Comments
Description
Transcript
7mスローに関する判定基準
7mスローに関する判定基準 Ver.3 Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 基本的な事項 • 明らかな得点チャンスであるか • ボールと身体をコントロールしているか • 防御側プレーヤーがゴールエリア内に侵入し ているか あるいは・・・ • 防御側プレーヤーの接触がゴールエリアライ ン上なのか,外側なのか • 攻撃側プレーヤーに違反がないか Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 基本的な事項 • 明らかな得点チャンスであるか • ボールと身体をコントロールしているか • 防御側プレーヤーがゴールエリア内に侵入し ているか あるいは・・・ • 防御側プレーヤーの接触がゴールエリアライ ン上なのか,外側なのか • 攻撃側プレーヤーに違反がないか Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 「明らかな得点チャンス」とは・・・? 競技規則解釈 6. a) 相手のゴールエリア付近で,ボールと身体をコントロール したプレーヤーが,正当な方法では相手の誰もシュートを 阻止できない状態で,シュートのチャンスを得たとき。 これには,攻撃側がまだボールを得ていないが,すぐに ボールを受けることができる状況で,防御側は正当な方法 では攻撃側がボールを受け取ることを阻止できない状況も 含まれる。 Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 7mスローではない! 映像 1 Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 防御側プレーヤーに違反がない ⇒ 7mスローではない 身体接触に関する違反があっても,プレーヤーがボー ルと身体を十分にコントロールして自分の意図するプ レーをほぼ完全に試みた場合には,たとえ明らかな得 点チャンスを生かせなかったとしても・・・ ⇒ 7mスローを与える必要はない Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission Not 7 m 映像 2 OK! 明らかな得点チャンスではなく,7mスローではない。 ➢ しかし,ゴールレフェリーは7mスローの判定動作をしている ように見える!? Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission Play on 映像 3 難しい場面だが7mスローではない。接触はあるが,身体をコン トロールしシュートを試みている。 ✍ ゴールレフェリーがコート 内に入っている。前方に移動すべきではない。 Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission Not 7 m defence player are in position before contact 映像 4 防御側プレーヤーは接触前に先に位置を取っている。しかもゴール エリアライン上に位置しているため7mスローではない。 ➢ 攻撃側 プレーヤーの演技のようにも見える。 Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 基本的な事項 • 明らかな得点チャンスであるか • ボールと身体をコントロールしているか • 防御側プレーヤーがゴールエリア内に侵入し ているか あるいは・・・ • 防御側プレーヤーの接触がゴールエリアライ ン上なのか,外側なのか • 攻撃側プレーヤーに違反がないか Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission ゴールエリア内で防御した ⇒ … 7m? 6:2 コートプレーヤーがゴールエリアに侵入したときは,次のように判定 する。 c) 防御側チームのコートプレーヤーがゴールエリアに侵入し,これに よって明らかな得点チャンスを妨害した場合は7mスロー(14:1a)。 「ゴーエリアに侵入する」とは,ゴールエリアラインに触れるというこ とではなく,明らかにゴールエリア内に踏み込むことを意味する。 • ゴールエリアに侵入したから7mスロー ⇒言い訳に過ぎない! 触れる 明らかに踏み込む • 防御側がエリア内にいたとしても,攻撃側 プレーヤーが明らかな得点チャンスでなけ れば不十分である。 終局場面だけで判定するのではなく,1対1の 最初の状況も注意深く観察しなければならない。 „grey zone“ Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission ok ok no no ok 主に注意して観察しなければならないのは, 防御側プレーヤーの位置である。 • ゴールエリアライン前方 => 7mではない (プレーイングエリア) • ゴールエリアライン上 => 7mではない • ゴールエリアライン後方 => 7mを与えることが (ゴールエリア内) できる Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 7 m OK small push 映像 5 7mスローだが罰則は必要ない。 ➢ ステップは??? Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 映像 6 防御側プレーヤーは接触する前に,明らかにゴールエリア内に 踏み込んでいる。 ➢ ゴールレフェリーのジェスチャーOK! Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 基本的な事項 • 明らかな得点チャンスであるか • ボールと身体をコントロールしているか • 防御側プレーヤーがゴールエリア内に侵入し ているか あるいは・・・ • 防御側プレーヤーの接触がゴールエリアライ ン上なのか,外側なのか • 攻撃側プレーヤーに違反がないか Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission OK not 7 m Start from outside 映像 7 判定は正しい。 防御側プレーヤーはゴールエリアラインの外側 で接触している。 ✍ 些細なことではあるが,ゴールレフェリー Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission は判定の直後,視線を逸らしてはならない。 Can not be 7 m starter from outside 映像 8 ゴールエリア外側から接触が始まっているので7mスローを与え ることはできない。 ✍ コートレフェリーは“外側からの接触であ る”とゴールレフェリーにコンタクトを取るとよい。 Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 映像 9 ゴールエリアライン外側/防御側プレーヤー正面での接触 なので,7mスローを与えることはできない。 Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 基本的な事項 • 明らかな得点チャンスなのか • ボールと身体をコントロールしているか • 防御側プレーヤーがゴールエリア内に侵入し ているか あるいは・・・ • 防御側プレーヤーの接触がゴールエリアライ ン上なのか,外側なのか • 攻撃側プレーヤーに違反がないか Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 映像 10 左腕がゴールエリアに触れて(着地)いるため得点を認める ことはできない。7mスローを判定しなければならない。 Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 7mスローを判定したときの罰則 • 常に罰則が伴うわけではない – ゴールエリア内 – ボールに対してプレーしようとする – 攻撃側プレーヤーをつかむがすぐに止める • 罰則が伴うのは: – 明らかに押す/強く押す – ボールに対してプレーしようとしない – 攻撃側プレーヤーをつかみ続ける Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 7mスローを判定したときの罰則 • 常に罰則が伴うわけではない – ゴールエリア内 – ボールに対してプレーしようとする – 攻撃側プレーヤーをつかむがすぐに止める • 罰則が伴うのは: – 明らかに押す/強く押す – ボールに対してプレーしようとしない – 攻撃側プレーヤーをつかみ続ける Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 映像 11 空中にいて明らかな得点チャンスを得た攻撃側プレーヤーに対し て,防御側プレーヤーが肘を使って押しているので,7mスローだけ Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission ではなく罰則が必要である。 映像 12 明らかな得点チャンスのプレーヤーに対して,後方から捕まえ続け ている。 開始直後ではあるが,この後の残り時間も含め,この種 の違反は警告ではなく退場にすべきである。 Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 映像 13 難なく突破したように見えるが,防御側プレーヤーが後方 から押している。即座に2分間退場にしなければならない。 Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 映像 14 アドバンテージ OK ! もし得点できなかったとしても,7mス ローを与えるべきではなく,段階罰も必要ない。 Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 7mスローを判定したときの罰則 • 常に罰則が伴うわけではない – ゴールエリア内 – ボールに対してプレーしようとする – 攻撃側プレーヤーをつかむがすぐに止める • 罰則が伴うのは: – 明らかに押す/強く押す – ボールに対してプレーしようとしない – 攻撃側プレーヤーをつかみ続ける Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 映像 15 罰則の適用は正しい。 ➢ ゴールレフェリーのユニホームをつ かみ続けたというジェスチャーも分かりやすい。 Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 映像 16 ゴールエリア内に踏み込み,腰のあたりを押しているため, 即座に2分間退場を与えなければならない。 Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 映像 17 即座に2分間退場! 空中にいる攻撃側プレーヤーに対し,ボール にプレーしようとせず,腰/臀部に対して危険なプッシングである。 Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 映像 18 7m+即座に2分間退場としなければならない。防御側プレーヤー はボールに対してプレーしようとせず,背中から体当たりしている。 Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission 一定の基準で ! ! ! Japan Handball Association / Playing Rules and Referees Commission