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第1次豊岡市交通安全計画<表紙・目次>

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第1次豊岡市交通安全計画<表紙・目次>
第1次
豊岡市交通安全計画
交通事故のない豊岡を目指して
平成 18 年 8 月
豊岡市交通安全対策会議
ま
え
が
き
車社会化の急速な進展に対して、交通安全施設が不足していたことはもとより、車
両の安全性を確保するための技術が未発達であったことなどから、昭和 20 年代後半か
ら 40 年代半ば頃まで、道路交通事故による死傷者数が著しく増加した。
このため、交通安全の確保は焦眉の社会問題となり、交通安全対策の総合的かつ計
画的な推進を図るため、昭和 45 年 6 月、交通安全対策基本法(昭和 45 年法律第 110 号)
が制定された。
これに基づき、昭和 46 年度以降、国・兵庫県では交通安全基本計画を作成、豊岡市
においても、合併前の旧市町で7次にわたり交通安全計画を作成、国、県、市町、関係
民間団体等が一体となって陸上交通の安全対策を強力に実施してきた。
近年、豊岡市においては、交通事故の発生件数が平成15年を底として増加に転じて
おり、平成17年には4,200件を超えて過去5年間で最高の件数を記録するなど、
極めて憂慮される状況にある。
また、交通事故による死者数は、前回、交通安全計画を策定した平成13年には8人
であったが、平成16年には半数の4人に減少した。しかし、合併初年度の平成17年
には再び8人となっており、特に高齢者の死亡事故が増加している。
このような状況をみると、合併後最初の交通安全計画においては、死亡者数の減少、
そして事故そのものの減少に焦点を据えて策定されることが求められている。
また、鉄道(軌道を含む。以下同じ。)の分野においても、大量・高速輸送システム
の進展の中で、一たび交通事故が発生した場合には重大な事故となるおそれが常にある。
交通事故の防止は、国、県、市町、関係民間団体だけでなく、市民一人一人が全力を
挙げて取り組まなければならない緊急かつ重要な課題であり、人命尊重の理念の下に、
安全で安心して暮らせる交通事故のない豊岡を目指して、交通安全対策全般にわたる総
合的かつ長期的な施策の大綱を定め、これに基づいて諸施策を強力に推進していかなけ
ればならない。
この交通安全計画は、このような観点から、交通安全対策基本法第 26 条第1項の規
定に基づき、平成 18 年度から 22 年度までの5年間に講ずべき陸上交通の安全に関する
施策の大綱を定めたものである。
なお、本計画は、豊岡市内の交通安全にかかる関係行政機関及び関係団体の代表者で
構成された「豊岡市交通安全対策会議」にて作成された。
この交通安全計画に基づき、国の関係行政機関及び県、市は、交通の状況や地域の実
態に即して、交通の安全に関する施策を具体的に定め、これを強力に実施するものとす
る。
豊岡市交通安全対策会議委員一覧
役職
所属
職名
名前
ナカガイ
ムネハル
ナカムラ
フミヒコ
ヤマシタ
ヒデユキ
マエダ
ツヨシ
モリシタ
ユタカ
会長
豊岡市
市長
委員
国土交通省近畿地方整備局
豊岡河川国道事務所
所長
中村 文彦
委員
兵庫県但馬県民局県民生活部
参事
山 下 英之
委員
兵庫県但馬県民局県土整備部
豊岡土木事務所
所長
委員
兵庫県豊岡南警察署
署長
委員
兵庫県豊岡北警察署
署長
委員
豊岡市教育委員会
教育長
石高 雅信
委員
豊岡市消防本部
消防長
菅村 和弘
委員
豊岡市建設部
部長
委員
豊岡市市民生活部
部長
特別委員
西日本旅客鉄道(株)福知山支社
豊岡鉄道部
部長
特別委員
全但バス
社長
特別委員
豊岡交通安全協会婦人部
部長
特別委員
日高交通安全協会婦人部
部長
特別委員
豊岡北交通安全協会婦人部
部長
特別委員
出石交通安全協会婦人部
部長
中貝 宗治
前田 強
森下 豊
タツ グチ
ヤスヒコ
イシタカ
マサノブ
スガムラ
カズヒロ
辰口 康 彦
クロサカ
イサム
黒坂 勇
ウエダ
マサヨシ
ナカタニ
キヨジ
タナカ
タカトシ
植田 政由
仲谷 清治
田中 貴俊
オオオカ
フミコ
大岡 夫美子
キウチ
コ
木内 ちか子
タチバナ
レイコ
タナカ
ヨウコ
立花 嶺子
田中 洋子
目
計画の基本理念
次
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
第1章 道路交通の安全 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
第1節 道路交通事故のない豊岡を目指して・・・・・・・・・・・・・・ 3
第2節 道路交通安全についての目標 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
1 道路交通事故の現状等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
(1)道路交通事故の現状 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
(2)道路交通を取り巻く状況の展望 ・・・・・・・・・・・・・・ 4
2 交通安全計画における目標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
第3節 道路交通の安全についての対策 ・・・・・・・・・・・・・・・ 4
1 今後の道路交通安全対策を考える視点
・・・・・・・・・・・ 4
(1)少子高齢社会への対応 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
(2)歩行者の安全確保 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
(3)市民自らの意識改革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
2 講じようとする施策 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
(1)道路交通環境の整備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
(2)交通安全思想の普及徹底・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
(3)安全運転の確保・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
(4)道路交通秩序の維持 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
(5)救助・救急活動の充実 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
(6)交通事故被害者支援の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・21
(7)研究開発及び調査研究の充実・・・・・・・・・・・・・・・・21
第2章 鉄道交通の安全 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
第1節 鉄道事故のない豊岡を目指して ・・・・・・・・・・・・・・・22
1 鉄道事故の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
2 交通安全計画における目標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
第2節 鉄道交通の安全についての対策 ・・・・・・・・・・・・・・・22
1 今後の鉄道交通安全対策を考える視点 ・・・・・・・・・・・・・22
2 講じようとする施策 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
(1)鉄道交通環境の整備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
(2)鉄道の安全な運行の確保 ・・・・・・・・・・・・・・・・・23
(3)救助・救急活動の充実 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
第3章 踏切道における交通の安全 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
第1節 踏切事故のない豊岡を目指して ・・・・・・・・・・・・・・・25
1 踏切事故の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
第2節 踏切道における交通の安全についての対策 ・・・・・・・・・・25
1 今後の踏切道における交通安全対策を考える視点 ・・・・・・・・25
2 講じようとする施策 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
(1)踏切保安設備の整備及び交通規制の実施 ・・・・・・・・・・25
(2)その他踏切道の交通の安全と円滑化を図るための措置 ・・・・25
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