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第21期第1回滋賀県スポーツ推進審議会議事録(概要版) 1.日 時
第21期第1回滋賀県スポーツ推進審議会議事録(概要版) 1.日 時: 平成 28 年(2016 年)5 月 11 日(水)14:00~15:30 2.場 所: 日本生命大津ビル4階 セミナー室 3.出席委員 :井上 みゆき 坂井田 稔 山本 博一 欠席委員: 大久保 貴 大友 智 茶谷 不二雄 横山 勝彦 蔭山 孝夫 中道 瞳 吉田 政幸 勝見 直樹 廣瀬 香織 北田 千尋 中原 今日子 外田 順一 (五十音順、敬称略) 事務局 冨永理事、宇野管理監、中嶋スポーツ課長、小竹保健体育課長、中村参事、門参事、 南野参事、古川課長補佐、岸本主幹、スポーツ課企画係(中野、櫻田、東谷、森) 報道関係 NHK、中日新聞 4.次 第 (1)開 会 ・県民生活部理事あいさつ ・審議会の運用等について ・委員自己紹介 ・会長、副会長の選出(会長:横山勝彦委員、副会長:山本博一委員) (2)議 事 「第2期滋賀県スポーツ推進計画の策定について」 (3)報 告 「滋賀県スポーツ行政に係る組織再編について」 「滋賀県スポーツ推進条例について」 (4)その他、意見交換 (5)閉会 5.議事概要 最初に報告事項 ① 事務局資料説明 ・滋賀県スポーツ行政に係る組織再編について ・滋賀県スポーツ推進条例について 次に議事 ② 「第2期滋賀県スポーツ推進計画の策定について」をもとにした各委員の意見 1 6.議事内容 (事務局:岸本主幹進行) (事務局:冨永スポーツ理事開会あいさつ) <会議資料の確認> 資料1~資料11 滋賀県スポーツ推進計画概要版 参考資料 (事務局員:古川課長補佐) 本審議会の組織、業務、運営についてと、運営要領ならびに会議公開方針の説明 (委員自己紹介) (井上委員) (大友委員) (蔭山委員) (勝見委員) (坂井田委員) (茶谷委員) (中道委員) (廣瀬委員) (山本委員) (横山委員) (吉田委員) (事務局員自己紹介) (会長・副会長選出) (吉田委員)→ 横山勝彦先生の推薦 (坂井田委員)→山本博一先生の推薦 <議事進行> (横山会長 議事進行) (事務局:古川課長補佐) 資料説明 (報告①) (滋賀県スポーツ行政に係る組織再編について)資料8 (報告②) (滋賀県スポーツ推進条例について)資料9 (横山会長) ○ただいま、事務局から説明頂きました、組織再編、推進条例の7つの理念、スケジュールのゴール設定 で、来年度の最後の会議で答申を出すということでした。ご意見、ご質問はございませんか? (大友委員) ○ありがとうございます。ここでのスポーツの考え方は「する、見る、支える」を含めてスポーツと考え てよろしいか。あと、スポーツは基本的に文化ですので、そのスポーツの持っている文化性を十分に理解 して、推進計画を考えていくということで良いですか。 (横山会長) ○スポーツの価値は、競技力だけではなく、いろんな意味合いがある。いろんな価値観が入ってくる。そ れだけに難しい。スポーツの理解について、これからの審議会の審議の中でも出てくる。 スポーツの価値は、人さまざまで、だから価値がある。それを集約するのがこの審議会の役割であるとも 考えている。 「する、見る、支える」は文科省の方針でもある。日本のスポーツ基本計画の中でも、大きな 流れの方針である。本審議会もそれに沿ってやっていきたい。先生のご指摘の通りです。 良いご意見をいただきました。我々の共通認識としたいと思います。 (横山会長) では、時間も限られておりますので、議事(1)第2期滋賀県スポーツ推進計画の策定について、事務局 2 からお願いいたします。 (事務局:古川課長補佐) 資料説明 (第2期滋賀県スポーツ推進計画の策定について)資料10・資料11 (横山会長) ○経緯を含め、たいへん詳細な説明がありました。まずご質問はないでしょうか。 では、事実関係も含め、策定の検討のために資料の説明について質問ありませんか。 例えば、滋賀県推進計画の進捗状況について分析は今後検討すると事務局からあったが、今までの取り組 みに対して、政策評価をどうするのか、効果判定をどうするのか。 近年の状況は、課題大国日本でもあります。その状況が滋賀県にも出ています。 スポーツは社会課題に対して、解決型になってきて、それが新しいスポーツの文化になる。競技力向上 や健康も大切な要素ではあるが、これからのスポーツは、社会課題解決型スポーツになっていく。また、 これをしないとスポーツの意味もない。これらは滋賀県からの発信にもなる。 課題解決するための意見をいただきたいと思います。 社会課題に対してスポーツがどうかかわっていく のか、アイデア、ご意見をいただきたい。できればその内容までいきたい。踏み込んでいきたい。 (大友委員) ○スポーツを推進していく上で、どういった場でやるか。子供さんがおられると、小学校が基準の単位に なる、そこに集ってこられるのはどれぐらいか、高齢者の人が集える範囲は市役所ではなくて、公民館単 位になる。その稼働率、実施率はどうなのか。 高齢者で公民館に来れない人はどうするのか?データ、実数がどうなっているのか知りたい。 少子高齢化で、公民館に来れない人、来れる人、子供さんがいる 40 歳位の家庭で小学校に集える人、 子供さんがいない若い夫婦、子供さんが手を離れた 50 歳くらいの夫婦、そういった年齢層別に関連性も 含めて、事実を見てみたいと思います。 (横山会長) ○事実の裏づけとして、資料を集めて頂きたい。スポーツだけの矮小化ではなく関連性も見ていこう。大 企業が多い地域と中小企業の多い地域とを、一概に比較して、例をとってもダメ。総合型クラブ、施設、 あらゆるもの、多くが違う。では、滋賀県らしいと言っているので、滋賀県の地域的な特性はどうなって いるの?産業構造はどうなっているのか?就労の特徴があって?その中で、どういう方向に向けていくの か? それで、競技力向上にもつながる。人材発掘ができる。 総合型は中学校区に一つ、スポーツ兵庫21のように神戸の取り組み、政策的な成功事例です。 こういった事実関係、エビデンスをとっていただく、そしてどうしていくか。 (蔭山委員) ○企業の立場から申し上げる。9 年前にレイクスターズを立ち上げました。当時苦労しました。企業の応 援がないと大変なんです。今、滋賀ユナイテッドのチームを立ち上げようとしている。 よくなってくると企業は応援する。スタートは応援しない。この点で、行政も後援等で応援してほしい。 私も、一人でも多く雇っていきたい。私もそういった制度を初めて知った。審議会でもそういった働き かけをしてほしい。 (横山会長) ○もうすでに推進計画の話になってきているが、色々とかぶる部分もあると思います。今の話は、協働の 3 具体的な姿であります。 行政は財政的にものすごく大変。その中で、協働の具体的な仕組みをどうして いくのか。その仕組みを調べてほしいと思います。 (吉田委員) ○資料 10 のスポーツ活動の実施率のところ。全種目一律になっています。ジョギング等の支払いを伴わ ないスポーツと支払いの伴うスポーツ活動との違いもある。2011 年以降、消費税、震災等、閉塞感のある 中で、経済的影響を受けやすいスポーツとそうでないスポーツもある。種目ごとの実施率の目標が有効で はと考えます。 (横山会長) ○種目別に比較する。宜しくお願いいたします。委員の皆様、その他にも、それぞれの立場でアイデア、 政策提言をお願いしたいと思います。 (井上委員) ○スポ少で、2 時間以上活動ダメという規約が、保護者か、団の意向かで出てきて、昔のように1日中や っているということがなくなった。のびのび、スポーツできる環境がないように思います。生活に支障を きたすのは困るが、お互いの共生ができないかと思う。 主人は、子供が卒業してもスポ少が終わってもコーチをしている。受けた恩恵を次に受け継いでいる。 そこだけは、主人の偉いところです。それが、彼の生涯スポーツ、地域貢献になっている。そういう巡り がうまく作っていけたらと思う。 (横山会長) ○それが、さっき仰った、スポーツを文化として捉えているかどうかということ。 イギリス、ドイツは当たり前。日本は、まだまだなんです。日本に根付かせようとしている。 あと、遊び場がない。三角ベースボールは、スポーツにつながる。知的なことにつながる。 核心は、スポーツで地域情勢をつくるということです。 (横山会長) ○今の話は、場を作ること。 これだけバーチャルが進んだ時代で、スポーツは、リアリティの世界なんです。 具体的には、場を作る。施設を作る。そういったことが大切になってくる。 (蔭山委員) ○うちの孫も野球をやっていました。村田兆治を呼んで野球教室をしています。野球少年が減っている。 将来、このままでは、チームワークが取れない。こういったところでも企業努力をしていきたいと考えて います。 (横山会長) ○今の課題抽出は、 「場」ですね、施設。大きな施設だけではなくて、身近な、公園法の関わりもあります が、活用の範囲がどうなっているのか、ということを出していただければ、無理なものは無理として、制 度を変えなければいけないことになりますし、そのあたりのデータを出してもらって、滋賀県にスポーツ 施設がどれだけあって、どれだけの活用度があって、どのような課題を抱えているか、我々が検討する基 礎資料になる。これを洗い出していただけるといいのではないでしょうか。滋賀県には、施設がどれだけ あって、稼働率がどうなっているか、それを資料として出していただきたい。 4 (廣瀬委員) ○教育委員会の方もこの中にいらっしゃるが、学校とスポーツ少年団の連携がないというところが、一保 護者としては、疑問である。とても強いチームがあっても、学校から表彰されることはない。学校の先生 から応援されることもない。 母親からすると、 学校の中でやっていて小学校のメンバーでやっているのに、 そこは別という形になっている。 (横山会長) ○それは、所管の、部局の問題かと、その辺のところを現実として、今どういう形で所管していますか、 役割分担してますかということになる。現場とか現状では、差しさわりがありますよ、ということ。今ど うなっているかという事実関係だけを示してもらえれば、いいかと思います。 (大友委員) ○スポーツをするうえで指導する立場の方がおられると思いますが、その方々は、指導される方はどのよ うな手続きなり、指導の仕方を学んでいらっしゃるのか。どういう勉強されているのか。少し知っておき たいです。 (横山会長) ○それらのデータはすぐに出ると思います。指導員の資格ですから。 先生が仰っているのは、スポーツボランティアとしてやっているのに、けが、事故、賠償責任をどうする のか?その辺が手薄ではないのかということですね。 資格をどうやって与えていくのか、それが問題ですね。 (大友委員) ○スポ少の指導者研修は、ママさん会長が行かれてますよね。 (廣瀬委員) ○そうです。私が行くんです。保護者が行くんです。 (横山会長) ○資格について、制度的にどこまで網羅しているのか。ということが問題ですね。 あとは、お金の問題。Jリーグも同じ。お金がかかるとなると、ボランティアを辞めますとなる。 (山本委員) ○野洲の場合、体育協会、スポーツ少年団、スポーツ推進委員協議会等いろいろな団体があります。周り で有効に連携していかないといけないと感じています。 連携が大切である。当然行政も協力が必要になってくる。 場所、優先順位等でけんかになったりするが、そういったことの整理が必要になってくると思います。 (横山会長) ○時間が来ましたので、ここでいったん終了させていただきます。 今、いくつかの課題やアイデアをいただきました。事務局が個別に、委員の皆様に意見を伺うと仰ってい ます。事務局にたくさん宿題が行ったと思います。が、それを反映していただいて、できるだけ答えて頂 いて、第 2 回目の審議会につなげたいと思います。あとの進行は、事務局にお任せします。 (事務局:冨永スポーツ理事) 閉会の挨拶 5