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シミュレーション
プログラミング基礎 シミュレーション シミュレーション • 複雑な事象をモデル化(≒簡略化)して行う 模擬実験 • なぜシミュレーション? – 本物の実験が高コスト or 危険だから • コンピュータを使って行う場合も多い = コンピュータ・シミュレーション 身近なシミュレーション・モデル化の例 • アニメーション・ゲーム・物理の試験の場合 – 複雑な事象 = 物理法則 – 簡略化 =空気抵抗はない、摩擦はない etc. • 簡略化すればいいというわけではない – 例) スキージャンプ施設の設計をするのに空気 抵抗を無視したら意味が無い 今回の題材:コンプガチャ • ガチャポンのようにランダムに入手できるアイ テムをすべて揃えることで、別のレアアイテム を入手できるゲームシステム • 大量にお金をつぎ込む利用者が出るとして、 社会問題になっている なんでそんなことになるのか? • 実験を行うのは少し危険 (お金がかかる) Processing でシミュレーションしてみよう Processing でシミュレーション • 大まかな流れはアニメーションと共通 1. setup 関数で前準備 2. draw 関数 – 状態を更新する (ちょっと進める) • たとえばコンプガチャだったらガチャを1回引く – 現在の状態を描画する コンプガチャ シミュレータ • 講義ページからプログラムをダウンロード • どういうプログラムか調べてみてください – まずは何回か実行してみましょう (randomを使っているので、実行するたびに結果 が変わります) – 次にプログラムを読んでみましょう パラメータを変えてみよう • パラメータ(設定値)が先頭にあるので、それ を変えて、結果の変化を観察してみましょう 課題 • 配布したコンプガチャシミュレータとその出力 結果を用いて、コンプガチャがなぜ社会問題 となっているのか考察してください • 要件 – 複数のパラメータによる出力結果を引用すること – A4 1 2枚程度を目安 • 提出方法 – PDFファイルを課題提出システムから提出 – PDFで提出できればレポート作成ソフトは自由 (オプション) • パラメータだけでなく、シミュレータのプログラ ムも変更して、考察を深める – 例) 1枚だけさらに確率が低いスーパーレアカー ド?があるとどうなるか調べてみる – 例) あと何回くらいでコンプできそうか予想する 機能を追加してみる • 変更内容をレポートに書いてください – オプション課題に挑戦した場合は、レポート本文 が長くなってもOKです