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会報日住協9月号(PDF/740KB)

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会報日住協9月号(PDF/740KB)
会報 日住協 平成13年9月20日発行 通巻12号
会 報
日住協
2001
9月
協会会員証等の頒布案内
当協会では会員証のほか店頭用ステッカー、名刺・封筒用シールを作成し会員宛に送付し
ております。追加のご希望があれば下記のとおり実費にて頒布しておりますので事務局
(TEL 03−3511−0611)までお申し込みください。
記
1. 会員証(プレート)
サイズ 縦 約 17.8㎝ 横 約 25.0㎝
定価 1基 5,000円(送料別)
2. 店頭用ステッカー サイズ 縦 約 34.6㎝ 横 約 36.3㎝
定価 1枚 500円(送料別)
3.名刺・封筒用シール 1シート 大(縦 約 4.2㎝ 横 約 4.2㎝)8枚
中(縦 約 2.8㎝ 横 約 2.4㎝)18枚
小(縦 約 1.6㎝ 横 約 1.4㎝)55枚
定価 1シート 150円(送料別)
▲
▲名刺・封筒用シール
店頭用ステッカー
目 次
・協会会員証等の頒布案内 ………………2
・平成 14 年度国土交通省税制改正要望の概要 …3
・平成 14 年度住宅局関係予算概算要求の概要 …7
・支部紹介 …………………………………9
・第1回優秀事業表彰受賞作品紹介 ……10
(昭栄産業㈱/㈲
・会員紹介「私が社長です。」
日本建設/名建住宅産業㈱/㈱メイゾンホーム)…12
・住宅金融公庫からのお知らせ …………14
・協会だより ………………………………14
−2−
平成 14 年度国土交通省税制改正要望の概要
今月の予定
平成 14 年度国土交通省税制改正要望の概要
国土交通省は去る 8 月 29 日に来年度税制改正要望を明らかにした。土地・建物に係る流通課税の
抜本的見直しの他、住宅の買換えの場合の譲渡損失に係る繰戻還付制度の創設などが盛り込まれて
いる。主な内容は以下のとおりである。
Ⅰ 都市の再生と個性ある地域の形
成のための税制
1.土地の流動化・有効利用の促進
(1)土地・建物に係る流通課税の抜本的見直
し
現下の経済状況において不動産の流動性を高
めるため、不動産の流通の阻害要因となってい
る土地・建物に係る流通課税について、登録免
許税の手数料化、不動産取得税の廃止を含めた
抜本的な見直しを行う。
《必要性・背景》
土地・建物に係る流通課税は土地の流動化・
有効利用を阻害。以下の観点から、抜本的に見
直すべき。
○課税根拠の不明確さ
流通課税は、不動産取引の背後に経済的負担
能力を有するとの推定に立った税制であり、キ
ャピタルゲインについても所得税が課税されて
いる等の現在のような状況では、課税根拠が不
明確。
○負担水準の高止まり
土地については、平成 6 年度に課税標準であ
る固定資産税評価額の評価水準が引き上げられ
た結果、特に商業地において負担水準が高止ま
り。
(例)東京都(商業地)における平成 5 年度と平
成12年度の水準を比較すると、
・地価は約 1/3の水準まで大幅に下落
・それにもかかわらず、課税標準は 2 倍に
上昇
・この結果、負担調整を行っても実効負担
は2倍超に高止まり
○株式等他の資産に比べた不動産に対する重課
不動産の流通課税は、金融資産との比較にお
いても相当重い負担。また、消費税の導入に伴
い、各種流通税(物品税等)は、一部を除き、
廃止。
不動産と金融資産に係る税目の比較
不動産(土地、建物)
取
得
時
の
課
税
金融資産
(株式等)
登録免許税
土地5%(1/3に軽減) な し
建物5%(住宅0.3%)
不動産取得税
土地4%(1/2に軽減)
建物4%(住宅3%)
特別土地保有税
土地3%
消費税
建物5%(土地は非課税)
印紙税
最高54万円
○建物については、消費税との併課
(2)特別土地保有税の廃止又は課税停止
地価が継続的に下落し、土地が投機の対象と
なり得ない現在の状況では、土地の投機的取引
の抑制という特別土地保有税の政策目的は意味
を失い、かえって、徴収猶予等に係る申請事務
の煩雑化等によって土地の流動化・有効利用が
妨げられる要因となっている。
このため、特別土地保有税については、廃止
又は課税停止の措置を講じる。
○もはや土地の投機的取引は皆無
法人による土地の売却が進んでおり、土地の
投機的取引は発生し得ない状況。
◇非金融法人企業の土地投資規模の状況(経
済企画庁「国民経済計算年報」より)
平成 2 年度は購入が売却を 13 兆 170 億円超
過→平成 10 年度は売却が購入を 5 兆 2,480 億
円超過
−3−
平成 14 年度国土交通省税制改正要望の概要
今月の予定
(4)不動産証券化商品に係る個人の譲渡益
課税・配当課税等の軽減
約 1,400 兆円ともいわれる個人金融資産を不動
土地の資産としての有利性は失われており、
産市場へ振り向け、不動産市場に「強力な買い
他の資産と比べて有利な資産として重く課税す
手」を創出し不動産取引の活性化を図るため、
る現行の土地譲渡益課税制度を見直し、市場中
株式課税の軽減に合わせて、不動産投資法人の
立的な税体系を構築する必要がある。
投資証券等に係る譲渡益課税等の軽減を行う。
このため、株式等他の資産との整合性を図り
これにより民間資金投入による優良な都市ス
つつ、個人の土地の長期譲渡所得に係る税率の
トックの形成を図り、日本経済再生に資する。
適正化及び法人等に対する重課措置の廃止を行
う。また、これらと併せ、優良住宅地の造成等 (要望内容:配当に対して)
・少額配当申告不要制度の限度額の引上げ
のために土地等を譲渡した場合等に係る課税の
(→現行10万円を引上げ)
特例措置(軽減税率)を拡充する。
(要望内容:譲渡益に対して)
《必要性・背景》
・少額譲渡益非課税制度(1 年超の保有、
○所得税本則の1/2総合課税に比べて重課
100万円まで)の適用範囲の拡大
現行の 26 %一律分離課税は、所得税本則 1 /
(→現行株式のみを不動産証券化商品を
2 総合課税と比較してまだ高い。資産デフレの
対象に)
進行によって土地譲渡益が大幅な減少傾向にあ
・申告分離課税の税率の引下げ
ることも踏まえ、その大部分が分布する譲渡益
(→現行26%を引下げ)
の低い部分について負担を軽減すべき。
等
○市場中立的な税体系の構築の必要性
(5)不動産特定共同事業者が取得する不動
土地を有利な資産として重課する制度は、資
産に係る流通税等の特例措置の延長
源配分を歪め、土地への投資意欲を減退させる
不動産特定共同事業について、不動産取得に
おそれ。土地の流動化・有効利用を図るために
かかる負担を軽減することにより、事業の積極
は、他の資産に係る税制と均衡を図ることが必
的な活用を促し、不動産市場の新たな資金調達
要。
の途を広げるとともに、不動産の流動化、土地
土地譲渡益課税と株式譲渡益課税の比較
の有効利用を促進する。
○所得税本則
(3)土地譲渡益課税制度の再構築
総合課税(他の所得と合算)
・長期譲渡所得:
(譲渡所得金額−特別控除50万円)
×1/2
【特例の内容】
登録免許税 不動産取得税 特別土地保有税
○土地譲渡所得課税(個人)○株式譲渡益課税
申告分離課税
申告分離課税
長期譲渡所得
(譲渡所得金額−特別
控除100万円*)
×26%
(本則:5%)(本則:4%)(本則:3%)
*保有期間1年超の場合
(H13.10.1∼H15.3.31)
(譲渡所得金額−特別
控除100万円)×26%
源泉分離課税
(上場株式等の
み、選択制)
みなし譲渡利益金額
(譲渡
代金の5.25%)
×20%による
源泉徴収
−4−
任意組合型
30/1,000
不課税
不課税
匿名組合型
30/1,000
本則の4/5
非課税
平成 14 年度国土交通省税制改正要望の概要
今月の予定
(6)個人の不動産所得に係る損益通算制限
措置の廃止
土地の流動化・有効利用を一層促進するため、
個人の不動産取得に係る損失のうち、土地を取
得するために要した借入金の利子相当額を損益
通算の対象から除外する措置を廃止する。
(所得税・住民税)
2.民間による都市再生の推進
○制度のイメージ
所
得
税
前年
譲渡年
2年目
3年目
4年目
所 得
所 得
所 得
所 得
所 得
相殺
↓
相殺
↓
相殺
↓
課税所得発生
① 課税 ③ 課税 ④ 課税 ⑤
譲
渡
損
失
(1)民間の都市開発を促進するための事業
所税の見直し
我が国の経済構造改革を進めていく上で最も
必要とされている民間都市開発を促進するため、
その民間都市開発にとって特別の税負担となっ
ている事業所税の見直しを行う。
②
①
譲渡損失
相殺
所得
所得
所得
なし
なし
なし
譲渡損失 譲渡損失 譲渡損失
②
還付
↓
③
④
⑤
※譲渡損失を前年に繰戻すことにより
前年納税額が還付される。
譲渡損失
(2)マンション建替え事業に係る税制上の
特例措置の創設
(2)認定事業用地適正化計画の事業用地区
今後老朽化したマンションが増加していくこ
域内にある土地等の交換等の場合の特例
とに対応して、居住環境の良好なマンションへ
措置の拡充及び延長
の建替えの円滑化を図るため、マンションの建
バブル期を通じて大量に発生した虫食い地等
替組合(仮称)が行う建替え事業について、以
の低未利用地について、民間事業者による整
下の特例措置を創設する。
形・集約化を支援し、土地の有効利用の促進を 〔マンション建替組合に対する特例〕
図るため、民間都市開発の推進に関する特別措
①法人税:事業所得に係る課税の特例
置法に基づく認定事業用地適正化計画に係る税
②消費税:申告期限の特例等
の特例措置につき拡充及び延長を行う。
③事業税、事業所得:非収益事業所得に係る課
税の特例
Ⅱ 住宅対策推進のための税制
〔マンション建替えに伴う権利の移行に係る特例〕
(1)住宅の買換えの場合の譲渡損失に係る
①法人税、所得税:従前資産の譲渡に係る課税
繰戻還付制度の創設
の特例
住宅の譲渡損を抱える者の初期負担の軽減に
②登録免許税:建替え事業に必要な登記に係る
より円滑な住替えを促進するため、居住用財産
課税の特例
の買換えに伴い発生した譲渡損失について、現
③不動産取得税、特別土地保有税:課 税 標準 の
行の繰越控除に加えて、譲渡の前年に納付した
特例
税額の繰戻還付を受けられる制度を創設する。
④事業所得:新増設分に係る課税の特例
(所得税) 〔組合に買い取られて転出する者に対する特例〕
①法人税、所得税、住民税:軽減税率等
②不動産取得税、特別土地保有税、事業所税:
課税標準の特例
−5−
平成 14 年度国土交通省税制改正要望の概要
今月の予定
(3)住宅の耐震改修工事に係る特例措置の
拡充
住宅の耐震改修の大幅な促進を図り、大地震
時における国民の安全の確保、住宅ストックの
適切な維持を図るため、一定の耐震改修工事を
新住宅ローン減税制度の適用対象に追加する。
○所得税:筋かいの設置や構造用合板等による
壁の一部補強、土台と柱等の接合部
の補強、基礎の補強等の一定の耐震
改修工事を追加
(4)新築住宅等に対する固定資産税の減額
措置の延長
住宅取得者の初期負担を軽減して、良質な住
宅の建設を促進し、居住水準の向上を図るため、
以下の特例措置の適用期限を延長する。
○固定資産税:120㎡相当部分につき
・新築住宅 3年間 税額の1/2を減額
・新築中高層耐火建築物 5 年間 税額 1 / 2
を減額
(5)特定優良賃貸住宅建設促進税制の延長
中堅所得者等に対する良質な賃貸住宅の供給
を促進し、賃貸住宅に居住する中堅所得者等の
居住水準の向上を図るため、以下の特例措置の
適用期限を延長する。
○所得税・法人税:割増償却 5年間32%
(耐用年数35年以上のものは44%)
○固定資産税:120 ㎡相当部分につき 5 年間税額
の2/3を減額
※特定優良賃貸住宅:「特定優良賃貸住宅の供
給の促進に関する法律」
に基づき建設される賃貸
住宅
職住近接による豊かな都心生活の実現を図るた
め、大都市法第 2 条第 5 号の区域(23 区、大阪
市、名古屋市の旧市街地の重点供給地域)にお
ける一定の賃貸住宅について、以下の特例措置
の適用期限を延長する。
○所得税・法人税:割増償却 5年間32%
(耐用年数35年以上のものは44%)
※大都市法:「大都市地域における住宅及び住
宅地の供給の促進に関する特別措置法」
Ⅲ 高齢化社会を迎えすべての人が
安心して暮らせる環境づくりのた
めの税制
(1)高齢者・障害者対応建築物に係る税制
上の特例措置の拡充等
デパート、劇場、事務所、工場等の多数の者
が利用する建築物(特定建築物)について、高
齢者・身体障害者対応を行う建築主の負担を軽
減して整備の促進を図るため、ハートビル法に
基づく認定建築物(床面積 2,000 ㎡以上で誘導的
基準に対応)に係る税制上の特例措置の拡充等
を行う。
○所得税・法人税:5年間12%割増償却の拡充
・割増償却の対象となる用途を追加
・認定建築物の新築に加えて、増改築を対象
に追加
○固定資産税:認定建築物(現行用途)の特定
施設(廊下、階段、昇降機、便所)の部分に係
る課税標準1/3とする特例措置の創設
○事業所税:新増設分の非課税の拡充及び延長
・認定建築物(現行用途)の非課税措置の延
長
・事業所税の非課税措置の対象となる用途を
追加
・現行用途:デパート、劇場、ホテル等
・追加用途:事務所、工場、学校等
(6)都心共同住宅に関する割増償却制度の
延長
大都市の都心部における居住機能を回復し、
−6−
平成 14 年度住宅局関係予算概算要求の概要
今月の予定
平成 14 年度国土交通省住宅局関係予算概算要求の概要
国土交通省では、平成 14 年度予算概算要求をまとめた。住宅局関係の概要は以下のとおりであ
る。
第1 要求の基本方針
(注)1.市街地整備には、このほかに住宅局、都
市・地域整備局共管分として都市公団の土
都市の再生、少子・高齢社会への対応など、
地有効利用型出資金(H14年度要求60億円
21 世紀の課題に対応するための重点分野への重
[0.60 倍]
)及び防災公園街区整備型出資金
点化をはかりつつ、民間活力の積極的活用など
(H14年度要求30億円)がある。
のもと市場重視・ストック重視の新たな発想、
2.億円未満で四捨五入しているので、合計と
創意工夫に基づく住宅・市街地の整備を実現す
は端数において合致していない。
るため、平成 14 年度要求においては、以下の項
〔財政投融資〕
目に重点をおいて施策を展開する。
(単位:億円)
Ⅰ 重点分野への重点化
区 分
14年度要求 前 年 度 対前年度倍率
①安心で快適な居住の場としての都市再生の
財政投融資
78,747
93,018
0.85
推進
②少子・高齢化に対応した良質な住宅の整備
第2 主要事項
の推進
1.都市の再生(都市の魅力と国際競争力)
③地域の特性を活かした個性豊かな住宅・住
都市を魅力と活力ある安心で快適な居住の場
環境整備の促進
として再生するため、職住近接の良質な住宅の
④循環型経済社会の構築に向けた住宅・建築
供給を図るとともに、これと一体的に福祉施設
分野における環境対策の推進
等の立地を促進し、生活拠点の形成を促進する。
Ⅱ 新たな発想・創意工夫による市場重視・ス
特に、危険な密集市街地等の安全な住宅地への
トック重視の住宅市街地整備
再生、老朽公共住宅団地の再生、主要な都市住
①住宅市場整備行動計画(住宅アクションプ
宅であるマンションの建替え支援等、既存スト
ログラム)に基づく施策の推進
ックの再生を協力に進める。
②既存ストックの有効活用による住居水準の
(1)密集住宅市街地の再生等による安心居住の
向上促進
実現
③事業の効率的、効果的実施の推進
(2)住まいの都心回帰と土地の有効利用による
〔事業費・国費〕
(単位:億円)
快適で便利な居住の実現
区 分
事業費
倍率
国 費
倍率
(3)マンション建替えの円滑化のための制度の
構築
0.97
11,176
0.81
住宅都市環境整備 104,681
(4)従前居住者対策(都市再生住宅制度の創設)
1.02
7,243
1.00
(除く住宅金融公庫) 23,368
2.少子・高齢化への対応
0.96
10,172
0.80
住 宅 対 策 101,688
安心で快適な居住を実現するため、高齢者に
1.02
6,239
0.98
(除く住宅金融公庫) 20,374
対応した住宅ストックの的確な確保等に向けて
1.06
1,004
1.11
2,994
都市環境整備
総合的な施策の展開を図る。
1.23
298
1.24
1,582
市街地整備
(1)高齢者等の居住の安全確保の推進
1.00
706
1.00
1,412
道路環境整備
(2)住宅・建築物のバリアフリー化の推進
−7−
平成 14 年度住宅局関係予算概算要求の概要
3.地方の個性ある活性化・まちづくり
を積極的に推進する。
中心市街地等において、地域の特色と独自の (1)公庫融資の絞り込みと民間との協調融資の推
発想を活かした個性豊かな住宅・住環境の整備
進
を促進する。
①融資戸数
4.循環型経済社会の構築など環境問題への対
国民の住宅取得に対するニーズを的確に見据
応
えた必要戸数とする。
(1)シックハウス対策の推進
平成14年度要求:50万戸
(2)循環型市街地形成の促進
(平成13年度:55万戸)
5.住宅市場整備行動計画に基づく施策の推進
②融資率の上限(融資限度割合)
ライフステージに応じた住替えや買換えを通じ
民間との協調を推進するため、平成9年度の
て既存ストックを十二分に活用し得るような新
緊急経済対策により、住宅取得価額の 10 割ま
築、リフォーム、中古、賃貸市場整備を緊急に行
で融資可能となっている現行の融資率の上限を
い、消費者が安心して取引きできる環境を整備す
見直す。
るため、住宅市場整備行動計画を推進する。
③特別割増融資額
(1)中古住宅市場の活性化
経済対策において増額されてきた特別割増融
○中古住宅の検査、性能評価・表示制度の創
資額の段階的縮減を図る。
設・普及
④融資対象
(2)住宅の維持管理、リフォーム市場の活性化
融資対象を重点化する観点から、真に公庫融
①リフォーム工事に係る保証制度の導入
資の対象とすべき階層・分野について検討す
②マンション及び戸建て住宅の履歴情報の登
る。
録・提供の円滑化促進
⑤民間との協調融資の推進
(3)賃貸住宅市場の活性化
利用者の利便性の向上やリスクの分散を図る
(4)市場を通じた住環境の整備
ため、民間との協調融資方式の導入に向け早急
○「住環境に関する居住地選択時等の参考指標」
な取り組みを行う。
の作成、普及
(2)公庫の住宅ローン債権証券化の大幅拡大
6.既存ストックの有効活用の促進
財投資金のみに依存しない資金の自己調達のた
既存ストックの徹底活用等の観点から、公営住
め、住宅金融公庫の住宅ローン債権の証券化を逐
宅等において、既存ストックの建替え、全面的改
次拡大し、住宅ローン債権の証券化市場の活性化
善等を推進するとともに、オフィスビルの転用等
を図る。
により、これまで形成された民間建築ストックを
平成14年度発行予定額:
リフォームして活用し、都心部における都市住宅
4,000億円(平成13年度:2,000億円)
の効率的な供給促進を図る。
(3)民間住宅ローン債権の証券化支援業務の検討
7.事業の効率的、効果的実施の推進
民間金融機関の長期・固定の住宅ローン債権の
8.住宅金融公庫
証券化支援について、特殊法人集中改革期間中の
中堅所得者等の住宅取得を支援し、良質な住宅
実現に向けて、今後検討を行う。
ストック形成を図るため、長期・固定・低利の住
宅資金を安定的に供給するという住宅金融公庫の
基本的役割を踏まえつつ、官民の役割分担の徹底、
公庫の住宅ローン債権証券化の大幅拡大等の改革
−8−
支部紹介
当協会は本部の他全国に9支部を置いている
が、これらは(社)住宅産業開発協会とともに当
協会の設立母体となった(社)日本ハウスビルダ
ー協会において結成されたもので、平成 12 年6
月の日住協発足とともにその活動を引き継い
だ。各支部の結成の経緯等を紹介する。
北 海 道 支 部
〔所掌地区〕 北海道
〔会 員 数〕 16社
〔所 在 地〕 北海道札幌市西区
二十四軒4条 4 −
13−7
〔T E L〕 011−643−9593
支部長 伊藤 勝
〔F A X〕 011−643−9593
〔結成の経緯〕
昭和 40 年頃より不動産業界も連帯意識が高ま
り、北海道では初めての業界団体である北海道
宅地造成協会が昭和 42 年に結成され、主に造成
地分譲業者が加盟した。
しかし、住環境を整え、地域に即した街づく
りを進める観点からは、造成地の分譲だけでは
なく住宅建設をも含めた団体の結成の必要性を
痛感していたその次期に戸建分譲住宅の団体で
ある(社)日本分譲住宅協会((社)
日本ハウスビルダ
ー協会の旧称、以下同じ)5番目の支部として
北海道支部が昭和43年5月16日に結成された。
東 北 支 部
〔所掌地区〕 青森県・岩手県・
宮城県・秋田県・
山形県・福島県
〔会 員 数〕 17社
〔住 所〕 宮城県仙台市青葉
区 3 − 15 ネオプラザ
支部長 海野 林作
北仙台1F
〔T E L〕 022−274−0550
〔F A X〕 022−274−0478
〔結成の経緯〕
昭和 43 年6月、当時の(社)日本分譲住宅協会
の事務局長が㈱徳陽相互銀行(当時)を訪問
し、東北支部の設立計画を説明、側面的な援助を
要請した。その後、東北建設機動㈱常務取締役
が同行と連絡をとりながら、宅地造成事業の大
手デベロッパーと支部設立の折衝を開始した。
昭和 43 年8月、本部事務局長による設立説明
会を開催、協会の趣旨を説明し参加を要請した。
その後協会役員が参加しての設立説明会、懇談
会、支部設立準備委員会を開催し、昭和 44 年8
月 23 日、東北支部が設立された。
信 越 支 部
〔所掌地区〕 新潟県・長野県・
山梨県
〔会 員 数〕 7社
〔住 所〕 長野県長野市篠ノ
井布施高田370−1
〔T E L〕 026−293−9125
支部長 新井 精一
〔F A X〕 026−293−9551
〔結成の経緯〕
木造分譲住宅建設技術の向上と住宅需給の改
善、合理化を図るため、かねてから長野県分譲住
宅協会の設立を計画中であったが、(社)日本分譲住
宅協会から熱心な勧誘をうけ、協議の結果「分譲
住宅業界の大同団結に協力し、広く知識を求め住
宅需要者の要望と信頼に応えて分譲住宅建設の推
進に努める」事が最善の方途であるとの結論に達
し、信越支部を結成することとなった。
昭和 43 年4月 17 日、長野市末広町ナカジマ会
館において支部結成総会を開催、引き続き長野
市の有力知名士、協会関係者、その他報道関係
者等多数出席のもとに支部結成披露パーティー
を行った。
−9−
第 1 回優秀事業表彰受賞作品紹介
今月の予定
優秀事業賞(中高層分譲住宅部門)
優秀事業賞 「ベルパティオ西荻台」
(三和ハウス㈱)
・東傾斜で高低差6mの特性を最大限生かす。
・既存樹木を極力残し、2階以上の階にも緑を提供。
・価格は、80 ㎡前後の3LDKで、6,000 万円台が中心。
などの条件設定で、形状をロの字形とし、東斜面
〔事業の概要〕
高台にある東傾斜の土地という好立地のため、 側に地下メゾネットをつくり、駐車場、駐輪場の
上部に空中庭園をつくっている。
多くの業者が買いに入った。会社の所在地と同じ
商品企画としては、隣地が公園であることか
町内ということもあって、地主の理解が得られて三
ら華美で周辺の環境から浮くことのないデザイ
和ハウス㈱が購入・開発した。
ン・使用部材を選択し、設備のグレードも上の
JR中央線「西荻窪」駅より徒歩8分で、暮らしを支
中クラスとしている。
える生活利便施設が充実した地域である。高低差
が 6 mの東傾斜地で、南北に長い長方形の地形。 〔物件概要〕
所 在 地 東京都杉並区西荻北4 − 38 − 8
第一種低層住居専用地域でありながら、眺望が優
敷 地 面 積 1,587.68 ㎡
れているため、東側を地下メゾネットにしても、地下
延 床 面 積 2,301.56 ㎡
階が隣家の2階の高さになるという条件・特性を最
構造・規模 RC造 地下1階地上3階建
大限に引き出すように計画されている。
住 戸 総 数 24 戸
地形とプランの組み合わせにより、①低層でも優
れた眺望を活かす、②容積率 1 0 0 %以上の効率
▼南東面外観
を図り、隣家の2階の高さの地下階のあるメゾネット
を作る、③傾斜地であることの不安感を与えない安
定的な形状、構造の建物にする、④外廊下からの
不審者の侵入を防ぐため廊下は回廊式にする――
▲エントランス外観
−10−
第 1 回優秀事業表彰受賞作品紹介
今月の予定
優秀事業賞(企画・開発部門)
優秀事業賞 「土地再生と新たな住環境の創出」
(日神不動産㈱)
〔対象物件〕
「日神パレステージ磯子の森」
神奈川県横浜市磯子区森2−7−1
〔企画・開発の経緯〕
JR京浜東北線の磯子駅から徒歩6分の好立地で、
前面には、他社開発のマンションがあったが、未開
発地として残されていた。
敷地の高低差は30mほどあり、畑の中央には小
川が流れていたほか、墳墓地もある難問の多い土
地であった。事業化するには悪条件も多い反面、
駅に近く、静かな住環境であるというメリットも
あった。
こうした未開発地を有効利用することが、地域
社会で最も望まれる開発だと考え、創意工夫とチャレ
ンジ精神によって、デメリットを除去するだけでなく、
メリットに転化することを企画のポイントにおいて事
業が進められた。
〔企画・開発の概要〕
磯子駅周辺は、高層マンションの乱立によって、
味気ない街並みになっている。そこで、新鮮な味
わいのある街づくりとして、
『低層6棟建てで一つの
▲六番館全景
街を形成し、別世界をつくる』ということを主眼に置
いて商品企画を行っている。
街並みのイメージは“森の中に佇む古城”を意識
して、
「ブリティッシュ」とし、中央道路面にはイメ
ージテイストとしてアイアンフェイスを配置、メインス
トリートは街路樹や雰囲気がマッチする外灯や風
見鶏を設置するなど、
細かな点にも配慮がなされて
いる。また、イメージカラーは濃いブラウンで、外
壁タイルの3階手摺りまで採用し、その上部を少し
薄い色にすることで外観に変化を持たせている。
敷地の高低差は、
各棟ごとのレベルを変えて6棟
建てにすることで、
その特色を生かし、
日当たり・通
風のよい角住戸を増やした。統一された街並みの
中でも個性を重視し、各棟のエントランスを異なっ
た外観デザインにすることで、住まう人の個性も受
け入れた生きた街づくりを目指している。
室内についても、内装材にイメージカラーを反
映させ、集中活水器や清水器・床暖房・UB 乾燥機
などの設備を重視することによって、快適な住環境
をアピールできる商品化を行った。
▲中央通り街並み
−11−
会員紹介
今月の予定
「私 が 社 長 で す。」
女性社長の中から 4 人をご紹介いたします。
昭栄産業㈱
代表取締役
岡田 順子
(おかだ じゅんこ)
〔代表者〕
生 年 月 日 昭和 24 年8月 30 日
出 身 地 群馬県
趣 味 読書
座 右 の 銘 初心忘るべからず
〔会 社〕
住 所 〒 336 − 0018 埼玉県さいたま市
南本町 1 −3−1
電 話 048 −866 −3111
会 社 設 立 昭和 43 年 10 月
資 本 金 9,900 万円
主 業 務 一戸建住宅
㈲日本建設
代表取締役
中谷 利恵子
(なかたに りえこ)
〔代表者〕
生 年 月 日 昭和 45 年 10 月 15 日
出 身 地 東京都小平市
趣 味 テニス、ゴルフ、ヨガ
座 右 の 銘 初心忘るべからず
〔会 社〕
住 所 〒 330 − 0842 埼玉県さいたま市
浅間町 2 −15
電 話 048 −649 −2090
会 社 設 立 昭和 59 年2月
資 本 金 5 0 0 万円
売 上 33 億円(12 年 12 月期)
関 連 会 社 昭栄建設㈱、昭栄木材㈱
所 属 支 部 本部
所属委員会 流通経営委員会
会 社 概 要 創業以来、浦和(今のさいたま市)
を中心に本格木造住宅の販売を手掛けてまいり
ました。「住む人の心を知った家づくり」をモ
ットーに、これからもお客様のニーズに対応し
た住宅の供給を目指してまいります。
トップから一言 創業者である先代の社長が
亡くなり早 6 年になります。長引く景気低迷の
中、先代の築き上げた実績と経営理念に恥じ
ぬよう精一杯がんばってまいりました。これ
からも日住協の会員の皆様とともに努力し、
より良い住宅の提供を心がけてまいります。
主 業 務 住宅建設
売 上 9 億円(13 年3月期)
関 連 会 社 東海商事㈱、㈲フジショウ
所 属 支 部 本部
所属委員会 戸建住宅委員会
会 社 概 要 創業以来、さいたま市を中心とし
て建売住宅建設を主体として事業を行ってい
る。「国産杉樹齢 50 年を柱に利用して骨太住宅
と環境に優しい防蟻防腐剤未使用等の健康住
宅の提案と供給を目指している。
トップから一言 就任してからあっという間
に 6 年が過ぎましたが、最近になってやっと家
造りの面白さが分かってきた様な気がします。
住む人と一緒になって造り上げていく喜びを
感じています。
−12−
会員紹介
今月の予定
「私 が 社 長 で す。」
名建住宅産業㈱
代表取締役社長
杉江 美恵子
(すぎえ みえこ)
〔代表者〕
生 年 月 日 昭和 11 年7月7日
出 身 地 名古屋市
趣 味 ゴルフ、旅行
座 右 の 銘 石の上にも3年
〔会 社〕
住 所 〒 461 − 0035 愛知県名古屋市東
区黒門町 46
電 話 052 −936 −1313
会 社 設 立 昭和 54 年2月
資 本 金 1,000 万円
主 業 務 分譲宅地
㈱メイゾンホーム
代表取締役
鮫島 京子
(さめしま きょうこ)
〔代表者〕
生 年 月 日 昭和 32 年3月 24 日
出 身 地 大分市
趣 味 読書
座 右 の 銘 誠心誠意
〔会 社〕
住 所 〒 870 − 0048 大分県大分市碩田
町 3 −4−25
電 話 097 −536 −1216
会 社 設 立 昭和 50 年9月
資 本 金 2,000 万円
売 上 20 億円(12 年 12 月期)
関 連 会 社 ㈲エスエスホーム
所 属 支 部 東海支部
会 社 概 要 創業以来、愛知・岐阜・三重を中
心に土地開発を行い、自社直接販売で一般顧客
の皆様に低価格高品質の分譲宅地を供給し、景
気に左右されない安定した物件供給を目指して
います。
トップから一言 景気低迷の中、日住協会員
の方々と共に、努力しております。景気回復
を願いつつも、好きなゴルフを控え、社業に
専念して地道に一歩一歩、活動しています。
主 業 務 戸建住宅
売 上 18 億円(13 年3月期)
所 属 支 部 九州支部
会 社 概 要 昭和 50 年9月、大分東芝ハウジ
ング㈱として創業、東芝住宅メイゾン(プレハ
ブ)の販売施工を展開。平成4年、社名を㈱メ
イゾンホームと改め郷土指向型の商品開発を推
進し、オリジナルな木造住宅を新商品として販
売を行っているところです。
トップから一言 今後も地域の発展のために、
より良い住宅供給を目指し、より多くのお客
様に喜んでいただける住まいづくりに、社員
一丸となって取り組んでいきたいと思ってい
ます。
−13−
住宅金融公庫からのお知らせ
マイホーム新築融資等の新築住宅の現場審査については、平成 13 年 10 月より「竣工時現場審査」
が以下のとおり導入され、併せて、検査済証(写)等の提出が必要となります。
また、リフォームローンについては、工事完了審査時に検査済証(写)等の提出が必要となります。
1.手続きの流れ
【改正前】
平成13年9月末日まで
【改正後】
平成13年10月1日以降
借入申込
↓
設計審査
↓
着工
↓
現場審査(中間時)
↓
竣工
借入申込
↓
設計審査
↓
着工
↓
現場審査(中間時)
↓
竣工
↓
現場審査
(竣工時)
(※検査済証(写)等提出)
2.現場審査(竣工時)の導入時期と融資種別
ごとの適用時期
建設系(平成13 購入系(平成13
年10月1日以降 年10月1日以降
借入申込分)
設計審査申請分)
①マイホーム新築融資
○
②建売住宅購入融資
※検査済証(写)、仮使用承認通知
書(写)又は完了検査申請書(写)
(建築確認が不要である場合は提出不要)
○
③住いひろがり特別融資(本人居住型)
○
○
④都市居住再生融資(個人系)
○
⑤公庫財形住宅融資(建設)
○
⑥勤労者財産形成持家転貸融資(建設)
○
※竣工時現場審査導入以降、建売住宅の適格認
定は廃止されます。
協会だより
今月の予定
入 会
(正会員・関西支部)
会社名 ㈱永田工務店
代表者 永田 稔
住 所 〒 610 − 1127 京都府京都市西京区大原
野上里鳥見町21−14
TEL 075−333−6611
FAX 075−333−1350
代表者変更
会社名 株式会社山興
旧 柴田 修三
新 柴田 修身
会社名 山陽工業株式会社
旧 柴田 修三
新 柴田 修身
会社名 財団法人東京労働者福祉厚生協会
旧 加地 夏雄
新 山森大七郎
住所変更
会社名 ジェイティ不動産株式会社
代表者 折居 靖彦
新住所 〒 150−8505 東京都渋谷区南平台町 5−
1 日本たばこ渋谷ビル
新 TEL 03−5457−3702
新 FAX 03−5457−3712
会社名 桧山建設綜業株式会社
代表者 檜山 良秀
新住所 〒 007 − 0843 北海道札幌市東区北 43
条東18−3−5
TEL 011−784−8133(従来どおり)
FAX 011−784−8130(従来どおり)
−14−
今月の予定
協会だより
ホリウチ建物㈱
1事業所
朝 日 住 宅 ㈱
11事業所
新都心住宅販売㈱
1事業所
㈱メビウスブレイン
1事業所
8月末現在数 68 社 129 事業所
レインズサブセンター入会
(平成13年4月以降)
㈱大京住宅流通
1事業所
トータテ住宅販売㈱
1事業所
京葉リネット㈱
3事業所
東 日 本 住 宅 ㈱
12事業所
業務日誌
8月 1日(水) ・(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターでの住宅リフォーム推進協議会人材育成
委員会に担当者が出席。
2日(木) ・木下理事長、渡辺専務理事他により住宅金融公庫問題に関して関係議員等に陳情。
∼7日(火)
9日(木) ・(社)住宅生産団体連合会での同会政策委員会に渡辺専務理事が出席。
・春甚で北陸支部幹事会を開催。
17日(金) ・協会会議室で戸建住宅委員会環境・安全小委員会打合せ会。
22日(水) ・ホテルオークラでの不動産・住宅産業団体連合会理事懇談会に木下理事長、渡辺専務
24日(金)
27日(月)
28日(火)
29日(水)
30日(木)
31日(金)
理事が出席。
・木下理事長、渡辺専務理事が住宅金融公庫問題に関して関係議員等に陳情。
・(社)住宅生産団体連合会での同会広報連絡会に担当者が出席。
・協会会議室で3団体協議会日住協側打合せ会を開催。
・(社)住宅生産団体連合会での同会「住宅金融公庫についての打合せ会」に担当者が出
席。
・かに本家で北海道支部幹事会を開催。
・(社)住宅生産団体連合会での同会専務理事等懇談会に渡辺専務理事が出席。
・麹町会館での住宅月間実行委員会幹事会に担当者が出席。
・住宅金融公庫での公庫・民間分譲事業連絡会に担当者が出席。
・国土交通省住宅政策課での平成14年度税制改正要望説明会に担当者が出席。
・(社)住宅生産団体連合会での同会「住宅金融公庫についての打合せ会」に渡辺専務理
事が出席。
・大阪東急ホテルで関西支部による検討会を開催。
・総評会館で宅地建物取引主任者法定講習会を開催。
Note
7月当初の猛暑から始まったこの夏だが、蝉の鳴き声
もほとんど聞かれなくなった。厚生労働省が上場企業を
対象として行った調査結果によれば、夏の連続休暇日数
(連続する3日以上の休日・休暇の合計日数)は平均で
9.0日と昨年の7.4日を上回っている。欧米諸国と比較す
るとまだまだ低い数字ではあるが、以前よりは休みを取
り易い環境になってきているようだ。
私は8月上旬に休暇を取って帰省し、期間中 350 万人
以上の人出がある地元の夏祭に参加した。蓄えたエネル
ギーを短い夏に爆発させる若者と身体をぶつけ合ってい
ると全てを忘れて、心地良い疲れだけが残る。祭の最終
日の花火大会には華やかさの反面、終わる夏の寂しさが
あった。
早朝の市場も楽しみの一つだ。豊富で生きの良い魚と
表情豊かにそれを売る人々で活気に溢れている。朝から
採れたてのウニや黒光りするイカを刺身にして食が進む。
標高1,500メートル程の山にも登ったが、もう秋風が吹
き、たくさんのトンボが飛んでいた。山を下りてからの
温泉とビールも格別だ。爽やかな風が吹く高原でのバー
ベキュー。天気は良かったが、水が冷たくて長くは泳げ
なかった海。毎日忙しく遊び、楽しい夏休みは終わった。
次の休みに向かって、また仕事に励もう。(sè)
会報 日住協 通巻 12 号
(平成 13 年9月 20 日発行)
−15−
発 行 社団法人日本住宅建設産業協会
編 集 社団法人日本住宅建設産業協会事務局
定 価 100円(税込)
日住 協の主な事業と活動は次のとお りです 。
協 会へ の入会をご 勧 誘くだ さ い 。
◎FAXによる「日住協NEWS」のほか会報「日住協」やホームページにより的確な情報提供を行っ
ています。
◎会員各社の要望・意見を取りまとめ、関係機関に政策提言を行っています。
◎各委員会によるテーマに沿った研究と研修会、情報交換を随時行っています。
◎協会会員は日住協サブセンターを通じ(財)東日本不動産流通機構を利用できます。
◎(財)住宅保証機構の特定団体として承認を受け、協会会員が住宅性能保証制度を利用する際、
登録料の軽減や検査の合理化等の特典を受けることができます。
◎優秀事業表彰を実施し、協会及び会員の資質向上を目指しています。
◎国土交通大臣の指定を受け「確定優良住宅地等予定地のための土地の譲渡に係る認定」などを
行っています。なお、申請者が会員の場合は証明手数料は軽減されます。
◎事故や災害に備え、
「グループ保険 」や「 労働災害補償制度 」を実施しています。会員は低廉な
費用で大きな保証を受けられます。
入会基準等については事務局(TEL:03-3511-0611)までお問い合わせください。
本 部 事 務 局
〒102-0083
東京都千代田区麹町5丁目3番地麹町中田ビル8階
TEL. 03-3511-0611 FAX. 03-3511-0616
URL http://www. nichijukyo. or. jp/
北海道支部 〒063-0804
東 北 支 部 〒981-0913
信 越 支 部 〒388-8007
東 海 支 部 〒460-0011
北 陸 支 部 〒921-8557
関 西 支 部 〒541-0057
中 国 支 部 〒730-0013
四 国 支 部 〒760-0080
九 州 支 部 〒812-0013
外
堀
通
り
中
央
線
日本テレビ
四谷駅前
丸ノ
内線
四
ッ
谷
南
北
線
四
四
ッ
ッ
谷
四
ッ
谷
スクワール麹町
麹町六丁目
新宿
上智大学
通り
日本工営ビル
弘済会館
日住協
札幌市西区二十四軒4条4-13-7・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL. 011-643-9593
仙台市青葉区昭和町3-15 ネオプラザ北仙台1F・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL. 022-274-0550
長野市篠ノ井布施高田370-1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL. 026-293-9125
名古屋市中区大須4-13-32 名探ビル6F・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・TEL. 052-261-8961
金沢市入江2-180・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL. 076-291-1234
大阪市中央区北久宝寺町1-2-1 オーセンティック東船場402号 ・・・・・・・・・・・・ TEL. 06-6263-5503
広島市中区八丁堀6-16 第一東亜ビル3F・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL. 082-228-5002
高松市木太町3区2082-8 香川県消費者木材市場(株)内 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL. 087-833-1725
福岡市博多区博多駅東1-12-26-502号 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL. 092-434-2014
FAX. 011-643-9593
FAX. 022-274-0478
FAX. 026-293-9551
FAX. 052-261-8969
FAX. 076-292-1523
FAX. 06-6263-5550
FAX. 082-228-5068
FAX. 087-862-1988
FAX. 092-481-3591
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