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特記仕様書(PDF:439KB)

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特記仕様書(PDF:439KB)
平成28年度
閲 覧 設 計 書
工
工
路
事
事
箇
線
工
名
道路整備(交付金)工事(笠沙道路28-2工区)
所
南さつま市 笠沙町 大当地内
名
国道226号
期
195日間
【 閲 覧 設 計 書 内 訳 】
内 訳
特記仕様書
図面
設計内訳(金抜) ※
工事費内訳書 ※
※は参考資料である。
添付の有無
○
○
○
○
◎本閲覧における問合せについては担当課までお願いします。
担 当 課
【留意事項】
従来の「閲覧設計図」の名称を廃止
し, 「実施設計図」を閲覧設計書に
添付しています。
○鹿児島県 土木部
道路建設第一係
照合確認
鹿児島県 南薩地域振興局 建設部
電子閲覧
特 記 仕 様 書
工 事 名
路 線 名
工事場所
道路整備(交付金)工事(笠沙道路 28-2 工区)
国道 226 号
南さつま市笠沙町大当地内
第1章 総則
第1条 準拠図書
本工事は本特記仕様書,契約書,設計図書によることとし,特に定めのない事項については下記によ
るものとする。
(1) 土木工事共通仕様書(鹿児島県土木部制定・鹿児島県土木部・平成 22 年 4 月)
(2) 土木工事施工管理基準(鹿児島県土木部制定・鹿児島県土木部・平成 17 年 4 月)
(3) 土木請負工事必携(鹿児島県土木部制定・鹿児島県土木部・平成 24 年 2 月)
(4) コンクリート標準示方書
(社団法人 土木学会・平成 25 年)
(5) 舗装の構造に関する技術基準・同解説
(社団法人 日本道路協会)
(6) 舗装設計施工指針
(社団法人 日本道路協会)
(7) 舗装施工便覧
(社団法人 日本道路協会)
(8) その他関係法令規則等
なお,これらに記載されていない事項で疑義が生じた場合は,監督職員と協議し,かつその指示に従
うこと。
第2条 前払金及び部分払い
(1) 本工事は,前払金を 40%の範囲内で支払うことができるものとする。
なお,当初設計においては前記の前払金を受けるものとして一般管理費の率を補正してあるが,前
払金を支払わない場合でも率の補正は変更しない。
(2) 次に掲げる要件のいずれにも該当し,前項により前払金の支払いを受けた後,保証事業会社と中間
前払金に関する保証がなされたものについては,請負金額の 20%以内で中間前払金を請求するこ
とができる。ただし,契約に当たり部分払をすることを選択した場合は,中間前払金は請求出来な
いものとする。
① 工期の 2 分の 1 を経過していること。
② 工程表により工期の 2 分の 1 を経過するまでに実施すべきものとされている当該工事にかかる
作業が行われていること。
③ 既に行われた当該工事に係る作業に要する経費が請負金額の 2 分の 1 以上の額に相当するもの
であること。
(3) 前金払を請求する場合は,請求書に保証事業会社の保証に係る保証証書を添付して提出しなければ
ならない。
(4) 部分払いの請求は 2 回まで行えるものとする。ただし,中間前払金がある場合には部分払いは行わ
ない。
第3条 下請負人の通知
契約金額の如何にかかわらず一次下請の契約状況については,下請契約締結後5日以内に建設工事下
請通知書を提出しなければならない。
-1-
第4条 管内(県内)建設業者の優先活用
(1) 請負者は,工事の一部を下請に付する場合は,南地域振興局建設部管内に主たる営業所を有する
者を使用するよう努めることとする。
(2) 請負者は,前項で定めた建設業者を活用しない場合は,施工計画書等の提出と併せて「下請工事に
おける管内建設業者等不活用状況報告書」を監督職員に提出すること。
(3) 請負者は,工事完成時及び監督員から指示された場合,「下請業者使用実績報告書」を監督員に提
出すること。
第5条 施工体制台帳の作成等について
本工事の受注者は,建設工事の一部を下請に付する場合は,施工体制台帳及び添付書類を作成し,工
事現場に備え置くとともに,その写しを監督職員に遅滞なく(遅くとも下請工事の着手前までに)提出
すること。また,施工体制台帳の記載事項または添付書類に変更があった場合は,その都度,当該変更
があった年月日を付記して,変更に関する事項について作成し提出すること。
第6条 施工体系図の作成等について
本工事の受注者は,
工事を施工するために建設工事の一部または下記の業務を下請けに付する場合は,
施工体系図を作成し,工事の期間中工事現場の関係者が見やすい場所及び公衆の見やすい場所に掲示す
るとともに,その写しを監督職員に遅滞なく(遅くとも下請工事または業務着手前までに)提出するこ
と。また,施工体系図の記載事項に変更があった場合は,その都度,変更に関する事項について作成し
提出すること。
① 伐採や測量・調査等の工事現場で作業を行う業務
② 土砂やコンクリート柄等の運搬のみを行う業務
③ 工事現場の警備(交通誘導を含む)を行う業務
④ その他監督職員が記載を認めた業務等
第7条 中間検査の実施
本工事については,出来高が概ね 50%程度の時点で中間検査を実施する予定であるので,受注者は検
査希望日を甲に書面にて申し出ること。実施時期については,施工計画書提出時に監督職員と協議する
こと。なお,検査に要する費用は請負者の負担とする。
第8条 請負代金内訳書及び工事費構成書
本工事は共通仕様書第 3 編 1-1-2 請負代金内訳書及び工事費構成書の対象工事とする。
第9条 品質証明の提出
本工事は土木工事共通仕様書第 3 編 1-1-8(品質証明)の対象工事としない。
-2-
第10条 配置技術者の途中交代
(1) 配置技術者の途中交代が認められる場合は,主任技術者または監理技術者の死亡,傷病,退職等,
真にやむを得ない場合のほか,下記に該当する場合である。
① 受注者の責によらない理由により工事中止または工事内容の大幅な変更が発生し,工期が延長さ
れた場合。
② 橋梁,ポンプ,ゲート等の工場製作を含む工事であって,工場から現場へ工事の現場が移行する時
点。
③ ダム,トンネル等の大規模な工事で一つの契約工期が多年に及ぶ場合。
(2) 上記の場合であっても,請負者と発注者が協議し工事の継続性,品質確保等に支障がないと認めら
れる場合のみ途中交代が可能となる。
第11条 監理技術者等の専任を要しない期間
(1)請負契約の締結後,現場施工に着手するまでの期間(現場事務所の設置,資機材の搬入又は仮設工
事等が開始されるまでの期間)については,打合せ記録簿により明確となっていることを条件に,主
任技術者又は監理技術者の工事現場への専任を要しない。なお,現場施工に着手する日については,
請負契約の締結後,監督職員と打合せにおいて定めること。
(2)工事完成後,検査が終了し,事務手続,後片付け等のみが残っている期間については,主任技術者
又は監理技術者の工事現場への専任を要しない。なお,検査が終了した日は,発注者が工事の完成を
確認した旨,請負者に通知した日(
「工事目的物引受書」等における日付)とする。
第12条 現場代理人の工事現場への常駐を要しない場合
(1)現場代理人の工事現場への常駐を要しない場合
現場代理人は現場に常駐し,その運営,取締りを行うこととされているが,以下のいずれかの要件を
満たす場合に,工事請負契約書第 10 条第 3 項の「工事現場における運営,取締り及び権限の行使に支
障がない」ものとして取り扱うこととする。ただし,いずれの場合にも連絡が常にとれる体制を確保す
る必要や現場保全の義務(現場の巡回等)があるため,現場代理人を設置しておくことは必要である。
① 契約締結後,現場事務所の設置,資機材の搬入又は仮設工事等が開始されるまでの期間
② 工事請負契約書第 20 条により工事が一時中止されている期間
③ 橋梁,ポンプ,ゲート,エレベーター等の工場製作を含む工事であって,工場製作のみが行われ
ている期間。また,同一工場内で他の同種工事に係る製作と一元的な管理体制のもとで製作を行う
ことが可能である場合は,同一の現場代理人が,これらの製作を一括して運営,取締りを行うこと
ができるものとする。
④ 前 3 号に掲げる期間のほか,請負者から工事完成の通知があり,完成検査,事務手続,後片付け
等のみが残っているなど,工事現場において作業等が行われていない期間
(2)発注者への報告
上記 1 の要件を満たす場合は,現場代理人の工事現場における常駐は不要とし,他の工事と兼務する
ことを可能とするが,
「工事打合簿」等により,工事現場において作業等が行われていない期間を明確
にしておくこと。
第13条 現場代理人の兼任
本工事は現場代理人の兼任を認めない。
-3-
第14条 県産資材の優先使用
(1) 工事に使用する資材については,県内で産出,生産または製造されたもの(以下,
「県産資材」
という)の優先使用に努めることとし,さらに,県産資材以外の資材等についても,県内に本店を
置く資材業者等から調達するよう努めることとする。
(2) 請負業者は,
「材料使用承認願」において,全ての資材について県産資材使用の有無を記載する
とともに,いかに記載する「指定主要資材」の中で県産資材を使用しない場合は,
「県産資材等不
使用等状況報告書」を監督員に提出し,承諾を得なければならない。
指定主要資材
生コン(レディミクストコンクリート)
,コンクリート二次製品
(7 品目)
石材類,アスファルト合材,木材,樹木,芝
(3) 前項で定めた不使用状況報告書において,第 1 項で定めた資材業者等から調達しない場合は,そ
の理由を記載すること。
第15条 建設リサイクル法
本工事は,建設リサイクル法に規定されている特定建設資材及び特定建設資材廃棄物が含まれている
ので,適正な処置を講じること。
なお,本工事における特定建設資材の分別解体等・再資源化等については,以下の積算条件を設定し
ているが,工事請負契約書「6解体工事に要する費用等」に定める事項は契約締結時に発注者と請負者
の間で確認されるものであるため,発注者が積算条件明示した以下の事項と別の方法であった場合でも
変更契約の対象とはしない。
ただし,工事発注後に明らかになった事情により,予定した条件により難い場合は,監督職員と協議
するものとする。
①分別解体等の方法
工程
工
程
毎 ①仮設
の
作 ②土工
業
内 ③基礎
容
・ ④本体構造
解
体
⑤本体付属品
方
法 ⑥その他
(附帯工事)
【参考】 分別解体等の方法(*)
□手作業
□手作業・機械作業の併用
□手作業
■手作業・機械作業の併用
□手作業
□手作業・機械作業の併用
□手作業
□手作業・機械作業の併用
□手作業
□手作業・機械作業の併用
□手作業
□手作業・機械作業の併用
作業内容
仮設工事
■有 □無
土工事
■有 □無
基礎工事
□有 ■無
本体構造の工事
■有 □無
本体付属品の工事
□有 ■無
その他の工事
■有 □無
*「分別解体等の方法」の欄については,該当がない場合は記載の必要はない。
②再資源化等をする施設の名称及び所在地
特定建設資材廃棄物の種類
施設の名称
コンクリート
第20条参照
アスファルト
−
所 在 地
*上記②については積算上の条件明示であり,処理施設を指定するものではない。
なお,請負者の提示する施設と異なる場合においても契約変更の対象とはしない。
ただし,現場条件や数量の変更等,請負者の責によるものでない事項についてはこ
の限りではない。
-4-
第2章 工事の施工
第16条 国土調査の基準点等測量標識等の保全
工事着手前に地図等で測量標識の有無を調査し,監督職員及び当該市町村の担当職員と現地で確認す
ること。工事による滅失等のおそれがある場合には所定の書類を担当課(係)に提出し工事完了後に復
元できるように措置を講ずること。
第17条 用地境界の確認
土木工事共通仕様書 1-1-37 に基づき,用地境界について工事の支障の有無を工事施工前(丁張設置時
等)に確認し,その結果を監督職員へ報告すること。
第18条 工事の施工
(1) 工事の着工前に,本工事によって影響を受ける恐れのある地域内の地物の事前調査を行い,監督職
員に報告すること。
(2) 工事区間及び看板が見える区間(看板設置個所から 40m 手前)の伐開を先行すること。また,施工
中においてもこの区間は安全訓練を行う日等を利用し,随時伐採を行うこととする。
(3) 工事着工前に地下埋設物(ガス管,電力管,NTT 管,上下水道管等)の有無を各施設管理者に確
認すること。また,作業を行う際に支障となる架空占用物件(電力線,電話線,共同アンテナ線,
光ケーブル等)及び電柱がある場合には,各施設管理者と施工方法等を打ち合わせること。作業に
あたっては,管理者の立会いを求め,埋設位置,埋設深度及び移転位置を確認すること。移転を要
する作業がある際には,必ず発注者に報告をし,位置及び管理者を図示すること。
(4) 工事現場周辺については,騒音・振動等を極力少なくするほか,散水等による飛砂塵芥の出ない
ようよう処理すること。
(5) 工事区域の起終点及び工事期間中における現道との取合いについて,路面の段差は十分な摺付長
を確保し緩やかに摺り付けるとともに,振動等が生じないよう工夫して施工すること。
また,工事期間中の看板について,
「段差あり」
,
「幅員狭小」
,
「徐行」等の注意喚起の看板が不足
することがないよう設置すること。
(6) 着工前測量は変化点等不足する断面があれば測量を行い,横断図及び展開図等を事前に提出する
こと。また,出来高による変更は行わない。
第19条 産業廃棄物税
本工事により発生する建設廃棄物のうち,焼却施設及び最終処分場に搬入する産業廃棄物には,産業
廃棄物税が課税されるので適正に処理すること。
-5-
第20条 施工条件
本工事の施行にあたっての施行条件を下記に明示するので,請負者は施工計画書の作成及び工事の
施工時においては,十分留意するものとする。
なお,施工条件に変更が生じ,必要と判断される場合は契約変更の対象とする。
また,工事実施中に発生した施工条件についても,甲・乙協議し契約変更の対象とする。
(1) 工程関係
① 当該工事は道路整備(交付金)工事 (笠沙道路 28-1,3,4 工区)(発注予定)と近接工事があるの
で,現場が混雑しないように受注者間で充分な協議を行うこと。
(2) 用地関係
①用地買収は完了しているが,官民境界を施工する際は注意すること。
(3) 公害対策関係
①当該工区現場発生材の周辺道路には家屋もあることから,騒音及び振動については十分留意し運
搬を行うこと。
(4)支障物件等
①本工事は NTT・九州電力各者が上空架線にて道路占用を行っているので上述の各管理者と入念な
協議を行い,移設の必要があれば監督職員と協議すること。
②電柱(電話柱)以外の支承物件がある場合については,南さつま市役所や地元自治会に確認のう
え,移設及び仮移設を行うこと。
(5) その他
①工事着手前に地元自治会等へ工事内容の周知・徹底に努めること。
第21条 指定副産物の搬出
公共工事の施工により発生する指定副産物(建設発生土を除く)は,再生資源化施設に搬出すること。
なお,積算に際しては下記の条件により算出している。但し,使用可能な側溝及び蓋版については監督
員と協議のうえ,県の資材置場へ優先的に運ぶこと。
廃材:As
運搬距離:
受入場所:
搬出調書等:再生資源利用促進計画書を作成し,施工計画書に含めて提出すること。
なお,工事完成時は再生資源利用促進実施書を作成し,完成図書に添付すること。
廃材:Co
運 搬 距 離:
受入場所:
搬出調書等:再生資源利用促進計画書を作成し,施工計画書に含めて提出すること。
なお,工事完成時は再生資源利用促進実施書を作成し,完成図書に添付すること。
第22条 建設発生土の処理
(1) 本工事の施工により発生する建設発生土は,下記の条件により算出している。
① 運 搬 距 離:25.7km
② 受 入 場 所:地方特定道路整備工事(花瀬工区)
(2) 再生資源利用促進計画書を作成し,施工計画書に含めて提出すること。
(3) 処分状況の記録を完成図書に含めて提出すること。また,現地は搬出土の保留が困難なことから,
現場踏査に施工を行い,搬出土が雨水等で流出しないよう施工を行うこと。
(4) (1)②では,受入工区を発注予定なので,請負業者決定後は笠沙道路工区と花瀬工区と綿密な協議
を行うこと。
(5) 花瀬工区では,他工事からの土砂受入も計画しているので,他工事の影響で花瀬工区が受入不可な
場合は,近隣の土砂処分場へ搬出すること。この場合,設計変更の対象とする。
-6-
第23条 現場発生品
本工事の施工によって現場発生品が生じた場合は,別紙「現場発生品調書」を作成し工事打合書にて
提出後,監督職員の指示する場所で引き渡すものとする。
第24条 使用材料
本工事で使用する材料は,別紙材料使用承認願(総括表)に記入の上,施工計画書とともに監督職員
に提出し,承認を得た後に使用しなければならない。総括表に記載した材料については,品質が確認で
きる試験成績表等を添付すること。ただし,JIS 製品・県ブロック工業組合製品(検査済証明書のみ添付)
については,試験成績表等の添付は必要ない。
材料の変更及び追加があった場合は,その都度,監督職員の承認を得ること。
本工事で使用する資材については,別添の「数量計算表」
,
「設計図面」のとおりとする。
第25条 コンクリート・目地
(1)目地材料及び目地間隔については,図面のとおりとする。また,図面に指示がない場合は,
監督職員と協議を行いその指示に従うこと。
(2)コンクリートは下記を使用することが,これにより難い場合,材料使用承認願提出時に監督職員と
協議し,承認を得ること。
(3)コンクリート供試体について,破壊試験時や完成図書において,本工事の供試体であることの確認
ができるような措置を講ずること。
また,現場養生時の状況が確認できる写真を完成図書に添付すること
種 別
規 格
使用箇所
高炉B種
18-8-40
小段排水工,縦排水工,集水桝
-7-
第3章 安全対策
第26条 安全訓練等の実施
(1)本工事の施工に際し,現場の作業内容に即した安全訓練について工事着手後,原則として作業員全
員の参加により,月当たり 4 時間以上(2 回 2 時間以上)の時間を割り当て実施すること。
(2)施工計画書に本工事の内容に応じた安全訓練等の具体的な計画を作成し,監督職員に提出すること。
(3)安全訓練等の実施及び参加状況を作業報告書に記録して工事月報とともに毎月25日までに報告
すること。
第27条 交通誘導員の配置
本工事では交通誘導員の配置を計上していないが,警察からの指導,地元からの要望等により必要と
判断される場合は設計変更の対象とする。この場合,配置する交通誘導員は,交通誘導警備業務に係る
1級検定合格警備員又は2級検定合格警備員,または交通誘導に関して専門的な知識及び技能を有する
警備員等を配置すること。
但し,鹿児島県公安委員会が道路における危険を防止するため,交通誘導警備業務検定合格警備員の
配置が必要と認めた路線において,交通誘導警備業務に従事する場合の交通誘導員は,交通誘導警備業
務を行う場所ごとに1名以上は,1級検定合格警備員または2級検定合格警備員を配置すること。
請負者は,上記のことを示す資料を監督職員に現地着手前に提出するとともに,配置を行った延べ日
数を工事打合書により報告するものとし,完成図書には配置日(資格を有する者の氏名を明記)及び配
置人数を確認出来る資料を添付するものとする。
資
格
資
格
要
件
交通誘導警備業務に係る
1級検定合格警備員
改正警備業法(H17.11.21 施行)における検定合格者
2級検定合格警備員
・警備業法における指定講習を受講した者
・警備業法における基本的教育及び業務別教育(警備業法
交通誘導に関し専門的な知識
第二条第一項第二号の警備業務)を現に受けている者で,
及び技術を有する警備員等
交通誘導に関する警備業務に従事した期間(実務経験年数)
が1年以上である者
第28条 道路工事現場における標示施設等の設置基準
本工事現場における標示施設については,道路利用者に対し道路工事に関する情報をわかりやすく提
供することなどにより,安全かつ円滑な道路交通を確保するため,
「工事主体」
「工事目的」
・
「工事内容」
が一目でわかる表示板を導入し,路上工事等に関する情報提供の改善を図るものとする。
【詳細 URL http:www.pref.kagoshima.jp/home/kensaka/guide/guide_gijyutu.htm】
『標示施設(工事標示板の様式)の例』
鹿児島県南薩地域振興局建設部
土木建築課道路建設第一係
電話 0993-52-1393
(注)1 色彩は,
「ご迷惑をおかけします」
等の挨拶分,
「県単道路整備工事○○工
区」等の工事名については青地に白抜
き文字とし,
「○○○○をなおしていま
す」等の工事内容,工事期間について
は青色文字,その他の文字及び線は黒
色,地を白色とする。
2 線の余白は 2cm,縁線の太さは
1cm,区画線の太さは 0.5cm とする。
-8-
第4章 その他
第29条 ダンプトラック等による過積載等の防止
(1) 工事用資材等の積載超過のないようにすること。
なお,各ダンプトラック等の自動車検査証に記載されている最大積載量を超えないようにし,監
督職員が使用車両の自動車検車証の写しの提出を求めたときはこれに応じること。
(最大積載量の例)
道路運送車両法に基づく「道路運送車両の保安基準」では,セミトレーラ
以外で最遠軸距が5.5m未満の自動車の車両総重量は20tを越えてはな
らないとなっていることから,下記諸元のダンプトラックの最大積載量は
9.3tである。
・ 最遠軸距 : 4.535m
・ 車両重量: 10,495kg
・ 乗車定員: 2人(2人×55kg=110kg)
: 9,300kg(自動車検査証に記載)
・ 最大積載量
※計算上では20-(10.495+0.110)=9.395tとなるが,自動車検査証
に記載されている最大積載量を越えてはならない。
(2) 過積載を行っている資材納入業者から資材を購入しないこと。
(3) 資材等の過積載を防止するため,資材の購入等に当たっては資材納入業者等の利益を不当に害す
ることがないようにすること。
(4) さし枠の装着または物品積載装置の不正改造をしたダンプカーが,工事現場に出入りすることが
ないようにすること。
(5) 「土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法」
(以下,法という)
の目的に鑑み,法第 12 条に規定する団体等の設立状況を踏まえ,同団体等への加入者の使用を促
進すること。
(6) 下請契約の相手方または業務に関しダンプトラック等によって悪質かつ重大な事故を発生させた
ものを排除すること。
(7) ①∼⑥のことにつき,下請契約における受注者を指導すること。
第30条 不法無線局を設置した車両について
請負者及び下請負者において無線局を使用する車両がある場合は,無線の免許を受けたものについて
使用すること。
第31条 路上工事の縮減
路上工事縮減に関する行動計画
(平成 17 年 5 月 27 日 九州幹線道路協議会において策定)
において,
交通への影響が大きいことが予想される年末年始,ゴールデンウィークや各地の祭り,イベント開催時
期等には,路上工事を中止若しくは抑制することとしている。
(1) 中止期間
具体的期間については,別途通知する。
緊急対応等やむを得ず工事を実施する場合,事前に工事打合簿により理由を明記の上,監督職員
と協議するものとする。
(2) 抑制期間(路上工事ではないが,土砂搬出のダンプトラックの走行を下記期間抑制する)
下記の期間については,抑制期間とし,路上工事を行わないよう努めることとする。
【 お 盆 】平成 28 年 8 月 12 日(金)22 時∼平成 28 年 8 月 16 日(火)9 時
【年末年始】平成 28 年 12 月 28 日(水)22 時∼平成 29 年 1 月 4 日(水)9 時
(3) その他
交通への影響が大きい,祭り・イベント等が開催される期間についても,路上工事の中止若しく
は抑制について配慮すること
-9-
第32条 工事月報
工事月報については毎月 25 日までに提出すること。
第33条 電子納品
(1) 本工事は,電子納品対象工事とする。電子納品とは,
「調査,設計,工事などの各業務段階の最終
成果を電子成果品として納品すること」をいう。ここでいう電子成果品とは,
「鹿児島県電子納品
ガイドライン(試行版)
(平成 25 年 3 月)
:
(以下,
「ガイドライン」という。
)に定める基準に基づ
いて作成した電子データを指す。
(2) ガイドラインに基づいて作成した電子成果品を電子媒体(原則 CD-R)で正本 1 部,副本 2 部の計
3 部提出する。電子化しない成果品については従来どおりの取扱いとする。電子納品レベル及び成
果品の電子化の範囲については,事前協議を行い決定するものとする。なお,事前協議はコリンズ
登録完了後に実施するものとする。
第34条 暴力団関係者による不当介入を受けた場合の措置
鹿児島県が発注する建設工事等(以下,
「県工事等」という。
)において,暴力団関係者による不当要
求又は工事妨害(以下,
「不当介入」という。
)を受けた場合は,断固としてこれを拒否するとともに,
その旨を遅滞なく県(発注者)及び警察に通報すること。
県工事において,暴力団関係者による不当介入を受けたことにより工程に遅れが生じる等の被害が生
じた場合は,県(発注者)と協議を行うこと。
第35条 副産物実態調査(CREDAS データ)の提出
工事完成時(請負代金額 100 万円以上の工事)に提出する CREDAS データについては,ウイルスチ
ェックを行った後,下記アドレスへメールにて提出すること。
e-mail [email protected] (道路建設第一係)
第36条 工事打合簿
工事打合簿(別紙1)については,電子メールにて取り交わすことができる。なお,電子メールにて
送信する際は必ず,ウイルスチェックを行うこと。
工事打合簿の処理・回答にあったては,事務処理が煩雑とならないよう,なるべく一つの打合せ事項
について極力1枚の「工事打合簿」で収めるものとする。
第37条 工事現場における施工体制の点検業務への協力
請負者は,総括監督員または発注者が「本工事の施工体制の点検業務」を委託している「施工体制調
査員」が工事現場において,施工体制の点検を行う時は,これに協力しなければならない。
(1) 本工事は,工事現場における施工体制の点検業務を(財)鹿児島県建設技術センターに委託を行う
予定である。
(2) 施工体制調査員は,施工体制の点検業務のみを実施するものであり,本工事における指示等の権
限は有さない。
(3) 施工体制調査員は,本業務点検時には施工体制調査員資格者証を携帯し,請負者に掲示すること
とする。
第38条 工事現場におけるヤンバルトサカヤスデへの対応
ヤンバルトサカヤスデの蔓延を防止するため,当該現場での土壌や植物等の搬出入に当たっては,別
添「ヤンバルトサカヤスデの蔓延の防止について」を参考として充分な注意を払うとともに,ヤンバル
トサカヤスデの棲息が確認された場合は,蔓延防止対策を講ずる必要があるため,生息状況等の調査を
行い監督員に報告すること。
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【別添】
ヤンバルトサカヤスデの蔓延防止対策について
1 土・樹木等の措置
(1)発生地区からの搬出を極力抑えることを原則とする。
(2)廃棄樹木等については,一般廃棄物・産業廃棄物の取扱いが可能な焼却施設で焼却処理する。
一般廃棄物:市町村若しくは民間の所管する焼却施設
産業廃棄物:民間の焼却施設(産業廃棄物税が発生)
2 工事区域周辺部の措置
周辺部への拡散を防止するため,周辺部に薬剤散布等の措置を行う。
3 土・樹木等を発生地区から搬出する場合の措置
(1)薬剤処理・燻蒸処理後に搬出する。
(2)薬剤処理の困難な農作物等の搬出の場合は,付着土壌除去を目視で確認後に搬出する。
4 発生地区に搬入した建設機材や農・林業工作機械の措置
付着土壌の除去並びに薬剤散布後除去する。
5 未発生地区での措置
発生地区からの土・樹木等の搬入や農・林業工作機械の移動等があった場合は,上述1∼3の措置が
講じられているか確認する。
※奄美群島以外でヤンバルトサカヤスデ発生が確認されている地区
平成 11 年:南九州市(旧頴娃町,旧知覧町)
平成 14 年:指宿市(旧山川町)
,屋久島町(旧屋久町)
平成 15 年:鹿児島市(旧吉田町)
,日置市(旧吹上町)
,枕崎市
平成 16 年:鹿児島市
平成 17 年:指宿市
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第5章 イメージアップ
第39条 工事現場のイメージアップ
(1) 工事現場のイメージアップは,地域との積極的なコミュニケーションを図りつつそこで働く関係者
の意識を高めるとともに,関係者の作業環境を整えることにより公共事業の円滑な執行に資するこ
とを目的とするものである。よって,請負者は施工に際し,この趣旨を理解し発注者と協力しつつ
地域との連携を図り,適正に工事を実施するものとする。
(2) イメージアップの内容については,
【別表−1】の内容のうち原則として各費目ごと(仮設備関係,
営繕関係,安全関係,地域とのコミュニケーション)に1内容ずつ(いずれか1費目のみ2内容)
合計5項目以上を実施するものとする。
(3) イメージアップ工種においては,木製資材の積極的な使用に努めること。
(4) イメージアップについては具体的な内容,実施時期について,施工計画書に含め提出するものとす
る。
(5) 工事完了時には,イメージアップ実施書及び実施写真を提出するものとする。
(6) 工期設定に際しては,イメージアップの準備に必要な期間を考慮するものとする。
【別表−1】
計上費目
仮設関係
実施する内容(率計上分)
1.用水・電力等の供給設備
2.緑化・花壇
3.ライトアップ施設
4.見学路及び椅子の設置
5.昇降設備の充実
6.環境負荷の低減
1.現場事務所の快適化
営繕関係
2.労働宿舎の快適化
3.デザインブックス(交通誘導員待機室)
4.現場休憩所の快適化
5.健康関連施設及び厚生施設の充実等
1.工事標識・照明等安全施設のイメージアップ(電光式標識等)
安全関係
2.盗難防止対策(警報機等)
3.避暑・防寒対策
地域とのコミュ 1.完成予想図
ニケーション 2.工法説明図
3.工事工程表
4.デザイン工事看板(各工事PR看板含む)
5.見学会等の開催(イベント等の実施含む)
6.見学所(インフォメーションセンター)の設置及び管理運営
7.パンフレット・工法説明ビデオ
8.地域対策費等(地域行事等の経費を含む)
9.社会貢献
【別表−2】
イメージアップ実施内容に関する名称
緑化・花壇,完成予想図,工法説明図,工事工程表,
パンフレット・工法説明ビデオ
デザイン工事看板
ライトアップ施設
電光式標識
備品類
損耗率
100%(箇所)
10%(/月)
8%(/月)
4%(/月)
2%(/月)
(注)1 上表は工事場所,工事時期及び使用条件を考慮して割増しすることができる。
2 類似品は,上表損耗率を準用できる。
3 一工事において,損耗率が100%を超える場合は,上限値は100%とする。
4 設置月数は,工程から求めるものとし,0.5ヶ月単位(2捨3入)とする。
ただし,15日未満は0.5ヶ月とする。
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(別紙1)
工 事 打 合 簿
発
発
議
議
工
者 発注者
事
事
項
指示
発 議 年 月 日
請負者
協議
通知
承諾
提出
名
請
負
平 成
報告
者
届出
年
月
その他(
日
)
名
(内 容)
添付図 葉,その他添付図書
上記について
受領書1式
指示
承諾
協議
通知
受理
します。
変更契約の対象となるので,別途変更指示書にて通知します。
緊急を要するものであるため,工事打合簿により指示します。
併せて,変更契約の対象となるので,別途変更指示書にて通知します。
処
その他(
発
注
者
)
理
・
監督職員
回
上記について
答
○○ ○○
平成 年 月 日
了解
協議
提出
その他(
報告
届出
します。
)
請
負
者
現場代理人
○○ ○○
平成 年 月 日
技術補佐
総 括
監督員
- 13 -
監督員
現 場
代理人
主任(監理)
技術者
印又は
サイン
印又は
サイン
現 場 発 生 品 調 書
平成
発生品名
規
格
単位
数
量
備
考
年
指示事項
※ 有効利用が可能なものを記載,明らかに処分が必要な資材(廃材)は含まない。
指示事項については,監督職員が記入すること。
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月
日
段 階 確 認 書
施工予定表
平成
年
月
日
土木工事共通仕様書第 1 編 1-1-22 に基づき,下記のとおり施工段階の予定時期を報告します。
請 負 者:
印
工 事 名:
現 場 代 理 人:
○
種
別
細
別
確認時期
施工予定時期
平成
通
知
備
年
考
月
日
書
下記種別について,段階確認を行う予定であるので通知します。
(総括)監
確認種別
技術補佐
確認細別
総括監督員
確認時期
督
員:
確認予定日
平成
監督員
確
認
印
○
備
年
考
月
日
書
上記種別について,段階確認を実施し確認しました。
(総括)監
- 15 -
督
員:
印
○
様式−「不使用等状況報告書」
下請工事における管内建設業者・県産資材等の不使用等状況報告書
工事名:
請負者:
1)下請工事における管内建設業者の不活用理由
建設業者名
住 所
(県・市町村名)
工事の概要
管内建設業者未活用の理由
(備考)1 本表は,
「管外」建設業者との下請(再下請)契約がある場合に記載する。
2)県産資材等の不使用理由
材 料 名
○○○○
規 格
予定数量
○○○○
○○
生産・製造業者
住所又は所在地
工場名
(県・市町村名)
○○工場
○○県○○市
資材業者
住所又は所在地
会社名
(県・市町村名)
(●●●本店) (●●県●●市)
○○○支店 ○○県○○市
県産資材等不使用の理由
(備考)1 本表は,
「県産資材」(県内で産出,生産または製造されたもの)及び,
「県内に本店を置く資材業者等からの調達」のいずれかにも該当しない
場合に記載する。
2 契約相手方が県内の支店・営業所である場合は,県外本店を上段( )書きする。
3 資材業者は,契約の相手方を記入する。なお,資材とは,材料承認願いの対象とするものをいう。
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記入例
材料使用承認願(総括表)
工
事
名
請 負 業 者 名
期
現 場 代 理 人
印
路 線 ( 河 川
総 括 監 督 員
印
工 事 箇 所 名
監
印
工
No.
1
材料名
U形 側溝
規格
30 0x300x2 00
督
員
製造工場名
(株)○○○ ○○工 場
JIS A537 1
・ JIS A5 323
・ GB5555 555
2
L形 側溝
25 0A
△△△(株) △△工 場
2
コンクリート積 ブロック
30 0x400x3 50
◎◎◎(株) ◎◎工 場
3
落蓋 側溝 A型・C G型 30 0x300x2 000
□□□(株) □□工 場
4
蓋版
(株)◇◇ ◇ ◇工場
30 0用
備考
コン クリー ト二次 製品の場 合
← 旧J ISの場合 ① 日本工業規格の 番号を記入する 。
① 日本工業規格の 番号を記入する 。
② 認証番号を記入 する。
・L形側溝(1種)
③ 認証の範囲(製 品名,種類)を 記入す る。
( 添付資料)
県ブロック工業組合 ← 県ブロック工業組合製品の場合
① 検査済証明書
( 添付資料)
県コ ンク リー ト製 品協 会 ← 県コ ン クリ ート製品 協会製 品の 場 合
① 検査済証明書, ②検査結果表
監督員の指定す る試験室または 工場で,所定の検査を 行い,強
← JI S外製品の場合 (空欄)
度 試験表を提出し ,合格したもの を使用。検査は,類似 のJIS
に 準じた方法で検 査及び合格判定 を行い,公的試験機関以外にお
け る検査には監督 員が立会う。
← 新J ISの場合
コンク リート 二次製 品以外の 場合
1
レディミクストコンクリート
18 -8-20
○○○(株) ○○工 場
JIS A530 8
← 旧J ISの場合 ・ JIS A5 525
・ JQ3333 333
← 新J ISの場合
2
鋼管 杭
SK K400
(株)△△△ △△工 場
3
砕石
40
(株)○○砕石
① 日本工業規格の 番号を記入する 。
① 日本工業規格の 番号を記入する 。
② 認証番号を記入 する。
← JI S外製品の場合 (空欄) 土 木工事等共通仕 様書,土木工事 施工管理基準,特記仕 様書,監
督 職員の指示によ る。
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