空き家低コスト改修モデル事業

まちづくり推進課
地域振興係
平成２７年１月８日（木）記者会見資料
「空き家低コスト改修モデル事業」
１．目的
中津市では、平成１９年度から旧下毛地域において増加する空き家を活用した「空き家
バンク制度」を運用しています。
そうした中、木材需要の低迷で林業が衰退していることから、市産材を使用しての魅力
ある空き家モデル改修を行い、木造建築ならではの快適な居住空間と低コストによる改修
を広くＰＲすることにより、「空き家バンク制度」の推進と市産材の利用促進を図ることを
目的として、平成２５年度から「空き家低コスト改修の研究」に取り組んでいます。
２．モデル改修家屋
場所：中津市山国町草本（民家
平屋
１棟）
・・・・別紙位置図参照
３．事業内容
○Ｈ２５
改修費用１３３万円（居間２部屋・お縁）
○Ｈ２６
改修費用２８５万円（玄関、中２階、階段、トイレ・台所一部、濡れ縁、塀）
○Ｈ２７
風呂、トイレ・台所仕上げ、給湯設備を改修しモデル事業を完了する予定
４．事業主体
豊の森と住まいを結ぶネットワーク（市補助金交付）
●豊の森と住まいを結ぶネットワークメンバー
【デザイナー】長谷川パーススタジオ
【設計士】HIRO 建築設計工房
【工務店】井堀工務店、浅野住環境デザイン
【林業家】久恒森林、マルマタ林業
【製材所】新貝商店
５．お試し体験田舎暮らしモデルハウス（完成後予定）
○モデルハウス
市産材を活用した空き家改修のモデルハウスとして一般公開し、木造建築による快適
空間と低コスト改修をＰＲする。
○お試し居住体験
山間地域に移住を希望している人を対象に、田舎暮らし（１週間程度）体験施設とし
て運用する。この体験を通し地域行事、風習などを理解することで、地域への移住の
決断、またスムーズな移住ができるようサポートする。
1
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古民家空
空き家改修
修見学会
会開催しま
ました
１１月２２
２日（土）・２３日（日）（かかし祭
祭り期間中）山国町草本（県道 496 沿
沿い）中津市
市まちづくり推進
進課
この改修
修古民家は、完成後、お
お試し体験宿
宿泊施設とし
して都会から移住を考え られている方
方々に体験宿
宿泊
施設として
て利用予定で
です。
それに先
先だって改修
修途中である
る古民家の改
改修見学会を
を開催しました。
市内の若
若い方を始め
め都市圏から
らのご夫婦も
も見学に来ら
られ、こんなモダンな古 民家でカフェやサロンを
をし
てみたいと
というご意見
見もありまし
した。
今後も見
見学会を計画
画していきま
ます。
まち づくり推進課
3
地域振興
興係
木のぬくもり・白壁と黒柱の粋な
なコントラ
ラストがと
とてもマ ッチングした古民
民家
玄
関
玄関ホ
ホール
居
間
居 間
居
間
ロフトルーム
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平成
26年 度 改修 事業 内容
新 た に木 製外壁 と濡れ 縁 を設 置 し安全 に屋外 で のひ と時 を過 ごせ る空間 を設 けま した。
玄 関引 き戸 をサ ッシ戸 か ら古風 な飾 り格 子戸 に改修 しま した
玄関内、階段 廻 りをl■ 通 しが良 く解放感 と採 光 が取れ る よ うに改修 しま した。
床 は地産材 ヒノキ材 で改修 しま した。
壁 は衆楽壁 か ら自壁 に塗 り替 えて明 る さが増 しま した。
床 を地産材 ヒノキ張替 え壁 は 自壁 に改修 しヒノキ を利 用 した木製 テー ブル を設 置 しま した。
ヒノキ の香 りと木 の温 かみ が あ る明 るい部屋 に変 わ りま した。
・ 同上
・ 次年度 は新 たに古民家 に合 う流 し台 を設 置す る予 定です
中 2階 を現代風 の ロフ トに改修 しま した。 また、一 部 を吹 き抜 けに し、 玄関へ の採光 を確保 してい ます。
床 は畳 か ら地産材 ヒノキ を使 用 した 「ヒノキ板 畳 Jに 改修 しヒ ノキ の香 りのす る ロフ トルー ム に仕 上 げ
てい ます。
平成
25年 度 改修 事業 内容
・ 軒 を補修 し窓サ ッシを木製に改修 し、新 たに縁を設置 しま した。また、黒色 で塗装 しrと 黒を強調 させ
古民家を演出させています。
2部 屋 ある居 0は 共に畳か ら地産杉材を使用 した木製 lT床 に改修 しま した (8畳 +8畳
‐の 部 屋
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り林 え、襖 を新 調、 この
部屋 も自
は 自壁
くす んだ壁
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1司
L
位置
置図
古民家改修モデ
デル
見学場所
本
山国町草本
沿い
国道４９６号沿
ます
看板が揚ってま
3.5 ㎞
中津方
方面から
国道 212 号
差点右折
守実交差
槻木方
方面へ
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豊の森と住まいを結ぶネットワーク（H20.4.11 設立）
私たちのふるさと中津・豊前地方は「豊の国」と呼ばれ、大分県と福岡県の県境を流れる、
清流 山国川流域を中心とした自然に恵まれた豊かな地です。
山国川流域の木材を使った魅力的な家づくりを目指して、地域の森林・製材所・建築士・
工務店と住まい手とを結び、川上から川下への新たなネットワークを構築していくことを
目的とし活動しています。
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