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調査結果の概要 (PDF 639
福井市民意識調査報告書
Ⅲ 調査結果の概要
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福井市民意識調査報告書
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福井市民意識調査報告書
福井フェニックスまつりについて
【まつり全般について】
○フェニックスまつりへの来場は、
「ほとんどない」が 38.0%を占め、
「毎年」来場するの
は 13.5%となっている。1 年あたりの来場率を推計すると 27.5%となり、市民のほぼ 4
人に 1 人はまつりに来場していることになる。また、若い年代ほど来場が多く、地区別
では市の中心に近いほど来場が多い傾向がみられる。
○見物や参加した行事については、多い順から「福井フェニックス花火」
(66.7%)、
「ヨサ
コイイッチョライ」(43.0%)
、「ぺんたワイワイ夏祭り」(40.6%)となっている。また
若い年代ほど「花火」
、
「ぺんた」への見物や参加が多く、高い年代では「マーチング」
や「民踊」への見物や参加が多い傾向がある。
○まつりの開催時期と日数については、現行通りの 8 月上旬に 3 日間行うのがよいとする
回答が 7 割ほどを占めている。
○主な行事の開催曜日がいつがよいかについては、民踊・ヨサコイは現行の「土曜」が
62.5%、マーチングも現行の「日曜」が 52.5%を占めているが、花火は「日曜」への変
更を希望する回答が 41.9%を占めている。
○まつりの改善要望については、「特に改善するところはない」(34.3%)が最も多く、次
に「開催曜日・時間の変更」
(21.8%)、
「もっと大規模にする」
(21.0%)が続いている。
また若い年代ほどまつりをもっと大規模にしてほしいという要望が多い。
【花火について】
○花火の実施については、「安全性」を重視すべきという回答が 44.0%と最も多い。しか
し、郊外の地区では「交通手段の利便性」に重点を置くべきという回答も多く、「安全
性」と回答が二分している。
○花火を安全に実施するためには、
「場所の変更」(52.0%)がよいとする回答が過半数を
占め、「規模の縮小」(30.3%)を上回っている。また若い年代ほど「場所の変更」の回
答が多く、逆に高い年代ほど「規模の縮小」の回答が多い傾向がある。
○花火の変更場所については、
「足羽川流域」
(48.7%)が「九頭竜川流域」
(36.7%)を上
回っている。また居住地から近い場所を望む傾向が大きい。
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福井市民意識調査報告書
公共交通のあり方と中心市街地について
【公共交通の存続について】
○公共交通を今後どのようにすべきかについては、
「税金を投入しても存続させるべき」が
42.0%と最も多く、「廃止もやむをえない」の 22.6%を上回っている。
【運転免許返納制度について】
○制度について「知っている」のは 66.2%と、「知らない」(8.4%)を大きく上回ってお
り、認知度は高いといえる。
○返納することについては、
「公共交通を割安で利用できれば返納してもよい」(27.4%)
が最も多く、「返納しようと思う」のは 26.2%となっている。また高い年代(70 歳以上
を除く)ほど返納の意識は高い傾向がある。
○免許を返納しようと思う年齢は平均 75.1 歳で、性別では男性が 76.3 歳、女性が 73.9
歳と、男性の方が返納年齢は高い。
【公共交通を乗り継いで利用することについて】
○公共交通を乗り継ぐことについては、「公共交通が充実すれば乗り継いでもよい」
(57.6%)が過半数を占め、以下「乗り継いでまで利用したくない」(19.9%)、「乗り
継ぎに抵抗感はない」
(16.9%)が続いている。
【福井駅周辺の公共交通について】
○駅周辺の公共交通をどうすべきかについては、
「バス乗り場を駅前に移し、鉄道との乗り
継ぎを便利にする」(45.2%)が最も多く、次の「福井鉄道とえちぜん鉄道の相互乗り
入れ」(15.2%)を大きく上回っている。
【まちの賑わい創出活動について】
○どんな活動をしたい(見たい)かについては、「ストリートライブ」(25.4%)が最も多
く、次に「ボランティア活動」(9.9%)が続いている。また「活動したくない(見たく
ない)」は 23.6%となっている。
○活動をする側(プレイヤー)か見る側(観客)かについては、「観客」(81.3%)が「プ
レイヤー」(10.6%)を大きく上回っている。また「プレイヤー」になるのは、性別で
は男性、年代別では 20 代以下と 70 代以上で多い。
○活動をどこでする(見る)かについては、「道路空間」(34.8%)が最も多く、次に「中
央公園」(22.0%)となっている。
○活動をする(見る)ためには、
「駐車場」
(21.9%)、
「場所」
(17.3%)、
「施設・設備」
(15.9%)
が重要だとする回答が多い。
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福井市民意識調査報告書
福井市が行っている施策の満足度・重要度について
【満足度について】
○満足度の評価点(p54 参照)1 位の「安全で安心したライフラインを構築する」について
は、高い年代や、居住年数が長いほど満足度が高い傾向があり、地区別では市中心部の
あたご・不死鳥ブロックで満足度が高い。
○2 位の「福井の歴史と文化を再生する」については、女性や、不死鳥ブロックで満足度
が高い。
○3 位の「生涯にわたり個性、創造性を育む」は、女性と 30 代の満足度が高い。
○満足度の評価点下位 1 位の「賑わいのある中心市街地をつくる」は、若い年代や、居住
年数が短いほど不満度が高い傾向があり、地区別では中心部周辺のみなみ・あずま・九
頭竜ブロックで特に不満度が高くなっている。
○下位 2 位の「持続可能なまちをつくる」は、50 代以下の不満度が高い。
○下位 3 位の「自然を活かした産業を育成する」は、男性、高い年代、足羽・川西ブロッ
クで不満度が高い。
【重要度について】
○特に力を入れてほしい施策については、1 位が「安心して子どもを産み育てられる環境
をつくる」
(28.1%)、2 位は「賑わいのある中心市街地をつくる」
(26.1%)
、3 位は「子
どもたちの生きる力を育てる」(23.0%)、4 位は「すべての人が安心して暮らせる地域
社会をつくる」
(20.8%)となっている。
○1 位の「安心して子どもを産み育てられる環境をつくる」は、女性、30 代、九頭竜ブロ
ックでその割合が高くなっている。
○2 位の「賑わいのある中心市街地をつくる」は、男性と若い年代でその割合が高い。
○3 位の「子どもたちの生きる力を育てる」は、30 代で特にその割合が高い。
○4 位の「すべての人が安心して暮らせる地域社会をつくる」は、女性と高い年代でその
割合が高くなっている。
【満足度と重要度の関係】
○満足度が低く、かつ重要度が高い施策が今後特に取り組むべき施策といえ、今回の結果
からは、「賑わいのある中心市街地をつくる」「安心して子どもを産み育てられる環境を
つくる」「すべての人が安心して暮らせる地域社会をつくる」の 3 つが挙げられる。
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福井市民意識調査報告書
生活環境について
【生活についての満足度】
○「交通の安全性」
、「通勤・通学の便利さ」、「公園などの利用のしやすさ」については、
ともに不満度(
「不満」と「やや不満」の合計)の方が満足度(「満足」と「ほぼ満足」
の合計)を数ポイント上回る程度で、大きな差はない。
○上記項目について前年度以前の調査結果と比較すると、すべての項目で満足度は前年度
(19 年度)を上回っており、特に「交通の安全性」については今回満足度が最も高い結
果となっている。
○どの項目についても、30~40 代を中心とした若い年代や、郊外の地区で不満度が高くな
っている。
【地域活動などの参加度】
○地域活動の参加については、32.0%が「よくある」
「しばしばある」と回答している。年
代別では 40 代、地区別では川西・足羽ブロックの参加度が高い。
○ボランティア活動の参加については、6 割近くの 59.5%が「あまりない」
「ない」と回答
している。また上記の地域活動と同様、40 代や郊外の地区の方が参加度が高い傾向があ
る。
【男女共同参画社会】
○夫は外で働き、妻は家庭を守るべきかについては、否定派が 59.2%、肯定派は 32.2%と
否定派の方が 27.0 ポイント上回っている。また年代間の差が大きく、若い年代ほど否
定派が多くなっている。
○男女共同参画推進本部の認知度については、3 人に 1 人が「詳しく知っていた」
「だいた
い知っていた」と回答している。また若い年代ほど認知度が低い傾向がある。
【ごみ減量化の意識】
○「過剰包装を断る」、「詰め替え商品を買う」、「食べ残しをしない」の3項目については
意識が高く、特に「詰め替え商品を買う」ことについては、8 割が「いつもしている」
「だいたいしている」と回答している。
○上記の項目は女性の方が男性より意識が高く、「過剰包装を断る」については高い年代、
「詰め替え商品を買う」については逆に若い年代の方が意識は高い傾向がある。
○「生ごみを家庭で処理する」、
「不用品を他人に譲る」については、意識はまだ低く、特
に「生ごみを家庭で処理する」については 7 割強が「していない」と回答している。
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