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平成26年10月12日~13日の台風19号の影響による 黒沢ダム洪水調節

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平成26年10月12日~13日の台風19号の影響による 黒沢ダム洪水調節
平成26年10月12日~13日の台風19号の影響による
黒沢ダム洪水調節の効果について
平成26年10月15日
【 速 報 推 計 】
黒沢ダムでは台風19号の接近により、12日12時より雨が降り出しました。
そして、13日8時ごろより台風本体の雨雲がかかりはじめ、ダムへの流入量は漸次
増加し、9時には降り始めからの累計雨量215mmで、流入量34.34m3/sに、10時に
は累計雨量242mmで、流入量44.9m3/sに、10時45分に、流入量が洪水量80m3/s
に達しました。
その後、13日10時~11時に時間雨量61mmを観測し、13日12時10分に最大流入
量123.12m3/sを記録しました。
13時ごろから雨足が急に弱まり、流入量が減少し始め、13時には105.48m3/sとな
り、13日13時36分に洪水量の80m3/sまで減少しました。
総雨量は12日12時から13日17時までで,357mmでした。
今回の洪水調節により、下流佐伯市長良堅田橋地点において、河川水位を
約0.2m低減させたと思われます。
※上記写真は今回の状況ではありません
問い合わせ先
大分県 土木建築部 河川課 ダム・海岸班
電話 (097)506-4596(直通)
担当:桑原・平松
大分県 佐伯土木事務所 河港砂防課 河川港湾班
電話 (0972)22-3171
担当:広津留・佐藤
平成26年10月12日~13日の台風19号による増水時の
黒沢ダム洪水調節の効果について
【黒沢ダム位置図】
【 洪 水 調 節 実 績 図 (速報値) 】
堅田橋水位警報局
150.0
流入量
140.0
放流量
最大流入量 123.1m3/s
最大放流量 88.0m3/s
130.0
120.0
堅田川
110.0
90.0
80.0
黒沢ダム
下流の川の流水を
46.0m3/s減らしました。
100.0
洪水量80m3/s
70.0
60.0
【ダムの治水効果】
50.0
今回の出水で、31.6万m3
(大銀ドーム約0.17杯分)の
水量をダムに貯めました。
40.0
30.0
20.0
10.0
最大流入時の
放流量 77.1m3/s
ダム堤体
(
②
ダ
ム
放 か
流 ら
量 流
れ
た
量
)
放
水
口
①ダムに入ってきた量
(流入量)
ダムの貯水位
洪水を
貯めます。
流入量
放流量
ダムへの流入量よりも少
ない量をダムから流すこ
とで、下流の被害を軽減
します。
12:00
13:00
14:00
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16:00
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20:00
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23:00
0:00
1:00
2:00
3:00
4:00
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6:00
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8:00
9:00
10:00
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12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
19:00
0.0
最大流入量 123.1m3/sのうち77.1m3/sを下流に流し、46.0m3/sダムに貯めました。
平成26年10月12日~13日の台風19号による増水時の
黒沢ダム洪水調節の効果について
時間雨量
【 佐伯市大字長良 堅田橋地点の河川水位比較 】
堅田橋地点における雨量・水位
0
はん濫危険水位( 4.20m)
7
洪水調節を行わなかった場合
避難判断水位( 3.60m)
洪水調節を行った場合
はん濫注意水位( 3.50m)
水防団待機水位( 2.60m)
累加雨量
400
50
200
100
4.00
0
3.50
3.00
6
2.50
2.00
1.50
1.00
3
16:00
14:00
12:00
10:00
8:00
6:00
4:00
2:00
0:00
22:00
H=3.69m
20:00
0.50
18:00
約0.2m(ダムによる水位低減効果)
14:00
H=3.91m
12:00
4
水位
はん濫危険水位
避難判断水位
はん濫注意水位
水防団待機水位
ダム無し水位
16:00
5
(ダム無し水位はおおよその推定です。)
2
1
平常時の河川水位
0
-1
ダムが無かった場合の想定水位
堅
田
川
堅
田
川
観測水位(ダムがある場合)
担当: 桑原・ 平松
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