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ダウンロード - 大宮盆栽美術館

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ダウンロード - 大宮盆栽美術館
明治の盆栽事情
2
平成 年度 秋季特別展
渡仏した植木屋・畑和助
早稲田大学・大隈重信
1
28
3
三菱財閥・岩﨑弥之助
7
新橋の芸者・福香
6
5
平成28年
俳人・正岡子規
4
10月8日(土)∼11月30日(水)
【前 期】10月8日(土)∼11月3日(木祝)/【後 期】11月5日(土)∼11月30日(水)
【会 場】さいたま市大宮盆栽美術館 企画展示室
【休館日】毎週木曜日 ※11月3日(木祝)は開館、11月4日(金)は展示替えのため企画展示室のみ閉室
【主 催】さいたま市大宮盆栽美術館 【後 援】埼玉新聞社、テレ玉、NHKさいたま放送局
図版
1.『伯爵大隈家写真帳 伯爵大隈重信』明治
45 年(1912)頃、早稲田大学図書館蔵 2.『Revue de L’Exposition Universelle de 1889』Librairie des
Impries Reunies、
1889 年頃、
大宮盆栽美術館蔵 3.『Les Merveilles de L’Exposition de 1889』Librairie Illustrée、1889 年頃、大宮盆栽美術館蔵 4. 中村不折『十
二支帖(鶏頭子規居士之写生)』明治 39 年∼大正 9 年(1906 ∼ 1920)、台東区立書道博物館蔵 5. 小川一真『東京百美人』明治 35 年(1902)、大宮盆栽美術館蔵
6. 三代歌川広重・二代歌川国明「開明東京名勝 九段坂苔香園の盆栽」明治 14 年(1881)頃、個人蔵 7. 岩﨑弥之助肖像、『太陽 2 巻 24 号』1896 年、博文館より
昭和のお父さんの背景
――
盆栽園に来た少年
海を渡った盆栽
1889 年パリ万博
有 力 者 と 盆 栽 ∼
海 を 越 え た 盆 栽
女 性 と 盆 栽 ∼ 女
磯野波平さんの盆栽
展示構成
1
2
3
4
政
∼
礼
∼
『Les Merveilles de L’Exposition de 1889』
Librairie Illustrée
1889 年頃、大宮盆栽美術館蔵
正岡子規『仰臥漫録』複製版
1983 年、岩波書店
大宮盆栽美術館蔵
田中芳男『澳国博覧会出品盆栽写真帖』
明治 6 年(1873)撮影
明治 22 年(1889)制作
東京大学総合図書館蔵(パネル展示)
楊洲周延「婦人諸礼式之図 盆裁」
明治 38 年(1905)
個人蔵
財 界 人 と 文 化 人
万 国 博 覧 会 の 時 代
式 と 園 芸
昭和のお父さんの趣味へ
『伯爵大隈家写真帳 洋館廊下』
明治 45 年(1912)頃
早稲田大学図書館蔵
開館時間
昭和のお父さんは、
多彩な盆栽世界に生きていた。
現 代 の 盆 栽 趣 味 は、世 界 的 に 見 て も
多 彩 な 年 齢 層・享 受 者 層 に 広 が っ て
い ま す。た だ し 一 時 代 前、す な わ ち
昭 和 時 代 の 盆 栽 趣 味 は、マ ン ガ
年︵明治 年︶生 ︺によく
28
﹁サ ザ エ さ ん﹂の 父 親・波 平 さ ん︹一 説
に
知 ら れ て い る よ う に、主 に 壮 年
男性の高尚な趣味として定着してい
ました。
こうした明治生まれの男性の背景
に は、ど の よ う な 盆 栽 の 近 代 史 が
あったのでしょうか。そこには、その
後の男性に影響を与えると考えられる
政財界人や文化人の盆栽愛好をはじめ
と し て、万 国 博 覧 会 へ の 出 品 や、
女 性 や 子 ど も と 盆 栽 の 関 わ り な ど、
現代にかけて薄れゆく多彩な盆栽
事情がありました。
本展は、主に明治時代に念頭をおき、
盆栽の近代史を多様な資料によって
紹介します。江戸文化を引き継ぎながら
展 開 す る 盆 栽 が、昭 和 時 代 に 向 け て
価 値 観 を 高 め る 過 程 と、一 つ の 結 実
と し て 昭 和 の マ ン ガ に 現 れ る 様 子、
そのなかで失われていくさまざまな
階 層 の 盆 栽 愛 好 を 取 り 上 げ、現 代
にも通じる多彩な明治の盆栽事情を
探ります。
1
8
9
5
3 月∼10月:午前9時∼午後4時30分
11月∼ 2 月:午前9時∼午後4時
*入館は30分前まで
特別展講座「近代数寄者の盆栽愛好」
スライドトーク「明治の盆栽事情」
●日 時 11月3日(木祝) 13時30分∼15時
担当学芸員がスライドを用いて展示品を詳しく紹介します。
●講 師 依田徹(遠山記念館学芸員)
●日 時 10月10日(月祝) 13時30分∼15時
●会 場 大宮盆栽美術館 2階講座室
●会 場 大宮盆栽美術館 2階講座室
●定 員 40人
●定 員 40人
休 館日
木曜日
(祝日の場合は開館)、
年末年始、臨時休館日あり
観 覧 料
一 般 …………………… 300円(200円)
高大生・65歳以上の方 …… 150円(100円)
小中学生 ………………… 100円 (50円)
*障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方一名は半額
*
( )
内は、20名以上の団体料金
参加方法
自由参加、各日 13 時より先着順、参加費無料(展覧会の鑑賞は、別途観覧券が必要です)
特別展ギャラリートーク
●日 時 10月15日(土)、11月6日(日)、11月19日(土)
全日程とも13時30分∼
●会 場 大宮盆栽美術館 企画展示室
●担 当 当館学芸員
※当日の観覧券をお持ちの上、当館ロビーにお集まりください。
ギャラリー展示中の盆栽もあわせて解説します。
〒331-0804 埼玉県さいたま市北区土呂町2-24-3
TEL 048-780-2091 FAX 048-668-2323
http://www.bonsai-art-museum.jp https://facebook.com/OmiyaBonsaiArtMuseum
第8回世界盆栽大会(平成29年[2017]4月27日∼30日)がさいたま市で開催されます。
イン
クラ
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ア 野
武 (
東
電車利用
車 利 用
JR宇都宮線「土呂駅」下車 東口より徒歩5分
東武アーバンパークライン
「大宮公園駅」
下車 徒歩10分
首都高速埼玉新都心線「新都心西」出口より約6km
東北自動車道「岩槻」出口より約9km
駐車場:一般車両39台(2時間まで無料)
大型車3台(860円)、障害者用2台(無料)
このチラシは30,000部作成し、1部当たりの印刷経費は5.7円です。
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