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平成25年11月13日(水)~11月15日(金)(PDF文書)

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平成25年11月13日(水)~11月15日(金)(PDF文書)
平成25年11月28日
太田市議会議長
小暮
広司
様
新太田クラブ代表
上村
信行
新太田クラブ会派視察報告書
1 期
日
2 視 察 地
3 視察事項
平成 25 年 11 月 13 日(水)~11 月 15 日(金)までの 3 日間
東京都新宿区(セミナー)
神奈川県横浜市
(1)清渓セミナー 2日間
人口減少社会における地域経営について
震災復興と地域コミュニティーの再生について
教育委員会制度について
2014年の政治を予測する
ヤンキー先生の教育再生論
(2)神奈川県横浜市議会
地域医療を支える市民活動推進事業について
4 参加議員
5 視察概要
6名
上村
信行
稲葉
征一
伊藤
薫
山口
淳一
正田
恭子
山﨑
正紀
別添のとおり
(1)清渓セミナー
研修概要
研修事項
清渓セミナー 会場:日本青年館
・目的
少子高齢化が一段と進む地域社会での自治体経営のあり方、東日本
大震災から2年半を経過した被災地での復興、いじめや体罰による子
どもの自殺をめぐる教育委員会制度の今日的役割など、地方行政と議
会において、地域社会と日本のビジョンの構築を目指す地方政治のあ
り方を議論することを目的とするためのセミナーに参加する。
・所感
本セミナーでは、2日間というタイトな日程の中で地方自治体が直
面している諸課題について積極的な議論が行われ、非常に有意義なも
のとなった。
特出すべきは、仙台空港の滑走路がほとんど市内にあたる、岩沼市
長の被災地からの復興に向けた壮大な取り組みである。津波対策とし
て、防風林。津波に備えた居住地の再生。また、太陽光の導入も視野
に入れた土地利用計画などであった。
教育関係では、義家 弘介衆議院議員の教育現場と文部科学省の考
え方に、具体的な例を挙げて鋭く改革を迫る姿勢には共感を覚えた。
(2)神奈川県横浜市会
視察概要
横浜市の概要(平成 25 年 5 月 1 日現在)
・面積
435 ㎢
・市制施行
・人口
3,701,475 人
・世帯数
明治22年4月1日
・一般会計予算額
平成 25 年度:1 兆 4,353 億円
平成 24 年度:1 兆 3,406 億円
・議員定数
86 人
・政務活動費(議員一人当たりの年額)660 万円
1,615,682 世帯
視察事項
地域医療を支える市民活動推進事業について
・目的
核家族化や少子化により、多くの親たちは子育てに不安を抱えなが
ら育児をしている。特に子どもの体調変化は不安になるものである。
また、小児医療の裾野も広がりを見せており、病気の子どもの治療
のほか、健康な子どもの育ち、障がいのある子どものサポートなど、
小児科医の負担も増えている現状である。
本市としては特に子育てに力を入れていることから、横浜市の行政、
医療機関、市民皆で子どもの地域医療を考える事業を視察することで、
私たちの未来である子どもの地域医療を支えるための参考としたい。
・所感
横浜市では、平成21年度に市民に直結した喫緊の課題である「子
育て支援」について、横断的かつ機動的に課題解決にあたるために、
市長直轄の「課題対応プロジェクト」を立ち上げた。その1つである
「産科・小児医療、救急医療体制充実プロジェクトにおいて、安心し
て出産できる環境の確保、小児を含む救急医療体制の充実を検討し、二
次救急拠点病院事業、小児救急電話相談等の体制の強化とともに、利用
者側の市民に対して適切な受信行動の啓発の必要性も議論されたとの
ことであった。
毎年 32,000 人が新しく親になる為、小児救急医療の充実と、24時
間の電話相談、「子育て応援ハンドブック」、「小児救急のかかり方」
等の小冊子の配布と、シンポジウムやイベントの開催等々、日本一の人
口の「市」ならではのご努力に圧倒された。
また、保育園、幼稚園への待機児童ゼロ!を実現した横浜市は、会派
にとっても 魅力的な研修であった。
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