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機械工学科 - 日本工業大学

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機械工学科 - 日本工業大学
機 械 工 学 科
フレッシュマンゼミⅠ−J(大学リテラシー)
(Freshman Seminar I-J)機械工学科全教員
【備考】
−59−
建築学科
【準備学習】
テキストを熟読すること、分からないことがあればイ
ンターネット等で適宜検索すること。
情報工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 Windowsの基本操作
現代社会で生活していく上で、コンピュータやネット
2 インフォキャンパスと学内無線LAN
ワークをはじめとする情報を扱う能力が必要とされて
3 ネットワーク、電子メール
いる。そこで、コンピュータやネットワークの初歩的
4 文書作成ソフト1 (文字入力と文書作成)
な扱いを習得することを目的とする。
5 文書作成ソフト2 (文書編集)
6 文書作成ソフト3 (罫線と表、図形の編集)
達成目標等
7 文書作成ソフト4 (総合演習1着手)
コンピュータ本体やネットワーク、電子メールソフト
8 文書作成ソフト5 (総合演習2完成)
ウェア、文書作成ソフトウェア、表計算ソフトウェ
9 表計算ソフト1 (基本操作)
ア、プレゼンテーションソフトウエアの使用方法や基
10 表計算ソフト2 (相対番地、絶対番地、関数)
本的な考え方を身につける。
【成績評価】課題40点、期末試験60点で、合計60点以上
11 表計算ソフト3 (ソート、評価、データ抽出)
12 表計算ソフト4 (グラフ、回帰)
を合格とする。
【テキスト】『Microsoft Office2010を使った情報リテ
13 プレゼンテーションソフト1 (基本操作)
14 プレゼンテーションソフト2 (配色、構成等)
ラシーの基礎』近代科学社
【参考図書】
15 プレゼンテーションソフト3 (総合演習)
電気電子工学科
コンピュータリテラシーⅠ−J(Information literacy I-J)細田彰一、増本憲泰
システム工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 秋学期 1 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 春学期学修生活を振り返って(1)
春学期の体験と反省を踏まえ、充実した大学生活を送
2 春学期学修生活を振り返って(2)
るために、個別的なアドバイスを担任から受け、機械
3 大学生活の充実(社会で求められる能力とは)*
工学とは何かについて本学で行われている研究および
4 大学生活の充実(自分の行動を考える)*
その施設などを見聞しつつ理解する。さらに、生きる
5 大学生活の充実(社会を覗いてみよう)*
ことの目的、働くことの意義について、斯界の先達の
6 機械工学科導入(1)(教育研究設備の概要)
アドバイスを受けながら考える。また、ディスカッ
7 機械工学科導入(2)(研究室の活動①)
ション、ディベートの実践をしつつ社会人基礎力とし
8 機械工学科導入(3)(研究室の活動②)
てベースとなる発表能力向上を図る。
9 社会人基礎力養成(1)(読書のすすめ)*
10 社会人基礎力養成(2)(見方・考え方・発表能力)*
【成績評価】7回実施する課題(各100点満点)で評価し、
11 グループ討論(1)(発表・討論の演習)
12 グループ討論(2)(発表・討論の演習)
課題の平均点が60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 グループ討論(3)(発表・討論の演習)
14 グループ討論(4)(発表・討論の演習)
必要に応じてプリントを配布する。
【参考図書】
15 グループ討論(5)(発表・討論の演習)
必要に応じて紹介する。
【準備学習】
【備考】
担任制による約20名の少人数教育とする。一部、中規
普段から新聞や書籍等を調査して、プレゼンテーショ
模教育や集合教育も実施する(授業計画の*記号)
ンの構想を各自練っておくこと。
ものづくり環境学科 創造システム工学科
フレッシュマンゼミⅡ−J(工学リテラシー)
(Freshman Seminar Ⅱ -J)機械工学科全教員
機械工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 春学期 1 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 学長講話(大学の理念と使命)*
学生にとって大学生活は、初めて学術に接し、交友範
2 学科目標、カリキュラム構成等*
囲も広がり、社会に飛び立つ前の貴重な人生経験の機
3 単位と履修方法、学修到達度管理(個人システム)
会である。しかし、エネルギーあふれる青春の中であ
4 学生生活の危機管理
ればこそ、様々な環境の影響を受けて、自らの確立に
5 大学生活の充実(健康管理、スポーツ)*
戸惑い、誤った方向を目指し、時には挫折で身を滅ぼ
6 大学施設・設備・図書館利用法
す場合もある。学業生活を真に充実したものとするた
7 大学生活の充実(大学生活における目標設定)*
めに、学修することの意味や本学の教育活動を理解
8 大学生活の充実(自分自身を知る)*
し、同時に、生活管理、余暇の活用、情報の取り扱い
9 大学生活の充実(将来の自分と今からできること)*
などについて社会人基礎力を身につけることを目的と
している。 10 社会人基礎力養成(情報の収集方法①)
11 社会人基礎力養成(情報の収集方法②)
【成績評価】8回実施する課題(各100点満点)で評価し、
課題の平均点が60点以上を合格とする。
12 社会人基礎力養成(情報の整理方法①)
【テキスト】
13 社会人基礎力養成(情報の整理方法②)
必要に応じてプリントを配布する。
14 学生時代の今昔(HR担任と語る①)
【参考図書】
15 総合討論・質疑応答・講評(HR担任と語る②)
必要に応じて紹介する。
【準備学習】
【備考】
学生便覧や、事前に配布されるプリントおよび資料、
担任制による約20名の少人数教育とする。一部、中規
パンフレットなどを熟読しておくこと。
模教育や集合教育も実施する(授業計画の*記号)。
教養科目
M1−1
教養科目
M1−2
コンピュータリテラシーⅡ−J(Information literacy Ⅱ -J)細田彰一、増本憲泰
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 コンピュータ、ネットワークの基礎知識
現代社会で生活していく上で、コンピュータを介して
2 情報倫理について
ネットワーク上の情報にアクセスし、その情報を道具
3 WWW上の情報検索について
として自由に使いこなすことが必要である。そこで、
4 WWW上の情報検索演習1 目的定義と情報検索
ネットワークを用いた情報活用能力を習得することを
5 WWW上の情報検索演習2 客観的情報の収集と比較
目的とする。
6 WWW上の情報検索演習3 統計データ収集とデータ処理
達成目標等
7 調査内容のレポート表現について
インターネット等のネットワークを利用した情報技術
8 調査レポート作成1(着手)
や情報倫理の習得。ネットにあふれる情報の真偽の判
9 調査レポート作成2(完成)
断等、扱い方を学ぶ学習。PC等を利用したプレゼン
10 PCを用いたプレゼンテーション法について
テーション構築の演習。
【成績評価】課題50点、期末試験50点で、合計60点以上
11 プレゼンテーション原稿の作成
12 プレゼンテーションスライドの作成1(着手)
を合格とする。
【テキスト】『Microsoft Office2010を使った情報リテ
13 プレゼンテーションスライドの作成2(完成)
14 プレゼンテーション(発表)
ラシーの基礎』近代科学社
【参考図書】
15 情報リテラシー総括
【準備学習】
テキストを熟読すること、分からないことがあればイ
ンターネット等で適宜検索すること。
【備考】
受講前にコンピュータリテラシーI-Jの単位を取得し
ていることが望ましい
機械基礎実技Ⅱ−J(Practice of Mechanical Working Ⅱ -J)長坂保美
システム工学科
電気電子工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 春学期(集中講義)1 単位 集中 必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 旋盤作業(1)加工方法の説明および測定の仕方の説明
基本的な機械工作法(旋盤・フライス盤・ボール盤等
2 旋盤作業(2)旋盤の各部の名称およびその機能の説明
を使用)と鋳造方法を学習する。工作機械の各部名
3 旋盤作業(3)高速度工具鋼バイトを使用した旋削
称、安全に配慮した操作法、使用工具の種類とその用
4 フライス盤作業(1)フライス盤各部の名称と機能
途を学ぶ。また、測定器の種類や測定方法も学ぶ。鋳
5 フライス盤作業(2)加工方法および測定の説明
造は、各種鋳造方法や鋳砂の種類・含有成分等を理解
6 フライス盤作業(3)エンドミルを使用した切削
し、手込め作業から鋳込み作業までの手順を学ぶ。こ
7 手仕上げ作業(1)ケガキ作業
れにより、基本的な材料と加工法の関係を理解するこ
8 手仕上げ作業(2)ネジについての説明
とができる。
9 手仕上げ作業(3)タップ・ダイスによるネジきり
10 鋳造作業(1)鋳造方法についての説明
【成績評価】実習姿勢および課題ごとに提出されたレ
11 鋳造作業(2)鋳型種類の説明
12 鋳造作業(3)手込め作業
ポートを合否判定し評価点60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 鋳造作業(4)鋳込み作業
14 鋳造作業(5)型ばらし(解枠)および仕上げ
プリントの配布
【参考図書】小町・吉田共著『機械工学のやさしい知
15 レポート指導
識』オーム社出版局
【準備学習】
【備考】
本講義は、高等学校普通科および機械科以外の工業科
配布したプリントの予習・復習
出身学生を対象とする。
環境と工学(Environment and Engineering)佐藤茂夫
情報工学科
建築学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 21世紀の社会と環境に責任をもつ工学
地球温暖化防止と持続可能な社会経済システムの構築
2 地球温暖化による気候変動の観測事例と観測技術
が、人類最大の課題となっている。本授業では、この
3 低炭素社会と環境技術
重要課題とそこに登場する環境技術について理解を深
4 再生可能エネルギーと欧州の環境技術
めるように内容をやさしく解説し、様々な最新事例も
5 太陽光・太陽熱発電技術
紹介する。授業毎に課題を与えてそのレポートを提出
6 電気自動車とその要素技術
させることによって理解力と説明能力を養う。
7 レアメタルと元素戦略
8 バイオ燃料製造技術(1)液体燃料
9 バイオ燃料製造技術(2)気体燃料
10 プラスチックと環境技術
【成績評価】指定課題に対するレポート(50点)と期末
11 重金属汚染とその防止技術
12 LEDとその利用
試験(50点)
【テキスト】
13 住宅の省エネ技術
14 原子力発電技術と環境問題
配布資料のみ
【参考図書】
15 まとめ(総合的考察)
授業時に毎回紹介
【準備学習】
【備考】
授業はパワーポイントによるスライドとビデオ教材を
重要な専門用語やニュースについて、インターネット
使用。
により調べておくこと。
−60−
解析基礎(Basic Analysis and Practice)数学教員
【備考】
線形代数基礎(Basic Linear Algebra and Practice)数学教員
【備考】
線形代数学Ⅰ(Linear Algebra I)数学教員
【備考】
−61−
建築学科
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
情報工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)集中 選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 行列とその演算:加法・減法・実数倍
線形代数学の基本的概念である行列・行列式について
2 行列とその演算:乗法
学習する。行列の演算や行列式の計算に習熟するとと
3 正方行列
もに、連立1次方程式の解に関する理論の習得を達成
4 転置行列
目標とする。本講義は工学集中コースの学生を対象に
5 正則行列・逆行列
しており、これまでの学習履歴に応じた問題演習を実
6 連立1次方程式と行列
施する。
7 掃き出し法:非同次形2元1次方程式
8 掃き出し法:非同次形3元1次方程式
9 基本行列とその性質
10 行列の階数と連立1次方程式の解
【成績評価】
11 同次連立1次方程式の解
12 逆行列と掃き出し法
期末試験80%、小テスト・演習課題など20%
【テキスト】
13 2次、3次の行列式
14 逆行列と行列式
開講時に指定する。
【参考図書】
15 総合演習
電気電子工学科
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
システム工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 春学期 1 単位(週 1 時限)集中 選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 平面上のベクトル
大学における数学をスムーズに理解するために、線形
2 ベクトルの和・スカラー倍
代数学の基礎をなす事柄について学習するとともに問
3 空間の座標、内分点・外分点
題演習を極めて基本的なレベルから行なう。ベクト
4 空間内のベクトル
ル・空間図形に関する基本的事項の習得を達成目標と
5 ベクトルの基本ベクトル表示
する。本講義は工学集中コースの学生を対象としてお
6 ベクトルの成分表示
り、これまでの学習履歴に応じた問題演習を実施す
7 ベクトルの内積
る。
8 内積の性質
9 位置ベクトル
10 直線の方程式
【成績評価】
11 平面の方程式
12 2直線の関係、直線と平面の関係
期末試験80%、小テスト・演習課題など20%
【テキスト】
13 球面の方程式
14 点と直線の距離
開講時に指示する。
【参考図書】
15 総合演習
ものづくり環境学科 創造システム工学科
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
機械工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 春学期 1 単位(週 1 時限)集中 選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 三角比
大学における数学をスムーズに理解するために、三角
2 三角形への応用(1) 三角形の面積、正弦定理
関数について学習するとともに問題演習を極めて基礎
3 三角形への応用(2) 余弦定理
的なレベルから行なう。三角関数に関する基本的事項
4 一般角、弧度法
の習得を達成目標とする。本講義は工学集中コースの
5 円弧の長さ、おうぎ形の面積
学生を対象としており、これまでの学習履歴に応じた
6 三角関数
問題演習を実施する。
7 三角関数の相互関係
8 三角関数の性質
9 三角関数のグラフ
10 加法定理
【成績評価】
11 2倍角の公式、半角の公式
12 積と和の公式
期末試験80%、小テスト・演習課題など20%
【テキスト】
13 三角関数の合成
14 三角方程式、三角不等式
開講時に指示する。
【参考図書】
15 総合演習
教養科目
M1−3
教養科目
M1−4
微分積分学Ⅰ(Differential and Integral Calculus I)数学教員
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)集中 選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 関数の極限
微分積分学は工学の基礎として重要な学問であり、微
2 関数の連続性
分法の基本的な概念を理解することにより専門科目の
3 導関数
学習において必要となる問題解決能力・計算力を身に
4 べきの微分法
つける。1変数関数を対象とした微分法に習熟するこ
5 積の微分法
とを達成目標とする。本講義は工学集中コースの学生
6 商の微分法
を対象としており、これまでの学習履歴に応じた問題
7 合成関数の微分法
演習を実施する。
8 有理関数の導関数
9 三角関数の導関数
10 逆関数の微分法
【成績評価】
11 逆三角関数の導関数
12 指数関数の導関数
期末試験80%、小テスト・演習課題など20%
【テキスト】
13 対数関数の導関数
14 対数微分法
開講時に指定する。
【参考図書】
15 総合演習
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
【備考】
解析演習(Basic Analysis and Practice)数学教員
システム工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 春学期 1 単位(週 1 時限)発展 選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 三角比
大学における数学をスムーズに理解するために、三角
2 三角形への応用(1) 三角形の面積、正弦定理
関数について学習するとともに問題演習を極めて基礎
3 三角形への応用(2) 余弦定理
的なレベルから行なう。三角関数に関する基本的事項
4 一般角、弧度法
の習得を達成目標とする。本講義は工学発展コースの
5 円弧の長さ、おうぎ形の面積
学生を対象としており、これまでの学習履歴に応じた
6 三角関数
問題演習を実施する。
7 三角関数の相互関係
8 三角関数の性質
9 三角関数のグラフ
10 加法定理
【成績評価】
11 2倍角の公式、半角の公式
12 積と和の公式
期末試験80%、小テスト・演習課題など20%
【テキスト】
13 三角関数の合成
14 三角方程式、三角不等式
開講時に指示する。
【参考図書】
15 総合演習
電気電子工学科
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
【備考】
線形代数演習(Basic Linear Algebra and Practice)数学教員
情報工学科
建築学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 春学期 1 単位(週 1 時限)発展 選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 平面上のベクトル
大学における数学をスムーズに理解するために、線形
2 ベクトルの和・スカラー倍
代数学の基礎をなす事柄について学習するとともに問
3 空間の座標、内分点・外分点
題演習を極めて基本的なレベルから行なう。ベクト
4 空間内のベクトル
ル・空間図形に関する基本的事項の習得を達成目標と
5 ベクトルの基本ベクトル表示
する。本講義は工学発展コースの学生を対象としてお
6 ベクトルの成分表示
り、これまでの学習履歴に応じた問題演習を実施す
7 ベクトルの内積
る。
8 内積の性質
9 位置ベクトル
10 直線の方程式
【成績評価】
11 平面の方程式
12 2直線の関係、直線と平面の関係
期末試験80%、小テスト・演習課題など20%
【テキスト】
13 球面の方程式
14 点と直線の距離
開講時に指示する。
【参考図書】
15 総合演習
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
【備考】
−62−
代数幾何Ⅰ(Linear Algebra I)数学教員
【備考】
微分法(Differential Calculus)数学教員
【備考】
確率・統計Ⅰ(Probability and Statistics I)数学教員
【備考】
−63−
建築学科
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
情報工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 確率とは何だろう
場合の数の基本的な演算から始めて確率の考え方を身
2 集合
につけ、確率変数について学習する。確率の数学的な
3 場合の数
扱い方に習熟し、統計学の基礎をなす事項の習得を達
4 順列
成目標とする。
5 いろいろな順列
6 組合せ
7 2項定理
8 総合演習(1) 順列と組合せ
9 試行・事象
10 確率の定義
【成績評価】
11 確率の計算
12 条件付き確率
期末試験80%、小テスト・演習課題など20%
【テキスト】
13 確率変数と期待値
14 確率変数と分散
開講時に指示する。
【参考図書】
15 総合演習(2) 確率の基礎
電気電子工学科
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
システム工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)発展 選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 関数の極限
微分積分学は工学の基礎として重要な学問であり、微
2 関数の連続性
分法の基本的な概念を理解することにより専門科目の
3 導関数
学習において必要となる問題解決能力・計算力を身に
4 べきの微分法
つける。1変数関数を対象とした微分法に習熟するこ
5 積の微分法
とを達成目標とする。本講義は工学発展コースの学生
6 商の微分法
を対象としており、これまでの学習履歴に応じた問題
7 合成関数の微分法
演習を実施する。
8 有理関数の導関数
9 三角関数の導関数
10 逆関数の微分法
【成績評価】
11 逆三角関数の導関数
12 指数関数の導関数
期末試験80%、小テスト・演習課題など20%
【テキスト】
13 対数関数の導関数
14 対数微分法
開講時に指定する。
【参考図書】
15 総合演習
ものづくり環境学科 創造システム工学科
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
機械工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)発展 選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 行列とその演算:加法・減法・実数倍
線形代数学の基本的概念である行列・行列式について
2 行列とその演算:乗法
学習する。行列の演算や行列式の計算に習熟するとと
3 正方行列
もに、連立1次方程式の解に関する理論の習得を達成
4 転置行列
目標とする。本講義は工学発展コースの学生を対象と
5 正則行列・逆行列
しており、これまでの学習履歴に応じた問題演習を実
6 連立1次方程式と行列
施する。
7 掃き出し法:非同次形2元1次方程式
8 掃き出し法:非同次形3元1次方程式
9 基本行列とその性質
10 行列の階数と連立1次方程式の解
【成績評価】
11 同次連立1次方程式の解
12 逆行列と掃き出し法
期末試験80%、小テスト・演習課題など20%
【テキスト】
13 2次、3次の行列式
14 逆行列と行列式
開講時に指定する。
【参考図書】
15 総合演習
教養科目
M1−5
教養科目
M1−6
基礎数理・演習Ⅰ(Basic Calculus and Exercise Ⅰ)機械工学科教員、共通教育系教員
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 春・秋学期 2 単位(週 2 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 機械基礎数理のねらい
機械工学の基礎的な専門科目(材料力学、機械力学、
2 式を立てる
流体力学あるいは熱力学など)を学んでいくために
3 式を立てて解くⅠ(方程式)
は、高等学校までの数学と物理を、より確実に深く、
4 式を立てて解くⅡ(2次方程式など)
かつ現象と結びつけて理解しておくことが必要であ
5 式を立てて解くⅢ(不等式)
る。この科目では、高等学校までの数学と物理、それ
6 グラフを利用するⅠ(1次関数)
らをさらに発展させた教科内容に関して、単に数学と
7 グラフを利用するⅡ(2次関数)
物理としてではなく、専門科目との関連を理解しなが
8 総合演習Ⅰ(中間試験)および解説
ら学ぶことを目的とする。機械工学の基礎専門科目で
9 分数関数、無理関数、グラフの移動
必要な数学と物理の公式を熟知し、自由自在に使いこ
10 三角関数
なせるようになることを目標とする。
【成績評価】総合課題演習(中間試験)と期末試験とを
11 三角関数のグラフ
12 指数関数
単純相加平均して60点以上を合格とする。
【テキスト】日本工業大学機械基礎数理担当者編『機械
13 対数関数
14 指数関数、対数関数のグラフ
基礎数理』(2012)
【参考図書】
15 総合演習Ⅱ
【準備学習】
高等学校までに学んだ数学と物理の基本事項をよく復
習しておくこと。
【備考】
将来、Jプログラムに進学した場合は選択科目の取扱
いになる。
基礎数理・演習Ⅱ(Basic Calculus and Exercise Ⅱ)機械工学科教員、共通教育系教員
システム工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 春・秋学期 2 単位(週 2 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 機械基礎数理のねらい
機械工学の基礎的な専門科目(材料力学、機械力学、
2 ベクトル
流体力学あるいは熱力学など)を学んでいくために
3 ベクトルの内積・外積
は、高等学校までの数学と物理を、より確実に深く、
4 極限・微分係数
かつ現象と結びつけて理解しておくことが必要であ
5 微分の計算
る。この科目では、高等学校までの数学と物理、それ
6 微分と速度・加速度
らをさらに発展させた教科内容に関して、単に数学と
7 微分の応用
物理としてではなく、専門科目との関連を理解しなが
8 総合演習Ⅲ(中間試験)および解説
ら学ぶことを目的とする。機械工学の基礎専門科目で
9 積分と速度・加速度
必要な数学と物理の公式を熟知し、自由自在に使いこ
10 不定積分の計算
なせるようになることを目標とする。
【成績評価】総合課題演習(中間試験)と期末試験とを
11 定積分
12 積分の応用
単純相加平均して60点以上を合格とする。
【テキスト】日本工業大学機械基礎数理担当者編『機械
13 微分方程式をたてる
14 微分方程式を解く
基礎数理』(2012)
【参考図書】
15 総合演習Ⅳ
電気電子工学科
【準備学習】本科目に関連する高等学校までに学んだ数
学と物理の基本事項、および基礎数理Ⅰの重要事項を
よく復習しておくこと。
【備考】
将来、Jプログラムに進学した場合は選択科目の取扱
いになる。
基礎力学・演習(Basic dynamics and Exercise)山崎、二ノ宮、有賀、寺島、林、内海
情報工学科
建築学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 春・秋学期 2 単位(週 2 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 基礎力学の概要、ニュートン力学における基本法則
高等学校で学んだ数学や物理の知識を、材料力学、工
2 単位、数値的正確さ、三角関数論(三角比)
業力学、流体力学などの専門科目に生かし、活用する
3 三角関数論(正弦定理、余弦定理)、ベクトル
ことで機械工学に必要な力学的素養をの基礎力を養
4 質点に作用する力、平面における2力の合力
う。本科目はこれら力学を学ぶための導入科目として
5 補充演習、平面における力の直角成分・単位ベクトル
位置づけられた演習科目であり、多くの演習問題を自
6 平面における直角成分による力の加法およびつりあい
ら解くことで上記の力学履修時の理解度が向上でき
7 平面における質点のつりあい、自由物体図
る。すなわち、本科目を履修し、力学を学ぶ上で必要
8 補充演習
な専門用語や工学単位などの基礎知識を学び、数学や
9 総合問題演習(中間試験)および解法の説明
物理の知識を力学に適用する解法を身につける。
10 空間で働く力 (空間における直角成分)
【成績評価】
11 空間で働く力 (単位ベクトル)
12 補充演習、空間で働く力 (2点で定められた力)
期末試験と中間試験の相加平均で60点以上で合格
【テキスト】
13 空間で働く力 (共点力の加法)
14 空間で働く力(つりあい)
日本工業大学機械工学科編『基礎力学・演習』
【参考図書】
15 補充演習
【準備学習】
高等学校で学んだ三角関数やベクトルに関する内容を
復習しておくこと。
【備考】
−64−
基礎物理実験−J(Fundamental Physics Experiment -J)物理教員、機械工学科教員
【備考】
関数電卓(またはポケコン)を必ず用意すること。全
テーマを実施し、報告書を提出する必要がある。
化学の基礎・演習(Elementary Chemistry and it's Exercise)化学教員
【備考】
環境と化学(Environment and Chemistry)化学教員
【備考】
−65−
建築学科
【準備学習】
テキストを読んでおくこと。
情報工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 地球環境
環境と構成要素である土・水・大気あるいは生態系で
2 環境化学の道具:元素周期律表、化学結合、化学反応
起きている化学反応を理解し、特に汚染メカニズムや
3 モル濃度と活量および有機分子と官能基
地球規模的な化学物質の循環システムを学習する。さ
4 大気の化学
らに、ものづくりと廃棄物の関係を理解するため、日
5 大気汚染
本の廃棄物事情や廃棄された物がどのような汚染を引
6 陸地の化学
き起こすかを考える。
7 土壌の性質と汚染
8 陸水の化学
9 水質汚染
10 海の化学
【成績評価】
11 海水循環と人間活動
12 地球の化学物質循環(炭素・硫黄循環)
期末試験・演習課題などによる。
【テキスト】J.アンドリューズ他『地球環境化学入門』
13 廃棄物の現状および廃棄物質の管理
14 廃棄物処理とリサイクル
シュプリンガー・フェアラーク東京
【参考図書】
15 総合演習
電気電子工学科
【準備学習】
テキストを読んでおくこと。
システム工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 春学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 空気の組成と空気のブランケット(大気)
原子や分子の化学反応(エネルギー反応)を通して地
2 原子と分子 その化学変化
球環境や生活環境のあり方を学習し、自然の中に見ら
3 空気(大気)の汚染物質
れる様々な化学的現象を学ぶとともに化学独特の表現
4 オゾン層と化学物質および原子、分子、光の化学
や記述について学ぶ。さらに、安全・安心な製品を作
5 光とエネルギー
る上で必要とされる Green Chemistry の概念を身に
6 成層圏のオゾン
つける。
7 温室効果ガスと地球温暖化
8 地球カーボンサイクルおよびモル質量
9 二酸化炭素ガス以外の温室効果ガス
10 エネルギーの化学
【成績評価】
11 燃料とエネルギー
12 飲料水の化学
期末試験・演習課題などによる。
【テキスト】アメリカ化学会『実感する化学 上巻 地
13 飲料水の安全性
14 酸性雨と酸・塩基反応
球感動編』NTS
【参考図書】
15 酸性雨と地球への影響
ものづくり環境学科 創造システム工学科
【準備学習】
予習としてテキストを熟読し実験の目的、方法、手順
を十分に理解しておくこと。
機械工学科
機械工学科 学群共通専門科目
1 年 春学期 2 単位(週 2 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 物理実験の基礎と留意点
実験を通し実際に対象に触れ観察測定をする経験を通
2 測定の理解と実験準備
して、物理学の基本的な知識と考え方を学ぶととも
3 材料の密度測定
に、工学の分野で取り扱われる様々な物理量を正しく
4 アルキメデスの原理を用いた密度測定
扱う方法を習得する。科学や工学の追求手段として実
5 ばね振動、 共振の理解と実験準備
験が持つ、正しい準備の方法、過ちのない遂行方法な
6 共振の実験
どを理解し、種々の物理量の測定方法や測定値の取り
7 ばね振動による質量の測定
扱い、誤差の評価法などデータの客観的処理、物理学
8 力のつりあい、 落体の実験の理解と実験準備
的推論法と報告法などを習得する。 9 落体の実験
10 力のつりあいの実験
【成績評価】実験報告書(80点)、口答試問(10点)、筆記
11 クントの実験、 オームの実験の理解と実験準備
12 クントの実験
試験(10点)で60点以上を合格とする。
【テキスト】日本工業大学物理研究室編『工学基礎物理
13 オームの法則の実験
14 物理実験のまとめ
実験』学術図書出版社(2012)
【参考図書】
15 実験理解度確認(筆記試験)および総合質疑応答
教養科目
M1−7
教養科目
M1−8
機械基礎実技Ⅰ−J(Practice of Machine Basics Ⅰ -J)野口裕之、浅見敏明
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目
1 年 春学期 1 単位(週 2 時限)集中 必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 JIS機械製図入門 -文字の練習ものづくりを実践するためには、製図法の基礎を習得
2 JIS機械製図入門 -線の練習していることが必要不可欠である。本科目は、高等学
3 投影法
校等において機械製図の履修経験がない学生を対象に
4 断面図の見方・書き方
した科目である。機械製図のごく入門的な事柄から代
5 寸法公差とはめあい
表的な機械要素の製図法まで一貫して「製図法と規
6 表面性状の表し方
則」を学習する。本科目を学習することによって、秋
7 ねじの製図(1)
学期に学習する「機械製図(集)-J」に必要な基礎知
8 ねじの製図(2)
識を習得することができる。
9 軸、キー、キー溝
10 軸、キー、キー溝の製図
【成績評価】ねじと歯車の製図、それぞれが60点以上
11 転がり軸受
12 転がり軸受の製図
を合格とする。
【テキスト】
13 歯車の製図(1)
14 歯車の製図(2)
林 洋次『機械製図』実教出版
【参考図書】
15 製図課題の提出と講評
大西 清『機械設計製図便覧』理工学社
【準備学習】授業時間中に完成せず未提出の図面は、次 【備考】
授業時間外での製図室は、21時ごろまでは施設時間外
週の授業までに完成させて提出すること。ただし、課
使用願いを提出することなく利用できる
題の図面は授業中に回収する。
機械基礎教養Ⅰ−J(Liberal Course for Mechanical Engineer Ⅰ -J)薮千秋、江上保吉
システム工学科
機械工学科 学科専門科目
1 年 春学期 1 単位(週 1 時限)発展 必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 A1. 日本語-その構造
機械技術者には科学や設計製造技術の基礎知識に加え
2 A2. 話し方と書き方-品格と交流
て技術的成果を伝達する為の表現力や他者との交流能
3 A3. 名文に学ぶ-古典と現代文芸
力、技術を正しく遂行するための社会常識が不可欠で
4 A4. 読書の効用-想像が形成する人格
ある。これらを機械基礎教養と位置付け身につける。
5 A5. 技術文の特徴、文献の読み方、要約と整理
技術遂行の場で文章の真意を正しく読み取ることがで
6 A6. 技術の場におけるよいマナー
き、的確な表現で意図するところを表現できること、
7 A7. ものづくり企業技術経験から若い人たちへ贈る
日本企業の一員として効率よく正しく技術を遂行で
8 総合試験 (注:期末試験期間にも実施)
き、海外においても他国文化を理解して無用の摩擦を
9 B1. 技術者の基礎素養(1)
起こさず成果を挙げ得る素養を身につけること、これ
10 B2. 技術者の基礎素養(2)
らを学習の達成目標とする。
【成績評価】A群、B群ごとに課題と総合試験、各群が60
11 B3. 日本企業の特徴
12 B4. 世界の中の日本
点以上を合格とし、最終評価点は、相加平均。
【テキスト】その都度、視聴覚教材を用いるとともに関
13 B5. 環境問題への取り組み
14 B6. 技術者の倫理
連資料を配布する。
【参考図書】その都度、必要に応じて紹介する。
15 B7. 10年後の日本と私
電気電子工学科
【準備学習】
配布資料と授業ノートは対応させて整理し、まとめて
おくこと。
【備考】
A1から出発するクラスとB1から出発するクラスの2ク
ラス編成で講義する。
機械基礎教養Ⅱ−J(Liberal Course for Mecanical Engineer Ⅱ -J)機械工学科教員、外部講師(コーディネータ:古閑)
情報工学科
建築学科
機械工学科 学科専門科目
1 年 秋学期 1 単位(週 1 時限)発展 必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 これからの塑性加工技術(科目趣旨説明含む)
高等学校で機械工学に関係する科目を履修し学んでき
2 交通•輸送と工学 — 低燃費、高効率エンジンの開発 —
た発展コースの学生を対象に開講される科目である。
3 交通•輸送と工学 — ハイブリッド車が増える理由 —
この科目を履修することで、これからより高度な機械
4 ものづくりデザイン — デザインの輪郭 —
工学を学ぶために必要な基礎教養を身につけ、機械工
5 ものづくりデザイン — プロダクトデザイン —
学の幅広い知識を持ち関連技術の場で過ちなく活用で
6 ものづくりデザイン — 3次元CADの必要性と現状 —
きる能力を養う。授業では機械工学科の様々な分野を
7 ロボット — ロボットと人間のかかわり —
専門とする教員や学科外の有識者が、それぞれの各分
8 機械要素 — 魅力的な磁気浮上技術 —
野における最新の知見、技術、製品などを紹介する。
9 星を目指す技術 — 小惑星探査機『はやぶさ』に学ぶ —
10 生物に学ぶ最適設計
【成績評価】講義毎に課すレポートの点数の相加平均に
11 加工技術 — 可能性を広げる超音波の利用 —
12 加工技術 — ダイヤモンドによる精密な加工 —
より評価する。平均点60点以上を合格とする。
【テキスト】必要な場合は、参考資料を(関連技術に関
13 加工技術 — 微細への挑戦 マイクロ加工 —
14 新材料•機能材料 — 21世紀は炭素の時代 —
する資料や論文など)を配布する。
【参考図書】
15 日本工業大学におけるものづくり教育(学科主任講話)
【準備学習】講義題目に関連する専門書や雑誌を事前に
読んだり、インターネットで関連文献などを検索し読
んでおくこと。
【備考】
講師の都合等により、講義内容の順番が入れ替わる場
合がある。
−66−
機械材料Ⅰ−J(Materials for Mechanical Engineering Ⅰ -J)竹内貞雄
【備考】
機械材料I-Jを履修しておくことが望ましい。
機械製図(集中)−J(Mechanical Drawing-J)大島康彰
【備考】
初回授業から製図道具および製図用紙を使用する。事
前に準備しておくこと。
−67−
建築学科
【準備学習】
毎回、返却された自己の作成した図面の誤答箇所や修
正点を、必ず便覧を参照して復習すること。
情報工学科
機械工学科 学科専門科目
1 年 秋学期 2 単位(週 2 時限)集中 必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 キャスターの製図(1)-車輪-
本科目は、高等学校等において機械製図の履修経験が
2 キャスターの製図(2)-軸と軸受-
ない学生を対象にした科目である。キャスターや歯車
3 キャスターの製図(3)-フレーム-
を用いた装置を製図演習課題とし、機械設計に必要な
4 キャスターの製図(4)-組立図-
寸法公差・はめあい、幾何公差、表面性状、溶接記
5 キャスターの製図(5)-組立図-
号、材料等について学習する。同時に、ねじや歯車、
6 溶接部品の製図
軸受などの機械要素に関するJIS規格をも学びなが
7 歯車を用いた装置の製図(1)-軸と軸受-
ら、組立図と部品図の製図法についての理解を深め
8 歯車を用いた装置の製図(2)-歯車-
る。「機械製図入門-J」に引き続いて本科目を学習
9 歯車を用いた装置の製図(3)-フレーム-
することにより、機械製図に必要なJIS規格の知識と
10 歯車を用いた装置の製図(4)-組立図-
実践能力を身につける。
【成績評価】提出課題の合計得点により評価し、60点
11 歯車を用いた装置の製図(5)-組立図-
12 歯車を用いた装置の製図(6)-組立図-
以上を合格とする。
【テキスト】
13 パイプ継手の製図(1)
14 パイプ継手の製図(2)
プリント、大西 清『機械設計製図便覧』理工学社
【参考図書】
15 図面講評
電気電子工学科
【準備学習】
テキストを熟読しておくこと。
システム工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
1 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 構造部材としての鉄鋼材料の特徴
機械部品、装置、機械プラントなどの設計には、広範
2 鋼の連続冷却による変態
囲の材料的知識が必要となる。この授業では、鉄鋼材
3 一般構造用鋼と高張力鋼
料とアルミニウム、マグネシウム、チタン、銅などの
4 工具鋼とその表面処理
非鉄材料についてそれらの材料特性を解説し応用事例
5 ステンレス鋼と耐熱鋼
を紹介する。このほか、プラスチック材料や最近注目
6 鋳鉄と鋳鋼
を集めているカーボンファイバーを中心とした繊維強
7 アルミニウム合金・マグネシウム合金の特性とその用途
化プラスチックや気相合成法についても解説し、設計
において強度部材や機能材料を利用するための知識や
8 チタン合金の特性とその用途
考え方を身につけることを達成目標とする。
9 銅合金の特性とその用途
10 非鉄金属材料概観
【成績評価】5回程度実施する演習課題(30%)と期末試験
11 高分子材料の構造と組織
(70%)で評価し60点以上を合格とする。
12 繊維強化材料の構造
【テキスト】打越二彌著『図解機械材料第3版』東京電
13 セラミックス材料の種類と特性
機大学出版局(2005)
14 セラミックスコーティング技術
【参考図書】
15 強度部材や機能材料の使用例
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械材料Ⅱ−J(Materials for Mechanical Engineering Ⅱ -J)竹内貞雄
機械工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
1 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 工業製品の性能向上と材料開発の関わり
材料のわかる機械技術者となるには材料の諸性質をよ
2 物質の結合
りミクロな構造から理解しておく必要がある。本講で
3 金属結合
は、材料の組織や構造を原子や分子のレベルから学
4 結晶構造
び、結晶構造や凝固過程における相変化の基本を理解
5 結晶欠陥とすべり
する。さらに世の中で最も多く利用されている鉄鋼材
6 金属材料の機械的性質と強度
料について、鉄-炭素系状態図を解説し熱処理の基本
7 金属・合金の相変化
を理解することを達成目標とする。
8 合金状態図の読み方1
9 合金状態図の読み方2
10 金属材料の強化
【成績評価】5回程度実施する演習課題(30%)と期末試験
11 鋼の分類と純鉄の変態
12 鉄-炭素系状態図
(70%)で評価し60点以上を合格とする。
【テキスト】打越二彌著『図解機械材料第3版』東京電
13 鋼の組織とその性質
14 鋼の熱処理1
機大学出版局(2005)
【参考図書】新日本製鐵(株)編著『鉄と鉄鋼がわかる
15 鋼の熱処理2
本』日本実業出版社(2006)
【準備学習】
【備考】
実践機械工学プログラム以外は選択であるが、全員が
テキストを熟読しておくこと。
履修することが望ましい。
教養科目
M1−9
教養科目
M1−10
機械製図(発展)−J(Mechanical Drawing-J)二ノ宮進一、浅見敏明
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目
1 年 秋学期 2 単位(週 2 時限)発展 必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 キャスターの製図(1)-車輪-
本科目は、高等学校等において機械製図の履修経験が
2 キャスターの製図(2)-軸と軸受-
ある学生を対象とした科目である。キャスターや歯車
3 キャスターの製図(3)-フレーム-
を用いた装置を製図演習課題とし、機械設計に必要な
4 キャスターの製図(4)-組立図-
寸法公差・はめあい、幾何公差、表面性状、溶接記
5 キャスターの製図(5)-組立図-
号、材料等について学習する。同時に、ねじや歯車、
6 溶接部品の製図
軸受などの機械要素に関するJIS規格をも学びなが
7 歯車を用いた装置の製図(1)-軸と軸受-
ら、組立図と部品図の製図法についての理解を深め
8 歯車を用いた装置の製図(2)-歯車-
る。機械製図に必要な実務的な知識と能力を身につけ
9 歯車を用いた装置の製図(3)-フレーム-
ることができる。
10 歯車を用いた装置の製図(4)-組立図-
【成績評価】提出課題の合計得点により評価し、60点
11 歯車を用いた装置の製図(5)-組立図-
12 歯車を用いた装置の製図(6)-組立図-
以上を合格とする。
【テキスト】
13 パイプ継手の製図(1)
14 パイプ継手の製図(2)
大西 清『機械設計製図便覧』理工学社
【参考図書】
15 製図課題の提出と講評
高校時に利用していた製図関連図書等
【準備学習】
【備考】
初回授業から製図道具および製図用紙を使用する。事
高校までに学習した製図関連の図書を熟読し、復習し
前に準備しておくこと。
ておくこと。投影法の基本的理解をしておくこと。
機械CAD−J(Mechanical CAD-J)長坂保美
システム工学科
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目
1 年 春・秋学期 2 単位(週 2 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 CADの必要性とミッドレンジCADの操作解説
本科目では、ものづくり実践のツールである3次元C
2 課題1:「押出」基本部品のモデリング→モデル
ADシステム(SolidWorks、CATIA)を用いて基礎的
3 課題1:「回転」基本部品のモデリング→モデル
なモデリング技法を学ぶことにより、その後のCAD
4 ハイエンドCADの操作解説と課題説明
応用技術展開のための基礎技術を学ぶ。本講義内容
5 課題2:部品(アダプター)のモデリング→モデル
は、本学で開発された3次元CAD学習(CAI)シ
6 課題3:部品(六角ナット)のモデリング→モデル
ステムによって実施され、動画マニュアルによる個別
7 課題4:部品(軸)のモデリング
指導、自動採点による評価が行われる。具体的には、
8 課題4:部品(軸)のモデリング →モデル
CAIシステムより提示される課題(電動装置)を独
9 課題5:部品(プーリ)のモデリング
自でモデリングできる技術(モデリング技法)を習得
10 課題5:部品(プーリ)のモデリング →モデル
することを達成目標とする。
【成績評価】課題1~6の評価50点に試験50点を加
11 機械部品のモデリング総合演習 →試験
12 課題2~5によるアセンブリの操作解説と課題説明
算し、合計60点以上を合格とする。
【テキスト】プリント(課題2~課題6)、CAIシス
13 課題6:組立(電動装置)のアセンブリ
14 課題6:組立(電動装置)のアセンブリ
テムによる動画マニュアルと自動評価
【参考図書】水野谷啓希、長坂保美『SolidWorks 3次
15 課題6:組立(電動装置)のアセンブリ →モデル
元CAD入門』丸善
【準備学習】
【備考】
本講義は本学が開発したCAIシステムで実施される
配布されるプリント(図面)の内容を理解しておくこ
ので、独自のペースで・理解できるまで学習できる。
と。
機械要素−J(Machine Elements-J)有賀幸則
情報工学科
建築学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
1 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 機械に関する基礎知識
機械を構成する要素について、設計・製造する上で必
2 機械要素の標準化と分類
要なことは何かを考え、最も基本的な要素であるね
3 はめあいと寸法公差、表面粗さ
じ、歯車、ころがり軸受などについて学ぶ。なお、最
4 ねじの形、用途、種類、強度
近の技術動向や、情報機器への使用例なども随時紹介
5 ねじの締め付け力とゆるみ対策
する。
6 軸系要素
目標
7 軸受の種類、カタログの見方
(1)機械要素の種類、機能、JIS規格に関して理解す
8 転がり軸受の取り付け方、転がり直動案内
る。
9 すべり軸受の分類、すべり軸受の種類
(2)機械要素の機能および強度設計ができ、JIS規格の
10 転がり軸受とすべり軸受との比較
中から、最適な機械要素を選択することができる。
【成績評価】期末試験80%、演習課題20%で総合60%以上
11 動力伝達要素
12 動力伝達の方法、歯車の種類、精度
を合格とする。
【テキスト】
13 転位歯車、歯車の強度
14 歯車機構と速度比、巻き掛け伝動
吉本成香著『はじめての機械要素』森北出版(株)
【参考図書】
15 その他の機械要素
大西清著『機械設計入門』理工学社
【準備学習】
【備考】
テキストを必ず読むこと。
−68−
デザイン表現技法(Design Basic Technique)大島康彰
【備考】
画材や定規など、個人使用の道具や消耗品などを購入
してもらいます。
機械工学実験Ⅰ−J(Experiment on Mechanical Engineering I-J)古閑、高木、岡崎、張、青柳、神、二ノ宮、中野、増本、上野、寺島
【備考】
全テーマに出席し、全テーマのレポートが合格しなけ
ればならない。第2週以降は、班に分かれる。
電気電子工学科
【準備学習】
実験や実習を行う前に、テキストを熟読し、実験の目
的を理解し、実験の手順を把握しておくこと。
システム工学科
機械工学科 学科専門科目
1 年 秋学期 1 単位(週 2 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 機械工学実験の注意事項と実験レポートの書き方
機械の分野における基礎知識は、実際の現象に基づい
2 薄鋼板の引張試験(1) 試験片準備と試験
ており、基礎知識を実践的に身につけるには現象に触
3 薄鋼板の引張試験(2) 測定、計算、整理
れて自ら法則性を見出す体験が不可欠である。本科目
4 ベルヌーイの実験(1) 装置準備、実験、水柱計測
では機械およびその関連分野の基本的実験を行う。知
5 ベルヌーイの実験(2) 水力勾配の解析、整理
識と実際の現象を結びつけること、測定器や実験装置
6 熱機関のモデル実験(1) 原理の確認、装置の準備
の操作法など、実験の手法を身につけること、測定値
7 熱機関のモデル実験(2) 実験、熱解析、整理
や観察結果を整理して考察する力を身につけること、
8 実験理解度確認のための総合質疑応答(前半)
実験レポートを標準的な体裁・書式で作成できるよう
9 振動の測定と解析(1) 無欠陥ローターの振動実験
になること、以上が達成目標である。
10 振動の測定と解析(2) 欠陥ローターの振動実験
【成績評価】全レポートが60点以上に達した場合を合格
11 二足歩行ロボットのメカトロニクス技術(1)
12 二足歩行ロボットのメカトロニクス技術(2)
とする。相加平均を最終評価点とする。
【テキスト】
13 トランスジューサーに関する電気計測実験
14 ディジタル論理に関する電子回路実験
日本工業大学機械工学科編『機械工学実験Ⅰ-J』
【参考図書】
15 実験理解度確認のための総合質疑応答(後半)
ものづくり環境学科 創造システム工学科
【準備学習】
身の回りの工業製品や風景などを観察して、鉛筆ス
ケッチなどの練習を日常的に行って欲しい。
機械工学科
機械工学科 学科専門科目
1 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 造形の基礎理論概説
発想したアイディアを他者に訴えるためにはイメージ
2 デッサン(画材の使い方)
を的確に可視化する技術が必要である。また、抽象的
3 デッサン(画面の構成)
な初期段階の構想も、具体的な実体を制作することに
4 立体構成(透視図法の概念)
より新たな 質の提案へと変異/昇華する。本講ではス
5 アイディアスケッチ(フリーハンド・ドローイング)
ケッチやスタディモデルの製作を通し、プロダクト・
6 アイディアスケッチ(マーカー基礎)
デザインの基礎的な技法と造形感覚を磨く
7 アイディアスケッチ(マーカー応用)
8 アイディアスケッチ(パステル基礎)
9 アイディアスケッチ(パステル応用)
10 レンダリング(アウトライン)
【成績評価】提出作品の合計得点により評価し、60点
11 ハイライト・レンダリング
12 レンダリング(仕上げ)
以上を合格とする。
【テキスト】
13 コンセプト・シート
14 プレゼンテーションと講評1
授業ごとにプリント配布
【参考図書】
15 プレゼンテーションと講評2
教養科目
M1−11
情報工学科
建築学科
−69−
教養科目
M2−1
線形代数学Ⅱ(Linear Algebra Ⅱ)数学教員
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学群共通専門科目
2 年 春学期 2 単位(週 1 時限)集中 選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 行列式
行列式の概念を理解した上でその性質を学習する。さ
2 行列式の基本性質
らに1次変換、固有値・固有ベクトルについて学習
3 行列式の基本性質の利用
し、行列の幾何学的側面を理解する。行列式の取り扱
4 行列式の展開
いに習熟し、線形写像と行列の関係を理解することを
5 逆行列
達成目標とする。本講義は工学集中コースの学生を対
6 クラメルの公式
象としており、これまでの学習履歴に応じた問題演習
7 1次変換
を実施する。
8 回転と直交行列
9 1次変換の合成・逆変換
10 固有値と固有ベクトル
11 固有値・固有ベクトルの基本性質
【成績評価】
期末テスト・小テスト・演習課題などによる。
12 対称行列の対角化
【テキスト】
13 2次形式
開講時に指定する。
14 2次曲線の標準化
【参考図書】
15 総合演習
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
【備考】
微分積分学Ⅱ(Differential and Integral Calculus Ⅱ)数学教員
電気電子工学科
機械工学科 学群共通専門科目
2 年 春学期 2 単位(週 1 時限)集中 選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 不定積分の基本概念
微分積分学は工学の基礎として重要な学問であり、積
2 基本的な関数の原始関数:整式・指数関数・三角関数
分法の基本的な概念を理解することにより専門科目の
3 基本的な関数の原始関数:分数式・無理式
学習において必要となる問題解決能力・計算力を身に
4 置換積分法
つける。1変数関数の積分に習熟し、面積と定積分の
5 部分積分法
関係、広義積分の概念を理解することを達成目標とす
6 三角関数の不定積分
る。本講義は工学集中コースの学生を対象としてお
7 有理関数の不定積分
り、これまでの学習履歴に応じた問題演習を実施す
8 無理関数の不定積分
る。
9 定積分の定義とその基本性質
10 微分積分学の基本定理
【成績評価】
11 定積分の計算:基本的な関数
12 定積分の計算:置換積分法・部分積分法
期末テスト・小テスト・演習課題などによる。
【テキスト】
13 平面図形の面積
14 広義積分
開講時に指定する。
【参考図書】
15 総合演習
情報工学科
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
【備考】
代数幾何Ⅱ(Linear Algebra Ⅱ)数学教員
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学群共通専門科目
2 年 春学期 2 単位(週 1 時限)発展 選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 行列式
行列式の概念を理解した上でその性質を学習する。さ
2 行列式の基本性質
らに1次変換、固有値・固有ベクトルについて学習
3 行列式の基本性質の利用
し、行列の幾何学的側面を理解する。行列式の取り扱
4 行列式の展開
いに習熟し、線形写像と行列の関係を理解することを
5 逆行列
達成目標とする。本講義は工学発展コースの学生を対
6 クラメルの公式
象としており、これまでの学習履歴に応じた問題演習
7 1次変換
を実施する。
8 回転と直交行列
9 1次変換の合成・逆変換
10 固有値と固有ベクトル
【成績評価】
11 固有値・固有ベクトルの基本性質
12 対称行列の対角化
期末テスト・小テスト・演習課題などによる。
【テキスト】
13 2次形式
14 2次曲線の標準化
開講時に指定する。
【参考図書】
15 総合演習
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
【備考】
−70−
積分法(Integral Calculus)数学教員
【備考】
確率・統計Ⅱ(Probability and Statistics Ⅱ)数学教員
【備考】
微分方程式(Differential Equations)数学教員
【備考】
−71−
生活環境デザイン学科
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
建築学科
機械工学科 学群共通専門科目
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 微分方程式
ニュートンが最初に微分方程式を用いて力学的な運動
2 微分方程式の解の存在
を表わして以来、微分方程式はさまざまな自然科学的
3 変数分離形微分方程式
現象の解明に重要な役割を果たしている。本講義で
4 同次形微分方程式
は、工学の問題を解決するために必要な基礎学力の養
5 1階線形微分方程式
成を目的として、1変数常微分方程式について学習す
6 ベルヌーイの微分方程式、リッカチの微分方程式
る。また、その基本的な解法の習得を達成目標とす
7 完全微分方程式
る。
8 積分因子
9 1階微分方程式の応用例
10 高階同次線形微分方程式とその基本解系
【成績評価】
11 微分演算子
12 同次線形微分方程式の解法
期末テスト・小テスト・演習課題などによる。
【テキスト】
13 逆微分演算子
14 非同次線形微分方程式の解法
開講時に指示する。
【参考図書】
15 総合演習
情報工学科
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
電気電子工学科
機械工学科 学群共通専門科目
2 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 統計力をつけましょう
確率論や統計学の基本概念を学び、簡単な実験データ
2 データの整理
への適用方法を身につける。代表的な確率分布とその
3 データの代表値
特徴を理解し、統計学の基本的な手法を習得すること
4 データの散布度
を達成目標とする。
5 相関係数
6 相関表
7 総合演習(1) 統計データの整理
8 確率変数と確率分布
9 2項分布
10 正規分布(1) 定義
【成績評価】
11 正規分布(2) 応用
12 推定
期末テスト・小テスト・演習課題などによる。
【テキスト】
13 検定(1) 母平均の検定
14 検定(2) 母平均の差、母比率の検定
開講時に指示する。
【参考図書】
15 総合演習(2) 統計的な推測
ものづくり環境学科 創造システム工学科
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
機械工学科
機械工学科 学群共通専門科目
2 年 春学期 2 単位(週 1 時限)発展 選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 不定積分の基本概念
微分積分学は工学の基礎として重要な学問であり、積
2 基本的な関数の原始関数:整式・指数関数・三角関数
分法の基本的な概念を理解することにより専門科目の
3 基本的な関数の原始関数:分数式・無理式
学習において必要となる問題解決能力・計算力を身に
4 置換積分法
つける。1変数関数の積分に習熟し、面積と定積分の
5 部分積分法
関係、広義積分の概念を理解することを達成目標とす
6 三角関数の不定積分
る。本講義は工学発展コースの学生を対象としてお
7 有理関数の不定積分
り、これまでの学習履歴に応じた問題演習を実施す
8 無理関数の不定積分
る。
9 定積分の定義とその基本性質
10 微分積分学の基本定理
11 定積分の計算:基本的な関数
【成績評価】
期末テスト・小テスト・演習課題などによる。
12 定積分の計算:置換積分法・部分積分法
【テキスト】
13 平面図形の面積
開講時に指定する。
14 広義積分
【参考図書】
15 総合演習
教養科目
M2−2
教養科目
M2−3
工業力学−J(Engineering Mechanics-J)増本憲泰
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学群共通専門科目 実践機械工学プログラム
2 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 質点の静力学に関する復習
力学は、静力学、運動学、動力学の3分野で構成さ
2 剛体に働く力の合成、力のモーメント、偶力
れ、「基礎力学・演習」では質点の静力学に関する基
3 剛体に働く力のつりあい
礎的素養を習得した。
4 重心とその計算方法
本講義では、まず静力学の学習を質点から剛体へと進
5 分布力
めた後、質点の運動学を学習する。さらに、質点系や
6 質点の直線運動、相対運動
剛体の運動解析や振動解析などを行うための導入とし
7 質点の曲線運動(放物運動、円運動)
て、ニュートンの運動法則に代表される質点の動力学
8 中間試験(剛体の静力学、質点の運動学)
を学習する。また、仕事とエネルギー、運動量と力積
9 ニュートンの運動法則とダランベールの原理
に関する考え方を理解し、それらの計算能力を習得す
る。
10 向心力と遠心力
11 天体の運動(万有引力)
【成績評価】中間試験と期末試験の相加平均で60点以上
を合格とする。
12 摩擦
【テキスト】
13 仕事とエネルギー、力学的エネルギー保存の法則
入江敏博『詳解 工業力学』理工学社(1983)
14 運動量と力積、角運動量と角力積
【参考図書】
15 運動量保存の法則、はね返り係数
【準備学習】
「基礎力学・演習」の内容を復習し、テキストの該当
箇所を熟読しておくこと。
【備考】
工業力学(Engineering Mechanics)物理教員
電気電子工学科
機械工学科 学群共通専門科目
2 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 力の表し方、力の合成と分解、力のつりあい
本科目では力のつりあいの学習を質点から剛体へと進
2 力のモーメントと偶力、剛体のつりあい
めた後、機構の運動解析などの基礎となる運動の法則
3 重心
を学習する。具体的な例題を通して剛体の静力学、速
4 分布力
度と加速度、質点の運動、剛体の運動について基本原
5 動力学入門-変位、速度、加速度-
理を理解するとともに、ベクトルと微積分を用いた計
6 質点の直線運動
算力を身につける。
7 質点の平面運動、相対運動
8 総合課題演習(中間試験)および解説
9 ニュートンの運動法則
10 求心力と遠心力
【成績評価】中間試験と期末試験の相加平均で60点以上
11 剛体の平面運動
12 剛体の回転と慣性モーメント
を合格とする。
【テキスト】
13 剛体の運動の方程式
14 仕事とエネルギー、エネルギー保存則
入江敏博『詳解 工業力学』理工学社
【参考図書】
15 力積と運動量、運動量保存則
情報工学科
【準備学習】
前回の講義を復習をした上で、テキストを読んで予習
しておくこと。
【備考】
材料力学Ⅰ−J(Mechanics of Materials I-J)梅崎栄作
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
2 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 材料力学と設計
工業製品の設計、検査および評価の基礎となる材料力
2 力とモーメント
学の基本的な原理を学ぶ。さらに、演習により、学習
3 力のつりあい
した内容の理解を深める。
4 垂直応力と垂直ひずみ
引張・圧縮・せん断応力とひずみ、弾性と塑性、材料
5 せん断応力とせん断ひずみ
の強度と許容応力についての基礎概念を知識として覚
6 棒の応力と変形
えるに留まらず、機械技術者に最低限求められる計算
7 材料試験と機械的性質
技能を身に付けることを主な達成目標とする。
8 総合演習(中間試験)および解説
9 応力-ひずみ線図
10 環境により生じる応力
【成績評価】期末試験と総合演習(中間試験)の相加平
11 静定構造(1)(単純な構造物)
12 静定構造(2)(トラス)
均60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 不静定構造(1)(単純な構造物)
14 不静定構造(2)(トラス)
坂田 勝、笠野英秋著『材料力学』朝倉書店 (2006)
【参考図書】武藤、黒崎、岡崎、新津著『例題と演習で
15 許容応力と安全率
学ぶ 材料力学』朝倉書店 (2000)
【準備学習】
【備考】
実践機械工学プログラム以外のコース希望者も受講可
「基礎数理・演習Ⅰ」「基礎数理・演習Ⅱ」の内容を
能。電卓を毎回持参のこと。
復習しておくこと。
−72−
材料力学Ⅰ(Mechanics of Materials I)梅崎栄作、村田泰彦
【備考】
機械電気基礎(Fundamental electricity for mechanical engineers)山口義昭
生活環境デザイン学科
−73−
建築学科
機械工学科 学科専門科目
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 電流と電圧
電気電子技術は、電気関連の工業のみならず、機械、
2 直流回路(並列回路、直列回路)
化学、金属などの工業においても中心的な役割を果た
3 直流回路(応用回路)
しており、その応用範囲は多岐にわたっている。この
4 抵抗の性質、電力、電力量
授業では、機械技術者として必要な電気工学に関する
5 電流と磁界、磁束密度、磁気回路
基礎的知識を習得することを目標に、直流回路から始
6 電磁誘導、インダクタンス
めて、電流磁界、電磁誘導、静電現象、交流回路、電
7 電磁誘導の応用、電磁力
気・電子計測器、電気諸量の測定法などについて、丁
8 静電現象、静電界、電位
寧かつわかり易い解説を行う。
9 コンデンサと静電容量
10 正弦波交流、その発生法と性質
【成績評価】
11 交流回路の基礎
12 交流回路の電力、三相交流
期末試験(80%)、課題演習(20%)
【テキスト】高橋寛監修『わかりやすい電気基礎』コロ
13 電気計測器、電子計測器
14 電気の諸量の測定法
ナ社、及び配布資料
【参考図書】
15 シーケンス制御(基礎、制御回路、応用例)
飯高成男著『電気・電子の基礎マスター』電気書院
【準備学習】
【備考】
常にノートの整理を行い、復習に努めること。
情報工学科
【準備学習】
高等学校で学んだ化学に関する内容を復習しておくこ
と。
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目
2 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 工業材料の性質(1)-材料の種類、機械的性質製品の設計において適切な材料選択を行うためには、
2 工業材料の性質(2)-凝固、状態図各種の実用材料の特性を理解しておく必要がある。本
3 鉄鋼の製造
科目では、代表的な構造材料である鉄鋼材料を中心
4 鉄鋼の種類と成分
に、非鉄金属材料、非金属材料、特殊材料の特性を解
5 鋼の熱処理(1)-熱処理の種類と目的、TTT曲線説する。
6 鋼の熱処理(2)-焼入れ性7 総合課題演習(中間試験)
8 鉄鋼材料(1)-浸炭鋼、工具鋼、快削鋼9 鉄鋼材料(2)-ステンレス鋼、耐熱鋼10 鉄鋼の加工(1)-塑性加工【成績評価】
11 鉄鋼の加工(2)-溶接と接合、表面処理12 非鉄金属材料
中間試験30%、期末試験50%、レポート20%
【テキスト】坂本 卓『絵とき機械材料の基礎のきそ』
13 非金属材料
14 特殊材料(1)-焼結材料、形状記憶合金日刊工業新聞社
【参考図書】
15 特殊材料(2)-機能性材料、複合材料-
ものづくり環境学科 創造システム工学科
工業材料(Industrial materials)佐藤茂夫
機械工学科
機械工学科 学科専門科目
2 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 材料力学と設計
工業製品の設計、検査および評価の基礎となる材料力
2 力とモーメント
学の基本的な原理を学ぶ。さらに、演習により、学習
3 力のつりあい
した内容の理解を深める。引張・圧縮・せん断応力・
4 垂直応力と垂直ひずみ
ひずみ、弾性と塑性、組み合わせ応力についての基礎
5 せん断応力とせん断ひずみ
概念を知識として覚えるに留まらず、機械技術者に最
6 棒の応力と変形
低限求められる計算技能を身に付けることを目標とす
7 フックの法則と弾性係数
る。
8 中間試験
9 静定構造(1)(単純な構造物)
10 静定構造(2)(トラス)
11 不静定構造
【成績評価】期末試験を40%、中間試験を40%、演習を
20%として評価する。
12 熱応力
【テキスト】
13 平面応力状態における主応力と主平面
坂田 勝、笠野英秋著『材料力学』朝倉書店 (2006)
14 平面応力状態における応力とひずみの関係
【参考図書】武藤睦治、黒崎 茂、岡崎正和、新津 靖
15 モールの応力円
著『例題と演習で学ぶ 材料力学』朝倉書店 (2000)
【準備学習】
【備考】
「基礎数理・演習Ⅰ」「基礎数理・演習Ⅱ」の内容を
「材料力学Ⅰ-J」、本科目からどちらかを選択。電卓
復習しておくこと。
を毎回持参のこと。
教養科目
M2−4
教養科目
M2−5
機械技術史(History of Mechanical Engineering)丹治明
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目
2 年 秋学期 2 単位(週1時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 機械技術史を学ぶにあたって
歴史とは「創造と変化」の集大成である。歴史を学ぶ
2 工業技術博物館の見学・調査
ことで「専門科目の学習意欲の向上」と「創造性の増
3 古代の機械技術(古代中国)
強」が予想され、技術者・社会人としての生き方を知
4 古代の機械技術(古代ギリシャ・ロ-マ)
ることができる。
5 古代の機械技術(日本)
そこで本講義では、テキストや図・写真資料と本学の
6 中世の機械技術(アジア)
工業技術博物館の実物資料等を用いて、機械工学・機
7 中世の機械技術(ヨ-ロッパの技術)
械技術等の歴史を講述することで、学生の視野を広
8 工業技術博物館・特別展の見学・調査
げ、創造性育成の教育を実践する。
9 ルネサンス期の機械技術(起源と概要)
10 ルネサンス期の機械技術(レオナルドの手稿)
【成績評価】期末試験70%、レポ-ト30%として、合計
11 ルネサンス期の機械技術(レオナルドの影響)
12 産業革命(イギリス・起源と概要)
60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 産業革命(イギリス・機械の開発・改良)
14 近代日本の機械工学の導入と定着
内田星美 著『日本産業技術史』私家版
【参考図書】三輪修三 著『機械工学基礎コ-ス 機械
15 機械工学の現在と未来
工学史』丸善株式会社刊
【準備学習】
【備考】
テキスト・参考図書を熟読しておくこと。
メカトロニクス概論(Introduction for Mechatronics)有賀幸則
電気電子工学科
情報工学科
機械工学科 学科専門科目
2 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 メカトロニクスとは…メカトロニクスの定義
メカトロニクスの概要を理解し、メカトロニクスの前
2 メカトロニクスの適用例
段階である機械と電気の結びつきで代表的なリレー
3 メカトロニクスシステムの構成要素
シーケンス制御による自動化について分析し、同時に
4 メカトロニクスシステムの構成要素-センサ
簡単なシーケンス回路が描けるようになることを目標
5 メカトロニクスシステムの構成要素-アクチュエータ
とする。
6 メカトロニクスシステムの制御の種類
7 シーケンス制御の制御形態
8 シーケンス制御の構成要素
9 空気圧基本システム
10 タイムチャート、回路図の書き方、実態配線図
【成績評価】
11 自己保持回路、インターロック回路
12 一本のエアシリンダーの制御回路
期末試験で60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 複数本のエアシリンダーの制御回路
14 複数本のエアシリンダーの制御回路
鷹野英司著『メカトロニクス』理工学社
【参考図書】
15 まとめ
萩原・山城著『シーケンス制御入門』理工学社
【準備学習】
【備考】
テキストを読んでおくこと。
機械設計Ⅰ−J(Mechanical Design Ⅰ -J)長坂保美、大寄赳彦、浅見敏明、全敏榮
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学科専門科目
2 年 春学期 2 単位(週 2 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 歯車仕様設定(曲げ強さの計算) →レポート ものづくりを実践するためには、設計・製図法の基礎
2 歯車仕様設定(歯面強さの計算) →レポート
を習得していることが必要不可欠である。本科目で
3 歯車設計(大歯車の設計製図) →部品図面
は、課題「減速機」の設計製図を通して、JIS規格に
4 軸仕様設定(形状・強度の計算) →レポート
基づいた設計法とその表現方法を学ぶ。本講義は、本
5 軸仕様設定(キー溝の計算) →レポート
学で開発した教材学習支援(CAI)システムによっ
6 歯車・軸に関する試験/加工法 →試験
て進められる。具体的には、学生ごとに異なる設計仕
7 ベアリング選定/オイルシール選定→レポート
様が提示され、毎週、レポートや図面の提出が行われ
8 軸受け部の組立拡大図 →部品図面
る。本講義では「減速機」の各部品の仕様(寸法公差
9 歯車設計(小歯車の設計製図) →部品図面
など)を独自で設計し、製図で表現できるようになる
10 軸設計(出力軸の設計製図) →部品図面
ことを達成目標とする。
【成績評価】レポートと部品図面(50点)、組立図面(30
11 ケーシングの解説と部品表構成の解説/組立図
12 ケーシングの組立図(1)
点)、試験(20点)とし合計60点以上を合格。
【テキスト】毎週プリント配布、CAIシステムによる
13 ケーシングの組立図(2)
14 ケーシングの組立図(3) →組立図面
設計仕様・テキストの自動配信と自動採点
【参考図書】
15 部品/組立図面の総合評価 →部品/組立図面
大西 清『機械設計製図便覧』理工学社
【準備学習】
【備考】
本講義は本学が開発したCAIシステムにより全員が
毎週配布されるプリントを復習
異なる課題が与えられ、独自のペースで行われる。
−74−
デザイン概論(Introduction to Design)白谷貞夫
【備考】
先端材料技術研究センター、機械工作センター、電気
実験センター等にて実施する。
−75−
生活環境デザイン学科
【準備学習】
実験や実習を行う前に、テキストを熟読し、実験の目
的を理解し、実験の手順を把握しておくこと。
建築学科
機械工学科 学科専門科目
2 年 春学期 1 単位(週 2 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 機械工学実験の意義と実験の心構え
ものづくりを実践するためには、多くの実技体験を積
2 材料 非破壊試験の分類および実験準備
むことが必要不可欠である。本科目では、授業計画に
3 材料 X線透過試験
示す基礎的な実験を体験することで、機械工学の知識
4 材料 超音波探傷試験
を深め、試験機や装置、ソフトウェアなどを操作でき
5 数値制御 平面(XY軸)でのCNCプログラム解説①
る能力、さらに、実験結果をレポートにまとめる力を
6 数値制御 平面(XY軸)でのCNCプログラム解説②
養う。本科目では、各種材料試験や電気・光学系の試
7 数値制御 平面(XY軸)でのCNCプログラム解説③
験の概要と操作方法を理解すること、NC工作機械の数
8 レポート改善指導①
値制御プログラムが作成できること、CAE解析を理解
9 電気実験 ステッピングモータの特性実験
し、独力で構造解析ができるになることを到達目標と
10 電気実験 製作実習(調光器)
している。 【成績評価】4つの実験レポートについて、それぞれ合
11 電気実験 分光実験
12 CAE 応力解析の概要
格点(60点)以上に達した場合を合格とする。
【テキスト】
13 CAE 円孔を有する平板の応力解析
14 CAE スパナの応力解析
日本工業大学機械工学科編『機械工学実験ⅡーJ』
【参考図書】
15 レポート改善指導②
情報工学科
機械工学実験Ⅱ−J(Experiment on Mechanical Engineering Ⅱ -J)梅崎、長坂、野口、青柳、神
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
2 年 秋学期 2 単位(1 時限)選択必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 マーケティングとは
エンジニアにとって、マーケティングとはどんな意味
2 マーケティング・プロセスと環境分析
を持つのか。精魂込めて開発した製品が、大ヒットし
3 顧客価値、顧客満足、顧客ロイヤリティ
たり、全く売れなかったりするのはなぜなのかを考察
4 成長戦略
する。そして、どうすれば顧客に喜んでもらえて、売
5 競争戦略
れる製品づくりができるのかといったマーケティング
6 市場調査
の基本理論を習得する。特に顧客満足の視点から、
7 消費者行動
マーケット・インによる製品開発の重要性を理解でき
8 市場細分化
るまでにレベルアップを図る。
9 製品ライフサイクル
10 新製品開発とブランド
【成績評価】
11 価格設定
12 流通経路
期末試験で60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 プロモーション
14 これからのマーケティング
配布資料及びパワーポイントによる
【参考図書】『マーケティング戦略第3版』有斐閣アル
15 マーケティング関連法規
マ、恩蔵直人『マーケティング』日経文庫
【準備学習】
【備考】
プロダクトデザインコース、メカニクスコースの配属
参考図書の「マーケティング戦略第3版」有斐閣アル
者も受講可能。
マを予習・復習に利用することが望ましい。
ものづくり環境学科 創造システム工学科
マーケティング概論−J(Introduction to Marketing-J)藤 学
機械工学科
機械工学科 学科専門科目
2 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 デザインとは
ユーザー視点をベースに、モノのあり方や価値を
2 近代デザインの成立と発展
多角的、総合的に捉えるデザインの考え方および
3 時代のニーズとデザイン課題の変遷
プロダクトデザインの開発アプローチとプロセスに
4 デザイン・アプローチの考え方
関する基礎知識を習得する。また、これらにより各
5 プロダクトデザインの開発プロセス
人の技術に関する専門性に加えて、広い視野からの
6 1)コンセプトワーク ①課題を形成する
柔軟な発想力と総合力を養うことを目的とする。
7 ②製品コンセプトを創る
8 ③アイデアを展開する
9 2)アートワーク ①形を創造する
10 ②色彩を決める
【成績評価】
11 ③環境に配慮する
12 3)インタラクションワーク ①ヒトの特性を知る
期末試験100%による評価とする。
【テキスト】
13 ②ヒトとモノの関係性
14 ③ユニバーサルデザイン
テキストは各週の授業当日に配布する。
【参考図書】深澤直人ほか『デザインの原形』六耀社、 15 まとめ
D.ノーマン『誰のためのデザイン?』新曜社
【準備学習】 各回の授業で学んだことを、身近にある 【備考】
機器のデザイン、機能、操作性などに当てはめて考察
することにより、理解度を高める。
教養科目
M2−6
教養科目
M2−7
機械キャリアデザインⅠ(Mechanical Engineering Career Design Ⅰ)倉澤陽子、機械工学科教員
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 オリエンテーション
自らのキャリアデザインを探究しつつ、「どんな社会
2 働くとは・就職とは
人になりたいか」そのために2年生から卒業までの学
3 組織・チームワークについて考える 生生活をいかに過ごすかを考えてもらう。全体として
4 他者のライフデザインを知る 学生同士が相互に関わりあう形式の授業が多い。具体
5 先輩の生き方を知る①ジョブ・インタビュー準備
的にはグループワークやディスカッションなどを多く
6 先輩の生き方を知る②グループワーク
取り入れる。自身の考えを整理し、他者に伝え、他者
7 自分の「コンピテンシー」を見つけよう
の考えを受容する。そして自身の考えをさらに深めて
8 最新就職事情
いくこの一連の活動が社会人としての基礎的スキルに
9 機械工学科内定者の先輩の話を聞く
つながる。
10 社会のしくみを知る(業界とは)
【成績評価】
11 社会のしくみを知る(企業とは)
12 ディスカッション①-働くことをどう捉えるか毎回のレポート提出で評価(75%)、授業態度(25%)
【テキスト】
13 ディスカッション②-社会で必要な力とは14 キャリアプランの作成
【参考図書】
15 これまでの講義のまとめ、レポート作成
菊地信一『キャリアデザイン入門』光生館(2011)
【準備学習】
【備考】
ゲスト講師を招く回については、事前の企業研究等を
課します(授業内で指示します)
材料力学Ⅱ(Mechanics of Materials Ⅱ)梅崎栄作、古閑伸裕
電気電子工学科
情報工学科
機械工学科 学科専門科目 P・M コース
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 はりにおける力の釣り合い
「材料力学Ⅰ」では、引張・圧縮・せん断応力とひず
2 はりのせん断力と曲げモーメント(1)(片持はり)
み、弾性と塑性についての基礎概念を学んだ。本講義
3 はりのせん断力と曲げモーメント(2)(両端支持はり)
では引き続き、工業製品の設計、検査および評価の基
4 断面二次モーメント、断面係数
礎となる材料力学の基本的な原理を学ぶ。さらに、演
5 はりの曲げ応力とせん断応力(1)(曲げ応力)
習により、学習した内容の理解を深める。はりの解
6 はりの曲げ応力とせん断応力(2)(平等強さはり)
析、軸とねじり、ひずみエネルギー、座屈、材料の強
7 中間試験
度と許容応力についての基礎概念を知識として覚える
8 静定はりのたわみ(1)(片持はり)
に留まらず、機械技術者に最低限求められる計算技能
9 静定はりのたわみ(2)(両端支持はり)
を身に付ける。
10 不静定はりのたわみ
【成績評価】期末試験を40%、中間試験を40%、演習を
11 軸のねじり
12 軸のねじりとコイルバネ
20%として評価する。
【テキスト】
13 ひずみエネルギー
14 柱の座屈
坂田 勝、笠野英秋著『材料力学』朝倉書店 (2006)
【参考図書】武藤睦治、黒崎 茂、岡崎正和、新津 靖
15 材料の強度
著『例題と演習で学ぶ 材料力学』朝倉書店 (2000)
【準備学習】
【備考】
電卓を毎回持参のこと。
微分法と積分法の基礎を復習しておくこと。
機構学(Mechanism)増本憲泰
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学科専門科目 P・M コース
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 機械運動の基礎、回転中心と瞬間中心
所望の機能を実現する機械の設計を行う際に、機構が
2 機構における速度、加速度
定まらなければ各部品の形状および寸法を定めること
3 摩擦伝動装置
はできない。したがって、機械の設計者には機構に関
4 歯車歯形の条件、歯車歯形に関する用語と記号
する知識が必要不可欠である。
5 演習課題1(瞬間中心、摩擦伝動、歯車)
本講義では、機構に現れる重要な図形に関する定理を
6 かみ合い率
確認しながら、機械に用いられている機構の種類およ
7 すべり率
び特徴について学習し、各機構の運動解析を行う手法
8 各種の歯車と歯車列
を習得する。
9 演習課題2(かみ合い率、すべり率)
10 カム装置
【成績評価】満点を期末試験70%、演習課題30%の100点
11 リンク装置1(スライダクランク連鎖)
12 リンク装置2(直線運動機構)
とし、60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 演習課題3(カム装置、リンク装置)
14 巻掛け伝動装置1(ベルト伝動)
森田鈞『機構学』実教出版(1974)
【参考図書】
15 巻掛け伝動装置2(チェーン伝動)
入江敏博『詳解 工業力学』理工学社(1983)
【準備学習】
【備考】
「工業力学」または「工業力学-J」の内容を復習し
ておくこと。
−76−
機械設計Ⅱ(Mechanical Design Ⅱ)村田泰彦、大寄赳彦、浅見敏明、全敏榮
【備考】
機械工学実験Ⅲ(Experiment on Mechanical Engineering Ⅲ)有賀幸則、長坂保美、栗原宏
【備考】
カラーマネジメント(Graphic Design Technique)細田彰一
生活環境デザイン学科
−77−
建築学科
機械工学科 学科専門科目
2 年 秋学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 デッサンの基礎(線を描く)
プロダクトデザインの基礎として、機能や材料を理解
2 デッサンの基礎(面の表現)
することと同様、色彩を含むグラフィックやデザイン
3 パースの基礎(一点透視法)
の要素を知る事が重要である。本講義では色彩を含む
4 パースの基礎(二点透視法)
グラフィックデザインの基礎と創作の技術を演習で学
5 パースの基礎(三点透視法)
習する。基本的なペイント系、ドロー系のソフトを使
6 グラフィックデザインの概念
用し、印刷物のレイアウトデザインやプレゼンテー
7 ドロー系ソフト入門
ションパネルの作成等、グラフィック表現技術の基本
8 ドロー系ソフト演習1(基礎課題)
を習得する。
9 ドロー系ソフト演習2(応用課題着手)
10 ドロー系ソフト演習3(応用課題完成)
【成績評価】
11 ペイント系ソフト入門
12 ペイント系ソフト演習1(基礎課題)
課題100点で、合計60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 ペイント系ソフト演習2(応用課題)
14 総合課題着手
適宜プリント等配布
【参考図書】
15 総合課題完成
Adobe CSのガイドブック、デッサン・パースの入門書
【準備学習】
【備考】
受講前にデザイン表現技法の単位を修得していること
日頃目にする新聞雑誌等の情報を広く集め、特徴的な
が望ましい
デザイン、興味のあるデザインを収集する。
情報工学科
【準備学習】
「機械工学実験Ⅱ-J」の復習をすること。
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 P・M コース
2 年 秋学期 1 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 概要説明
機械工学実験Ⅱまでで、機械工学の基礎的な実験を
2 NCプログラミング方法の確認
行ってきた。ものづくりを実践するためには、これま
3 3次元形状のNCプログラミング(補間)
でに習得した基礎的な知識、技能、技術を応用して形
4 3次元形状のNCプログラミング固定サイクル)
を作って行くことが求められる。そこで、本実験では
5 3次元形状のNCプログラミング(操作確認)
具体的な製品の設計・製作過程を体験し、応用力を養
6 NC工作機械による加工(プログラム入力)
うことを目標とする。
7 NC工作機械による加工(加工、寸法確認)
具体的な内容は、本学に設置されている機械工作セン
8 レポート作成
ター、CAD/CAM/CAE演習室において、NC工作機械を
9 3DCADによるモデル作成方法の確認
使用した製作加工実験と、3DCAD(CATIA)を使
10 課題説明および3DCADによるモデル作成
用してモデルの作成・解析を行なう。
【成績評価】
11 3DCADによるモデル作成(ハウジング)
12 3DCADによるモデル作成(穴・リブ等)
製作物およびレポートで評価
【テキスト】
13 3DCADによるモデル作成(他部位)
14 3DCADによるモデルの解析
プリント
【参考図書】
15 まとめ
ものづくり環境学科 創造システム工学科
【準備学習】
プリントおよび機械設計便覧を熟読しておくこと。
機械工学科
機械工学科 学科専門科目 P・M コース
2 年 秋学期 2 単位(週 2 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 エンジン設計諸元の決定
ものづくりを実践するためには、設計・製図法の基礎
2 エンジン出力の計算
を習得していることが必要不可欠である。本科目で
3 ピストンの設計
は、「機械設計Ⅰ-J」で習得した設計手法をもとに、
4 ピストンピンとピストンリングの設計
より高度な機械、具体的には、ガソリンエンジン部品
5 ピストンとピストンピンの製図(1)ピストン製図
を設計・製図を行う。その過程においてエンジンの仕
6 ピストンとピストンピンの製図(2)ピストンピン製図
組み、各種部品の寸法設定方法と強度計算方法や製図
7 連結棒の設計
法について習得する。「機械設計Ⅰ-J」と本科目とを
8 連結棒の製図(1)小端部・幹部製図
学習することにより、受講生各自が、独力で設計し、
9 連結棒の製図(2)大端部製図
製図で表現できるようになることを学習の達成目標と
10 クランク軸の設計
している。
【成績評価】部品図(10点×3=30点)と組立図(30点)、
11 クランク軸の製図
12 エンジン組立図の製図(1)正面図製図
計算書(40点)で60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 エンジン組立図の製図(2)側面図・上下面図製図
14 エンジン組立図の製図(3)部品表・仕様表製図
大西 清『機械設計製図便覧』理工学社、プリント
【参考図書】
15 課題の提出と講評
教養科目
M2−8
教養科目
M2−9
塑性加工(Plastic Working(Metal Forming)
)古閑伸裕
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目 プロダクトデザインコース
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 塑性加工のはたらき
自動車や家電など、大量生産される製品や部品を製造
2 塑性力学の基礎(応力とひずみ)
するための技術として、圧延、押出し、引抜き、せん
3 塑性力学の基礎(降伏条件など)
断、曲げ、深絞り、鍛造などの様々な塑性加工技術が
4 塑性加工用材料と工具材質
ある。これら塑性加工法の原理や方法を理解し、これ
5 圧延加工
らを活用するための応用技術や、潤滑、金型、プレス
6 押出し加工
機械など、これら塑性加工に関連する周辺技術を幅広
7 引抜き加工
く学ぶことで、ものづくり実践のための基礎技術を習
8 プレス機械と金型
得する。さらに最新の塑性加工技術についての知識を
9 せん断加工
身につける。
10 曲げ加工
【成績評価】
11 深絞り加工
12 鍛造加工
期末試験により評価する。
【テキスト】
13 潤滑と表面処理
14 難加工材の塑性加工
古閑ほか『生産加工入門』コロナ社(2009)
【参考図書】
15 最新の塑性加工技術
日本塑性加工学会編『塑性加工入門』コロナ社(2007)
【準備学習】授業前にはテキストを事前に熟読し、授業 【備考】
後には授業中に実施した演習問題を再度解くなどし、
完全に理解しておくこと。
機械加工(Metal Cutting and Machine Tools)神雅彦
電気電子工学科
情報工学科
機械工学科 学科専門科目 プロダクトデザインコース
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 機械加工(切削加工)の概論
機械加工(切削加工)法は、素材から不要部分を除去
2 切削加工の歴史と現在の動向
して必要な形状と表面仕上を与える機械部品の製作法
3 切削加工理論1(切りくず生成理論)
である。切削加工法には、工具に刃物を用いる(1)狭
4 切削加工理論2(切削の力学)
義の切削加工法と(2)砥粒加工法とが含まれる。
5 切削加工理論3(切削における振動)
この講義では、切削加工法における主要項目である切
6 各種切削加工方法1(旋盤加工、フライス加工)
削加工理論、各種切削加工方法、工具と工作機械、あ
7 各種切削加工方法2(穴加工、その他)
るいは加工精度などに関して学ぶことを目的とする。
8 前半のまとめと課題演習1
そして、生産加工技術者として必要なそれらの基礎を
9 砥粒加工理論
修得することを目標とする。
10 研削加工理論
【成績評価】
11 各種砥粒加工方法1(円筒研削、平面研削)
12 各種砥粒加工方法2(その他の研削、遊離砥粒加工)
期末試験で60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 切削加工と計測
14 後半のまとめと課題演習2
古閑伸裕ほか『生産加工入門』コロナ社(2009)
【参考図書】
15 最新の切削加工技術の概論
日本機械学会『加工学Ⅰ-除去加工-』丸善(2008)
【準備学習】
【備考】
基礎数理、機械工学実験Ⅰ-J等の科目を復習しておく
こと。
材料評価・演習(Material Evaluation and Exercise)竹内貞雄、古閑伸裕、村田泰彦、野口裕之、二ノ宮進一
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学科専門科目 プロダクトデザインコース
2 年 秋学期 1 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 構造部材の破壊事例
工業製品の設計では、使用する材料は無欠陥であるこ
2 溶接部の欠陥と破壊
とを前提に設計される。しかし、実際の生産現場では
3 脆性破壊と鋼の低温脆性
材料内部の欠陥や加工形状に起因する応力集中等が原
4 疲労破壊と疲労メカニズム
因となって破壊事故が起きる。また、表面の傷など強
5 硬さ試験による材料評価
度に影響を与えない場合でも不良品の発生を引き起こ
6 引張り試練による塑性加工性の評価
す。本講義では構造部材の破壊事例と解析手法、プレ
7 その他試験による塑性加工性の評価
ス加工時に問題となる材料欠陥、プラスチック成形加
8 プラスチック成形品の破壊強度と破壊機構
工における材料欠陥、製品の各種欠陥を調べる非破壊
9 プラスチック成形品の機械的特性と評価方法
検査、製造現場における工程管理について学ぶ。
10 プラスチック製品における表面欠陥
【成績評価】
11 非破壊検査(1)表面欠陥の検出
12 非破壊検査(2)内部欠陥の検出
期末試験で60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 生産ラインにおける不良品の検出
14 品質管理手法
プリントを配付
【参考図書】
15 品質保証の実際
畑村洋太郎『失敗学のすすめ』講談社
【準備学習】
【備考】
参考図書を熟読しておくこと。
−78−
数学Ⅰ−J(Mathematics I-J)衛藤和文
【備考】
教科書を持っていても、必ずノートを持ってきてノー
トをとり、計算してください。
数学Ⅱ−J(Mathematics Ⅱ -J)大野修一
【備考】
教科書を持っていても、必ずノートを持ってきてノー
トをとり、計算してください。
応用数学Ⅰ−J(Advanced Mathematics I-J)大野修一
【備考】
教科書を持っていても、必ずノートを持ってきてノー
トをとり、計算してください。
−79−
生活環境デザイン学科
【準備学習】
各授業の前に教科書を読んで、疑問点、不明なところ
をまとめておくこと。
建築学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 多変数関数と極限
本授業では、自然科学や工学の事象の正確な表現に必
2 偏導関数
須となる数学的方法のうち、「微分積分学」について
3 高次偏導関数と全微分
講義する。多変数関数の微分・積分の基本的な概念を
4 合成関数の微分
理解し、機械工学の諸分野において必要となる問題解
5 陰関数の微分
決能力・計算力を身につける。多変数関数の微分・積
6 極値の判定
分に習熟し、多変数関数に関する応用問題の解法を習
7 陰関数の極値・条件付極値
得することを達成目標とする。
8 総合演習 (中間試験を含む)
9 重積分
10 積分順序の変更
【成績評価】中間試験(50点)、期末試験(50点)で60点以
11 変数変換と重積分
12 広義重積分
上を合格とする。
【テキスト】
13 3重積分
14 体積と重積分
矢野健太郎・石原繁編『微分積分』裳華房(2009)
【参考図書】
15 重積分の応用
情報工学科
【準備学習】
各授業の前に教科書を読んで、疑問点、不明なところ
をまとめておくこと。
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 データの整理
本授業では、自然科学や工学の事象の正確な表現に必
2 データの代表値
須となる数学的方法のうち、「統計学」の内容を一通
3 データの分散度
り身につけることを目的とする。まず、前半は、デー
4 相関係数
タを整理し、平均、分散、相関係数を求める。後半
5 相関表
は、代表的な確率分布である正規分布の性質を使った
6 確率
推定、検定を学ぶ。代表的な確率分布とその特徴を理
7 条件付き確率
解し、統計学の基本的な手法を習得することを達成目
8 確率変数と確率分布
標とする。
9 確率の平均と分散
10 二項分布
【成績評価】レポート(20点)、期末試験(80点)で評価し
11 正規分布
12 正規分布の応用
て60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 推定
14 検定(1) 母平均の検定
和田秀三著『確率統計の基礎』サイエンス社(1985)
【参考図書】
15 検定(2) 母平均の差、母比率の検定
ものづくり環境学科 創造システム工学科
【準備学習】
各授業の前に教科書を読んで、疑問点、不明なところ
をまとめておくこと。
機械工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
2 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 ベクトルとその演算
本授業では、自然科学や工学の事象の正確な表現に必
2 ベクトル空間
須となる数学的方法のうち、「線形代数学」の内容を
3 ベクトルの1次独立・1次従属
一通り身につけることを目標とする。1次独立性・ベ
4 正規直交系
クトル空間等の基礎概念を理解した上で線形写像・固
5 ベクトル空間の部分空間
有値・行列の対角化について学ぶ。ベクトル、行列の
6 行列の階数とベクトル空間の次元
計算の習得および行列の幾何学的側面について理解す
7 部分空間の積・和
ることを達成目標とする。
8 線形写像
9 線形写像の行列表示
10 正則変換・直交変換
【成績評価】
11 固有値・固有ベクトル
12 固有値と固有ベクトルの基本性質
期末試験(100点)で60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 行列の対角化
14 2次形式
水本久夫著『線形代数学の基礎』培風館(2000)
【参考図書】
15 2次曲線の分類
教養科目
M2−10
教養科目
M2−11
物理学Ⅰ−J(Physics I-J)佐藤杉弥
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
2 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 見えないものをみる-波の基本、音波
技術者の素養として基礎的な物理学の知識と考え方を
2 宇宙からの画像-電磁波とスペクトル
学ぶ。特に基本的な物理概念の理解を中心とする。物
3 目とレンズ-光学の基本
理現象観測の具体的方法、特に電気的手法と原理、物
4 微小素子を作る-原子の構造と電子・イオン
質の構造と性質、波動現象、力学の発展過程と運動の
5 電子回路による検出-電流と回路
記述について学ぶ。物理学の基礎的概念および観測手
6 センサーと感覚-誤差と分解能
法について説明でき、授業範囲内に現れる要素的な物
7 信号を送る-デジタル通信と電磁スペクトルの利用
理法則を用いた計算を実行できることを達成目標とす
8 材料をテストする-材料の種類と強度
る。
9 物質の内部を探る-材料物質の結晶構造と光学的性質
10 波のふるまい-波の合成、干渉と回折
【成績評価】期末試験(50点)、演習と小レポート(50点)
11 光とはなにか-粒子説と波動説
12 量子的ふるまい-光子の現代的な理解への過程
で60点以上を合格とする。
【テキスト】J.オグボーン/M.ホワイトハウス著『アドバンシン
13 空間と時間の地図-運動とベクトル
グ物理-新しい物理入門』シュプリンガー・ファアラーク東京(2004)
14 次の運動を計算する-運動学、論理による予測
【参考図書】
15 運動を司るもの-力、質量、重力と自然の理解
【準備学習】
テキストを事前に熟読しておくことが必須。あらかじ
め不明点・疑問点をピックアップしておくこと。
【備考】
他の授業や現実の問題との関連も想像しながら学んで
ください。
物理学Ⅱ−J(Physics Ⅱ -J)服部邦彦
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 もしそうならどうなるか-現象のモデル化と法則
現代物理学が解き明かしてきた物理世界を、技術者の
2 量に比例する変化のモデル-指数関数的モデル
素養としての基礎物理学の知識を学ぶとともに、物理
3 繰り返す現象のモデル-調和振動子と共振
現象相互の関係と応用的な考え方を身につける。自然
4 時計仕掛けの宇宙-万有引力と遠心力
のモデル化の手法、分子運動論やエントロピーのよう
5 天体の回転-運動とエネルギーの保存
な発展的な法則、運動量やエネルギーの観点からの運
6 ロケットの運動-運動量と衝突
動の記述、電気磁気現象の理解と応用、物質の基本要
7 ビッグバンはあったか-宇宙の観測とドップラー効果
素の基礎知識を学ぶ。物理の基礎法則および知識を習
8 熱気球が浮く理由-気体の法則
得し、それをもとに複合的な現象や非日常的概念の理
9 ミクロとマクロで見る物質-温度と熱、分子運動論
解と応用的な物理法則の利用ができる素養を身につけ
10 非常に熱い、非常に冷たい-物質の相変化
る。
【成績評価】期 末 試 験 ( 5 0 点 ) 、 演 習 と 小 レ ポ ー ト 11 電磁的な機械-電磁気とモーター
12 電子を加速する-電荷と電場
(50点)で合計60点以上を合格とする。
【テキスト】J.オグボーン/M.ホワイトハウス著『アドバン
13 物質の究極を探る-素粒子と量子
14 放射線-リスクと応用
シング物理A2』シュプリンガー・ファアラーク東京(2004年)
【参考図書】
15 エネルギーと環境-核分裂と核融合、エネルギー変換
情報工学科
【準備学習】
テキストは、事前に熟読しておくことが必須。
【備考】
図や写真と対応させながら内容の理解につとめてくだ
さい。
材料力学Ⅱ−J(Mechanics of Materials Ⅱ -J)梅崎栄作
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 はりにおける力の釣り合い
「材料力学1-J」では、引張・圧縮・せん断応力とひ
2 はりのせん断力と曲げモーメント(1)(片持はり)
ずみ、弾性と塑性、材料の強度と許容応力についての
3 はりのせん断力と曲げモーメント(2)(両端支持はり)
基礎概念を学んだ。本講では引き続き、工業製品の設
4 断面二次モーメント、断面係数
計、検査および評価の基礎となる材料力学の基本的な
5 はりの曲げ応力
原理を学ぶ。さらに、演習により、学習した内容の理
6 平等強さはり
解を深める。
7 静定はりのたわみ
はりの解析、組み合わせ応力、軸とねじりについての
8 不静定はりのたわみ
基礎概念を知識として覚えるに留まらず、機械技術者
9 総合演習(中間試験)および解説
に最低限求められる計算技能を身に付けることを、主
10 平面応力状態における主応力と主平面
な学習の達成目標とする。
【成績評価】期末試験と総合演習(中間試験)の相加平
11 平面応力状態における応力とひずみの関係
12 モールの応力円
均60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 トルク、せん断応力、断面二次極モーメント
14 動力伝達軸における曲げねじり
坂田 勝、笠野英秋著『材料力学』朝倉書店 (2006)
【参考図書】武藤、黒崎、岡崎、新津著『例題と演習で
15 軸のねじりとコイルバネ
学ぶ 材料力学』朝倉書店 (2000)
【準備学習】
【備考】
電卓を毎回持参のこと。
微分法と積分法の基礎を復習しておくこと。
−80−
機構学−J(Mechanism-J)有賀幸則
生活環境デザイン学科
−81−
建築学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 流体に関する物性値と力学的諸量
流体力学は設備、装置における配管系設計の基礎とし
2 圧力とパスカルの原理
て重要である。科目の目的は、続く「流体力学Ⅱ-J」
3 重力場の静止流体
と合わせて、水力学における基礎的な知識と応用力、
4 深度と圧力、液柱計
および二次元流の理論的取り扱いの基礎を身につける
5 流量と流速
ことである。質量保存則、エネルギー保存則、運動量
6 連続の式
の法則、などの基礎を理解し、関連する技術計算を行
7 オイラーの運動方程式
えるようになる事、および、二次元流に対して微小体
8 ベルヌーイの定理
積の運動方程式を基礎とする力学的取り扱いの基本的
9 ベルヌーイの定理の応用―管路内の圧力―
知識を得る事を達成目標とする。
10 ベルヌーイの定理の応用―トリチェリの定理―
【成績評価】
11 運動量の法則―管路の受ける力―
12 運動量の法則―噴流の与える力―
期末試験での得点60点以上を合格とする。
【テキスト】市川常雄著『改訂新版 水力学・流体力
13 角運動量の法則
14 二次元流れの連続の式と運動方程式
学』朝倉書店(1981)
【参考図書】
15 速度ポテンシャルと流れ関数
石綿良三著『流体力学入門』森北出版(2000)
【準備学習】
【備考】
授業中に示す演習問題は復習できるように整理してお
一般的な力学における、力の釣り合いとエネルギーの
くこと。
保存の考え方を復習しておくこと。
情報工学科
流体力学Ⅰ−J(Fluid Mechanics Ⅰ -J)高木茂男
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 静電気と電子、電界、ガウスの定理、電位、電位差
電気電子技術は、電気関連の工業のみならず、機械、
2 電流、電気抵抗、オームの法則、電力
化学、金属などの工業においても中心的な役割を果た
3 直流回路、キルヒホッフの法則
しており、その応用範囲は多岐にわたっている。この
4 電流と磁界、電磁力、磁気回路
授業では、機械技術者として必要な電気・電子工学に
5 電磁誘導、コイルとインダクタンス
関する基礎的知識を習得することを目標に、電気磁気
6 コンデンサと静電容量、正弦波交流
現象から始めて、電気回路、電気材料、電気電子計
7 交流回路の基礎
測、電子素子と回路などについて、丁寧かつわかり易
8 交流回路の電力、三相交流
い解説を行う。
9 電気材料(導体、半導体、絶縁体、磁性体)
10 電気計測器、電子計測器
【成績評価】
11 電力の発生、電力機器、電力の利用
12 電子素子(ダイオード、トランジスタ、IC)
期末試験(80%)、課題演習(20%)
【テキスト】
13 電子回路の基礎(整流回路、増幅回路、オペアンプ)
14 センサ技術(各種センサとその応用例)
酒井善雄著『電気電子工学概論』丸善、及び配布資料
【参考図書】
15 シーケンス制御(基礎、制御回路、応用例)
飯高成男著『電気・電子の基礎マスター』電気書院
【準備学習】
【備考】
常にノートの整理を行い、復習に努めること。
ものづくり環境学科 創造システム工学科
電気電子工学概論−J(Introduction to electricity and electronics-J)山口義昭
機械工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 機械運動の基礎
機構学は、機械各部の運動を解析、あるいは所望の運
2 機構における速度、加速度
動をする機械を設計しようとするときに、その基礎と
3 摩擦伝動装置(ころがり接触の条件)
なる学問である。本講では機構学の基礎と摩擦伝動装
4 摩擦伝動装置(摩擦車)
置、歯車装置、カム装置、リンク装置、巻掛け伝動装
5 歯車歯形(歯形としての条件)
置について学習する。
6 歯車歯形(インボリュート歯形)
目標
7 各種の歯車と歯車列
1. 機構を構成する機械要素の構造と機能を理解す
8 中間試験および講評
る。
9 カム装置(カム線図)
2. 機構による色々な運動の挙動を理解する。
10 カム装置(輪郭の描き方)
【成績評価】中間試験50%、期末試験50%とし、総合得点
11 リンク装置(四節回転連鎖)
12 リンク装置(スライダクランク連鎖)
が60%以上を合格とする。
【テキスト】
13 リンク装置の応用
14 巻掛け伝動装置
森田 鈞著『機構学』実教出版
【参考図書】
15 Vベルト伝動、チェーン伝動
安田仁彦著『機構学』コロナ社
【準備学習】
【備考】
機械要素、工業力学を理解しておくことが望ましい。
教養科目
M2−12
教養科目
M2−13
機械設計Ⅱ−J(Mechanical Design Ⅱ -J)村田泰彦、大寄赳彦、浅見敏明、全敏榮
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
2 年 秋学期 2 単位(週 2 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 エンジン設計諸元の決定
ものづくりを実践するためには、設計・製図法の基礎
2 エンジン出力の計算
を習得していることが必要不可欠である。本科目で
3 ピストンの設計
は、「機械設計Ⅰ-J」で習得した設計手法をもとに、
4 ピストンピンとピストンリングの設計
より高度な機械、具体的には、ガソリンエンジン部品
5 ピストンとピストンピンの製図(1)ピストン製図
を設計・製図を行う。その過程においてエンジンの仕
6 ピストンとピストンピンの製図(2)ピストンピン製図
組み、各種部品の寸法設定方法と強度計算方法や製図
7 連結棒の設計
法について習得する。「機械設計Ⅰ-J」と本科目とを
8 連結棒の製図(1)小端部・幹部製図
学習することにより、受講生各自が、独力で設計し、
9 連結棒の製図(2)大端部製図
製図で表現できるようになることを学習の達成目標と
10 クランク軸の設計
している。
【成績評価】部品図(10点×3=30点)と組立図(30点)、
11 クランク軸の製図
12 エンジン組立図の製図(1)正面図製図
計算書(40点)で60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 エンジン組立図の製図(2)側面図・上下面図製図
14 エンジン組立図の製図(3)部品表・仕様表製図
大西 清『機械設計製図便覧』理工学社、プリント
【参考図書】
15 課題の提出と講評
【準備学習】
プリントおよび機械設計便覧を熟読しておくこと。
【備考】
インターンシップ− J(Internship-J)神雅彦、丹治明
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
2 ∼ 4 年 春・秋学期(集中講義)2 単位 必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 実習先企業の研究
機械関連企業等に出向き実習を行い、機械工学を実践
2 社会人と企業ルールおよび安全教育
的かつ総合的に学ぶ。大学で学んだ科目と実社会との
3 工場見学と会社の仕組みの研究
関連性、規則正しい生活とルール遵守することの重要
4 基本実習1:作業を教わり、慣れる。
性、積極的に取り組む姿勢、技術遂行の実際、あるい
5 基本実習2:作業をこなす。
は他者とのコミュニケーションを体験的に学ぶことを
6 基本実習3:作業を理解する。
目的かつ目標とする。
7 事前研究・基本実習のまとめ
8 応用実習1:機械を教わり、慣れる。
9 応用実習2:機械作業をこなす。
10 応用実習3:機械作業を理解する。
【成績評価】
11 総合実習1:生産を教わり、慣れる。
12 総合実習2:生産をこなす。
実習日誌、レポートの提出と口答試問で60点以上
【テキスト】
13 総合実習3:生産を理解する。
14 応用・総合実習のまとめ
インターンシップ要領および実習先企業での配布物。
【参考図書】
15 レポートの作成
情報工学科
【準備学習】
社会のマナーやルールおよび実習先企業に関してよく
研究しておくこと。
【備考】
期間は2週間程度とする。受講に際しては「インター
ン賠償責任保険」に加入する必要がある。
メカトロニクス回路(Mechatronics Circuits)鈴木真ノ介
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学科専門科目 メカニクスコース
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 メカトロニクス回路の位置付け
メカトロニクスの世界において、回路理論の習得やコ
2 直流回路の基礎:電流・電圧・抵抗のイメージ、電力
ンピュータとの関わりの理解は必要不可欠な要素であ
3 直流回路の基礎:直列回路、並列回路
る。本講義では、その基礎となる電気・電子回路の理
4 交流回路の基礎:正弦波、位相
論と応用、コンピュータの基礎である論理回路の動作
5 交流回路の基礎:共振、交流電力
原理、また機械制御へのコンピュータの適用例とその
6 ダイオード・整流回路
インターフェースの基礎について理解する。その結
7 トランジスタ、FET
果、受動素子、ダイオード・トランジスタなどの半導
8 ディジタル回路の基礎:進数
体素子、論理回路、オペアンプなどを用いた簡単な電
9 基本論理回路:AND、OR、NOT
気・電子回路設計ができるようになることを目標とす
10 組み合わせ論理回路:加算回路、減算回路
る。
【成績評価】
11 順序論理回路:フリップ・フロップ
12 順序論理回路:カウンタ
期末試験70%、演習・課題・小テスト30%
【テキスト】西堀賢司『メカトロニクスのための電子回
13 オペアンプ回路
14 コンピュータの基礎
路基礎』コロナ社
【参考図書】
15 コンピュータとインターフェース
【準備学習】予習として、テキストの該当箇所を熟読し
ておくこと。復習として、板書のまとめ直しと講義時
に出題される演習問題を良く理解しておくこと。
【備考】
−82−
内燃機関(Internal Combustion Engine)中野道王
【備考】
情報工学科
【準備学習】
スケッチの描き方、製図の復習をしておくこと。
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 メカニクスコース
2 年 秋学期 1 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 オリエンテーション・テーマの説明
アイディアの具体化、製作方法の検討、性能や機能の
2 アイデアの発表、製作テーマの決定
評価、結果のプレゼンテーションなどの総合的な活動
3 アイデアの発表、製作テーマの決定
を行わせ、創造性・主体性・問題解決能力を育成する
4 班の決定、製作構想図の作成
とともに、グループ活動の重要性を理解させる。
5 製作構想図の作成(構想)
6 製作構想図の作成(スケッチ)
7 製作構想図の作成(図面化)
8 製作構想発表会
9 モデルの製作(図面の検討)
10 モデルの製作(製作資材の準備)
【成績評価】班活動態度、プレゼンテーション、報告書
11 モデルの製作(製作作業)
12 モデルの製作(組立)
を総合して成績を評価する。
【テキスト】
13 モデルの製作(調整)
14 成果発表会
プリント
【参考図書】
15 報告書の作成
ものづくり環境学科 創造システム工学科
メカニクス基礎演習(Basic Practice for Mechanics Design)メカニクスコース教員
機械工学科
機械工学科 学科専門科目 メカニクスコース
2 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 概説
内燃機関は、自動車、農耕機械、船舶、発電機、航空
2 熱力学の基礎
機などに適用され、現代の生活に欠かすことのできな
3 サイクルと熱効率
い原動機である。同時に、エネルギー消費や地球温暖
4 内燃機関の燃料と燃焼の基礎
化、環境汚染などに関して改善すべき課題も多い。本
5 火花点火機関の燃焼
講義では、自動車用の内燃機関を題材として基本的な
6 圧縮点火機関の燃焼
構造、原理、評価手法を理解するとともに、燃料、燃
7 性能と計測
焼、排気に関わる理解を深め、高い熱効率とクリーン
8 吸気および排気装置
な排気を実現する内燃機関の開発に必要な基礎知識の
9 火花点火機関
習得を目標とする。
10 圧縮点火機関
【成績評価】
11 環境問題と排出ガス規制
12 排出ガス対策
期末期テスト70%、演習課題30%
【テキスト】廣安博之ほか『改訂内燃機関』コロナ社
13 内燃機関の力学
14 潤滑油と潤滑法
(1999)
【参考図書】是松孝治ほか『エンジン―熱と流れの工学
15 熱勘定と冷却
―』産業図書(2005)
【準備学習】
【備考】
授業の前にテキストを熟読しておくこと。
教養科目
M2−14
建築学科
生活環境デザイン学科
−83−
教養科目
M3−1
起業とビジネスプラン(Company Establishment and Business Plan)小田恭市
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
全学科 学群共通専門科目
全学年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択科目
【授業計画】
【授業の目標】
1 国内外における大学生の就職に対する意識
本講座は、起業(新しく会社を興すこと)に関心を持
2 キャリアデザインと自己実現(生きがい)
つ学生、将来的に起業する意欲を持つ学生、就職先で
3 起業化に成功した起業家たち
新事業の企画・推進に取り組みたい学生、などを対象
4 起業家における成功のための要件
としている。「起業化への誘い」と起業化のために必
5 起業する適性時期と取り巻く状況
要なビジネスプランの実践的策定手法と演習を通じ
6 起業する取り巻く産業・技術環境
て、起業化の基礎知識とノウハウを習得することを目
7 起業する意欲と実力
的としている。
8 ビジネスコンセプトのフレーム(5W1H)
9 ビジネスプランの策定手法(誰に何を)
10 ビジネスプランの策定手法(何処でどのように)
11 ビジネスプランの策定手法(差別化、優位性)
【成績評価】大学が主催する「ビジネスプランコンテス
ト」に提出レポート(プラン)に対する評価
12 ビジネスプラン策定の演習<プラン策定の指導>
【テキスト】
13 ビジネスプラン策定の演習<プラン策定の指導>
資料配布
14 ビジネスプラン評価の演習<プラン策定の指導>
【参考図書】野口吉昭著『ビジネスプラン策定のシナリ
15 ビジネスプラン評価の演習<プラン策定の指導>
オ』 かんき出版
【準備学習】Webで「ビジネスプラン」を入力し、それ 【備考】
に関する情報収集を行なって、事前にビジネスプラン
とは何かを頭にいれておくこと。
新会社設立の実際(Practice of the Establishment of the New Company)小田恭市
電気電子工学科
情報工学科
全学科 学群共通専門科目
全学年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目
【授業計画】
【授業の目標】
1 起業化のためのビジネスプランの基礎フレーム
本講座は、策定したビジネスプランを実現するための
2 ビジネスプラン策定の基礎
会社設立、資金調達、人材確保、組織構築など社内体
3 ビジネスプラン策定の応用
制整備とともに、外部とのネットワーク形成に関する
4 ビジネスプラン策定の事例
知識を深める。また、中小企業の技術経営の実態を踏
5 中小企業の技術経営のしくみ
まえ、事業を具体化するためのプログラムと事業の実
6 中小企業の技術経営の実態と課題
行、事業の拡大と撤退などに関わる実践的な新会社の
7 法人設立のための事前準備
設立・運営に関する取り組みを学ぶことを目的として
8 事業所(事務所、工場など)の設置
いる。
9 法人設立のための資料作成(社名、定款など)
10 法人設立のための諸手続き(登記)
【成績評価】
11 新会社の資金調達(開業資金と事業資金、公的資金等)
12 新会社の人材確保・育成(中核的人材等)
レポート30%、試験100%
【テキスト】
13 新会社の社内組織づくりと外部とのネットワーク形成
14 新会社の経営・財務管理システム
資料配布
【参考図書】
15 新会社の設立・運営プログラムの演習
高橋徳行著 『起業学の基礎』 勁草書房
【準備学習】Webで「会社設立」を入力し、それに関す 【備考】
春学期の「起業とビジネスプラン」の授業を受けてい
る情報収集を行なって、事前に会社設立とは何かを頭
る方が望ましい。
にいれておくこと。
解析学Ⅰ(Analysis I)数学教員
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学群共通専門科目
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 接線・法線の方程式
解析学の概念や手法をより深く理解することにより、
2 ロルの定理、平均値の定理
専門科目の学習において必要となる問題解決能力・計
3 関数の増減
算力を身につける。微分・積分の基本的な計算力を高
4 曲線の概形(1) 極大・極小
め、論理的思考に基づいた計算法の習得を達成目標と
5 曲線の概形(2) 最大・最小
する。
6 曲線の概形(3) 凹凸・変曲点
7 曲線の概形(4) 方程式・不等式への応用
8 高階導関数、ライプニッツの公式
9 マクローリン展開、テイラー展開
10 不定形の極限(1) 基礎
【成績評価】
11 不定形の極限(2) 応用
12 曲線の長さ
期末テスト・小テスト・演習課題などによる。
【テキスト】
13 重心、平均値
14 区分求積法
開講時に指定する。
【参考図書】
15 総合演習
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
【備考】
−84−
解析学Ⅱ(Analysis Ⅱ)数学教員
【備考】
ベクトル解析(Vector Analysis)数学教員
【備考】
複素関数論(Complex Analysis)数学教員
【備考】
−85−
生活環境デザイン学科
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
建築学科
機械工学科 学群共通専門科目
3 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 複素数
工学への応用を念頭において複素関数論について学
2 複素数平面
ぶ。複素数の計算から始め、複素平面上における四則
3 複素数の数列・無限級数
演算の幾何学的性質を理解し、正則関数の意味と関数
4 複素変数の関数
論における役割を認識することを達成目標とする。
5 微分可能性
6 正則関数
7 線積分
8 コーシーの積分定理
9 コーシーの積分公式
10 べき級数
【成績評価】
11 ローラン展開
12 孤立特異点
期末テスト・小テスト・演習課題などによる。
【テキスト】
13 留数定理
14 偏角の原理
開講時に指示する。
【参考図書】
15 総合演習
情報工学科
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
電気電子工学科
機械工学科 学群共通専門科目
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 ベクトルの基礎(1) ベクトルの基本演算
3次元空間における空間的な量を取り扱うための数学
2 ベクトルの基礎(2) 内積と外積
的手段であるベクトル解析について学ぶ。スカラー
3 ベクトル関数の微分
場・ベクトル場の意味と基本的な3つの定理を理解す
4 ベクトル関数の積分
ることを達成目標とする。
5 スカラー場と勾配
6 ベクトル場と発散・回転
7 勾配・発散・回転に関する諸公式
8 空間図形(1) 曲線
9 線積分
10 グリーンの定理
【成績評価】
11 空間図形(2) 曲面
12 面積分
期末テスト・小テスト・演習課題などによる。
【テキスト】
13 ガウスの発散定理
14 ストークスの定理
開講時に指示する。
【参考図書】
15 総合演習
ものづくり環境学科 創造システム工学科
【準備学習】授業後に各自のノートを見直すことが大切
である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度
自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。
機械工学科
機械工学科 学群共通専門科目
3 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 多変数関数
多変数関数の微分・積分の基本的な概念を理解するこ
2 2変数関数の極限
とにより、専門科目の学習において必要となる問題解
3 2変数関数の連続性
決能力・計算力を身につける。2変数関数の微分・積
4 偏微分係数、偏導関数
分に習熟し、多変数関数に関する応用問題の解法を習
5 全微分
得することを達成目標とする。
6 合成関数の偏微分法
7 陰関数の微分法
8 2次関数のテイラーの定理
9 2変数関数の極値
10 陰関数の極値、条件付き極値
11 累次積分
【成績評価】
期末テスト・小テスト・演習課題などによる。
12 重積分
【テキスト】
13 変数変換と重積分
開講時に指定する。
14 体積と重積分
【参考図書】
15 総合演習
教養科目
M3−2
教養科目
M3−3
ゼミナールⅠ(Seminar Ⅰ)機械工学科教員 ものづくり環境学科教員
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目 P・M コース
3 年 春学期 1 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
以下にゼミナールIの実施課題例を記す。
4年次で配属される卒業研究を行う上で必要と考えら
超音波振動切削による超精密・微細加工の基礎
れる専門性の高い学習を行う。受講者はそれぞれ少人
サーボプレスによる打ち抜き・絞り・しごき加工の基礎
数に分かれ、機械工学科の各研究室に配属され、各研
コイル材切削法金属繊維製造法の基礎
究室で独自に行われるカリキュラムに従って学習を進
PCD放電加工の基礎
める
FIBを利用したマイクロ加工の基礎
デジタルカラー光弾性装置の基礎
機械設計教材支援システムの基礎
伝熱の能動制御に関する基礎
ロボットハンドの基礎
【成績評価】
ダイヤモンド合成装置の基礎
プラスチック成形加工の基礎
レポート等により評価する。
【テキスト】
エンジン燃焼解析の基礎
プロダクトデザインの基礎
配属研究室が指定する。
【参考図書】
高強度歯車の基礎
配属研究室が指定する。
【準備学習】
【備考】
配属研究室に関わる研究内容について、過年度の講義
で学習したことを復習しておくこと。
ゼミナールⅡ(Seminar Ⅱ)機械工学科教員 ものづくり環境学科教員
電気電子工学科
情報工学科
機械工学科 学科専門科目 P・M コース
3 年 秋学期 1 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
以下にゼミナールⅡの実施課題例を記す。
ゼミナールⅠに引き続き、4年次で配属される卒業研
超音波振動切削による超精密・微細加工の基礎
究を行う上で必要と考えられる専門性の高い学習を行
う。受講者はそれぞれ少人数に分かれ、機械工学科の
サーボプレスによる打ち抜き・絞り・しごき加工の基礎
各研究室に配属され、各研究室で独自に行われるカリ
コイル材切削法金属繊維製造法の基礎
キュラムに従って学習を進める。
PCD放電加工の基礎
FIBを利用したマイクロ加工の基礎
デジタルカラー光弾性装置の基礎
機械設計教材支援システムの基礎
伝熱の能動制御に関する基礎
ロボットハンドの基礎
【成績評価】
ダイヤモンド合成装置の基礎
レポート等により評価する。
プラスチック成形加工の基礎
【テキスト】
エンジン燃焼解析の基礎
配属研究室が指定する。
プロダクトデザインの基礎
【参考図書】
高強度歯車の基礎
配属研究室が指定する。
【準備学習】
【備考】
配属研究室の過去の卒業論文を精読するとともに興味
のあるテーマについての知識を深めておくこと。
機械キャリアデザインⅡ(Mechanical Engineering Career Design Ⅱ)倉澤陽子、機械工学科教員
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学科専門科目
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 オリエンテーション
自己認識、そして社会への理解を深めることにより、
2 社会が大学生に求める力とは グループワーク
学生生活の更なる充実や、就職活動や職業選択に役立
3 自分のアピールポイントを「知る」
てること。ただ聞くだけでの授業ではなく、グループ
4 自分のアピールポイントを「伝える」
ワークやディスカッションを多く経験することによ
5 最新就職事情
り、自分の意見を整理し伝える力、他者の考えを聞く
6 基礎学力をチェック SPI対策
力、そして自分とは違う意見を受容する力をつける。
7 機械工学科の専門力を活かせる業界
それらを通して自分自身が社会へ出た時のイメージを
8 企業を見る目を養う
描けるようになる。
9 機械工学科内定者の体験談を聞く
10 機械工学科卒業の先輩の生き方を知る
【成績評価】毎回のレポート提出で評価(75%)、授業
11 グループディスカッション 12 プレゼンテーション①ポイント、評価について
態度(25%)
【テキスト】
13 プレゼンテーション②準備
14 プレゼンテーション③発表
【参考図書】菊地信一著『自己分析からはじめる就活の
15 これまでの講義の総まとめ・レポート作成
きほん』日本実業出版社(2011)
【準備学習】
【備考】
ゲスト講師を招く回については、事前の企業研究等を
課します(授業内で指示します)
−86−
振動工学(Vibration Engineering)増本憲泰
生活環境デザイン学科
−87−
建築学科
機械工学科 学科専門科目 P・M コース
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 流体の性質と力学
流れの学問といえば流体力学が連想され、流体力学は
2 力と圧力
航空宇宙関連の高度な学問、と考えられる場合が多い
3 水圧器
ようであるが、本科目ではそのような流体力学ではな
4 液深と圧力
く、日常生活にも身近な配管の設計に深くかかわる水
5 液柱計
力学を学ぶ。水深と圧力の関係式、ベルヌーイの式、
6 小テストⅠ
運動量の式に関する初歩的な計算に習熟する事を目標
7 流量と流速、連続の式
とする。
8 ベルヌーイの式
9 ベルヌーイの式の応用―断面積の変化する管路―
10 ベルヌーイの式の応用―トリチェリの定理―
【成績評価】
11 小テストⅡ
12 運動量の式
期末試験70%、小テスト30%
【テキスト】
13 運動量の式の応用―管路に働く力―
14 運動量の式の応用―噴流による力―
市川常雄著『改訂新版 水力学・流体力学』朝倉書店
【参考図書】金原、築地 ほか5名 著 『流体力学 シン
15 総復習
プルにすれば流れが分かる』 実教出版
【準備学習】
【備考】
一般的な力学における力の釣り合い、およびエネル
ギーについて基本的な知識を整理しておくこと。
情報工学科
流体の力学(Hydraulics and Fluid Machinery)高木茂男、寺島幸雄
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 P・M コース
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 工業熱力学の基礎事項―基本的な量と単位-
本科目ではいわゆる工業熱力学を学ぶ。工業熱力学は
2 工業熱力学の基礎事項―圧力、密度、温度-
物理学の一部門である熱力学を基礎としているが、熱
3 工業熱力学の基礎事項―仕事、動力-
の授受に伴う作動流体の状態変化と、それを利用した
4 小テストⅠ
熱・仕事間のエネルギー変換に焦点を合わせて内容を
5 熱力学の第一法則
取捨選択した実用的な科目と言える。本科目では工業
6 エンタルピーと工業仕事
熱力学の守備範囲(効用)と立場(考え方)の理解を目標
7 理想気体と状態方程式
とし、第一法則、理想気体の状態変化、および第二法
8 ガス定数と比熱
則について基礎的な概念と計算法を学ぶ。
9 小テストⅡ
10 理想気体の可逆変化―等圧、等容変化-
【成績評価】
11 理想気体の可逆変化―等温、断熱変化-
12 熱機関の出力と効率
期末試験70%、小テスト30%
【テキスト】金原 粲、君島 真仁 ほか4名 著 『熱力
13 カルノーサイクル
14 熱力学の第二法則とエントロピー
学 事例で分かる考え方と使い方』 実教出版
【参考図書】
15 総復習
宮部 英也、斉藤 孟 著 『工業熱力学』 実教出版
【準備学習】
【備考】
指数、対数に関する式の演算、および初歩的な定積分
について復習し、計算練習しておくこと。
ものづくり環境学科 創造システム工学科
工業熱力学(Thermodynamics)高木茂男、中野道王、寺島幸雄
機械工学科
機械工学科 学科専門科目 P・M コース
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 振動現象の実例紹介
機械はその一部が運動するため、必ず振動が励起され
2 数学的・物理的基礎事項の整理
る。特に、機械の運転中に共振現象が発生すると極め
3 1自由度系の自由振動
て危険である。よって、機械の設計や部品加工に際し
4 1自由度系の強制振動
ては振動現象に関する基礎知識が必要である。
5 1自由度系の共振現象
本講義では、振動解析の基礎として1自由度系および
6 演習課題1(1自由度系の振動解析)
2自由度系の振動特性とその解析法を習得する。さら
7 2自由度系の自由振動
に、身近な振動現象として回転系の振動や梁の曲げ振
8 2自由度系の強制振動
動を例に取り上げ、応用力を養う。また、振動を抑制
9 2自由度系の共振現象
するために利用される動吸振器の仕組みを理解する。
10 演習課題2(2自由度系の振動解析)
11 回転系の振動
【成績評価】満点を期末試験70%、演習課題30%の100点
とし、60点以上を合格とする。
12 梁の曲げ振動
【テキスト】
13 動吸振器
安田仁彦『振動工学-基礎編-』コロナ社(2000)
14 演習課題3(梁の振動解析)
【参考図書】
15 多自由度系の振動
入江敏博『詳解 工業力学』理工学社(1983)
【準備学習】
【備考】
「工業力学」または「工業力学-J」の内容を復習し
ておくこと。
教養科目
M3−4
教養科目
M3−5
流体・熱応用技術(Thermal and Fluids Engineering)高木茂男、寺島幸雄
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目 P・M コース
3 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 内燃機関と空気標準サイクル
前学期における工業熱力学と流体の力学において、熱
2 オットーサイクル
と流体のエネルギーに関する最低限の知識は得ること
3 ディーゼルサイクル、サバテサイクル
ができた。これらで学んだ事柄を実際の場合に応用し
4 水蒸気の性質と蒸気表
ようとすれば、効率および損失の考え方について理解
5 ボイラーでの所要熱量、タービンでの断熱出力
を深めなくてはならない。本科目では、熱機関サイク
6 ランキンサイクル
ルを対象に効率について理解を深める事と、管路にお
7 小テストⅠ
ける流動を対象に損失の考え方を学ぶ事が主な目標で
8 層流と乱流、レイノルズ数
ある。このほか流体力学に関連する事柄として、流れ
9 管路のエネルギー式
の中の物体に働く抗力について基本事項を学ぶ事も目
10 管摩擦損失
標に含まれる。
【成績評価】
11 管摩擦以外の諸損失
12 小テストⅡ
期末試験70%、小テスト30%
【テキスト】『熱力学 事例で分かる考え方と使い方』
13 物体周囲の流れ
14 抗力と揚力
実教出版、『水力学・流体力学』朝倉書店
【参考図書】工業熱力学、水力学に関する演習書が理解
15 総復習
を深めるのに役立つ。
【準備学習】前学期における工業熱力学と流体の力学の 【備考】
内容を充分理解しておく事。これが不充分では本科目
の理解は不可能に近い。
機械設計Ⅲ(Mechanical Design Ⅲ)長坂保美
電気電子工学科
情報工学科
機械工学科 学科専門科目 P・M コース
3 年 春学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 歯車仕様設定(曲げ強さの計算、歯面強さの計算)
本講義は「機械設計Ⅰ・演習」と「機械設計Ⅱ・演
2 歯車設計(インボリュート表現)→部品モデル
習」で習得した設計法を基本に、実際の現場で行われ
3 歯車解析(歯面強さの解析) →歯面解析
ているCAD/CAM/CAEを用いた設計法を習得
4 軸仕様設定(形状、強度の計算)→部品モデル
する。特に、機械設計に必要な3次元CADによるモ
5 軸仕様設定(キー溝形状) →部品モデル
デリング手法や解析手法を学び、SolidWorks 認定試
6 軸解析(キー溝部の強度解析) →軸解析
験CSWA(Certified SolidWorks Associate)合格レベ
7 各部品の選定(ベアリング等) →部品モデル
ルまでのモデリング手法および解析手法を習得するこ
8 各部品の選定(座金等) →部品モデル
とを達成目標とする。
9 入出力軸組立 →組立モデル
10 ケース(下)仕様設定 →部品モデル
【成績評価】部品/組立モデルによる評価(70点)に小試
11 ケース(上)仕様設定 →部品モデル
12 小試験(各部品を用いた組立) →試験
験(30点)を加算し、合計60点以上を合格。
【テキスト】CAIシステムによるテキスト自動配信、
13 組立モデル・部品表の解説 →部品表
14 組立モデル作成
認定試験CSWA参考事例。
【参考図書】
15 組立モデル作成 →組立モデル
大西 清『機械設計製図便覧』理工学社
【準備学習】
【備考】
本講義終了後、講義受講者を対象にSolidWorks認定試
講義「機械設計Ⅰ-J」内容の復習および提出資料の再
験CSWAを実施し、CAD技術習得の向上を図る。
検討
CAD / CAM / CAE 演習Ⅰ(CAD/CAM/CAE Practice I)梅崎栄作
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学科専門科目 P・M コース
3 年 春学期 1 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 CAEの概要
工業製品の強度的安全性や省資源等を実現するための
2 CADによるモデリングの担当部品の決定
最適設計において、CAE(Computer Aided
3 CADによる部品のモデリング(1)(担当部品1)
Engineering: コンピュータ支援エンジニアリング)
4 CADによる部品のモデリング(2)(担当部品2)
は有効な手段になっている。そこで、本学に設置され
5 CADによる部品のモデリング(3)(担当部品3)
ている3次元CAD/CAM/CAEシステム(CATIA)を使っ
6 CADによる部品のモデリング(4)(頭部・腕・脚)
て、CAD/CAEによる製品(からくり人形)の最適設計
7 CADによる組み立て(1)(底板・側板関係)
を実体験によって学ぶことを目的とする。CADにより
8 CADによる組み立て(2)(歯車関係)
モデリングした部品を組み立て、からくり人形の機構
9 CADによる組み立て(3)(天符・車輪関係)
を理解した後に、からくり人形の主要部をCAEにより
10 CADによる組み立て(4)(頭部・腕・脚関係)
強度解析し、部品の最適形状を検討する。
【成績評価】
11 CADによる組み立て(5)(全体の組み立て)
12 CAEによる強度解析(1)(解析部分の選択)
課題レポートにより評価
【テキスト】
13 CAEによる強度解析(2)(境界条件の検討)
14 CAEによる強度解析(3)(解析の実行)
配布資料
【参考図書】
15 CAEによる強度解析(4)(解析結果の検討)
【準備学習】
「機械CAD-J」「機械工学実験Ⅱ-J」「機械工学実験
Ⅲ」で利用したCATIAの使い方を復習しておくこと。
【備考】
受講者は、PC台数の制約から原則として受講希望者の
中から「機械工学実験Ⅱ-J」の成績上位75名に限定
−88−
CAD / CAM / CAE 演習Ⅱ(CAD/CAM/CAE Practice Ⅱ)長坂保美
生活環境デザイン学科
−89−
建築学科
機械工学科 学科専門科目 プロダクトデザインコース
3 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 Ⅰ.開発マネジメントとは
マネジメントとは、あるモノ、サービス、組織
2 (1)事業価値を生み出す3要素<事例研究1>
などが生み出す価値要素の品質を高め、維持する
3 (2)開発マネジメントの概念
ための活動である。
4 Ⅱ.開発マネジメントの構成
本授業では、ものづくり企業における開発マネジ
5 (1)開発戦略(戦略)
メントの考え方をベースに、製品の価値要素の一
6 (2)開発企画(戦術)
つであるデザインの開発マネジメント(計画・管
7 (3)成果管理(成果)
理)に関する基礎知識を演習を交えて習得する。
8 Ⅲ.デザイン計画・管理 <事例研究2>
9 (1)デザイン戦略
10 (2)デザイン開発企画
【成績評価】
11 ・ユーザーエクスペリエンス手法演習
12 ・同上
期末試験100%による評価とする。
【テキスト】
13 (3)デザイン成果管理
14 ・デザイン評価手法
テキストは毎週の授業当日に配布する。
【参考図書】嶋口充輝著『顧客満足型マーケティングの
15 まとめ
構図』有斐閣
【準備学習】
【備考】
上記参考図書などを読み、マーケティングに
関する基礎知識を整理しておくことが望ましい。
情報工学科
デザイン計画・管理(Design plan and management)白谷貞夫
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 プロダクトデザインコース
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 人間工学概論(歴史、考え方)
我々が作る道具にとって、人間は必要不可欠かつ仕様
2 生物としての人間、感覚系1
変更のできない「部品」である。その意味でデザイン
3 感覚系2 電磁波センサ
行為は、人間を中心としたシステム設計として考える
4 感覚系3 気体振動センサ、浮遊物質センサ、触覚センサ等
必要がある。本科目は、 人間工学の基礎である、人
間の各種機能性能を中心に学ぶものである。
5 認知特性1 注意能力、パターン認識
6 認知特性2 記憶、判断
達成目標
7 認知特性3 アフォーダンス等
人間の機能を工学的な視点から把握し、人間中心のシ
8 運動特性1 人体の機構
ステムを構築するのに必要な知識を身につける。
9 運動特性2 筋骨格系基礎
10 人間工学手法1 代表値と標準偏差
【成績評価】課題30点、期末試験70点で、合計60点以上
11 人間工学手法2 作業域とその測定
を合格とする。
12 人間工学手法3 空間寸法の推測
【テキスト】
13 人間工学手法4 手持ちツールの要件
適宜プリント配布
14 人間工学と社会(ユニバーサルデザイン等)
【参考図書】人 間 生 活 工 学 研 究 セ ン タ ー 編 『 ワ ー ク
15 ポスト人間工学の潮流
ショップ人間生活工学1〜4』丸善(2005)
【準備学習】図書館等で人間工学やデザインの入門書を 【備考】
通読する事、インフォキャンパス等で公開する資料に
基本的に毎時間課題を行います
事前に目を通す事
ものづくり環境学科 創造システム工学科
人間工学(Ergobomics)細田彰一
機械工学科
機械工学科 学科専門科目 P・M コース
3 年 秋学期 1 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 CADの基本概念(歴史)/モデリング練習1
本講義は、「機械CAD-J」で習得した3次元CAD
2 CADの基本概念(必要性)/モデリング練習2
基本操作を基にCAD/CAMシステムの実践的なモ
3 CADの基本概念(有効利用)/データ変換練習
デリング手法とCAMを使ったNC加工法、およびマ
4 モデリング手法1/パラメトリック機能
シニングセンター(MC)による切削加工法を学ぶ。
5 モデリング手法2/マクロ機能
本講義は、本学で開発した教材支援(CAI)システ
6 NCプログラム(基本機能)/プログラム演習1
ム上に構築された教材を使って実施される。動画マ
7 NCプログラム(G機能)/プログラム演習2
ニュアルによる講義で工具・加工条件等の設定方法や
8 NCプログラム(M機能)/プログラム演習3
CAM操作方法を学び、演習で操作盤の扱い方などを
9 CAMの基本操作(2.5軸加工)/ツールパス演習1
学ぶことで、MCによる削加工法を習得することを達
10 CAMの基本操作(3軸加工)/ツールパス演習2
成目標とする。
【成績評価】各週課題(30点)、プレゼンテーションと
11 CAMの基本操作(操作盤)/疑似加工演習
12 演習課題(概要・課題設定)/課題演習1
加工品の評価(70点)とし、60点以上を合格
【テキスト】
13 演習課題(課題)/課題演習2 →ツールパス
14 演習課題(MC切削加工)/加工演習
テキスト、電子マニュアル(動画)
【参考図書】水野谷啓希、長坂保美『SolidWorks 3次
15 MCによる切削加工/プレゼンテーション →加工品
元CAD入門』丸善
【準備学習】
【備考】
本講義は本学が開発したCAIシステムで実施され、
前週までの必要事項、配付資料を予習しておくこと。
独自のペースで(理解できるまで)学習できる
教養科目
M3−6
教養科目
M3−7
プラスチック成形加工(Polymer Processing)村田泰彦
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目 プロダクトデザインコース
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 プラスチック成形加工総論
家電製品や自動車において、プラスチック部品の占め
2 プラスチック材料の構造と性質
る割合が増加している。そのため、製品設計には、プ
3 プラスチック材料の種類(1) 熱可塑性プラスチック①
ラスチック材料や成形加工法に関する基礎知識とそれ
4 プラスチック材料の種類(2) 熱可塑性プラスチック②
を活用できる能力が必要不可欠である。本講義では、
5 プラスチック材料の種類(3) 熱硬化性プラスチック
プラスチック材料および成形加工法、成形機、金型の
6 成形加工法の原理と用途(1) 押出成形
基礎について学習し、受講者各自が、(1)熱可塑性お
7 成形加工法の原理と用途(2) ブロー成形、熱成形
よび熱硬化性プラスチックの特性と種類、(2)射出成
8 成形加工法の原理と用途(3) 射出成形、圧縮成形
形や押出成形、ブロー成形の加工プロセスや用途を理
9 成形加工法の原理と用途(4) 粉末成形、流動成形他
解し、これらについて説明できることを学習の達成目
10 射出成形機(1) 射出成形機の構造
標としている。
【成績評価】
11 射出成形機(2) 新しい射出成形法と周辺機器
12 射出成形金型
期末試験(100点)で60点以上を合格とする。
【テキスト】古閑、神、竹内、野口、松野、宮澤、村田
13 射出成形の不良と対策(1) ウェルドライン他
14 射出成形の不良と対策(2) フローマーク他
共著『生産加工入門』コロナ社 (2009)
【参考図書】廣恵、本吉共著『プラスチック成形加工入
15 射出成形の不良と対策(3) ひけ、そり変形他
門』日刊工業新聞社
【準備学習】
【備考】
授業の前に教科書を読んでおくこと、また、授業の後
に要点をノートにまとめておくこと。
特殊加工(Advanced Material Processing)二ノ宮進一
電気電子工学科
情報工学科
機械工学科 学科専門科目 プロダクトデザインコース
3 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 生産における除去加工の役割
従来の切削加工や研削加工といった機械的加工では加
2 機械加工と特殊加工
工できる材料や生産性に限界がある。本講では、被加
3 レーザー加工の特徴と種類
工材の種類に関係せずに高精度加工ができるレーザー
4 レーザーによる加工現象および加工事例
加工、導電性高硬度材の放電加工などの電気エネルギ
5 放電加工の特徴と種類
加工技術、およびウォータージェット加工などについ
6 ワイヤー放電加工による加工現象
て学習する。さらに、企業の生産システムにおいて、
7 形彫り放電加工による加工現象
実際に取り組まれている環境に配慮した加工技術や、
8 放電加工技術の現状と動向
最先端の複合加工技術について紹介する。 9 電解加工の特徴と加工事例
10 ウォータージェット加工
【成績評価】
11 電子ビーム加工
12 環境に優しい加工技術の概要
期末試験で60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 環境負荷低減技術の研究事例
14 最新複合加工(切削・研削・放電)
プリントを配付
【参考図書】
15 最新複合加工(切削・研削・放電・電解・レーザー)
木本康雄他『マイクロ応用加工』共立出版
【準備学習】
【備考】
参考図書を熟読しておくこと。
デザイン演習Ⅰ(Product Design Exercises Ⅰ)大島康彰、細田彰一、栗原宏
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学科専門科目 プロダクトデザインコース
3 年 春学期 1 単位(週 2 時限)選択必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 ガイダンス -授業の目標と具体的作業内容の説明
2テーマを演習する。前半は「道具のデザイン」を
2 対象物の要求分析とデザイン条件の決定
テーマに文具や工作用加工具、物を運ぶ行為を補助す
3 構造モデル・スタディ
る新しい手法や形態を考案し、機能するモデルとして
4 アイディア展開とレンダリング表現
制作し、プロダクトの機能と構造、意匠造形の関連を
5 制作図面作成
体験的に理解する。スケッチ-機能試作-造形展開-プ
6 モデル制作1-ベース~造形作業レゼンテーションまで行い、製品開発の基本技術を修
7 モデル制作2-内部機構の造作得する。後半では製品設計をテーマに、CATIAを用い
8 モデル制作3-組立~完成た製品外観の複合的な3次曲面のモデリングとリアリ
9 デジタルデザイン手法概説-基本設計と意匠デザインスティックレンダリング技法を学び、機構設計と意匠
10 ソリッドモデリングの基礎
造形の関連性を学習する。
【成績評価】
11 ソリッドモデリングの展開
12 アセンブリモデルの取扱手法
提出作品70%とプレゼンテーション30%の結果で評価
【テキスト】
13 オリジナルモデルの機構部品と内部レイアウト
14 オリジナルモデルの詳細設計とレンダリング
授業内に適宜配布
【参考図書】
15 プレゼンテーション/講評
『ドローイング・モデリング』武蔵野大学出版局
【準備学習】
【備考】
表現技法としてのスケッチや、市販製品の使用感等に
日常的に関心を持ち、記憶を心がけること。
−90−
デザイン演習Ⅱ(Product Design Exercises Ⅱ)大島康彰、細田彰一、栗原宏
【備考】
作品制作用の材料費として若干の受講生個人負担があ
ります。
生産加工実験Ⅰ(Experiment on Manufacturing Process Ⅰ)古閑伸裕、竹内貞雄、二ノ宮進一
【備考】
生産加工実験Ⅱ(Experiment on Manufacturing Process Ⅱ)村田泰彦、神雅彦、全敏榮
【備考】
−91−
生活環境デザイン学科
【準備学習】
実験や実習を行う前に、テキストを熟読し、実験の目
的を理解し、実験の手順を把握しておくこと。
建築学科
機械工学科 学科専門科目 プロダクトデザインコース
3 年 秋学期 1 単位(週 2 時限)選択必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 ガイダンス
ものづくりの基礎技術を習得するための科目である。
2 射出成形加工(各種成形法とプラスチックの特徴)
本科目では、用途が拡大しつつあるプラスチック成形
3 スパイラルフロー試験(射出条件と樹脂の流動性)
加工と精密機械加工の実験を行う。さらに、身の回り
4 ウェルドライン試験(射出率による引張り強度)
に多く存在する箱もの製品を作るための加工法である
5 ウェルドライン試験(射出圧力による引張り強度)
板金加工の実習を行い、それぞれの加工技術の特徴や
6 報告書作成指導
用途を理解した上で、自ら機械や装置を操作し、自ら
7 二次元切削実験(せん断角に関する解析と測定)
が目的とする成形が行える能力を身につける。さら
8 二次元切削実験(切削力に関する解析と測定)
に、加工を行う際の準備や適正な加工条件の設定など
9 フライス加工(エンドミル加工)実験
の段取り作業を、安全面を考慮しつつ行える能力を養
10 マシニングセンタによるCNC加工実験
う。
【成績評価】実験毎に課す報告書の点数の相加平均によ
11 報告書作成指導
12 CADによるブランク展開図の作成
り評価する。平均点60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 レーザおよびシャーによる切断加工
14 プレスブレーキによる曲げ加工
機械工学科編『生産加工実験Ⅰ•Ⅱテキスト』
【参考図書】
15 セットプレスによる穴あけ加工
情報工学科
【準備学習】
実験や実習を行う前に、テキストを熟読し、実験の目
的を理解し、実験の手順などを把握しておくこと。
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 プロダクトデザインコース
3 年 春学期 1 単位(週 2 時限)選択必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 ガイダンス
ものづくりの基礎技術を習得するための科目である。
2 機械加工概論
本科目では、代表的な製品生産のための加工技術であ
3 工作機械の機構と精度
る、機械加工、塑性加工、溶接加工の実験を行う。こ
4 旋削加工実験
の実験を行うことで、それぞれの加工技術の特徴や用
5 機械加工部品の寸法精度と加工面表面粗さ
途を理解した上で、自ら機械や装置を操作し、自らが
6 報告書作成指導
目的とする加工が行える能力を身につける。さらに、
7 円形部品のせん断(打抜き)加工
加工を行う際の準備や適正な加工条件の設定などの段
8 円筒容器の深絞り加工
取り作業を、安全面を考慮しつつ行える能力を養う。
9 円筒容器のしごき加工
10 角筒容器の深絞り加工
11 報告書作成指導
【成績評価】実験毎に課す報告書の点数の相加平均によ
12 溶接作業における大気の遮断と冷却速度
り評価する。平均点60点以上を合格とする。
13 炭酸ガスアーク溶接における溶接電流とビード形状の関係
【テキスト】
機械工学科編『生産加工実験Ⅰ•Ⅱテキスト』
14 溶接ビード界面近傍の温度計測
【参考図書】
15 スポット溶接における溶接電流と接合強度の関係
ものづくり環境学科 創造システム工学科
【準備学習】
表現技法としてのスケッチや、市販製品の使用感等に
日常的に関心を持ち、記憶を心がけること。
機械工学科
機械工学科 学科専門科目 プロダクトデザインコース
3 年 秋学期 1 単位(週 2 時限)選択必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 概説 -人間工学とデザイン設計
2テーマを演習する。前半は福祉/介護をテーマに人
2 人体の数値計測と作業条件の調査・解析
間の身体構造や運動特性を考慮した場合に、機器の構
3 設計条件の検討 ~ スタディ・モデル制作
造や形態がどう変化するかを考察する。人体の計測や
4 アイディア展開 ~ スケッチ作成
動作解析から問題点を抽出し、解決案としてのプロト
5 図面作成 ~ モデルベースの造作
タイプを制作/検証するデザイン手法への理解を深め
6 モデル作業 -造形作業
る。後半はラピッド・プロトタイピングの実践的手法
7 モデル作業 -内部機構作成 を用い、製品のモックアップを作成する。CATIA
8 中間プレゼンテーション
により作成したモデリングデータをNC切削と3次元
9 CATIAデザインデータの作成
樹脂造形装置を利用して立体化し、設計イメージと実
10 CATIAデザインデータの修正とSTLデータの調整
物との差異を確認する。
【成績評価】
11 モデル出力作業 -NC切削加工
12 モデル出力作業 -樹脂造形
提出作品70%とプレゼンテーション30%の結果で評価
【テキスト】
13 モデル作業 -下地調整、仮組立
14 モデル作業 -塗装、仕上げ、調整
授業内に適宜配布
【参考図書】
15 プレゼンテーション/講評
教養科目
M3−8
教養科目
M3−9
応用数学Ⅱ−J(Advanced Mathematics Ⅱ -J)大野修一
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 微分方程式の解、一般解・特殊解
本授業では、自然科学や工学の事象の正確な表現に必
2 変数分離形微分方程式
須となる数学的方法のうち、「微分方程式論」の内容
3 同次形微分方程式
を一通り身につけることを目的とする。変数分離形、
4 1階線形微分方程式
同次形といった代表的な微分方程式の解法を学び、線
5 ベルヌーイの方程式
形微分方程式について学ぶ。微分方程式の基礎概念を
6 完全微分方程式
理解し、機械工学の諸分野において必要となる問題解
7 積分因子
決能力・計算力を身につける。代表的な微分方程式の
8 総合演習(中間試験を含む)
解法を習得することを学習の達成目標とする。
9 線形微分方程式の解の性質
10 定数係数2階同次線形微分方程式(1) 定義
【成績評価】中間試験(40点)、期末試験(60点)で60点以
11 定数係数2階同次線形微分方程式(2) 補助方程式
12 逆演算子法
上を合格とする。
【テキスト】
13 逆演算子の展開
14 定数係数非同次線形微分方程式(1) 解法
矢野健太郎・石原繁編『基礎解析学』裳華房(2009)
【参考図書】
15 定数係数非同次線形微分方程式(2) 特殊解
【準備学習】
各授業の前に教科書を読んで、疑問点、不明なところ
をまとめておくこと。
【備考】
教科書を持っていても、必ずノートを持ってきてノー
トをとり、計算してください。
応用数学Ⅲ−J(Advanced Mathematics Ⅲ -J)石崎克也
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
3 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 複素数の導入と四則演算
本授業では、自然科学や工学の事象の正確な表現に必
2 演算演習(特に、除法)
須となる数学的方法のうち、「複素関数論」の内容を
3 複素平面、極形式の導入
一通り身につけることを目的とする。複素数の四則演
4 演算の幾何的意味
算とその幾何学的性質を理解し、正則関数の意味を学
5 ド・モアブルの定理
ぶ。複素積分の意味と積分公式の役割を学ぶ。機械工
6 n乗根
学の諸分野において必要となる複素数の計算力を習得
7 複素関数
することを学習の達成目標とする。
8 複素関数の微分、正則関数
9 コーシー・リーマンの方程式(1) 正則判定
10 コーシー・リーマンの方程式(2) 調和関数
【成績評価】レポート(40点)、期末試験(60点)で60点以
11 指数関数・三角関数
12 複素積分
上を合格とする。
【テキスト】
13 積分路
14 コーシーの積分定理
矢野健太郎・石原繁編『基礎解析学』裳華房(2009)
【参考図書】
15 コーシーの積分公式
情報工学科
【準備学習】
各授業の前に教科書を読んで、疑問点、不明なところ
をまとめておくこと。
【備考】
教科書を持っていても、必ずノートを持ってきてノー
トをとり、計算してください。
化学−J(Chemistry-J)小野勇
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 元素と周期律(1) 原子の構造と電子配置
工業材料の理解に欠かすことのできない物質の基本的
2 元素と周期律(2) 周期表の理解、元素の分類と各論
性質を系統的に学ぶとともに、化学量論に基づいた計
3 化学結合論(1) 化学結合と分子間力
算が正確にできることを目的とする。元素の周期律と
4 化学結合論(2) 分子の形
電子との関係、物質の状態、化学反応の定性的・定量
5 化学結合論(3) 量子力学による理解
的理解、材料学への応用について学ぶ。原子の性質や
6 化学量論 モルの概念と化学反応式
結合性を電子と関連づけて説明できること、化学量論
7 物質の状態(1) 物質の状態変化と状態図・気体の性質
に基づいた計算および化学反応の定性的・定量的理解
8 物質の状態(2) 液体・固体・溶液の性質
ができることを学習の達成目標とする。
9 化学平衡論(1) 化学平衡
10 化学平衡論(2) 溶解と沈殿
【成績評価】期末試験(70点)、レポート(15点×2回= 11 酸・塩基の反応
12 酸化還元反応と電気化学
30点)で合計60点以上を合格とする。
【テキスト】小林・三五・中村・南澤・山口編著『化学
13 化学反応速度論
14 化学熱力学
の世界への招待』三共出版(2009)
【参考図書】
15 物質材料の化学
【準備学習】
各授業の前に教科書、資料などを読んで、疑問点、不
明なところをまとめておくこと。
【備考】教科書を持っていても、必ずノートを持ってきて
ノートをとってください。授業中でも遠慮なく質問し
てください。
−92−
生物学−J(Biology-J)齋藤理佳
【備考】
機械力学Ⅱ− J(Machine dynamics Ⅱ -J)張暁友
【備考】
−93−
生活環境デザイン学科
【準備学習】
工業力学、応用数学をよく理解しておくこと。
建築学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
3 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 1自由度系の自由振動
機械の設計においては、十分な部材強度と安定な動的
2 1自由度系の自由振動
挙動の確保が重要であるが、両者は相互に影響を及ぼ
3 1自由度系の減衰振動
し合う。機械力学は、機械の動的挙動(運動や振動)
4 1自由度系の減衰振動
を扱う学問であり、機械設計に必須な知識を与える。
5 1自由度系の強制振動
1自由度線形系の振動解析法を基礎として、2自由度
6 1自由度系の強制振動
線形系の振動解析法について学習する。また、2自由
7 2自由度系の運動方程式
度線形系に対する解析法を拡張することによって、多
8 減衰のない2自由度系の自由振動
自由度線形系への導入および多自由度系の重要な概念
9 減衰のある2自由度系の自由振動
である固有振動モードについても理解することを目標
10 2自由度系の強制振動
とする。
【成績評価】期末試験70%、演習課題30%で、総合60%以
11 連続体の振動
12 連続体の振動
上を合格とする。
【テキスト】三浦宏文編著『機械力学-機構・運動・力
13 連続体の振動
14 機械振動の計測と制御
学-』朝倉書店
【参考図書】
15 機械振動の計測と制御
情報工学科
【準備学習】
基礎力学・演習、工業力学を理解しておくこと。
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 動力学の概要
本講では質量のある質点や剛体は外から力やトルクを
2 運動の法則
受けるとどのような運動をするか、すなわち、動力学
3 ダランベールの原理
の基礎について学習する。この科目は以降の専門基礎
4 回転を伴う運動
科目の諸力学の理解に不可欠であり、高速の機械の設
5 剛体の平面運動
計に必要な慣性力、バランシングおよび振動などの知
6 往復機械の慣性力
識を得ることができる。
7 直列形往復機関のつりあい
8 多列形機関のつりあい
9 変速機による動力伝達
10 回転機械のつりあい
【成績評価】期末試験70%、演習課題30%で、総合60%以
11 回転機械のつりあい条件
12 回転機械のふれまわり危険速度
上を合格とする。
【テキスト】三浦宏文編著『機械力学-機構・運動・力
13 回転機械のねじり危険速度
14 固有振動と危険速度
学-』朝倉書店
【参考図書】
15 歯車伝動軸
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械力学Ⅰ− J(Machine dynamics I-J)張暁友
機械工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
3 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 生命を構成する物質
本授業では、生物界に見られる「多様性」と「共通
2 細胞の構造
性」について考え、受講者各自の生物観を養うことを
3 細胞周期
目的とする。生物には、分子、細胞、組織、器官、個
4 遺伝
体、個体群、群集という階層性(レベル)がある。この
5 遺伝情報の複製
授業では、分子レベルというミクロな観点から、群集
6 遺伝子の発現
というマクロな観点まで、「生物」について体系的に
7 アミノ酸とタンパク質
学習する。本物の科学リテラシーを身に付け、考察
8 代謝
し、実践することができることを達成目標とする。
9 生体エネルギー
10 シグナル伝達
【成績評価】期末試験(70点)、レポート(30点)で60点以
11 生殖と減数分裂
12 発生と分化
上を合格とする。
【テキスト】
13 ホメオスタシス
14 行動と生態
石川 統編 『生物学(第2版)』東京化学同人(2008)
【参考図書】『生命科学(改訂第3版)』東京大学生命科
15 変わりゆく生物
学教科書編集委員会(2009)
【準備学習】
【備考】
教科書を持っていても、必ずノートを持ってきてノー
生物学に関する本を読んでおくこと。
トをとってください。
教養科目
M3−10
教養科目
M3−11
制御工学基礎ー J(Fundamentals of Control Engineering -J)張暁友
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 フィードバック制御系の基本構造
フィードバック制御の概念を理解し、古典制御の基礎
2 ラプラス変換
を習得することを目的とする。本講義では、まず
3 ラプラス逆変換
フィードバック制御系の基本構造を理解する。次い
4 伝達関数による制御系の表現
で、ラプラス変換およびラプラス逆変換を習得し、伝
5 ブロック線図による制御系の表現
達関数を使った制御系の表現方法を身に付ける。さら
6 過渡応答
に、過渡応答、周波数応答による制御系の特性と表現
7 周波数応答(ベクトル軌跡)
方法を理解し、フィードバック制御系の安定性判別方
8 周波数応答(ボード線図)
法を習得する。最後、制御系に要求される特性を明ら
9 安定性(フィードバックの効果)
かにし、フィードバック制御による補償器の設計法を
10 安定性(ラウス、フルビッツの安定判別法)
学習する。
【成績評価】
11 安定性(ナイキストの安定判別法)
12 制御性能(ゲイン余裕と位相余裕)
演習課題30%、期末試験70%
【テキスト】
13 制御性能(定常特性)
14 制御系の設計法(位相遅れ補償、位相進み補償)
田中正吾 編著『制御工学の基礎』森北出版
【参考図書】斎藤制海、徐粒著『制御工学』森北出版、
15 制御系の設計法(PID補償)
江口弘文著『PID制御の基礎』東京電機大学出版
【準備学習】
【備考】
テキストを熟読しておくこと。
ロボット工学ー J(Robotics -J)張暁友
電気電子工学科
情報工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
3 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 ロボット工学の概要(ロボットの概念と形)
ロボット工学は、機構学、制御工学、電気・電子工
2 メカニズム (ロボットの関節及びその構成)
学、コンピュータ工学など多くの分野にまたがる幅の
3 メカニズム (動力伝達機構)
広い学問である。本講義では、ロボットの基本構成で
4 センサ(ロボットに使う内界センサ)
ある機構、センサ、アクチュエータについて理解す
5 センサ(ロボットに使う外界センサ)
る。また、ロボットの運動学と動力学の基礎理論、ロ
6 アクチュエータ(アクチュエータの種類)
ボットの運動制御手法を習得することを学習の達成目
7 アクチュエータ(サーボモータの制御)
標としている。
8 運動学(座標変換、同次変換行列)
9 運動学(順運動学と逆運動学)
10 運動学(ヤコビ行列とその応用)
【成績評価】
11 動力学(ラグランジュ法による運動方程式)
12 動力学(ニュートン・オイラー法による運動方程式)
演習課題30%、期末試験70%
【テキスト】松日楽信人、大明準治著『ロボットシステ
13 運動制御(位置・軌道制御)
14 運動制御(力制御)
ム入門』オーム社
【参考図書】ポール著、吉川訳『ロボット・マニピュレータ』
15 ロボットの応用
コロナ社、クレイグ著、三浦訳『ロボティクス』共立出版
【準備学習】
【備考】
テキストを熟読しておくこと。
工業熱力学Ⅰ−J(Thermodynamics Ⅰ -J)中野道王
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 工業熱力学に関する重要概念の定義
工業熱力学では熱と仕事の関係を巨視的に扱う。工業
2 熱力学の第一法則
熱力学は熱機関の発達に長く寄与してきたが、エネル
3 内部エネルギーとエンタルピー
ギー問題や環境問題の解決などに今後も重要な役割を
4 理想気体と状態量
担うと考えられる。本科目と続く工業熱力学Ⅱ-Jで
5 状態方程式と状態変化
は、工業熱力学における基礎的な知識と応用力を一通
6 ガス定数と比熱
り身につけることが目的である。熱エネルギーを仕事
7 状態変化と仕事
に変換して利用する時に必要な熱の第一法則と第二法
8 等容変化、等圧変化、等温変化
則について基礎的な知識と応用能力を身につけること
9 断熱変化
を本科目の達成目標とする。
10 熱力学の第二法則
【成績評価】
11 カルノーサイクル
12 クロジュースの積分からエントロピーへ
期末試験(100点)で60点以上を合格とする。
【テキスト】金原 粲、君島 真仁 ほか4名 著 『熱力
13 可逆過程のエントロピー
14 エントロピーと状態変化の方向
学 事例で分かる考え方と使い方』 実教出版
【参考図書】
15 有効エネルギー
宮部 英也、斉藤 孟 著 『工業熱力学』 実教出版
【準備学習】「基礎数理・演習Ⅰ-J」、「基礎数理・演習 【備考】
Ⅱ-J」の内容、特に指数、対数についての式の演算、基
演習問題で理解を深める工夫をしているが、自発的に
本的な定積分の計算、について復習しておくこと。
問題に取り組み計算になれることを期待する。
−94−
工業熱力学Ⅱ−J(Thermodynamics Ⅱ -J)中野道王
【備考】
−95−
生活環境デザイン学科
【準備学習】授業前にはテキストを事前に熟読し、授業
後には授業中に実施した演習問題を再度解くなどし、
完全に理解しておくこと。
建築学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 生産加工法の種類と特徴
様々な機械製品を構成する金属製部品を生産するため
2 切削加工理論
の代表的な加工法について学ぶ。すなわち、素材を切
3 切削加工法の種類・工具と工作機械(1)
削して所望の形状や寸法に仕上げる機械加工法の加工
4 切削加工法の種類・工具と工作機械(2)
原理や加工機械について学ぶ。また、板や棒などの素
5 砥粒加工理論
材を製造するための塑性加工技術や、これら素材を用
6 研削加工法の種類・工具と工作機械
いて製品を大量生産するためのプレス加工について、
7 塑性力学の基礎
その原理や特徴を理解する。さらに、最近注目を集め
8 圧延加工
ているセラミック粉末成形加工やマイクロ加工につい
9 押出加工、引抜加工
ても理解を広げる。
10 せん断加工、曲げ加工
【成績評価】
11 深絞り加工、鍛造加工
12 金型とプレス機械
期末試験により評価する。
【テキスト】
13 粉末成形加工法 -金属・セラミック粉末の成形加工
14 マイクロ加工法 -イオンビームや光を使った加工
『生産加工入門』、コロナ社
【参考図書】
15 超音波併用プラスチック成形加工
情報工学科
生産加工学Ⅰ− J(Manufacturing Process Ⅰ -J)神雅彦、古閑伸裕、野口裕之
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 次元解析と相似則
本科目の主な目的は、「流体力学Ⅰ-J」に続いて水力
2 相似則と無次元数
学における基礎的な知識と応用力を身につけること、
3 層流と乱流
抗力と揚力、境界層、相似則について学ぶことであ
4 層流の解析―平行平板間の流れ―
る。粘性を考慮した流動の解析に馴染むこと、乱流現
5 層流の解析―Hagen-Poiseuilleの式―
象、管路損失など、実践的な流体工学に欠かせない事
6 レイノルズ数と乱流遷移
柄について基本的知識を持つこと、物体の周囲の流れ
7 乱流現象
における現象について知ること、流体力学に限らず工
8 流路におけるエネルギー式と損失
学全般に広く応用できる相似則について学び、現象理
9 管摩擦係数とレイノルズ数、壁面あらさ
解に活用できるようになることが達成目標である。
10 管路での諸損失
【成績評価】
11 管路損失発生の機構
12 物体周囲の流れ
期末試験での得点60点以上を合格とする。
【テキスト】市川常雄 著『改訂新版 水力学・流体力
13 抗力と揚力
14 境界層―境界層厚さ、はく離―
学』朝倉書店 (1981)
【参考図書】
15 境界層―層流と乱流、制御―
石綿良三 著『流体力学入門』森北出版(2000)
【準備学習】流体力学Ⅰ-Jの内容、特にベルヌーイの式 【備考】
授業中に示す演習問題は復習できるように整理してお
の考え方を確実に身につけておくこと。次元解析に関
くこと。
連して指数式の演算に慣れておく事。
ものづくり環境学科 創造システム工学科
流体力学Ⅱ−J(Fluid Mechanics Ⅱ -J)高木茂男
機械工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
3 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 熱機関とサイクル
工業熱力学はエネルギー問題や環境問題の解決などに
2 空気標準サイクルによる解析
今後も重要な役割を担うと考えられる。工業熱力学Ⅰ
3 オットーサイクル
-Jに引き続き、工業熱力学の基礎的な知識と応用力を
4 ディーゼルサイクル、サバテサイクル
身につけることが目的の一つである。これに加えて、
5 スターリングサイクル
熱エネルギーの移動を対象とする伝熱工学の基礎を理
6 相変化
解する事が本科目のもう一つの目的である。サイクル
7 蒸気の性質と蒸気表
論により内燃機関の性能を考察できること、水蒸気を
8 湿り蒸気の状態量
作動流体とするランキンサイクルの概要を理解するこ
9 ボイラー、蒸気タービン
と、伝熱工学の基礎となる熱の移動現象を理解するこ
10 ランキンサイクル
と、以上が達成目標である。
【成績評価】
11 伝熱の三基本形式
12 熱伝導
期末試験(100点)で60点以上を合格とする。
【テキスト】金原 粲、君島 真仁 ほか4名 著 『熱力
13 強制対流熱伝達
14 自然対流熱伝達
学 事例で分かる考え方と使い方』 実教出版
【参考図書】
15 熱放射
宮部 英也、斉藤 孟 著 『工業熱力学』 実教出版
【準備学習】工業熱力学Ⅰ-Jの内容、特に代表的な状態 【備考】
演習問題で理解を深める工夫をしているが、自発的に
変化に伴う各状態量の変化と媒体の成す仕事の計算に
問題に取り組み計算になれることを期待する。
ついて充分に習熟しておくこと。
教養科目
M3−12
教養科目
M3−13
生産加工学Ⅱ−J(Manufacturing Process Ⅱ -J)竹内貞雄、村田泰彦
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
3 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 鋳造加工法の種類
本科目の目的は、生産加工技術に関する幅広い知識を
2 鋳造加工法による凝固組織と機械的性質
習得し、それを有効に活用できる能力を養なうことに
3 溶接加工の基礎-アーク発熱現象とその特性
ある。本講義では、様々な部品や製品を生産するため
4 溶接加工用電源の種類と特性
の加工に広く用いられている鋳造加工、溶接加工、高
5 溶接加工法の種類と特性
エネルギー加工(レーザ加工、放電加工)、プラスチッ
6 溶接組織と溶接欠陥
ク成形加工法について学習する。受講生各自が各種加
7 レーザ加工法-除去加工
工の加工原理や特徴、さらに用途などを理解し、これ
8 レーザ加工法-接合加工と表面改質
らについて簡潔に説明できるようになることを学習の
9 プラスチック成形材料の種類と特性-成形材料の特性
達成目標としている。 10 プラスチック成形材料の種類と特性-成形材料の種類
【成績評価】
11 プラスチック成形加工の種類と特徴-押出成形他
12 プラスチック成形加工の種類と特徴-射出成形他
期末試験(100点)で60点以上を合格とする。
【テキスト】古閑・神・竹内・野口・松野・宮澤・村田
13 射出成形機と金型の基本構造
14 射出成形の実際
共著『生産加工入門』コロナ社(2009)
【参考図書】
15 放電加工法
【準備学習】
授業の前に、教科書を読んでおくこと、また、授業の
後に要点をノートにまとめておくこと。
【備考】
授業内容に関する質問に対しては、授業前後の時間帯
や放課後に対応する。
実践機械演習Ⅰ−J(Advanced Exercise in Laboratories Ⅰ -J)藤本亮一、機械工学科全教員
電気電子工学科
情報工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
3 年 春学期 1 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 課題解決の要素―分析、仮説、吟味―
これまで履修してきた専門科目の知識と経験を総合的
2 解決の為の課題分析―問題の抽出―
に応用して、問題発見・課題解決能力として活かすこ
3 解決の為の課題分析―記述と抽象化―
とができるようになることを目的とする。実例を題材
4 課題分析演習―事故事例の分析―
として、課題分析、解決仮説の発想と検証等の手法を
5 課題分析演習―分析結果の発表、討論―
演習形式で学ぶ。グループ学習を取り入れ、技術遂行
6 解決仮説の発想法―発想法、発想ツール―(Ⅰ)
の場での交流能力育成も図る。課題解決の手順を正し
7 解決仮説の発想法―発想法、発想ツール―(Ⅱ)
く認識すること、課題分析の主な手法を知ること、解
8 発想演習―現象の解釈、仮説の発想―
決仮説の発想とその検証を一通り実行できること、以
9 発想演習―解釈結果の発表、討論―
上を目標とする。
10 課題解決の実際―調査の進め方―
【成績評価】各課題に対する成果報告書と口頭試問で評
11 課題解決の実際―実験の進め方―
12 課題解決の実際―数値解析の進め方―
価。総合計点60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 仮説検証演習―研究/調査計画の作成―(Ⅰ)
14 仮説検証演習―研究/調査計画の作成―(Ⅱ)
課題ごとに関連資料を配布する。
【参考図書】
15 仮説検証演習―研究/調査計画発表、討論―
必要に応じてそのつど紹介する。
【準備学習】
【備考】
本科目と「実践機械演習Ⅱ-J」は、一連の科目として
これまでに専門科目で学習した事柄を課題解決という
課題遂行能力を育成できるように構成されている。
観点から見直して復習すること。
実践機械演習Ⅱ−J(Advanced Exercise in Laboratories Ⅱ -J)藤本亮一、機械工学科全教員
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
3 年 秋学期 1 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 課題解決としての設計
「実践機械演習Ⅰ-J」に引き続き、専門科目の学習内
2 要求機能の抽出と記述
容を総合的に応用して問題発見・課題解決能力として
3 要求機能から設計解への思考展開(Ⅰ)
活かすことが目的である。Engineering Designとして
4 要求機能から設計解への思考展開(Ⅱ)
の広義の「設計」を課題解決業務の一つの典型ととら
5 要求機能分析演習―失敗事例の検討―
え、専門知識を課題解決に活かす能力の養成を図る。
6 要求機能分析演習―検討結果の発表、討論―
要求機能の抽出、記述、分析、ができるようになるこ
7 設計解の検討―性能、強度など―
と、設計解を発想し、検討、評価する手法を身につけ
8 設計解の検討―生産性、コスト、安全性など―
ること、さらに、既存の工業製品を設計解として分
9 設計解評価演習―家電製品など事例検討―
析、評価し設計業務の参考とする力を身につけるこ
10 設計解評価演習―検討結果の発表、討論―
と、以上を目標とする。
【成績評価】各課題に対する成果報告書と口頭試問で評
11 製品分解演習―要求機能の把握―
12 製品分解演習―機構の把握―
価。総合計点60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 製品分解演習―機能実現法としての機構の評価―
14 製品分解演習―生産性などからの機構の評価―
課題ごとに関連資料を配布する。
【参考図書】
15 製品分解演習―発表と討論―
必要に応じてそのつど紹介する。
【準備学習】「機械設計Ⅰ、Ⅱ-J」で学んだ事柄を、設 【備考】
「実践機械演習Ⅰ-J」と本科目は、一連の科目として
計手順のあるべき姿は何か、という観点から振り返
課題遂行能力を育成できるように構成されている。
り、復習すること。
−96−
ロボット工学Ⅰ(Robotics I)三宅徳久
生活環境デザイン学科
−97−
建築学科
機械工学科 学科専門科目 メカニクスコース
3 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 自動車工学とは
最近の自動車は、機械的なメカニズムを電子的に制御
2 車両運動性能Ⅰ (動力性能・加速性能)
することにより、機能を高めるだけでなく安全に配慮
3 車両運動性能Ⅱ (制動性能)
した製品開発が行われている。本講義において、前半
4 車両運動性能Ⅲ (旋回性能)
では自動車の運動性に関わる設計法を学ぶことで、基
5 懸架装置・操舵装置の設計
本構造を理解する。後半では最近の自動車における安
6 車体の構造と力学
全と環境に関わる課題やそれを克服するための最新技
7 エンジン冷却系の設計
術についても紹介することで自動車設計に関わる知識
8 自動車が抱える課題 (環境と安全)
修得を目的とする。
9 環境対策車両Ⅰ (ハイブリッド車、電気自動車)
10 環境対策車両Ⅱ (燃料電池自動車、代替燃料車)
【成績評価】
11 安全対応技術
12 最新技術とその仕組みⅠ(乗用車)
期末試験80%、授業ノート20%(提出)
【テキスト】自動車技術会編著『自動車開発・製作ガイ
13 最新技術とその仕組みⅡ(商用車;トラック・バス)
14 実験評価手法
ド』自動車技術会
【参考図書】自動車技術会編著『自動車技術ハンドブッ
15 これからの自動車
ク10設計(EV・HEV)編』自動車技術会
【準備学習】
【備考】
授業前にテキストを読んで、授業後は要点をノートに
整理しておくこと。
情報工学科
自動車工学(Automotive Engineering)岡崎昭仁
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 メカニクスコース
3 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 ロボット技術史概論
ロボットは、機構、エレクトロニクス、コンピュー
2 ロボットの作業と動作方式(プレイバック等)
タ、制御など、さまざまな分野の技術の総合により成
3 ロボットにおけるサーボ制御の基礎
り立っているシステムである。このため、ロボットシ
4 機構系と制御系のマッチング
ステムの実現には、個々の要素技術を知るとともに、
5 多軸協調における軸間マッチング
それらの間のバランスを考慮したシステム構築が重要
6 マニピュレータの運動制御(ロボットの手)
である。本講では、複数技術のマッチングという観点
7 移動機構と移動制御(ロボットの足)
からロボット工学を俯瞰するとともに、産業用ロボッ
8 ロボットにおけるセンサ制御
トから人と共存する医療福祉ロボットまでの多様な具
9 知能ロボット-1:力制御
体的事例を通して、システム構築の考え方を習得す
10 知能ロボット-2:視覚認識と画像処理
る。
【成績評価】
11 ロボット用コントローラ・アーキテクチャ
12 ロボットのソフトウェアとプログラミング
課題演習レポート100%
【テキスト】
13 各種ロボット事例-1(産業用、極限作業ロボット)
14 各種ロボット事例-2(医療福祉ロボット等)
各回プリント配布
【参考図書】日本ロボット学会編『ロボット工学ハンド
15 ロボットシステム統合、演習課題説明
ブック』コロナ社(新版)
【準備学習】
【備考】
ロボット工学を主題に要素技術統合の考え方について
前期の「ロボット工学-I」の内容を復習しておくこ
学ぶもので、機械系の学生に限らず聴講できる。
とが望ましい。
ものづくり環境学科 創造システム工学科
ロボット工学Ⅱ(Robotics Ⅱ)三宅徳久
機械工学科
機械工学科 学科専門科目 メカニクスコース
3 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可
【授業計画】
【授業の目標】
1 ロボットの概念・定義
ロボットは、機構、制御、計算機科学等、さまざまな
2 ロボットの現状と可能性
技術の総合によって実現される。ここでは、要素技術
3 ロボットの要素技術(アクチュエータ)
の概要とその総合によるシステム構築の考え方を習得
4 ロボットの要素技術(センサ・機械要素)
するとともに、具体的なシステム事例の数々について
5 ロボットの運動学(座標変換・回転および並進)
考察するとともに、基本的な駆動原理、制御理論など
6 ロボットの運動学(座標変換・空間運動)
を学ぶ。
7 ロボットの運動学(順運動学と逆運動学)
8 ロボットの制御(機械制御の概念と特徴)
9 ロボットの制御(ラプラス変換の定義と公式)
10 ロボットの制御(ラプラス変換の性質)
【成績評価】授 業 中 に 行 う 小 テ ス ト ( 数 回 を 予 定 )
11 ロボットの制御(基本要素の伝達関数)
12 ロボットの制御(ブロック線図の等価交換)
30%、期末試験70%として評価
【テキスト】『絵解きロボット工学-基礎のきそ-』日刊
13 ロボットの制御(過渡応答)
14 ロボットの制御(周波数応答)
工業新聞社 (2007)
【参考図書】
15 全体まとめ・課題演習
『新版 ロボット工学ハンドブック 』コロナ社(2005)
【準備学習】
【備考】
微分積分法に関しての基礎知識。簡単な演習を行える
だけの復習をしておくこと。
教養科目
M3−14
教養科目
M3−15
メカニクス総合演習Ⅰ(Integrated Practice for Engineer Ⅰ)メカニクスコース教員
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目 メカニクスコース
3 年 春学期 1 単位(週 2 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 構想・計画図の作成
これまで機械工学科で学んできた基礎的学力をベース
2 第1次設計
に、社会的に有用で高品質な製品群を研究、開発、設
3 第1次設計
計、製造するために必要とされる技術対応と新たなメ
4 詳細設計発表会
カニズムの創出を目的として、機械工学関連分野での
5 試作品の製作
問題発見・解決が自らの手で行えるような能力を付与
6 試作品の製作
する。メカニクス基礎演習で構想設計したものの製作
7 試作品の発表会
を行なう。
8 試作品の改良設計
9 最終製品の製作
10 最終製品の製作
【成績評価】設計、製作の進め方、発表方法、製品の完
11 最終製品の製作
12 最終製品の製作
成度などを総合的に評価する。
【テキスト】
13 評価・競技会
14 評価・競技会
プリント
【参考図書】
15 製品発表会
【準備学習】
製図の書き方、加工方法について復習しておくこと。
【備考】
メカニクス総合演習Ⅱ(Integrated Practice for Engineer Ⅱ)メカニクスコース教員
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 メカニクスコース
3 年 秋学期 1 単位(週 2 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 オリエンテーション
これまで機械工学科で学んできた基礎的学力をベース
2 各所属ゼミでの課題研究
に、社会的に有用で高品質な製品群を研究、開発、設
3 以降11週まで課題研究
計、製造するために必要とされる技術対応と新たなメ
4 課題研究
カニズムの創出を目的として、機械工学関連分野での
5 課題研究
問題発見・解決が自らの手で行えるような能力を付与
6 課題研究
する。
7 課題研究
8 課題研究
9 課題研究
10 課題研究
【成績評価】課題研究の進め方、プレゼンテーション、
11 課題研究
12 課題研究報告会
報告書等を総合して評価する。
【テキスト】
13 課題研究報告会
14 課題研究報告会
プリント
【参考図書】
15 報告書作成
情報工学科
【準備学習】
レポートの書き方、プレゼンテーションの方法につい
てよく理解しておくこと。
【備考】
短期インターンシップ(Short-Term Internship)神雅彦
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学科専門科目
3・4 年 春・秋学期(集中講義)2 単位 選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 実習先企業の研究
機械関連企業等に出向き実習を行い、機械工学を実践
2 社会人と企業ルールおよび安全教育
的かつ総合的に学ぶ。大学で学んだ科目と実社会との
3 工場見学と会社の仕組みの研究
関連性、規則正しい生活とルール遵守することの重要
4 基本実習1:作業を覚え、慣れる。
性、積極的に取り組む姿勢、技術遂行の実際、あるい
5 基本実習2:作業をこなす。
は他者とのコミュニケーションを体験的に学ぶことを
6 基本実習3:作業を理解する。
目的かつ目標とする。
7 事前研究・基本実習のまとめ
8 応用実習1:機械を理解し、操作に慣れる。
9 応用実習2:機械作業をこなす。
10 応用実習3:機械作業を理解する。
【成績評価】
11 総合実習1:生産を理解し、操作になれる。
12 総合実習2:生産をこなす。
実習日誌、レポートの提出と口答試問で60点以上
【テキスト】
13 総合実習3:生産を理解する。
14 応用・総合実習のまとめ
インターンシップ要領および実習先企業での配布物。
【参考図書】
15 レポートの作成と提出
【準備学習】
社会のマナーやルールおよび実習先企業に関してよく
研究しておくこと。
【備考】
期間は2週間程度とする。受講に際しては「インター
ン賠償責任保険」に加入する必要がある。
−98−
長期インターンシップ(Long-Term Internship)神雅彦
【備考】インターンシップ先企業は随時参照可能。受講に
際しては「インターン賠償責任保険」に加入する必要
がある。
ものづくり環境学科 創造システム工学科
【準備学習】
社会のマナーやルールについて学習しておくこと。実
習先企業に関してよく研究しておくこと。
機械工学科
機械工学科 学科専門科目
3・4 年 春・秋学期(集中講義)4 単位 選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 実習先企業の研究
長期インターンシップは、企業などに1ヶ月間以上出
2 社会人と企業ルール教育および安全教育
向き実習を行い、実践的かつ総合的に機械工学を学
3 工場見学と会社の仕組みの研究
ぶ。実習は、企業等の就業規則に則って、企業独自の
4 基本実習1:作業を覚え、慣れる。
プログラムのもとで実施される。この科目の目的と目
5 基本実習2:作業をこなす。
標を以下に示す。1)社会に出ることによって、卒業
6 基本実習3:作業を理解する。
後のゴールをはっきりと認識する。2)エンジニアリ
7 事前研究・基本実習のまとめ
ングの実践体験を行い機械工学の総合力を身につけ
8 応用実習1:機械を理解し、操作に慣れる。
る。3)実社会の先輩たちに接し人間性を涵養する。
9 応用実習2:機械作業をこなす。
4)大学を離れて自分を見つめ直し自己を再認識す
10 応用実習3:機械作業を理解する。
る。
【成績評価】
11 総合実習1:生産を理解し、操作になれる。
12 総合実習2:生産をこなす。
レポートの提出と口答試験
【テキスト】
13 総合実習3:生産を理解する。
14 応用・総合実習のまとめ
インターンシップ要領および実習先企業での配布物。
【参考図書】
15 レポートの作成
教養科目
M3−16
電気電子工学科
情報工学科
建築学科
生活環境デザイン学科
−99−
教養科目
M4−1
生産システム−J(Production / Manufacturing System Engineering-J)藤本亮一
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
4 年 秋学期 2 単位(週 1 時限)選択必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 企業の使命と社会的背景
企業活動において生産性の向上は極めて大切な事項で
2 生産システムとは
ある。その生産性の向上のためには機械工学や電気工
3 企業経営と生産活動
学のようなハードウエアの技術のみならず、生産シス
4 生産の意思決定
テムの設計、改善および維持管理の技術すなわち管理
5 注文生産と見込生産の対比
技術、ソフトウエアの技術は欠かせないものである。
6 連続、継続、個別生産方式の対比
本講義では、そのような管理技術、ソフトウエア技術
7 生産管理活動
の習得を目指している。市場に向けて企業が有する能
8 需要予測
力・技術を高効率で発揮するのに有用な生産計画、工
9 在庫管理
程設計などの技術管理手法を用いる能力を身につける
ことが目標である。
10 生産計画
11 生産統制
【成績評価】期末試験(70点)、演習とレポート(30点)で
60点以上を合格とする。
12 大規模プロジェクトの計画と統制
【テキスト】
13 MRPと生産管理システム
坪根 斉著『生産管理システム入門』工学図書
14 トヨタ生産方式
【参考図書】藤本『生産マネージメント入門』日経新
15 生産管理システム設計事例
聞、人見『生産システム工学』共立
【準備学習】
【備考】
授業の前に、テキストを読んでおくこと、また、授業
MRP:Material Requirement Planning
の後に要点をノートにまとめておくこと。
品質管理−J(Quality Management-J)土居雅幸
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
4 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 品質管理とは
【授業の目的】現代の企業活動において、品質管理は
2 データの取り方、ばらつき
必要不可欠である。本講義では、品質管理の目的およ
3 正規分布、平均値と分散、平方和の分解
び考え方を理解し、手法、実施方法、データ解析方
4 実験のやり方、直交表
法、問題解決方法等を学習することによって、品質管
5 データのまとめ方、QC7つ道具
理を実践するための基礎を習得することを目的とす
6 統計的品質管理の紹介
る。また、適宜、事例研究、演習等の実践的な学習を
7 TQC、日常管理、方針管理、QCサークル活動
交えることによって、研究や企業活動に役立つ知識を
8 工程の管理、検査
提供する。【学習の達成目標】品質管理を理解し、品
9 外注管理、問題解決
質問題に対して、計画立案から問題解決までの過程を
10 問題解決の事例
マネジメントできること。
【成績評価】
11 標準化、品質マネジメントシステム
12 品質保証、ステップ別品質保証活動
期末試験による
【テキスト】
13 品質工学の紹介
14 パラメータ設計の考え方
小野道照他著『品質管理教本』日本規格協会
【参考図書】
15 まとめ、問題演習
情報工学科
【準備学習】
授業の前に、教科書を読んでおくこと、また、授業の
後に要点をノートにまとめておくこと。
【備考】
知的資産管理−J(Intellectual Asset Management-J)岡野正義
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
4 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 アイデアの創出法(等価変換理論)
特許制度の基本的な枠組みを学ぶ。また、等価変換理
2 特許の要件(発明の完成、先願、新規性)
論を利用したアイデアの創出法についても学ぶ。そし
3 特許の要件(進歩性)
て、特許データベース(特許電子図書館など)から必
4 特許の要件(進歩性の判断の実例)
要な技術情報を自由に入手でき活用できるような応用
5 出願から登録までの流れ
力を身につけることを目的とする。
6 特許電子図書館を利用した検索(操作方法等)
7 検索の実例
8 検索した特許情報を利用してのアイデア創出法
9 特許権の成立
10 特許権の解釈の原則
【成績評価】
11 特許権の効力(所有権との比較)
12 特許権と他の知的財産(著作権等)との比較
期末試験70%、宿題30%
【テキスト】
13 特許権の活用(実施権)
14 専門化する特許訴訟(専属管轄)
『産業財産権標準テキスト特許編』社団法人発明協会
【参考図書】
15 外国の特許制度(パリ条約、PCT)
丸島儀一著『キャノン特許部隊』光文社新書(2002)
【準備学習】
【備考】
特許法や著作権法等が掲載されている小型の六法が手
特許庁のホームページの「特許制度の解説」に目を通
元にあると学習に便利である。
しておく。
−100−
卒業研究Ⅰ(Bachelor's Thesis Ⅰ)機械工学科全教員、佐藤(茂)、鈴木(清)、丹澤
生活環境デザイン学科
−101−
建築学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
4 年 春学期 2 単位(週 1 時限)必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 Features of a Twist Drill
近年、日本のものづくりの拠点の海外移転が顕著であ
2 Tool Materials and Lathe Work
る。それに伴って、機械技術者に対する専門英語能力
3 Geometry of a Cutting Tool [Exercise 1]
のニーズが高くなってきている。本科目の目標は、代
4 Milling Machines and Operations
表的な生産加工技術に関する基礎事項を英語で学ぶこ
5 Milling Cutters
とにより、海外で通用するものづくりに関する英語の
6 Cylindrical Grinding Machine
基礎力を身につけることにある。
7 Surface Grinding Machine
8 Centerless Grinding Machine [Exercise 2]
9 NC Machines -CNC Lathe10 NC Machines -Chucking and Turning Centers【成績評価】
11 NC Machines -Specification- [Exercise 3]
12 Friction Welding -Basic演習課題30%、期末試験70%
【テキスト】
13 Friction Welding -Benefits and Applications14 Waterjet Machining -Basic【参考図書】S . F . K r a r 著 『 M a c h i n e T o o l a n d
15 Waterjet Machining -Benefits and ApplicationsManufacturing Technology』Delmar Pub.
【準備学習】
【備考】
本講義はすべて英語で行われる。従って必ず英語辞書
単語の意味を調べた上でテキストを熟読しておくこ
を持参すること。
と。
情報工学科
Introduction to Manufacturing Engineering - J(Introduction to Manufacturing Engineering - J)宮澤肇
電気電子工学科
機械工学科 学科専門科目
4 年 秋学期 4 単位 必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
以下に卒業研究課題の例を記す。
卒業研究Ⅰで配属された研究室において、卒業研究Ⅰ
超音波振動切削による超精密・微細加工
で学んだことをさらに発展させる。指導教員から与え
サーボプレスによる打ち抜き・絞り・しごき加工
られた研究課題に取り組むことを通して、これまでの
コイル材切削法金属繊維製造法
学習の総合的理解を促進するとともに、問題発見・解
PCD放電加工法の研究開発
決能力の向上をはかり、さらに人間関係、仕事の進め
FIBを利用したマイクロ加工
方を学ぶ。
デジタルカラー光弾性装置の開発
機械設計教材支援システムの開発
伝熱の能動制御法の開発
ロボットハンドの開発
【成績評価】
ダイヤモンド合成装置の開発
プラスチック成形加工現象のインプロセス計測
論文の達成度と卒研発表などで合否を判定する。
【テキスト】
高効率エンジン燃焼技術の開発
次世代コミューターの提案
配属研究室が指定する。
【参考図書】
高強度歯車の開発
配属研究室が指示する。
【準備学習】
【備考】
研究を進めるテーマに関する情報や背景について調査
を行っておくこと。
ものづくり環境学科 創造システム工学科
卒業研究Ⅱ(Bachelor's Thesis Ⅱ)機械工学科全教員、佐藤(茂)、鈴木(清)、丹澤
機械工学科
機械工学科 学科専門科目
4 年 春学期 4 単位 必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
以下に卒業研究課題の例を記す。
ゼミナールⅠ・Ⅱにおいて配属された研究室におい
超音波振動切削による超精密・微細加工
て、指導教員から与えられた研究課題に取り組むこと
サーボプレスによる打ち抜き・絞り・しごき加工
を通して、これまでの学習の総合的理解を促進すると
コイル材切削法金属繊維製造法
ともに、問題発見・解決能力の向上をはかり、さらに
PCD放電加工法の研究開発
人間関係、仕事の進め方を学ぶ。
FIBを利用したマイクロ加工
デジタルカラー光弾性装置の開発
機械設計教材支援システムの開発
伝熱の能動制御法の開発
ロボットハンドの開発
【成績評価】
ダイヤモンド合成装置の開発
プラスチック成形加工現象のインプロセス計測
研究の進捗状況と中間発表などで合否を判定する。
【テキスト】
高効率エンジン燃焼技術の開発
次世代コミューターの提案
配属研究室が指定する。
【参考図書】
高強度歯車の開発
配属研究室が指示する。
【準備学習】
【備考】
研究を進めるテーマに関する情報や背景について調査
を行っておくこと。
教養科目
M4−2
教養科目
M4−3
材料強度− J(Strength of Materials -J)神雅彦
機械工学科
ものづくり環境学科 創造システム工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
4 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 力学の基礎(力とモーメント、応力とひずみ)
機械の設計や構造解析、あるいは金属やプラスチック
2 数学の基礎(マトリックス演算、ベクトル)
などの材料加工においては、材料の強度に関する知識
3 応力の解析(応力ベクトル、応力テンソル)
が必要である。この講義では、材料力学に続く学問分
4 応力の平衡方程式、コーシーの式
野として、固体力学の観点から材料の強度に関して学
5 ひずみの解析(変位勾配、ひずみ、回転)
習することを目的とする。金属の弾性力学と塑性力
6 主ひずみ、ひずみの主軸、ひずみの不変量
学、および高分子材料の粘弾性力学の基礎に関して学
7 応力とひずみの関係(構成方程式、2次元問題)
ぶ。機械設計や材料加工の現場においては、材料の強
8 前半のまとめ
度や変形の解析に有限要素法が常用されるようになっ
9 弾性力学の基本構造
てきた。それを正しく理解し活用できる程度の固体力
学の基礎を習得するすることを目標とする。
10 円柱座標系の問題
11 2次元弾性問題の解析
【成績評価】
期末試験で60点以上を合格とする。
12 塑性力学(塑性の概念、偏差応力、偏差ひずみ)
【テキスト】
13 降伏条件、加工硬化
有光隆著『はじめての固体力学』講談社(2010)
14 粘弾性力学(マックスウエル要素、フォークト要素)
【参考図書】日本塑性加工学会編『例題で学ぶ初めての
15 クリープと応力緩和
塑性力学』森北出版(2008)
【準備学習】
【備考】
材料力学Ⅰ-J、材料力学Ⅱ-Jを復習しておくこと。
流体・航空機械−J(Fluid Machinery and Aeronautical Engineering-J)高木茂男
電気電子工学科
情報工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
4 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 流体機械とは―種類と分類―
本科目では、「流体力学Ⅰ-J」および「流体力学Ⅱ
2 角運動量の法則―羽根枚数無限大の翼車―
-J」において学んだ流体力学の基礎に続いて、流体機
3 角運動量の法則―速度三角形による解法―
械と航空機について学んで流体力学応用の実例を知
4 遠心ポンプ―原理と構造―
り、圧縮性流体の取り扱いを学んで、工業熱力学と流
5 遠心ポンプ―特性曲線―
体力学との融合分野に理解を深めることが目的であ
6 キャビテーション
る。流体の持つエネルギーと機械的エネルギーの間の
7 ペルトン水車とフランシス車
変換、圧縮性流体の流れの特徴的な現象と工学的取り
8 流体機械における相似則
扱い、について基礎的な知識を身につけることが本科
9 圧縮性流体の力学―音速とマッハ数―
目の達成目標である。
10 圧縮性流体の力学―エネルギー式と全温―
【成績評価】
11 圧縮性流体の力学―ノズルと臨界流―
12 翼とその特性―翼形と性能―
期末試験(100点)で60点以上を合格とする。
【テキスト】市川常雄著『改訂新版 水力学・流体力
13 翼とその特性―循環と揚力―
14 航空機―構成と分類―
学』朝倉書店(1981)
【参考図書】菊山功嗣・佐野勝志著『流体システム工
15 航空機―揚力、抗力と運動方程式―
学』共立出版(2007)
【準備学習】
【備考】
授業中に示す演習問題は復習できるように整理してお
「流体力学Ⅰ-J」および「流体力学Ⅱ-J」において学
くこと。
んだ内容を復習しておくこと。
熱・エネルギー機関−J(Heat Engine Engineering -J)中野道王
建築学科
生活環境デザイン学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
4 年 春学期 2 単位(週 1 時限)選択必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 熱機関の概要
熱工学における主要分野について一通り学ぶという観
2 燃焼の基礎理論
点から、「工業熱力学Ⅰ-J」および「工業熱力学Ⅱ
3 燃料の種類と性質
-J」において学んだ熱力学と伝熱学を基礎として、熱
4 蒸気サイクル
エネルギーを機械的仕事に変換する様々なシステムに
5 ボイラの分類と構造
ついて理解を深めることが目的である。具体的には、
6 ボイラの性能
蒸気タービン、内燃機関、原子力発電について基礎的
7 蒸気タービン
な知識を身につけることが目標である。
8 内燃機関の分類とサイクル
9 内燃機関の吸気と排気
10 ガソリン機関
【成績評価】
11 ディーゼル機関
12 内燃機関の性能と計測
期末試験(100点)で60点以上を合格とする。
【テキスト】
13 ガスタービンとブレイトンサイクル
14 ガスタービンとジェットエンジン
『熱機関工学』コロナ社(2006)
【参考図書】
15 原子力発電
『工業熱力学』 実教出版(1987)
【準備学習】
【備考】
「工業熱力学Ⅰ-J」および「工業熱力学Ⅱ-J」におい
て学んだ内容を復習しておくこと。
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卒業研究Ⅰ−J(Graduation Thesis Ⅰ -J)機械工学科全教員(代表:学科主任教授)
電気電子工学科
情報工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
4 年 秋学期 4 単位 必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
分野、指導教員、テーマごとに特性を異にするため、
「卒業研究Ⅰ-J」に引き続いて同じ指導教員の下で研
計画を統一的に示す事は困難であるが、
究指導を受け、実践的な課題遂行力を養成する。問題
基本的には以下の様な進め方となる。
を分析して解決の道筋を合理的に見出す力、目的達成
(第1週)
をめざし協力者と力をあわせて技術遂行する力、状況
計画の進捗確認と見直し
を的確に表現して効果的に意思疎通ができる力を養う
(第2週~第6週)
とともに、課題遂行で得た知見を技術論文にまとめて
実験、シミュレーション等の実行および
残す能力を身につけること、プレゼンテーションによ
得られた結果の解析、考察、必要なら計画の修正
り得られた知見を他者と共有できるようになることを
(第7週~第10週)
目標とする。
得られた知見の整理および実験や解析等の追加
【成績評価】研究活動が60%以上目標達成かつ卒業論文
(第11週~第12週)
卒業論文とりまとめの方向付けと目次作成
と卒業研究発表が合格の場合に、合格とする。
【テキスト】教科書は各指導教員により指示される。学
(第13週~第15週)
卒業論文作成と発表準備、卒業研究発表
術論文が教科書に相当する場合もある。
【参考図書】上記と同様。更に、自ら進んで情報を収集
する努力が求められる。
【準備学習】
【備考】
大学での学習の集大成といえる科目であるから、不断
「卒業研究Ⅰ-J」の合格者に限り本科目を履修するこ
の自己研鑽が大いに求められる。
とができる。
ものづくり環境学科 創造システム工学科
卒業研究Ⅱ−J(Graduation Thesis Ⅱ -J)機械工学科全教員(代表:学科主任教授)
機械工学科
機械工学科 学科専門科目 実践機械工学プログラム
4 年 春学期 4 単位 必修科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
分野、指導教員、テーマごとに特性を異にするため、
課題解決能力を実際の研究、開発活動に参加して実践
計画を統一的に示す事は困難であるが、
的に身につけることを目的とする。機械工学の主要分
基本的には以下の様な進め方となる。
野の中から学生が分野を選び、指導教員の下で課題を
(第1週~第4週)
設定し、その遂行を通じて、計画の策定、情報の収
研究の背景等、情報の収集と研究計画の策定
集、実験やシミュレーションなど解決手段への習熟、
(第5週~第8週)
などをOn-the-Job Trainingの形で学ぶ。研究テーマ
実験装置の製作、コンピュータソフトへの習熟など、
という形で課題を設定し、研究計画を策定し、必要と
研究遂行手段の整備
なる実験やシミュレーションについて準備するととも
(第9週~第13週)
に習熟し、進捗の途中経過を取りまとめて報告するこ
実験、コンピューターシミュレーションなどの実行
とが本科目の達成目標である。
【成績評価】研究活動が60%以上の目標達成、中間発表
(第14週~第15週)
半期の総括、卒業研究中間発表
が合格と認められる場合に、合格とする。
【テキスト】教科書は各指導教員により指示される。学
術論文が教科書に相当する場合もある。
【参考図書】上記と同様。更に、自ら進んで情報を収集
する努力が求められる。
【準備学習】
【備考】
卒業研究Ⅰ-J、同Ⅱ-Jは一連の科目である。
研究を進めるテーマに関する技術や社会的背景につい
て情報収集を怠らないこと。
教養科目
M4−4
建築学科
生活環境デザイン学科
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