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揖斐農林事務所の普及活動状況
揖斐農林事務所の普及活動状況 平成25年10月31日現在 今 月 の 重 点 活動 ■鳥獣害対策 池田町ふるさと祭で鳥獣害対策を啓発 10 月 5 日 、 池 田 町 役 場 周 辺 で 開 催 さ れ た 「 第 36 回 み の 池 田ふるさと祭」において、農業普及課は農業振興課と連携し て鳥獣害対策コーナーを設置し、鳥獣被害のパネル展示や退 散鳥獣(銃)等の追い払い道具の展示、営農相談活動を行っ た。 興味深そうに追い払い道具を手に取る来場者に対して、 地 域ぐるみの有害鳥獣の追い払い活動を啓発した。 ■鳥獣害対策 大野町で カラス被害対策を実施 大野町では、特産の柿の収穫期を迎え、柿に食害をもたら すカラス対策として、猟友会のハンターによる捕獲活動を 9 ~ 10 月 に か け て 6 回 実 施 し た 。農 業 普 及 課 及 び 農 業 振 興 課 は 、 退散鳥獣(銃)等を駆使して、カラスをハンターが待つ地区 へ追い込むなどして捕獲活動をサポートした。 猟友会のユニフォームと絆ベストのオレンジ色をカラスに 覚えさせて、カラス追い払い活動に効果を上げている。 ■鳥獣害対策 池田町農業委員会が獣害対策先進地視察研修を実施 10 月 28 日 、 池 田 町 農 業 委 員 会 は 、 郡 上 市 宮 地 を 訪 問 し て 視察研修を行った。県農村振興課酒井鳥獣害対策監の指導・ 説明の下、過去数年にわたる有害鳥獣との闘い、 集落ぐるみ での取組み、改良と進化を重ねた猪鹿鳥無猿柵の実物と設置 方法などを学んだ。 その後、地元食材を使った農村レストラン並びに農産物直 売所を訪問し、中身の濃い視察研修となった。 農業普及課は、鳥獣害対策に関する情報提供と、現地での 補助等を行った。 【 写 真 上: み の池 田 ふるさ と 祭 、写 真 中: 猟 友会に よ る カラ ス 駆除 、 写真下 : 郡 上市 視 察 】 活 力 あ る 新 産地 づく り ■ か ぼ ち ゃ かぼちゃパウダーを使った料理・菓子を募集 揖 斐 農 林 事 務 所 、揖 斐 郡 3 町 、J A が 一 体 と な り 生 産 を 進 め ている揖斐郡産のかぼちゃを年間を通じて地産地消の土産や 飲 食 店 の 食 材 に 供 給 で き る よ う 、J A が パ ウ ダ ー に 製 品 化 、パ ウダーを使った料理や菓子のメニューを揖斐郡内の飲食店や 菓 子 店 、 農 産 物 加 工 グ ル ー プ を 対 象 に 9 月 30 日 か ら 10 月 10 日まで募集した。 10 月 17 日 に は 関 係 機 関 に よ る 選 考 会 を 開 催 し 、 応 募 の あ っ た 店 舗 10 店 と 揖 斐 高 校 を 選 考 し た 。 選 ば れ た 加 工 品 は 、 【募集をPRする普及 12 月 2 日 に 行 う 加 工 品 発 表 会 で お 披 露 目 し 、 12 月 21~ 23 指導員】 日に開く「地産地消かぼちゃフェアー」で販売される。 売 れ る 農 畜 産物 づく り ■ 大 野 町 柿 振 興 会 地域ぐるみで鳥害対策 10 月 10 日 大 野 町 柿 振 興 会 は 、 「 退 散 鳥 獣 」 及 び 「 猪 鹿 鳥無猿隊絆ベスト」の購入者を対象に研修会を開催した。 研 修 会 講 師 は 農 業 普 及 課 が 務 め 、「 退 散 鳥 獣 」 の 技 術 習 得 と地域で一体となって鳥獣害対策に立ち向かうことを改 めて確認した。 出 席 し た 生 産 者 は「 収 穫 期 の 鳥 害 に 長 年 に 悩 ま さ れ て き た 。猟 友 会 に よ る 鳥 獣 駆 除 と 合 わ せ て 、生 産 者 が 一 丸 と なって取り組むことで被害が減ることを期待したい」 と、ロケット花火の発射を体験した。 【退散鳥獣の使用方法を 説明する普及指導員】 多 様 な 担 い 手の 育成 ・ 確 保 ■ 揖 斐 地 区 農 業 婦 人 ク ラ ブ リーダー研修会を開催 9月 26日 揖 斐 地 区 農 業 婦 人 ク ラ ブ は 、地 消 地 産 の 先 進 的 な 取り組みを研修するため揖斐地区農業婦人クラブリーダー 研 修 会 ( 出 席 : 15グ ル ー プ の 代 表 者 及 び 関 係 機 関 担 当 者 ) を開催した。研修では、瑞浪市農産物直売所「きなぁた瑞 浪」にて、農産加工研修及び直売所視察を行った。 農産加工研修では、瑞浪市農業婦人クラブ員に指導いた だき「よもぎ大福」の作り方やコツを教わるなど、農業婦 【 よもぎ大福を教わる 人クラブ員相互の交流も図れ充実した研修となった。農業 クラブ員】 普及課は、関係機関の連携や調整に協力した。 ■人と農地の問題を考える 大野町で 「人・農地プラン」に関する説明会が開催される 大 野 町 で は 、 平 成 24 年 度 に 人 ・ 農 地 プ ラ ン の 人 ( 担 い 手 ) の 部 分 を 、 平 成 25 年 度 に 農 地 ( 農 地 集 積 ) の 部 分 を 作 成 し て い る 。 10 月 27 日 に 、 農 地 集 積 協 力 金 を 中 心 と し た 説 明 会 が 開 催 さ れ 、 町 民 150 人 が 出 席 し た 。 説 明 会 で は 、人・農 地 プ ラ ン や 制 度 の 概 要 、農 地 の 出 し 手 と 受 け 手 の マ ッ チ ン グ に つ い て 説 明 し た 後 、質 疑 応 答 が 行われた。 農業普及課と農業振興課はアドバイザーとして出席し、 【町民多数が出席した 説明や質問に対する回答をサポートした。 説明会】 県 民 み ん な で育 む農 業 ・ 農 村 ■食農教育 小学生が飼料用稲の収穫とソーセージ加工を体験 10 月 29 日、揖斐川町大和小学校児童 20 人と、坂内小学校児 童 7 人を対象として、新規需要米(飼料用稲)の収穫とソーセ ージ加工体験が実施された。当日は、菖蒲谷牧場(山川忠一郎 氏経営の養豚牧場)の水田に集合し、鎌で水稲の収穫をした後、 農産加工施設に移動してソーセージ加工を行った他、昼食には 作ったばかりのソーセージ、豚しゃぶ、豚汁が振る舞われた。 児童たちは「おいしい、おいしい」を連発し、ご飯や豚汁を何 【ソーセージ作りに夢 杯もおかわりしていた。また、豚一頭を肥育するのにどれだけ 中】 の米が必要か、などの質問もされた。 農業普及課は、食料自給率等に関する講話をして、地産地消を啓発した。