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商品パッケージのデザイン
人文学部卒業論文 題 目 指導教授 提出年月日 学籍番号 氏 名 商品パッケージのデザイン 山本 2013 年 明 2 月 28 日 HI09085 吉田 有里 商品パッケージのデザイン Hi09085 吉田有里 要旨 店頭で売られている商品には、パッケージがある。そしてその種類は実にさまざまなも のがある。商品パッケージとは、その商品が持つ魅力をいかにして消費者に伝えるのか、 パッケージのデザインを通して表現しているものである。そこで、私は商品パッケージの デザインについて、商品の魅力をパッケージで伝えるために、どのようなデザインで表現 しているのかに焦点を当てた。本研究では、まず多くのパッケージデザインについて調査 し、そこから得られる共通点を探し出し、パッケージに多く使われている色や、多く使わ れている字体はどのようなものか、ということを調査し、その規則性はあるのか明らかに していく。例えば、食品であれば、商品を美味しそうに見せるための方法として、どのよ うな言葉や色のデザインが使用されているのか、ということである。このようにして、消 費者の購買行動を促すために、どのようなパッケージデザインで消費者の心理をつかもう としているのか、そのデザイン方法について研究していく。 商品パッケージについての先行研究では、シンプルなパッケージのほうがメッセージ性 が伝わるということや、店頭では、白色が最も目立つ色ということが分かっている。色に 関する先行研究では、色が持つ心理的効果など、それぞれの色の特徴について取り上げら れていた。 次に、商品パッケージについての調査項目は、文字のフォントは何か、アルファベット が使われているものはどのような商品に多いか、一番多く使われている色は何か、パッケ ージに商品そのものの写真は使われているか、イラストはどのようなイラストがあるか、 などである。そして、これらの調査をするにあたり、商品パッケージをカテゴリー別に分 けて調査していく。そのカテゴリーは、食品、飲料、トイレタリー、香水、化粧品、生活 用品の 6 つとする。 これらの調査から明らかになったことは、文字のフォントにおいては、まる文字が商品 名に使われていれば、カク文字が説明文に使われており、文字にもメリハリがつけられて いるということだ。また、商品の魅力や性質を伝えるための言葉としてシャンプーには、 しっとりやふんわりなどという言葉が使われており、化粧品では、ダマなしや落ちない崩 れないなど使われていた、ということが明らかになった。 キーワード パッケージ 色 ユニバーサルデザイン 規則性 デザイン 目次 序章 はじめに...................................................................................................................... 1 第 1 節 本研究の目的と意義........................................................................................... 1 第 2 節 本論文の構成 ...................................................................................................... 1 第1章 先行研究の概観 ...................................................................................................... 2 第1節 商品パッケージに関する先行研究 .................................................................... 2 第2節 色彩とデザインに関する先行研究 .................................................................... 6 第3節 研究課題と研究方法 ......................................................................................... 11 第2章 商品パッケージの分析 ......................................................................................... 12 第1節 分析目的............................................................................................................ 12 第2節 分析方法............................................................................................................ 12 第3節 結果.................................................................................................................... 14 第4節 考察.................................................................................................................... 27 第 3 章 結論 ....................................................................................................................... 31 参考文献リスト.................................................................................................................... 34 参考 URL ............................................................................................................................. 35 付録 ......................................................................................................................................... i