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官公庁・公共機関のためのビッグ データ管理
ソリューション概要 官公庁・公共機関のためのビッグ データ管理 ビッグデータ管理で公共分野の変革を実現 Informatica Big Data Management は、業務上 の価値の迅速な創出に不 可欠なビッグデータの統 合、管理、保護を可能に するデータ管理のゴール ドスタンダードとなるソ リューションです。 「かつて連邦政府の IT 研 究開発への投資がスー パーコンピューターを大 きく進化させたように、 私たちが始めた新たなイ ニシアチブは、科学的発 見、環境調査、生物医学 研究、教育、国家安全保 障にビッグデータを活用 する能力を、確実に変革 するでしょう」 – 米国大統領政策特別顧問兼ホ ワイトハウス科学技術政策局 責任者、ジョン・ P ・ホール ドレン(John P. Holdren)氏 かつてないほど多くのデータを官公庁・公共機関が利用できるようになっている現在、 公共機関にとっては高解像度衛星写真のような新しいデータソースから国勢調査記録のよ うな従来のデータセットまでを幅広く活用し、効率を高めながら市民への対応品質を向上 させ、社会に大きく貢献できるチャンスです。その一方で、米国愛国者法や医療保険制度 改革法、オーストラリアのプライバシー法、新BIS規制(Basel II)などの規制構造の大き な変化によって、データ セキュリティとコンプライアンスの厳格な適用が求められてい ます。 このような状況から、次のような課題が生まれます。公共機関が保有する大量のデータス トアからより多くのインサイトを活用してサービスの向上と業務の効率化を実現するに は、「データ」を「資産」に変える必要があります。同時に、市民のデータで不利益が生 じるのを防ぐために、データ保護の強化と法規制の遵守が求められます。 公共機関は今、サービスごとに異なるさまざまな公的使命の効果的な実現にビッグデータ を活用する新たな方法を模索しています。 例えば、医療や輸送の分野では、より正確な 結果を得るためにデータ主導による取り組みが進んでいます。教育の分野では、退学の恐 れがある学生を先回り的に特定するという前例のない方法にデータを活用しています。ま た、国防上の脅威が高まっている分野では、防衛目的の遂行に必要な情報を最前線のチー ムへ提供するためにデータが不可欠です。 データには、公共の利益に役立つさまざまな潜在性があり、Apache Hadoopのような新 しいプラットフォームを活用すれば、ビッグデータを使って、より効果的な公共サービス を提供し、社会的影響力を高めることができます。 課題 データの量とタイプは増え、スピードも高まっている中、公共機関のデータアナリスト は、データへの自由なアクセスから得られる価値あるインサイトを十分に利用できていま せん。データアナリストは、複数の政府機関に分散され、内容も重複し整合性と正確性に 欠ける不完全なデータを手作業で検索し照合する手間に多くの時間を費やしています。 その結果、必要なデータを取得してお互いに共有できるまでに時間がかかり、レポートや 予測をタイムリーに提供することができなくなっています。このような状況は、本来の職 責に反し、公共サービスの提供にマイナスの影響を与える恐れがあります。 これらの課題に対する従来のソリューションは、高コストで時間のかかる手作業のプロ セスを必要とするものか、連携のない断片化したポイントソリューションを統合したも のです。このため、アナリストは新たに取得したデータに基づいて迅速な行動をとるこ とはできず、役立つデータが得られるまで何週間も待たなければなりませんでした。 ビッグデータ管理に体系的なアプローチを採用することで、データアナリストは、リス クを高めることなく、より多くのデータからインサイトをすばやく、繰り返し引き出せ るようになります。 主なメリット あらゆるデータを検出し、重要な関係を探索 インフォマティカにつ いて インフォマティカは、あらゆるモ ノを動かすデータの未来を変革す るイノベーションに取り組む先進 的な独立系ソフトウェアプロバイ ダーです。インフォマティカのソ リューションによって世界中の企 業が情報価値を高めることに成功 し、ビジネスの最重要ニーズを満 たしています。現在、5,800社を 超える企業がインフォマティカを 利用して、オンプレミスやクラウ ドのほか、ソーシャルネットワー クを含むインターネット上の情報 資産から最大限の価値を引き出す ことに成功しています。 インフォマティカのBig Data Managementによって、データアナリストは、より正 確でターゲットを絞ったアナリティクス用に、重要なあらゆるデータを検出して関 係を調査することができます。インフォマティカの自動化した機械学習ベースの データディスカバリは、新しいデータを発見するだけでなく、手作業では難しく時 間を要する、新しいデータと関係の検出を可能にします。Big Data Managementで ビッグデータの照合と関連付けをリアルタイムで行うことで、ビジネスに不可欠な すべてのデータのマスター化と関係探索を短時間で完了できます。 必要なデータを迅速に準備して共有 インフォマティカの Big Data Management によって、データアナリストは迅速に データを準備して共有し、職務の遂行に最も必要なアナリティクスをタイムリーに 提供できます。高速で繰り返し実行可能なデータ処理により、データを任意のタイ ミングで取り込み、任意の場所に提供できるため、市民へのサービスや効率的かつ 効果的な職務遂行に必要なデータを意思決定者が活用できます。 インフォマティカのマルチペルソナインターフェイスとルールビルダーは、データ アナリスト、データスチュワード(データ管理/案内人)、業務担当者の効果的な コラボレーションを可能にします。これにより、ビッグデータを信頼できるインサ イトにすばやく変えることができます。インフォマティカが提供するセルフサービ ス型のデータ準備機能は、あらかじめ組み込まれたデータリネージ、全社規模での データ資産ディスカバリ、スマートなデータセット提案、クラウドソースのデータ 資産のタグ付けと共有によって、より多くの信頼できるインサイトへの迅速なアク セスを可能にし、最適なユーザーが最適なデータを最適なタイミングで手にするこ とが可能になります。 リスクを高めることなく、より多くのデータからより多くの信頼で きるインサイトを獲得 インフォマティカのBig Data Managementにより、データアナリストは、リスクを 高めることなく、より多くの信頼できるインサイトを手にすることができます。イ ンフォマティカのアーキテクチャにはセキュリティとガバナンスの機能があらかじ め組み込まれているので、機密性を要する公的データをリスクにさらすことなく、 ミッションクリティカルなアナリティクスを実行できます。 その結果、データアナリストは複数の政府機関にわたる市民データやその他の機密 データについて、信頼の 360 度ビューを手にすることができます。 アナリストは この360度のデータビューを使用して、所属機関の利用者へのサービスの品質を高 め、職務をより徹底して遂行することができます。 市場をリードするインフォマティカのプラットフォーム、豊富な実績に裏打ちされ た方法論、強力なパートナーエコシステムによって、公共機関や市民のデータを リスクにさらすことなく、より多くのビッグデータを公共サービスに迅速かつ繰 り返し活用できるようになります。今日から、情報管理戦略の一部としてBig Data Managementを導入し、データだけでなく法規制へのコンプライアンスにも全幅の 信頼を置きながら、最高の成果を実現してください。 〒105-6226 東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズMORIタワー26階 電話:03-6403-7600(代表) FAX:03-3433-1021 www.informatica.com/jp linkedin.com/company/informatica twitter.com/Informatica ® ™ © 2016 Informatica LLC. All rights reserved. Informatica およびPut potential to work は、米国およびその他の国におけるインフォマティカの商標ま たは登録商標です。その他全ての企業名および製品名は、各社が所有する商号または商標です。 IN08_0516_3133