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4 地下空間浸水対策の推進 地下空間の浸水対策【危機管理室・都市計画局・交通局】 ○近年、全国的に局地的なゲリラ豪雨による内水氾濫や、台風等に伴う大雨による河川氾濫などの水害が頻発。 大阪市においても、毎年のように大雨により、内水氾濫が発生しているほか、市内の河川が水位上昇するなど危険性を有している。 ○南海トラフ巨大地震の津波浸水想定(H25.8)では、市域の約3分の1が浸水域。 ○地下空間は、閉鎖的であり、避難完了前に浸水すると人命に関わる深刻な被害につながる。 ■地下街・接続ビル ■地下駅など ○地下空間浸水対策協議会(H26.3設置)において、人命 保護の観点から、地下街や接続ビル、地下駅の管理 者が連携した浸水対策を検討中。 ○地下駅が浸水すると、復旧までの間、鉄道が運休する など、市民生活に多大な影響が出る。 ⇒人命保護の観点から、避難完了前に浸水のおそれがある 内水氾濫に対する止水対策を実施 ◇大阪駅周辺地区の地下街・接続ビル 【危機管理室】 【新規】 ・大規模な浸水実績がある大阪駅周辺地区において、 管理者が行う止水板の設置等に対して補助を実施 補助率 2/3 (うち1/3は、国交省 防災・安全交付金) 上限 2,000千円/箇所 27年度予算 10,000千円(5箇所) (事業期間:平成27年度~28年度) H25.8.25 梅田駅周辺の浸水状況 止水板の 設置事例 ⇒人命保護に加え、鉄道事業の継続の観点から、内水 氾濫のみならず、津波・河川氾濫に対する浸水対策 を実施 ◇地下鉄 【交通局】 ・津波から施設を防護するため、駅出入口をはじめ、 地下トンネルへの出入口、変電所などに浸水防止 設備を整備 ・お客さまの避難を確実にするため、停電した場合でも 駅間に列車が立ち往生することなく次駅まで走行 できるよう、大容量蓄電池を導入 27年度予算 2,350,697千円(11駅など) (事業期間:平成26年度~30年度) ◇私鉄 【都市計画局】【新規】 ・平成27年度から新たに民間鉄道事業者が行う浸水 対策に対して、国・府と協調して補助を実施 補助率:国(国交省鉄道局)1/3、地方1/3(府・市各1/6) ・対象は、阪神福島駅における駅出入口をはじめ、地下トン ネルへの出入口に止水扉を整備する事業 27年度予算 10,000千円 (事業期間:平成27年度~31年度) 5