...

教育 - 姫路市

by user

on
Category: Documents
22

views

Report

Comments

Transcript

教育 - 姫路市
教
育
1
概
2
学
校
3
学
校
要
……………………… 442
施
設
……………………… 445
教
育
……………………… 453
4
総合教育センター
……………………… 461
5
道徳教育・人権教育
6
生
7
文
涯
学
…………………… 465
習
……………………… 467
財
……………………… 470
8
青 少 年 教 育
……………………… 473
9
城 郭 の 研 究
……………………… 474
10
市史の編集・発行
……………………… 475
11
生涯学習関連施設
……………………… 476
化
教
育
概
要
姫路市教育振興基本計画
策定
趣旨
近年、 グローバル化や情報化の急速な進展、 個人の価値観やライフスタイルの多様化など社会情勢が急激に変化
する中、 子供を取り巻く教育環境も大きく変化し、 それに伴う教育課題も山積している。
そこで、 「魅力ある姫路の教育創造プログラム」 (以下、 「教育創造プログラム」 という。) の6年目の検証・見直
しの時期に合わせ、 国や兵庫県の計画などを踏まえ、 本市行政の指針である 「姫路市総合計画ふるさと・ひめじプ
ラン2020」 (以下、 「姫路市総合計画」 という。) との整合も図りながら、 生涯学習社会の実現に向けて、 学校教育
分野のみならず社会教育分野も含めた、 本市の教育振興のための施策に関する基本計画となる 「姫路市教育振興基
本計画」 を策定した。 本計画は、 平成27年6月、 総合教育会議での協議を経て、 同計画をもって教育施策の大綱と
された。
計画
位置付
本計画は、 教育基本法第17条第2項に定める 「教育振興基本計画」 に位置付け、 本市の実情に応じた教育の振興
のための施策に関する基本的な計画とする。 また、 「姫路市総合計画」 の分野別計画と位置付けるとともに、 学校
教育分野と社会教育分野に関する教育行政の中心的な計画とする。 学校教育分野においては、 「教育創造プログラ
ム」 の考え方を生かした計画とする。
計画期間
平成27年度 (2015年度) から平成31年度 (2019年度) までの5年間の計画とする。
対象範囲
本市教育委員会所管の学校教育や社会教育に関する施策や事業を対象とする。 ただし、 市長部局所管の文化振興
教
及びスポーツ振興は除く。 本計画の対象範囲に含まれない施策や事業で、 教育委員会が関係するものについては、
姫路市総合計画及び他の分野別計画などに基づき、 関係部局と連携しながら推進する。
育
基本理念
目指
人間像
教育は、 「人格の完成」 と 「平和で民主的な国家及び社会の形成者の育成」 を目指して行われる人づくりの営み
であることから、 基本理念を次のように設定した。
「ふるさと姫路の未来をひらく人づくり
∼学び、 つながり、 高め合う教育を目指して∼」
この基本理念の実現に向けて、 学校教育の充実や生涯学習社会の構築に取り組むことにより、 次のような人間が
育つことを目指していく。
・知・徳・体の調和がとれ、 生涯にわたって学び続ける自立した人間
・ふるさとを愛し、 地域の発展に主体的に貢献する人間
・伝統や文化を尊重しつつ、 グローバルな視点で国際社会を生きる人間
基本的政策
基本目標
目指す人間像の実現のため、 学校、 家庭、 地域社会が協働しながら、 「学校教育の推進」、 「生涯学習社会の実現」
及び 「文化の振興」 ごとに基本的政策を設定し、 それぞれに基本目標を定めて取り組む。 基本的政策と基本目標は
― 442 ―
次のとおりである。
基本的政策1
魅力ある学校教育の推進
基本目標
・教育創造プログラムに基づき、 「生きる力」 の要素としての 「確かな学力」、 「豊かな心」 及び 「健やかな体」
をバランス良く育成するために、 子供の能力や可能性を伸ばす魅力ある学校教育を推進する。
・学ぶ意欲を支える就学のための援助や奨学を推進するとともに、 子供が安心して学べる教育環境づくりを促
進する。
基本的政策2
いきいきとした生涯学習社会の実現
基本目標
・生涯学習社会の実現に向けて、 ライフステージに応じた多様な学習機会を提供するとともに、 生涯学習関連
施設の充実や人権教育の推進を図る。
・心豊かでたくましい 「姫路っ子」 の育成を目指し、 家庭における教育力の向上を図るとともに、 青少年への
様々な体験機会の提供や健全育成を促進する環境づくりなど、 市民ぐるみで青少年の健全育成に努める。
基本的政策3
歴史文化の継承と市民文化の醸成
基本目標
・世界文化遺産姫路城をはじめとする多彩な文化財の保存と活用を図るとともに、 地域に伝わる伝統文化や歴
史的文書の調査・研究と継承・活用により、 姫路の歴史と文化を守り育てる。
・博物館として教育機関でもあり文化拠点施設でもある美術館、 文学館などの活動を通して、 市民が様々な文
化に触れ、 学ぶことができる機会を充実する。
計画
点検及
評価
計画に位置付けた事業の評価については、 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条により、 毎年度、
「教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果報告書」 において行い、 姫路市ホームページ上に
公表する。
私学振興助成制度 (平成
年度分)
区
分
私立高等学校教育振興費助成 (9校)
私立幼稚園教育振興費助成 (2園)
私立幼稚園施設整備資金融資利子補給
外国人学校教育振興費助成 (1校)
専修学校振興活動助成
予
算
額
14,460千円
1,956千円
457千円
1,410千円
270千円
私立幼稚園就園助成
5,934千円
私立幼稚園保健管理費助成
390千円
― 443 ―
授業料・保育料 (平成 年度)
①
高等学校
授
業
料
年額
118,800円 (ただし、 平成26年4月1日より前から姫路市立高等学校に在学し
ている者については、 既に高等学校等を卒業し、 又は修了したこと
がある者に限る。)
②
2,200円
入
5,650円
幼
入学考査料
学
稚
料
園
利用者負担
月
額 (円)
階層区分
3歳児、 4歳児
生活保護世帯
5歳児
市民税非課税世帯
市民税所得割非課税世帯
0
400
0
〈300〉
〈0〉
市民税所得割課税額
3,600
3,150
48,600円未満
〈2,850〉
〈2,500〉
市民税所得割課税額
4,000
3,150
77,100円以下
〈3,200〉
〈2,500〉
市民税所得割課税額
7,000
6,300
211,200円以下
〈5,600〉
〈5,000〉
市民税所得割課税額
7,400
6,300
211,201円以上
〈5,900〉
〈5,000〉
・平成27年4月から8月までは平成26年度市民税額より算定し、 平成27年9月から平成28年3月までは平成
教
27年度市民税額より算定する。
・市民税非課税世帯のうち、 母子 (父子) 世帯または在宅障害者のいる世帯の場合、 利用者負担は無料とな
育
る。
・幼稚園年少 (3歳) から小学校3年生までの範囲において、 最年長の子どもから順に2人目は〈
額、 3人目以降は無料となる。
― 444 ―
〉内の
学
校
施
設
市内教育関係機関数等
平成27年5月1日現在
県
区
校
園
数
分
大
立
市
児 童 生 徒
学
生
数
校
園
数
立
私
校
園
数
児 童 生 徒
学
生
数
立
計
児 童 生 徒
学
生
数
校
園
数
児 童 生 徒
学
生
数
学
1
2,851
−
−
2
2,598
3
5,449
学
−
−
−
−
1
86
1
86
高等学校(全日制)
12
7,825
3
2,378
6
3,402
21
13,605
高等学校(定時制・多部制)
2
998
−
−
−
−
2
998
高等学校(通信制)
1
830
−
−
−
−
1
830
短
期
大
中
学
校
−
−
35
15,667
3
852
38
16,519
小
学
校
−
−
69
30,453
−
−
69
30,453
幼
稚
園
−
−
37
2,473
2
227
39
2,700
校
3
562
1
83
−
−
4
645
19
13,066
145
51,054
14
7,165
178
71,285
特
別
支
援
学
計
市立学校
学校数等
区
学
平成27年5月1日現在
分
校
園
学
級
小 学 校
教
教
幼 稚 園
特別支援学校
合
計
35
3
37
1
1,027
440
60
104
31
30,453
15,667
2,378
2,473
83
51,054
長
69
35
3
37
1
145
頭
69
35
3
−
1
108
数
園
高等学校
69
数
141
幼児・児童・生徒数
校
中 学 校
145
208
1,662
主幹教諭・教諭
1,348
834
127
58
52
2,419
職
主幹教諭・養護教諭
71
37
3
−
2
113
員
事
務
職
員
72
36
9
−
3
120
等
実
習
助
手
−
−
3
−
−
3
の
栄養教諭・学校栄養職員
22
1
−
−
1
24
給 食 関 係 職 員
105
−
−
−
2
107
57
29
2
−
1
89
1,813
1,007
150
95
63
3,128
数
用
務
員
計
教職員数は本定員臨任除く
学級数○印は特別支援学級外数
教職員等の数 ( ) 内の数は再任用者数 (内数)
学校施設
現況
校舎の整備状況
区
分
学校数
平成27年5月1日現在
児
童
生徒数
学級数
保
鉄筋コンクリート造
有
面
積
(㎡)
鉄骨ブロック造
木
造
計
小学校
69
30,453
1,168
370,638
9,134
1,096
380,868
中学校
35
15,667
507
200,574
9,678
106
210,358
― 445 ―
屋内運動場の整備状況
区
分
平成27年5月1日現在
保
学校数
鉄筋コンクリート造
有
鉄
骨
面
造
他
積
木
(㎡)
造
計
小学校
69
−
64,266
−
64,266
中学校
35
−
37,920
−
37,920
市立学校一覧表
平成27年5月1日現在
小
学 校 名
児 童 数
学
学 級 数
教
室
普 通
数
校
教職員数
特 別
校地面積
(㎡)
校
舎
延 面 積
(㎡)
屋
内
運 動 場
(㎡)
プ ー ル
2 5 m
コ ー ス
砥
堀
350
②
12
15
7
21
15,417
3,946
1,108
6+低
水
上
481
③
17
22
19
28
18,983
7,116
1,108
7+低
6,456
840
6+低
増
位
281
③
12
17
15
23
23,261
広
峰
722
②
23
27
12
36
19,375
6,350
1,221
7+低
城
北
312
②
12
16
24
23
19,458
7,147
1,097
6+低
野
里
186
②
6
9
17
14
15,197
4,567
948
5
城
乾
344
①
12
15
16
20
11,883
5,110
765
6
城
西
438
③
15
20
15
25
17,556
6,365
1,102
7
安 室 東
882
③
28
33
8
44
16,570
6,697
1,099
7+低
安
室
809
③
25
30
10
40
17,064
5,980
772
6+低
高
岡
636
②
20
25
17
32
18,853
7,263
1,190
7
高 岡 西
440
②
14
18
17
24
19,408
6,578
1,176
6+低
8,005
1,177
7
曽
左
748
③
23
30
13
37
28,950
峰
相
266
①
10
13
26
17
22,784
7,067
947
6+低
白
鳥
313
①
12
15
14
21
18,350
5,419
1,172
6+低
青
山
616
②
19
25
13
30
22,850
6,984
1,040
7
太
市
88
①
6
7
8
12
10,318
2,924
871
5+低
330
③
12
18
21
23
14,413
6,784
1,013
7
東
城
東
306
②
12
16
18
23
11,762
6,313
1,041
7
白
鷺
697
②
22
26
11
33
24,407
6,389
1,099
6+低
船
場
329
②
12
16
14
23
13,343
5,442
990
5+低
城
陽
496
③
16
21
12
27
19,547
5,766
795
6+低
12,777
6,456
904
6+低
手
柄
582
②
19
24
15
29
荒
川
921
②
27
34
10
42
18,702
6,665
1,095
7
八
木
121
①
6
8
12
12
13,205
4,052
628
6+低
糸
引
1,021
②
31
34
8
45
19,406
6,923
999
6+低
白
浜
829
②
24
31
16
37
16,271
7,784
1,009
7+低
妻
鹿
212
①
8
9
15
14
15,965
4,166
773
6+低
高
浜
1,076
③
33
39
11
50
25,276
7,944
824
6+低
飾
磨
916
②
28
35
20
43
23,013
9,559
1,306
7+低
津
田
872
⑤
25
35
13
43
20,350
7,459
926
7+低
英 賀 保
844
③
26
32
15
38
17,488
7,453
1,201
7
23,152
7,405
1,362
7+低
八
幡
1,014
③
30
39
9
47
広
畑
256
②
11
15
16
18
17,460
5,843
972
6+低
広畑第二
1,000
③
29
32
12
45
23,907
6,970
789
6+低
― 446 ―
教
育
小
学 校 名
大
児 童 数
学
学 級 数
教
室
普 通
数
校
教職員数
特 別
校地面積
(㎡)
校
舎
延 面 積
(㎡)
屋
内
運 動 場
(㎡)
プ ー ル
2 5 m
コ ー ス
津
855
②
26
29
15
38
26,935
7,377
1,067
6+低
南 大 津
237
②
10
14
16
18
23,273
6,746
737
6+低
大 津 茂
506
③
18
25
15
29
23,657
8,000
972
6+低
網
干
589
④
18
25
16
31
20,483
7,371
1,176
6+低
網 干 西
327
②
12
16
13
22
16,918
5,401
778
6+低
勝
原
712
②
22
27
15
33
45,067
6,592
1,054
6+低
旭
陽
595
②
19
24
10
33
14,908
5,657
887
7
余
部
322
②
12
14
9
21
16,164
3,773
830
6+低
船
津
234
②
9
13
9
16
11,425
3,769
612
6+低
山
田
152
①
6
8
11
12
14,691
3,625
708
6+低
豊
富
568
①
19
23
15
29
20,624
5,947
972
7
谷
内
98
①
6
7
8
12
14,949
3,396
905
6+低
谷
外
296
③
11
15
9
21
13,028
3,947
661
6+低
花
田
434
②
15
20
15
26
13,041
5,886
807
7
御 国 野
557
②
18
24
12
28
20,458
6,118
771
6+低
四
郷
287
②
12
16
17
22
17,728
5,230
898
6+低
別
所
613
③
19
23
11
31
13,591
5,378
830
6+低
的
形
276
②
11
15
8
21
18,036
4,371
796
6+低
大
塩
437
③
14
18
11
24
20,507
5,246
943
6+低
林
田
127
①
6
8
16
14
19,589
4,362
781
5
伊
勢
57
6
6
7
11
18,689
2,546
719
5
家
島
99
②
6
9
12
18
5,610
4,203
781
坊
勢
140
③
6
10
12
16
5,329
3,083
720
置
塩
149
①
6
8
10
13
15,206
2,695
911
6+低
古
知
124
①
6
7
12
13
15,445
3,061
919
5+低
前 之 庄
199
②
6
8
11
14
14,947
3,318
919
6+低
莇
野
34
4
4
10
9
11,321
2,238
800
5+低
上
菅
83
①
6
7
7
12
11,549
2,300
800
5+低
菅
生
293
③
11
16
11
21
14,837
4,437
919
6+低
香
呂
471
②
15
20
18
24
20,783
6,430
1,123
8+低
中
寺
392
②
13
18
12
22
18,090
4,823
631
8+低
香 呂 南
173
①
7
9
8
14
26,740
3,302
680
7+低
安 富 南
243
①
10
13
12
17
22,656
4,988
976
6+低
安 富 北
40
①
5
7
9
12
10,330
1,905
824
5+低
合計69校
30,453
141
1,027
1,307
901
1,651
1,243,325
380,868
64,266
67校
(注)
1. 学級数の○印は特別支援学級外数
2. プールコースの 「低」 は低学年用プールを示す。
児童1人当たり
平均
校地面積
40.4㎡
運
場
21.3㎡
校舎面積
12.4㎡
屋内運動場
2.0㎡
教職員数は本定員臨任除く
― 447 ―
動
中
学 校 名
生 徒 数
学
学 級 数
教
室
普 通
数
校
教職員数
特 別
校地面積
(㎡)
校
舎
延 面 積
(㎡)
屋
内
運 動 場
(㎡)
プ ー ル
2 5 m
コ ー ス
増
位
581
②
16
21
20
33
21,611
6,755
1,053
7
広
嶺
528
②
15
20
25
33
30,954
8,059
963
7
城
乾
240
①
7
9
24
18
20,918
5,222
1,903
7
安
室
828
③
22
29
16
42
21,769
7,061
1,118
7
高
丘
587
③
16
22
20
32
39,670
7,477
1,057
7
書
写
540
②
15
20
21
30
54,462
8,283
1,885
7
大 白 書
585
②
17
22
18
37
25,524
7,289
1,271
7
東
光
369
②
11
15
26
26
15,725
5,992
1,074
7
白
鷺
233
③
7
11
24
21
23,161
8,422
972
7
琴
陵
308
②
9
13
25
23
34,552
6,910
983
7
山
陽
981
②
27
31
17
47
26,644
7,508
1,011
7
1,139
②
29
34
18
53
27,351
9,353
1,056
7
飾 磨 東
604
②
16
19
17
34
24,880
6,061
827
7
飾磨中部
360
②
10
13
18
23
19,796
6,038
837
7
飾 磨 西
932
③
25
30
17
48
31,624
7,587
1,044
7
夢
前
527
②
14
19
22
30
30,521
6,488
1,079
7
広
畑
625
②
17
21
23
36
34,059
7,889
1,281
7
大
津
634
②
17
22
17
34
28,971
8,614
1,266
7
網
干
509
③
14
18
20
31
25,796
6,223
1,093
7
朝
日
1,012
②
27
32
20
50
29,408
7,980
1,245
7
神
南
248
②
7
10
12
18
23,759
4,180
984
7
豊
富
292
①
9
12
14
23
18,519
4,343
1,196
5
城
山
211
①
7
8
13
17
18,851
4,048
751
7
花
田
206
①
6
8
20
20
30,790
4,277
1,054
5
四
郷
178
③
6
9
13
22
19,123
3,819
751
7
林
田
142
①
6
8
13
17
22,343
3,652
826
5
灘
東
517
①
14
18
12
29
23,622
5,785
817
7
大
的
367
①
11
14
16
22
26,553
5,439
816
7
家
島
83
②
3
5
18
12
12,743
3,148
1,337
坊
勢
90
①
3
4
11
13
4,566
2,132
643
置
塩
128
②
5
8
16
16
19,302
4,328
1,168
5
鹿
谷
108
③
3
7
14
17
17,780
3,677
1,190
7
菅
野
239
②
8
12
17
22
19,694
4,946
958
7
香
寺
553
②
15
20
27
31
33,751
7,620
1,015
8
安
富
183
6
7
15
14
23,736
3,708
1,396
6
合計35校
15,667
440
571
639
974
882,528
210,358
37,920
33校
(注)
学級数の○印は特別支援学級外数
生徒1人当たり
平均
校地面積
55.2㎡
運
動
場
29.4㎡
校舎面積
13.1㎡
屋内運動場
2.3㎡
教職員数は本定員臨任除く
― 448 ―
教
育
高
学 校 名
等
生 徒 数
学 級 数
教
室
学
数
普 通
校地面積
教職員数
特 別
校
(㎡)
校
舎
延 面 積
(㎡)
屋
内
運 動 場
(㎡)
プ ー ル
2 5 m
コ ー ス
姫
路
827
21
23
24
50
45,941
12,985
2,391
−
琴
丘
838
21
23
24
50
66,501
10,759
2,045
7
飾
磨
713
18
21
27
48
39,309
9,948
3,485
−
合計3校
2,378
60
67
75
148
151,751
33,692
7,921
1校
生徒1人当たり
平均
校地面積
64.3㎡
運
場
40.1㎡
校舎面積
14.2㎡
屋内運動場
3.3㎡
特
別
学 校 名
生 徒 数
学 級 数
書写養護
83
31
生徒1人当たり
平均
支
教
室
名
園 児 数
援
数
普 通
22
15
校地面積
223.5㎡
校舎面積
68.2㎡
学
校地面積
教職員数
特 別
幼
園
動
(㎡)
60
運
動
18,548
場
46.0㎡
屋内運動場
7.9㎡
稚
学 級 数
園舎面積
(㎡)
教職員数は本定員臨任除く
校
校
舎
延 面 積
(㎡)
屋
内
運 動 場
(㎡)
プ ー ル
2 5 m
コ ー ス
5,660
652
○
教職員数は本定員臨任除く
園
教
室
保 育 室
数
遊 戯 室
教職員数
園地面積
(㎡)
プ ー ル
水
上
(25)
47
( 1)
2
513
3
1
2
3,035
○ (併設)
広
峰
(45)
92
( 2)
4
625
5
1
4
3,252
○
城
乾
(17)
38
( 1)
2
447
2
1
2
2,404
○
城
西
( 8)
25
( 1)
2
563
4
1
2
3,509
○
安 室 東
(43)
106
( 2)
4
873
6
1
3
3,120
○
高
岡
(31)
73
( 1)
3
738
4
1
3
3,145
○
曽
左
(24)
47
( 1)
2
662
4
1
2
4,860
○
青
山
(21)
42
( 1)
2
802
4
1
2
5,401
○
城
東
(18)
52
( 1)
2
841
5
1
2
2,882
○
城
陽
(36)
67
( 1)
2
760
4
1
2
4,541
○
手
柄
(28)
58
( 1)
2
556
3
1
2
2,005
○ (併設)
荒
川
(39)
102
( 2)
4
737
4
1
3
5,011
○
糸
引
(88)
171
( 3)
6
980
6
1
5
2,876
○ (併設)
白
浜
(42)
117
( 2)
5
1,004
5
1
4
5,212
○
高
浜
(63)
122
( 2)
4
649
5
1
3
2,935
○
飾
磨
(47)
103
( 2)
4
1,108
8
1
4
4,564
○
津
田
(35)
73
( 1)
3
592
4
1
2
2,988
○ (併設)
英 賀 保
(45)
84
( 2)
4
835
5
1
3
2,964
○
― 449 ―
幼
園
八
名
幡
園 児 数
稚
学 級 数
園舎面積
(㎡)
園
教
室
保 育 室
数
遊 戯 室
教職員数
園地面積
(㎡)
プ ー ル
(45)
92
( 2)
4
730
7
1
3
3,329
○ (併設)
広 畑 第 二 (31)
87
( 1)
3
641
4
1
3
3,368
○ (併設)
大
津
(52)
122
( 2)
4
619
4
1
4
3,000
○ (併設)
網
干
(34)
70
( 1)
3
792
4
1
2
3,740
○
勝
原
(34)
69
( 1)
2
674
4
1
2
2,615
○
旭
陽
(19)
62
( 1)
3
778
4
1
3
3,163
○
豊
富
(24)
52
( 1)
2
712
3
1
2
3,274
○
谷
外
(18)
33
( 1)
2
565
4
1
2
2,611
○ (併設)
花
田
(19)
39
( 1)
2
601
4
1
2
2,749
○
御 国 野
(22)
53
( 1)
2
623
5
1
2
3,307
○ (併設)
四
郷
(16)
33
( 1)
2
624
3
1
2
2,361
○ (併設)
別
所
(41)
89
( 2)
4
762
4
1
4
2,515
○ (併設)
大
塩
(24)
45
( 1)
2
796
4
1
2
2,624
○ (併設)
家
島
(10)
27
( 1)
2
1,060
4
2
2
4,907
坊
勢
(22)
41
( 1)
2
982
5
1
2
2,226
置
塩
(14)
35
( 1)
2
548
3
1
2
2,245
○ (併設)
前 之 庄
(11)
24
( 1)
2
0
3
1
2
3,006
○ (併設)
菅
生
(24)
40
( 1)
2
636
4
1
2
2,451
○ (併設)
中
寺
(17)
41
( 1)
2
496
4
1
2
2,092
○ (併設)
合計37園 (1,132) 2,473 (49)
104
25,924
182
47
95
120,287
35園
教
(
) は4歳児内数
教職員数は本定員臨任除く
(注) 白浜幼稚園の園児数117には3歳児20が含まれ、 学級数5には3歳児1が含まれる
育
園児1人当たり
園地面積
46.7㎡
園舎面積
10.5㎡
運動場
― 450 ―
24.0㎡
姫路高等学校音楽
(愛称:
)
設置の目的および運営方針
①
豊かな情操を育み、 創造的で人間性豊かな生徒の育成を目指し、 特色ある学校づくり・文化
的環境づくりに資する目的で、 姫路市制100周年記念事業・姫路高等学校創立50周年記念事業
として建設。
②
姫路市における音楽を中心とした文化・教育活動の振興と豊かな文化的市民生活の増進に寄
与するため、 積極的に他の学校教育機関や一般市民の利用に供する。
所
在
開
地
辻井九丁目1番10号
館
平成元年10月
構造および規模
建築面積
2,338㎡
3,868㎡
地下1階
地上2階
鉄筋コンクリート造
延床面積
主要施設
主ホール
音楽専用ホール
客席数
804席、 車椅子スペース
ステージ
間口20m
7席
奥行13m
パイプオルガン (平成2年11月設置)
控
練
事業費
習
室
4室
室
第1練習室
94㎡ (完全遮音室)
第2練習室
89㎡ (完全遮音室)
玄関ロビー
約200㎡
ホワイエ
2階
そ
応接室、 事務室、 楽器庫、 警備員室、 主催者控室他
の
他
約150㎡
約12億円 (内楽器、 約1億円)
管理運営
姫路市文化国際交流財団に委託
― 451 ―
基本使用料
午
区
主
ホ
ー
ル
分
平
午前9時から
正午まで
日
土曜日、 日曜日
および休日
練
備考
習
室
前
午
後
午後1時から
午後5時まで
夜
間
午後6時から
午後10時まで
全
日
午前9時から
午後10時まで
円
20,000
円
30,000
円
38,000
円
88,000
25,000
37,500
47,500
110,000
第
1
1,900
2,800
3,300
8,000
第
2
2,400
3,500
4,100
10,000
「休日」 とは、 国民の祝日に関する法律 (昭和23年法律第178号) に規定する休日をいう。
使用状況
区
分
主 ホ ー ル
第 1 練 習 室
第 2 練 習 室
年 度
使用件数
使用日数 (日)
入場者人数 (人)
使用料収入 (円)
22
313
279
51,744
2,957,417
23
297
259
42,812
2,848,959
24
288
257
46,921
3,645,971
25
322
283
51,674
3,865,431
26
316
278
53,494
4,666,039
22
216
206
7,095
260,180
23
141
128
5,547
265,520
24
162
152
6,427
259,225
25
163
155
5,728
233,820
26
147
136
5,938
329,583
22
216
204
8,244
109,710
23
107
104
4,936
99,740
24
148
142
5,986
116,300
25
160
145
5,882
91,040
26
119
111
5,057
147,641
― 452 ―
教
育
学
魅力
姫路
人間力
教育創造
身
付
子供
校
教
育
推進
育成
変化の激しい社会を生き抜くことができるよう、 生きる力を身に付けさせることにより自立の基礎を培う。 また、
一人一人の適性、 進路等に応じてその能力を最大限に伸ばし、 社会の形成者として役割を果たす総合的な 「人間力」
を身に付けた子供を育成する。
特別な支援が必要な子供への教育を充実するとともに、 個に応じて 「確かな学力」、 「豊かな心」 及び 「健やかな
体」 をバランス良く育成する。 また、 時代のニーズに対応する、 キャリア教育、 国際理解教育、 環境教育、 防災教
育、 消費者教育など現代的課題に関する教育を実施する。
確
学力
①
育成
授業
推進
確かな学力を育むために、 地域や学校の実態及び子供一人一人の状況を的確に把握し、 わかる授業の実践を推進
する。
わかる授業の実践に当たっては、 見通し・振り返り学習活動や言語活動を取り入れた授業づくりを進めるととも
に、 ICT機器やデジタルコンテンツ等の効果的な活用により、 子供たちの興味・関心を高め、 創意工夫に満ちた
授業への改善を図る。 また、 新学習システムの有効活用を図り、 個に応じたきめ細かな指導を充実させる。
さらに、 学力の基礎となる国語力の育成を目指し、 学力向上推進事業を実施する中で、 古典や名文に親しんだり、
新聞の活用 (NIE) を取り入れたりするなど、 言語活動の充実を図る。
②
外国語教育
充実
小・中・高等学校を通して、 英語によるコミュニケーション能力を養うために、 外国語指導助手 (ALT) など
外部人材との連携促進や教員等の英語指導力向上のための研修等の開催により、 指導の充実を図る。 また、 テレビ
会議システムをはじめとしたICT機器の有効活用等により、 英語を使う機会を拡充させ、 積極的にコミュニケー
ションを図ろうとする態度や実践的な英語運用能力を育成する。
③
理数教育
充実
理科、 算数・数学に対する興味・関心や知的好奇心を喚起するとともに、 科学的なものの見方や論理的な考え方
を身に付けさせるため、 体験的な学習活動や探究的な活動等の充実により、 魅力ある授業づくりを推進する。 また、
外部人材や姫路科学館などを活用し、 理科や算数・数学が好きな児童生徒の育成を図る。
④
教育
情報化
推進
ICTを活用した質の高い教育環境を実現するため、 教育の情報化の推進に寄与するネットワークシステムの整
備及び機器の計画的更新を図る。 また、 ICTを活用した情報共有によるきめ細かな指導と校務の負担軽減の推進
とともに、 市立小・中学校に整備された協働学習用タブレット型パソコン等のICT機器の積極的な活用により授
業改善を促進し、 ICTを活用したわかる授業づくりの充実を図る。
さらに、 児童生徒の情報活用能力を育成するため、 全ての教科や総合的な学習の時間等において、 ICTを活用
した教育活動を推進する。
豊
⑤
心
育成
道徳教育・人権教育 推進
希望と勇気をもってやりぬく心、 他者を思いやり温かく接する心、 生命と人権を尊重する心、 平和を希求する心、
― 453 ―
正義感や公正さを重んじる心など、 生きる力の重要な要素である豊かな人間性を育む基盤となる道徳教育や、 自他
の人権を守ろうとする意識、 態度及び実践的な行動力を育てる人権教育を推進する。
道徳教育においては、 「道徳の時間」 を要としつつ全教育活動を通して、 道徳的な心情、 判断力、 実践意欲と態
度などの道徳性を養うために、 子供の心に響く授業創造や道徳教育推進教師を中心とした指導体制の充実、 地域資
料の開発及び活用などに対して、 計画訪問等で支援を行う。
人権教育においては、 全教育活動を通して確かな人権意識を培い、 同和問題をはじめとする様々な人権問題解決
への実践力を育てるとともに、 教職員の人権意識の高揚を図り、 子供の自立と共生の力を育むために 「第2次姫路
市新・中学校区群人権教育研修会」 を実施し、 人権教育の更なる充実に向けた支援を行う。
⑥
体験活動
充実
集団宿泊活動や自然体験活動などを推進し、 人間的な触れ合いや自然との関わりを深めながら豊かな感性を育む
とともに、 家庭や地域との連携や協働により、 福祉体験、 ボランティア体験、 職場体験等の人や社会と関わりを深
める活動を実施することで、 人間としての在り方や生き方を考え、 自主性・社会性を養う。
また、 市内の施設や企業を活用し、 教科等と関連付けた様々な体験活動を実施することで、 体験と言葉を結び付
けた保育や教育を推進し、 子供の学習理解の深化を図る。
⑦
文化活動
充実
学校園の実態に応じて、 地域に残る伝統的な行事・文化遺産等について調べる学習や伝統的な歴史文化などに親
しむ学習を計画的に取り入れる。 また、 芸術に触れる機会や文化的な体験活動を充実させることにより、 豊かな感
性や情操を培い、 生涯にわたって芸術を愛好する態度や心情を育てる。
さらに、 児童生徒等の自主的・自発的な活動を通して、 個性・能力の伸長を図りながら、 地域の一員としての自
覚を高めふるさと意識を醸成する。
健
⑧
体
育成
学校体育
充実
安全を確保しながら、 運動の特性や魅力に触れさせ、 体育・スポーツ活動の楽しさや喜びを味わわせることによ
教
り、 豊かなスポーツライフを継続する資質や能力の育成と体力・運動能力の向上を図る。 特に体力・運動能力向上
については、 全国体力・運動能力、 運動習慣等調査の結果分析などにより、 地域や学校の実態を踏まえ、 各校独自
育
の体力向上1校1実践運動に取り組む。
⑨
学校保健
充実
子供たちが抱える心身の健康課題に適切に対応し、 生涯を通して主体的に健康で安全な生活を送るための基礎を
培うために、 教科のみならず教育活動全体において健康教育を推進する。
また、 学校、 家庭、 地域の関係機関等の連携・協力による組織体制の強化を図るとともに、 学校における保健管
理を充実する。
⑩
食育
推進
各学校における食に関する指導の全体計画・年間指導計画を作成し、 児童生徒等の食生活調査や生きた教材とし
ての学校給食の活用などにより、 給食の時間を中心に、 特別活動・各教科など学校教育活動全体を通して食育を推
進する。
中学校給食の全員実施にあたっては、 地場産食材の使用拡大などの食育推進施策に積極的に取り組むとともに、
新たに建設する学校給食センターが、 食育の啓発拠点となるように施設整備を進め、 食育の更なる推進を図ってい
く。
― 454 ―
時代
対応
⑪
教育
教育 推進
子供の発達段階に応じ、 各教科を中核とする学校の教育活動全体において計画的・組織的なキャリア教育を展開
することで、 社会の仕組みや自己と他者あるいは社会との関わり方を理解できるようにするとともに、 様々なもの
づくりの場の見学やトライやる・ウィークなどの体験活動等を通じて、 社会的・職業的自立に必要な能力や態度を
育てる。 また、 子供が将来の目標を持ち、 その能力・適正や興味・関心等を生かし、 主体的に進路を決定できる能
力や態度を養う。
⑫
防災教育
推進
自他の命を守る能力や共生の心を育むことをねらいとし、 学校災害対応マニュアル作成指針で示している 「各発
達段階等における重点」 が身に付くよう、 全ての教育活動を通して、 平素から減災の視点に立った教育を推進する。
⑬
特別支援教育
充実
発達障害をはじめとする特別な支援を要する児童生徒等の能力を最大限に伸ばし、 自立し社会参加するための必
要な力を培うため、 一人一人の多様な教育的ニーズを把握し、 きめ細かく適切な教育的支援を行う。 加えて、 イン
クルーシブ教育システムの構築に向け、 国・県の流れを注視しつつ合理的配慮と基礎的環境整備を進める。
また、 発達障害等のある子供が学びやすい授業づくりに取り組むとともに、 校園内支援委員会を中心とした支援
体制や個別の指導計画等による支援の充実を図る。 さらに、 専門的な知識や対応が求められるケースの場合は、 専
門家の派遣や関係機関との連携を進める。
ア
一人一人を大切にする特別支援教育
(ア) 校園長のリーダーシップのもと、 特別支援コーディネーターを中心に校園内支援委員会や特別支援に関わる
研修を計画的に開催することで特別支援教育体制の充実を図る。
(イ) 一人一人の障害の状況や発達段階、 課題に応じた 「個別の指導計画」 を作成し個に応じた指導の充実を図る。
(ウ) 保護者に対し十分な情報の提供を行い、 可能な限りその意向を尊重しつつ、 特別な支援を必要とする子供が、
適切な教育的環境で支援を受けることができるようにするために、 教育支援 (連携支援) の充実に努める。
イ
交流及び共同学習
障害のない子供たちとふれ合う交流活動や共に学習する機会をもつ共同学習をすすめる。 特別支援学校に在籍
している子供の居住地校交流を積極的に推進することで、 子供たちが障害の有無にかかわらず、 相互に人格と個
性を尊重する心を培う。
ウ
校種間連携の推進と関係機関との連携
(ア) 保育所・幼稚園から高等学校までの校種間連携を推進し、 ライフステージを見通した一貫性のある教育的支
援の充実を図る。
(イ) 教育支援 (連携支援) を活用し、 LD (学習障害)、 ADHD (注意欠陥/多動性障害)、 高機能自閉症等の
発達障害のある子供たちに対して、 「個別の教育支援計画」 を作成して計画的に指導にあたる。
(ウ) 書写養護学校における特別支援教育のセンター的機能の充実を図り、 総合福祉通園センター等の専門機関と
の連携をもとにした支援体制の強化に努める。
教職員
資質
実践的指導力
向上
「教師力」 の向上を目指し、 本市独自の研修体系により、 教職員の資質や能力の伸長を図る。 加えて、 教員がよ
り質の高い授業を行う実践的指導力を身に付けるため、 教材開発の支援や指導技術、 指導方法の助言などを行う。
また、 勤務時間の適正化や教職員相互の協力・協働などにより、 働きやすい職場環境づくりを推進する。
― 455 ―
総合教育
①
機能
生
校内研修 充実
各学校園の研修担当者を対象に、 校内研修の充実に向けた研修会を実施するとともに、 先見性に富み、 専門性の
高い理論に裏付けられた教育実践を推進するため、 兵庫教育大学と連携し、 学校園に大学教員を派遣する。 また、
高い教育技術を持つ教職員や学識経験者をはじめ、 理論的・実践的に優れた外部指導者を学校園に派遣し、 授業構
想など日々の授業改善のための取組を充実する。
②
教職員研修
充実
子供の人格形成に深く関わる者として、 豊かな人間性や、 コミュニケーション能力等の資質・能力の向上を図る。
また、 教育の専門家として、 社会の変化に的確に対応できる知識・技能を身に付けるとともに、 児童生徒等や保護
者、 地域住民などの期待に応えられる実践的指導力の向上を支援する。
わかる授業の一層の推進に向け、 小・中学校一貫したICT活用環境を積極的に利活用できるよう教員のICT
活用指導能力の向上を図ることをねらいとして、 大型ディスプレイや書画カメラ、 タブレット型パソコンなどIC
T機器等の授業活用に関する研修や教育の情報化に関する研修を実施する。
③
教育課題
対
調査・研究
市内教職員を教育研究員として委嘱し、 今日的な教育課題の解決に向けた実証的研究を行う。 各種研究大会等で
成果を積極的に広報し、 本市学校園における教育実践の改善に役立てるとともに、 教育行政における施策立案の基
礎資料とする。
魅力ある学校園づくりや特色ある教育活動を目指し、 学校園や教職員の教育実践研究に係る経費を助成すること
により、 教職員の資質・能力・意欲の向上を図るとともに学校園改革の推進を支援する。
④
教育情報
発信
教育関係資料
収集
全国の教育機関発行の研究紀要、 教職員が実践した学習指導案、 喫緊の教育課題や教職員の資質向上に資する教
育図書や雑誌、 視聴覚教材など研究資料の収集、 充実を図る。
教育情報交流展 「姫路きょういくメッセ」 を開催し、 講演会やセミナーのほか、 特色ある教育実践や魅力ある学
校園づくりに関する取組、 授業実践などを交流し、 教職員間で優れた教育財産の共有化を図るとともに、 学校園の
教
取組を市民に広報することで、 本市教育の更なる活性化を目指す。
⑤
教材・教具開発
支援
創意工夫された教材・教具を展示する自作教材教具展や教材作成に有効なICT機器などのソフトの操作に関す
る研修講座を開催する。 また、 総合教育センター内に、 教材・教具開発に必要な機器等を整備するとともに、 実験
実習室やビオトープ等の施設情報を発信したり活用をすすめたりして、 教職員の自由な発想に基づく教材開発環境
の提供に努める。
組織
学校力
向上
「学校力」 の向上を目指し、 学校が組織として子供への教育に取り組むための支援を行う。
魅力ある学校づくりを一層進めるため、 小中一貫教育をはじめ各校種間の連携を更に推進するとともに、 相談体
制の整備や支援員などの派遣により学校園の支援に努める。
小中一貫教育
①
中核
異校種間連携
異校種間連携
強化
義務教育を中心として、 その前後の校種との積極的な連携を支援する体制を再構築する。 保幼小連絡会の実施、
小中一貫教育の推進、 小高連携事業の充実、 中高相互授業参観、 オープンハイスクール等の実施などを通して、 子
― 456 ―
育
供同士や教職員相互の連携を推進する。
②
小中一貫教育 推進
進級・進学への不要な段差の軽減をきっかけとして取組を始めた小中一貫教育は、 将来的に子供たちが、 社会の
中で自分の役割を果たしながら、 自分らしい生き方を実現していくために必要とする 「学力の向上」 と 「人間関係
力の育成」 を図るものである。 「姫路市の進める小中一貫教育」 の冊子を活用し、 各中学校ブロックの設定した小
中共通の教育目標を達成するために、 直接的な児童生徒・教職員の交流だけでなく、 教職員の授業力や教師力を向
上させ、 子供たちの育ちと学びを確実につなげていけるよう、 計画的、 組織的、 継続的な取組を実施する。
各中学校ブロック及び全市的な研究体制を充実させるため、 九つの目標と27の指標を設定し、 検証を進める。 保
護者や地域の人からの理解と協力が得られるよう、 小中一貫教育推進期間 (小中一貫ウィーク) を設定するなど、
広報活動に努める。
③
特色
高等学校
推進
各市立高等学校において、 生徒の個性を尊重する多様で柔軟な高等学校教育を目指し、 学びたいことが学べる魅
力ある高等学校づくりを推進する。 さらに、 各校に設置する特色ある専門学科やコースを核にした高等学校の活性
化や教育活動の充実を図る。
④
就学前教育
機会拡大
内容
充実
姫路市幼稚園教育振興計画実施計画に基づき、 幼稚園の集団規模の適正化を図るとともに、 更なる機能の充実に
向けて、 3歳児保育をモデル実施し、 導入拡大に向けた検証を行う。
「姫路市幼児教育共通カリキュラム」 及び 「ひめじ保幼小連携教育カリキュラム」 の活用を促進することで、 就
学前教育と小学校教育の円滑な接続を図る。
開発的・予防的生徒指導
⑤
心
通
合
推進
生徒指導
推進
児童生徒等の理解の深化に努め、 発達段階に応じた適切な指導を行うことにより、 自主性や自律性、 主体性を培
う。 また、 現在及び将来における自己実現を図っていく自己指導能力の伸長を目指し、 各学校における教育活動を
推進する。
いじめ防止対策推進法により、 国、 県、 市のいじめ防止基本方針を踏まえて策定した各学校の基本方針に基づき、
いじめの未然防止、 早期発見・対応に努め、 いじめの問題の克服に向けて取り組む。
家庭・地域
教育力
生
学校支援
推進
「協働力」 の向上を目指し、 学校評議員制度を核とした学校支援体制の強化を図るとともに、 保護者・地域住民
との交流やスクールヘルパー制度など、 学校、 家庭、 地域社会との連携協力による取組を推進する。
また、 地域の人材や専門機関などと連携した取組により、 学校のみならず社会全体で子供を育てようとする意識
の高揚を図る。
①
地域
人材
生
学校園
特色
推進
子供の社会性や豊かな人間性を育成するため、 教科、 道徳、 総合的な学習の時間、 特別活動等において、 地域の
人材を活用した体験活動や交流活動を行うことにより特色ある教育活動を実施している学校園を支援する。
②
学校
・
活用
複雑な生徒指導上の事案やいじめの問題、 保護者からの一方的な批判や過度な要求に対して適切に対応するとと
もに、 早期の解決を図るため、 弁護士・医師・臨床心理士やこども家庭センター、 警察等の関係者からなる学校サ
ポート・スクラムチームを編成し、 中立的・専門的な助言を得て、 組織的に学校を支援する。
― 457 ―
また、 いじめ防止対策推進法の 「いじめ問題対策連絡協議会」 の機能を持つものとして位置付け、 いじめの防止
等に関する機関及び団体との連携強化を図るとともに、 個別の事案について対応する。
③
制度
充実
地域住民の協力を得て、 学校内への不審者侵入抑止対策を進め、 学校内における子供の安全確保を図る。 スクー
ルガードの視点から、 こども見守り隊やスクールガードリーダーとの連携強化を図るとともに、 新規ボランティア
を募る取組を推進する。
学校給食
小学校給食の規模及び内容
単独校調理場方式では、 市内3ブロック献立に基づき、 小学校59校、 特別支援学校1校の約31, 000食の
完全給食を実施している。
共同調理場方式では、 センター献立に基づき、 夢前学校給食センター (平成22年度統合) において、 夢前地域
(6小学校、 3中学校、 3幼稚園)、 安富地域 (2小学校、 1中学校) の約2,200食の完全給食を実施している。
また、 家島学校給食センターでは、 家島地域 (2小学校) の約300食の完全給食を平成23年9月から実施している。
小学校給食年間実施回数
1年を11カ月に分け、 最大で187回の実施を予定している。 子どもたちに大変好評を得ている変わりごはん
や変わりパン、 地場産のたけのこやれんこん等を使った郷土食、 節分や七夕等の行事食、 外国の姉妹都市の料理を
献立に取り入れている。
給食費 (月額)
平成27年9月現在
単独校調理場方式
共
同
調
理
場
夢前学校給食センター
小
学
方
式
家島学校給食センター
校
幼
稚
園
2,601円
小
学
校
4,335円
小
学
校
4,335円
食材輸送費相当分として
中
学
校
4,692円
別途年額300円
4,335円
教
中学校給食デリバリー方式実施状況
給食方式は、 調理業者が給食調理を行い学校に配送する、 デリバリー方式で実施し、 家庭弁当と給食の選択制を
とっている。
実施状況 (デリバリー方式)
実
施
年
月
実
施
校
累計
16年10月
飾磨東、 網干、 東
3校
17年10月
広嶺、 書写、 白鷺、 広畑、 神南、 大的
9校
18年4月
城乾、 琴陵、 林田
12校
18年10月
東光、 飾磨中部、 四郷
15校
19年4月
増位、 高丘、 夢前
18校
19年12月
大白書、 飾磨西、 城山
21校
20年4月
安室、 山陽、 香寺
24校
20年11月
豊富、 花田
26校
21年4月
灘、 大津、 朝日
29校
― 458 ―
※給食費1食
308円
育
卒業者
進路
公立全日制高等学校進学率対比表
区
分
22年3月末
人数
公立中学卒業者
公
立
全日制
進学者
23年3月末
率
人数
24年3月末
率
人数
25年3月末
率
人数
26年3月末
率
人数
率
5,470
−
5,278
−
5,366
−
5,497
−
5,497
−
普 通 科
2,505
45.8
2,402
45.5
2,423
45.2
2,462
44.8
2,462
44.8
専門学科
1,012
18.5
995
18.9
990
18.4
1,043
19.0
1,043
19.0
総合学科
194
3.5
191
3.6
181
3.4
218
4.0
218
4.0
39
0.7
38
0.7
55
1.0
37
0.7
41
0.7
3,750
68.6
3,626
68.7
3,649
68.0
3,760
68.5
3,764
68.5
高
専
計
(注) 専門学科=農業、 工業、 商業、 家庭、 看護、 福祉、 水産、 体育、 美術、 演劇、 音楽、 国際、 理数科、 総合科学、
環境防災
高
専=高等専門学校
中学校卒業者の進学率
区
卒
分
計
22年
23年
24年
25年
26年
各年5月1日現在
業
高等学校等進学者
者
男
(就職進学者を含む)
女
男
女
進学率
就職率
(%)
(%)
公立
5,470
2,904
2,566
2,816
2,504
97.3
0.8
私立
302
136
166
133
164
98.3
0.3
公立
5,278
2,687
2,591
2,610
2,515
97.1
0.6
私立
309
136
173
136
172
99.7
−
公立
5,366
2,756
2,610
2,686
2,557
97.7
0.4
私立
300
135
165
134
163
99.0
−
公立
5,595
2,874
2,721
2,766
2,655
96.9
0.7
私立
274
136
138
136
138
100.0
−
公立
5,497
2,804
2,693
2,722
2,644
97.6
0.4
私立
277
132
145
130
145
99.3
−
資料:情報政策課 「学校基本調査」
― 459 ―
高等学校卒業者の進学率
区
各年5月1日現在
卒
分
業
計
22年
23年
24年
25年
26年
大 学 等 進 学 者
者
(就職進学者を含む)
男
女
男
女
進学率
就職率
(%)
(%)
公立
3,369
1,786
1,583
944
970
57.1
18.0
私立
1,251
630
621
398
316
57.0
11.2
公立
3,466
1,799
1,667
866
1,031
54.7
20.0
私立
1,291
572
689
329
316
51.1
14.4
公立
3,419
1,722
1,697
842
1,014
54.3
21.1
私立
1,226
548
344
304
344
52.9
13.1
公立
3,628
1,846
1,782
905
1,044
53.7
19.3
私立
1,285
623
662
345
304
50.5
13.5
公立
3,491
1,804
1,687
877
1,012
54.1
18.5
私立
1,188
467
721
269
335
50.8
15.8
資料:兵庫県統計課 「学校基本調査」
教職員研修
教職員の資質向上を図るため、 総合教育センターにおいて体系的に教職員研修を実施している。
奨学貸付事業
学習意欲があるにも関わらず、 経済的理由で修学困難な大学生、 短大生を対象に、 平成14年度から奨学貸付事業を
実施している。 平成25年度より新規募集を停止している。
事
対
業
対
象
象
者
学
市内居住者又は市内居住者の子
大 学 生 等 奨 学
貸
付
事
業
大学・短大
校
貸
付
等
月額5万円貸付・無利息
他の奨学金を受けていない者
貸付期間終了後10年
新一年生を優先
以内に返還
― 460 ―
教
育
総 合 教 育
概
要
学校教育を支援する拠点施設として、 教職員の研修や研究・カリキュラム開発支援の機能とともに、 子供・保護者・
教職員からの相談に一元的に対応できる相談機能や、 関係機関や地域と連携した支援・健全育成機能を併せ持ってい
る。
位
置
姫路市北条口三丁目29番地
開
設
平成22年4月1日
敷地面積
9,710㎡
建物の構造・規模
○本館
鉄筋コンクリート造・3階建・延床面積 3,976㎡
増築部:エレベータ棟
鉄骨造・3階建・延床面積 50㎡、 玄関庇
鉄骨造・平屋建
主要施設
1階
総合受付、 ロビー、 待合室、 相談室、 実習室 (調理室、 絵画室)、
ふれあいの部屋 (適応指導教室)、 県警サポート室、 事務室
2階
会議室、 実験・実習室、 相談室、 まなびの部屋 (適応指導教室)、 いこいの部屋 (遊戯室)、
チャレンジルーム (生活改善教室)
3階
講義室、 情報研修室、 研修室、 教育図書・資料室、
教材開発室・視聴覚ライブラリ、 多目的室、 談話コーナー
○プレイルーム棟
鉄骨造・平屋建・延床面積 185㎡
○ビオトープ棟
鉄筋コンクリート造・平屋建・延床面積 100㎡
○南館
鉄骨造・2階建・延床面積 952㎡
整備事業費
537,310千円 (センター整備事業費)
189,710千円 (南館整備事業費)
開館時間
午前8時35分∼午後6時 (月曜日∼金曜日、 第1・第3土曜日)
※第2・第4金曜日は午後9時まで
休
館
日
第1・第3土曜日以外の土曜日、 日曜日、 祝日
年末年始 (12月29日∼1月3日)
平成26年度
会議室・研修室の利用状況
総合教育センター
合
計
件数(件)
人数(人)
1,775
45,895
前
件
年
数
比
人
数
増減件数(件)
増減率
増減人数(人)
増減率
946
114%
17,683
63%
― 461 ―
教育支援
魅力ある姫路の教育の創造に向けた学校園、 教職員の教育活動を一体的に支援する。
独自の教職員研修体系の構築
平成27年度予算額
3,475千円
姫路市における教職員研修を教職経験年数や職能に応じて体系化。 教育現場で求められる教職員の資質・能力を
総合的に高める。
初任者研修・教職経験者 (2年次・5年次) 研修・10年経験者研修・教職
ライフステージ別研修
指
経験者 (15年次) 研修・フォローアップセミナー・ブラッシュアップセ
ミナー・臨時的任用教員研修など
定
研
職
能
研
修
課
題
研
修
修
選
択
研
修
パ ワ ー ア ッ プ 研 修
管理職研修・学校事務職員研修・養護教諭研修・栄養教諭研修・主幹教諭
研修・特別支援教育研修・幼稚園中堅教諭研修など
喫緊の教育課題に応える研修 (「理数教育」 「生徒指導」 「防災教育」 「保幼
小連携」 「小中一貫教育」 「体罰防止」 「食物アレルギー対応」 など)
教職員個々のニーズに応える研修 (保育教科等・教科外・教養・ICTス
キルアップなど)
※今年度は教育の情報化の推進に関する特別研修を実施
研修講座・受講者延人数
年
講
度
受
座
講
者
26
数
106
数 (人)
6,608
教育研究への支援
平成27年度予算額
6,771千円
授業力向上プラン推進校への大学教員の派遣や今日的な教育課題の解決に向けた研究員活動、 特色ある教育活動
を目指す学校園・教職員への活動費助成などを展開し、 わかる授業づくりの支援や新たな教育施策へ反映できる成
教
果を追求する。
①
授業力向上プランの推進
育
・ 「わかる授業」 アクションプラン
・スペシャリスト派遣事業
・授業力向上プラン推進校
②
教育実践研究助成
③
教育研究員制度
−平成26年度・27年度の研究テーマ−
・ICTを活用した協働型、 双方向型授業スタイルの開発
・グローバル化に対応した英語教育の充実のための授業づくり
−平成27年度・28年度の研究テーマ−
・特別支援教育の視点によるどの子にもわかりやすい授業づくりの研究
・新聞に親しみ、 新聞を活用した教育活動の創造
④
自主研究会支援
⑤
教育情報交流展 (姫路きょういくメッセ) の開催
⑥
ジュニア姫路検定の実施
― 462 ―
カリキュラム・教材開発への支援
平成27年度予算額
1,541千円
教材研究や課題研究に気軽に利用できる施設・設備の充実をはじめ、 教材開発に関する相談に応じ、 適宜アドバ
イスする態勢の強化、 教職員相互の交流ができる環境づくり等により、 教職員の主体的な学びやより豊かな授業構
想を支援する。
①
教育図書・資料室、 教材開発室の整備
教育図書・資料室利用状況
年
利
②
度
用
者
26
数
2,099人
図 書 ・ 資 料 貸 出 数
383冊
視聴覚ライブラリの充実
機器・教材貸出状況
年
度
26
視
聴
覚
機
器
304件
視
聴
覚
教
材
56本
ひめじe- 教育プロジェクト
平成27年度予算額
57,150千円
学校における情報通信技術 (以下、 「ICT」 という。) 環境の充実や教員のICTに関する活用指導力の向上な
どICTの有効活用を支援することにより、 豊かな授業づくりと本市教育情報の共有化を目指す。 また、 市立小・
中学校全ての普通教室に大型ディスプレイ・書画カメラ・指導者用PC等のICT機器を配置することにより、 小
中一貫した教育環境の整備と教員の授業改善を積極的に支援する。 さらに、 各小・中学校に学習用として一定数の
タブレット型PCを整備し、 児童生徒の協働学習の促進・活性化を図り、 「わかる授業」 を一層推進する。
①
教育総合情報ネットワークシステムの充実と機能強化
②
教育情報化の推進
育成支援
保護者、 学校園、 地域とともに、 全ての子供たちの健やかな育ちと適切な教育を目指す。
教育に関する相談の総合窓口
平成27年度予算額
38,456千円
いじめや不登校、 問題行動など、 多様化、 複雑化する子供の教育や育ちに関する悩みに一元的に対応する教育相
談総合窓口を設置し、 専門的知識を有するスタッフによる相談を実施する。
※適切な相談活動を実施するため、 スーパーバイザーをおく。
①
電話相談
②
来所相談
③
訪問相談・支援
④
心療内科医相談
― 463 ―
教育相談の状況
年
度
(件)
受
付
件
数
来所相談件数
電話相談件数
フリーダイヤル件数
1,029
10,316
1,644
392
23
1,027
9,442
1,960
257
24
1,129
9,166
2,145
252
25
1,255
7,192
2,437
248
26
1,247
9,118
1,819
192
※
22
フリーダイヤル件数は、 電話相談件数の内数
子供の実態に応じた支援
平成27年度予算額
1,022千円
相談スタッフと連携し、 児童生徒はもとより就学前の幼児も対象に、 適応指導教室や発達障害等支援教室、 生活
改善教室などにより、 子供の成長、 実態に応じた適切な指導と必要な支援を実施する。
①
不登校支援
②
発達障害等支援
③
生活改善支援
特別支援教育
①
姫路市教育支援委員会
教育支援部会
②
特別支援推進事業
連携支援
③
姫路市特別支援推進会議
④
特別支援介助員配置事業
⑤
学校アシスタント配置事業
⑥
書写養護学校における医療的ケア
地域支援
平成27年度予算額
215,712千円
平成27年度予算額
21,708千円
特別支援推進員会
地域ぐるみの非行防止対策の推進
教
青少年問題を市民、 地域社会全体の問題として課題の共有化を図り、 地域や関係機関とのネットワークを一層充
実するなど、 青少年の健全育成に向けた地域ぐるみの非行防止活動を実施する。
①
補導活動
②
薬物乱用防止及びネットトラブル対策
③
少年無職化防止対策
④
万引防止対策
⑤
非行防止大会
⑥
地域啓発活動
⑦
環境浄化活動
育
教職員の心の健康づくり
平成27年度予算額
135千円
教職員自身が抱える悩みや問題などへの早期対応と深刻化を予防するため、 教職員のメンタルヘルス対策を充実
し、 心身ともに健康な教職員による魅力ある学校園づくりを支援する。
○
教職員メンタルヘルス (相談)
― 464 ―
道 徳 教 育 ・ 人 権 教 育
学校教育振興事業
推進
平成27年度予算額
61,681千円
教職員研修の実施
校長・教頭ならびに教職員に道徳教育・人権教育の重要性と今日的な課題の解決に向けて指導助言を行い、 人間
尊重・人権尊重の精神に徹した教職員としての資質の向上を図る。
学校園訪問による教職員研修の実施
道徳教育・人権教育の充実を図るため、 各校園の教育課程や教育内容・方法を見直し、 推進体制を強化するとと
もに校内研修の一環として実施する。 毎年全市校園の1/3を計画訪問、 他は推進訪問や要請訪問を行い指導助言
にあたる。 計画訪問では、 全教師授業公開をし、 分科会にて課の方針を伝えるとともに授業実践についての指導助
言を行う。 要請訪問では、 授業公開ののち主に授業についての指導助言を行う。
道徳教育振興事業
推進
生きる力の重要な要素である豊かな人間性を育む基盤となる道徳教育の推進
小中一貫教育推進用道徳教育資料の作成と配付
道徳教育の要である 「道徳の時間」 の一層の充実と小中一貫教育の推進をめざして、 地域資料の研究開発ととも
に、 児童生徒の心に響き心を育てる指導方法の研究に取り組む。
平成20年度
「社会のルールを大切にする心を育てる授業研究」
平成21年度
「寛容の心を育てる授業研究」
平成22年度∼
「地域資料の開発」
「地域資料の開発」
「地域資料の開発」
道徳教育実践研究事業
兵庫版道徳教育副読本の効果的な活用の定着に向けて、 教師の授業力向上を図るとともに、 中学校区の課題に合
わせた取組等の実践を行い、 道徳教育を推進する。
人権教育振興事業
推進
自他の人権を守ろうとする意識、 態度及び実践的な行動力を育てる人権教育の推進
第2次新・中学校区群人権教育研修会の実施 (7年計画)
全市小中学校を6群に分け、 さまざまな人権課題について研修を深め、 実践の成果を群ごとに自主発表する。
いじめ防止人権学習事業
中学生を対象に、 生徒の人権感覚や人間関係力を育むワークショップや講演会を実施するとともに、 市立の小中
学生に相談のための手紙付いじめ防止リーフレット 「メール de エール」 を配付し、 いじめの未然防止、 早期発
見・早期対応、 心のケアに努める。
児童生徒支援教員配置校の活動の推進
「人権教育基本方針」 に基づき、 指導上の困難度が高く、 かつきめ細やかな指導が必要な学校において、 特別の
学習指導、 生徒指導、 進路指導の支援を行う。
外国人児童生徒支援教育
推進
国や県の事業と連携を図り、 日本語指導の必要な児童生徒の日本語運用能力を育成し、 学習言語の習得を促進する。
支援事業として帰国・外国人児童生徒受入促進事業を推進し、 自尊感情や学ぶ意欲を高め、 自己実現を図る。
― 465 ―
男女平等教育 推進
幼児児童生徒の人権意識を高める教育を通して、 男女共同参画社会の実現をめざす。
社会教育振興事業
推進
校区人権教育啓発活動の推進
全市69小学校区に、 自治会を中心に各種団体からなる校区人権教育推進委員会を設置し、 住民相互の人権学習
を実施している。 交流活動を重視し、 リーダーの育成を図る。
校区人権教育研修交流の推進
校区人権教育推進の一環として実施する。
人権啓発事業
推進
人権意識の高揚、 人権文化をすすめる市民運動を推進するため、 啓発映画・ビデオ等の充実を図る。
地域
学
体験学習支援事業
推進
自分が住んでいる地域に 「愛着」 と 「誇り」 を持ち、 心と心が豊かにつながる地域づくり、 一人一人の人権が尊重
される環境づくりに取り組むことにより、 様々な人権課題の解決に向けての意欲と態度を育成する。
人権啓発交流推進事業
推進
様々な人権課題を解決するために、 学校・家庭・地域のあらゆる場において次代を担う子供たちが、 地域に住む人々
の協力を得ながら、 啓発活動や交流活動等を実施することにより、 身近な人権課題の解決への意欲と態度を育成する。
他
道徳教育研究協議会、 人権・同和教育各種団体の活動の支援
教
育
― 466 ―
生
涯
学
習
成人教育
市民教養講座
○
歴史講座 (4コース)
歴史上活躍した人々の生涯やそれぞれの時代のテーマをたどり、 今日に生きる私たちの指針とする。
○
現代社会講座
現代の政治、 社会、 文化など様々な視点から 「現代」 を見つめ、 現代社会に生きる指針とする。
平成27年度予算額
8,478千円
かしの木学級
聴力や言語に障害のある市民が、 社会人としての幅広い教養と知識を得るための学習の場として、 また障害のな
い人との交流を通してお互いに理解を深め生きる喜びを共有する場として設けている。
平成27年度予算額
333千円
PTAコーラス
市立小中学校PTAを対象に、 コーラスの練習・発表会を通じて、 芸術文化の向上をめざすとともに、 子育て家
庭の人間関係を広げ、 地域でのコミュニケーション作りに役立てる。
成
人
平成27年度予算額
1,583千円
式
人生の大きな節目であり、 大人としての第一歩を踏み出す日となる成人式は、 若者にとって自らのこれからの人
生を考えるための大切な機会である。 毎年成人の日に式典を行っている。
子育
平成27年度予算額
4,152千円
教育
あすなろ教室 (108教室)
委託料
1教室
年8万円
家庭づくりによる家庭基盤の充実、 正しい子育てについて、 親に学習の機会と場を提供しようとするもので、 こ
の学習を中心として、 両親や子どもの教育および社会に対する問題意識を掘り起こし、 各自が抱える課題に主体的
に取り組む姿勢を養うとともに明るく住みよい地域社会づくりを推進する。 市立小・中・高・特別支援学校のPT
Aに委託して、 年間10時間以上の学習活動を行っている。
杉の子教室 (37教室)
委託料
1教室
平成27年度予算額
8,877千円
年8万円
子どもの育つ時期は、 二度とないかけがえのないものである。 その時期の教育を大切にするため幼稚園のPTA
を対象に、 子どもの発達や親子関係、 しつけあるいは望ましい親のあり方、 家庭環境などについて学習し、 健やか
な子どもの成長発達に役立てる。 市立幼稚園PTAに委託して年間10時間以上の学習活動を行っている。
平成27年度予算額
わか葉教室 (7教室)
委託料
1教室
3,028千円
年5万円
乳幼児期は、 人格形成の基礎を培う大切な時期である。 その時期の教育を大切にするため、 こども園の保護者を
対象に、 乳幼児の成長発達や家庭教育、 望ましい家庭環境などについて学習し、 健やかな子どもの成長発達に役立
てる。 市立認定こども園保護者会に委託して、 年間6時間以上の学習活動を行っている。
平成27年度予算額
ふた葉教室 (14教室)
委託料
1教室
560千円
年5万円
人格形成の上で最も大切な時期と言われる4歳までの乳幼児をもつ母親を対象に、 子育ての正しい知識と自信を
身につけることを目的に、 地域婦人会等に委託して、 年間10時間以上の学習活動を行っている。
平成27年度予算額
お茶の間教室 (10教室)
委託料
1教室
1,032千円
年1万5千円
個人宅の茶の間などを利用して気軽に学習をしてもらおうとするもので、 10人以上のグループで、 子育て、 家
庭教育問題を中心に、 年間6回以上の学習活動を行っている。
― 467 ―
平成27年度予算額
150千円
父親教室 (38教室)
委託料
1教室
年5万円
変動の激しい社会状勢の中で、 父親の子育てへの積極的な参加を促し、 親子が共に体験を通した学習ができるよ
う父親教室 「親子ふれあい活動」 事業をPTAに委託し、 年間2回以上の学習活動を行っている。
平成27年度予算額
2,363千円
平成27年度予算額
326千円
リーダー育成
リーダー育成を目的に新旧運営委員交流会などを開催している。
学校における家庭教育講演会
参観日等の学校行事に合わせて家庭教育講演会を開催することにより、 できるだけ多くの保護者に家庭教育に関
する学習機会を提供する。
公民館活動
平成27年度予算額
1,500千円
振興
公民館活動
市立公民館 (65館) は、 地域における社会教育や、 地域のコミュニティ活動の拠点として、 多様化、 高度化す
る市民の学習意欲に応えるとともに、 学習の輪を広げ、 地域の生活文化の向上を目指し、 学習活動を続けている。
その活動については、 日常生活や地域活動に結びつく自発的な教養講座、 継続的な地域講座と生活技術・文化にか
かわる文化講座を開催するほか、 地域住民の自主的な学習・集会の場を提供している。
平成27年度予算額
315,553千円
公民館の建設整備
昭和59年度の整備開始以来、 平成22年度末には65を数え、 公民館ネットワークづくりに積極的に取り組ん
でいる。
平成27年度予算額
512,500千円
公民館一覧
公民館名
規
模
整備事業年度等
26 年 度
公民館名
利用者数
太
市
鉄筋造2階建 353㎡
S60建替
人
11,144
高
岡
花
田
鉄筋造2階建 370㎡
H8建替
9,686
曽
左
御国野
鉄筋造2階建 405㎡
東出張所併設
S61増築
12,909
四
谷
外
鉄骨造平屋建 354㎡
H元建替
9,177
豊
富
鉄筋造2階建 385㎡
H元建替
山
田
鉄筋造2階建 388㎡
船
津
的
規
模
鉄骨造平屋建 370㎡
整備事業年度等
26 年 度
利用者数
教
H24新築
人
16,848
鉄筋造2階建 351㎡
S63建替
18,822
郷
鉄筋造2階建 388㎡
S62建替
12,134
大
津
鉄筋造2階建 389㎡
S61建替
22,970
13,333
八
木
鉄筋造2階建 348㎡
S63建替
8,667
S59建替
10,300
糸
引
S59建替
16,656
船津公園ふれあいの
館内
H13移転
12,741
余
部
鉄筋造2階建 352㎡
S59建替
21,108
形
鉄骨造2階建 448㎡
的形サービスセンタ
ー併設
S60建替
14,421
網
干
鉄筋造2階建 368㎡
H7建替
17,349
大
塩
鉄筋造2階建 486㎡
大塩サービスセンター併設
S61建替
14,558
林
田
鉄筋造2階建 509㎡
林田出張所併設
H3建替
人
10,514
勝
原
H16新築
36,719
伊
勢
鉄筋造2階建 369㎡
H23新築
6,245
鉄筋造2階建 419㎡
― 468 ―
鉄筋造2階建 352㎡
育
公民館名
規
模
整備事業年度等
26 年 度
公民館名
利用者数
英賀保
鉄筋造2階建 386㎡
S60新築
人
19,988
東
鉄筋造2階建 359㎡
図書館東光分館併設
S61新築
規
模
整備事業年度等
26 年 度
利用者数
場
鉄筋造2階建 398㎡
H7新築
人
15,683
9,019
網干西
鉄筋造2階建 367㎡
H7新築
16,790
船
旭
陽
鉄筋造2階建 349㎡
S61新築
8,344
安
室
鉄筋造2階建 395㎡
H8新築
22,019
妻
鹿
鉄筋造平屋建 504㎡
妻鹿サービスセンター併設
S62新築
11,613
野
里
鉄筋造2階建 375㎡
H10新築
15,287
峰
相
鉄筋造2階建 362㎡
S62新築
11,175
城
北
鉄筋造2階建 370㎡
H10新築
11,291
別
所
鉄筋造2階建 388㎡
S62新築
14,513
城
南
鉄筋造2階建 369㎡
H10新築
18,991
八
幡
鉄筋造2階建 397㎡
S62新築
18,717
城
東
鉄筋造2階建 420㎡
H11新築
20,178
荒
川
鉄筋造2階建 347㎡
S62新築
12,789
飾
磨
鉄筋造2階建 370㎡
H11新築
18,928
谷
内
鉄筋造平屋建 393㎡
S63新築
10,605
広
畑
鉄筋造2階建 370㎡
H11新築
17,240
津
田
鉄筋造2階建 413㎡
H元新築
20,474
白
鳥
鉄筋造2階建 388㎡
H12新築
14,905
青
山
鉄筋造2階建 373㎡
図書館青山分館併設
H2新築
13,379
白
浜
鉄筋造2階建 370㎡
H12新築
10,543
高
浜
鉄筋造2階建 431㎡
H2新築
22,535
広畑第二
鉄筋造2階建 370㎡
H17新築
17,051
水
上
鉄筋造2階建
花の北市民広場内
H3設置
15,863
家
鉄筋造4階建 227㎡
家島事務所内
H24新築
10,744
城
乾
鉄筋造2階建 373㎡
H17新築
18,888
前之庄
H2新築
63,695
安室東
鉄筋造平屋建
安室市民センター内
H3設置
4,046
菅
野
鉄筋造2階建
フレンデ内
H6新築
15,575
砥
堀
鉄筋造2階建 403㎡
H3新築
10,438
置
塩
鉄筋造2階建
(一部鉄骨)
1,058㎡
H5新築
23,746
広
峰
鉄筋造2階建 354㎡
H4新築
8,173
香
寺
鉄筋造2階建
2,005㎡
H17新築
40,958
城の西
鉄筋造2階建 458㎡
国際交流室を併設
H4新築
29,037
香寺北
S58新築
5,458
城
陽
鉄筋造2階建 374㎡
H4新築
18,893
安
富
鉄筋造2階建 321㎡
鉄筋造3階建
ネスパル内
H7改修
H16新築
23,149
手
柄
鉄筋造2階建 377㎡
図書館手柄分館併設
H5新築
8,561
古
知
鉄筋造2階建 469㎡
S55新築
H20設置
2,887
高岡西
鉄筋造2階建 389㎡
H6新築
15,161
城
巽
鉄筋造2階建 562㎡
H21改修
22,493
南大津
鉄筋造2階建 407㎡
H6新築
14,495
増
位
鉄筋造2階建 407㎡
H22新築
14,712
大津茂
鉄筋造2階建 399㎡
H6新築
23,417
― 469 ―
島
利
鉄筋造2階建
997㎡
鉄筋造2階建
516㎡
用
者
総
数
1,058,747
文
概
化
財
要
現在本市においては、 国・県・市指定等の文化財が、 国宝 「姫路城大天守」 をはじめ304件ある。 また周知の遺
跡が約1300カ所、 その他伝統文化や民俗文化など多数の文化財が存在している。 これらの文化財を市民共有のか
けがえのない財産として積極的に保護し、 市民の文化財に対する意識の啓発と愛護思想の高揚に努めている。
指定等文化財
(平成27年5月1日現在)
区分 建造物 絵画
彫刻 工芸品 書跡
考古
資料
史跡
名勝
天然
有形
無形
歴史
記念物 民俗
民俗
資料
選定
選択
登録
計
国指定等
20
5
8
3
1
2
6
0
0
1
0
1
1
1
59
108
県指定
21
5
11
4
2
2
9
1
2
4
6
1
0
0
0
68
市指定
28
7
13
13
2
12
14
1
13
1
19
5
0
0
0
128
計
69
17
32
20
5
16
29
2
15
6
25
7
1
1
59
304
(
文化財保存調査活動
) 内は、 内数で国宝指定数
平成27年度予算額
660千円
各種文化財・歴史資料・民俗資料などの調査、 研究および収集ならびに文化財見学シリーズ75号 「西国街道をた
ずねてその1」 (仮題)、 76号 「西国街道をたずねてその2」 (仮題) の発行、 その他文化財に関する普及を行う。
文化財散策
整備
平成27年度予算額
1,133千円
市内に点在する由緒ある神社、 仏閣、 埋もれた文化財を訪れる文化財散策マップ39号 「船場地区めぐり」 を作成し、
標柱、 説明板、 地区別案内板を設置する。
教
文化財保存修理助成
平成27年度予算額
1,310千円
国、 県、 市指定文化財保存修理助成
育
随願寺建屋附近修復に伴う測量及び地質調査業務
亀山本徳寺米蔵外壁漆喰崩落補修工事
埋蔵文化財
市内における埋蔵文化財の発掘調査、 出土品の整理保存を行うとともに、 埋蔵文化財に関する情報の収集提供、 調
査成果の公開展示及び学習の拠点をめざす。
施設の概要
①
位
置
②
構造・規模
姫路市四郷町坂元414番地1
鉄筋コンクリート造2階建
敷地面積
8,951㎡、 延床面積
5,360㎡
③
開
館
平成17年11月
④
運
営
開館時間
午前10時∼午後5時まで (入館は午後4時半まで)
休 館 日
月曜日 (休日を除く)、 休日の翌日 (土・日曜日、 休日を除く)
年末年始 (12月28日∼1月4日)
― 470 ―
観 覧 料
⑤
建
設
⑥
主要施設
目
費
無料
2,120,168千円
的
施
設
名
用
展示室
展示学習
収
蔵
調査研究
発掘調査の成果を速報展、 企画展により公開展示
考古学をテーマにした講演会の開催や考古学に親しむための体験学習会
研修室・体験学習室
等を開催
体験学習広場 (屋外)
古代米の栽培、 土器づくり等を実体験できるスペース
一般収蔵庫
出土した土器類を収蔵
特別収蔵庫
国指定重要文化財クラスの金属器、 木器を収蔵
調査研究室
調査成果を総合的に研究する
遺物整理室
出土品の復元作業を行う
木器・金属器保存処理室
脆弱な出土品の保存処理を行う
センター事業
①
途
平成27年度予算額
126,744千円
整理調査研究
市内の発掘調査で出土した資料等の整理・保存及び調査研究を行う。
②
普及啓発
◇企画展の開催
発掘調査の成果を広く市民に公開し、 郷土の歴史に対する理解を深めるために開催。
(平成27年度開催予定)
開
催
期
間
企画展のテーマ
∼H27.5.31
姫路城−保存修理の歩み−
H27.6.14∼H27.9.27
発掘調査速報展2015
H27.10.25∼H28.1.11
開館10周年特別展
H28.1.31∼H28.4.10
畑田・竹の前遺跡
宮山古墳
◇体験学習等
埋蔵文化財に対する関心を育て、 考古学を学ぶ機会とするため、 石の勾玉づくりなどの体験学習、 史跡見学
会、 講演会等を随時開催。
◇入館者数
区
分
企
団
体
画
展
個
人
体験学習
合
計
22年度
1,268人
9,040人
4,325人
14,633人
23年度
1,158人
9,988人
6,020人
17,166人
24年度
1,475人
8,645人
4,032人
14,152人
25年度
2,487人
9,609人
3,861人
15,957人
26年度
2,133人
10,038人
5,816人
17,987人
― 471 ―
③
埋蔵文化財発掘調査
国庫補助による遺跡分布調査、 発掘 (試堀・確認) 調査を行うとともに、 公共工事及び民間開発事業に伴う発
掘調査を行う。 また、 発掘調査で出土した考古資料の整理を行う。
史跡等の保護顕彰・保存整備
①
平成27年度予算額
32,007千円
史跡等の保存管理
重要な史跡等を次世代に継承するため保護顕彰を行う。
播磨国分寺跡、 壇場山古墳、 瓢塚古墳、 置塩城跡、 塩野六角古墳の管理
②
史跡の保存整備
国史跡置塩城跡の保存・活用のため、 保存管理計画策定研究会を開催し、 管理及び整備に関する基本方針を策
定する。 計画策定にあわせ、 登山道整備工事、 石垣詳細測量等整備を進める。
教
育
― 472 ―
青
概
少
年
教
育
要
明日の時代を築く青少年には、 何よりも青少年自身が自らの使命を自覚し、 明日への希望に満ちてその生活を充実
し、 自己の身体の鍛練、 人格の陶冶に努めることが期待される。 しかしながら今日の社会は、 青少年にとって望まし
い方向になっていない。 このような状況のもとで、 心豊かでたくましい青少年の育成をめざした施策に加え、 市民ぐ
るみの 「青少年健育運動」 を一層活発に展開する。
青少年健全育成事業
平成27年度予算額
9,290千円
青少年団体活動の助成を図るとともに、 指導者の養成ならびに資質を高め活動内容の拡充に努める。 また、 地域に
おける子どもの保護・育成、 青少年施策の浸透を図るため、 青少年健全育成活動を展開する。
自然体験活動の推進 ――― チャレンジキャンプ
青少年団体活動助成 ――― 姫路市子ども会連合会、 姫路スカウト連合会、 姫路市児童合唱団
青少年健育運動
平成27年度予算額
13,247千円
姫路市の次代を担う、 心豊かでたくましい人間性豊かな青少年を育成することを目的として、 全市に青少年の健全
育成と非行化防止の意識と実践を高揚し、 学校・家庭と連携する地域ぐるみ、 市民ぐるみの市民活動を展開する。
青少年健育連盟 (本部事業、 各団体機関の連絡調整) ――― 青少年健全育成市民大会の開催
青少年健全育成実践活動事業 ―――
「少年の主張」 弁論大会、 少年の主張 (文集) 配布、 地域住民による啓発
運動
健育委員会 ――― 小学校健育委員会活動 (委託) 69校区
地域愛護育成会 ――― 中学校地域愛護育成活動 (委託) 35校区
青少年問題協議会
平成27年度予算額
1,085千円
青少年の指導、 育成、 保護およびきょう正に関する総合的施策の樹立につき、 必要な事項を調査、 審議する。
27年度は協議会での意見等を踏まえた上で、 啓発活動を展開する。
― 473 ―
城
概
郭
研
究
要
世界文化遺産姫路城を中心に、 国内の城郭研究とそれに関わる学術・歴史の情報拠点の一つとして、 教育・文化の
発展に寄与することを目指す。
城郭研究室
位
置
本町68番地258
日本城郭研究センター2階 (一部地下1階)
構造及び規模
開
資
料
鉄骨鉄筋コンクリート造
地下1階地上2階建 (城内図書館との複合施設)
延床面積
7,500㎡
敷地面積
8,938.09㎡
館
平成2年4月
数
約60,684点
(内
城郭研究室
2,677.17㎡)
書籍・古文書・絵図・写真・昭和の大修理工事抽出品など
事業内容
①
姫路城および姫路地域にかかわる歴史的資料の収集・調査
②
国内の城郭に関する調査・研究及びレファレンス
③
姫路城跡石垣の修理等
④
城郭研究室年報
⑤
市民セミナーの開催
Vol.25の発行
平成27年度予算額
8,043千円
平成27年度予算額
14,000千円
平成27年度予算額
1,275千円
平成27年度予算額
205千円
⑥
「史料講座」 等の開講
平成27年度予算額
168千円
⑦
「姫路城漆喰塗り体験会」 の開催
平成27年度予算額
440千円
⑧
「中村昭夫写真展」 の開催
平成27年度予算額
1,216千円
教
育
― 474 ―
市 史
市史
編 集 ・ 発 行
編集・発行
姫路市の先史以来の歴史を地域史として集大成する。 昭和56年度に市史編集室を設置し、 平成26年度までに全
23巻中19巻まで発刊した。
姫路市史の巻構成と配本は次のとおり
本編
資料編
史料編
別編
第1巻上
(自然)
第13回配本 (平成13年9月)
第1巻下
(考古)
第19回配本 (平成25年3月)
第2巻
(古代中世)
第3巻
(近世1)
第4回配本 (平成4年3月)
第4巻
(近世2)
第16回配本 (平成21年3月)
第5巻上
(近現代1)
第12回配本 (平成12年3月)
第5巻下
(近現代2)
第14回配本 (平成14年9月)
第6巻
(近現代3)
第7巻上
(自然)
第9回配本 (平成10年3月)
第7巻下
(考古)
第17回配本 (平成22年3月)
第8巻
(古代中世1)
第15回配本 (平成17年2月)
第9巻
(中世2)
第18回配本 (平成24年3月)
第10巻
(近世1)
第1回配本 (昭和61年3月)
第11巻上
(近世2)
第8回配本 (平成8年3月)
第11巻下
(近世3)
第10回配本 (平成11年3月)
第12巻
(近現代1)
第3回配本 (平成元年12月)
第13巻上
(近現代2)
第6回配本 (平成6年3月)
第13巻下
(近現代3)
第14巻
(姫路城)
第2回配本 (昭和63年7月)
第15巻上
(民俗編)
第5回配本 (平成4年7月)
第15巻中
(文化財編1)
第7回配本 (平成7年3月)
第15巻下
(文化財編2)
第11回配本 (平成11年3月)
第16巻
(年表・索引)
香寺町史の巻構成と配本は次のとおり
平成
通史資料編
第1回配本 (平成21年3月)
通史編
第2回配本 (平成23年8月)
年度事業
「市史第6巻
本編
近現代3」 及び 「市史第2巻
本編
― 475 ―
古代中世」 の発刊予定
生 涯 学 習 関 連 施 設
図
書
館
施設概要
城内図書館
位
置
本町68番地258
※日本城郭研究センター内
区
分
構
地
造
下
延床面積
7,500㎡
各階床面積
2,878㎡
敷地面積
8,938㎡
費
主要施設
2
階
※城郭研究室及び市史編集室との複合施設
2,819㎡
設
階
鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 (地下1階・地上2階)
建築面積
建
1
2,726㎡
1,896㎡
3,086,495千円
(城内図書館)
(城内図書館)
(城郭研究室)
書庫、 子ども文庫書庫ほか
開架コーナー、 子どもの調べも
城郭資料特別閲覧室、 特別会議
(城郭研究室)
のコーナー、 レファレンスコー
室、 大・中会議室、 同時通訳室、
城郭資料保存庫、 埋蔵文化財出
ナー、 よみきかせルーム、 おは
事務室ほか
土品収蔵庫、 城郭資料撮影室、
なしのへや、 障害者サービス室、
(市史編集室)
燻蒸室ほか
コンピュータ室、 事務室ほか
事務室
(市史編集室)
(共通部分)
(共通部分)
書庫
エントランスホール、 喫茶、 便
ラウンジ、 便所ほか
(共通部分)
所ほか
教
中央監視室、 電気・機械室、 便
所ほか
育
― 476 ―
分
館
区
分
網
干
分
館
花
北
分
館
飾
位
置
網干区垣内南町1429番地6
増位新町一丁目24番地
飾磨区下野田一丁目1番地
開
館
昭和41年12月(移転新築平成3年4月)
昭和59年4月1日
昭和62年3月31日
構
造
鉄骨・鉄筋コンクリート造4階
鉄筋コンクリート造
鉄骨・鉄筋コンクリート造4階
建
磨
分
館
建
建築面積
1,016㎡
−
581㎡
延床面積
2,980㎡
254㎡
2,371㎡
敷地面積
1,442㎡
−
801㎡
836,360千円
98,807千円
444,444千円
建
設
費
主要施設
1F:エントランスホール、 多
目的ホール、 駐車場
一般開架コーナー
1F:玄関ホール、 機械・電気
室、 駐車場ほか
児童コーナー
2F:一般開架コーナー、 児童
2F:一般開架コーナー、 児童
コーナー、 ブラウジング
コーナー、 読書室、 お話
コーナー、 事務室、 便所
し室、 会議室 (2室)、
ほか
事務室
3F:会議室 (3室)、 書庫、
3F:ホール (客席300)、 楽屋、
倉庫、 便所ほか
会議室
(花の北モール内)
4F:映写室ほか
東
光
分
4F:ホール (客席300)、 舞台、
控室、 ロビー、 便所ほか
区
分
館
白
浜
分
館
安
室
分
館
位
置
幸町94番地
白浜町甲396番地8
田寺東二丁目7番14号
開
館
昭和62年3月28日
昭和63年10月1日
昭和63年11月1日
構
造
鉄筋コンクリート造2階建
鉄筋コンクリート造3階建
鉄筋コンクリート平屋建
(東公民館との複合施設)
(白浜支所との複合施設)
建築面積
486㎡
533㎡
549㎡
延床面積
809㎡
1,291㎡
546㎡
敷地面積
784㎡
1,894㎡
1,383㎡
83,977千円
193,311千円
125,200千円
建
設
費
主要施設
1F:図書館 (延床面積450㎡)
玄関ホール、 一般開架コ
1F:支所、 玄関ホール
一般開架コーナー、 児童コーナー、
2F:図書館
お話し室、 ブラウジングコーナー、
ーナー、 児童コーナー、
一般開架コーナー、 児童
ブラウジングコーナー、
コーナー、 お話し室、 ブ
事務室、 倉庫、 便所ほか
ラウジングコーナー
2F:公民館 (延床面積359㎡)
3F:大会議室、 小会議室
― 477 ―
事務室、 読書室
区
分
位
置
青山五丁目2番1号
広畑区正門通三丁目7番地
延末149番地1
御国野町御着283番地15
開
館
平成3年4月12日
平成6年4月1日
平成6年4月1日
平成9年4月10日
構
造
鉄筋コンクリート造2階建
(青山公民館との複合施設)
鉄骨・鉄筋コンクリート造6階建
(広 畑 ト レ ー ニ ン グ ル ー ム と
の複合施設)
鉄筋コンクリート造2階建
(手柄公民館との複合施設)
鉄筋コンクリート造2階建
(東保健福祉サービスセン
ターとの複合施設)
青
山
建築面積
延床面積
設
費
主要施設
館
広
528㎡
528㎡
(全延床面積 901㎡)
敷地面積
建
分
畑
分
館
手
柄
1,409㎡
3,871㎡
(全延床面積4,851㎡)
分
館
東
分
589㎡
589㎡
(全延床面積 966㎡)
館
731㎡
670㎡
(全延床面積1,251㎡)
1,246㎡
1,780㎡
1,743㎡
2,785㎡
138,412千円
1,496,181千円
146,708千円
255,126千円
1F:図書館 (589㎡)、
玄関ホール、 一般
開架コーナー、 児
童コーナー、 ブラ
ウジングコーナー、
お話し室、 事務室
2F:公民館 (377㎡)
1F:保健福祉サービス
センター (581㎡)、
玄関ホール
2F:図書館 (670㎡)、
一般開架コーナー、
児童コーナー、 ブ
ラウジングコーナ
ー、 お話し室、 事
務室
1F:図書館 (528㎡)、
玄関ホール、 一般
開架コーナー、 児
童コーナー、 ブラ
ウジングコーナー、
お話し室、 事務室
2F:公民館 (373㎡)
1F:管理事務室、 喫茶・
レストラン、 市民ロビー、
駐車場、 エントランス
ホール
(1,261㎡)
2F:図書館、 お話し室
(962㎡)
3F:会議室、 読書室、
姫路南少年サポー
トセンター (714㎡)
4F:トレーニングルー
ム
(750㎡)
5F:ホール (固定300
席)
(928㎡)
6F:投光室
(236㎡)
区
分
位
置
家島町真浦2137番地1
夢前町前之庄2160番地
香寺町香呂239番地1
安富町安志1151番地
開
館
平成25年2月1日
平成27年3月24日
平成4年7月7日
平成16年6月20日
構
造
鉄筋コンクリート造4階建
(家島事務所他との複合
施設)
鉄筋コンクリート造3階
建
(夢前事務所他との複合施設)
鉄筋コンクリート造平屋建
鉄筋コンクリート造3階建
(安富公民館、 安富保健福祉サー
ビスセンター他との複合施設)
建築面積
延床面積
敷地面積
建
設
費
主要施設
家
島
分
館
570㎡
124㎡
(全延床面積1,803㎡)
918㎡
498,750千円
1F:家島事務所
2F:水道局家島分室、
飾磨消防署家島出
張所、 わくわく広
場、 会議室
3F:図書館家島分館、
家島公民館、 一般
開架コーナー、 新
聞・雑誌コーナー、
事務室
4F:電気設備室
夢
前
分
館
2,998㎡
644㎡
(全延床面積2,998㎡)
6,011㎡
429,624千円
(含夢前事務所他)
1F:図書館夢前分館、
夢前事務所、 保健
福祉サービスセン
ター、 一般開架コー
ナー、 児童コーナー、
お話し室、 ブラウ
ジングコーナー、
事務室
2F:北部建設事務所、
北部農林事務所
3F:社会福祉協議会、
シルバー人材セン
ター
― 478 ―
香
寺
分
館
1,379㎡
1,379㎡
安
富
分
館
1,984㎡
391㎡
(全延床面積4,008㎡)
5,220㎡
5,757㎡
457,108千円
1,275,460千円
一般開架コーナー、 児童
コーナー、 お話し室、 ギャ
ラリー、 会議室、 駐車場
1F:エントランスホー
ル、 公民館、 わく
わく広場、 保健福
祉サービスセンター、
保健指導室、 健康
増進室、 調理実習
室
2F:図書館 (一般開架
コーナー、 児童コー
ナー)、 研修室、
多目的ホール
3F:会議室 (2室)、
研修室、 資料室、
音響映写機械室
教
育
館別蔵書数
城内図書館
527,769
平成27年3月31日現在
網
干
花
北
飾
磨
東
光
白
浜
安
室
青
山
分
館
分
館
分
館
分
館
分
館
分
館
分
館
56,146
広
畑
手
柄
分
館
分
館
67,113
※
(冊)
40,741
48,445
東
分
63,467
館
55,410
43,864
47,988
53,917
家
島
夢
前
香
寺
安
富
分
館
分
館
分
館
分
館
19,195
41,855
130,358
46,529
53,441
合
計
1,296,238
城内図書館には、 子ども文庫用図書を含む。
利用状況
①
館外貸出冊数
年度 城内図書館
(冊)
網干分館
花北分館
飾磨分館
東光分館
白浜分館
安室分館
青山分館
広畑分館
22
575,244
155,031
107,521
177,417
75,842
182,374
190,393
161,518
269,381
23
597,652
158,784
118,141
194,073
80,857
184,554
201,745
164,813
300,811
24
614,923
152,282
113,050
192,865
84,252
186,507
200,258
153,592
294,019
25
589,812
150,818
112,165
182,045
78,079
178,238
171,434
157,193
290,139
26
575,367
143,814
103,062
45,430
79,496
189,509
191,349
151,550
287,487
手柄分館
東分館
家島分館
夢前分館
香寺分館
安富分館
自動車文庫 駅前市役所
合
計
154,834
121,766
6,781
40,638
163,323
39,272
15,703
28,992
2,466,030
174,594
132,816
6,724
43,971
180,965
39,834
13,839
33,500
2,627,673
178,162
131,519
6,986
46,895
160,593
39,990
13,235
33,215
2,602,343
176,031
127,515
8,198
44,877
179,351
38,174
11,285
32,601
2,527,955
215,455
132,223
7,235
45,306
175,102
37,050
8,904
31,455
2,419,794
※
城内図書館には、 団体貸出しを含む。
②
年
度
利用部門別人員
開館日数
(日)
(人)
図書貸出
視聴覚資料
参考事務
諸 集 会
見
学
合
計
22
275
719,529
47
81,358
7,372
3,896
812,202
23
281
761,966
42
99,248
6,411
3,418
871,366
24
286
751,532
60
127,914
5,507
2,527
887,540
25
284
731,709
19
148,706
4,810
3,305
888,549
26
283
701,152
62
138,015
4,155
4,019
847,403
― 479 ―
図書館情報システム
平成27年度予算額
19,579千円
平成2年4月1日の城内図書館開館に併せ図書館情報システムの運用を開始、 貸出・返却・予約・資料検索など
の窓口業務をオンライン化することにより利用者サービスの向上を図るとともに、 各種統計データ作成などの業務
の合理化を行った。
平成4年1月には利用者端末を導入し、 利用者によるオンライン検索サービスを開始した。 また、 平成6年9月
に姫路獨協大学附属図書館との間でパソコン通信による蔵書の相互検索を開始した。
平成11年1月には姫路獨協大学附属図書館の蔵書検索をインターネットに変更するとともに、 同年5月に図書館
ホームーページ開設、 利用者への情報提供の窓口とし、 さらに平成12年11月にインターネットによる蔵書公開をス
タートするなど、 情報システムの高度化と時代に即応した利用者サービスの向上に努めている。
平成15年4月に新設された 「駅前市役所」 内に 「図書予約コーナー」 を設け、 予約図書の貸出、 返却、 予約の受
付等のサービスを行っている。
平成17年10月に、 図書館情報システムを更新し、 インターネットによる図書予約サービスを開始した。
平成18年3月末には既存の11館に加え、 新たに合併した4町の図書館にもサービス網を拡大した。
合併時より順次実施してきた家島・香寺・夢前・安富分館とのシステム統合が平成21年度に完了し、 全館でイン
ターネットによる図書予約サービスが可能になった。 平成26年度は、 約378,000件のインターネット予約があった。
主な図書館活動
①
レファレンスサービス (調査・相談業務)
平成27年度予算額
1,229千円
図書館窓口では、 利用者の調査・研究を支援する目的でレファレンスサービスを行っている。
平成20年度からは、 窓口だけでなく、 メールによるレファレンスサービスの受付を開始した。 平成23年度から
は、 国立国会図書館レファレンス協同データベース事業にも参加し、 レファレンス事例の蓄積・公開による市民
サービスの拡充に努めている。
②
子ども読書活動推進
平成27年度予算額
16,680千円
平成22年度に策定した 「姫路市子ども読書活動推進計画 (第2次)」 に基づいて、 図書館、 学校、 公民館等の
関係機関、 ボランティア団体が連携して発達段階に応じた子どもの読書環境の整備を進め、 子どもの読書活動を
推進していく。
教
乳幼児向けブックリスト 「よちよち文庫」 を配布し、 全館に絵本コーナーを設け、 乳幼児期から本に親しむきっ
かけづくりを支援する。 また、 3歳から5歳児におすすめの絵本リスト 「すくすく文庫」、 小中学生向け推薦図
書リスト、 15歳から18歳向け推薦図書リストを作成・配布し、 蔵書を整備する。
育
「絵本講座」 「ストーリーテリング講座」 「わらべうたの会」 定例 「おはなし会」 「えほんのじかん」 「子どもの
本の朗読会」 「児童文学講演会」 を行うほか、 各学校からの依頼により学校訪問による 「おはなし会」 を行って
いる。 平成25年度より、 「ジュニア姫路検定 (ブックトーク、 朗読、 読書クイズ)」 を実施している。
③
自動車文庫
平成27年度予算額
1,711千円
図書館を利用しがたい地区の市民に対して図書館サービスを行うため、 自動車文庫車1台 (積載冊数:約
2,500冊) をもって、 16カ所巡回地区約2,800人を対象に2週間または1カ月周期で巡回し、 利用者の
便益に供するとともに図書館資料などの利用の啓発に努めている。
④
読書普及事業
平成27年度予算額
1,095千円
読書普及の一環として読書振興のための講演を行うほか、 地区読書会6グループと個人会員で構成する 「ひめ
じ読書友の会」 に補助金を交付し活動を助成している。 また、 一般市民向けの朗読会、 乳幼児・児童の親を対象
にした市政出前講座を実施している。 広報としては月一回図書館だよりの発行を行っている。
⑤
ビジネス支援サービス
平成26年11月より、 城内図書館において、 ビジネス支援コーナーを設置。 地域のビジネス支援関連団体や産業
振興課と連携し、 ビジネスに役立つ情報を広く市民に提供する。
― 480 ―
⑥
団体貸出の充実
市民への読書支援の一環として、 市内に活動拠点を置く社会教育関係機関、 事業所及び地域の団体に対し、 団
体貸出しを行っている。 また、 民間の子ども文庫や小、 中学校等に対し、 読書支援及び調べ学習支援を目的とし
た団体貸出しを行っている。
美
術
館
位
置
本町68番地25
開
館
昭和58年 (1983年) 4月1日
構造および規模
敷地面積
14,984㎡
建築面積
2,944.96㎡
延床面積
3,623.38㎡
庭園面積
11,565㎡
951.86㎡
主要施設
建
設
費
常設展示室
418.60㎡
企画展示室
講
113.70㎡
会
堂
議
室
26.90㎡
アートライブラリー 29.0㎡
コレクションギャラリー
ボランティア作業室 37.9㎡
収
蔵
庫
71.1㎡
1,143.08㎡ (イーグレひめじ内)
1,435,000千円
運営に関する基本方針
①
優れた美との出会いの場としての美術館活動の展開を基本とする。
②
美術館が世代を越えて親しまれ、 気軽に訪れることができる心のオアシスとして、 市民とともに成長発展していく。
作品収集の方針
①
郷土ゆかりの美術家の優れた作品及び郷土の歴史・風物等に関する美術作品
②
日本の近代・現代美術作品
③
ベルギーなど海外の近代・現代美術作品
館蔵品の内訳
平成27年5月31日現在
洋
日 本 画
画
版
(水彩・素描含む)
221
1,392
画
工
彫塑・立体等
1,576
刀
124
芸
品
剣
東 山 焼
20
9
デザイン
計
271
3,613
観覧料および使用料
①
観
覧
料
区
一
常設展示観覧
企
②
金
分
画
展
示
個
額
人
20人以上の団体
般
200円
160円
大学生・高校生
150円
120円
中学生・小学生
100円
80円
観
覧
1人につき2,000円以内で教育委員会が定める額
付帯施設および備品等使用料
区分
名
称
単位
附帯
講
堂
施設
会
室
議
使
用
料 (1日)
備
午前 (9:00∼12:00)
午後 (13:00∼17:00)
1日 (9:00∼17:00)
1室
1,300円
1,700円
3,000円
椅子席
1室
400円
600円
1,000円
円
― 481 ―
卓
考
100人
15人
区分
名
ラ
イ
称
用
料 (1回)
機
1
式
500円
機
1
式
1,000円
写
1
機
ビ
置
1
式
500円
器
オーバーヘッドプロジェクター
1
式
500円
デ
写
使
ス
㎜
映
位
映
6
ド
単
映
写
オ
装
備
考
運営状況
区
常
設
展
特
別
企
画
展
分
22年度
期
23年度
24年度
25年度
26年度
間
298日
197日
283日
302日
304日
数
17,303人
13,501人
19,308人
18,923人
30,166人
入 場 料 収 入
1,620,673円
1,143,236円
1,510,958円
1,455,131円
1,195,779円
間
212日
144日
194日
204日
229日
数
32,186人
57,651人
50,023人
47,717人
44,722人
入 場 料 収 入
14,885,350円
10,562,550円
20,328,500円
14,467,850円
10,323,700円
入
場
者
期
入
場
者
※特別企画展の入場料収入には、 共同企画展配分金は含まない
企画展・常設展等の開催状況
平成27年度企画展
展
覧
会
名
期
間
日数
概
容
エコール・ド・パリを代表するロシア出身の画家、 マ
ルク・シャガールの没後30年記念展を開催します。 宇
姫路城グランドオープン記念
没後30年
シ
ャ
ガ
ー
ル
展
27. 4. 4
∼
5. 31
都宮美術館の優れたコレクションを中心に、 初期作品
51日間
に注目しながら絵画、 版画作品を展観します。 さらに
シャガールの影響を受けた日本人画家たちの作品や資
教
料を展示することで、 マルク・シャガールの芸術に迫
ります。
育
兵庫県加東市の出身で美人画家として名を馳せた三木
翠山。 竹内栖鳳に師事した後、 《祇園会》や《鏡》、
三
木
翠
山
展
併設
栖鳳門下の俊英たち
27. 6. 20
∼
7. 26
《維新の花》など華やかで気品のある作風により人気
32日間
を博しました。 本展は翠山の代表作を中心に様々な資
料も含めて紹介する、 初めての本格的な個展です。
併せて栖鳳門下の松園、 関雪、 遙邨などの作品も展示
します。
姫路城を街の中心に据える姫路市は、 海や山々に囲ま
れ、 近代以降、 軍都、 鉄鋼業を中心とした産業都市、
懐
か
し
い
風
景
27. 8. 8
∼
10. 4
そして観光都市として展開してきました。 都市として
50日間
の賑わいと、 豊かな自然の恵みの双方を併せ持つ姫路
の街の風景は、 多くの画家たちの心を捉えました。 今
日では失われつつある 「懐かしい風景」 をテーマに、
姫路を中心とした近代以降の街の姿を探ります。
― 482 ―
展
覧
会
名
期
間
日数
概
容
20世紀を代表する陶芸家ルーシー・リーの作品約200
点を一堂に紹介する回顧展。 1902年にウィーンに生ま
れた彼女は、 モダンデザインの思潮の中で陶芸を学び、
没後20年
ル ー シ ー ・ リ ー 展
−調和の器・永久の憧れ
27. 10. 31
∼
戦禍を逃れてイギリスに亡命。 シンプルな器に新しい
47日間
12. 24
造形美を見出し、 その才能を開花させました。 個性的
で格調高い芸術世界は、 国境や世代を越えて人々にイ
ンスピレーションを与え続けています。 本展は没後20
年を記念し、 改めて彼女の人と作品の魅力に迫ります。
「絵は黙せる詩、 詩は語る絵」 といわれてきました。
ときに絵は詩のように語りかけ、 詩は絵のような豊か
画家の詩、 詩人の絵
−絵は詩のごとく、 詩は絵のご
28. 2. 13
とく
∼
な色と形をありありと提示します。 青木繁、 村山槐多、
38日間
3. 27
長谷川利行など詩歌と画技において秀でた作家や、 宮
澤賢治、 富永太郎、 立原道造など絵を描いた詩人も少
なくありません。 本展は、 明治から現代までの画家と
詩人の詩と絵を一堂に集め紹介します。
平成27年度常設展
展
覧
会
名
期
間
日数
概
容
姫路市在住の國富奎三氏より寄贈を受けた近代フラン
國富奎三コレクション室
近代フランス絵画
通
年
ス絵画を中心とするコレクション50点の中から約30点
305日間
を常設展示。 コロー、 クールベ、 ピサロ、 シスレー、
モ ネ か ら マ テ ィ ス ま で
モネ、 ルノワール、 マティスなど。
平成27年度公募展
展
覧
会
名
期
間
日数
概
容
市内を中心に全国から公募した日本画・洋画・彫塑・
第 70 回 姫 路 市 美 術 展
28. 1. 21
∼
1. 31
10日間
工芸・写真・書・デザインの7部門の入賞・入選作品
を展示します。
― 483 ―
平成27年度コレクションギャラリー (予定)
展
覧
会
名
期
間
日数
概
容
飯田操朗は姫路市に生まれ、 旧制姫路中学校で飯田勇
の教えを受けた画家のひとりで、 若くして亡くなりま
戦 前 日 本 の 前 衛 画 家
27. 3. 31
飯
∼
田
操
朗
5. 17
43日間
した。 その作風はフォーヴィスムやシュルレアリスム
など海外の動向を取り入れたもので、 シャガールの作
品などにも注目していました。 夭逝の画家飯田の作品
により、 日本における海外の前衛美術の受容を探ります。
平成26年度新たに当館の収蔵品となった作品を中心に
新 収 蔵 品 を 中 心 に
27. 5. 19
∼
6. 28
36日間
展示します。 黒田清輝、 三岸好太郎など、 当時の画壇
で大きな影響を持ち、 地元ゆかりの作家とのつながり
も深い作家たちの作品が初めて収蔵されています。
これは何かの部品?家具の廃材?今日のアート作品に
こんな素材でアート作品
27. 6. 30
∼
8. 9
36日間
はユニークな素材を使ったものが数多くあります。 東
山嘉事、 菅創吉らがユニークな素材で作った作品を展
示します。
絵画は現実にはありえないような世界を描き出すこと
ルネ・マグリットとふしぎ絵画
27. 8. 11
∼ 9. 23(水・祝)
ができます。 意外な組み合わせのもの同士がくっつい
39日間
ていたり、 空間が奇妙にねじれていたり。 非現実的な
光景を描いた作品や、 不思議な効果を持つ作品を展示
します。
ベルギーの絵画は、 幻想的な絵画が有名ですが、 風景
ベ ル ギ ー の 風 景 画
27. 9. 25
∼
10. 25
画にも優れた作品が数多くあります。 象徴派やシュル
27日間
レアリスムなど、 一見風景画とは関係のなさそうな画
家も風景を描いています。 ベルギーの画家が描く、 風
景の世界をお楽しみください。
教
20世紀は美術の世界において大きな変革のあった時期
日 本 の モ ダ ン ア ー ト
27. 10. 27
∼ 11. 23(月・祝)
25日間
です。 抽象絵画、 シュルレアリスムなどのモダンアー
トは、 これまでの美術の概念を根底から覆すものでし
た。 20世紀における美術の変革をたどります。
古くから女性像は絵画のテーマであり、 特に浮世絵で
館 蔵 品 に 見 る 女 性 像
27. 11. 25
∼
12. 24
26日間
はひとつのジャンルとなっていました。 明治以降の日
本画でもその流れを汲む作家が数多くいます。 所蔵品
の中から女性をテーマとした作品を選び展示します。
姫路市美術展は本年度70回を迎えます。 中にはその後、
姫路市展ゆかりの作家たち
28. 1. 6
∼
2. 14
35日間
名を成した出品者もいます。 また、 多彩な作家に審査
員として携わっていただきました。 市展ゆかりの館蔵
品を展示し、 70年の歴史を振り返ります。
漢詩、 和歌、 俳句など日本あるいは東洋には独特の詩
日 本 の 絵 画 と 詩 歌
28. 2. 16
∼
3. 27
36日間
形式がありますが、 こうしたものは古くから絵画と深
いつながりがありました。 伝統的な詩形式と絵画の関
係を、 作品から探ります。
― 484 ―
育
姫路科学館 「
概
館」
要
現代の科学を理解するための基本的なことがらを、 印象的な体験を通じて理解することにより、 市民とくに次の
時代を担う青少年の限りない夢を膨らませ、 科学する心を育てることを目的として建設され、 「科学の眼」 をモチー
フに 「宇宙・地球・科学・郷土の自然」 をテーマ構成とした常設展示とわが国で有数のドーム直径27mの宇宙型
プラネタリウムを備えた理工系と自然系の総合的な機能を備えた科学館である。
開館後15年が経過したことを機に、 常設展示の更新、 エントランスホールのレイアウト替えなど館内設備をリ
フレッシュし、 平成21年8月1日にリニューアルオープンした。 また、 光学式プラネタリウムの改修と、 プラネ
タリウム映像システムの更新を行い、 平成25年3月16日に最新の統合型プラネタリウムとしてリニューアルオー
プンした。 建物と設備の大規模改修工事のため、 平成27年10月19日から休館予定 (平成28年夏にオープン予定)。
①
位
置
青山1470番地15
②
開
館
平成5年4月29日
③
構造及び規模
敷地面積
13,843㎡
〈本館〉
鉄骨鉄筋コンクリート造
4階建
建築面積
3,097㎡
延床面積
7,812㎡
塔屋2階
(内訳)
*展示・来館者サービス部門
3,400㎡
常設展示室 (2∼4階)、 特別展示室 (1階)
エントランス、 ミュージアムショップ、 喫茶コーナー (1階)
展望室 (塔屋2階) など
*プラネタリウム部門 (1∼2階)
プラネタリウム客席 (固定椅子
820㎡
約284席)、 ホワイエ
コンピューター室、 プロジェクター室など
*教育普及部門 (4階)
450㎡
講義室、 実験室、 工作室、 準備室など
*収蔵部門 (2階)
500㎡
収蔵室 (4室)、 展示準備室ほか
*事務・管理部門 (1階)
2,642㎡
管理諸室、 機械設備諸室、 階段、 便所など
〈資料収蔵棟〉
鉄骨造2階建
建築面積
232㎡
延床面積
収蔵室 (2室)、 資料整理室
〈屋外休憩所〉
アルミニウム合金造
④
建
設
費
建築面積
5,345,541千円
86.54㎡
展示内容
①
テーマ構成
②
展示面積
「宇宙、 地球、 科学、 郷土の自然」
2,500㎡
― 485 ―
322㎡
ア
常設展示室
・
私たちの宇宙
2,250㎡
(4階)
450㎡
私たちが知っている宇宙の姿と原理を、 CGと実験装置で紹介する。 隕石や古星図の展示に加え、 口
径50㎝の太陽望遠鏡では、 リアルタイムで太陽の姿をスケッチできる。
・
身のまわりの科学
(3階)
1,000㎡
身のまわりの現象を整理し、 実験可能な展示装置で紹介する。 ディスカバリーコーナーでは親子で科
学の楽しさを発見できる。
・
地球と郷土の自然
(2階)
800㎡
地球と生命の歴史から、 身近な郷土の自然まで、 標本とジオラマで紹介する。 コレクションコーナー
では収蔵資料を定期的に入れ替えて展示している。
・
その他の展示
エントランス
地球の自転を証明するフーコー振り子
鏡に映る不思議な画像アナモルフォーシス
モロッコ産の直角石の化石を多数含む巨大な岩
黒い板とジルコニウムの輝きでビッグバンを表した壁面レリーフ
高さ15mの吹き抜けを上下するジャンボ熱気球
屋外 (進入路側壁)
世界各地から集められた岩石で、 北米大陸の地層をモデルに、 しゅう曲、 断層、 整合な
どが表されている。
イ
特別展示室
・
企
画
展
250㎡
平成27年度企画展等開催計画
名
特別展
「わくわくからだ大冒険」
会
平成27年度予算額
期
4/25∼5/25
26日間
内
15,300千円
容
「食べものになって口から入ろう!食べものはいったいどこを通る
のかな?」 をテーマに自分が食べものになって体の中を通りながら、
クイズや体験を通して、 体の不思議に迫ります。
子どもたちに大人気の夏のむしたちの標本や生体を展示することで、
特別展
「夏のむし・ムシ大集合3」
6/13∼7/12
26日間
身近なむしの生態に興味・関心をもってもらいます。
また、 夏休みを目前に控えた時期に開催することで、 採集や自由研
究への意欲をもたせます。
桜 山 公 園 ま つ り
7/18∼7/19
“ 科 学 の 屋 台 村 ”
2日間
特別展
「万華鏡と光のふしぎ展」
7/24∼8/31
35日間
科学実験や科学工作などを通して、 科学の不思議や楽しさが体感で
きるコーナーを多数設置します。
国際光年にちなんで、 光の不思議と光の性質を利用した万華鏡の仕
組みなどを紹介します。
9/20∼10/12
姫路市及び近隣の児童・生徒が夏休み中にまとめた優秀科学作品を
20日間
姫路市児童生徒科学作品展 科学工作の部・調査 「科学工作」 「調査研究」 の2部門に分けて展示します。
研究の部同時開催
第51回
1/29∼2/22
24日間
【会場】花の北市民広場展示
未来を描く科学絵画展
室 大規模改修工事中のため
第30回
教
姫路市及び近隣の児童・生徒が未来の科学技術進歩への夢や希望を
描いた作品を展示します。
― 486 ―
育
プラネタリウム
①
投影機能型式
宇宙型
②
ドーム直径・型式
27
③
座席数
固定席
④
平成27年度投影番組 (予定)
番
組
名
陽
284席
平成27年度予算額
期
の
間
内
15,154千円
容
ガリレオが黒点を発見して以来400年以上にわたって研究されてき
(星空案内と宇宙の話題)
太
・傾斜型
謎
4/1∼6/22
たにもかかわらず、 まだまだ多くの謎を秘めた太陽。 観測の歴史を
振り返り、 太陽の姿と謎に迫ります。
今年は探査機ニューホライズンズが初の冥王星探査を行います。 ま
(星空案内と宇宙の話題)
太陽系の小さな仲間たち
6/24∼10/18
た、 探査機ドーンはケレスの探査に向けて周回軌道に入ります。 太
陽系の歴史をひも解く鍵になる小さな天体たちを紹介します。
小惑星探査機 「はやぶさ」 の奇跡の帰還から4年半後、 後継機 「は
(全天映画)
4/1∼6/22
HAYABUSA2
−RETURN TO THE UNIVERSE−
やぶさ2」 が打ち上げられました。 「はやぶさ」 の成果を引き継ぐ
「はやぶさ2」 の活躍を期待し、 みんなで応援しましょう。
「本当に大切なものは目に見えないんだよ・・・」
(全天映画)
星
の
王
子
さ
ま
6/24∼10/18
サン=テグジュペリの名作 「星の王子様」。
砂漠に不時着した飛行士と小さな星からやってきた不思議な少年
(王子様) のふれあいを描きます。
夏休みの日曜日
(全天映画)
しまじろうとたんじょうびの
お
ほ
し
さ
ま
七夕特別投影
た な ば た 星 ま つ り
⑤
(夏休み以外は
幼児向け番組です。
しまじろうたちは、 空から地球に落ちてきたコメットと宇宙の旅に
団体予約で上映
でかけます。
可)
誕生日の星座たちをめぐります。
6/24∼7/6
七夕の星空や風習の紹介と、 「カッパの河太郎・七夕物語」 を投影
します。
平成27年度 「プラネタリウムコンサート」 の開催
3回
観覧料及び特別展示室使用料
・観
覧
料
区
般
高校生・中学生・小学生
プラネタリウム
一
覧
特
個
一
常設展示観覧
観
金
分
般
高校生・中学生・小学生
別
展
示
観
覧
額
人
20人以上の団体
500円
400円
200円
160円
500円
400円
200円
160円
1人につき2,000円以内で教育委員会が定める額
― 487 ―
・特別展示室使用料
1
日
午
前
午
後
午前9時から
午前9時から
午後1時から
午後5時まで
正午まで
午後5時まで
7,000円
3,000円
4,000円
運営状況
(人、 円)
区
常
設
分
展
プラネタリウム
特 別 展 等
22年度
23年度
24年度
25年度
観 覧 者 数
101,288
99,792
100,962
130,136
101,574
観覧料収入
18,516,760
18,226,980
17,195,710
21,244,240
17,933,610
観 覧 者 数
47,543
45,543
45,102
78,778
63,962
観覧料収入
7,581,670
7,078,790
7,452,690
20,963,460
15,957,420
観 覧 者 数
70,762
94,200
85,522
134,209
98,852
観覧料収入
1,308,380
4,464,190
2,420,330
9,385,680
3,152,960
教育普及・啓発活動
①
26年度
平成27年度予算額
2,246千円
「親子で楽しむ実験工作教室」 等各種教室の開催
○
実験工作教室A
(対象:小学1・2年生)
4回
○
実験工作教室B
(対象:小学3・4年生)
4回
○
実験工作教室C
(対象:小学5・6年生)
2回
○
実験工作教室 (ゴムワン)
(対象:小学全学年)
2回
○
電子工作教室
(対象:小学4年生以上・中学生)
2回
○
ロボット工作教室
(対象:小学5・6年生)
1回
○
実験基礎講座
(対象:小学4年生以上)
2回
○
夏休み自由研究相談室
○
少年少女発明クラブ
12回
○
自由参加の科学教室
約140回
②
4回
サイエンスエキスパート講座の開催
○
昆虫の達人
(対象:小学3年生以上)
3回
○
ロボットの達人
(対象:小学4年生以上・中学生)
3回
○
物理の達人
(対象:小学5年生以上・中学生)
3回
○
自然系ジュニア学芸員
(対象:小学5年生以上・中学生)
6回
③
姫路ロボ・チャレンジの開催
1回
④
ゴム・ワン
2回
グランプリの開催
⑤
「木曜サイエンスサロン」 の開催 (対象:一般)
4回
⑥
「移動天文教室」 の開催
(対象:一般)
12回
⑦
「移動科学館」 の開催
(対象:小・中学校)
18回
⑧
「科学講演会」 の開催
1回
― 488 ―
教
育
⑨
おはなし会の実施
約170回
⑩
サイエンスショーの実施
約340回
⑪
化石タッチングの実施
約200回
⑫
「科学の眼」 の発行
⑬
「科学館だより」 の発行
⑭
11回
6回
年報・研究誌 「わたしたちの探究と工夫」 の発刊
資料収集活動
平成27年度予算額
6,114千円
鉱物、 岩石、 化石、 鳥類、 昆虫などの展示標本等の収集や、 自然史コレクションの調査整理
「友の会」 の活動
科学に目を向け、 科学する心を高めるとともに、 互いに楽しみながら科学に関する知識や教養を培うことを目的
として 「科学館友の会」 が結成され、 科学教室の開催、 科学施設の見学、 ミュージアム・ショップや喫茶コーナー
の運営等の活動を行っている。
姫路文学館
概
要
郷土ゆかりの文学者を顕彰するとともに、 文学に関する市民の知識および教養の高揚を図るため、 市制百周年事
業の一環として建設され、 風土記の時代から現代に至る播磨の文学的風土を立体的に紹介する常設展示のほか、 特
別企画展、 講演会・講座、 貸館事業等、 多角的な運営を進めている。 大規模改修工事及び展示リニューアルのため、
平成27年6月8日から休館中 (平成28年夏にリニューアルオープン予定)。
①
位
置
山野井町84番地
②
開
館
平成3年4月1日
③
構造および規模
・北
館
鉄骨鉄筋コンクリート造
(平成3年4月開館) 地下1階、 地上3階
・南
館
(平成8年5月開館)
鉄筋コンクリート造
地下1階、地上2階
建築面積
1,324㎡
建築面積
1,360㎡
延床面積
3,815㎡
延床面積
2,564㎡
常設展示室
司馬
太郎記念室
特別展示室、 講堂ほか
映像展示室、 図書室
事務室ほか
・望 景 亭
木造平屋建
建築面積
瓦葺
・駐 輪 場
444㎡
建築面積
和室 (131㎡)、茶室(40㎡)ほか
・書斎風建物
木造平屋建
建築面積
・敷地面積
④
建
⑤
設
設
18,003㎡
瓦葺
29㎡
・駐車台数
費
5,173,879千円 (北館2,605,426千円
計
安藤忠雄建築研究所
― 489 ―
鉄筋コンクリート造
乗用車60台
南館2,568,453千円)
17㎡
資料の収集・整理・保存
郷土ゆかりの文学者の文学作品、 郷土を題材とした文学作品及びこれらの関連資料を寄贈、 寄託、 購入等により
収集し、 常温・常湿の収蔵庫にて整理、 保管して、 永久的な保存を目指している。
①
資
料
数
163,096点 (平成27年3月31日現在)
②
資料内容
書籍、 原稿、 書簡、 写真、 遺品、 複製品等
③
収蔵庫面積
430㎡
平成27年度予算額
6,404千円
普及啓発活動
文学、 歴史関係の講演会、 講座、 セミナー等を企画・開催している。 また、 研究の出版等広範な普及活動に努め
ている。
①
2015年姫路文学館夏季大学
各界から講師を招き、 7/4∼7/23に4回実施する。
・会場
姫路市市民会館
・定員
800人
②
第17回司馬
司馬
③
大ホール
太郎メモリアル・デー (8月7日)
太郎の生誕日8月7日に、 その業績に関連した講演、 対談などを実施する。
文学館講座の開設
文学思想講座、 日本文化講座、 市民名作講座、 司馬読書会
④
館報 「手帖
⑤
⑥
年4回
1回3,600部
年報の発行
年1回
450部
紀要の発行
年1回
400部
第28回和
和
姫路文学館」 の発行
哲郎文化賞
哲郎の業績を顕彰し、 和
哲学の今日的意義を国の内外にわたって探るとともに、 すぐれた学者、 作家およ
び評論家の育成を図るため、 毎年、 各方面から推薦のあった候補作より選考し、 3月上旬に授賞式を開催する。
①
対
象
・一般部門
日本文化、 伝統文化、 風土と人間生活との関連等に関するもので、 国際的普遍性、 斬新な視点
育
および深い思索性のある評論。
・学術部門
②
哲学、 倫理学、 宗教、 思想、 比較文化等に関するもので高い水準に達した論文。
選考委員
・一般部門
梅原
猛 (哲学者)
山折
哲雄 (宗教学者)
阿刀田
・学術部門
③
高 (作家)
鷲田
清一 (京都市立芸術大学理事長・学長)
関根
清三 (東京大学教授)
黒住
真 (東京大学教授)
賞
・正
賞
蒔絵源氏絵千姫羽子板
・副
賞
100万円
平成27年度予算額
④
教
10,166千円
第27回 (平成26年度) 授賞者
― 490 ―
・一般部門
亀井
俊介 (東京大学名誉教授)
「有島武郎
・学術部門
稲垣
世間に対して真剣勝負をし続けて」
良典 (九州大学名誉教授)
エ ッ セ
「トマス・アクィナスの神学」 と 「トマス・アクィナス
文語の苑シンポジウム 「文語
存在
の形而上学」
この美しい響き」
日本人独特の文化である 「文語」 の歴史と魅力を見直し、 あらためてその意義について考えるもの。 文語保存の
ための活動を行う団体 「文語の苑」 (発起人/藤原正彦氏ら) との共催により、 講演やシンポジウム、 歌曲の演奏
などを行う。
第1回藤原正彦エッセイコンクール
エッセイストとして人気の高い藤原正彦館長にちなみ、 エッセイの創作、 発表の機会を提供することを目指して
創設するもの。 中学生、 高校生、 一般の三部門について各優秀作品を藤原館長が最終選考し、 11月に表彰式を行う。
利用者数
区
開
分
館
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
数
299日
304日
305日
302日
301日
般
12,264人
14,698人
17,872人
7,478人
7,651人
日
平成22年度
一
入
館
者
大
・
高
401人
812人
573人
494人
652人
中
・
小
5,154人
2,230人
2,553人
1,021人
1,408人
一
般
3,227人
5,508人
6,519人
3,642人
2,763人
大・高
205人
208人
204人
178人
131人
中・小
725人
940人
557人
377人
409人
31,234人
35,235人
54,743人
23,958人
21,175人
53,210人
59,631人
83,021人
37,148人
34,189人
団
体
数
招
待
小
施
設
利
用
者
及
び
行
事
参
加
者
数
等
計
講
堂
16,262人
18,473人
25,968人
16,194人
15,295人
和
室
1,999人
3,853人
6,732人
1,569人
1,030人
茶
室
623人
1,291人
818人
942人
1,172人
24,297人
10,226人
22,520人
19,177人
19,000人
43,181人
33,843人
56,038人
37,882人
36,497人
96,391人
93,474人
139,059人
75,030人
70,686人
特別展示室等
小
計
計
特別企画展開催状況 (再掲:入館者数は、 上記入館数に含まれる)
平成26年度
特別企画展名
特別企画展
会
期
忍たま乱太郎ミュー
ジアム 絵本原
画と忍術の秘密
4/12∼6/8
官兵衛と軍師を
描いた文豪たち
展
7/5∼8/24
こころ から
百年 夏目漱石−
漱石山房の日々
10/11∼11/30
合
計
入館者数
開催日数 入館者数
平成27年度
特別企画展 (予定)
特別企画展名
会
期
予算額6,000千円
内
容
加西市出身のイラストレーター・絵本作家
51 日 8,732人
である永田萠氏の展覧会。 永田氏が中学・
44 日 2,644人
高校時代を過ごした姫路市ゆかりの作品や、
永田萠
夢みるチカラ展
4/18∼6/7
鮮やかなカラーインクで想像力豊かに描か
れた絵本原画、 花と妖精の作品などを展示
44 日 3,344人
するとともに、 新しい画材への挑戦も紹介
する。
139 日 14,720人
― 491 ―
その他
文学に関心を持つ人々の教養を深めるとともに、 文学館の活動を援助することを目的として 「姫路文学館友の会」
が結成され、 講座の開設、 研修会 ・ 見学研修会の実施、 文学館活動を支援するボランティア活動等を行っている。
会員数
書写
約350人
里・美術工芸館
概
要
豊かな田園風景を残し、 播磨の人々の心のふるさとである書写山。 書写の里・美術工芸館は、 そのふもとに平成
6年7月1日、 魅力ある文化・観光の拠点として開館。 文化情報の発信地として、 また多くの人が集い楽しめる場
所として、 特別展示・企画展示をはじめイベント・体験教室など多彩な事業を行っている。
①
位
置
書写1223番地
②
開
館
平成6年7月1日
③
構造・規模
・本館
鉄筋コンクリート一部鉄骨造、 地下1階、 地上2階
延床面積
2,524㎡
展示室A
293㎡
172㎡
第2収蔵庫
294㎡
一般展示室
113㎡
第1収蔵庫
140㎡
42㎡
荷解室Ⅱ
機械設備諸室
24㎡
207㎡
未整理室
28㎡
売店等利便施設 50㎡
681㎡
木造瓦葺
88㎡
木造平屋建
延床面積
28.4㎡
教
約17,571㎡
総事業費
育
2,149,073千円
⑤
工芸工房
90㎡
延床面積
④
61㎡
郷土玩具室
その他
・敷地面積
展示室C
79㎡
事務室等管理諸室 187㎡
・工芸教室棟
63㎡
企画展示室
荷解室I
・交流庵
展示室B
館内図
― 492 ―
展示室および内容
郷土出身で元東大寺別当、 清水公照の書・画・陶芸作品やコレクションをはじめ、 姫路を中心とする伝統工芸品
のほか、 山田コレクションを中心とする郷土玩具を展示している。 また、 伝統工芸の製作実演や自ら体験できる工
芸工房などを備える。
①
展示室A
「清水公照
泥仏の世界」
どろぼとけ
清水公照が制作し、 瀬戸・九谷・信楽・清水・備前・萩・唐津・有田焼など各地の窯元で焼き上げた泥仏270
体を展示。
「屋台コーナー」
魚吹八幡神社の秋祭りで知られる、 宮田地区の優美で豪華絢爛な屋台などを展示。
②
展示室B
「清水公照
すみ・いろ・つちの世界」
清水公照が書いた書・画・絵日記や、 全国の窯元に出かけて陶芸家が制作した皿や壺などに絵付けした陶芸作
品などを展示。
③
展示室C
「清水公照
春・夏・秋・冬の世界」
清水公照の作品から、 季節が体感できる軸、 額や陶芸作品を茶室仕立ての展示室で展示。
④
企画展示室
館主催の企画展・特別展を行うほか、 清水公照が収集した著名な工芸家の作品や交遊のあった工芸家の作品お
よび播磨に残る伝統工芸品などを展示。
平成27年度展示
・お城グッズ大集合−江戸から現代まで−
4月11日∼5月31日
・播磨に息づく匠の技
6月5日∼7月12日
・夏休み子どもミュージアム−動物・植物図鑑−
7月18日∼8月30日
・姫路の名工・大村雲谷没後30年
木との対話
9月4日∼10月12日
・キリムの魅力−遊牧民が織りなす伝統織物−
10月17日∼12月13日
・アンコール・ワットへの道−神々の彫像展−
28年1月6日∼2月28日
・清水公照コレクション
⑤
3月4日∼4月10日
郷土玩具室
山田コレクションを中心とする土人形やはりこなどの昔懐かしい郷土玩具を常設展示と季節展示で紹介。 子ど
も遊びコーナーも設けている。
季節展示
⑥
・岡山県の諸玩具
4月4日∼8月27日
・長野県の諸玩具
8月29日∼12月10日
・大阪府の諸玩具
12月12日∼28年4月7日
工芸工房
姫路の伝統工芸品である姫路はりこ、 姫路こま、 姫革細工、 明珍火箸などの展示と製作実演を行い、 また絵付
体験もできる。
― 493 ―
製作実演 (伝統工芸職人が熟練した匠の技を披露)
・姫路はりこ (金・土・日・祝)
・姫路こま
(第2、 4土・日・祝)
・姫山人形
(日・祝)
絵付体験
・姫路はりこ、 姫路こまの絵付け (毎日)
⑦
一般展示室
館主催の企画展を行うほか市民の文化活動の発表の場として貸し出しも行う。
平成27年度館主催展示
・お城グッズ大集合−江戸から現代まで−
4月11日∼5月31日
・夏休み子どもミュージアム−動物・植物図鑑−
7月18日∼8月30日
・キリムの魅力−遊牧民が織りなす伝統織物−
10月7日∼12月13日
・アンコール・ワットへの道−神々の彫像展−
28年1月6日∼2月28日
・2016年播磨工芸美術展
⑧
3月4日∼4月10日
交流庵
句会・茶会など文化活動に貸し出している和室の施設。
イベント・教室
はりこ絵つけコンクールなどのイベント、 陶芸、 漆芸などの工芸教室、 親子むけワークショップなどを開催する。
資料の収集
・清水公照関連作品の収集
・播磨の伝統工芸品及び全国の郷土玩具の収集
・姫路の伝統工芸のビデオ制作
平成27年度予算額
88,309千円
教
うち、
展示経費
10,180千円
実演・教室開催経費
4,187千円
資料収集経費
4,504千円
育
観覧料および施設使用料
・観覧料
区
一
分
個
人
団体 (20人以上)
般
300円
240円
大学生・高校生
200円
160円
中学生・小学生
50円
40円
― 494 ―
・施設使用料
使用時間
使用施設
一
1
日
午
般
午前9時から午後5時まで
展
示
和
前
午前9時から正午まで
午
後
午後1時から5時まで
室
3,500円
1,500円
2,000円
室
5,000円
2,000円
3,000円
運営状況
平成22年度
開館日数
者
平成25年度
平成26年度
306
306
304
304
般
52,484
32,789
30,564
32,136
32,170
大学生・高校生
215
295
162
215
337
中学生・小学生
5,778
5,554
5,610
5,572
4,678
幼
1,367
1,606
1,751
1,466
1,315
59,844
40,244
38,087
39,389
38,500
一
館
平成24年度
301
区分
入
平成23年度
(
)
人
児
計
開館時間・休館日
・開館時間
午前10時から午後5時まで (入館は午後4時半まで)
・休館日
・月曜日 (休日を除く)
・休日の翌日 (土・日曜日、 休日を除く)
・年末年始 (12月25日から1月5日まで)
収蔵品 (平成27年4月1日現在)
・清水公照関係
4,962点
・郷土玩具関係
15,321点
・伝統工芸及び現代工芸関係
水
族
1,540点
館
概要・規模
姫路市立水族館は、 手柄山中央公園の一角に山の上の水族館として、 昭和41年6月に開館した。 以来広く市民の
レクリエーションの場および生涯学習施設としての役割を果たすとともに、 水生生物に関する最新の情報を発信し
続けてきた。 老朽化のため平成20年11月から休館していたが、 平成23年7月に 「播磨の里地・里海のなかまたち」
のコンセプトのもとリニューアルオープンした。 コンセプトをもとに、 播磨の池・川・海を展示する水族館、 ふれ
あいと体験の水族館、 地域密着の生涯学習施設を目指す。
①
敷地面積
8,210㎡
②
建物面積
4,458㎡
③
観覧水槽
新館
延 1,999㎡
本館
延 2,459㎡
新館
川や池にすむ生きものたち、 希少水生生物、 外来生物など淡水に生きる生きものを中心
とした飼育展示とふれあいコーナーなどによるドクターフィッシュやリクガメなどの展示
― 495 ―
本館
播磨灘大水槽、 ウミガメプール、 タッチプール、 砂地や磯にすむ生き物など海産生物を
中心とした展示や不思議な生態を持つ生きものたちの展示
④
飼育施設
閉鎖循環ろ過方式、 密閉ろ過方式、 海水淡水の冷暖房設備、 災害停電時の自家発電装置がある。
⑤
飼育生物数 (平成27年6月1日)
新館
淡水生物
254種
6,044点
本館
海産生物
257種
4,295点
合計511種
10,339点
⑥ その他
館外に連絡用通路及びエレベーター、 本館内にエレベーター、 新館、 本館にバリアフリー用のスロー
プ設置、 姫路城観賞用双眼鏡設備、 企画展示室、 新館に水族館ギャラリー、 本館屋上にビオトープ、
本館3階に標本展示コーナーなどがある。
入
館
料
一般
500円
小・中学生
200円
団体
30人∼
99人
1割引
100人∼299人
2割引
300人以上
3割引
利用状況
年
度
有
大
人
料
小
22
入
人
館
団
者
体
無
総
数
料
入 館 者
入 館 料
(千円)
リニューアル工事中につき休館中
23
142,587
34,620
1,956
179,163
123,700
78,942
24
101,872
21,317
2,593
125,782
101,743
56,058
25
88,165
17,806
1,556
107,527
91,616
48,205
26
90,612
17,660
2,039
110,311
97,396
49,421
教
生涯学習活動の推進
生きものとのふれあい、 観察を通して自然科学教育の普及、 自然保護・動物愛護の啓発を行う。
・タートルバンク (クサガメの卵を貸し出し、 生命の誕生を見て、 いのちの尊さを理解させる 小学1・2年生)
・春の磯生物観察会・ウミホタル観察会の実施・干潟の生きもの観察会
・紙粘土工作教室・貝殻工作教室
・えさやりタイムの実施
・飼育員による実験・解説コーナー (アクアラボの実施)
・リクガメとのふれあいタイムの実施
・水族館サポーター・ひめすいボランティアの募集・市民ギャラリーの創設
・身障者向けのアクアキャラバンの実施
・機関誌 「山のうえの魚たち」 等刊行物の教育施設などへの配布
調査研究活動
オオサンショウウオ、 タガメ他水生昆虫、 ウミガメ、 カエルなど瀬戸内海や播磨平野の池や川の水生生物の生態
調査を続けており、 自然の大切さを広く啓発するために、 それらの結果を展示に反映させる努力をしている。 また、
失われつつある自然の回復を図っていくビオトープ造りを各地で指導している。
― 496 ―
育
青少年
平成27年度予算額
11,262千円
青少年の指導・健全育成の更なる充実のため、 「居場所の提供」、 「サークル活動の支援」、 「交流と体験の支援」 の
3つの機能をもつ青少年活動の中心施設を整備。
①
施設の概要
位
置
総社本町112 (市民会館6、 7階)
施設規模
延床面積1,774.69㎡
6
階
コミュニケーションルーム、 情報ルーム
7
階
音楽創作ルーム (大)、 音楽創作ルーム (小)、 創作活動ルーム
多目的ルーム (大)、 多目的ルーム (小)
②
建 設 費
69,314千円
③
開
平成15年12月1日
④
活動内容
館
・青少年の自主的活動の支援
・青少年リーダー研修会
・青少年の交流場所の提供
・自主イベントの実施
・情報誌の発行
⑤
使用状況
区
分
22年度
23年度
24年度
25年度
26年度
使用日数 (日)
346
347
346
254
346
使用人員 (人)
66,532
78,109
81,082
52,296
61,016
1,774,500
1,700,850
1,852,250
1,201,700
1,098,960
使用料収入 (円)
※平成25年10∼12月空調改修工事につき休館
⑥
使 用 料
(円)
区
分
12時∼17時
9時∼12時
17時∼22時
音楽創作ルーム (大)
1,000
2,500
2,500
音楽創作ルーム (小)
600
1,600
1,600
創作活動ルーム
800
1,200
1,200
多目的ルーム (大)
1,100
1,900
1,900
多目的ルーム (小)
500
1,000
1,000
野外活動
平成27年度予算額
66,769千円
野外活動センターは、 市内小学5年生の4泊5日の自然学校を中心に、 青少年たちを美しい緑や空気の中で、 大自
然に親しませながら、 自然探究やのびのびとした野外活動、 規律ある集団宿泊生活等を実際に体験させることによっ
て、 心身ともにたくましい青少年の育成を図る目的で設置している。
藤ノ木山野外活動センター
①
施設の概要
位
置
山田町南山田1354番地4 (藤ノ木山自然公園内)
敷地面積
9,557.87㎡
構
管理棟
造
鉄筋コンクリート造
一部鉄骨鉄筋コンクリート造
― 497 ―
2階建
宿泊棟
屋外施設
鉄筋コンクリート造
飯ごう炊さん場
②
定
③
建 設 費
283,000千円
④
竣
昭和54年1月22日
⑤
使用状況
員
216人
工
区
使
分
用
2階建
日
22年度
23年度
24年度
25年度
26年度
数 (日)
128
111
114
128
127
使
用
実
人
員 (人)
4,856
3,287
3,571
3,696
3,224
使
用
延
人
員 (人)
17,330
12,880
14,140
15,193
15,093
使
用
料
収
入 (円)
182,150
178,440
150,930
206,385
262,865
梯野外活動センター
①
施設の概要
位
置
宍粟市山崎町梯313番地の13
敷地面積
25,997㎡
構
ロ
ッ
ジ
鉄骨平屋建 (併設便所・倉庫)
食
堂
棟
鉄骨平屋建
室
木造平屋建
造
浴
屋外施設
ログハウス
木造2階建8棟
管
木造平屋建
理
棟
飯ごう炊さん場、 テントサイト
②
定
員
244人
③
開
所
昭和61年4月11日
④
建 設 費
⑤
使用状況
173,342千円
区
使
分
用
教
日
22年度
23年度
24年度
25年度
26年度
数 (日)
117
107
113
93
107
使
用
実
人
員 (人)
3,404
3,315
3,187
2,699
2,689
使
用
延
人
員 (人)
11,641
12,692
12,997
10,954
11,550
使
用
料
収
入 (円)
243,400
182,100
125,800
80,550
9,450
引原野外活動センター
①
施設の概要
位
置
宍粟市波賀町引原307番地の3
敷地面積
12,388㎡
構
宿
泊
棟
鉄筋コンクリート造
食
堂
棟
鉄骨造
造
屋外施設
3階建1棟
飯ごう炊さん場、 テントサイト
― 498 ―
3階建1棟
育
②
定
員
326人
③
開
所
平成2年7月21日
④
使用状況
区
使
分
用
日
22年度
23年度
24年度
25年度
26年度
数 (日)
79
97
75
75
62
使
用
実
人
員 (人)
2,122
2,743
1,874
1,764
1,554
使
用
延
人
員 (人)
6,493
9,643
7,069
6,352
5,366
使
用
料
収
入 (円)
278,700
230,200
266,150
271,950
257,550
青少年
場
平成27年度予算額
区
所
分
在
環
太尾キャンプ場
そうめん滝キャンプ場
福泊キャンプ場
※1
地
豊富町豊富
砥堀
的形町的形
境
池がある
川がある
静かな山間
静かな山間
海岸キャンプ場
開
設
期
間
7月下旬∼8月下旬
通年 (年末年始を除く)
7/1∼8/31
収
容
人
員
160人
200人
200人
1人 1,400円
小 ・ 中学生
170円
高校生以上
220円
使
用
料
(運営協力金)
25,809千円
無
料
(土・日・祝は2割増)
面積
施
設
利
用
者
数
※1
概
要
約10,000㎡
面積
約62,495㎡
ロッジ、 キャビン、 炊事棟、
管理棟、 便所、 炊事棟、
便所、 ファイヤー場
ファイヤー場
面積
約10,000㎡
炊事棟、 便所
22年度
2,441人
3,328人
−−−
23年度
2,468人
3,649人
−−−
24年度
2,881人
2,657人
−−−
25年度
2,615人
2,822人
−−−
26年度
2,545人
2,361人
−−−
福泊マリーンベルトと一体で集計ができない。
― 499 ―
鹿
壺
平成27年度予算額
7,930千円
グリーンステーション鹿ケ壺の管理運営
自然の中で心身ともに健全な青少年の活動の場としての活用を促進するもの。
・位
置
安富町関775
・施
設
コテージ、 バーベキューサイト、 キャンプ場など
・使 用 状 況
利用者数
施設名
22年度
23年度
24年度
25年度
26年度
青少年交流センター
26,380
27,369
30,745
29,779
33,320
バーベキューサイト
2,273
2,362
2,783
2,791
2,998
コ
ジ
1,976
1,828
4,998
5,190
5,561
場
3,155
3,052
4,401
4,062
3,959
33,784
34,611
42,927
41,822
45,838
キ
テ
ャ
合
ー
ン
プ
計
教
育
― 500 ―
Fly UP