた自然科学人材育成策になろうかと思料いたします。
こうして我が龍ケ崎市を物つくりの人材育成のとして世間に名をとどろかせては如何でしょうか。
回 答
私は「理科的な事象に興味を示さない。理系への進学意欲を示さない。大学生になっても理科
に対する基本的素養がない、あるいは、理科的な物事の関連が理解できない。事実を積み重ね
ていく思考ができない。果ては簡単な計算ができない」という現象を「理科離れ」と呼んでいるので
はないかと解釈しております。
その理科離れの根本原因として学校教員の教授方法や、大学入試、文部科学省の教育政策だ
けにあるのではなく、その外側にも存在する、特に、まだ「理科」という言葉も区分も知らない幼年
期にどのような環境に育ったか、という部分に大きな原因があるのではないかとも考えています。
子どもたちが「自然」に触れる機会が減少し、生物の観察や飼育などの体験を行う機会が減少し
たことにより、不思議だと思ったり、科学的な価値観を知ったりすることで科学に興味を持つ子ど
もが少なくなってきているのではないでしょうか。しかし、現状では短時間で限られた問題を正確
に解くための、詰め込み教育や受験競争によって、理科の本来の目的の一つである理論的にじっ
くりと考察する態度が軽視されるようになりました。また、理科が好きな生徒でも、受験競争が優
先され理科に関する趣味を楽しむゆとりが少なくなっているのも現実です。
教科書の編成でも、欧米の理科教科書は日本で言うならば学習百科事典に相当するボリュー
ムのものを学校から生徒に貸与し、生徒はここから自分の関心の深い分野や切り口を探索できる
ようになっているようです。それに対して日本の教科書ではあらかじめ精選したものを無駄なくシ
ステマティックに教授する構造となっています。確かに科学の論理的体系を整理した形で身につ
ける上で日本の教科書は優れている面がありますが、
生徒の多様な関心をすくい取る力を寛容することができず、科学に対する能動的態度を損なう
要素も生じるのではないでしょうか。
これからは、小中学校や高校、大学、そして地域の有識者の方々と横断的に連携を図りながら、
具体的かつ即効性のある施策も研究し検討していかなければならないことが課題であると思いま
す。
今後とも、貴殿からご提案いただいたことを参考にしながら、わが街龍ケ崎の将来を担う子ども
達の学習意欲の向上や、教育環境の整備に努力していきたいと考えております。
(担当課 学務課)
質 問
たつのこアリーナのジョギングコースについて(平成 18 年 10 月)
・メインアリーナの 2 階部分、ジョギングコースについて
メインを使用しない時は灯を消し、コースを使えないというのはおかしい。ジョギングは定期的に
するから効果があるのです。ジョギングは、自身の体を移動させる運動であり、マシーンで行うの
とは違います。灯を消す理由が省エネ(経費節減?)とは、本末転倒では?コースに灯をつければ
良いのではないですか。管理上、問題があるというのであれば使用料金を徴収し、1 階のジムに
いるトレーナーが、定期的に巡回するようにしたらいかがですか。運動という観点から、センター
の運営を考えるべきです。入れ物をつくればおしまいではなく、生きた運営をしてください。
回 答
ご提案の「夜間のメインアリーナ未使用時におけるジョギングコースの照明点灯」につきましてお
答えいたします。
メインアリーナ 2 階のジョギングコースにつきましては、開館以降様々な形での試行錯誤を経た
結果、平成 16 年 5 月より現在の利用形態となっております。初めて来館される方につきましては、
受付窓口での説明や館内掲示板及びジョギングコースへの掲示により周知をしているところであ
ります。これらの説明や掲示の中で、ジョギングコースを利用できない場合として二項目をお知ら
せしているところであり、その一つとして「夜間のメインアリーナ未使用時は、使用できません」とい
う項目があります。その理由でございますが、たつのこアリーナの中には、ジョギングコースのよう
に一部無料でご利用いただけるエリアや施設もございますが、たつのこアリーナは基本的に有料
施設となっておりますので、夜間の利用につきましては、メインアリーナの利用がある場合という
限定をさせていただいております。しかしながら、普段のメインアリーナは、夜間であっても殆ど予
約が入っており多くの方々にご利用頂いておりますので、その際のジョギングコース利用につきま
しては問題ありませんが、まれに予約が無い場合やキャンセル等があった場合には、利用ができ
ない状況となってしまうこともあります。
次に、「ジョギングコース使用料を新たに設定してみては?」の提案についてでございます。ジョ
ギングコースはオープンスペースとなっており、いくつかの制限はありますが、基本的にはいつで
も誰でも自由に利用できるエリアとなっています。しかし、大会やイベント等の開催時におきまして
は、ジョギングコースとして利用できる場合とできない場合とがあり、ジョギングコースとして利用
ができる場合には、大会への参加者なのかジョギングのみの利用者なのかを判別することは、現
実的に困難な状況であります。このような理由により新たにジョギングコース使用料を設定するこ
と、現実的には無理がございますことをご承知願います。
しかしながら、たつのこアリーナは、市民の健康づくりのための拠点施設として位置づけをしてお
りますので、メインアリーナの利用が無い場合においてもジョギングコースの利用ができるような
方向で準備を進めていきたいと考えております。
(担当課 スポーツ振興課)
質 問
公民館の優先利用について(平成 18 年 9 月)
(1)保健センターの「元気アップ貯筋講座」が終わってしまいました。私は、血圧高め心臓も自信
がありませんでした。それが、筋トレを受けて体の動きも良く、大変効果がありました。それで皆が
また続けられるようせめて、月に 2 回だけでも公民館を使用できるようにお願いいたしたいのです
が。公民館は使用者が多くなかなか決まりません。私達高齢者は健康でいなくては、皆様のお世
話にならなければなりません。そのためにも筋肉トレーニングは元気のもとであります。ぜひとも
使えるよう 1 ケ月に 2 回、ぜひお願いいたします。仲間も皆望んでおります。
(2)日頃はより快適な生活をと励まれている市政を感謝し、少しでもお手伝いできればとボラン
ティアなどに参加させていただいています。この度は、保健センター指導のもと“貯筋アップ講座”
で第 1 回普及員として多くの方々の参加に携わらせていただき、高齢化社会への体力維持の基
礎がいかに大切か新たに感じつつ、終了後、継続させようと参加者の方からの声で OB 会も発足
するに至りましたが、公民館特に馴柴、松葉など利用者の方が多いため部屋の確保が難しく、参
加者の方々への負担が多くかかってきます。高齢者に優しく、どなたでも気軽に外へ出て参加で
きる場所にするためにも月 2 回(くらい)は優先的に公民館が確保できますようご尽力賜りますよう
お願い致します。
また、保健センター職員の方の日々の努力、特に健康診断においては以前に比べ時間短縮、ス
ムーズ、笑顔での対応、回が重なる度の改善は感心と感謝でいっぱいです。ぜひ、一層のバック
アップをしていただき、高齢者に優しく温かいことを全国に知らしめていただけますよう切にお願い
申し上げます。
(3)これから益々の高齢化が進むなか、少しでも健康維持のため保健センターが行った『元気アッ
プ貯筋講座』を受けた者です。修了し、OB で利用することになりましたが、なかなか日程がとれま
せん(今まで 2 回利用。普及員さんも一緒です)。誰でも気軽に月 2 回位、曜日を設けてほしいで
す。どなたか普及員さんがいないと困りますが・・。
ご多忙とは存知ますがご検討くださいますようお願いいたします。
回 答
公民館の優先利用についてであります。当市における公民館は、小学校区に設置し、地区の生
涯学習の拠点という位置付けから、地区内の方々の申し込みを優先しております。そのため地区
外の方につきましては、20 日前からとさせていただいております。昨今は、利用する団体やサー
クルも増加し、一部の公民館におきましては、予約を取るため開館前から並んでいる状況がござ
います。一方で、比較的空きのある公民館もございますので、有効的にご利用いただければと
思っております。中央公民館までお問い合わせ願えれば空き情報をご案内いたします。公民館の
利用につきましては、市民の皆様に出来るだけ公平にご利用いただけるよう努めておりますので、
ご理解いただきたいと思います。
なお、要請がありましたら月 1 回程度、普及員の活動支援や OB 会の方の健康相談に保健師等
が公民館に伺いたいと考えております。また、普及活動の意欲を高めるために保健センターでは
定例会を企画し、普及員の意欲向上や研鑽の機会を設けてまいりたいと考えております。
(担当課 健康増進課・中央公民館)
質 問
小貝川市民運動公園でのゴルフ練習について(平成 18 年 9 月)
私たち家族(子ども 2 名)は良く、小貝川の土手の運動場(消防訓練をする所)で、草野球をして
休日を楽しんでおりますが、最近、必ずそこでゴルフの打ちっぱなしをしている方がおられます(運
動場の入口に、花火、ゴルフ禁止と書いてありますが?)。飛んでは来ないように打たれているみ
たいですが、非常に危険ではないでしょうか?他に、ウォーキング、犬の散歩をしている人を多々
見かけますが、もし、人の目、頭にでも当たったら大変なことになります。警察沙汰、大怪我の原
因になります。この方の気持ちはわかりますが、即刻止めて頂くよう、公式に市の方から直接厳
重注意して頂けないでしょうか?
私より、直接注意しても良いのですが、今の世の中変な人がたくさんおりますので、注意しずら
いのが現実です(大体、午後 3 時頃には、この方は運動場で打ちっぱなしをしております)。ゴルフ
場以外のゴルフは、非常に危ない行為ですので、何らかの罰則を設けるべきではないでしょう
か?以上、ご検討いただけますよう、お願い申しあげます。
回 答
危険行為を禁止している小貝川市民運動公園内でゴルフをしている人がいるとのご指摘です
が、そのための対策として、ゴルフ等の危険行為の禁止を掲示した看板を設置し、注意を促して
まいりました。また、現在でも当該運動施設の巡回(整備・点検)の際、ゴルフの打ちっぱなし等危
険な行為をしている人を見かけた場合は、即座に中止するよう指導しておりますが、今後さらに、
ご指摘いただいた時間帯を含めパトロールを強化してまいりたいと考えております。
(担当課 スポーツ振興課)
質 問
図書館の IT 化について(平成 18 年 9 月)
図書館についてのお願いです。HP 上でも記されていますが、休館日は平均よりも多いです(今
年は夏期に 20 日近くも休みました)。月 1 回の館内整理日も都内の図書館はどこもやっていませ
ん。更なる一考をお願いします。
また、効率化をうたうのであれば、ぜひとも IT 化の促進をお願いします。具体的には、インター
ネットによる図書の予約・検索並びにモバイルによるユーザーの利便性をぜひともお願いしたい。
当該図書館は、今夏やっとネットによるホームページ化、検索ができたばかりです。県内を見ても
蔵書検索のみなのは少数です。一刻も早い IT 化促進をお願いします。
回 答
日頃より図書館をご利用いただきありがとうございます。ご質問の内容が 3 点ございましたので、
それぞれにお答えいたします。
まず、7 月に行いました、特別館内整理についてですが、業務内容は店舗のたな卸しと同じよう
な作業を行います。棚に並ぶ本のバーコードを、一冊一冊小型のスキャナーで読み取り蔵書デー
タと付け合せをして、データ上は存在していても事実上は棚に存在しない本を洗い出します。この
作業を毎年繰り返すことで、データと現物(本)の整合性を高めていくことが目的です。1 人がス
キャナーで読み取る本の冊数には限度がありますので、毎年 14 日程度の日数が必要となります。
今年度は、その後、コンピュータシステムの入れ替え作業を行ったため、合わせて 18 日間の休館
となった次第です。館内整理期間のみ、臨時に人を雇うということも考えられますが、当館の資料
整備の知識がないと難しい仕事ですので、職員全員で行っております。来年度は、システムの入
れ替えはございませんので、休館は例年どおり 15 日以内となります。
次に、館内の図書整理についてでございますが、都内各図書館のホームページや電話で確認し
ましたところ、多くの図書館で館内整理日を設けておりました。県内においても、同じような状況で
ございます。図書が順番に並んでいる、決まった位置にあるということは、図書館の生命線でござ
います。日常の仕事の合間に、この配列という重要な作業を行える人的余裕(財政的余裕)がな
いのは、どの自治体の図書館も同じかと思われます。ご理解をいただきたいと思います。
最後に IT 化についてでございますが、ネットによる蔵書検索は、龍ケ崎市の公式ホームページ
が作られるのと同時に、平成 15 年から利用可能になっております。7 月のシステムの入れ替えに
伴い図書館独自のホームページにいたしましたので、ぜひご活用ください。また、蔵書のネット予
約についても、今回のシステム導入時に計画しております。どのような形で利用頂くか現在準備
中でございます。今後とも図書館運営に深いご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し
上げます。
(担当 中央図書館)
質 問
市民文化芸術フェスティバル等について(平成 18 年 7 月)
「龍ケ崎市文化の祭典」と毎年秋に開催される「市民文化芸術フェスティバル」を統合し、龍ケ崎
市主催で「文化祭」として実施すべきです。また、各部門に一点市長賞(賞状のみ賞金不要)を設
けるよう検討願います。
回 答
「龍ケ崎市文化の祭典」と「市民文化芸術フェスティバル」につきましては、文化会館と歴史民俗
資料館の指定管理団体であります市文化振興事業団が市民の文化芸術振興事業として実施し
ているものです。同事業団によりますと、今年度から実施いたしました「文化の祭典」につきまして
は、秋期の恒例事業である「市民文化芸術フェスティバル」の参加者増などの盛況ぶりを勘案して、
より多くの市民の皆様に日頃の文化芸術活動の成果を発表していただき、さらなる文化振興を図
るために実施した事業とのことです。
今後「龍ケ崎市文化の祭典」と「市民文化芸術フェスティバル」の実施に当たりましては、実施時
期や内容の区別化などについて、さらなる検討を図るよう市文化振興事業団に伝えてまいりたい
と考えております。
また、表彰につきましては、従来から「市民文化芸術フェスティバル」での一部の展示で導入して
いるところですが、実施主体である実行委員会などからは、活動成果の発表の場であり優劣をつ
けるべきではないという意見も出されていると聞いておりますので、実行委員会と相談しながら検
討していくよう事業団に伝えていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたくお願い申し上げま
す。
(担当課 生涯学習課)
質 問
学校給食について(平成 18 年 5 月)
中学校の給食の件でお手紙を書きました。学校給食が以前よりも「おいしくない」ようで、ごはん
や牛乳すらも「まずい」みたいです。食べ残しや飲み残すことも考えてもう少し工夫をしていただき
たい。牛乳はビンなのにどうしておいしくないのか不思議です。ごはんは、プラスチックの臭いかど
うかわかりませんが「臭い」とのことです。米どころなので、ぜひ、おいしいお米をこども達に食べさ
せてほしいです。
回 答
学校給食につきましては、児童生徒の成長に合わせた栄養のあるおいしい給食が提供できるよ
う心がけ、学校訪問や給食主任の先生方との協議を通して、栄養士が献立作りを行っているとこ
ろでございます。
ご質問の牛乳につきましては、県内で搾乳した原乳を成分無調整で提供されたものでございま
す。また、ごみ減量への体験学習を踏まえて牛乳の提供を「パック」から「ビン」へ変更しました。
次に、ご飯が臭うというご指摘についてでありますが、各学校に確認したところ、そのような事実
確認はないとのことでありました。原因について考えてみますと、ご飯自体か、ご飯の保温箱のニ
オイが可能性として考えられます。
しかし、ご飯はその日の朝に炊いておりますので、ご飯自体の可能性はきわめて低いと考えら
れます。また、ご飯の保温箱について業者に確認いたしましたところ、昨年、全体の 3 分の 1 強の
100 缶について新しい保温箱に取り替えたとのことでありましたが、新旧にかかわらず、全ての保
温箱は衛生的に管理されております。更に保温箱の販売店に確認致しましたところ、この保温箱
は一般家庭で使用するタッパーと同じ材質で無臭であるとのことでした。このご飯の保温箱は、現
在給食センター第一調理場の職員用にも使用しておりますが、当初からニオイについての指摘な
どはございませんでした。
今後は、学校や子どもたちから寄せられる意見等を参考に「臭い」とされる原因について調査し
てまいりますが、現時点では、衛生・安全面全てにおいて適正な管理と調理がなされていると認
識しております。
なお、お米につきましては、平成 18 年度より地元 JA 竜ケ崎市より直接「龍ケ崎産コシヒカリ」を
100%提供していただいておりますので申しそえます。
今後とも、関係者との協議を重ねながら、創意工夫を行ない、おいしい学校給食の提供に努め
て参りたいと考えております。
(担当課 学校給食センター)
質 問
馴馬小学校新校舎について(平成 18 年 4 月)
馴柴小学校新校舎の体育館への移動時のバリアフリーについてお知らせください。
回 答
校舎棟から体育館への移動につきましては、二方向での移動方法で計画しております。具体的
には、ひとつは校舎 B 棟 2 階の渡り廊下を通り、体育館側の階段を利用して体育館 1 階のアリー
ナに入るルートでございます。そして、もうひとつは校舎 A 棟の 1 階まで階段またはエレベーター
で降りてから校舎 B 棟内に入り、B 棟内の廊下(一部多目的室内及び倉庫内の通路)を通って体
育館アリーナに入るルートでございます。この場合、北門には出ずに校舎 B 棟から直接体育館 1
階に入ることの可能な設計になっております。
また、校舎棟と体育館との段差もなく、車椅子等での移動も容易になっておりますので、体育館
にエレベーターを設置しなくとも、身体に障がいがある方の移動手段は確保できているものと考え
ております。また、スロープの設置につきましては、安全な勾配を確保するために必要なスペース
が確保できないことから、不可能であると考えております。
次に体育館への移動の考え方につきましては、馴柴小学校の児童約 700 人が短時間で安全に
移動できますように、最初から 2 階と 1 階の二方向での移動方法で計画をしております。また、学
級単位での体育館への移動につきましても、学校側のご協力をいただき、教室の配置やその時
の学級の状況に応じた移動方法により、みんなで移動していただくことが賢明と考えております。
(担当課 学務課)
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