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総説 JD群(1 3番, 14番, 15番)染色体欠失の疫学と臨床像

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総説 JD群(1 3番, 14番, 15番)染色体欠失の疫学と臨床像
-4
1
9大阪市立大学生活科学部紀要・第3
9
巻(19
91
)
〔総説 J D群(13
番
, 1
4番
, 1
5番)染色体欠失の疫学と臨床像
川村みや子・孟建国・石井ふみ代・藤田弘子
Epidemiologyand C
l
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1
4,
1
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1
3,
MIYAKO KA
WAMURA
,KENKOKU Mou. FUMIYOISHII and HIROKO FUZITA
W
i
l
l
i症候群
を認めた。症例の集積するのは、 Prader-
1.は じ め に
1
1
q
1
2の欠失でありその他は少数ずつ分布して
である q
1
9
6
0
年後半に開発された染色体分染法は、次々と微小
いた。 pws以外では、短腕末端から長腕を含む欠失例が
5
番染色体の
な染色体異常の発見を可能にした。今回の 1
3例、長腕の中間欠失が 9例、長腕の末端欠失が 4例で
ql
1q
1
2の欠失は Preder-Willi
症候群 (以下 pws)に高率
あった。中間部欠失の 2例の親に転座と挿入を認めた 。
3
番染色体のq1
4の欠失は網膜芽細胞
に認め られ、ま た1
6
O
1
J
を検討した。
今回は PWSを除く 1
腫に高率に認められる。 このような微小な異常を症状発
E 疫 学
現前に確認できれば、疾患の早期発見、 早期治療が可能
となる。今回我々は、D群染色体(13
,
1
4,
1
5
)の欠失異常
1.年齢,性別
1
3
番染色体では、年齢は生後 2遍から 6
5才に分布し 、
6
人女3
2人であった。 1
4
番染色体では、年齢は 2
2週
男1
の中絶胎児から 6
2
才まで分布し 、男 6例女 2O
l
J
であった。
について欠失部位による疫学的問題と 、臨床症状を文献
的に検討した。対象とした文献は、 lndexMedicus(
19
7
5
-1
9
90
)に収録されているものであり 、欠失部位の同定
可能なものについては、 1
9
7
5
年以前の報告例もふくめた。
1
5
番染色体では、年齢は在胎 1
5
週の胎児から 2
4才に分布
し
、 2才以下が 8例と症例の半数を 占めた。男 1
1例女 5
例であった。
n
. 欠失部位について
2.出生時体重,出生時の両親の年齢
1
.1
3
番染色体
1
3
番染色体の短腕欠失の報告は見られず、長腕の欠失
は図 1のようにその全域において見られる 。 q1
4は網膜
1
3
番染色体では、 2
0
0
0
g以下の未熟児は第 E群に 1
2人
存在し、内 2人は、 1
5
0
0
g
以下であった。第 E群に母親
1
8
才父親 1
7
才の低年齢が見られた。
1
4番染色体では、
2
0
0
0
g
以下はなかった。 1O
l
J
は4
0
0
0
gであった。母の年
齢は 1
9才から 3
4才に分布している。 1
5番染色体では、
芽細胞腫の座位であるが今回の検索は網膜芽細胞腫以外
の欠失例で行った。切断点の好発部位は 、 q
2
2、 q2
1、
q1
2
であった。
2
0
0
0
g
以下は胎児例を除き 4例
、 2
5
0
0
g以下は胎児例を
除き 7例であり子宮内発育不全を呈する症例が約半数で
2
.1
4
番染色体
1
4
番染色体の欠失はまれで、その殆どは環状染色体で
5才以上は l
例であった。
あった。母親の年船は 3
3
. 死亡例数と死因
ある。短腕欠失の報告例は、全例環状染色体である 。今
回検索した症例は長腕欠失 8例であり、 q
2
2より遼位に
末端欠失の一例は環状染色体であり、他の一例は逆位を
1
3
番染色体では、死亡例は少なく、第 E群に 1人認め
ただけであった。生後 2週の新生児であり、死因は、全
身の悪液質であった。 1
4
番染色体では死亡例は中絶胎
伴うモザイク型であった。
児を含めて 3例であり、 2才時死亡の男児例は、死因の
欠失部位を有し、中間欠失 4例、末端欠失 4例であった。
3
.1
5
番染色体
記載はないが心房中隔欠損と鎖骨下動脈位置異常及び二
1
5
番染色体は図3
のごと くそのすべての領域に欠失部
尖弁大動脈と心血管奇形を有 し頻回に呼吸器の感染を繰
f
)
、
‘
,
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-4
2
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人間 福祉 学
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川 村 他:
D群染色体欠失
-4
2
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Z
b
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Z
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図
-4
2
2-
人間福祉学
J
3
1b
T
Z
b
結
i
:
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(同)
J31
b
(同)
J310 I
Z
b
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T
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回
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口
口
,
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9
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I
Z
b
帯
主
川村他 :
D群染色体欠失
-4
2
3一
り返していた。生後 1
0日死亡の男児例は両側横隔膜挙上
徴である母指の付着異常と欠損が特徴的であり、特に母
を呈し、食道気管支療を伴う食道閉鎖、動脈管関存、尿
指の欠損は以前より群別の指標になっており、その染色
崩症を合併しており、直接死因は敗血症を伴う肺炎であっ
21と言われている。今回の群別では、母指欠
体の座は q
5
番染色体では死亡例は中絶胎児を含めて 7例であ
た
。 1
損は第 E群と第 E群に 2例ずつになりその欠失部位は q
り、その死因が呼吸不全であるものが 5例であった。呼
2
2
q
3
2
、q
2
1q
3
3、 q22-qt
e
r
、q
3
2
q
t
e
rであった。 また
吸不全による死亡例は生後 3時間、生後 1
5時間、生後 7
指に様々な奇形が観察された。内臓奇形は少
第 E群でぬt
目、生後 8カ月、 2才時と新生児期死亡が 3例、乳児期
なく、第 E群にヒルシュスプルン グ 2例、全孔脳症、第
死亡が 2例と早期の死亡が特徴である。 生後 3時間の死
E群に脳梁欠損が l例 見 られた。難聴が第 E群と第 E群
亡である K
ristofferssonの 男 児 は 肺 の 形 成 不 全 と 横 隔
に見られ、第 E群には視神経の萎縮も見られた。発達は
5
時間の死亡例は C
Ja
膜へルニヤを合併していた。生後 1
重度の遅滞が殆どであるが第 I群の 3例 は 正 常 で あ る 。
rkの女児例で、あるが、肺の形成不全及び腎の形成不全
鐙摩の合併は少なかった。
を伴っていた。生後 7日の Hervaの男児例は肺の形成不
2
.1
4
番染色体
1
4
番染色体は中間欠失 4例、末端欠失 4例のわずか 8
全はなかったが心室中隔欠損、右室形成不全、肺動脈の
形成不全といった心血管の奇形を伴っていた。生後 8カ
例であるが、図 2のように q
2
4より近位に欠失を有する
月死亡の Formigaの女児例は鉱張した大動脈と肺動脈
I群 5例と q24より遠位に欠失を有する E群 3例 の 二 つ
を有し、中隔の肥厚をも伴っていた。同じく Formiga
l
J
に無眼球
の群に分けた。顔面部の特徴と して I群の 1O
の2
4
才死亡の女性は内臓の奇形を伴っていなかった。肺
症を認め、 3例に眼裂狭小を認めた。反対に E群では l
の形成不全は中絶胎児にも認められており、生命予後を
例も限裂狭小は認めない。頚部の特徴は皮j
宵のたるみや
大きく左右する 1
5
番染色体欠失の特徴と言えよう。残る
Autioの男児死亡例は 9才時に主主筆重積のため死亡して
表 1 1
3
番染色体の臨床像
いる。 この症例は脳梁欠損と馬蹄腎を有していた。
4
. 遺伝性
症例数(♂ n l
1
3
番染色体では、 2例を除き denovoの欠失である。
顔面
1例は母親が 8番染色体との転座を有しており、 1O
l
J
は
4番染色体では 8
母親も同じ部位の欠失を有していた。 1
例中 7例が denovoの欠失例であり 1O
l
J
は1
4
qのトリソ
ミーを有する兄弟の存在から畢丸のモザイクと推定され
1専
軍
1
0(5/5)
大頭
厚い島
エピカントス
股間総開
高ロ釜
網膜欠損
XX,
t
C
6
;
5
)C
p
2
5
;
q
2
4
)で‘あった。 1O
l
J
は父親に挿入を認
6,
XY,
i
ns
(
5
;1
5
)(
q
31
.3
;
q
21
.
1
めた。その父親の核型は 4
虹彩欠損
3 虹彩欠損
3
四
股
内
蔵
W臨床像
5 小園草あるい回目量下量 4
4
直腸皮膚痩
l 脳深欠損
ヒJV/~^ プルYク病
2
全孔脳症
l
2 難聴
視裕経形成不全 2
難聴
感覚器
端に至るまでの聞に欠失部位を有する第 E群 に分けてみ
発
逮
.
m群では、第 I群 に 見 ら れ
反対に小頭であった。第 n
ない限裂狭小や眼険下垂が見られた。体幹部では第 E群
2
l 尿道下裂
1I
J!I門前斗付着
2
2
1 母指欠損
2 母指欠損
屈指
軍事幽指
l 母指近位付着 2 広 い第 l~
2 中節骨低形成
J
l
t
旨
の
重
な
り
母指付着異常 l i
中節骨低形成 l 足と指の癒合 2
踏 の膨革Mい欧圏 3
水かき箔
2 鎌状網膜
21あるいは q22から q
3
1あるいは
失部位をもっ第 I群、 q
た。顔函部の特徴は第 I群では大頑であり、他の群では
3
4
1
鈎紅
停留豊丸
q
2
2
)で=あった。
q32あるいは q33
聞に欠失部位を持つ第 E群、 q
3
1から末
2 小頭
勝ヘルニア
胤径へ Jレニ7
父親も同様の転座を有し て いた。その母親の核型は 4
6,
1
3
番染色体は、群別は q13あるいは q
1
4から遠位に欠
小頭
広い鼻背
蹴 側、
文l
i
限強下垂
眼間離開
乳頭離開
り
、 1例は母親が 6番染色体との間に転座を有し、その
1
.1
3
番染色体
E群
8 (3/5)
矩頚
体幹
5
番染色体では、 1
6
例 中1
4
例 が denovo
欠失例であ
る。 1
3
2
3
3
3
2
E群
2
0(8/1
2
)
死亡
の短頚が特徴的であり、又鎖紅が 2例に見られた。四肢
遅滞
3例)
正常 (
重度遅滞
震度遅滞
1人
2週 衰 弱
3
番染色体の欠失の特
は様々な奇形が記述されており、 1
(5)
2
1
2
l
- 424-
人間福祉学
翼状頚が両群に見 られた。ま た I群 に 停 留場 丸 2例、
アー
モ ンド様の目や魚様の口など、顔面部の奇形、小さ
E群に停留豊丸 2O
t
J
、尿道下裂 1例を認めた。四肢の特
な手や足、低身長などがあげられる。 1
982年 Ledbet
t
e
r
徴としては、 I群の Turloauの例に Ho
l
tOram症 候 群
らは、 PWS
の約半数が 1
5
番染色体の長腕 q
llq12の 欠 失
症候群は骨格奇形と心奇形を合
を認めた。 HoltOram
を伴うことを明らかにした。筋肉の低緊援は I群 の 3伊i
併するもので ,
Turloauの 症 例 は 心 房 中 隔 欠 損 と 右 前 腕
にみられ、停留望書丸は I群に 4例、 E群に 2例見られた。
23
骨の低形成、左尺骨奇形を有 し て お り 、 欠 失 部 位 は q
小さな手足は B群に 1例
、
q
2
4
.
2であった。 Turloauは HoltOram症 候 群 と 1
4番
徴 は明確でなく、強いていえば、 I群 で は 興が目だち、
24の欠失との関連を示唆している。精神発達は
染色体 q
E、 E、 W群では小さな顎、耳の変形が特徴として挙げ
遅滞しており I群では中度から重度の遅滞であり、 E群
られる。虹彩の色紫脱出が E群に 1O
t
J
m群に 2例見られ
W群に l例見られた。顔 の 特
では軽度から中度の遅滞である。情緒面の記載例は少な
5
番染色体欠失の特徴かもしれない。精 神 発 達
たのは、 1
いが両群 1例ずつの記載例では、親しげで人なつっこい
遅滞は全ての群でみられた が、情緒面の異常 の記載はな
性格を呈している 。死亡例は欠失部位がq23q32
、 q22q2
かった。 I群 の 1O
t
J
は、難聴を伴な っていた。鐙錘は I
3
2
.l
1qterであり、欠失部位と生命予後との関係は
3、 q
群に 1例、 W群に 1例合併していた。 内臓の奇形の合併
推定できなか った。
では少ないが、全群を通して腎の低形成及び多
はPWS
3
.1
5
番染色体
発性婆胞腎が3
例、肺の低形成が4
例に見られた。 群別に
1
5
番染色体欠失は 4つの群に分類したが、その臨床像
見ると肺の低形成は E群に l例 W群に 3例見られ、一方
に明確な差異は認められ江かった。 PWSは 筋 肉 の 低 緊
腎臓の低形成は I群に l例、 E群 l
こl例
、 W群に l例と
張、肥満、精神運動発達遅滞を主な特徴とする先天性の
広範囲に分布していた。心血管奇形は
疾患単位であり、その他の症状として外陰部の低形成、
た。
表2 1
4
番染色体長期欠失の臨床像
I群
症撒(♂/平)
顔面
5(4/ 1)
無眼球症
1 小顎
限裂狭小
3 斜視
体幹
緑内障
球状の廊
2
2
口蓋裂
l
ロ唇裂
たるんだ頚部
四肢
停留皐丸
胤径ヘルニア
小陰茎
H
o
l
tOram症候群
多指
湾曲指
内
臓
発進
死
亡
表3 1
5
番染色体欠失の臨床像
u平
E群
3(2/1)
3 前額突出
2 小顎
2 高口蓋
3 斜視
虹彩欠領
l
幅広い輿背 3
短頚
翼状頭
2 停留場丸
1 尿道下裂
1
l 屈指
1I
f
i
n
g
e
rl
i
k
ethumb
l第 2
. 4iJ1:の重なり
症 撒(♂/早)
2
顔面
i
1
l
l
1
DQ 35-85
人なつっこい
人なつっこい
••
体幹
四肢
E群
E群
l
Vl
平
3(2/1
) 3(1/2) 4(2/2)
目立つ鼻,3 級機灘姐 2 虹彩欠損 l 小頭症
3
耳介低位 3 虹彩色澗拙 1 虹税調幽 2 高口蓋
3
2 眼裂狭小 l 耳の変形 2
高口蓋
耳介低位 2 高口蓋
2 小額症
2
耳の変形 2 小顎症
2
小鎖症
2 耳の変形 2
小さな鼻 2
広い廊背 2
低緊張
3 停留場丸 2
停留場丸 4 大路唇低形成 l
小さな手足 l 母治近位付着 l 小さな手足 l
軍事幽指
2
内反足
6
備球目
u
l
l
尺側偏位
心房中隔欠f
員
2 心房中隔欠損
l ポタロ管関存
腎の奇形 (
馬蹄腎)
2
腎の低形成
2 大血管異常
l 鎖紅
大血管異常
1
l 食道閉鎖
下垂体欠倒
l
副腎低形成
l 食道気管支痩
小脳低形成
精神発途遅滞(中度 賃度〉 精神発達遅滞(
軽度 中度〉
DQ20-66
Ufにのみ見られ
・
軍
軍幽f
旨
内
発進
m
(
6
)
脳梁低形成
腎の低形成
腎の奇形
心室中偏畑
肺動脈狭窄
心室低形成
精神発達齢
1
l
l
2
亡
2
肺の低形成 l 紡の低形成 3
拠曜いニ7 2
腎の低形成 l 腎の低形成 l
多
量
性的断
I 多
量
性別踊
l
I
l
精神発達醗
稽輔蹴
(
難聴 1)
盤司陸
l
死
l
11
2人在目白2
通人口中絶胎児
l人 1
0日目肺敗血痕
2才 時 呼 吸 器 感 染
臓
2人
7日目呼吸不全
9才時痘・軍横
精神強襲滞
盤筆
l
3人
8ヶ月呼吸不全
l
人
3
時間
鈎才呼吸不全
1
5
時間呼額不全
榔融ヘルニ7
川 村他
D群染色体欠失
4
2
5-
l
i
c
a
t
i
o
no
f1
4
qi
ns
i
b
s.T
e
s
t
i
c
u
l
armosaicism
V結 語
f
o
rt
(
l4
q
;
1
4
q
)a
sa common mechanism.A m
1.以上のごとく検討した症例は 1
3
番染色体4
8
人
、 1
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5
番染色体 1
6
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4
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5
番染色体は 2:1であった。
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4
ほぼ均等に分布しており 、特に際だつ切断好発部位はみ
3
番染色体における q
とめられなかった。しかしながら 1
9
)LeurgA K CandHooJJ
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0
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4
. Eurp J P
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t
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1
4
4・5
4.年歯合、両親の年働、出生時体重、死亡原因などに
1
9
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6
s
hi
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1
0
) FukushimaY,WakuiK,Ni
ついて疫学的検討を行った。
5
. 遺伝については、殆どがdenovoの症例であるが、
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3
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1
4
番染色体では l
例が皐丸のモザイク 、 1
5
番染色体では l
9
9
0
A mJMedGenet:
3
6
:
2
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1
3・1
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例が母親の転座であった。
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