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( WRC)で 5 戦連続で表彰台を獲得

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( WRC)で 5 戦連続で表彰台を獲得
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VPR13-041
2013 年 5 月 7 日(火)
フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社
フォルクスワーゲン 世界ラリー選手権(WRC)で 5 戦連続で表彰台を獲得
フォルクスワーゲンは、自動車レース(ラリー)の最高峰「FIA 世界ラリー選手権(通称:WRC)」の
第 5 戦「ラリーアルゼンチン」に市販車をベースとした 3 台の「ポロ R WRC」で参戦し、フランス人の
セバスチャン オジェ選手が 2 位、フィンランド人のヤリ‐マティ ラトバラ選手が 3 位となり、それぞれ
表彰台を獲得しました。また、「ポロ R WRC」で 2 度目のラリーとなったノルウェー人のアンドレアス
ミケルセン選手も総合 8 位で完走を果たし、ドライバーズポイントを獲得しています。
2013 年 5 月 1 日(水)に開幕した「ラリーアルゼンチン」は、南米アルゼンチンのコルドバ近郊にある
リゾート地のカルロス・パスを起点として開催される「グラベル(未舗装路)ラリー」です。競技区間
(スペシャルステージ、略称:SS)は草原のコースや山岳地帯を縫うように走るコースなど変化に
富み、ドライバーの評価も高い一戦として知られています。チームは今回、ラトバラ選手の「ポロ R
WRC」のセッティングを同選手の運転スタイルに合わせて大きく変更しており、さらなる活躍が期待
されました。
グラベルラリーは、路面を覆う土埃の影響により、出走順がタイムに影響する場合が多いため、事前
に予選を行い、予選でタイムの良かった選手から好きな出走順を選択できる予選方式が導入
されています。1 日の午前中に行われた予選では、ラトバラ選手がトップタイム、オジェ選手が 3 番手、
ミケルセン選手が 9 番手のタイムを獲得しました。路面は非常に細かい埃に覆われており、乾いて
いる場合は、埃が前走者によって除かれている後方の出走順が有利となります。ラトバラ選手は
選択できる中で最も後方となる 12 番手、オジェ選手は 10 番手、そしてミケルセン選手は 5 番手を
それぞれ選択しました。
1 日夜に行なわれた 2 台同時走行のスーパーSS では、オジェ選手がトップタイムを出し、優勝に
向けて幸先のよいスタートを切りました。翌 2 日(木)からは本格的な競技がスタート。この日最初の
SS でラトバラ選手が 2 番手に浮上し、フォルクスワーゲンチームは早くも上位を独占しますが、
ライバルの攻勢もあり、オジェ選手は首位を守ったものの、ラトバラ選手は 4 番手で、ミケルセン
選手は 6 番手でデイ 1 を終えました。
3 日(金)に行われたデイ 2 はフォルクスワーゲン勢にとって波乱の一日となりました。SS7、首位の
オジェ選手は泥濘でコースアウトを喫し 3 番手に順位を落とします。しかし続く SS8 では、パンクに
見舞われたものの、オジェ選手は持ち前の運転技術でタイムを挽回し、総合 2 番手に浮上しました。
この SS8 ではミケルセン選手もアクシデントでサスペンションを破損。SS 終了後に走行を断念し、
翌日に再出走することとなりました。一方、4 番手を走っていたラトバラ選手は SS9 でパンク、SS 中
にタイヤ交換を余儀なくされ、4 番手のままデイ 2 を終えました。
ラリー最終日の 4 日(土)は、ボーナスポイントが加算される「パワーステージ」を含む 4 つの SS が
用意されています。オジェ選手は難なく 4 つの SS を走り切り、見事 2 位表彰台を獲得しました。
ラトバラ選手は最終日の全ての SS でトップタイムを記録する好走を見せて 3 位の座を獲得しました。
ミケルセン選手も順位をひとつ上げて、総合 8 位で完走を果たしました。最終 SS の「パワー
ステージ」で 2 番手だったオジェ選手は、さらに 2 点を加算。ドライバーズポイントを 122 点とし、
ランキング首位を快走しています。また、同ステージでトップタイムを記録し 3 点を獲得したラトバラ
選手はドライバーズポイントを 49 点とし、ランキング 4 位につけています。
次戦は 5 月 30 日(木)にスタートする第 6 戦「アクロポリスラリー」。WRC で最も過酷な一戦として
知られるグラベルラリーです。オジェ選手は 2011 年に同ラリーで優勝しており、開幕戦からの連続
表彰台獲得の記録更新が期待されます。
 フォルクスワーゲン モータースポーツ ディレクター: ヨースト カピート
「アルゼンチンは非常に厳しいラリーで、歴史的にも多くの名勝負が繰り広げられてきました。それを
考えると、このアルゼンチンで多くの勝利を挙げているセバスチャン ローブ(シトロエン)には
感服します。しかし我々も非常に高いパフォーマンスを証明することができたと自負しています。
シーズンの 3 分の 1 を終えた段階で、選手権で大きなリードを保っているのは、ひとえにチームの
ひとりひとりが素晴らしい能力を発揮しているからに他なりません。彼らを心から誇りに思います」
 カー#7: ヤリ‐マティ ラトバラ(フィンランド)
最終結果:総合 3 位
「アルゼンチンのポディウムに初めて乗ることができて、とてもうれしく思っています。今日はチームに
加入して以来、最良の1日と言えます。チームの雰囲気やポロ R WRC、もちろん私も含めて、
すべてがひとつ上のレベルに到達したと思います。ラリーでは色々なことが起きましたが、2 位と 3 位
でラリーを終えられたのはチームにとっても素晴らしい結果だと思います」
 カー#8: セバスチャン オジェ(フランス)
最終結果:総合 2 位
「この場を借りて、2 位獲得に貢献してくれたチームのクルーにお礼を言いたいと思います。非常に
難しくチャレンジングなラリーで、自分のパフォーマンスも完璧とは言えないものでした。優勝した
セバスチャン ローブと最後まで戦い続けられなかったことは残念ですが、今は彼の勝利を祝福
したいと思います。次のアクロポリスラリーに向けた事前テストでは、さらにポロ R WRC の
パフォーマンスを上げられるようチーム一丸となって頑張ります」
 カー#9: アンドレアス ミケルセン(ノルウェー) 最終結果:総合 8 位
「今回のラリーでは、いくつかの接戦を経験し、ラリーを楽しむことができました。また、新しく導入した
ペースノートの方法や車両の調整の方向性が正しいことが、この結果で証明できたと思います。ポロ
R WRC にはだいぶ慣れてきましたが、更なる改善を目指すために、次戦以降で成すべき事を
学んでおり、速さと正確性の両立が今後の課題だと考えています」
 FIA 世界ラリー選手権 第 5 戦ラリーアルゼンチン 最終結果
1. セバスチャン ローブ/ダニエル エレナ(シトロエン)
2. セバスチャン オジェ/ジュリアン イングラシア(フォルクスワーゲン)
3. ヤリ‐マティ ラトバラ/ミーカ アンティラ(フォルクスワーゲン)
8. アンドレアス ミケルセン/ミッコ マルックラ(フォルクスワーゲン)
※2 位以下は、1 位とのタイム差
4 時間 35 分 56 秒 7
+55 秒 0
+2 分 0 秒 8
+13 分 22 秒 1
各イベントの速報、写真については、ソーシャルネットワーキングサイト「フェイスブック」のフォルクス
ワーゲン グループ ジャパン(略称:VGJ)のファンページにて、ご案内しています。また、「FIA 世界
ラリー選手権」についての解説、フォルクスワーゲンの参戦体制などは、VGJ のオフィシャルサイト
にて、ご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
ソーシャルネットワーキングサイト「フェイスブック」の VGJ ファンページ
http://www.volkswagen.co.jp/facebook/
フォルクスワーゲン グループ ジャパンのオフィシャルサイト
http://www.volkswagen.co.jp/motorsport/
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