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箕面商工会議所

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箕面商工会議所
平成25年度
事
業
実
績
報
告
書
申請者の概要
団体名
箕面商工会議所
代表者職・氏名 会頭
申
所在地
請
者
水本
惠造
〒562-0003 箕面市西小路3-2-30
職・氏名 中小企業相談所
担
当
者
連絡先
①設立年月日
②職員数
(うち経営指導員数)
係長 立石 千香
電話番号(直通):
072-721-1300
Fax:
072-721-1305
E-mail:
[email protected]
①昭和61年4月1日
②8名(6名)(平成26年3月末日現在)
③所管地域
③箕面市
④管内事業所数
④4,174(平成24年経済センサスによる)
⑤管内小規模事業者数 ⑤2,704(平成24年経済センサスによる)
⑥会員数(組織率)
⑥1,089
26.1(%) (平成26年2月末日現在)
※②、④、⑤、⑥につ
いては直近の数字を記
載のこと
□主な事業概要(定款記載事項等)
(1)商工会議所としての意見を公表し、これを国会、行政庁等に具申し、又は建議すること。
(2)行政庁等の諮問に応じて答申すること。
(3)商工業に関する調査研究を行うこと。
(4)商工業に関する情報及び資料の収集又は刊行を行うこと。
(5)商品の品質または数量、商工業者の事業の内容その他商工業にかかる事項に関する証明、鑑
定、又は検査を行うこと。
(6)輸出品の原産地証明を行うこと。
(7)商工業に関する施設を設置し、維持し、又は運用すること。
(8)商工業に関する講演会又は講習会を開催すること。
(9)商工業に関する技術及び技能の普及又は検定を行うこと。
(10)博覧会、見本市等を開催し、又はこれらの開催のあっせんを行うこと。
(11)商事取引に関する仲介又はあっせんを行うこと。
(12)商事取引の紛争に関するあっせん、調停又は仲裁を行うこと。
(13)商工業に関して、相談に応じ、又は指導を行うこと。
(14)商工業に関して、商工業者の信用調査を行うこと。
(15)商工業に関して、観光事業の改善発達を図ること。
(16)社会一般の福祉の増進に資する事業を行うこと。
(17)行政庁から委託を受けた事務を行うこと。
(18)前各号に掲げるもののほか、本商工会議所の目的を達成するために必要な事業を行うこと。
平成25年度小規模事業経営支援事業
事業実績報告書
事業の取組概要
箕面商工会議所
(1)事業の目標
府内唯一の国定公園があり、自然豊かな環境に恵まれた観光都市としてのイメージが強い箕面市は、市
民の所得水準も高く、北摂のベッドタウンとして、富裕層、資産家が多く住む。工場等の進出を都市計画
で規制していることもあり、小売業・サービス業が相対的に多く、個性豊かな魅力ある店舗が多く存在す
る一方で、昔ながらの経営手法を貫く事業者も存在する。
こうした環境の中、箕面商工会議所としては、地域特性に配慮した事業展開を実施し、地域の小規模事
業者から”必要とされる商工会議所”を目指す。
(2)事業を実施した具体的な内容、方法及び工夫した点
地域特性を考慮し、小売業・サービス業を中心に支援を実施した。
地域活性化対策である商業活性化アクションプラン推進事業を中心に、店舗の魅力創出、発見、再認識
を行う事業により個店の売上向上に寄与し、地域商業の活性化を図った。昨年度大好評であった「箕面
100円商店街」を引き続き実施するとともに、定期市事業の充実、小売店同士の交流強化(太陽プロ
ジェクト)等の事業を展開した。また、昨年度試験実施した「まちゼミ」事業を本格的に実施した。
広域事業として実施した「北摂地ヂカラフェスタ」は小売・サービス業に強い箕面商工会議所が主管と
なり、北摂の10商工会・商工会議所から参加店舗を募って実施。一方、参加者の見込みが薄いセミナー
等は単独では実施せず、豊中商工会議所や池田商工会議所と共催することにより事業の効率化を図った。
また、地域活性化事業と経営相談事業を連携させることにより、事業効果を高めた。
(3)事業を実施した効果、所管地域の活性化の状況
年度末に実施された小規模事業者持続化補助金により、事業計画書作成の依頼が多く寄せられるなど、
管内小規模事業者の自発的な経営改善が進みつつある。
「商業活性化アクションプラン」においては引き続き「箕面100円商店街」を実施し、本年度も商店
街へ多くの人出と賑わいがあり、本年度より本格実施させた「まちゼミ」事業では、個店への波及効果が
高く、見込み客の獲得に大きく寄与し、事業者のモチベーションも向上するなど、大きな成果があった。
また、「店舗情報提供事業」においては「モノ消費」から「コト消費」への変化を意識した店舗説明や商
品説明を行うことにより、地域住民に親しまれる店舗の訴求が可能となった。
「北摂地ヂカラフェスタ」では飲食店の出店を対象外したにもかかわらず、昨年度より高い成果を創出す
ることができるなど将来性を期待させる内容であった。
総じて、徐々に管内小規模事業者の自発的な経営改善が進みつつあることは本事業による大きな成果と言
える。
(4)事業を実施した結果浮かび上がった課題
本年度については、期中に予期せぬ事態が発生したために実績見込みが当初計画を割り込む事態となっ
たことから、相談指導体制の立て直しが急務となっている。
管内事業所の状況としては、自発的な経営改善が進みつつあるものの、中心市街地等においては依然能
動的な事業者も見られ、引き続き、個店に入り込んだ経営支援が必要。
そのためには、経営指導員の資質を向上させ、地域活性化事業と相談事業との連動による経営改善をさ
らに強力に推進する必要がある。
また、今期は予期せぬ事態があったとはいえ、業務が一時に集中する傾向があるので、計画性をもって
推進することも重要である。
(5)来年度への取り組み
小売・サービス業が多い地域特性を活かし、引き続き「箕面100円商店街」「太陽プロジェクト」「箕
面まちゼミ(みのおのまち商学校)」を積極推進するとともに、個店の顧客関係性強化やマーケティング
力強化を目的としたセミナーを実施する。このセミナーは関係性マーケティングにおいて著名な小阪裕司
氏を招へいして実施するもので、地域においての魅力ある買い物環境づくりという観点からも大いに期待
されるところである。また、北摂の全商工会・商工会議所が合同で実施するイベント「北摂地ヂカラフェ
スタ」も高い効果が実証されていることから引き続き本所が主管し実施する。
また、中小企業診断士資格を有する職員2名を経営指導員として採用し、相談指導体制を強化する。
平成25年度小規模事業経営支援事業
事業実績報告書
事業調書
箕面商工会議所
Ⅰ
経営相談支援事業
支援のポイント・成果
箕面は府内唯一の国定公園があり、自然豊かな環境に恵まれた観光都市としてのイメージが強く、北摂のベッド
タウンとして、富裕層、資産家が多く住むことから、工場等の進出を都市計画で規制している。こうした状況から
他の会議所の管内と比して製造業の事業者が少なく、「コスト削減計画作成支援」や「5S支援」などのニーズは
低い一方で、小売業・サービス業が多く「マーケティング向上支援」や「販路開拓支援」のニーズは高い。市内は
業歴が長い典型的な「パパ・ママストア」の地域密着型店舗と店主が30~40代の個性的な店舗に二極化してい
るが、後者については地域に依らない独自の販路開拓手法をとっているケースが多く、こうした事業所に対し重点
的に支援を行った。
今年度は、単に売り上げを上げるテクニックだけではなく、商品・サービスが売れる仕組みを根本から考え直し
ていただくため、「マーケティング支援」に重点を置いた。支援をきっかけに、その後経営相談(専門相談)を利
用し、自店での具体的な取り組みに発展させた事業所も見受けられた。
労務支援は例年件数が多いが、労務関係は法改正が頻繁な分野で対応が困難なうえに、社会保険労務士など専門
家への事務委託は、小規模事業者にとって、財務的に厳しいことが背景にあると考えられる。
また例年に比べ、金融支援(経営指導型)が前年比プラス14件となっており、マル経融資制度の利用者が全国
的に減少している昨今とは、逆行した動きをみせている。これは、本所の経営指導員と事業者との信頼関係の深さ
を如実に表しており、昨年度は日本商工会議所より実績を評価され、表彰を受けた。
経営指導員の半数を、女性指導員が占めていることも本所の特徴のひとつで、高齢な事業者や開業間もない事業
者からは、「相談がしやすい」との声をいただいている。
●代表的な相談事例:(株)A事務所
開業時より継続して支援している事業所のひとつである。ここ数年急成長し、法人成りするまでになったが、会社
内部の成長が追い付いておらず、経営のバランスを欠く状態となっていた。今年度は経営計画を策定し、経営の方
向性を定めるとともに、従業員の教育や福利厚生面も充実させることを目標に支援を実施した。現在は成長が停滞
した状況に陥ってはいるが、今後も事業者に寄り添い、ビジネスモデルの再構築も支援していく予定である。
支援メニュー
指標
事業所カルテ・サービス提案
支援機関等へのつなぎ
金融支援(紹介型)
金融支援(経営指導型)
マル経融資等の返済条件緩和支援
資金繰り計画作成支援
記帳支援
労務支援
人材育成計画作成支援
マーケティング力向上支援
販路開拓支援
事業計画作成支援
創業支援
事業継続計画(BCP)作成支援
コスト削減計画作成支援
財務分析支援
5S支援
IT化支援
債権保全計画作成支援
結果報告
Ⅱ 専門相談支援事業
事業所
支援数
支援数
支援数
事業所
事業所
支援数
支援数
事業所
事業所
事業所
事業所
事業所
事業所
事業所
事業所
事業所
事業所
事業所
事業所
目標数値 実績数値
250
40
10
40
0
0
10
70
3
35
50
8
13
1
0
1
1
10
1
234
232
40
5
38
0
0
9
61
3
53
68
24
14
1
2
6
0
14
2
236
達成率
事業評価
92.8%
100.0%
50.0%
95.0%
90.0%
87.1%
100.0%
151.4%
136.0%
300.0%
107.7%
100.0%
600.0%
0.0%
140.0%
200.0%
100.9%
4
5
3
5
3
3
5
5
4
5
5
5
5
5
5
4
3
5
5
5
支援のポイント・成果
法律相談、税務相談、税務相談については、即時に問題解決を図りたいという事業者の希望を考慮
し、相談があった時点で専門家と調整し、電話相談または個別相談日の設定を行っている。定期的に相
談日を設けると、必要な時に必要なサービスが受けられないこともある一方、専門家が一日待機しても
相談がゼロの時もあり、非効率という問題が生じていた。特に法律相談(弁護士相談)については、解
決が長引くことは心理的な負担も大きいため、迅速な対応が喜ばれている。
経営相談については、小売業・サービス業の支援実績がある専門家や、IT関係に詳しい専門家など
を新たに専門家登録し、事業者が抱える課題の内容や、人柄などから、マッチすると思われる専門家を
派遣している。その後個別に専門家と顧問契約に至ったケースもあり、高い満足度を表している。
事業名
法律相談
税務相談
労務相談
経営相談
新規/継続
継続
継続
継続
継続
指標
件数
件数
件数
件数
目標数値 実績数値
達成率
6
9
150.0%
11
39
354.5%
1
1
100.0%
25
27
108.0%
事業評価
5
5
3
5
平成25年度小規模事業経営支援事業
事業実績報告書
事業調書
箕面商工会議所
Ⅲ
地域活性化事業
支援のポイント・成果
小売・サービス業が多いという箕面市の地域特性から、全体的には小売店や商店街の活性化を目的とした事業が中心と
なっている。
本年度は、商店街や地元の店舗を支援する「商業活性化アクションプラン推進事業」、魅力ある店舗を紹介する「店舗情
報提供事業」、箕面商工会議所が主管し、北摂ブランドを発信する「北摂地ヂカラフェスタ」、豊能地区「異業種ビジネ
スマッチングフェア」を実施した。
「商業活性化アクションプラン推進事業」においては、今や地域の定番事業として根付いている「箕面100円商店
街」、箕面の観光資源と連携する「箕面山七日市」事業、個性豊かな小売業の交流グループ「太陽プロジェクト」を昨年
度に引続き実施、加えて昨年度試験実施し、事業者・参加者ともに好評価を得た「まちゼミ」を7月と2月の年二回にわ
たり、本格実施した。「まちゼミ」については、ゼミの企画から運営まで自店でこなさなければならないため、支援機関
頼りの「他力本願」が許されず、事業所の自立化につながっているという側面もある。また、参加者の交流会において意
気投合した事業所も多く、今後の新たな連携が期待される。
「店舗情報事業」については、個店のPRとともに売り方や逸品を検討するきっかけの事業として、地元ラジオや動画
による店舗紹介を実施。ラジオについては、事業者自身が生放送に出演する必要があるが、若手の事業者から業歴の長い
高齢の事業者まで、出演者の年齢層は幅広く、ラジオという老若男女を問わない、親しみやすいメディアならではの効果
が出ている。
「北摂地ヂカラフェスタ」については、飲食店の出店を対象外としたにもかかわらず、北摂ブランドを発信できる絶好
の機会として出店希望者が多く、人気事業のひとつにまで成長した。
「異業種ビジネスマッチング交流会」については、豊能地区の商工会議所および商工会と連携する広域事業として実施
し、より広範囲の事業所同士が交流し、連携を促進する機会を創出した。
(1)単独事業
府施策
連携
利用者満足
度(点)
目標の指標
96.0%
80
理解度
100
100.0%
88
10
10
100.0%
商業活性化アクションプラン推進事業
20
19
商業活性化アクションプラン推進事業
30
店舗情報提供事業
60
事業名
支援対象企業
商業活性化アクションプラン推進事業
25
24
商業活性化アクションプラン推進事業
100
商業活性化アクションプラン推進事業
支援企業 支援実績率
目標値
実績
達成率 事業評価
60% 66.6% 111.0%
3
来店客数増加率
50% 50.8% 101.6%
4
82
来店客数増加率
10%
11%
110.0%
4
95.0%
90
コラボレーション企画数
2企画
1企画 50.0%
4
30
100.0%
88
1店舗当たりのまちゼミ事業への集客人数
10人 17.9人 179.0%
5
54
90.0%
91
アピールポイント再認識による変化企業割合
70% 88.6% 126.6%
4
(2)広域事業(幹事事業のみ)
府施策
連携
事業名
支援対象企業
北摂地ヂカラフェスタ
40
46
異業種ビジネスマッチング交流会
40
40
利用者満足度(点)
目標の指標
目標値
実績
115.0%
86.5
1店舗当たりの当日売上高
100000
121093
121.1%
5
100.0%
80
連携先発見事業所割合
30%
25%
83.3%
4
支援企業 支援実績率
達成率 事業評価
※府施策連携事業は、「府施策連携」欄に○をつけてください。各欄の記載は、個別調書の記載と合わせてください。
平成25年度小規模事業経営支援事業
地域活性化事業実績報告書
箕面商工会議所
事業名
想定する実施期間
事業の目的
(現状や課題を
どのような状態
にしたいか)
支援する対象
(業種・事業所数等)
商業活性化アクションプラン推進事業
H15 年度~
年度まで ※複数年段階的実施事業は別紙にて計画を提出すること
ベッドタウンであり工業の規制がある箕面市では、商業(小売・サービス業)の事業者が多いことから、箕面
市内の商業活性化を目的とし、平成15年より平成23年まで「商業活性化アクションプラン推進事業」を展
開した。
商店街活性化のソフト事業は成果の創出が難しいと言われているが、長期にわたる継続的な実施により、平成
22年頃からようやく具体的な”成果”が創出されるようになった。しかし単年度毎には賑わいを創出できる
具体的ソフト事業が構築できたものの、継続的組織的に商店街を魅力あるものにしていくためには個店の活性
化こそが最重要課題であるという結論に至る。
そこで、単にイベントに参加するだけでなく、個店活性化のためにどのようにイベントを利用するのかを考え
ることが重要であり、イベント等による商店街の集客力強化に合わせて、商業者への啓発や担い手の発掘育成
を行うことにより箕面市内の商業の活性化に寄与することを目的とする。
商店街組合及び商店街を形成する箕面地区の事業所(約150事業所)、及び桜井地区の事業所(約70事業
所)、粟生地区の事業所(約20事業所)、小野原地区の事業所(約20事業所)。その他、商店街以外の小
売・サービス業及び、有志で構成される任意グループ等
①「箕面100円商店街」の実施。
第5回箕面100円商店街
11月2日
粟生地区
参加店舗数10店舗 来場者数 900人
11月3日
小野原地区
参加店舗数21店舗 来場者数2370人
11月9日
桜井地区
参加店舗数50店舗 来場者数3890人
11月10日 箕面地区
参加店舗数62店舗 来場者数4900人
合計参加店舗数143店舗 来場者数12,060人
事
業
の
概
要
②「定期市事業」
箕面山七日市
箕面地区の9商店会(109店舗)が参加。(うち8商店会をカルテ化)
毎月7日に実施。各店舗では7にちなんだサービスメニュー、逸品の提供や、割引、セールを実
施。サービスメニューを一覧表にした冊子を配布。来街を促進させることを目的に、各店舗から毎
月協賛を募り、振る舞いを実施している。4月、7月、11月は瀧安寺の大護摩供にあわせて瀧道の
観光イベントと連携し、お店巡りツアー(商店街ガイドツアー)護摩の市(フリーマーケット)七
日市寄席等も実施するなど大イベントを実施。お店めぐりツアーは、4月、7月、12月(例年は
11月)の3回実施。
西国街道一番市
桜井地区の3商店会(31店舗)が参加。(うち2商店会をカルテ化)
桜井地区でも七日市のようなイベントをしたいという地元要望に応える形で、毎月第一土曜日を西
国街道一番市とし、各店舗でサービスメニューを一覧表にした冊子を配布し来街を促進させた。4
月6日には宮城県塩釜商工会議所の協力により、「とうほく+さくらい つながり市」と銘打ち、
被災地復興支援事業も実施。
③まちゼミ事業(みのおのまち商学校)
昨年度試験実施し、有用性を確認。本事業は個店への波及効果が高いことから、2回実施。
第2回みのおのまち商学校 平成25年7月22日(月)~8月31日(土)
参加事業所数・講座数 :29事業所 52講座 137回(店舗独自追加開催分は含まず)
のべ参加者数
:509名
第3回みのおのまち商学校 平成26年1月20日(月)~2月28日(金)
参加事業所数・講座数 :27事業所 64講座 128回(店舗独自追加開催分は含まず)
:491名
実施時期・具体 のべ参加者数
的な内容及び事 ④箕面100円商店街勉強会の開催
リピーターに飽きさせず何度も来場してもらうために、参加店舗側が毎回工夫を凝らしたサービス
業手法
メニューを検討するための勉強会を開催。派遣型は、直接講師を店舗へ派遣、地区開催分は経営指
導員が講師を務めた。
派遣型
:5月10日15:00~18:30
依頼のあった店舗へ直接派遣
2名
小野原地区:9月12日14:00~16:00
場所:箕面市立多文化交流センター 5名
桜井地区 :9月13日15:00~17:00
場所:桜井エコステーション
6名
箕面地区 :9月17日14:00~16:00
場所:箕面本通り商店街事務所
10名
粟生地区 :9月18日14:00~16:00
場所:粟生ショッピングセンター
2名
⑤小売サービス業中心の異業種交流会グループ「太陽プロジェクト」の開催
商店街という枠を超えて、こだわりを持つ個店同士がお互いのお店紹介を行う「太陽プロジェクト
(箕面マイスターズ)」事業の一環として、交流を促進させることを目的とした交流会を開催し
た。事前に経営指導員が店舗の取材を行ったビデオを上映し、参加企業からプレゼンテーションに
よる事業所紹介を行うことにより、交流・相互親睦をはかり、顧客紹介を促進させた。
第1回交流会
日時
平成24年8月26日(月)19:00~21:00
場所
箕面商工会議所
参加者数
18名
プレゼンター 株式会社 かどまさや 井上弥子氏 松阪鉄平氏 水落和也氏
第2回交流会
日時
平成26年2月27日(木)19:00~21:00
場所
箕面商工会議所
参加者数
28名
プレゼンター 有限会社 五塔 後藤義晴氏
<事業手法(①府施策連携・②広域連携・③市町村連携・④相談事業相乗効果)の具体的な連携・効果を記載>
計画に対する
実績(数値)
目標の達成度
(支援企業を
どう変化させる
ことができたか)
①府施
策連携
②広域
連携
③市町 箕面市が策定した商業活性化ビジョンを受け、箕面商工会議所が具体的アクションプランを遂行
村連携 するという形態で、箕面市からの補助金を受けて事業を実施している。
④相談 イベントでの目立つPOPづくりやその後の顧客化のアドバイス等を行うことにより、相談事業カルテ
相乗
と連携させている。
支援企業
支援企業
支援
25
24
96.0%
満足度
80
数(計画)
数(実績)
実績率
100円商店街勉強会参加店舗数
100円商店街とは100円で商品を売ることが目的と思われがちであるが、そうではないというこ
とや、来街者に喜んでもらえる商店街とするために、「売り方」を学ぶことを目的に実施してい
る。特に初参加者などは誤解しがちであったり、複数回参加者であっても、固定概念から魅力の薄
い商品になっていることも多く、参加者にとっては大きな啓発の場となっている。特に、100円商
店街によくある誤解「100円で売る物がない」「100円で売ると損をする」「100均には勝てな
い」「すぐに飽きられる」等の解消において有効であった。
指標
数値目標
計画に対する
実績(数値)
目標の達成度
(支援企業を
どう変化させる
ことができたか)
理解度
60%
実績数値
66.6%
目標達成度
支援企業
支援企業
支援
100
100
100.0%
満足度
数(計画)
数(実績)
実績率
「箕面100円商店街」参加店舗数
箕面100円商店街に参加した143店舗のうち、100店舗について個票化を実施。
参加企業には以下のような効果があった。
①店頭の通行人数増加による店舗視認率、販売機会の向上
②来店客数の飛躍的な増加とそれに伴う売り上げの増加
③後日再来店を促進させることによる顧客数の増加
④顧客の反応を見ることによるマーケティングリサーチ
⑤来客者の増加によるモチベーションの向上
指標
数値目標
111.0%
88
来店客数増加率
50%
実績数値
50.8%
目標達成度
101.6%
計画に対する
実績(数値)
支援企業
支援企業
支援
10
10
100.0%
満足度
82
数(計画)
数(実績)
実績率
「定期市事業」参加商店街数
「箕面山七日市」においては、これまで比較的高齢層をターゲットとしていたが、今回から子育て
世代へのターゲット変換を図り実施した。これにより多くの子育て世代が滝道や商店街に流入する
などの効果があった。
「西国街道一番市」においては、4月6日に「とうほく+さくらい つながり市」と題して、宮城
目標の達成度 県の塩釜商工会議所と連携し、被災地復興支援事業を実施することで話題となった。
両事業とも、こうした仕掛けにより、以下のような効果があった。
(支援企業を
①商店街への来街者数増加による店舗視認率、販売機会の向上
どう変化させる ②一部の店舗では、来街者の増加に伴う売り上げの増加が見られた。
ことができたか) ③「振る舞い」や「お店めぐりツアー」参加による店舗や商店街の認知向上
事
業
の
実
績
/
目
標
達
成
度
指標
数値目標
来店客数増加率
10%
実績数値
11%
目標達成度
110.0%
計画に対する
実績(数値)
支援企業
支援企業
支援
20
19
95.0%
満足度
90
数(計画)
数(実績)
実績率
「太陽プロジェクト(箕面マイスターズ)」交流会参加事業所数
小売・サービスを中心とした交流グループ。毎回メンバーによるプレゼンテーションを実施し、お
目標の達成度 互いの事業所を紹介したり連携することが可能となり、メンバー同士のコラボレーションや合同イ
ベントなどが創出されている。地域ミニコミ誌シティライフの編集長も参加しており、ビデオ撮影
によるプレゼンテーションを実施した事業所においてはパブリシティにより取り上げられたという
(支援企業を
どう変化させる 事例もある。
指標
コラボレーション企画数
ことができたか)
数値目標
計画に対する
実績(数値)
目標の達成度
2
実績数値
1
目標達成度
50.0%
支援企業
支援企業
支援
30
30
100.0%
満足度
88
数(計画)
数(実績)
実績率
まちゼミ「みのおのまち商学校」参加事業所数。
参加者の6割が新規客で4割の方は再来店の意向を示している。受講の感想は、7割が大満足、3割
が満足と回答し、「不満」はゼロであったことからも、見込み客を掘り起こす事業としてはかなり
高い効果を創出している。
また、参加店舗側も事後報告会へ積極的に参加したり、内容をより充実させるための事業者同士で
行う「裏ゼミ」といった企画が派生するなど活発な盛り上がりを見せており、箕面商工会議所にお
ける中心的事業へと発展しつつある。
(支援企業を
どう変化させる 1店舗当たりのまちゼミ事業への集客人数は、2回合計でのべ56店舗に対し1000人の集客であっ
ことができたか) たことから、1店舗当たりは、17.9人となる。ただ、詳細を分析すると、1講座当たりの集客人数
平均3.7人は一定しており、講座数が多くなれば集客数も多くなる傾向にある。
指標
数値目標
1店舗当たりのまちゼミ事業への集客人数
10
実績数値
17.9
目標達成度
179.0%
参加者同士が自主的に企画のための会議を開催し、独自運営のfacebookページを作成したり、
成果の代表事例 「裏ゼミ」と呼ばれる事業者のみが参加できる企画が派生するなど活発な盛り上がりを見せてい
る。100円商店街の事前勉強会に参加した事業者で当日1,000個販売した事業者もあった。
目標値(計
画)
10,000
目標値
(実績)
12,060
目標達成度
120.6%
その他目標値の 箕面100円商店街来場者数
実績
箕面地区での降雨などの影響はあったものの、小野原地区が大きく集客を伸ばすなどの成果もあ
り、目標値は計画比、前年比(11,000)ともに上回った。
目標値(計
13
画)
その他目標値の
企画会議(実行会議)実施回数
実績
目標値
(実績)
12
目標達成度
92.3%
箕面山七日市実行会議10回、さくら会議(西国街道一番市)2回
目標値(計
目標値
5,000
14200
目標達成度
284.0%
画)
(実績)
その他目標値の
七日市事業により来場した人数。
実績
平常時には500人/月であるが、4月7月11月(12月)の大きなイベント時には2,000人~
3,000人程度の来場があることから、飛躍的に上昇した。
目標値(計
目標値
30
34
目標達成度
113.3%
画)
(実績)
まちゼミ勉強会参加店舗数
その他目標値の まちゼミの効果的な実施や固定客獲得のためのノウハウの習得を目的とし、まちゼミの第一人者で
実績
ある岡崎まちゼミの会代表 松井洋一郎氏を講師に迎え、勉強会を2回開催。5月17日には15事
業所17名、6月12日は23事業所の29名参加があった。(重複あり)
目標値(計
目標値
3
画)
(実績)
その他目標値の お店めぐりツアー(商店街ガイドツアー)実施回数
平成25年5月7日 参加者16名
実績
平成25年9月7日 参加者15名
平成26年3月7日 参加者17名
3
目標達成度
100.0%
商業活性化アクションプラン事業としてのイメージに沿った新たな事業を立ち上げ積み重ねていく
課題及び次期 ことが望まれているが、既存事業においては継続するがゆえにマンネリ化するというジレンマを抱
実 以降への取組み えている。このマンネリを解消・打破するのがPDCAサイクルであるが、まちゼミ事業などにより
施 (実績が目標値に 効果を証明した形となった。今後は、まちゼミ事業などで発掘した元気な事業者たちを連結ピンと
して事業の仕組みやモチベーションの高さなどを既存事業者等へ伝播することが期待される。個店
結 達していない場合
は、その理由や今
果 後どのようにフォ の活性化がより進むことにより、主体性が発揮され、それが商業の活性化に進展するという意味に
ローするのか)
おいても経営指導員がしっかりフォローすることが求められている。
平成25年度小規模事業経営支援事業
地域活性化事業実績報告書
箕面商工会議所
事業名
想定する実施期間
事業の目的
(現状や課題を
どのような状態
にしたいか)
支援する対象
(業種・事業所数等)
事
業
の
概
要
店舗情報提供事業
2008 年度~
年度まで ※複数年段階的実施事業は別紙にて計画を提出すること
中小零細小売店の生き残りのカギを握るのは売り方の工夫や一店逸品であるが、そうした
ことを意識している経営者は少ない。そこで、ラジオや動画撮影といった体験を通じて、
自店の強みや新たな販売方式を考えるきっかけとし、時代のニーズに合わせた逸品づくり
やサービスづくりによる店舗魅力向上の一助とする。
2013
主に小売業・サービス業(約700事業所)を対象として公募し、希望する88社のうち
60社に対して支援を行う。
①ラジオ生放送PR事業「ぐるぐる商タイム」48社うち30社を支援対象
毎週火曜日11時から15分間、箕面FMにて店舗より生中継で紹介を行う番組。
生中継による宣伝広告効果はもちろんのこと、ラジオ出演という非日常体験を通じ、店舗
がPRする内容や逸品を真剣に検討する良いきっかけとなっている。
②1分間PR事業 19社
店舗を1分間の動画でPRする。PRした動画はネットに掲載し、誰でも閲覧できるように
する。1分間という限られた時間でPRするため、閲覧者は飽きることなく閲覧可能で、自
宅から店舗の雰囲気を知ることができる。店舗側は、PR内容を絞り込んで伝えることに
より自店の強みを考える良いきっかけとなる。視聴者は1分以上の動画を見ないという行
動特性があり、1分間に設定している。
募集:8月及び1月
実施時期・具体
的な内容及び事 日程調整及び撮影:9月9日~27日、1月21日~23日
動画確認:10月1日~9日、2月1日~10日
業手法
動画配信:11月18日、3月3日
<事業手法(①府施策連携・②広域連携・③市町村連携・④相談事業相乗効果)の具体的な連携・効果を記載>
①府施
策連携
②広域
連携
③市町 箕面の地域資源ともいえる箕面市の第3セクター「箕面FMまちそだて株式会社」を活用し
村連携 実施する。これにより低価格で効率の良いラジオ放送、映像の取材が可能となっている。
ラジオ出演という非日常体験を通じ、店舗がPRする内容や逸品を真剣に検討する良い
④相談 きっかけとなっており、相談事業との相乗効果も高く、70%のカルテ化をめざし、92%の
相乗
カルテ化を実施した。
計画に対する
実績(数値)
支援企業
数(計画)
60
支援企業
数(実績)
54
支援
実績率
90.0%
満足度
91
ラジオ生放送PR事業「ぐるぐる商タイム」においては、ラジオにて強制的に自店の事に
ついて話さなければならないことから、多くの事業所で「自店の事を考えることができ
た」と回答するなどの効果があった。また、これまでおおむね若手経営者の出演が目立
目標の達成度 ち、年配の経営者は出演しないと思われていたが、ベテラン経営指導員の勧誘などにより
積極的に参加する姿が見られた。
(支援企業を
1分間PR事業においては、参加事業者はホームページアクセス数増加などの効果がみられ
どう変化させる るが、参加事業者に一巡感があり、やや伸び悩んだ。
事
業
の ことができたか)
指標
アピールポイント再認識による変化企業割合
実
績
実績数値
62%
数値目標
70%
目標達成度
88.6%
/
ラジオ生放送PR事業「ぐるぐる商タイム」においては、弁当惣菜店において放送後にか
目
標 成果の代表事例 なりの反応があったとともに、昔のお客さんが思い出して来てくれたという事例もあっ
た。1分間PR事業においては、9,000回再生されている事業所も見られた。
達
目標値
目標値
成
1500
1,500
目標達成度
100.0%
(実績)
(計画)
その他目標値の
度
事業所エピソード紹介冊子配布部数。
実績
間接的に1500事業所へ意識啓発等の影響を与えることができた。
その他目標値の
実績
課題及び次期
実 以降への取組み
施 (実績が目標値に
達していない場合
結 は、その理由や今
果 後どのようにフォ
ローするのか)
目標値
目標値
1
1
目標達成度
100.0%
(計画)
(実績)
参加事業所の中から、事業所エピソード紹介冊子による事業所の紹介を行った。本年の事
例は、10年前から顧客関係性強化の重要性を認識した工務店が、ニュースレターや木工
教室に取り組んだ結果、現在ではその6割以上がそこからの紹介となっている事例。
当該事業は認知向上に大きく寄与することから、確実に売上向上につながっているもの
の、効果測定、検証が難しいという課題がある。見たり聞いてきた方にサービスをつける
という手法は簡単ではあるが、本初が提唱している「値引きをしない販売」に逆行し、
サービス目当ての客ばかりになる可能性があることから、主旨にそぐわない。
平成25年度小規模事業経営支援事業
地域活性化事業実績報告書
箕面商工会議所
北摂地ヂカラフェスタ
事業名
想定する実施期間
事業の目的
(現状や課題を
どのような状態
にしたいか)
支援する対象
2011
年度~
年度まで ※複数年段階的実施事業は別紙にて計画を提出すること
”北摂”というブランド価値は非常に高いことから、”北摂”ブランドを構築・浸透させるため、
北摂地区に属する商工会・商工会議所が連携し、北摂という括りで新たな魅力を創出し、各地から
選りすぐりの商品やサービスを選定し、全国に通用するブランドづくりを行う第一歩として情報発
信を行うイベント。
㈱シティライフNEWと連携し、来場者5万人を誇る人気イベント「ロハスフェスタ」と同日に50
企業規模の特設コーナーを設置し、北摂の魅力店舗や資源を知ってもらうきっかけとするととも
に、これまでイベントへ出店したことがない事業所などの出店実験の場として活用する。
北摂地区の各市町において、選りすぐりの商品やサービスを提供する約40事業所
(業種・事業所数等)
北摂地ヂカラフェスタ説明会・交流会
日時:平成25年9月20日(金)19:00~21:00
場所:茨木商工会議所
内容:効果的な出店方法の説明・出店事業者の紹介・出店事業者同士の交流会
事
業
の
概
要
第3回北摂地ヂカラフェスタ
日時:平成25年11月2日(土)~4日(月)9:30~16:30
場所:万博公園・東の広場(第15回ロハスフェスタ内特設ゾーン)
参加店舗数46店舗、来場者数33,000人、1店舗当たりの平均売上高121,093円
主催:豊能町商工会・能勢町商工会・島本町商工会・摂津市商工会
高槻商工会議所・吹田商工会議所・豊中商工会議所
池田商工会議所・茨木商工会議所・箕面商工会議所
実施時期・具体
的な内容及び事 主管:箕面商工会議所
協力:株式会社シティライフNEW
業手法
<事業手法(①府施策連携・②広域連携・③市町村連携・④相談事業相乗効果)の具体的な連携・効果を記載>
①府施
策連携
②広域
連携
北摂地区の全商工会・商工会議所が連携して実施したことにより、北摂地区における中
心的BtoC連携事業としての位置づけを持ちつつある。また、参加事業者の所在地も北摂
全域に分布している。
③市町
村連携
④相談
相乗
計画に対する
実績(数値)
目標の達成度
事
業
の
実
績
/
目
標
達
成
度
イベント出店の経験がない事業者に対し、効果的な出店方法について学んだり、出店の
調整のために多くの接点を持つことからも、相談事業との相乗効果が期待できると考え、
出店事業所については100%のカルテ化を目指したが、60%であった。
支援企業
数(計画)
40
支援企業
数(実績)
46
支援
実績率
115.0%
満足度
80
支援企業
数(計画)
9,600
支援企業
数(実績)
11,546
支援
実績率
120.3%
満足度
—
出店勉強会及び出店者同士の交流会への参加事業所数(実績上段)
出店勉強会では、ロハスフェスタにて効果的な陳列や看板、POPによる訴求を行っている
事例を写真により解説し、これまでイベントへの出店がない事業所などに対し、効果的な
イベント出店の方法を学んでいただいた。特にこれまでの商工会議所等の実施するイベン
トは物産展的なイメージが強く、ブースが単調になりがちであったが、若い主婦層をター
ゲットとする”ロハス”的イメージのお洒落なブースづくりを考えるきっかけとなり、出
店時のブースは昨年と比較し、かなり魅力的なものとなった。
(支援企業を
どう変化させる ブランド認知が可能な来場者数(実績下段)
ことができたか) 1店舗当たりの平均購入客数が251人であることから、46店舗合計では、11,546人で
あった。3日間で33,000人の来場者があったことから、訪れた方の3人に1人は購買に
至ったことがわかる。
指標
数値目標
1店舗当たりの当日売上高
100,000
実績数値
121,093
目標達成度
121.1%
本年度は「飲食店は当日売上を求める傾向にあり、実験的出店という趣旨には合わず、正規出店す
べき」という事業主旨上の課題から、飲食店を出店除外としたにもかかわらず多くの出店希望者が
あり前年並みの出店を維持できた。これにより、これまでは飲食店がけん引していた平均売上高は
成果の代表事例 大きく落ち込むものと思われたが、ターゲットを意識したブースづくりなど勉強の効果もあり、物
販中心でも大きく伸びたことから、「売上による利益を獲得できた」と回答した事業所も多く、本
事業はかなりのポテンシャルを有していると感じさせるものであった。
目標値
(計画)
その他目標値の
実績
20
目標値
(実績)
31
目標達成度
155.0%
効果的な出店のための勉強会とコラボレーション企画等の促進のための交流会への参加事業所。
出店勉強会では、これまでの開催において効果的な陳列や看板、POPによる訴求を行っている事例
を写真により解説し、イベントへの出店がない事業所などに対し、効果的なイベント出店の方法を
学んでいただいた。特にこれまでの商工会議所等の実施するイベントは物産展的なイメージが強
く、ブースが単調になりがちであったが、若い主婦層をターゲットとする”ロハス”的イメージの
お洒落なブースづくりを考えるきっかけとなり、出店時のブースは、かなり魅力的なものとなり、
売上等の実績数値にも表れている。
目標値
(計画)
30,000
目標値
(実績)
33000
目標達成度
110.0%
来場者目標数
初日12,000人(快晴)、2日目8,000人(雨)、3日目13,000人(曇)という結果で、
昨年度20,000人から上方修正したが、今年度は3日間開催であったこともあり、無理なく達成す
ることができた。ロハスフェスタ本体へは、約65,000人の入場者であったことから、ロハスフェ
スタ入場者の約半数は本ブースへ来場したことになる。これは昨年とほぼ同じ結果であった。
課題及び次期 レイアウトの問題が解消し、来場者が大幅に増加したことにより新たな課題が発生してい
実 以降への取組み る。ロハスフェスタ本体の出店者との出店料のかい離があり、安価すぎる出店料は正規出
施 (実績が目標値に 店者との不平等感を生むことから、①場所を変更し、自力で来場者を呼び込むかわりに自
達していない場合 由な出店形態をとる。②引き続き現在の場所で実施する代わりに出店回数2回以上の事業
結 は、その理由や今
果 後どのようにフォ 者は卒業という形態をとるなどの制約をかけるかの二者択一に迫られている。現在は、②
ローするのか) を適用しているため、来年度出店した事業者は卒業を迎えることとなる。
平成25年度小規模事業経営支援事業
地域活性化事業実績報告書
箕面商工会議所
事業名
異業種ビジネスマッチング交流会
想定する実施期間
(現状や課題を
どのような状態
にしたいか)
24 年度~
年度まで ※複数年段階的実施事業は別紙にて計画を提出すること
デフレ経済下においては、サービスの質の向上や付加価値の向上こそが企業体質を強化す
る。そこで、異業種の知恵を取り入れることによりサービスや付加価値を向上させること
を目的として、地域総合経済団体である商工会・商工会議所が連携し、豊能地域において
異業種交流会を開催することにより、新たな販路開拓及び事業者間の連携、相互の経営力
の向上等を狙う。
支援する対象
豊能地域に所属する全業種
事業の目的
(業種・事業所数等)
箕面地区「夏の異業種マッチングフェア」
主催
共催
開催場所
参加事業所数
事
業
の
概
要
箕面商工会議所
豊中商工会議所・池田商工会議所・豊能町商工会・能勢町商工会
箕面観光ホテル パイン・メイプルの間
72社89名(うち個票作成事業所数40社)
第1部 講演会
開催日時
平成25年9月19日 午後6時30分~7時30分
講師
朝原 宣治氏
講演内容
「目標達成のためのセルフマネジメント」
第2部 異業種交流会
開催日時
同日 午後7時40分~8時45分
内容
テーブルグループごとの名刺交換・情報交換・事業PR
実施時期・具体
商談希望者マッチング
的な内容及び事 全参加者の住所・電話番号入り名簿をあらかじめ配布し、マッチングの促進を図った。
業手法
これにより当日だけでなく後日の交流も可能となった。
また、各テーブル毎に全業種がバラバラに配置されるような工夫を行った。
<事業手法(①府施策連携・②広域連携・③市町村連携・④相談事業相乗効果)の具体的な連携・効果を記載>
①府施
策連携
豊中商工会議所・池田商工会議所・豊能町商工会・能勢町商工会と連携して実施。共催
②広域 団体は、広報・参加者勧誘・当日の当該地域出席者の受付業務・当該地域出席者のマッ
連携
チング促進業務を担当することで、主幹地域以外からの参加も多数あり、交流会の魅力
が大幅に増した。
③市町
村連携
④相談 相談事業との連携で販路支援への結びつけを期待し、50%のカルテ化目標に対し、結果
相乗
的には50%のカルテ化を実施した。
計画に対する
実績(数値)
事
業
の
実
績
/
目
標
達
成
度
支援企業
数(計画)
40
支援企業
数(実績)
40
支援
実績率
100.0%
満足度
87
72社89名の事業者の参加があり、開催後のアンケートでは、「大変良かった」「良
かった」と回答した参加者が63%に上り、すべてのアンケート回答者が「次回も参加し
目標の達成度 たい」「都合が合えば参加したい」と回答。また、参加者1人当たりの平均名刺交換数は
9.4枚、連携がはかれそうな事業所が見つかったと回答した事業所は25%で、見つからな
かったと回答した事業所は22%であった。53%の事業者は「どちらともいえない」と回
(支援企業を
どう変化させる 答。
ことができたか)
指標
成果の代表事例
課題及び次期
実 以降への取組み
施 (実績が目標値に
達していない場合
結 は、その理由や今
果 後どのようにフォ
ローするのか)
連携先発見事業所割合
数値目標
30%
実績数値
25%
目標達成度
83.3%
全参加者の業種や連絡先が記載された名簿を配布することで当日の交流が促進される。そ
の中で保険代理店と行政書士事務所が連携し、パッケージとして相談対応するような事業
を実施するようになった。現在は「まちゼミ」などにもコラボして参加している。
参加者からは高い評価を頂いており、大きな反省点はないが、ややマンネリ感がみられる
ことから、参加者は減少傾向にある。
また、「事業所PRタイム」を設けてほしいなどの要望もあるが、参加者の負担感のない
スピーディーな進行を目的としていることから、本事業ではなく、別途小規模の交流会を
設けるなど多事業と連携した実施をするなどの工夫が必要である。
次年度は、青年部の近畿ブロック大会と連携した事業展開を実施するため、本事業は本年
度をもって一旦終了とした。
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