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思春期の心とからだ
思春期の心とからだ ~心といのちを見つめてみよう ~ 平成27年6月10日保健だより 2年生号 5月21日(木)に瀧澤ミチ子さんを講師に「性の講演会」が行われました。 講演会後感想の一部を紹介します。 私は話を聞いて感じたことが2つあります。1つ目は先生の経験を自分から話して、 正しい性情報をきちんと話してくれました。とてもためになりました。2つ目は、1500 人もの人たちが、性に関することで悩んでいるということです。先生は「死にたい」 と電話してくる人たちを一生懸命励ましていることがとてもすごいと思いました。私 はこれから「悲しい性」とは関わらず正しい性の情報を信じていい人間関係を築いて いきたいと思いました。 毎年来る誕生日が、とても幸せな日なんだと 知りました。私が私自身の意思で生まれようと 生まれてきた日。その誕生日を今まで以上に大 切にしていきたいなと思いました。そして、何 気なく話している友達と出会えたのも一つの奇 跡だと思いました。 世の中には生きられず死んでしまう命があったり、周りの環境が悪かったりしてこ の世をさっていく命もあったりして複雑なんだと思いました。ここまで生きてこられ たのは、お金以外に幸せを与えてくれた人たちのおかげだと感じました。もう少し、 大人も信頼してもいいと思いました。 今までは、いやらしい言葉だと思っていた言葉が、講演会を聞いてから全然いやら しく聞こえなくなりました。逆に命の素晴らしさがよく分かりました。命が誕生する 確率が宝くじを何回も当てることだと知って、そんなに確率が低いのに、今の自分が いるのは、まさに奇跡だと感じました。 私は今、親に反抗しています。いなくなればいいとか思ったりしていつも親を困ら せていますが、後々後悔ばかりしています。本当はケンカなんてしたくないし、そん なささいなことでももめ事になりたくないです。今回の話を聞いて、少しだけでもい いから親に素直になってみたいと思います。そして、何年後かに「あの時はいつも反 抗ばかりでごめんね」とあやまりたいです。 自分たちの命は3億分の1の確率で生まれたということがすごいな、それだけでも 奇跡だけど、妊娠を知った時に、親が「産む」と決めてくれて自分を育ててくれたと いうことが分かりました。その中には病気や障害をもって生まれてくる子もいて、健 康に生まれた人はその人たちと共生する社会を作らなければならないと思いました。 心はとても大切で、デリケートということが分かりました。性的なことははっきり 言って悪いことかと思ってましたけど、瀧澤さんの話を聞いていたらよくないことも あるけど、大切なこともあるんだなと思いました。 「手をつながなくても、キスをしなくても、言いたいことが言える。そんな人間関係 が大事なんだ。」というお話に強く心を打たれました。私もそんな人間関係を築きた いと思いました。今も、言いたいことを何でも言える友達がいます。その友達がいて くれて私は本当に幸せだなと感じました。 生きてりゃなんとかなる、生きなきゃいけない、生きていくことが人としてこの世 界に生を受けたものの最大の義務だと思う。いやなことがあって、死にたいと思うこ と自体が生きている証で、何かを思ったり考えたりすることができるだけでも、十分 に奇跡だと思う。最後まで生きてて良かったと思えるように生きていたい。人生で味 わえるだけ幸せを味わって 自分に真っすぐに生きていきたい。 中学生になり、皆が性に興味を持ち、エロいなどと盛り上がったり、間違った情報 も多く入ってきます。悲しい性があることも知りました。けれど、私は今、ここで生 きている。それがすごい確率で、とても幸せなことなんて考えたことがなかったので、 改めて考えました。最後に言ってくださった「ここに生きているだけで100点満点 の命」の言葉を大切にし、親に産んでくれたことを感謝しながら生きていこうと思い ました。 一人一人みんな違ってみんな大切であり、だから、どの命も平等だという瀧澤先生 の言葉を聞いて、姿や能力で人をばかにすることはいけないことだと思った。私たち は、動物などの命をいただいて生きているのだから、動物などの命を自分に取り込ん でしっかり、一生懸命生きていくべきなのだと感じた。 ぼくは少しHなことに興味があって、遊び半分で今までは考えていました。ですが、 瀧澤先生の話を聞いて、すごく女性の方が傷つくんだなあ~とか思ったりしました。 これからは、性のことを正しく知っていきたいと思います。 本当に、本当に「生まれる」って奇跡だなと感じました。私と同じ位の年で、たっ た13,14歳で自ら命を絶ってしまう人、病気で亡くなってしまう人がいると聞い て涙が出ました。もし、「死にたい」と言っている人がいたら、声をかけようと思っ ています。 私は命について今日ほど深く考えたことはありませんでした。実際に私自身も一度 「死にたい」と思う時がありました。いじめとかでなく、自分自身がすごくいやで、 母とも上手くいかないし、他の兄弟ばっかりほめられて・・・。そんな自分に愛想が つき、「絶対死んでやる」と思っていました。しかし、中学に入り、忙しくなってか ら、考えなくなりました。そして今日の講演会でさらに、「死なない」という気持ち が強まりました。私ももし、誰かが助けを求めていたら、求めたくくても求められな い人がいたら、今日のお話を話して助けてあげたいです。 私は真剣に話を聞きました。命は3億分の1の確率で生まれてこられることが初め て分かりました。そして、自分の子どもを失った親はずっと命日が来るたび に、自分 の子どもの事を思い出し、悲しんでいるということは、それだけ大切な命ということ だとあらためて分かりました。私も親に「親より早く死ぬなよ」とか「自殺だけはす るな」みたいなことを言われたことがあるので、誕生日にはミチ子先生の話を思い出 してみようと思います。 一人一人が深くお話を受け止め、自分 の心を見つめた言葉が伝わってきます。 改めて、まっすぐで柔らかな皆さんの 心に感動しました。