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TASCAMのDP-008で モバイル・レコーディング!!

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TASCAMのDP-008で モバイル・レコーディング!!
的楽器試奏会
奏会
タスカム
TASCAMのDP-008で
モバイル・レコーディング!
!
④キーボードを録ってみると?
DP-008にはキーボードをつなげられる
ので
(他にもリズム・マシンも接続可能)
、ト
DP-008 ¥ オープン(市場予想価格¥33,000 前後)
DP-008をリハスタに持ち込んで1曲録ってみた!
も
楽
々
収
ま
る
コ
ン
パ
ク
ト
・
サ
イ
ギ
タ
ー
・
ケ
ー
ス
の
ポ
ケ
ッ
ト
に
今回は、いい音で録るために2 本のファンタム電源のコ
ンデンサー・マイクを用意
(もちろん、普通のダイナミック・
マイクも使える)
。DP-008 本体でのセッティングは、リ
ア・パネルにつなぎ、PHANTOMスイッチを押して、画
面に従っていくだけと、わかりやすい。あとは、本番同様
にドラムを叩いてみて、録音の入力レベルがオーバーしな
いようにトリム・ツマミを調整すればOK だ。
2本のマイクで、ハード・ロックな
ドラム・サウンドを録る方法は?
プロのレコーディングでは、何本もマイク
を立ててドラムを録るのだが、今回は、たっ
た2 本で迫力のあるドラム・サウンドを録る
方法をアドヴァイス!
ドラマーから見て、左右の上方からそれぞ
れマイクを立てるという方法もあるのだが、
ここでは、1本はバス・ドラムに向けて、もう
1本は中央上方からタムやスネア、シンバル
を狙う感じで立てる方法をオススメしたい。
こうすることで、ハード・ロック・ドラムの
命であるバス・ドラムの低音がしっかりと録
れるのだ。あとは叩いてみて、2 本のマイク
54
の音量バランスをチェックすればOK。ぜひ
試してほしい。
ベースをトラック3にレコーディングしてみ
た。必 要なのはベースとケーブルだけ。直 接
DP-008につなぎ、あとは先ほどトラック1と2
に録ったドラムを再生しながら、録るだけ。つま
り、自宅でも作業できるのだ。間にアンプ・シミュ
レーターをつながなくても、なかなかいい音で
録音できたぞ。
➡ベースをつなぐ時は、 リ
ア側の切り替えスイッチを
GUITAR側にする
③エフェクターを使う場合は?
いよいよ、ギターのレコーディングだ。ギターも直接つ
なぐだけでも録音できるが、クリーン・トーンや歪みなど、
いろいろな音色を使いたいので、今回は、マルチ・エフェ
クターをつないでみた。と言っても、基本はベース録りと
同じで、エフェクターをかます場合は、リア・パネルの入
力スイッチ をMIC/LINE 側 に
切り替えるだけ
(写真右)
。
➡アクティヴ・タイプのギターを
つなぐ時もMIC/LINE側に
■問い合わせ:ティアック㈱タスカム・カスタマーサポート (Tel:042-356 -9137 http://www.tascam.jp)
⑤ヴォーカルのニュアンスも録れる?
ヴォーカルは、ドラム録りでも活躍したファンタム電源のコ
ンデンサー・マイクを使い、トラック7に録ってみた
(繰り返
すが、ダイナミック・マイクでも録音できる)
。
録音トラックを再生してみると、ウィスパーやブレスなど、
ヴォーカルならではの微妙なニュアンスもしっかりと録れてい
る。DP-008、おそるべし。
トラック・ダウン&マスタリング作業も簡単?
初めてでも、スムーズに1曲完成できる
今回、トラック1∼7にレコーディン
グしたテイクを1曲にまとめる作業が
グだ。慣れてないと難しく思える作業
かもしれないが、DP-008なら、この
作業も超・簡単。初めてでも、迷うこ
となく1曲完成することができた。
④
イコライザーで、 各トラックのハイ/ローを
調整。聴きながらかかり具合をチェック
①
各トラックの音 量バランスをLEVELつまみ
で調整。ツマミは小さいが、意外と回しやすい
⑤
各トラックに、 リバーブをかけることもでき
る。タイプは、ホールやルームなど6種類だ
②
続いて、MASTERツマミで、全 体の音 量を
調整する。音が歪むまで、上げないように
⑥
全体像が完成したら、マスタリング。まずは、
マスター・トラックの終わりを決める
③
各トラックのPANを使って、定 位を決める。
センター・クリック付きな点も使いやすい
➡
ズ
。
し
か
も
軽
い
!
①2トラック同時録音を、ドラム録りに活用 ②ベース録りは、もっとシンプル
DP-008は、同時 2トラックのレコーディングが可能。
その機能を使い、より迫力のあるドラム録りに挑戦した。
コーディングできたので、楽曲全体のクオ
リティも上がったようだ。
➡
トラックで録ったテイクはステレオに
ミックス・ダウンでき、そのデータは
パソコンに送ることも可能。そして、
最大のポイントと言えるのが、このサ
イズで高音質のレコーディングが、超・
簡単に行なえること。これだけ小さい
から、ギター・ケースに入れて、どこ
にでも持っていって、レコーディング
が楽しめる。初心者にも優しい!
➡
の軽量&コンパクトなボディにまとめ
上げたのが、このDP-008だ。
基本仕様を紹介すると、同時に最
大 2トラックの録音が可能で、最大 8
トラックのレコーディングが行なえる
MTR。 録 音メディアは、SDカ ード
かSDHCカード。もちろん、マルチ・
キーボードの高品位な音もそのままレ
トラック・ダウンだ
(ミックス・ダウンと
もいう)
。そして、その作業の後、ステ
レオ・トラックにするのが、マスタリン
小さくて、高性能。操作も簡単なMTR!
長年にわたって、プロ用のレコーダー
からユーザー・フレンドリーな初心者
向けMTRまで、様々なレコーダーを
発表してきたタスカム。そのノウハウ
を、約 A5サイズ
(WeROCKの半分!)
ラック6に録音してみることにした。
いろいろコーラスを重ねたりすることもできるぞ!
⑦
あとはREC MODEキーを押せば、マスタリ
ングがスタート。簡単に1曲が完成した
➡
●記録メディア:SDメモリーカード(512MB∼2GB)、SDHCメモリー
カード(4GB∼32GB) ●内蔵マイク:無指向性、ステレオ ●録音/
再生チャンネル数:最大同時録音=2、最大同時再生=8 ●サンプリン
グ周波数:44.1kHz ●量子化ビット数:16ビット ●入出力端子:XLR
バランス・イン×2、標準フォン・ジャック・イン×2、フット・スイッチ・
イン、ライン・アウト(L/R)、ヘッドフォン・アウト、USB ●対応PC:
Windows(Windows XP、Windows Vista、Windows 7)、Macintosh
(Mac OS 10.2以上) ●リバーブ:タイプ=ホール1、ホール2、ルー
ム、スタジオ、プレート1、プレート2。タイム=0.2(プレートのみ0.8)∼
3.2sec ●イコライザー:2バンド、シェルビング ●電源:単3電池×4
本、ACアダプター(別売) ●外形寸法:221(幅)×36(高さ)×126.5
(奥行き)mm(突起部含まず) ●重量:610g(電池を含まず) ●
付属品:USBケーブル、SDメモリーカード(2GB、本体に装着済み)、単
3アルカリ乾電池(4本)
ギターのフレーズ作りやアレンジを考える際、活用してほしい
テクニックだ。もちろん、
ギターだけでなく、
内蔵マイクを使って、
ここもすごい∼DP-008の優れたポイント
場所に関係なく、すぐ録音!
PCに接続して、曲をバックアップ
小型で、乾電池でも駆動、そして内
蔵マイクも装備しているから、どこで
も使えるのが、いい! しかも、電源
を入れてから、録音できる状態までの
時間も短い! だから、ギター・リフ
DP-008にはUSB 端子が備わって
いる。制作済みのステレオ・マスター・
トラックや個別のトラックをPCに保存
や歌メロなどのアイディアもにすぐに
試せるし、リズム・マシンがあれば、
➡ 前 面の両 端
に 見 えるのが、
内蔵マイク。積
極 的に活 用し
たい
本格的な宅録もOK。バッキング・ト
ラックを自宅で完成させて、歌だけス
タジオで録るというのもグッドだろう。
したり、逆にPCに保存したトラックを
また、DP-008に戻すこともできる。
PCを介して、他のDP-008にもデー
タを送ることも可能だ。
総評:初心者向けの扱いやすさで、高品位なレコーディングが可能
今回の記事で何度も出てくるが、とにかく簡単
にレコーディングが行なえるのがいい。MTR に
ついてホントの初心者でも、すぐに使えるのだ。
また、今回はシンプルなレコーディング作業で
試してみたが、録音済みのトラックの一部を差し
替えるパンチ・インやトラック1∼ 8 を1∼ 2 に
ステレオ・ミックス、あるいはトラック1にモノラ
ル・ミックスして、空きトラックを作るトラック・バ
ウンス(ピンポン)なども、簡単に行なえる。録っ
たフレーズのコピー&ペーストも楽勝だし、この
使い勝手のよさは、さすが、長年 MTR を発表し
てきたタスカムと思わせてくれる。
かと言って、完全に入門者向けというわけでは
ない。高度なトラック編集にも対応しているし、
音質もいいから、バンドで1台持つのもいいだろ
うし、MTR に慣れているユーザーにもオススメ
したい。
レコーディングを取り巻く技術の進化にともに、
ハイ・スペック&ハイ・クオリティなモデルや PC
を使う DAW ソフトも多く発表されている。その
いっぽうで、基本的にこれ1台で、簡単&高品位
なマルチ・トラック・レコーディングが行なえる
DP-008 のようなモデルが必要とされているの
も事実だろう。
ディスプレイの表示も親切で、DATA ホ
イールもかなり便利!
➡
さいにリハスタで作業しながら、その使い勝手を徹底チェック!
みよう。そうすれば、そのトラックを再生させながら、あとから、
ギター・ソロ、あるいはバッキングなど別のトラックにいろいろ
重ねて、試すことができる。
➡
試奏協力:STUDIO BEEP
(http://www.studio-beep.com)
DP-008には、
無指向性のステレオ・マイクが内蔵されている。
まずは、このマイクを使って、リハーサルの模様を一発録りして
➡
様 々な 新 製 品 の 中 から、WeROCK が 特 に 注目するアイテムを 試 奏 紹 介していく
“WeROCK 的楽器試奏会 ”。今回は、まずタスカムのデジタル MTR の DP-008 に
スポットを当ててみた。簡単操作で、良質なレコーディングが行なえる優れものだ。じっ
➡
楽器試奏会
➡
的
リハーサルを一発録りすれば、
自宅でギター・アレンジの参考になる
◎ 6ft. down( シック ス・フィー
ト・ダウン)
今回のモデル・バン
ドとして登場してくれたシックス・
フィート・ダウン。05 年に結成され、
09 年 8 月より、新ヴォーカリスト
の NAO が加入し、都内を中心に
精力的に活動を展開している。ラ
イヴ予定は、5 月 30 日=目黒ライ
ブステーション、6 月 6 日=高円
寺ミッションズだ。
h t t p : //w e b . m a c . c o m /
six6ftdown/iWeb/Site/top.
html
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