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別添1 - 厚生労働省

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別添1 - 厚生労働省
【別添1】現行汎用申請・届出等省内処理システムのシステム構成図
e-Gov
(総務省)
負
荷
分
散
装
置
個別
システム
負
荷
分
散
装
置
窓口システム連携
サーバ
個別業務処理連携サーバ
受付処理サーバ
メッセージングサーバ
歳入金
電子納付
システム
シングルサインオンサービス
(厚生労働省
ネットワークシステム)
省内職員PC
(厚生労働省
ネットワークシステム)
共有ストレージ
アクセス権管理サービス
(厚生労働省
ネットワークシステム)
負
荷
分
散
装
置
ポータルサーバ
原本保管サーバ
人事異動情報サービス
(厚生労働省
ネットワークシステム)
共有ストレージ
電子文書交換システム
(総務省)
一元的な文書管理システム
(総務省)
凡例
汎用受付システム
ノード
外部システム等
呼び出し関係
ストレージ
利活用サーバ
メールサービス
(厚生労働省
ネットワーク
システム)
【別添2】本調達にて求める成果物と共通フレームとの対応関係
工程
納入成果物
(項番は調達仕様書
「2.7.3 納入成果物」の項番による)
共通フレーム2007に対応する
主要プロセス
プロジェクト管理
1.2.4 計画立案
1.2.5 実行及び管理
1.2.6 レビュー及び評価
2.2 構成管理プロセス
2.3 品質保証プロセス
2.6 共同レビュープロセス
2.8 問題解決プロセス
1 プロジェクト計画書
1.2.4 計画立案
1.2.5 実行及び管理
1.2.6 レビュー及び評価
2.2 構成管理プロセス
2.3 品質保証プロセス
2.6 共同レビュープロセス
2.8 問題解決プロセス
2 コンティンジェンシー計画書
1.2.5
1.4.3
2.2.1
2.2.2
2.2.3
2.3.1
2.3.2
2.3.3
2.3.4
2.4.1
2.4.2
2.6.1
2.6.2
2.8.2
3 定例会議資料
実行及び管理
システム化計画の立案
プロセス開始の準備(構成管理プロセス)
構成識別
構成制御
プロセス開始の準備(品質保証プロセス)
製品の保証
プロセスの保証
品質システムの保証
プロセス開始の準備(検証プロセス)
検証
プロセス開始の準備(共同レビュー)
プロジェクト管理レビュー
問題解決
1.2.5 実行及び管理
4 会議議事録
設計・開発
5 基本設計書
6 詳細設計書
7 プログラムソース
1.5.2
1.5.3
1.6.2
1.6.3
1.6.4
1.6.5
利害関係者要件の定義
利害関係者要件の確認
システム要件定義
システム方式設計
ソフトウェア要件定義
ソフトウェア方式設計
1.5.2
1.5.3
1.6.2
1.6.3
1.6.4
1.6.5
利害関係者要件の定義
利害関係者要件の確認
システム要件定義
システム方式設計
ソフトウェア要件定義
ソフトウェア方式設計
1.6.2
1.6.3
1.6.4
1.6.5
システム要件定義
システム方式設計
ソフトウェア要件定義
ソフトウェア方式設計
2.4.1 プロセス開始の準備(検証プロセス)
2.5.1 プロセス開始の準備(妥当性確認プロセス)
8 テスト基本方針
1.2.4 計画立案
1.2.5 実行及び管理
1.2.6 レビュー及び評価
2.2 構成管理プロセス
2.3 品質保証プロセス
2.6 共同レビュープロセス
2.8 問題解決プロセス
2.4.1 プロセス開始の準備(検証プロセス)
2.5.1 プロセス開始の準備(妥当性確認プロセス)
1.6.7 ソフトウェアコード作成及びテスト
1.6.8 ソフトウェア結合
1.6.9 ソフトウェア適格性確認テスト
1.6.10 システム結合
1.6.11 システム適格性確認テスト
9 テスト実施計画書
1.6.7 ソフトウェアコード作成及びテスト
1.6.8 ソフトウェア結合
1.6.9 ソフトウェア適格性確認テスト
1.6.10 システム結合
1.6.11 システム適格性確認テスト
10 テスト項目
1/2
【別添2】本調達にて求める成果物と共通フレームとの対応関係
工程
納入成果物
(項番は調達仕様書
「2.7.3 納入成果物」の項番による)
共通フレーム2007に対応する
主要プロセス
1.2.5 実行及び管理
1.2.6 レビュー及び評価
1.6.7 ソフトウェアコード作成及びテスト
1.6.8 ソフトウェア結合
1.6.9 ソフトウェア適格性確認テスト
1.6.10 システム結合
1.6.11 システム適格性確認テスト
2.4.2 検証
2.5.2 妥当性確認
11 テスト結果報告書
移行
1.7.1 プロセス開始の準備(運用プロセス)
12 業務運用マニュアル及び操作解説書
1.7.1 プロセス開始の準備(運用プロセス)
13 システム運用設計書
1.7.1 プロセス開始の準備(運用プロセス)
14 システム運用手順書
15 移行計画書
1.7.3 業務及びシステムの移行
1.8.5 移行
16 移行手順書
1.7.3 業務及びシステムの移行
1.8.5 移行
1.8.5 移行
17 移行結果報告書
3.4.1 プロセス開始の準備
18 教育計画書
3.4.2 教育訓練の要求事項の定義
19 教育資料
3.4.4 要員の実績評価
20 教育結果報告書
1.6.1 プロセス開始の準備(開発プロセス)
21 端末マスタイメージ
3.2.1 プロセス開始の準備(環境整備プロセス)
22 導入計画書
1.6.10
1.6.11
1.6.12
1.6.13
23 導入結果報告書
システム結合
システム適格性確認テスト
ソフトウェア導入
ソフトウェア受入れ支援
2.2.3 構成制御
2.2.4 構成状況の記録
2.2.5 構成評価
24 情報資産台帳
運用・保守
1.7.6
1.8.1
1.8.2
2.3.1
2.3.2
2.3.3
2.3.4
25 月次運用保守報告書
2/2
業務運用と利用者支援
プロセス開始の準備(保守プロセス)
問題把握及び修正分析
プロセス開始の準備(品質保証プロセス)
製品の保証
プロセスの保証
品質システムの保証
【別添3】本調達で実施する機能改善等の要件一覧
機能改善等の理由・説明
No
(1)
要件
区分
内容
アプリケーションの機能改善に係る対応
ID、パスワードの発行、更新に係る機能改善
現行システムにおいて管理している手続のうち、一部の手続については、申請時にユーザID
及びパスワードによる本人確認を必要としている。
この本人確認については、現行システムの運用ポータルに含まれる「申請者情報管理」に分
類される機能において手続情報と申請可能な申請者のユーザIDをデータベース内で紐づけて
管理した上で、「申請データ受信・検証」機能において、e-Gov電子申請システム側から連携さ
れたユーザID・パスワードと現行システム内のデータベース内に登録されたデータが同一のも
のか、申請された手続に対する申請権限を有しているかを照合することによって実現している
が、運用業務の効率性を向上させるためにデータの管理方法の見直しが必要となっている。
・「申請者情報検索」機能及び「申請者情報登録」機能において、申請者に紐づく手続グループ情報を追加、表示、更
新及び削除を可能とすること。
・運用ポータルの「手続情報管理」に分類される機能において、手続グループを追加、表示、更新及び削除を可能と
する機能を新規開発すること。当該機能において、手続グループに属する各手続を設定可能とすること。
機能要件
・「申請データ受信・検証」機能に含まれる申請データの受付処理においてユーザID・パスワードによる認証を行う場
合、申請者がe-Gov電子申請システムで入力したユーザID・パスワードに対して、「申請者情報管理」に分類される機
能で管理するユーザID・パスワードと照合するとともに、申請された手続に属する手続グループに対して申請者が申
請権限を有する手続グループであることを確認できること。
具体的には、上記のユーザID及びパスワードによる本人確認を必要とする手続きについて
は、e-Gov電子申請システム上において事前の「ユーザID・パスワード発行申込み」を申請し、
当申請において申請者が申請を行いたい「手続グループ」(複数の関連ある手続きをグループ
化した単位)を指定することとしている。一方で、現行システムにおいては手続グループをデータ
ベースにて管理しておらず、当申請において指定された手続グループに含まれる全ての手続
を、申請者のユーザIDに紐づけて管理している状況となっている。このため、法令改正等に伴い
申請手続が追加となった場合には、この追加された手続が含まれる手続グループに紐付く申請
者のユーザID毎に、手続きの紐づけを行う作業が必要となるため、迅速な対応ができない非効
率な状況となっている。
このため、次期システムでは、現行システムのデータベース上で管理されていない「手続グ
ループ」をマスタデータとして追加し、申請者のユーザIDに紐づく手続グループ、及び手続グ
ループに紐づく各手続をデータベース内で管理できるよう改修する。
1
画面要件
・以下の画面において、手続グループを表示項目として追加すること。
- 「手続情報検索」画面
- 「手続情報検索結果」画面
- 「手続情報更新確認」画面
- 「手続情報更新結果」画面
- 「手続情報削除確認」画面
- 「手続情報削除結果」画面
- 「手続情報詳細表示」画面
- 「手続情報新規登録確認」画面
- 「手続情報新規登録結果」画面
- 「申請者情報検索」画面
- 「申請者情報検索結果」画面
- 「申請者情報更新確認」画面
- 「申請者情報更新結果」画面
- 「申請者情報削除確認」画面
- 「申請者情報削除結果」画面
- 「申請者情報詳細表示」画面
- 「申請者情報新規登録確認」画面
- 「申請者情報新規登録結果」画面
- 「申請者情報一括登録/削除確認」画面
- 「申請者情報一括登録/削除結果確認」画面
・以下の画面において、手続グループを編集可能項目として追加すること。
- 「手続情報更新」画面
- 「手続情報新規登録」画面
- 「申請者情報更新」画面
- 「申請者情報新規登録」画面
- 「申請者情報一括登録/削除」画面
情報・
データ要件
・マスタデータとして「手続グループ」情報を追加すること。
・「手続グループ」情報については、手続情報との紐づけ及び申請者情報との紐づけを管理可能とすること。
・操作手順書を作成し、運用事業者への引継ぎを行うこと。
その他
1 / 14
【別添3】本調達で実施する機能改善等の要件一覧
No
機能改善等の理由・説明
要件
暗号アルゴリズム危殆化対応
暗号アルゴリズム(ハッシュ関数SHA-1及び公開鍵暗号方式RSA1024)の危殆化が懸念され
ることから、「政府機関の情報システムにおいて使用されている暗号アルゴリズムSHA-1及び
RSA1024に係る移行指針」が公表された。
現行システムは、申請データの電子署名検証及び電子公文書への電子署名付与において、
当該アルゴリズムに基づいた仕様となっている。このため、上述の移行指針に従い、国民がオ
ンラインで申請・届出等の手続を行う窓口であるe-Gov電子申請システムと移行時期の調整を
行った上で、新たな暗号アルゴリズム(ハッシュ関数SHA-256及び公開鍵暗号方式RSA2048)
2 へ移行する必要がある。
このため、右記機能において、新たな暗号アルゴリズムへの移行を行うこと。その際、上記の
移行指針に示されているとおり、暗号アルゴリズムを複数の中から選択可能な構成とし、暗号ア
ルゴリズムごとに電子署名及び検証を行う期間の開始及び終了時期を設定可能とする。なお、
これらの設定変更は運用事業者が実施する想定である。
・申請データ受信・検証機能において、構成管理情報ファイル及び申請データハッシュファイルの形式チェックについ
て、新たなアルゴリズムに対応すること。また、複数の中から選択可能とし、暗号アルゴリズムごとに電子署名及び
検証を行う期間の開始及び終了時期を設定可能とすること。
機能要件
情報・データ
要件
・申請データ情報について、新たなアルゴリズムに対応すること。また、複数の中から選択可能とし、暗号アルゴリズ
ムごとに電子署名及び検証を行う期間の開始及び終了時期を設定可能とすること。
・暗号アルゴリズムについて、電子署名及び検証を行う期間の開始及び終了時期を設定する手順について、操作手
順書を作成し、運用事業者への引継ぎを行うこと。
申請者一括登録アプリケーションのWeb画面化
現行システムにおいて、多数の申請者情報を一括で登録したい場合、「申請者情報登録」機
能に含まれる「申請者情報一括登録/削除アプリケーション」を操作する必要があるが、業務の
効率性の面から本アプリケーションの改善が必要となっている。
上記の状況を改善し、業務効率を向上させるため、「申請者情報一括登録/削除アプリケー
ション」を運用ポータル上の「申請者情報登録」機能の一部として追加開発する。なお、開発に
当たっては、定期的なセキュリティパッチの検証・適用作業が不要となるよう、職員端末のWeb
ブラウザのプラグイン環境を使用せず、Webブラウザのみで実現可能な構成とする。
・電子公文書作成機能について、新たな暗号アルゴリズムによる電子署名付与に対応すること。また、複数の中から
選択可能とし、暗号アルゴリズムごとに電子署名及び検証を行う期間の開始及び終了時期を設定可能とすること。
(No.8参照)
・申請データが使用している暗号アルゴリズムを識別し、手続や申請日別に使用件数を集計すること。
その他
具体的には、本アプリケーションは現在、Java実行環境(Java Runtime Environment(以下、
「JRE」という))で動作するアプリケーションとなっており、JREのセキュリティパッチが公開される
たびに運用事業者による事前検証・適用作業が必要となっている状況である。また、本アプリ
ケーションはスタンドアロン・アプリケーションとして実装されていることから、担当職員・運用事
業者が特定の場所・端末において作業する必要があり、申請者情報の一括登録を行うべき業
3 務イベントが発生した場合、担当職員が特定の場所に長時間拘束されてしまい、非効率な状況
である。
内容
区分
・e-Gov電子申請システムとの暗号アルゴリズムの移行時期や試験の実施等の調整は、受注者が主体的に行うこ
と。
・現行システムではスタンドアロン・アプリケーションとして開発された「申請者情報一括登録/削除アプリケーション」
を、次期システムでは運用ポータル上の「申請者情報登録」機能の一部となるよう開発すること。
機能要件
・開発した機能において読み込むことが可能なファイル形式は、「申請者情報一括登録/削除アプリケーション」で読
み込むファイルの仕様と同一にすること。
画面要件
・現行システムではスタンドアロン・アプリケーションである「申請者情報一括登録/削除アプリケーション」上の画面
として開発された以下の画面について、次期システムでは運用ポータル上の画面として開発すること。
- 「申請者情報一括登録/削除」画面
- 「申請者情報一括登録/削除確認」画面
- 「申請者情報一括登録/削除結果確認」画面
・操作手順書を作成し、運用事業者への引継ぎを行うこと。
その他
2 / 14
【別添3】本調達で実施する機能改善等の要件一覧
No
機能改善等の理由・説明
手続情報の利便性の向上に係る機能改善
e-Gov電子申請システムでは「行政手続案内検索」として、個人向けや企業・事業者向けのラ
イフイベントに応じた手続の検索が可能となっている。このライフイベントと各手続の紐付きにつ
いては、e-Gov電子申請システム上における申請手続のメニュー体系を示す「e-Govメニュー
コード」情報として、CSVファイル形式で運用管理者が管理し、メンテナンスに時間を要すること
から、e-Gov電子申請システム上で申請を停止しなければならない等申請者に不便を強いてい
る状況にあり、改善が求められている。
具体的には、現行システムの運用においてe-GovメニューコードはCSVファイルとして運用管
理者のみが保持しており、手続の管理を担当する原局管理者は、当該情報を現行システム上
で確認することができず、e-Govメニューコードの更新に当たっては、原局管理者から運用管理
者へ変更を依頼し、運用管理者が変更内容を取りまとめた上で運用事業者に作業を指示した
4 上で、運用事業者が変更後のe-Govメニューコードをe-Gov電子申請システムの府省登録管理
サブシステムに移送することで実現している状況となっている。
これは、現行システムにおいてe-Govメニューコードは原局管理者が設定・更新可能な手続情
報の一部として管理されておらず、手続情報とは異なる手順にてメンテナンスする必要があり、
時間がかかっている状況である。
このため、次期システムでは、メンテナンス性の向上のため、e-Govメニューコードをデータ
ベースに追加し、原局管理者が運用ポータル上からe-Govメニューコードをメンテナンス可能と
する。また、運用事業者が最新のe-Govメニューコードと手続の紐付き情報をファイル形式での
出力を可能とする。
要件
内容
区分
・原局管理者が運用ポータルの「手続情報登録」機能にてe-Govメニューコードの紐付けを参照及び更新可能とする
こと。
機能要件
・運用管理者及び運用事業者が現行システムの運用と同様の手順でe-Gov電子申請システムに対するe-Govメ
ニューコードの移送を実施できるよう、最新のe-Govメニューコードと手続の紐付きの情報をファイル形式で出力可能
とすること。
なお、当ファイルの仕様は、現行システムで用いられているファイルの仕様と同一とすること。
・以下の画面を改修し、原局管理者がe-Govメニューコードの紐付けを参照及び更新可能とすること。
-「手続情報更新」画面
画面要件
・運用管理者及び運用事業者向けの画面として、運用ポータル上に最新のe-Govメニューコードと手続の紐付きの情
報をファイル形式でダウンロードすることができる「e-Govメニューコード出力」画面を追加開発すること。
・データベースに、e-Govメニューコードを管理するテーブルを追加すること。
情報・
データ要件
その他
・データベースにおいて、手続情報とe-Govメニューコードを紐付けて管理できること。
・「e-Govメニューコード出力」画面からダウンロードしたファイルがe-Gov電子申請システムに移送された上で適切に
反映されることを確認するためのe-Gov電子申請システムとの連携試験を実施すること。
連携試験に当たって必要となる各種調整・申請等については、受注者が主体的に行うこと。
3 / 14
【別添3】本調達で実施する機能改善等の要件一覧
No
機能改善等の理由・説明
要件
手続メンテナンス権限付与に伴う諸手続きの仕組み化
手続情報を更新する「手続メンテナンス」業務は、経験とスキルを有した運用管理者と運用事
業者が緊密に連絡を取り合うことに依存して業務を遂行するという属人的な状態になっている。
この属人性を排除し、担当者の経験とスキルに依存することなく、確実に業務を遂行できるよう
な仕組みが求められている。
・運用ポータルにおける「手続情報管理」に分類される機能として、左記に示す①~⑥の一連の業務を支援する機能
を構築すること。
・原局管理者や個別システム管理者によるメンテナンス対応について、運用事業者がメンテナンス権限を有効化した
際に設定したメンテナンス終了時間近くになっても作業が完了していない手続に対して、原局管理者や個別システム
管理者に早急な対応を促すメール自動通知機能を設けること。
具体的には、現行システムの手続メンテナンス業務は、メンテナンス対象手続を原局管理者ま
たは個別システム管理者から運用管理者に対して連絡した後、以下の手順にて業務が進めら
れることとなっている。
① 運用管理者がe-Gov電子申請システムの府省登録管理サブシステムを用いて、e-Gov電子
申請システム上からの対象手続の申請を抑止する設定に変更。
内容
区分
機能要件
② 運用事業者がe-Gov電子申請システム上でメンテナンス対象手続が申請不可となっている
ことを確認した上で、現行システムにおけるメンテナンス対象手続の更新権限をメンテナンス実
施者である原局担当者または個別システム管理者に対して有効化。
③ 原局管理者または個別システム管理者は、メンテナンス対象の手続の手続情報の更新を実
施し、更新作業の完了後に運用管理者へ連絡。
④ 運用管理者は、原局管理者または個別システム管理者からの連絡を受け、手続情報の移
5 送を運用事業者へ依頼。
・運用ポータルの「手続情報管理」に含まれる以下の画面について、上記機能の構築に合わせた改修を行うこと。ま
た、画面が不足する場合には、必要に応じて追加すること。
- 手続情報検索画面
- 手続情報登録画面
- 手続情報出力画面
- 手続情報公開許可画面
- 手続情報公開画面
- 手続情報転送画面
⑤ 運用事業者は、e-Gov電子申請システムへの手続情報の移送を実施した上で、原局管理者
または個別システム管理者に対するメンテナンス権限を無効化し、運用管理者へ連絡。
⑥ 運用管理者は、手続情報の移送が計画通りに実施されていることを確認の上、メンテナンス
対象手続のステータスを「公開許可」に設定。
この一連の業務について、今後、人事異動や業者の変更があった際に、現在の手順が見落と
されてしまったり、運用管理者や運用事業者の負荷が高まった状況において手続メンテナンス
の完了確認や公開許可の対応が漏れてしまったりした場合、手続メンテナンスのステータスの
ままで手続抑止時間の終了を迎えてしまう、公開許可を行わないままで手続抑止時間の終了
時刻を迎えてしまう状況となってしまい、国民の申請をe-Gov電子申請システム上でエラーとし
て返す「受付拒否」が発生する等のリスクがある。
画面要件
・運用管理者が簡便に手続メンテナンスの処理状況を把握可能な一覧画面を追加すること。
このような事象の発生を未然に防ぐため、次期システムの運用ポータルにおける「手続情報管
理」に分類される機能として、審査ポータルの機能と同様に、手続メンテナンスに係る一連の業
務を支援する機能を構築する。
・操作手順書を作成し、運用事業者への引継ぎを行うこと。
その他
4 / 14
【別添3】本調達で実施する機能改善等の要件一覧
機能改善等の理由・説明
No
手続メンテナンスにおける移送手順の改善
現行システムの運用業務における、e-Gov電子申請システムへの手続情報の移送は、手順
が煩雑であり、オペレーションミスを誘引する仕組みとなっていることから改善が必要である。
具体的には、現行システムの運用業務における手続情報の移送は、以下の3ステップにて行
われており、それぞれのステップにおいて用いるツールが異なっている。
要件
内容
区分
機能要件
・e-Gov電子申請システムへの移送手続について、現行システムでは以下の3つの機能で実現している手順を、1つ
の手順で実施できるようにすること。
- 「手続情報管理運用アプリケーション」による手続情報の抽出
- FTP転送によるe-Gov電子申請システムの府省登録管理サブシステムへの手続情報のアップロード
- e-Gov電子システムの府省登録サブシステムによる様式等データのファイルのアップロード
① 「手続情報管理運用アプリケーション」にて汎用受付システムの本番環境から変更対象の手
続情報をファイルとして取得する。
・「手続情報管理運用アプリケーション」で提供している機能、及びFTP転送によるe-Gov電子申請システムの府省登
録管理サブシステムへの様式ファイルアップロード画面を統合し、新規画面とすること。
② e-Gov電子申請システムの府省登録管理サブシステム(以下、「府省登録管理サブシステ
ム」という)に対して、汎用受付システム本番環境の手続情報をFTP転送でアップロードする。
6
③ 府省登録管理サブシステムの一括登録画面を用いて汎用受付システム本番環境の様式等
データのファイルをe-Gov電子申請システムへアップロードする。
また、e-Gov電子申請システムには、本番環境・検証環境・仕様変更環境の3環境が存在する
が、上記の②及び③においては運用事業者が手動で接続先の環境へ接続していることから、
接続先を誤ってしまう可能性が否めず、そのような事態の発生を回避するための対策が必要と
なっている。
以上のことから、オペレーションミスを低減するよう、上記①~③の手順を1つの手順で実施で
きる仕組みとする。
手続メンテナンスにおける「公開許可」実施タイミングの変更
現行システムにおける手続メンテナンス業務は、原局担当者、または個別システム管理者が
手続に係る様式等を変更し、運用事業者が当該手続きの対象となる様式等データをe-Gov電子
申請システムへ手続情報を移送した後に、運用管理者が当該手続きのステータスを「公開許
可」に変更するという手順になっている。
運用管理者は、「公開許可」に変更する前に、当該手続きの対象となる様式等データが、正し
く移送されているかの最終確認を行っているが、このタイミングで確認して誤りがあることが判明
しても、e-Gov電子申請システムに移送された後の状態であるため、即座に切戻しができず、
誤った状態で手続きが公開されてしまう可能性がある。
7
このため、次期システムでは手続メンテナンスの業務フローを安全かつ効率的なものとなるよ
う見直した上で、「公開許可」の実施タイミングを、e-Gov電子申請システムに対する手続情報の
移送実施前に変更する。
画面要件
・当該新規画面において選択した汎用受付システムの環境に応じて、手続情報及び様式ファイルのアップロード先と
して適切なe-Gov電子申請システムの環境を自動的に設定すること。
・e-Gov電子申請システムと連携し、e-Gov電子申請システムの府省登録管理サブシステムの検証環境を利用した
試験を行うこと。
その他
・e-Gov電子申請システムとの仕様調整、環境設定や試験の実施等の調整は、受注者が主体的に行うこと。
・「手続情報公開許可」機能において、手続メンテナンス業務における「公開許可」を、e-Gov電子申請システムへの
手続情報の移送前とすること。
機能要件
・「手続情報運用管理アプリケーション」機能において、手続メンテナンス業務における「公開許可」を、e-Gov電子申
請システムへの手続情報の移送前とすること。
・以下の画面を改修し、「公開許可」の対象となる「メンテナンス中」ステータスの手続を検索可能とすること。
-「手続情報検索」画面
画面要件
・以下の画面を改修し、「公開許可」を実施した手続のステータスを「公開準備」に変更すること。
-「手続情報公開(転送)許可対象検索結果」画面
・「手続情報管理運用アプリケーション」において、「公開許可」がされていない手続情報は、「手続情報管理運用アプ
リケーション公開準備」画面に表示しないこと。
その他
・見直した業務フロー及び手順について、手続メンテナンスに関するドキュメント(業務運用マニュアル、操作解説書、
システム運用手順書)に反映し、運用事業者への引継ぎを行うこと。
5 / 14
【別添3】本調達で実施する機能改善等の要件一覧
No
機能改善等の理由・説明
要件
電子公文書作成機能の改善
担当者による審査業務において電子公文書を発行する場合、現在は、総務省が開発したアプ
リケーションである「電子公文書作成システム」を専用端末上に導入して、GPKIのICカード(官職
証明書)による署名を付与した電子公文書を作成し、当該電子公文書をZIP形式に圧縮した上
で、汎用受付システム上の審査ポータルに登録する手順となっている。この「電子公文書作成
システム」は、総務省によるサポート対応が終了し、代わりに現行システム事業者によって保守
対応を行っていること等から、新たな暗号アルゴリズムに対応できないという問題がある。(No.2
参照)
このため、次期システムではこれに代わる環境として、総務省が開発した政府共通ネットワー
ク上の後継システムである「電子文書交換システム」を利用できるように、必要な対応を行う。
具体的には、現行の「電子公文書作成システム」が対応していない以下の要件に対応する。
・後継の「電子文書交換システム」は総務省がサポートするが、不具合等が発生した場合、受注
者は、原因の分析、障害の対応等のサポートを提供する。
・官職証明書による電子署名の付与が可能であること。
・署名アルゴリズムを複数の中から選択可能とする構成とし、アルゴリズムごとに電子署名を行う期間の開始及び終
了時期を設定可能とした上で、SHA‐1を用いた証明書とSHA‐256を用いた証明書が1つの処理対象に混在する状況
においても利用可能な仕組みとすること。
・利用可能なアルゴリズムの設定変更切替えについては、アプリケーションを改修することなく設定変更により切替え
可能な仕組みとすること。
機能要件
・「電子文書交換システム」で作成されるZIP形式の電子公文書について、e-Gov電子申請システムに対して連携可
能なファイル形式の要件(フォルダ構成、命名規則等)を満たす形式に変換する仕組みを構築すること。
・汎用受付システムと連携している個別システムについても本機能を利用可能とすること。
・「政府機関の情報システムにおいて使用されている暗号アルゴリズムSHA-1及びRSA1024に
係る移行指針」を踏まえ、SHA-1のみを利用可能な仕様となっているのに対して、SHA-256を利
用可能とする。なお、電子署名付与の機能開発に当たっては、e-Gov電子申請システム及び個
別システムごとに署名アルゴリズムの切替えタイミングが異なるため、次期システムにおいて利
用可能な署名アルゴリズムについて、前述の「政府機関の情報システムにおいて使用されてい
8 る暗号アルゴリズムSHA-1及びRSA1024に係る移行指針」に示されているとおり、アルゴリズム
を複数の中から選択可能とする構成とし、アルゴリズムごとに電子署名を行う期間の開始及び
終了時期を設定可能とした上で、SHA-1を用いた証明書とSHA-256を用いた証明書が1つの処
理対象に混在する状況においても利用可能な仕組みとする。利用可能なアルゴリズムの切替
えについては、担当職員の指示に従い、アプリケーションを改修することなく設定変更により切
替え可能な仕組みとする。
・専用端末においてネットワーク経由で次期システムと「電子文書交換システム」の双方を利用可能とし、担当者が
専用端末上で「電子文書交換システム」を利用して官職署名を付与した電子公文書を次期システムに登録可能とす
ること。
・「電子公文書作成システム」及び「電子文書交換システム」が出力する電子公文書の形式について調査・解析を行
い、調査結果を提示すること。
・e‐Gov電子申請システムおよび電子文書交換システムとの連携試験を実施し、電子文書交換システムにて署名さ
れた電子公文書についてe‐Gov電子申請システム上で署名検証を行い、適切に官職証明書による電子署名が実施
できていることを確認すること。
・「電子文書交換システム」の官職署名を付与する機能の利用に当たり、「電子文書交換システ
ム」で作成されるZIP形式の電子公文書は、e-Gov電子申請システムに対して連携可能なファイ
ル形式の要件(フォルダ構成、命名規則等)を満たしていないため、次期システムを介してeGov電子申請システムに連携可能なZIP形式に変換する仕組みを構築する。
・現行専用端末では、スタンドアロンで「電子公文書作成システム」を利用しているが、次期専用
端末では、作業の効率化を目的として、ネットワーク経由で次期システムと「電子文書交換シス
テム」の双方を利用可能とする。これにより、担当者が専用端末上で「電子文書交換システム」
を利用して官職署名を付与した電子公文書を次期システムに登録可能とする。
内容
区分
・e‐Gov電子申請システムおよび電子文書交換システムとの連携試験に当たって必要となる電子証明書の入手や試
験環境の利用にあたって必要となる各種調整・申請等については、受注者が主体的に行うこと。
その他
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【別添3】本調達で実施する機能改善等の要件一覧
No
機能改善等の理由・説明
認証局の切り替えに係る対応簡易化の仕組みの導入
現行システムの審査ポータルにおける「署名検証結果表示画面」では、申請データが特定の
認証局から発行された証明書で署名されていた場合、同画面上の「所有者別名」項目に当該認
証局ごとに定められた内容を表示する仕様となっているが、現在、対象認証局か否かの判定ロ
ジックや画面上の表示処理がハードコーディング等により固定化されているため、認証局の増
減や表示内容の変更要望が発生した場合、都度、アプリケーションの改修が必要であり、柔軟
な対応ができない状況である。
例えば、平成24年9月までは、全国社会保険労務士会連合会から提供される「全国社会保険
労務士会連合会認証サービス」及び、地方公共団体から提供される「公的個人認証サービス」
から発行された証明書にて署名された申請データについて、「署名検証結果表示」画面にて「所
9 有者別名」項目を表示する仕様としていたが、全国社会保険労務士会連合会からの要望を受
け、平成24年10月からは、「全国社会保険労務士会連合会認証サービス」の代わりに、セコムト
ラストシステムズ株式会社から提供される「セコムパスポート for G-IDサービス」で署名された
申請データの場合に「所有者別名」を新たに定義した書式に基づいて表示する仕様に変更され
た。この際、アプリケーションの改修が必要となり、要望を受け付けた時点から対応が完了する
まで長期間を要する結果となった。
このため、次期システムでは、運用事業者が認証局の変更や追加等に対して柔軟に対応でき
るよう、「署名検証結果表示」画面における「所有者別名」の表示処理について、認証局の表示
条件及び表示内容の定義を、設定ファイルとしてパラメータ化する。
様式ファイル登録時における形式チェックの強化
現行システムの「手続情報登録」機能は、様式ファイルの更新版を登録できるようになってい
るが、登録処理において適切なチェックが実施されていないことから、誤った様式ファイルが登
録できてしまい、申請者の申請時にエラーが発生している。その場合、申請者に対して再申請
を要求しなければならず、申請者の不利益を回避するために改善が必要である。
要件
・「署名検証結果表示」画面における「所有者別名」の表示処理について、「所有者別名」の表示対象となっている認
証局の表示条件及び表示内容の定義を設定ファイルとしてパラメータ化すること。
機能要件
・次期システムの稼動時点において、「署名検証結果表示」画面の「所有者別名」を表示する対象認証局は、現行シ
ステムにおける対象認証局を引き継ぐこと。
・e‐Gov検証環境を利用するか同等の擬似環境を用意し、「所有者別名」を表示する対象認証局が発行した証明書
を用いて、正しく表示されることを検証すること。
その他
・受注者が設計した対象認証局の判定ロジックや「所有者別名」項目の表示内容の定義方法について、操作手順書
を作成し、運用事業者への引継ぎを行うこと。
・e‐Gov電子申請システムや対象認証局との電子証明書の仕様に関する情報収集や試験の実施等の調整は、受注
者が主体となって実施すること。
・「手続情報登録」機能において、原局管理者または個別システム管理者が様式ファイルを登録する際に、当該ファ
イルがe-Gov電子システムの仕様通りのファイル形式となっているか確認するためのチェック処理(以下、「ファイル
仕様チェック処理」という)を追加開発すること。
機能要件
具体的には、現行システムの「手続情報登録」機能では、「手続情報更新」画面から原局管理
者または個別システム管理者が、法改正等に対応した様式ファイルの更新版を登録することが
できるようになっている。この登録の際、現行システムに対して登録された様式ファイルのファイ
ルサイズのチェックは実施しているものの、ファイルの内容自体が仕様通りか否かのチェックは
実施していない。そのため、現行システムの運用において、手続管理者が誤った形式の様式
ファイルを「手続情報更新」画面から登録してしまい、当該ファイルがe-Gov電子申請システム
10 上に移送・公開されてしまうことで、申請者がe-Gov電子申請システムにて申請を行った際に様
式の誤りによるエラーが発生してしまう。その結果、当該様式ファイルの修正版を改めてe-Gov
電子申請システム上で公開するまでの間、申請者からの申請を抑止しなければならない状況と
なった事例がある。
次期システムでは、このような不手際の発生を未然に防ぐため、次期システムの「手続情報登
録」機能において、「手続情報更新」画面から登録された様式ファイルが、仕様通りのXMLファイ
ルとなっているか確認する形式チェック処理を追加し、誤った形式の様式ファイルがe-Gov電子
申請システム上で公開されないようにする。
内容
区分
画面要件
・以下の画面を改修し、原局管理者または個別システム管理者が様式ファイルを登録する際に実行されるファイル仕
様チェック処理を追加すること。
- 「手続情報更新」画面
- 「手続情報更新確認」画面
- 「手続情報更新結果」画面
- 「手続情報新規登録」画面
- 「手続情報新規登録確認」画面
- 「手続情報新規登録結果」画面
・また、仕様通りでないファイルが登録された場合はエラーメッセージを表示する処理を設けること。
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【別添3】本調達で実施する機能改善等の要件一覧
No
機能改善等の理由・説明
利用可能な文字コードの統一
現行システムの「申請データ受信・検証」機能において受付可能な文字は、e-Gov電子申請シ
ステム上で入力可能な文字と齟齬があり、e-Gov電子申請システムで入力できたにもかかわら
ず、現行システムでは不正文字とみなしエラーとして扱ってしまい、申請者に再申請を要求する
状況が発生していることから改善が必要である。
具体的には、現行システムの「申請データ受信・検証」機能において受付可能な文字は、eGov電子申請システムと同様に、2バイト文字についてはJIS X 0208-JIS第一水準漢字及びJIS
第二水準漢字であり、また、1バイト文字はJIS X 0201となっている。また、同機能内において他
の文字が含まれていないかチェックを行い、含まれている場合にはe-Gov電子申請システム側
にエラーを返す仕様となっている。なお、現行システムの稼動環境がWindows OSであることか
ら、申請者の端末がWindows OS以外の場合、現行システムにおいて申請データに含まれる
11 UNICODE文字を扱う際、Shift-JISとUNICODEの文字コード変換テーブルに差異が生じる。この
差異により、一部の文字において申請データ内の文字を不正文字として認識し、エラーとしてし
まう状況が発生している。
このため、次期システムにおいては、e-Gov電子申請システムで入力可能な文字は、すべて
正しい文字として取り扱えるようにする。また、次期システムの運用・保守期間中に予定されて
いるe-Gov電子申請システムの更改、マイナンバー制度等の導入においても、連携先システム
で入力可能な文字を正しく取り扱えるよう、柔軟に拡張可能な仕組みとする。なお、e-Gov電子
申請システムより受信した申請データは、原本性を確保するため、文字の変換等を行わない。
要件
内容
区分
・次期システムのサーバ等と申請者が利用する端末のOSの差異(例えば、WindowsとMAC OS)によらず、e-Gov電
子申請システムで入力可能な文字は、すべて正しい文字として取り扱えるようにすること。
機能要件
・e-Gov電子申請システムの更改、マイナンバー制度等の導入においても、連携先システムで入力可能な文字はす
べて正しい文字として取り扱えるよう、柔軟に拡張可能な仕組みとすること。
・e-Gov電子申請システムより受信した申請データは、原本性を確保するため、文字の変換等を行わないこと。
情報・
データ要件
・審査ポータル・運用ポータルの各画面において、申請者の端末環境と次期システムの稼働環境間でOSが異なるこ
とによって不整合が発生する文字コードについて、文字化けが発生せず正しい文字として取り扱えることを網羅的に
検証すること。
その他
・e-Gov電子申請システムとの連携試験を行い、次期システムで申請データを受信した後の審査業務を含む一連の
業務処理が画面上の文字化け等の問題が発生することなく完結することを検証すること。
・e-Gov電子申請システムの更改、マイナンバー制度等の導入において、入力可能となる文字の調査は、受注者が
主体となって実施すること。
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【別添3】本調達で実施する機能改善等の要件一覧
No
(2)
機能改善等の理由・説明
要件
内容
区分
汎用受付システムの稼働維持に係る対応
e-Gov電子申請システムと連携した環境の構築
現行システムでは、稼動環境として本番環境、試行本番環境、接続試験環境の3環境が存在
するが、この環境構成について、e-Gov電子申請システムとの連携の観点から見直しが必要で
ある。
具体的には、e-Gov電子申請システムにおいて平成22年6月から一括申請機能(社会保険・労
働保険関係手続の仕様を公開し、通常の申請画面を用いずとも、申請者が利用する情報シス
テムで作成された複数件の申請・届出データを一括して送信することが可能な機能)が公開さ
れ、それに伴い、当該一括申請機能を利用するための業務ソフトウェア製品を開発するための
ソフトウェア開発事業者向けに、プログラムやデータの検証を行うためのe-Gov仕様変更環境
が事前に公開されることとなった。
現行システムでは、このe-Gov仕様変更環境で利用する手続情報を準備するため、本番環境
1 の手続情報に対して手続メンテナンスを行い、e-Gov仕様変更環境へ移送するといった煩雑な
作業が必要となっている。また、e-Gov仕様変更環境における検証で問題が発生した場合に
は、現行システムの本番環境の手続情報を修正し、改めて移送作業が発生する。
このため、e-Gov仕様変更環境の準備のためには、現行システムの本番環境で手続メンテナ
ンス業務を行う必要があり、結果として、手続メンテナンス中はe-Gov本番環境上にて対象手続
の申請を抑止状態にしておかなければならないことから、e-Gov本番環境の手続を編集する状
況ではないにも関わらず、申請者に不便を強いる事態を招いている。
・本番環境・試行本番環境・接続試験環境とは別に、e-Gov仕様変更環境に対応した環境(以下、「仕様変更対応環
境」)を設け、e-Gov仕様変更環境にて手続の検証を実施する際においても、e-Gov本番環境の申請を抑止する必要
がない状態を実現すること。
機能要件
・手続メンテナンスに関する運用業務を見直し、仕様変更対応環境及びe-Gov仕様変更環境を用いる業務手順を定
義すること。
・業務手順は可能な限り簡便なものとなるように定義し、必要に応じて当該業務手順の実行に有用なアプリケーショ
ン等を開発すること。
・新たに定義した業務手順は業務運用マニュアル、操作解説書等のドキュメントに反映させること。
その他
・e-Gov仕様変更環境を用いた連携試験を行い、上記の業務手順を用いて、仕様変更対応環境からe-Gov仕様変更
環境への手続情報の移送が確実に実施できることを検証すること。
このため、次期システムではe-Gov仕様変更環境に対応した別環境を設け、e-Gov仕様変更
環境にて検証を実施する際においてもe-Gov本番環境の申請を抑止する必要がない状態を実
現する。
画面操作技術に関する変更
現行システムの運用ポータルの一部画面においては、画面描画処理にJava Applet技術を使
用しているが、画面表示速度の短縮化と運用業務の効率化のため、当技術の使用を見直す必
要がある。
具体的には、以下の2つとなる。
機能要件
・すべての画面について、Webブラウザの標準機能のみで実行可能とすること。
(現行システムにおいてJava Appletを用いて実装されている画面は、設計書等を参照)
①Java Applet技術を使用している画面では、クライアントPC上で画面を表示する際にJava
Runtime Environment(以下、「JRE」という)を起動してJava Appletを読み込む必要があるため、
画面表示に時間が掛かっている。
②Java Appletの実行に必要となる職員端末上のJREについて、JREのバージョンアップが予定
されるたびに、運用作業において相応の工数が発生している。運用ポータルは専用の端末では
2 なく、当省のインフラであるNWシステムが提供している共働支援端末を利用しており、JREの
バージョンアップ是非は当省全体に影響を及ぼす。このため、JREのバージョンアップに際して
は、NWシステムが提供する検証端末を用いて運用事業者がアプリケーションの事前動作検証
を行う必要がある。また、バージョンアップしたJREでは現行システムの一部画面が仕様通りに
動作しないことが判明した場合、現行システムを利用する原局担当者の職員端末のJREを、過
去の正常動作が確認されていたバージョンにダウングレードする対応を行っている。
このため次期システムにおいては、すべての画面において、Java Applet技術を用いず、また
プラグイン等を利用することでバージョンアップ等による運用作業が発生しないよう、Webブラウ
ザの標準機能のみで実行可能とする。
・すべての画面において、Java Applet技術を用いず、またプラグイン等を利用することでバージョンアップ等による運
用作業が発生しないよう、Webブラウザの標準機能のみで実行可能とし、画面表示の時間を短縮化すること。
・利用職員の利便性を低下させないため、原則として現行システムの操作性を変更しないこと。
画面要件
その他
・汎用受付システムは、「厚生労働省ネットワークシステムの更改に係るクライアントPC 等一式」(平成25年7月稼動
予定)で調達される一般執務用クライアントPCで利用するため、当調達にて導入されるWebブラウザを用いて、動作
検証を行うこと。
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【別添3】本調達で実施する機能改善等の要件一覧
No
機能改善等の理由・説明
要件
システム停止に係る障害対策のための監視機能の追加
現行システムでは、システムを構成する各サーバに対する死活監視や各サーバ上でのプロセ
ス監視を行っているが、ソフトウェアのプロセスは稼働しているにもかかわらず、動作が異常と
なる事象が発生した際にその状態を即座に検出できない状況となっている。
この結果、現行システムの運用において、ソフトウェアの動作異常を原因とする障害が発生し
た際、即座に原因を特定できず障害復旧まで時間を要してしまった事例があり、申請者や個別
システムへの影響が大きいことから、根本原因への対応が必要である。
具体的な障害事例のうち、
1件目は個別業務処理連携サーバ上のTPモニタソフトウェア(Oracle Tuxedo)に起因するもの
である。現行システムの運用において、個別業務処理連携サーバ上のOracle Tuxedoにおける
一部の処理が動作を停止した結果、停止している間にe-Gov電子申請システムから連携された
申請について、個別システムへの申請データ送信後、個別システム側から応答電文が正常に
戻ってきているにも拘わらず、当該ソフトウェアが一時停止状態となっていたために、申請のス
テータスを「審査中」に遷移する処理が動作しなかった。そのため、汎用受付システムが個別シ
ステムに対して申請データを再送し続け、汎用受付システム側でリトライオーバーエラーとして
検知した。また、汎用受付システムの復旧完了前に、個別システムにおいて一部の申請データ
3 が審査完了となり、個別システムから汎用受付システムに対して公文書等データ電文が送信さ
れたが、汎用受付システムで管理している申請のステータスが「審査中」に遷移していなかった
ことから、汎用受付システムにて受け入れを拒否し、個別システム側にてエラーとして検知され
た。これにより、応答電文の再送を個別システム側に依頼しなければならない事態となった。
内容
区分
・各ミドルウェアの正常動作を一定間隔で確認するための監視用アプリケーションにより、これらのミドルウェアが正
常に動作していることを運用事業者が確認できること。
・当省内のNTPサービスに対する各サーバの時刻差異を一定間隔で監視し、時刻差異が5秒以上となった場合に通
知(以下、「NTP時刻差異通知機能」)できること。
機能要件
・NTP時刻差異通知機能については、当省内のNTPサービスを用いた連携試験を実施すること。
・当省内でNTPサービスを提供しているシステムとの仕様確認や設定変更等の調整は、受注者が主体的に行うこと。
2件目として、時刻同期サーバ(NTP時刻同期)の機能不具合により、現行システムと個別シス
テム間でOSの時刻に30秒以上の差が発生し、個別システムとの連携が開始できなくなり、個別
システムと連携できない状態が約24時間続いてしまったという事例がある。
このため次期システムでは、現行システムで行っている、ソフトウェアのエラーログやアプリ
ケーションログを対象としたログ監視に追加して、各ソフトウェアの正常動作を一定間隔で確認
するための監視用アプリケーションを開発し、これらのミドルウェアが正常に動作していることを
運用事業者が確認できるようにする。
その他
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【別添3】本調達で実施する機能改善等の要件一覧
No
機能改善等の理由・説明
要件
処理性能の向上
汎用受付システムは、e-Gov電子申請システム及び個別システムとの連携によりサービスを
提供しているが、オンライン申請件数の増加及びオンライン申請利用者の利便性向上に対応す
るため、これら外部システムとの連携における処理性能を向上する必要がある。
・オンライン申請件数に係る要件(申請データ…年間申請件数:810万件、ピーク時月間申請件数:110万件、公文書
データ…年間公文書件数:680万件、ピーク時月間公文書件数:80万件)を満たすことができるスループットを実現す
ること。
オンライン申請件数は、当システムの稼動時から継続して増加している実績を踏まえた分析を
行い、次期システムの要件として以下のように定めている。
・電子申請データのファイルサイズの要件(上限値…汎用処理システム形式データのファイルサイズ:100MB、個別
システムから受信可能な審査結果等に係る公文書のファイルサイズ:20MB)を満たすことができるスループットを実
現すること。
・ 申請データ…年間申請件数:810万件、ピーク時月間申請件数:110万件
・ 公文書データ…年間公文書件数:680万件、ピーク時月間公文書件数:80万件
オンライン申請利用者の利便性向上については、その対策の1つとして電子申請データのファ
イルサイズの上限を拡張しており、外部システムごとに制限の調整を可能とした上で、次期シス
テムの要件として上限値を以下のように定めている。
・電子申請データのファイルサイズの要件について、外部システムごとに上限値を設定すること。
機能要件
・個別システムに対する連携仕様における公文書受信処理に係る制約(上限値)について、上述の要件を満たす値
として再設定すること。
・対個別システム連携機能において、連携仕様を満たす電文は、個別システムごとに定義した応答電文のタイムア
ウト時間内に応答できること。
・ 汎用処理システム形式データのファイルサイズ:100MB(変更前:20MB)
・ 個別システムから受信可能な審査結果等に係る公文書のファイルサイズ:20MB(変更前:
1MB)
・公文書受信機能のウィルス検査処理について、その処理時間が公文書受信機能のボトルネックとならない処理性
能を実現すること。また、ウィルス検査処理の結果、問題のあった公文書データファイルを一意に特定し、出力できる
こと。
次期システムは、システムを構成するアーキテクチャの変更、ソフトウェアのパラメータ設定、
4 ハードウェアのサイジング等のパフォーマンス・チューニングを実施し、上記の要件を満たすこ
と。
また、現行システムでは、個別システムに対する連携仕様において、公文書受信処理に係る
制約として216件/15分という上限値を設けているが、外部システムと調整した上で、上記の要
件を満たす適切な値を再設定すること。
・応札時点で、現行システムに対してどの程度の性能向上を見込めるかを検証し、実現することができるスループッ
ト(単位時間あたりの処理件数)を提案すること。
・本番稼動前に、現行システム及び次期システムの稼動環境を用いた検証を行い、提案したスループットを満たして
いることを担当職員に報告すること。
また、現行システムにおいて、外部システムとの連携処理について処理性能に係る分析をし
たところ、公文書受信機能におけるウィルス検査処理がボトルネックの1つとなっている可能性
が高いことが判明している。このため受注者は、下記の現状を踏まえ、次期システムの「公文書
受信機能」におけるウィルス検査処理について、現行システムにおけるウィルス検査処理の実
装方法を調査・解析の上、アプリケーションまたはシステム環境に改善の対策を施す。
【ウィルス検査処理の現状】
ウィルス検査処理は、個別システムから公文書電文を受信し、公文書電文に含まれる公文書
データファイルを抽出した後に、公文書データファイルに対して実行される処理である。現行シ
ステムではウィルス検査処理がシリアル処理となっており、公文書等データ電文には複数の公
文書データファイルを含められることから、数百件の公文書データファイルが公文書等データ電
文に含まれていた場合、公文書データファイルの件数に比例して膨大な処理時間を要してい
る。
内容
区分
・現行システムについて、実装方法に関する調査・解析、検証における環境利用に際しての調整は、受注者の責任と
負担のもとで主体的に行うこと。
その他
・応答電文のタイムアウト時間は、個別システムからの要望に応じて、汎用受付システムとして許容可能な範囲を検
証し、担当職員に提示すること。
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【別添3】本調達で実施する機能改善等の要件一覧
No
機能改善等の理由・説明
申請様式の構成管理改善
現行システムの運用において各手続の様式ファイルをメンテナンスする際、試行本番環境に
て様式ファイルを更新し、同環境及びe-Gov電子申請システムの検証環境(以下、「e-Gov検証
環境」という)において動作確認を実施した後、動作確認が完了した様式ファイルを本番環境の
様式ファイルに反映する手順とする場合があるが、この手順を実現する機能について改善が必
要となっている。
具体的には、現行システムにおいて様式ファイルを更新する際、様式ファイルのバージョンが
変更前のバージョンに対して1ずつ加算された数値となる仕様に起因する課題がある。この仕
様により、本番環境へ反映する前に試行本番環境にて検証を繰り返した場合、様式バージョン
が検証の都度、加算された状態となるが、本番環境に反映する際の様式バージョンは、試行本
5 番環境とは異なり加算された状態ではないため、結果として試行本番環境と本番環境では様式
ファイルのバージョンに大幅に差異を生じさせる状態となり、両環境の様式ファイルについて
バージョン比較が容易にできない等、構成管理上で非効率な状態となっている。
このため次期システムにおいては、試行本番環境及びe-Gov検証環境での様式ファイルの検
証において問題が発生した場合に備え、「手続情報登録」機能にて様式ファイルを更新した場合
においても様式ファイルのバージョンを加算させない操作を可能とし、また、試行本番環境の様
式ファイルのバージョンをe-Gov検証環境に公開された様式バージョンの1世代前の様式バー
ジョンへ復元が可能となるよう改修する。
要件
内容
区分
・「手続情報登録」機能において、原局管理者または個別システム管理者が様式ファイルを更新した場合においても
様式ファイルのバージョンを加算させない操作を可能とすること。
機能要件
・様式ファイルをe-Gov電子申請システムの検証環境(以下、「e-Gov検証環境」という)に公開された様式バージョン
の1世代前の様式バージョンへ復元することが可能とすること。
・なお、本改修は試行本番環境のみを対象とすること。
・以下の画面について、上述の機能要件を満たすこと。
画面要件
- 「手続情報更新」画面
・様式ファイルのe-Gov電子申請システムへの手続情報移送・公開において、e-Gov電子申請システムの各府省登
インターフェイス
録管理機能操作手引書に定義された「電子政府の総合窓口(府省登録管理サブシステム)」の仕様に準ずること。
要件
・e-Gov電子申請システムと連携し、e-Gov電子申請システムの府省登録管理サブシステムの検証環境を利用した
試験を行うこと。
その他
・e-Gov電子申請システムとの仕様調整、環境設定や試験の実施等の調整は、受注者が主体的に行うこと。
12 / 14
【別添3】本調達で実施する機能改善等の要件一覧
機能改善等の理由・説明
No
(3)
要件
内容
区分
汎用受付システムの運用改善に係る対応
運用プロセス管理機能の導入
現行システムの運用において、問い合わせや発生した障害及び障害に起因して対応が必要
となる変更作業等について、運用事業者が管理し、月次報告会の場で定期的に報告することを
求めている。このため、運用管理者は、運用事業者に対して個別に状況を確認、または、月次
報告会でまとめて運用事業者から報告を受ける等、個別の問い合わせや障害の発生状況及び
対応状況についてリアルタイムに把握することができていない状況にある。
・運用管理者、運用事業者及び受注者が、問い合わせや障害、変更作業等のステータスをリアルタイムに情報共有
することが可能であること。
機能要件
1 次期システムにおいては、この状況を改善し、運用管理者、運用事業者及び受注者が、問い
合わせや障害、変更作業等のステータスをリアルタイムに情報共有することが可能となるよう、
運用管理のための業務プロセスを適切に設計した上で、これらの情報を管理することが可能な
機能を導入する。
・インシデント管理・問題管理・変更管理・リリース管理・構成管理等の運用管理のための業務プロセスを適切に設計
し、これらの情報を管理することが可能であること。
・ITIL(Information Technology Infrastructure Library)v3の定めるプロセス機能に対応し、継続的なサービス改善を
実現するための管理機能を提供すること。
・本機能の実現に当たっては、ソフトウェアパッケージ製品の導入も可とする。
その他
作業している環境の制御
現行システムにおいて、本番環境及び試行本番環境間といった環境を跨った操作に対して制
限のないシステム構成となっていたことから、運用業務における作業環境の誤りによって、申請
者に対して再申請を依頼する対応が必要となった障害が発生した。
2
具体的には、現行システムの「手続メンテナンス」業務において、試行本番環境から抽出した
手続情報及び様式ファイルをe-Gov検証環境へ移送するメンテナンス作業が必要となってい
る。これに対して、本来であれば現行システムの試行本番環境から抽出した様式ファイルのアッ
プロードをe-Gov検証環境のe-Gov電子申請システムの府省登録管理サブシステムを用いて実
施しなければならないところ、e-Gov本番環境の府省登録管理サブシステムを用いて実施してし
まったために、e-Gov本番環境の様式ファイルが検証用の様式ファイルにて上書きされてしまっ
たという状況が発生した事例がある。
・受注者が設計した運用管理のための業務プロセスや本機能について、操作手順書を作成し、運用事業者への引
継ぎを行うこと。
・ネットワーク上の通信経路やプロトコルの制御により、汎用受付システムやe-Gov電子申請システムといった各シス
テムの本番環境に対しては、本番環境用の運用端末からのみアクセス可能とすること。
・ネットワーク上の通信経路やプロトコルの制御により、汎用受付システムの試行本番環境、e-Gov検証環境及びeGov仕様変更環境に対しては、試行本番環境用の運用端末からのみアクセス可能とすること。
機能要件
・誤った環境に接続した場合においても運用事業者の管理者によるチェックにより、誤った更新が行われることを未
然に防ぐため、システムに対して更新等の操作を行うことができるユーザアカウントの数を制限し、当該アカウントで
のログインにあたっては、上位者の確認のもとで行う手順となるよう、環境設定や運用業務設計を行うこと。
・e-Gov電子申請システムと連携し、e-Gov電子申請システムの府省登録管理サブシステムの本番環境、検証環境
及び仕様変更環境を利用した試験を行うこと。
次期システムでは、同様の障害を発生させないよう、システム構成の面で対処することが求め
られていることから、このような事象の発生を未然に防ぐため、汎用受付システムやe-Gov電子
申請システムといった各システムの本番環境については、本番環境用の運用端末からのみア
クセス可能とし、汎用受付システムの試行本番環境、e-Gov検証環境及びe-Gov仕様変更環境
に対しては試行本番環境用の運用端末からのみアクセス可能とする。
・e-Gov電子申請システムとの仕様調整、環境設定や試験の実施等の調整は、受注者が主体的に行うこと。
その他
・管理者権限を有するユーザアカウントに係るログイン方法や管理プロセス等について、操作手順書を作成し、運用
事業者への引継ぎを行うこと。
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【別添3】本調達で実施する機能改善等の要件一覧
No
機能改善等の理由・説明
証跡の監視・通知機能の追加
昨今の、情報セキュリティに関して新たに対処すべき脅威やリスクが多数みられる状況を踏ま
え、平成24年4月に、統一基準群の平成24年度改訂版が公開されている。汎用受付システムの
更改にあたり、統一基準群で示されているセキュリティ対策のうち、次期システムで新たに対応
が必要な項目に対応する。
具体的には、「政府機関の情報セキュリティ対策のための統一技術基準(平成24年度版)」(平
成24年4月18日 情報セキュリティ対策推進会議)において、「2.2.1.4 (1) 証跡管理機能の導入」
で(d)として定義されている以下の項目について、現行システムの実現状況を踏まえ、基準を満
たすよう対応する。
要件
内容
区分
・監視対象として定義した証跡について、「情報セキュリティの侵害の可能性を示す事象」として定義した事象を検知
できること。
・「情報セキュリティの侵害の可能性を示す事象」を検知した場合、運用事業者にその旨を即時に通知するとともに、
適切に記録すること。
機能要件
(ア) 証跡の点検、分析及び報告を支援するための自動化機能
(イ) 情報セキュリティの侵害の可能性を示す事象を検知した場合に、監視する者等にその旨を
即時に通知する機能
【現行システムの実現状況】
3 現行システムで取得している証跡情報は、以下のとおり。
・ Windowsサーバのアカウントログオンイベントの監査情報
・ Windowsサーバのアカウント管理の監査情報
・ Windowsサーバのオブジェクトアクセスの監査情報
・ Windowsサーバのポリシーの変更の監査情報
・ Windowsサーバのログオンイベントの監査情報
・ Windowsサーバの特権仕様の監査情報
・ アプリケーションの操作に係るアクセスユーザ情報
・ アプリケーションの操作に係る画面操作情報
・ ネットワークのサーバアクセスに係る接続元アドレス情報
・ ネットワークのサーバアクセスに係る接続制御情報
・「情報セキュリティの侵害の可能性を示す事象」の定義について、汎用受付システムに類似したシステムの事例等
に基づき、適切な証跡管理を行うことができる内容を整理し、担当職員と協議の上で決定すること。
・現行システムで取得しているサーバ証跡情報と同等の情報を、監視対象とすること。
その他
・個人情報を閲覧・変更する以下の画面に対するアプリケーション操作を、監視対象とすること。
- 「申請者情報検索」
- 「申請者情報更新」
- 「申請者情報削除結果」
- 「申請者情報詳細表示」
- 「申請者情報一括登録/削除」
現行システムでは、情報の特性に応じた監視を行っている。Windowsサーバの監査情報及び
ネットワークのサーバアクセスに係る情報は、運用事業者による目視確認を慣行している。アプ
リケーション操作に係る情報は、特定の個人情報を閲覧・変更可能な画面操作を対象として、情
報の解析・分析を行い、操作した日時及びユーザを追跡管理を行っている。
14 / 14
【別添4】現行汎用申請・届出等省内処理システムの機能一覧
大
機
能
I
D
1
大機能名
受付・通知
中
機
能
I
D
1
2
3
中機能名
受付
振り分け
通知
機
能
I
D
機能名
機能概要
1
申請データ受信・検証
e‐Gov電子申請システムから申請データを受信し、形式チェックや手続情報と不整合がないか
等の検証を行う。
手続情報がメンテナンス中等の理由により、申請を受け付けることができない場合は、システ
ムにより自動で手続終了する。
2
検証結果登録
e‐Gov電子申請システムから受信した申請データ及び検証結果をデータベースに登録する。
3
取下げ依頼受付
e‐Gov電子申請システムから取下げ依頼を受信する。
4
取下げ依頼データ検証
取下げ依頼の受付時、手続の処理状況を確認し、取下げ依頼の受付が可能であることの確認
を行う。
審査が終了している等の理由により、取下げ依頼を受け付けることができない場合は、システ
ムにより自動で却下する。
5
取下げ依頼登録
e‐Gov電子申請システムから受信した取下げ依頼をデータベースに登録する。
6
公文書取得管理
e‐Gov電子申請システムから申請者が電子公文書を取得したことの通知を受信する。
7
ユーザID失効予定日更新
申請データの受付時、ユーザIDによる本人確認が必要な手続で、有効期限が無期限である
ユーザIDが使用された場合、申請者情報の失効予定日を申請日の約1年後(500日後)に更新
する。
8
手数料等納付情報受付
e‐Gov電子申請システムから受信する手数料等情報(振込者氏名、金額等)をもとに、歳入金
電子納付システムへ納付情報を登録し、手数料等の電子納付に必要な納付番号等を取得す
る。
9
手数料等納付情報確認
申請データの受付時、手数料等の納付状況を確認する。申請前に手数料等を納付する必要
がある手続で、手数料等が未納の場合は、手数料等が納付されるまで、申請データの振り分
けを行わない。
10 手数料等納付期限切れ確認
申請前に手数料等を納付する必要がある手続で、手数料等が納付されないまま、納付期限を
経過した申請を抽出し、手続終了する。
1
申請データ振り分け
受け付けた申請データを担当の原局担当者または個別システムへ振り分ける。
2
取下げ依頼振り分け
受け付けた取下げ依頼を担当の原局担当者または個別システムへ振り分ける。
3
収受台帳登録
受け付けた申請データの情報(文書番号、収受年月日、送信者等)を収受台帳に記録する。
1
到達確認通知
原局担当者および個別システム管理者へ申請データを振り分けた通知として、到達確認通知
メールを送信する。
2
取下げ依頼到達確認通知
原局担当者および個別システム管理者へ取下げ依頼依頼が到達した通知として、取下げ依頼
到達確認通知メールを送信する。
3
振り分け不可通知
申請データの振り分けに失敗した場合、エラーが発生したことの通知として、運用管理者へ振
り分け不可通知メールを送信する。
4
手続終了振り分け不可通知
手続終了の振り分けに失敗した場合、エラーが発生したことの通知として、運用管理者へ手続
終了振り分け不可通知メールを送信する。
5
取下げ依頼振り分け不可通知
取下げ依頼の振り分けに失敗した場合、エラーが発生したことの通知として、運用管理者へ取
下げ依頼振り分け不可通知メールを送信する。
6
電子公文書ウィルス検出通知
電子公文書からウィルスを検出した場合、原局担当者または個別システム管理者へ電子公文
書ウィルス検出通知メールを送信する。
7
手続情報公開警告通知
手続情報のメンテナンス中に、電子申請を受け付けた場合、メンテナンスを完了し手続情報をe
‐Govへ公開する必要があることの警告として、手続情報管理者等へ手続情報公開警告通知
メールを送信する。
8
人事異動発生通知
人事異動が発生した場合、代わりの課室管理者、手続情報管理者または原局担当者を設定
する必要があることの通知として、人事異動発生通知を送信する。
9
人事異動メンテナンス警告通知
人事異動の発生後、代わりの課室管理者、手続情報管理者または原局担当者が設定されな
い場合、警告として、人事異動メンテナンス警告通知を送信する。
10 標準処理期間警告通知
受付後、審査が終了しないまま標準処理期間を経過した場合、原局担当者または個別システ
ム管理者へ標準処理期間警告通知メールを送信する。
11 取下げ未処理警告通知
取下げ依頼の受付後、処理されないまま1週間以上経過した場合、原局担当者または個別シ
ステム管理者へ取下げ未処理警告通知メールを送信する。
12 電子公文書未取得警告通知
電子公文書が登録され、処理状況が「審査終了」となっているにもかかわらず、1ヶ月以上、申
請者による取得が行われなかった場合、原局担当者に電子メールを発行し、警告する。
13 手続終了通知
申請者が電子公文書を取得し、手続終了したことの通知として、原局担当者または個別システ
ム管理者へ手続終了通知メールを送信する。
1/4
【別添4】現行汎用申請・届出等省内処理システムの機能一覧
大
機
能
I
D
2
3
大機能名
原本保管
審査ポータル
中
機
能
I
D
1
1
2
3
4
中機能名
原本保管
申請書表示・印刷
審査終了
処理状況確認・更新
手数料納付情報登録・
領収済照合
機
能
I
D
機能名
機能概要
1
申請データ保管
申請データの原本と申請・届出等の処理状況をデータベースで管理する。
2
電子公文書保管
発行された公文書等データを保管し、審査終了などを行う。
3
取下げ処理状況登録
取下げ依頼と取下げ依頼の処理状況をデータベースで管理する。
4
業務ログ記録
申請・届出等の審査業務に係るログ情報をデータベースで管理する。
5
文書整理
原本の管理主体が本システムから移動後一定期間経過したデータ及び有効期間等の終了し
たデータを、テープ等の外部媒体へ出力する。また、出力したデータをデータベースから削除
する。月次処理または年次処理として、実行する。
月次処理の対象:申請データ情報、電子公文書情報、手続処理状況、処理状況詳細、ログ情
報
年次処理の対象:収受台帳、発送文書台帳、申請者情報
6
申請データ出力
データベースで保管している申請データの原本を個別システムへ引き渡すため、テープ媒体へ
出力する。月次処理として、実行する。
1
申請データ検索
検索条件と一致する申請データを検索する。
2
申請データ表示
検索結果から特定した申請データ(申請書様式や添付書類等を含む)を表示する。
3
申請データ印刷
検索結果から特定した申請データ(申請書様式や添付書類等を含む)を印刷する。
1
りん議・決裁
書面またはりん議・決裁システムによるりん議・決裁を行うため、申請書や添付書類等の印刷
またはダウンロード等を行う。
2
審査終了
申請・届出等の審査結果を登録する。また、必要に応じて電子公文書を発行する。行政文書
保存期間が1年以上に該当する場合は、申請データ、電子公文書と書誌情報を行政文書ファ
イル管理システムへ登録する。なお、電子公文書は、登録の要否を選択可能。
3
電子公文書登録
審査中に、電子公文書を発行する。審査中は、複数回電子公文書を発行することが可能。
1
処理状況詳細情報登録
原局担当者が登録するコメントまたは郵送書類の到達等をe‐Gov電子申請システムへ通知す
る。
2
処理状況警告
処理状況が「到達」または「審査中」のものが、標準処理期間にある程度差し迫った場合及び
標準処理期間を超過した場合に、警告情報を表示する。
3
取下げ処理状況審査
取下げ依頼の参照及び審査結果の登録を行う。
1
手数料等納付情報登録
審査ポータルで入力される手数料等情報をもとに、歳入金電子納付システムへ納付情報を登
録し、登録した納付情報を申請者へ通知する。納付情報の取消しを実施した場合は、再登録
行うことが可能。
2
手数料等領収済照合
審査ポータルにおいて、手数料等の納付状況を確認・表示する。手数料等が納付されていな
い場合は、納付情報の取消しを行うことが可能。
2/4
【別添4】現行汎用申請・届出等省内処理システムの機能一覧
大
機
能
I
D
4
大機能名
運用ポータル
中
機
能
I
D
1
2
3
4
5
6
7
8
中機能名
ポータル共通
手続情報管理
申請者情報管理
業務担当者情報管理
処理状況管理
収受台帳管理
発送文書台帳管理
あて先リスト管理
機
能
I
D
機能名
機能概要
1
ユーザ認証
アクセス権管理システムで管理する認証情報(業務担当者ID、パスワード等)を使用し、申請者
情報一括登録/削除アプリケーションの認証を行う。
2
ポータルメニュー
運用ポータル及び審査ポータルのメニューを表示する。
1
手続情報検索
検索条件と一致する手続情報を検索し、参照する。
2
手続情報登録
手続情報(申請書様式や添付書類等を含む)の登録、更新及び削除を行う。
3
手続情報公開許可・転送許可
本番環境では、手続情報をe‐Govへ公開することを許可するために公開許可を実行する。手
続保守環境では、手続情報を本番環境へ転送することを許可するために転送許可を実行す
る。
4
手続情報公開
e‐Govへの公開が許可された手続情報に対して、e‐Govへの手続情報の公開が完了し、メンテ
ナンスが終了したことを記録する。
5
手続情報一括ダウンロード
「手続情報 検索結果」画面から、検索結果に該当する手続情報に関して、ファイル形式で情
報をユーザ端末上にダウンロードする。
6
手続情報一括アップロード
「手続情報 一括アップロード」画面から、ファイル形式で更新された手続情報を、ユーザ端末
上のローカルハードディスクから選択してアップロードする。
7
手続情報公開許可アップロード
「手続情報 公開許可対象アップロード」画面から、「手続情報転送・公開依頼書/結果報告
書」に記された手続情報に関する情報をアップロードし、該当する手続情報のみを、公開許可
対象として取込める。なお、本番環境において、当機能は運用管理者のみが使用可能とする。
1
申請者情報検索
検索条件と一致する申請者情報を検索し、参照する。
2
申請者情報登録
申請者情報の登録、更新及び削除を行う。
また、運用ポータル(ブラウザ)を使用せずに、CSVファイルに記載した申請者情報をもとに一
括して登録、更新及び削除を行う申請者情報一括登録/削除アプリケーションを提供する。
1
業務担当者情報検索
検索条件と一致する業務担当者情報を検索し、参照する。
2
業務担当者情報登録
業務担当者情報の登録、更新及び削除を行う。
3
組織情報検索
検索条件と一致する組織情報を検索し、参照する。
4
組織情報登録
組織情報の登録、更新及び削除を行う。
5
人事異動情報取込
人事異動情報システムから人事異動情報を受信し、業務担当者情報及び官職情報へ反映す
る。
1
処理状況検索
検索条件と一致する処理状況を検索し、参照する。
2
処理状況更新
何らかの理由により審査業務の継続が不可能になった場合、強制的に手続終了し、e‐Gov電
子申請システムへ通知する。
また、手数料等が必要な手続において、申請者が手数料等を現金で納付した場合、手数料等
が納付済みであることを記録する。
3
ログ情報検索
検索条件と一致するログ情報を検索し、参照する。
4
申請データ取得
検索結果から特定した申請データをダウンロードする。
1
収受台帳検索
検索条件と一致する収受台帳を検索する。
2
収受台帳ファイル取得
検索した収受台帳の一覧を出力したCSVファイルを作成し、ダウンロードする。
1
発送文書台帳検索
検索条件と一致する発送文書台帳を検索する。
2
発送文書台帳ファイル取得
検索した発送文書台帳の一覧を出力したCSVファイルを作成し、ダウンロードする。
1
あて先リスト検索
検索条件と一致するあて先リストを検索し、参照する。
2
あて先リスト登録
あて先リストの登録、更新及び削除を行う。
3/4
【別添4】現行汎用申請・届出等省内処理システムの機能一覧
大
機
能
I
D
5
6
7
大機能名
省内他システム連携
行政間他システム連携
関連アプリケーション
中
機
能
I
D
1
1
1
2
3
中機能名
対個別システム連携
対歳入金電子納付シス
テム連携
手続情報管理 運用ア
プリケーション
申請者情報一括登録/
削除アプリケーション
ローカルチェックツール
機
能
I
D
機能名
機能概要
1
申請データ送信
申請データ及び検証結果等を一つにまとめて、個別システムへ送信する。また、個別システム
から処理結果を受信し、処理状況を「到達」から「審査中」に更新する。
2
処理状況詳細
個別システムからコメントまたは郵送書類の到達等を受信し、e‐Gov電子申請システムへ通知
する。
3
審査終了受信
個別システムから審査結果を受信し、e‐Gov電子申請システムへ通知する。また、必要に応じ
て、電子公文書を発行する。電子公文書は、審査終了時の1回のみ発行可能。
4
納付情報要求
個別システムから納付情報に係る要求を受信し、歳入金電子納付システムへ送信する。
5
納付情報応答
歳入金電子納付システムから納付情報に係る応答を受信し、個別システムへ送信する。
6
取下げ依頼送信
取下げ依頼を個別システムへ送信する。
7
取下げ依頼結果登録
個別システムから取下げ依頼の審査結果を受信し、e‐Gov電子申請システムへ通知する。
8
手続終了送信
申請者が電子公文書を取得し、手続終了したことを個別システムへ通知する。
9
公文書受信
個別システムから審査結果を受信し、e‐Gov 電子申請システムへ通知する。また、必要に応
じて、電子公文書を発行する。審査中は、電子公文書を複数回発行することが可能。
1
手数料等納付情報登録
納付情報(振込者氏名、金額等)を歳入金電子納付システムに登録し、納付番号等を取得す
る。
2
手数料等納付情報取消
歳入金電子納付システムへ納付情報の取消を実施する。
3
手数料等領収済照合
歳入金電子納付システムから納付完了の通知を受信する。
1
手続情報転送
(保守環境→本番環境)
運用ポータル(ブラウザ)を使用せずに、手続保守環境でメンテナンスした手続情報を本番環
境へ転送する。なお、当ツールは運用業者のみが使用可能とする。
2
手続情報公開準備
(ファイル出力)
運用ポータル(ブラウザ)を使用せずに、本番環境でメンテナンスした手続情報をe‐Govへ登録
するために必要な各種ファイルを運用保守端末のローカルハードディスクに出力する。なお、
当ツールは運用業者のみが使用可能とする。
1
申請者情報一括登録
運用ポータル(ブラウザ)を使用せずに、CSVファイルに記載した申請者情報をもとに一括して
登録、更新する。なお、当ツールは運用業者のみが使用可能とする。
2
申請者情報一括削除
運用ポータル(ブラウザ)を使用せずに、CSVファイルに記載した申請者情報をもとに一括して
削除する。なお、当ツールは運用業者のみが使用可能とする。
1
手続情報ファイル入力チェック
手続情報をファイル形式で運用ポータルからダウンロードで取得後、運用ポータル(ブラウザ)
を使用せずに、更新後のファイル内容及びファイル構造に関する整合性を検証する。なお、
ローカルチェックツールは「手続情報 検索結果」画面からダウンロードする。
4/4
【別添5】現行汎用申請・届出等省内処理システムの画面一覧
No.
1
画面分類
審査ポータル
画面名
概要
審査ポータルのメニューを表示する画面。
審査ポータルメニュー
申請データを検索する画面。
2
申請データ検索
3
申請データ一覧
4
取下げ依頼データ一覧
5
申請データ表示
6
申請書等表示
7
申請書印刷
申請書を印刷する際、出力するプリンターを選択するダイアロ
グ画面。
8
署名検証結果表示
申請データに含まれるファイル単位に付与された電子署名の
内容を表示する画面。
9
手数料等納付情報参照
手数料等の納付情報を表示する画面。手数料等が納付され
ていない場合は、納付情報の取り消しが可能。
10
手数料等納付情報取消結果確認
11
審査終了結果設定
12
審査結果登録内容確認
13
審査終了結果確認
14
構成管理情報表示
15
りん議・決裁
りん議・決裁システムを利用するか、書面によるりん議・決裁
を行うかを選択する画面。
16
申請データ・ダウンロード
りん議・決裁システムにアップロードする申請データをダウン
ロードする画面。
17
申請データ印刷
書面によるりん議・決裁を行うため、必要な申請データを印刷
する画面。
18
電子公文書作成準備
電子公文書を作成するため、必要な申請データをダウンロー
ドする画面。
19
電子公文書登録
20
電子公文書登録確認
電子公文書登録画面で選択した電子公文書を確認し、登録
する画面。
21
処理状況確認・更新
申請データの処理状況の表示及び処理状況の更新を行う画
面。また、取下げ依頼を受け付けている場合は、取下げの承
認・却下を実施することが可能。
22
処理状況更新結果確認
23
行政文書登録選択
24
取下げ更新結果確認
25
手数料等納付情報登録
26
手数料等納付情報登録結果確認
検索した申請データを一覧表示する画面。
取下げ依頼が未処理である申請データを一覧表示する画面。
申請データの詳細情報を表示する画面。
申請データに含まれる申請書等を表示する画面。
手数料等の納付情報を取り消した処理結果を表示する画面。
審査終了時に、審査結果を設定する画面。
審査終了結果設定画面で設定した審査結果を確認する画
面。
審査結果を登録した処理結果を表示する画面。
申請データの構成管理情報を表示する画面。
発行する電子公文書を選択する画面。
処理状況の更新結果を表示する画面。
申請データ及び電子公文書を行政文書ファイル管理システム
への登録対象とするか否かを選択する画面。
取下げを承認・却下した処理結果を表示する画面。
手数料等の納付情報の登録する画面。
手数料等の納付情報の登録結果を表示する画面。
1/5
【別添5】現行汎用申請・届出等省内処理システムの画面一覧
No.
画面分類
画面名
概要
運用ポータルのメニューを表示する画面。
27 運用ポータル
運用ポータルメニュー
28
手続情報検索
29
手続情報検索結果
30
手続情報更新
31
手続情報更新確認
32
手続情報更新結果
33
手続情報削除確認
34
手続情報削除結果
35
手続情報詳細表示
36
手続情報公開(転送)許可対象検索結果
37
手続情報公開(転送)許可確認
38
手続情報公開(転送)許可結果
39
手続情報一括アップロード
40
手続情報一括アップロード確認
41
手続情報一括アップロード結果
42
手続情報公開許可対象アップロード
手続情報をファイル形式で公開許可対象手続のリストをシス
テムへのアップロードする画面。
43
手続情報公開許可対象アップロード確認
手続情報のアップロードした公開許可対象手続を確認する画
面。
44
手続情報公開許可対象アップロード結果
45
手続情報新規登録
46
手続情報新規登録確認
47
手続情報新規登録結果
48
組織名一覧
49
原局振分け先一覧
業務担当者情報を検索・表示し、原局担当者を選択する画
面。
50
手続情報管理者一覧
業務担当者情報を検索・表示し、手続情報管理者を選択する
画面。
手続情報を検索する画面。
検索した手続情報を一覧表示する画面。
手続情報を更新する画面。
手続情報更新画面で更新した内容を確認する画面。
手続情報の更新結果を表示する画面。
削除する手続情報の内容を確認する画面。
手続情報の削除結果を表示する画面。
手続情報の詳細情報を表示する画面。
検索した手続情報の公開(転送)許可を行う画面。
手続情報公開(転送)許可対象検索結果画面で公開(転送)
許可した手続情報を確認する画面。
手続情報の公開(転送)許可結果を表示する画面。
手続情報をファイル形式で更新した断面を、システムへのアッ
プロードする画面。
手続情報のアップロードした更新対象手続を確認する画面。
手続情報のアップロード更新結果を表示する画面。
手続情報のアップロード公開許可結果を表示する画面。
手続情報を新規に登録する画面。
手続情報新規登録画面で登録した内容を確認する画面。
手続情報の新規登録結果を表示する画面。
組織情報を検索・表示し、手続所管を選択する画面。
2/5
【別添5】現行汎用申請・届出等省内処理システムの画面一覧
No.
画面分類
画面名
51 運用ポータル
個別システム振分け先一覧
概要
個別システム情報を表示し、申請データの振分け先を選択す
る画面。
52
個別システム管理者一覧
業務担当者情報を検索・表示し、個別システム管理者を選択
する画面。
53
申請書様式情報編集
54
各組織申請ページ登録
55
添付書類申請ページ登録
56
添付書類ファイル選択
57
申請書ファイル選択
58
手続記入例・記載要領ファイル選択
59
様式ファイル内容表示
60
申請者情報検索
61
申請者情報検索結果
62
申請者情報更新
63
申請者情報更新確認
64
申請者情報更新結果
65
申請者情報削除確認
66
申請者情報削除結果
67
申請者情報詳細表示
68
申請者情報新規登録
69
申請者情報新規登録確認
70
申請者情報新規登録結果
71
手続情報一覧
72
業務担当者情報検索
73
業務担当者情報検索結果
74
業務担当者情報更新
75
業務担当者情報更新確認
76
業務担当者情報更新結果
電子申請で使用する申請書の様式ファイルを選択する画面。
手続案内で公開する各組織申請ページの情報を入力する画
面。
電子申請で使用する添付書類のファイルを登録する画面。
電子申請で使用する添付書類のファイルを選択する画面。
書面による申請で使用する申請書の様式ファイルを選択する
画面。
手続記入例・記載要領のファイルを選択する画面。
申請書の様式ファイルを表示する画面。
申請者情報を検索する画面。
検索した申請者情報を一覧表示する画面。
申請者情報を更新する画面。
申請者情報更新画面で更新した内容を確認する画面。
申請者情報の更新結果を表示する画面。
削除する申請者情報の内容を確認する画面。
申請者情報の削除結果を表示する画面。
申請者情報の詳細情報を表示する画面。
申請者情報を新規に登録する画面。
申請者情報新規登録画面で登録した内容を確認する画面。
申請者情報の新規登録結果を表示する画面。
手続情報を一覧表示し、申請を許可する手続を選択する画
面。
業務担当者情報を検索する画面。
検索した業務担当者情報を一覧表示する画面。
業務担当者情報を更新する画面。
業務担当者情報更新画面で更新した内容を確認する画面。
業務担当者情報の更新結果を表示する画面。
3/5
【別添5】現行汎用申請・届出等省内処理システムの画面一覧
No.
画面分類
画面名
概要
削除する業務担当者情報の内容を確認する画面。
77 運用ポータル
業務担当者情報削除確認
78
業務担当者情報削除結果
79
業務担当者情報詳細表示
80
業務担当者情報新規登録
81
業務担当者情報新規登録確認
82
業務担当者情報新規登録結果
83
組織情報検索結果
84
組織情報更新
85
組織情報更新結果
86
組織情報削除確認
87
組織情報削除結果
88
組織情報新規登録
89
組織情報新規登録確認
90
組織情報新規登録結果
91
官職情報選択
92
組織名確認
官職情報の設定時、個別システム管理者の権限を付与する
際、管理する個別システムの組織名を選択する画面。
93
個別システム選択
組織情報の登録・更新時、組織が管理する個別システムを選
択する画面。
94
処理状況選択
95
処理状況検索
96
処理状況検索結果
業務担当者情報の削除結果を表示する画面。
業務担当者情報の詳細情報を表示する画面。
業務担当者情報を新規に登録する画面。
業務担当者情報新規登録画面で登録した内容を確認する画
面。
業務担当者情報の新規登録結果を表示する画面。
検索した組織情報を一覧表示する画面。
組織情報を更新する画面。
組織情報の更新結果を表示する画面。
削除する組織情報の内容を確認する画面。
組織情報の削除結果を表示する画面。
組織情報を新規に登録する画面。
組織情報新規登録画面で登録した内容を確認する画面。
組織情報の新規登録結果を表示する画面。
業務担当者の官職情報を設定する画面。
処理状況を選択する画面。
処理状況を検索する画面。
検索した処理状況を一覧表示する画面。
97
処理状況詳細表示
98
処理状況手続終了確認
99
処理状況手続終了結果
100
ログ情報検索
101
ログ情報検索結果
処理状況の詳細情報を表示する画面。処理状況を強制的に
手続終了することや手数料等の納付状況を現金納付済みに
更新することが可能。
手能続終了する処理状況の内容を確認する画面。
処理状況を手続終了に更新した処理結果を表示する画面。
ログ情報を検索する画面。
検索したログ情報を一覧表示する画面。
4/5
【別添5】現行汎用申請・届出等省内処理システムの画面一覧
No.
画面分類
画面名
102 運用ポータル
ログ情報詳細表示
103
処理状況現金納付済結果
104
収受台帳検索
105
収受台帳検索結果
106
収受台帳取得
107
発送文書台帳検索
108
発送文書台帳検索結果
109
発送文書台帳取得
110
あて先リスト情報検索
111
あて先リスト情報検索結果
112
あて先リスト情報詳細表示
113
あて先リスト情報更新
114
あて先リスト情報更新確認
115
あて先リスト情報更新結果
116
あて先リスト情報削除確認
117
あて先リスト情報削除結果
118
あて先リスト情報新規登録
119
あて先リスト情報新規登録確認
120
あて先リスト情報新規登録結果
概要
ログ情報の詳細情報を表示する画面。
手数料等の納付状況を現金納付済へ更新した処理結果を表
示する画面。
収受台帳を検索する画面。
検索した収受台帳を一覧表示する画面。
検索した収受台帳を出力したCSVファイルをダウンロードする
画面。
発送文書台帳を検索する画面。
検索した発送文書台帳を一覧表示する画面。
検索した発送文書台帳を出力したCSVファイルをダウンロード
する画面。
あて先リストを検索する画面。
検索したあて先リストを一覧表示する画面。
あて先リストの詳細情報を表示する画面。
あて先リストを更新する画面。
あて先リスト情報更新画面で更新したあて先リストの内容を確
認する画面。
あて先リストの更新結果を表示する画面。
削除するあて先リストの内容を確認する画面。
あて先リストの削除結果を表示する画面。
あて先リストを新規に登録する画面。
あて先リスト情報新規登録で新規に登録したあて先リストの内
容を確認する画面。
あて先リストの新規登録結果を表示する画面。
スタンドアロン
121 アプリケーション
手続情報管理運用アプリケーションメニュー
手続情報を手続保守環境から本番環境に転送する機能及び
e-Gov電子申請システムに公開するための機能を持ったアプ
リケーションのメニュー画面。
122
手続情報管理運用アプリケーション公開準備
123
申請者情報一括登録/削除認証ダイアログ
e-Gov電子申請システムに公開する手続情報を検索し、eGov電子申請システムへの登録に必要な各種ファイルを出力
する画面。
申請者情報を一括登録/削除するアプリケーションの起動時
に、認証を行う画面。
124
申請者情報一括登録/削除
申請者情報を一括登録/削除するためのファイルを選択する
画面。
125
申請者情報一括登録/削除確認
126
申請者情報一括登録/削除結果確認
127
ローカルチェックツール手続情報ファイル入力チェック
128
ローカルチェックツール手続情報入力チェック結果
申請者情報の一括登録/削除の実行を確認する画面。
申請者情報の一括登録/削除の実行結果を表示する画面。
更新された手続情報に関連する各ファイルを選択する画面。
5/5
更新された手続情報に関連する各ファイルの構造の検証結
果を表示する画面。
【別添6】現行汎用申請・届出等省内処理システムのハードウェア一覧
項番
1
2
分類
ラック
サーバ機器
CPU性能指標
SPECint rate 2000
名称
メモリ
HDD
RAID
19インチサーバラック
-
-
-
-
ブレードシャーシ
-
-
-
-
ユニット数(U)
54.0
2~12GB
76~292GB
(内蔵)
1
4
ラックマウントサーバ
35.9
8GB
147GB
1
ネットワーク機器
発熱量(kj/h)
143
-
-
60
400
1440
10℃~35℃
7
214
770.4
2
22.1
266
7
ブレードサーバ
5
消費電力(W)
-
3
稼働可能な周囲環境条件
質量
(kg)
-
温度(℃)
湿度(%)
-
-
ISO/IEC 15408 認証取得
RoHS指令
対応有無 取得有無
取得時期
評価保証レベル
(○/-)
(○/-)
(yyyy/mm)
(EAL)
-
-
20%~80%
○
-
10℃~35℃
20%~80%
○
-
2592
10℃~35℃
20%~80%
○
-
負荷分散装置
-
-
-
-
2
10
100
318
0℃~40℃
5%~90%
-
-
6
ファイアウォール
-
-
-
-
1
8.2
150
305.9
5℃~45℃
10%~90%
○
○
2009/03
EAL4+ALC_FLR.3
7
ファイアウォール(バックアップ)
-
-
-
-
1
7.8
150
540
5℃~45℃
10%~90%
○
○
2009/03
EAL4+ALC_FLR.3
8
L2スイッチ
-
-
-
-
1
4.5
75
109
–5℃~45℃
10%~85%
○
○
2009/03
EAL3+
9
L3スイッチ
-
-
-
-
1
8.1
265
970
0℃~45℃
0%~95%
○
○
2009/03
EAL3+
10
SANスイッチ
-
-
-
-
1
9.4
90
316.518
0℃~40℃
10%~85%
○
-
11
マルチテック MT5634ZBA-V92
-
-
-
-
0.21
16
0.97
0℃~50℃
20%~90%
○
-
ストレージ(パワーサプライ)
-
-
-
-
2
23.91
290
1044.5094
10℃~40℃
20%~80%
○
-
13
ストレージ(拡張パワーサプライ)
-
-
-
-
1
21.6
80
84.4048
10℃~40℃
20%~80%
○
-
14
ストレージ(ドライブエンクロージャ)
-
-
6.7TB
(総容量)
1+0(本番)
5(試行本番・接続試験)
3
30.9
365
1529.837
10℃~40℃
20%~80%
○
-
UPS①
-
-
-
-
2
25
69
248
10℃~35℃
20%~85%
○
-
16
UPS②
-
-
-
-
3
52
45
162
10℃~35℃
20%~85%
○
-
17
UPS③
-
-
-
-
8
138
660
2376
10℃~35℃
5%~95%
○
-
18
ステップダウントランスフォーマ
-
-
-
-
6
63
320
1152
0℃~40℃
20%~90%
-
-
運用保守端末
-
-
-
-
-
2.7
79
893.6
5℃~35℃
20%~80%
○
-
統合コンソール
-
-
-
-
-
2.3
81
291.6
5℃~35℃
20%~80%
○
-
テープライブラリ
-
-
-
-
18
127
380
1800
10℃~35℃
20%~80%
○
-
22
DAT装置
-
-
-
-
3
23.5
250
900
10℃~35℃
20%~80%
○
-
23
KVMスイッチ
-
-
-
-
1
3
5
18
10℃~35℃
結露なきこと
-
-
24
ディスプレイ
-
-
-
-
1
12
35
144
10℃~35℃
20%~80%
-
-
25
コンセントボックス
-
-
-
-
1
3
-
-
-
-
12
15
19
ストレージ機器
UPS
端末
20
21
その他機器
-
1/1
-
-
【別添7】現行汎用申請・届出等省内処理システムのソフトウェア一覧
No
名称
概要
1 オペレーティングシステム(OS)
汎用受付システムのサーバ及び端末において、キーボード入力、画面出力
等の入出力機能及びディスクやメモリの管理等、アプリケーションソフトウェ
アから共通して利用される基本的な機能を提供する。また、コンピュータシス
テム全体の管理も行う。
2 アプリケーションサーバソフトウェア
利用者や他サーバからの処理要求を受け付け、汎用受付システムのアプリ
ケーションプログラムからデータベースソフトウェアへの接続を行う等、アプリ
ケーションプログラムを正常に動作させるための実行環境を提供する。
3 TPモニタソフトウェア
汎用受付システムにおいて複数サーバ間の連携処理や、アプリケーションプ
ログラムから実行されるデータベース・トランザクション処理の実行制御、ア
プリケーションプログラムの多重実行における流量制御等を行う。
4 電文伝送ソフトウェア
外部システム及び汎用受付システム間の連携において、制御電文・業務電
文の送受信を非同期で行う。
5 データベースソフトウェア
汎用受付システムで取り扱う申請データ・公文書データといった国民からの
申請・届出等に係るデータや外部システム連携に係るデータ、業務担当者情
報や組織情報といったマスタデータ等を格納する。
6 運用管理ソフトウェア
汎用受付システムのシステム状態(死活、リソース、プロセス、ログ等)につ
いて監視を行い、異常検出時には当該異常の通知を行う機能を提供する。
7 バックアップソフトウェア
汎用受付システムの各サーバのシステム領域やストレージに格納された
データ領域のバックアップを行う。
8 ウィルス対策ソフトウェア
汎用受付システムの各サーバ及び端末へのウィルス混入等の対策を行い、
検出時には駆除または隔離を行う。
9 オフィスソフトウェア
運用端末等、汎用システムの運用・保守業務を行うために必要な端末にお
いて、文書作成や表計算等のオフィス機能を提供する。
10 ブレード管理ソフトウェア
ブレードサーバの設定変更や状態確認等の管理機能及び再起動等のオペ
レーション支援機能を提供する。
11 ストレージ管理ソフトウェア
汎用受付システムにおけるストレージ機器内の設定変更(Raid等)やバック
アップ等の管理を行う。また、ストレージ機器において、ディスク等のハード
ウェアに異常が検出された場合に担当者へ通報を行う。
12 FCマルチパスソフトウェア
冗長化されたOSとストレージ間の接続における信頼性を確保するため、障
害によりOSのフェイルオーバが発生した場合でもディスク領域のマウント状
態を維持し、データの読み書きを継続的に可能にする。
13 電源管理ソフトウェア
停電等によりサーバへの電源供給がなされなくなった場合でも、安全に
シャットダウンを行う機能を提供する。
14 負荷分散装置OS
負荷分散装置におけるルーティング、スイッチング、アクセス制御、ロードバ
ランシング等ネットワーク機能を提供する。
15 ファイアウォールOS
ファイアウォールにおけるルーティング、スイッチング、アクセス制御等ネット
ワーク機能を提供する。
1/1
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