Comments
Description
Transcript
平成26年度後期 児童教育学科シラバス(専門科目
平成26年度後期 児童教育学科シラバス(専門科目) 目次 1.保育者論・・・・・・・・・・・・・・ 1 2.教育課程総論・・・・・・ ・・・・・ 3.特別活動の研究・・・・・・・・・・・ 2 3 4.教育方法論・・・・・・・・・・・・・ 5.子どもカウンセリング・・・・・・・・ 4 6 6.教材研究 7.教材研究 8 9 理科・・・・・・・・・・・ 体育・・・・・・・・・・・ 8.保育・教職実践演習(保・幼・小)・・ 10 9.児童文化財・・・・・・・・・・・・・11 10.相談援助・・・・・・・・・・・・・・12 11.子どもの保健Ⅱ・・・・・・・・・・・13 12.子どもの食と栄養・・・・・・・・・・14 13.家庭支援論・・・・・・・・・・・・・15 14.保育内容健康・・・・・・・・・・・・17 15.保育内容人間関係・・・・・・・・・・18 16.保育内容言葉・・・・・・・・・・・・19 17.保育内容表現・・・・・・・・・・・・22 18.乳児保育Ⅱ・・・・・・・・・・・・・23 19.障がい児保育Ⅱ・・・・・・・・・・・24 20.保育相談支援・・・・・・・・・・・・25 21.保育実習指導ⅠA・・・・・・・・・・ 26 授業科目名 担当教員名 保育者論 授業の 到達目標 平田 美紀 単位数 2 「保育者」とは何か、「保育者」はどのような役割を担っているのか等、「保育者」に ついて広義にも狭義にも多角的に学び、理解を深めていく。狭義には専門職としての法 的位置付きや職務内容も含めて理解する。 1 回 オリエンテーション・・・本教科の位置付けとねらい・授業全体の流れ 〔ワーク〕 2 回 保育とは、保育者とは①・・・保育の目的、保育方法としてのあそびの意味など 3 回 保育とは、保育者とは②・・・「保育者の地平」「育ての心」から考える(書く・話す) 4 回 保育者の仕事①・・・法的位置付きや職務内容、服務・身分保障など【幼稚園】 5 回 保育者の仕事①・・・法的位置付きや職務内容、服務・身分保障など【保育所】【児福施設】 6 回 保育者の仕事③・・・これからの「保育者」 7 回 社会の変化と保育者に求められるもの 授業計画 8 回 中間まとめ・・・これまでの学びの振り返り(グループディスカッション等を通して) 9 回 保育の営みと保育者の歴史①・・・諸外国(フレーベルを中心に) 10 回 保育の営みと保育者の歴史②・・・日本(倉橋惣三を中心に) 11 回 実践の中で保育者に求められるもの① 〔子どもを知る・自分を知る〕 12 回 実践の中で保育者に求められるもの② 〔計画・実践・省察・課題〕 13 回 実践の中で保育者に求められるもの③ 〔保護者支援・地域の子育て支援含む〕 14 回 実践の中で保育者に求められるもの④ 〔職員の資質向上-園内・園外の研修含む〕 15 回 子どもの傍らに寄り添う保育者 16 回 総まとめ及びテスト 「保育者」について文献や資料を読み深めたり、実践映像を観たりして考える。また、ディスカッシ 授業概要 ョンを通して様々な考えがあることを体感し、それを真摯に受け止める中で、自らの「子ども観」「発 達観」「保育観」等を構築していく意味・意義を理解し、納得できる展開を試みたい。受講生一人一 人が自分の授業として能動的に学ぶことを目指していく。 テキスト 参考書 ○『幼稚園教育要領・解説』(文部科学省) ○『保育所保育指針・解説』(厚生労働省) ○「保育者の地平」津守 眞 ミネルヴァ書房 その他、適宜内容に応じた資料を配布 考資料等 授業の評価 受講態度(毎回能動的に参加し、「わかる」ことを目指す態度)、課題、試験等総合的に行う。 方法・基準 履修条件 事前・事後 の学習 「子ども」と「保育」を探求する気持ちと意欲を持っている人、ともに学びましょう! 能動的に参加ができるために、次回授業の内容箇所は目を通してから臨む。 オフィスアワー 連絡・メッセージ 「保育者」になる夢が益々膨らむ時間になるよう、後期も「子ども」から学んでいきましょう! 1 授 業 科 目 名 担当教員名 教育課程総論 柳生崇志 単位数 2 保育という営みがどのような意図をもって計画的に展開されているのかを理解する。 授業の 何のために計画を立てる必要があるのか,保育者はどのようにして計画を立てるのかな 到達目標 どについて具体的に学びながら,指導計画を読み取る力と日案や指導案の作成という実 践的な力を身につける。 1 回 オリエンテーション(受講案内)、教育課程を学ぶ意義 2 回 保育の基本と計画 3 回 指導計画の種類と役割; 長期指導計画と短期指導計画 4 回 保育所における保育課程 5 回 幼稚園における教育課程 6 回 指導計画と記録 7 回 週案・日案・指導案の作成(1) 保育所の場合 授業計画 8 回 週案・日案・指導案の作成(2) 幼稚園の場合 9 回 0 歳児の指導計画の実際 10 回 1, 2 歳児の指導計画の実際 11 回 3 歳児の指導計画の実際 12 回 4 歳児の指導計画の実際 13 回 5 歳児の指導計画の実際 14 回 さまざまな保育形態における指導計画の実際; 休日,一時,異年齢,統合など 15 回 教育課程・保育課程の見直しの必要性 16 回 試験と講評 授業概要 前半では主にテキストを活用しながら指導計画のあり方について講義する。後半は, テキストの内容・事例,過去に作成された実際の日案や指導案を参考にしながら,指導 計画の作成に取り組み,実習や就職にむけた実践的な「書く力」を養う。 テキスト 柴崎正行・戸田雅美・増田まゆみ編 最新保育講座 5 保育課程・教育課程総論 ミネ ルヴァ書房 参考書 保育所保育指針 参考資料等 幼稚園教育要領 授業の評価 期末試験および授業中に課す各種課題(日案等の作成)による総合評価 方法・基準 履修条件 保育現場で働きたい,実習に行きたい,「書く力」を身につけたい人で,主体的に学ぶ 意欲ある学生の受講を望みます。 事前・事後 の学習 オフィスアワー 授業の性質上,講義時間外での「書く」時間が長くなります。受講にあたって,予習復 習はとくに必要ありませんが,授業中に出された課題には十分に時間をかけて真剣に取 り組むこと。 教場にて案内します。 連絡・メッセージ 保育に必須の「書く」作業を“意義深く”“楽しい”ことにしていきましょう。 2 授業科目名 担当教員名 特別活動の研究 授業の 到達目標 小林 祐一 単位数 2 望ましい集団活動を通して、豊かな人間性や社会性を備えた児童を育むことを目指す特 別活動の果たす役割について理解を深め、将来の学校における指導者としての資質を高 める。 1 回 特別活動入門(講座の目的と内容)、教員としての資質 2 回 教育法規と特別活動との関連、特別活動の改訂 3 回 特別活動の目標、特別活動の基本的な性格と教育的意義 4 回 特別活動の目標と各教科、道徳等との関連 5 回 特別活動と生徒指導との関連 6 回 学級活動の目標と内容 7 回 学級活動の指導計画及び内容の取り扱い 授業計画 8 回 話し合い活動の実際《授業(映像か実際)の視聴か参観、感想・意見交換》 9 回 児童会、クラブ活動の目標と内容 10 回 学校行事の目標と内容 11 回 学校行事の指導計画及び内容の取扱い 12 回 学校行事(文化的行事)実践 13 回 特別活動の授業(や学校行事)のビデオ視聴と感想と意見 14 回 特別活動の全体計画・内容の取扱いについての配慮事項 15 回 特別活動の全体計画の具体的案の作成 16 回 テスト及び出題の視点と問題の解説 ・特別活動の目標及び内容、基本的な性格等について学ぶ。 授業概要 ・活動内容については、県内の小学校における実践事例を通して学ぶ。 ・授業の進め方は、ワークシート等を活用する。 ・仮想の学校・学級において、各自が特別活動の各分掌を担当する。 テキスト 参考書 小学校学習指導要領の解説「特別活動」 小学校学習指導要領 平成20年8月 文部科学省 考資料等 授業の評価 受講意欲・課題への取り組み・テスト等総合的に判断して行う。 方法・基準 履修条件 テキストは各自必ず持参する。 事前・事後 事前にテキストを熟読し、自分なりの考えや疑問点を明らかにしておくこと。授業を通 の学習 じて得た資料やノート等を蓄積し、事後の学習に役立てること。 火曜 5限 オフィスアワー 小学校時代の楽しかった出来事を思い出してみましょう。きっと、そのほとんどは特別 連絡・メッセージ 活動と関連があります。学校の舞台裏を学ぶことで、人間形成の柱となる特別活動の達 人を目指しましょう! 3 授業科目名 担当教員名 教育方法論(初教・選択必修) 小林 祐一 単位数 2 授業の 教育方法の概念及び指導方法の歴史の過程を知る中で、今日的教育課題をとらえ、それ 到達目標 らを解決する基礎的な資質を育てる。 授業計画 1回 オリエンテーション 2回 西洋における教育思想と教育方法の歴史 3回 日本における教育改革と教育方法の歴史 4回 現代教育方法学の論点と課題 5回 子どもは何を学ぶか─教育目標・内容論 6回 学習とは何か─学習論 7回 学力をどう高めるか─学力論 8回 授業をどうデザインするか 9回 教育の道具・素材・環境を考える 今なぜ,教育方法の学なのか 10 回 何をどう評価するのか 11 回 教科外教育活動を構想する 12 回 模擬実践① 13 回 模擬実践② 14 回 模擬実践③ 15 回 評価(テスト) 16 回 まとめ どのような教師をめざすべきか 今日、学校においては、いじめ、不登校、学力問題、学級崩壊等の教育課題に、学校、 家庭、地域社会や関係機関が連携協力して精力的に関わり解決を目指して取り組んでい 授業概要 る。教育課題の根底にある阻害要因の解消には、教師自らが学び教える経験の中で構 築・獲得された知識、技能、情熱、自信が必要である。教育方法では「学ぶ」 「教える」 を単なる知識や技能の伝達・習得だけでなく、 「何のために」 「何を」 「どのようにして」 という学びの目的や、方法、手段を明らかにし、日々の教育実践に生かす手法を学ぶ。 テキスト 参考書 新しい時代の教育方法 有斐閣アルマ 小学校学習指導要領その他講義の中で伝える。 考資料等 授業の評価 受講意欲・課題への取り組み・テスト等総合的に判断して行う。 方法・基準 履修条件 テキストは各自必ず持参する。 事前・事後 事前にテキストを熟読し、自分なりの考えや疑問点を明らかにしておくこと。授業を通 の学習 じて得た資料やノート等を蓄積し、事後の学習に役立てること。 オフィスアワー 連絡・メッセージ 火曜 5限 実習の成果と課題を明確にして、教育方法の授業に臨んでください。 「教える」 「育てる」 プロを目指しましょう! 4 授業科目名 担当教員名 教育方法論(幼保・選択必修) 授業の 到達目標 小林 単位数 祐一 2 保育は子どもと保育者で創り出している営み(活動)である。しかしその活動も専門職 である保育者の保育観・子ども観によって左右され展開されていくことを、事例を通し て理解する。同時に自分の保育観・子ども観を築き、保育方法の考え方を深めていく。 1 回 オリエンテーション・保育方法とは何か 2 回 子ども理解からはじまる保育方法 3 回 環境を生かした保育方法 4 回 遊びを通しての総合的な指導方法 5 回 子どもにふさわしい園生活と指導方法 6 回 保育の方法と形態 7 回 発達の時期に応じた保育の方法Ⅰ(3・4・5歳児) 授業計画 8 回 発達の時期に応じた保育の方法Ⅱ(0・1・2歳児) 9 回 保育の計画・実践・評価 10 回 模擬保育①準備 11 回 保幼小の連携 12 回 配慮を要する子どもへの保育方法 13 回 模擬保育②実践 14 回 模擬保育③協議 15 回 模擬保育④振り返り 16 回 テスト・総まとめ 子どもの生きぬく力の基礎につながる日々の保育実践を有効なものにしていくために、 授業概要 テキスト 参考書 保育の方法(教育方法)を理論的に学び、実践化に向け「何を」「何のために」「なぜ」 「どのように」という課題の受け止め方を学んでいく。 「保育方法・指導法」大豆生田啓友・渡辺英則・森上史朗編 ミネルヴァ書房 幼稚園教育要領、保育所保育指針その他講義の中で伝える。 考資料等 授業の評価 受講意欲・課題への取り組み・テスト等総合的に判断して行う。 方法・基準 履修条件 テキストは各自必ず持参する。 事前・事後 事前にテキストを熟読し、自分なりの考えや疑問点を明らかにしておくこと。授業を通 の学習 じて得た資料やノート等を蓄積し、事後の学習に役立てること。 オフィスアワー 連絡・メッセージ 火曜 5限 実習の成果と課題を明確にして、教育方法の授業に臨んでください。 「教える」 「育てる」 プロを目指しましょう! 5 授業科目名 担当教員名 子どもカウンセリング 喜久山千賀子・米納加代子・金城靖子 単位数 2 乳幼児期に生じるさまざまな「障がい」や「病気(疾患)」,「問題」について正しい知識 授業の を修得し,子どもの発達を支援する関わりや工夫の仕方を考えることを目指す。また,保 到達目標 育者が保護者からの相談に応じて行う保育カウンセリングについて,その役割や必要な知 識を学び,実践するための心構えや技術を身につける。 1回 3回 4回 5回 オリエンテーション 評価の方法 子どもカウンセリング自典について さまざまな障害や問題 知的障害 運動の障害 視覚障害 聴覚障害 自閉症 LD ADHD 言葉に関する問題 6回 情緒や行動の問題 7回 障がいのある子どもを支える 8回 9回 10 回 担当 :喜久 山 授業計画 担当 :米納 2回 - テスト 子どもをサポートする社会資源 保育所,幼稚園での援助 家族への援助 関係機関 テスト 12 回 乳幼児と乳幼児を取り巻く環境を支える 13 回 14 回 15 回 担当 :金城 11 回 16 回 保育カウンセリングの基礎と実際 保育者が行うカウンセリング 保育カウンセリングの実際① 保育カウンセリングの実際② 乳幼児発達臨床カウンセリングの力を高める テスト 本講義は 3 名の教員によるオムニバス形式で行い,テキストや資料,各自の調べ学習を通 して,乳幼児期に生じる「障がい」や「病気(疾患)」,「問題」およびそのような子ども 授業概要 への関わりについて理解を深める。さらに,保護者から寄せられる相談に応じて行うカウ ンセリングについて事例等を通して理解し,実践に活かす。また,子どもや保護者を支援 する際に必要な関係機関との連携についても学習する。 テキスト 参考書 ○乳幼児の発達臨床と保育カウンセリング 石井信子・藤井裕子・森和子・杉原康子 ふくろう出版 講義時に随時紹介する。 考資料等 授業の評価 テストを中心に,カウンセリング自典,毎回の振り返りシートの提出,受講態度等を総 方法・基準 合して評価を行う。 履修条件 なし 事前・事後 カウンセリング自典作成に取り組む。 の学習 オフィスアワー 講義終了後 連絡・メッセージ 6 授 業 科 目 名 担当教員名 子どもカウンセリング 廣瀬 真喜子 単位数 2 様々な障害について概観し、障害をもつ子どもを様々な視点から理解しようとする姿勢 授業の を身につけ、関係機関との連携方法について理解する。また、障害のある子の保護者を 到達目標 支援する方法の1つである「保育カウンセリング」技法について理解を深め、事例を通 して保護者理解の多様な視点を身につけることを目標とする。 1 回 オリエンテーション 2 回 発達 乳幼児発達臨床 乳幼児期と乳幼児期を取り巻く環境を支える 3 回 知的障害 4 回 運動の障害、視覚の障害、聴覚の障害 5 回 自閉症 6 回 LD 7 回 ADHD 授業計画 8 回 言葉に関する問題 9 回 身体の弱い子ども 10 回 情緒や行動の問題 11 回 障害のある子どもを支える 12 回 保育所・幼稚園への援助 子どもをサポートする社会資源 家族への援助 13 回 保育者が行うカウンセリング 関係機関との連携 14 回 保育カウンセリングの実際 15 回 カウンセリングの力を高める 16 回 テスト 授業概要 本講義では、テキストやその他の資料、調べ学習を通して子どもの障害について概観し、 障害をもつ子を様々な視点から理解する視点を身につけ、障害をもつ子の保護者支援技法 の1つである保育カウンセリングについて事例などを用いて理解を深めることとする。 テキスト 乳幼児の発達臨床と保育カウンセリング ふくろう出版 参考書・参考 講義時に知らせる。 資料等 授業の評価 テキストを中心に講義をすすめるが、カウンセリング自典 30%、毎回のフィードバッ 方法・基準 クシート 30 パーセント、テスト 40%に受講態度等を総合して評価を行う。 介護等体験や教育支援ボランティアなどで、障がいのある子と関わる経験があることが 履修条件 のぞましいが、ない場合でもボランティアなどを通して障がいのある子と関わろうとす る姿勢があるとよい。 事前・事後 予習・復習に関連する課題をだすので、自ら事前・事後の学習をするようにする。カウ の学習 ンセリング自典を作成する オフィスアワー 連絡・メッセージ 受講にあたっては、将来障がいのある子どもやその保護者と関わる時のことをイメージ しながら、積極的に課題に取り組むことを求む。 7 授業科目名 担当教員名 教材研究理科 授業の 稲福 純夫 単位数 2 小学校理科を中心に中学・高校理科への接続した理科の学習方法について身につける。 到達目標 1 回 理科教育と社会 日本の理科の歴史 ユネスコの理科教育 2 回 小学校理科の目標、身近な自然の探究とその方法 3 回 A区分 B区分と理科の学習 4 回 自然の事物・現象と理科の探究 自然の探究 5 回 日常生活の中の理科 6 回 3学年から6学年の理科の学習内容と教科書 7 回 各学年の教材研究 授業計画 8 回 身近な生き物の観察 9 回 物質・エネルギー 10 回 実感を伴った理解 11 回 理科における観察・実験と自由研究 12 回 科学的な見方と考え方 13 回 防災教育と理科教育 地層・地震・津波・台風 14 回 理科の年間計画・学習指導案授業 15 回 他教科との教科横断的な学習・デジタル教材について 16 回 定期試験 小学校の理科の目標を理解し、授業実践できる、基礎的・基本的な知識・技能を身につ 授業概要 け、小学校3年から6年までのA区分、B区分の目標・内容について学び、教材研究の 方法について実践できる力を身につける。 テキスト 参考書 小学校理科指導要領解説 授業時に、辞典、実験書等を適宜紹介する。 考資料等 授業の評価 方法・基準 履修条件 事前・事後 試験 自由研究レポート、演習課題提出 児童教育学科1~2年 日常起こる、身近な自然の事象に興味・関心を持ち、探究する意欲を持つこと。 の学習 オフィスアワー 連絡・メッセージ 発表による。 授業時に伝えます。授業の前後。 授業時に伝えます。 8 授業科目名 教材研究 授業の 到達目標 担当教員名 体育 仲西 起實 単位数 2 小学校体育の学習指導要領を理解し授業実践ができるように、児童が基礎的な身体能力 を身につけ、運動のもつ楽しさや喜びを味わい、運動を豊かにしていくのに必要な資質と 能力を伸ばす指導のあり方及び「保健」などについて意欲的に学ぶことができる。 1 回 10/03 オリエンテーション(授業の進め方、評価の仕方、グループ編成等) 2 回 10/10 「体つくり」系の指導内容と指導事例等の教材研究 3 回 10/17 「器械運動」系の指導内容と指導事例等の教材研究 4 回 10/ 24 「陸上運動」系の指導内容と指導事例等の教材研究 5 回 10/31 「水泳」系の指導内容と指導事例等の教材研究 6 回 11/07 「ボール運動」系の指導内容と指導事例等の教材研究 7 回 11/14 「表現運動」系の指導内容と指導事例等の教材研究 授業計画 8 回 11/21 「保健」の指導内容と指導事例等の教材研究 9 回 11/28 ①指導案作成と模擬授業 10 回 12/05 ②指導案作成と模擬授業 11 回 12/19 ③指導案作成と模擬授業 12 回 12/26 ④指導案作成と模擬授業 13 回 1/09 ⑤指導案作成と模擬授業 14 回 1/23 ⑥指導案作成と模擬授業 15 回 1/30 ⑦「保健」指導案作成と模擬授業 16 回 2/06 講義のまとめと最終テスト、マットの実技テスト ◎実習の前段として、児童の前に立つ授業者として基本的な心構えを身につける。 ①運動及び保健の指導内容を理解し、実際の授業事例について教材研究を行う。 ②仲間と協力して、指導案を完成する。 授業概要 ③教師役の学生が、他の学生を児童に見立てた模擬授業(教材研究の発表)を行う。 具体的な実施方法、指導方法などについてモデルになる方法を提示する。 ④その後、教師役、児童役、及び教師による討論会を行う。 ※毎時10分間、マット運動の練習を行う。 テキスト 「小学校学習指導要領解説 体育編」 文部科学省 東洋館出版 参考書 1.「まるわかりハンドブック」 2.学校体育字義指導資料集第8集 参考資料等 3.学習指導要領の解説と展開 4.その他(教師の準備資料) 授業の評価 ①指導案(20点)、②教材研究発表に関する評価(自己、他者、教師)の総合点(60 方法・基準 点)、③まとめのテスト(10点)、④マット運動の連続技(10点) 履修条件 服装について、体育の教師になったことをイメージして準備する。 事前・事後 ①図書館や教師の準備した資料などを使って、担当領域や運動について教材研修してください。 の学習 ②最低 一週間前には指導案を提出すること(厳守)。 オフィスアワー 連 絡 メッセージ マットテスト:倒立前転⇒前転⇒(方向転換)⇒開脚後転⇒後転⇒T 字バランス⇒ロンダート 9 授業科目名 担当教員名 保育・教職実践演習(保幼小) 単位数 石垣・上原・小波津・砂川・玉城・渡名喜・廣瀬・柳生 2 これまでの学習を5つの観点(※1)から主体的に振り返り、将来、保育者になる上で、自己にとって何 授業の が課題かを自覚する。また、本演習は保育者になるうえで 2 年間の総まとめの科目となるため、卒業に 到達目標 向けて、必要に応じて不足している知識や技能等を補うよう努力する姿勢を身につける。さらに、専門 職としての生活を円滑にスタートすることを目標とする。 1 回 オリエンテーション、「履修カルテ」を活用したこれまでの振り返り① 2 回 「履修カルテ」を活用したこれまでの振り返り② 3 回 外来講話(保育職の卒業生) 専門分野ごとの振り返り オムニバス①「幼保・音・図・体・自然体験・児童心理・児童福 4 回 祉」の各分野に焦点を当てた振り返り(各分野の内容に応じて、事例研究・ロールプ レイ・模擬授業等を実施)※以下、分野ごとに 8 回、グループ毎に実施。 5 回 専門分野ごとの振り返り オムニバス② 6 回 専門分野ごとの振り返り オムニバス③ 7 回 専門分野ごとの振り返り オムニバス④ 8 回 専門分野ごとの振り返り オムニバス⑤ 授業計画 9 回 専門分野ごとの振り返り オムニバス⑥ 10 回 専門分野ごとの振り返り オムニバス⑦ 11 回 専門分野ごとの振り返り オムニバス⑧ 各分野(オムニバス)と外来講話をまとめたフィードバック・学習の振り返りと個々の 課題の整理① ※1①使命感や責任感、教育的愛情等に関する事項、 ②社会性や対人関係能力に 12 回 関する事項、 ③子ども理解や学級経営に関する事項、 ④保育内容等の指導力に 関する事項、 ⑤保育に関する現代的課題についての現状分析等に関する事項 13 回 外来講話(保育現場の熟練保育者) 14 回 個々の課題の整理② 15 回 個々の課題の発表① 16 回 個々の課題の発表②・グループによる講評・総合的なまとめ 授業概要 教育現場・保育現場と連携し、現職の保育者の講話や実習体験、これまでの教科に関する授業内容の振り返りを踏ま えて、少人数グループの活動を通して個別のテーマに基づいた個別課題のまとめや発表を行う。 テキスト 授業の中で適宜資料を配付する。 参考資料等 保育所保育指針・幼稚園教育要領・他、授業の中で適宜提示する。 授業の評価 評価は出席状況、受講態度、課題の提出状況・内容・発表等に基づき総合的に行う。 方法・基準 履修条件 保育士資格および幼稚園教諭に関する実習を一つ以上、終了していること。 事前・事後の 2 年前期までに学んだ授業内容、実習体験を振り返り、さらに、2 年後期の授業内容について 学習 も保育士として必要な専門知識、技術、価値の観点から意欲的に学習すること。 オフィスアワー 授業中に提示する。 連絡・メッセージ 日常的に保育に関する情報に関心を持つこと。課題の提出期限を厳守すること。 10 授業の 到達目標 授 業 科 目 名 担当教員名 児童文化財 大田利津子・平田千悦子 単位数 2 児童文化とは何か、児童文化財の種類を学ぶ。子どもの成長、発達と児童文化財の関係 を考えると共に、保育所、幼稚園、学童保育、児童館での児童文化財の活用方法と、実 践を学ぶ。 1 回 児童文化、児童文化財とは何か 2 回 子どものための沖縄の伝承文化 Ⅰ(遊び・わらべうた・行事) 3 回 子どものための沖縄の伝承文化 Ⅱ(民話) 4 回 絵本の歴史と種類 授業計画 5 回 子どもの成長と絵本・読み聞かせ方法 Ⅰ ( 0,1,2歳) 6 回 子どもの成長と絵本・読み聞かせ方法 Ⅱ ( 3,4,5歳) 7 回 演習 Ⅰ 絵本の読み解き・読み聞かせ実演 ( 0,1,2歳) 8 回 演習 Ⅱ 絵本の読み解き・読み聞かせ実演 ( 3,4,5歳) 9 回 児童文化財、実演紹介 10 回 紙芝居、特性と演じ方 11 回 演習 Ⅲ 紙芝居を演じる 12 回 パネルシアター 制作 13 回 パネルシアター 制作 14 回 パネルシアター 演じ方実践 15 回 パネルシアター 演じ方実践 16 回 テスト 授業概要 子どもを学ぶ。子どもの為の沖縄の伝承文化を知る。絵本は図書館の絵本を活用し、種 類を知り、読み解きで深め、読み聞かせ実践を行う。紙芝居も演じ方実践しながら学ぶ。 パネルシアターは制作し、子どもの成長に合わせた実践方法を学ぶ。 テキスト 随時、プリントを配ります。 参考書 読み聞かせの本リスト改訂3版 参考資料等 演じてみよう 授業の評価 作品制作、 方法・基準 テスト 沖縄県子どもの本研究会 つくってみよう紙芝居 実技・演習レポート 編集・発行 長野ヒデ子編・石風社発行 50% 50% 履修条件 事前・事後 の学習 図書館を大いに活用し、赤ちゃん絵本から小学生用まで多く絵本を常に読み続ける事。 学童、児童館職員を目指す人は、童話本も読む事。授業内で制作が完成出来ない時、期 限までに必ず仕上げ、実技授業に間に合わせる事。 オフィスアワー 連絡・メッセージ 実技発表には、積極的に参加し、実技体験・発表体験する事。 11 授業科目名 担当教員名 相談援助 砂川 麻世 単位数 1 保育所保育指針、幼稚園教育要領にうたわれている「子育て支援」を実践するために、 授業の 保護者や地域の子育てに関する相談援助の基礎について理解する。保育における相談援 到達目標 助に必要な専門価値、知識、技術について理解する。さらに、保育者としての自己覚知 および利用者理解についても事例を通して学ぶ。 1 回 相談援助とは何か? 2 回 ソーシャルワークの3つの要素①(保育者としての専門価値について) 3 回 ソーシャルワークの3つの要素②(専門知識について) 4 回 ソーシャルワークの3つの要素③(専門技術について) 5 回 援助者としての自己覚知と他者理解について①(エコマップの作成) 6 回 援助者としての自己覚知と他者理解について②(回想法) 7 回 援助者としての基本的姿勢(バイスティックの7原則) 授業計画 8 回 事例を通して考える①(児童相談所における個別援助技術の活用) 9回 同 上 10 回 事例を通して考える②(子育て支援センターにおける集団援助技術の活用) 11 回 同 上 12 回 事例を通して考える③(社会福祉協議会における地域援助技術の活用) 13 回 同 上 14 回 保育所保育指針を通して「相談援助」を振り返る 15 回 テスト 16 回 テストの解説・まとめ 保育所保育指針等では、保育所は保護者支援や地域の子育て支援について積極的に取り組 むことがうたわれる。そのため、保育士にはソーシャルワーク機能を果たすことが求めら 授業概要 れ、これまで以上に個人やその家族、集団、地域への支援技術の活用が必要になる。そこ で、本演習では、ソーシャルワークの価値、知識や技術についてグループワークを中心に、 体験的に学びを深めることができるように授業を展開する。 テキスト 新・保育士養成講座編編纂委員会『新・保育士養成講座第 1 巻社会福祉』(各年版) 全国社会福祉協議会 参考書 保育所保育指針解説、その他授業中に適宜提示する。 参考資料等 授業の評価 評価は、グループワークへの参加度・受講態度 30%、レポート 10%、定期試験 60%に基 方法・基準 づいて総合的に判断する。 履修条件 日常的に福祉・保育に関する情報に関心をもつこと。 事前・事後 これまで学習した社会福祉や児童家庭福祉等の福祉関連科目について復習すること。 の学習 オフィスアワー 授業中に紹介する。 連絡・メッセージ 12 授業の 到達目標 授業科目名 担当教員名 子どもの保健Ⅱ 大城弘子・冨永妙子 単位数 1 「小児を心身の病気から守り、健全に育成させる」という理論を踏まえ、保育所・乳児 院等の児童福祉施設あるいは幼稚園その他保育の場においてこれを実践できる応答的 能力と技術を習熟する。 1回 オリエンテーション:学習目標、授業概要、講義の進め方、評価の方法等 ①生活習慣 ②排泄 2 回 ①健康状態の観察 ③睡眠 ②乳幼児の身体計測と評価法 ③その他発達評価 3 回 ①乳幼児の生理機能の測定と評価(バイタルチェック) 4 回 ②集団における精神保健(肯定的感情体験) 5 回 ①乳幼児の習慣形成:清潔(手洗い、うがい等) 6 回 ②食べる機能の発達(口腔衛生) 7 回 ①乳幼児の養護・清潔:沐浴 授業計画 8 回 ②乳幼児の養護・清潔:ベビーマッサージ。赤ちゃん体操 9 回 ①乳幼児に対する看護:投薬の方法 10 回 ②乳幼児に対する看護:病児の看護方法。ベットメイキング 11 回 ①乳幼児の救命処置:乳幼児の事故。CPR(心肺蘇生法)。AED の使用法 12 回 ②乳幼児の救命処置:異物の除去。運搬方法。体位。 13 回 ③乳幼児の救命処置:止血法(包帯法) 14 回 ④乳幼児の救命処置:ケガの応急手当。その他 15 回 保健活動:健康診断。健康教育。児童福祉施設の保健活動 16 回 テスト 「子どもの保健ⅠA、ⅠB」で学んだ講義内容について演習(実技)を通して具体的に乳 授業概要 幼児の世話・介護と発育を支援する知識、技術、判断力、倫理観等を習得し、保育現場 で実際に対応出来る能力を養う。 テキスト 参考書 考資料等 授業の評価 方法・基準 履修条件 事前・事後 の学習 授業の中で紹介 定期試験 60% レポート 17% 宿題・ミニテスト18% その他5% 出席率、授業態度、討議への参加及び発表等 予習、復習をする。課題及び宿題等を自発的に取り組み、積極的に授業に参加すること オフィスアワー 連絡・メッセージ 宿題の提出期日を守り、演習及びグループ討議等に必ず参加すること 13 授業科目名 担当教員名 子どもの食と栄養 授業の 到達目標 知念文枝 中本直美 単位数 古堅由紀子 2 心身の健康の保持・増進にはよい食習慣を身につけることが重要であることを理解し、 保育者として適切な食教育ができるように自らの食生活を正しく実践するため、栄養の 知識、食品摂取方法を身につける。 1 回 子どもの発育・発達と支援 2 回 栄養・食品の知識Ⅰ 3 回 栄養・食品の知識Ⅱ 4 回 妊娠・胎児期の食生活 5 回 乳児期の食生活 6 回 離乳期の栄養(調理実習) 7 回 幼児期の食生活 授業計画 8 回 幼児期の食生活(調理実習) 9 回 児童福祉施設における食事と栄養―保育所給食― 10 回 児童福祉施設における食事と栄養―その他の児童福祉施設給食― 11 回 障がいのある子どもの食生活 12 回 子どもの食生活への配慮 13 回 食育の基本 14 回 食育の実践(調理実習) 15 回 食育の実践 16 回 まとめ 授業概要 テスト 「子どもの食と栄養」の基本的理論を体系的に理解するとともに、時代の変化に伴う「子 どもの食環境」の問題点や課題を学ぶ。又保育の実際との関連から、調理実習、グルー プワークを通して、知識を発展させ、食育の推進、実践につなげる方法論を学ぶ。 テキスト 子どもの食と栄養 参考書 授乳・離乳の支援ガイド 参考資料等 ギー対応の手引き 授業の評価 定期試験 60% 方法・基準 総計 100 点として、秀、優、良、可、不可で評価する。 履修条件 (株)みらい 保育所における食育に関する指針 保育園におけるアレル 親子健康手帳 小テスト 20% 受講態度 10% 出席状況 10% 「食のバランス」は知識だけでなく、実践が伴うことが大切です。毎日の自分自身の食 の点検、振り返りをしてみましょう。「食」に関心をもつこと、「食」を意識すること を心がけましょう。 事前・事後 食育や栄養・健康に関してどういう教材があるのか、絵本、紙芝居、エプロンシアター、 の学習 ペープサート、パネルシアターなど図書館等で確認し作成してみましょう。 オフィスアワー 連絡・メッセージ 「食べる」というあたりまえの行為から感性を磨き豊かな生活が送れるよう楽しく学び ましょう。 14 授業の 到達目標 授業科目名 担当教員名 家庭支援論 島袋 朝久 単位数 2 多様に変化する社会的状況における家庭の意義、機能及び課題について学び、家庭支援 の視点から制度や関係機関等との連携、保育士としての役割について十分理解する。 1 回 オリエンテーション。 履修登録。 2 回 現代社会における家庭支援の必要性。 3 回 家庭の意義と機能 4 回 子育て・子育ちに関する価値観の変容と不変性。 5 回 少子化対策から子育て支援・次世代育成支援へ。 6 回 子どもと家族の変容(①夫婦と親子) 7 回 子どもと家族の変容(②きょうだいと祖父母) 授業計画 8 回 家族の関係形成とその発達。 9 回 子どもの生活と遊び再考。 課題を与える(レポート) 課題(レポート)回収 10 回 子ども・家庭支援の実際と地域支援体制(妊娠・出産時期への援助) 11 回 子ども・家庭支援の実際と地域支援体制(新生児・児童期への援助) 12 回 子ども・家庭支援の実際と地域支援体制(幼児期への援助) 13 回 子ども・家庭支援の実際と地域支援体制(小・中・高校生への援助) 14 回 子育てのストレスと子どもの発達援助・虐待(要保護児童・家庭支援)への対応 15 回 テスト 16 回 テストの解説。 総括。 現代社会における家庭支援の必要性や支援の在り方について学習しながら、課題を抱 授業概要 えている個々の家庭のケース(例題)について皆で考え、意見を出し合い、より質の高 い支援を目指していけるよう議論を深める。授業は教科書に沿ったプリントを配布す る。 テキスト 参考書 「子どもと社会の未来を拓く 土谷 みち子 著 家庭支援論」 青踏社 2011 年 3 月再刊 講義時に随時紹介 参考資料等 授業の評価 テスト、レポート、出席状況、授業態度等に基づいた総合的評価をする 方法・基準 履修条件 事前・事後 特になし 毎回、テキストの指示された箇所は、事前で読んでおく。 の学習 オフィスアワー 連絡・メッセージ 15 授 業 科 目 名 保育内容 授業の 到達目標 担当教員名 健康 柳生崇志 単位数 1 子どもの心身の健康が実現する過程への理解を深める。子どもの健康を保障するための 知識と技能を身につけるとともに、子ども自らが健康で安全な生活をつくり出す力を養 うための方法論について学ぶ。 1 回 オリエンテーション(受講案内)、健康とは何か? 2 回 領域「健康」のねらいと内容 3 回 心身の健康とは 4 回 明るく伸び伸びとした生活 5 回 体を動かす喜び: 運動遊び 6 回 運動遊びと生活習慣 7 回 行事と健康保育・園外保育 授業計画 8 回 基本的生活習慣の中にある健康 9 回 安全教育と子どもの健康管理 10 回 食育と健康 (1) 先生や友達と食べることを楽しむ 11 回 食育と健康 (2) アレルギー 12 回 子ども自らの健康への志向 13 回 病気の予防と衛生管理 14 回 領域「健康」の指導計画 15 回 まとめ: 子どもの健康の課題と展望 16 回 試験と講評 授業概要 保育所保育指針・幼稚園教育要領に示されている幼児期の健康と発達について深く考え る。テキスト、スライド、映像教材などを用いながら、各回の授業で設定された課題(実 演、ロールプレイング、ディスカッション、小レポートなど)に取り組む。 テキスト 浅見均・渡部かなえ編著 子どもの育ちを支える『子どもと「健康」』 大学図書出版 参考書 保育所保育指針 参考資料等 幼稚園教育要領 授業の評価 試験、レポート、授業中に課す各種課題等による総合評価 方法・基準 履修条件 事前・事後 の学習 オフィスアワー 連絡・メッセージ 17 授業の 到達目標 授 業 科 目 名 担当教員名 保育内容 人間関係 石垣愛一郎 単位数 1 領域「人間関係」のねらいと内容の理解を深める 乳幼児期の人間関係の発達について理解を深める 保育現場における「人間関係」の指導のあり方の理解を深める 1 回 幼児教育・保育における「人間関係」の意味 2 回 保育の基本と人との関わり~「生きる力」の原点として人との関わりの基礎を育てる~ 3 回 乳幼児期における人との関わりの発達① ~0 歳代・1 歳代・2 歳代とのかかわり~ 4 回 乳幼児期における人との関わりの発達② 3 歳以降の人との関わり(集団保育の中で) 5 回 遊びの中で育つ人との関わり① ~仲間入り・イメージの共有~ 6 回 遊びの中で育つ人との関わり② ~共同性の育ち・ルールを決める・守る~ 7 回 人との関わりを育てる保育の実践① ~人とかかわる力が育っていくプロセスとは~ 授業計画 8 回 人との関わりを育てる保育の実践② ~こども同士のいざこざ~ 9 回 人との関わりを育てる保育の実践③ ~いざこざから生み出されるもの~ 10 回 人との関わりを育てる保育の役割① ~信頼関係を築く~ 11 回 人との関わりを育てる保育の役割② ~こども同士の関係をつなぐ~ 12 回 人との関わりが難しい子どものへの支援 ~人との関わりを視る視点~ 13 回 人との関わりが難しい子どものへの支援 ~気になる時が保育を見直すとき~ 14 回 園・家庭・地域の生活と人とのかかわり 15 回 領域「人間関係」をめぐる諸問題 授業の総復習とまとめ 16 回 テストとまとめ(予定) 乳幼児期における「人間関係」を様々な視点から事例を通して考える。グループワークやデ 授業概要 テキスト 参考書 ィベートを通して自身の考えを主張することと、他者の考えを理解することを基本的姿勢 として、学生自身が多様性を身につけ、自らの変容に気付けるような展開を試みる。 ○最新保育講座8『保育内容 「人間関係」』 森上史朗・小林紀子・渡辺英則編 ミネルバ書房 幼稚園教育要領・保育所保育指針 その他関係資料 考資料等 授業の評価 出席率・課題・積極的授業態度・レポート等を総合的に行う 方法・基準 履修条件 乳幼児から始まる「人間関係」そのものに興味を示し、自ら考え、理解しようとする姿勢を 持って授業に臨むこと 事前・事後 これまでの実習、自らの日常生活、その他で経験してきた様々な「人間関係」を軸に乳幼児 の学習 までさかのぼる「人間関係」を考える オフィスアワー 連絡・メッセージ 事前予約をした上で空き時間全般をオフィスアワーとする 興味を持って取り組み、共に考え、共に学ぼう! 18 授 業 科 目 名 保育内容 授業の 到達目標 担当教員名 言葉 鎌田 佐多子 単位数 1 乳幼児期は言葉の発達の重要な時期である。乳幼児が言葉を獲得する過程を理解し保育 者の基本的な姿勢や関わり方について理解する。又言葉を育む保育者自身の感性や表現 力、児童文化材の活用などについて理解する 1 回 登録、授業概要説明、絵本カードの課題説明 2 回 人間にとっての「ことば」(言葉の機能) 3 回 保育内容としての「ことば」 保育所保育指針 4 回 保育内容としての「ことば」 幼稚園教育要領 5 回 「ことば」の育つ道すじ(0歳児) 6 回 「ことば」の育つ道すじ(1~2 歳児) 7 回 「ことば」の育つ道すじ(3~4 歳児) 授業計画 8 回 「ことば」の育つ道すじ(5 歳児) 9 回 「ことば」を育てるあそび ― 児童文化財(歴史・種類) 10 回 「ことば」を育てるあそび ― 児童文化財(絵本・紙芝居) 11 回 「ことば」を育てるあそび ― 児童文化財(絵本の読み聞かせ) 12 回 「ことば」を育てるあそび ― 児童文化財(ことばあそび) 13 回 「ことば」を育むための保育者の役割 14 回 「ことば」をめぐる新たな課題 (メディアの発達とことば) 15 回 「ことば」をめぐる新たな課題 (早期教育・異文化理解) 16 回 授業概要 総まとめ テスト 日常生活の中で言葉の果たす役割や乳幼児の言葉の発達の過程を学習する。保育の全体 的理解と領域「言葉」について学び、保育者の関わり方を具体的な事例を通して学ぶ。 又乳幼児の発達に深く関わる児童文化財の意義や活用の仕方を理論・実技を通して学 ぶ。 テキスト ことばと保育 近藤幹生他(ひとなる書房) 参考書 保育所保育指針、幼稚園教育要領 その他適時紹介 参考資料等 授業の評価 毎回の受講意欲・態度、課題へのとり組み、発表、テスト等総合的に評価 方法・基準 履修条件 事前・事後 の学習 オフィスアワー 連絡・メッセージ 19 授 業 科 目 名 保育内容 担当教員名 平田 言葉 (心理教育クラス) 単位数 千悦子 1 授業の 乳幼児期の言葉の特徴や発達について理解する。幼稚園教育要領、保育所保育指針における領域「言葉」 到達目標 のねらいと内容を理解する。子どもの言葉を育むための指導、支援の方法を製作、実践を通して習得する。 授業計画 1回 オリエンテーション、保育内容「言葉」の意義 2回 幼稚園教育要領における領域「言葉」のねらいと内容 3回 保育所保育指針における保育内容「言葉」のねらいと内容 4回 言葉の発達① 乳児期 5回 言葉の発達② 幼児期 6回 言葉の発達と環境 7回 言葉を育てる保育者の指導・支援① 乳児期 8回 言葉を育てる保育者の指導・支援② 幼児期 9回 言葉をめぐる問題と対応 10 回 言葉を育てる児童文化財・遊び① ことばあそび・絵本・紙芝居 11 回 言葉を育てる児童文化財・遊び② ペープサート Ⅰ 12 回 言葉を育てる児童文化財・遊び③ ペープサート Ⅱ 13 回 言葉を育てる児童文化財・遊び④ 手袋人形(演習) 14 回 言葉を育てる児童文化財・遊び⑤ 紙を使って(新聞話・しかけ絵話) 15 回 言葉を育てる児童文化財・遊び⑥ パネルシアター・エプロンシアター 16 回 試験 幼稚園教育要領、保育所保育指針における領域「言葉」について学ぶ。 乳幼児期の言葉の発達を学び、豊かな言葉を育むための保育者のかかわりと指導法につい 授業概要 て、事例をとりあげながら理解を深める。 児童文化財は、子どもの言葉の育ちや発達全般を促す言語教材であることを理解し、製作・ 実践を行い保育現場で活かせる技術を身につける。 テキスト 保育者をめざす人の保育内容「言葉」 / 株式会社 みらい 参考書 考資料等 授業の評価 授業への取り組み・実技発表 方法・基準 筆記試験(50%) 履修条件 事前・事後 (30%) 作品製作・レポート (20%) 授業には積極的に参加し、発表は子どもに対して行う時と同じ心構えで望むこと。 課題の製作は、期限までに仕上げて提出する。 幼稚園教育要領・保育所保育指針の領域「言葉」を熟読する。 の学習 オフィスアワー 連絡・メッセージ 教材等を自分で準備することもあるので、連絡を聞きのがさないように注意すること。 20 授 業 科 目 名 担当教員名 保育内容 言葉(福祉教育クラス) 授業の 到達目標 平田 千悦子 単位数 1 乳幼児期の言葉の特徴や発達について理解する。幼稚園教育要領、保育所保育指針におけ る領域「言葉」のねらいと内容を理解する。子どもの言葉を育むための指導、支援の方法 を製作、実践を通して習得する。 1 回 オリエンテーション、保育内容「言葉」の意義 2 回 幼稚園教育要領における領域「言葉」のねらいと内容 3 回 保育所保育指針における保育内容「言葉」のねらいと内容 4 回 言葉の発達① 乳児期 5 回 言葉の発達② 幼児期 6 回 言葉の発達と環境 7 回 言葉を育てる保育者の指導・支援① 乳児期 授業計画 8 回 言葉を育てる保育者の指導・支援② 幼児期 9 回 言葉をめぐる問題と対応 10 回 言葉を育てる児童文化財・遊び① ことばあそび・絵本・紙芝居 11 回 言葉を育てる児童文化財・遊び② クイズ・えかきうた 12 回 言葉を育てる児童文化財・遊び③ ペープサート 13 回 言葉を育てる児童文化財・遊び④ 手袋人形(演習) 14 回 言葉を育てる児童文化財・遊び⑤ 紙を使って(新聞話・しかけ絵話) 15 回 言葉を育てる児童文化財・遊び⑥ パネルシアター・エプロンシアター 16 回 試験 幼稚園教育要領、保育所保育指針における領域「言葉」について学ぶ。 乳幼児期の言葉の発達を学び、豊かな言葉を育むための保育者のかかわりと指導法につい 授業概要 て、事例をとりあげながら理解を深める。 児童文化財は子どもの言葉の育ちや発達全般を促す言語教材であることを理解し、保育現 場、児童館などで活かせる技術を身につける。特に児童館では幅広い年齢に対応できるよ うに計画・実践を行う。 テキスト 保育者をめざす人の保育内容「言葉」/ 株式会社 みらい 参考書 考資料等 授業の評価 授業への取り組み・実技発表(30%) 作品製作・レポート(20%) 筆記試験(50%) 方法・基準 履修条件 事前・事後 授業には積極的に参加し、発表は子どもに対して行う時と同じ心構えで臨むこと。 課題や作品は期限までに仕上げて提出すること。 幼稚園教育要領・保育所保育指針の領域「言葉」を熟読する。 の学習 オフィスアワー 連絡・メッセージ 教材等を自分で準備することもあるので、連絡を聞きのがさないように注意すること。 21 授業科目名 保育内容 担当教員名 表現 小波津 単位数 美奈子 1 新保育所保育指針・幼稚園教育要領の保育内容領域「表現」には「感じたことや考えたことを自分な 授業の りに表現することを通して、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにする」観点から、具体 到達目標 的なねらいと内容が記されている。保育者がこのような観点から保育を創造していくにはどのような 力を備えていけばよいのかを理解し、可能な限り実際と結びつけながら獲得することを目指す。 1 回 オリエンテーション・この科目で学ぶこと・テキストについて 2回 保育内容領域「表現」とは・・・幼稚園教育要領・保育所保育指針の仕組みと考え方を踏ま えながら 3 回 保育内容領域「表現」を読み解こう!!① 5 領域の捉え方と領域「表現」 4 回 保育内容領域「表現」を読み解こう!!② ねらい・内容・内容の取扱い 5回 保育内容領域「表現」を読み解こう!!③ 乳幼児期の「発達」を捉えながら、様々な「表 現」を観る 6 回 「意味世界」としての生活世界 授業計画 7 回 「表現」と環境構成 8 回 実践演習① 「受け止めること・表すこと」 9 回 実践演習② 身体を使った表現 10 回 実践演習③ コミュニケーションとしての表現 11 回 実践演習④ 音楽的表現 12 回 実践演習⑤ 造形的表現 13 回 これからの保育のあり方を考える 14 回 「表現」を支えるための保育者の役割 15 回 現代社会と「表現」の問題 幼児教育・保育と小学校教育との連携 総合まとめ 16 回 テスト 授業概要 保育所保育指針・幼稚園教育要領を基底に、「豊かな表現」は「豊かな保育環境から生まれる」ということを理論 的・実践的に理解していく。また、子どもと共に生活する保育者の子ども観や発達観が乳幼児期の「表現(表出)」 する意欲に大きく関わり、評価の視点を決定していること等を様々な事例研究や実践演習を通して学ぶ。 テキスト *演習 保育内容表現 :岡 健・金澤 妙子 *幼稚園教育要領解説*保育所保育指針解説書 編著 *配布プリント 参考書 『事例で学ぶ保育内容〈領域〉表現』 参考資料等 『保育内容「表現」 』 授業の評価 受講態度(毎回能動的に参加し、「わかる」ことを目指す態度)、課題、試験等総合的に 方法・基準 行います 履修条件 1 年 B・C・D クラス 事前・事後 *テキストの予習・復習 の学習 *8 回~12 回は実践演習となるので、動きやすい服装で オフィスアワー 講義中に提示する。 連絡・メッセージ 黒川健一編 無藤 隆監修 浜口 順子編集代表(萌文書林) ミネルヴァ書房 2 年 A クラス 様々な事例を通して学んでいきますが、日々のチャイルドウォッチングと自己の研ぎ澄 まされた感性の方向性に期待しています。 22 授 業 科 目 名 担当教員名 乳児保育Ⅱ 神山浩子 単位数 1 0・1・2歳児の発育・発達を理解して、基礎理論を踏まえた養護、生活の適切な援助 授業の ができる保育者をめざす。また、保育所や、乳児院で行われる「乳児保育」の必要性と 到達目標 意義、および保護者支援について学び、今日の社会状況の中で「乳児保育」に求められ る役割を認識し、課題意識をもつ。 1 回 授業概要の説明・受講上の心得・手作りおもちゃ(教材)発表について 2 回 乳児の遊び・おもちゃ(教材)の考え方 3 回 乳児の遊びと環境「遊びの観察・環境構成・援助のあり方」 (演習) 4 回 乳児の発達と遊び(おおむね6ヶ月未満にふさわしい教材) グループ発表 5 回 乳児の発達と遊び(おおむね 6 ヶ月~1歳 3 ヶ月未満にふさわしい教材) (〃) 6 回 乳児の発達と遊び(おおむね 1 歳 3 ヶ月~2歳未満にふさわしい教材) 7 回 乳児の発達と遊び(おおむね 2 歳にふさわしい教材) 授業計画 (〃) (〃) 8 回 乳児保育における保健・安全 9 回 保育の記録「保育日誌」 「児童票」の書き方 10 回 連絡帳の書き方 (演習) 11 回 乳児保育の計画・指導計画(0~2歳) 12 回 個人別計画の必要性 (演習) 13 回 手作りおもちゃを基にして「遊び」の部分指導案作成 14 回 「食事」の部分指導案作成 (演習) (演習) 15 回 保護者・関係機関との連携・今後の課題 / 実習に向けて「実習日誌の書き方」(乳児) 16 回 まとめ・テスト 授業概要 乳児期にふさわしい教材を製作・発表し、子どもの発達と遊びの特徴など、グループ 学習で具体的に理解する。さらに保護者との連携のあり方、連絡帳の書き方、個別計画 の必要性、個人記録の方法など演習を通して理解する。 テキスト ・「見る・考える・創りだす乳児保育」CHS子育て文化研究所編 萠文書林 ・保育所保育指針解説書 参考書 講義の中で適宜紹介する 参考資料等 ・プリント配布 授業の評価 課題への取り組み、受講態度、演習態度・レポート、テストなど総合的に評価する。 ・その他ビデオ・DVD教材 方法・基準 履修条件 事前・事後 の学習 オフィスアワー 連絡・メッセージ 23 授業の 到達目標 授 業 科 目 名 担当教員名 障がい児保育Ⅱ 羽地知香・嘉数 睦 単位数 1 障がいのある子どもを支える保育・教育について学び、実践的理解を深め、障がいのあ る子どもへの支援方法や学校教育との連携について学ぶ。 1 回 早期の発見と早期の支援についての重要性と実際 2 回 保健と保育の連携について移行支援の実際 3 回 子どもが主人公になる保育計画(3・4・5歳の世界と気になる子について) 4 回 子どもが主人公になる保育(演習) 5 回 障がい特性をとらえる(自閉症・発達障害) 6 回 障がいを受け入れるということ(保護者支援) 7 回 5歳児保育に居ついて(保育園・幼稚園) 授業計画 8 回 まとめ及びテスト 9 回 就学に向けて①オリエンテーション・障害のある子の出生と家族 10 回 就学に向けて②本県における特別支援学校(1) 11 回 就学に向けて③本県における特別支援学校(2) 12 回 就学に向けて④特別支援教育・就学の手続き(1) 13 回 就学に向けて⑤特別支援教育 就学の手続き(2) 14 回 途切れない支援を考える①演習 15 回 途切れない支援を考える②個別の教育支援計画の作成 16 回 まとめ及びテスト 授業概要 障がい児保育・特別支援教育の現場でのエピソードをもとにして、障がい特性や障がい 児保育・特別支援教育・移行支援の実際について学びをより深めていく。 テキスト 「特別支援学校学習指導要領解説 自立活動編」 海文堂出版 子どものねがい・子どものなやみ 乳幼児の発達と子育て(改訂増補版)白石正久 クリエイツかもがわ 参考書 講義時に適宜紹介する。 参考資料等 授業の評価 毎回の提出用紙、課題の提出、テストをもとにして総合的に評価する。 方法・基準 履修条件 事前・事後 の学習 事前:障がいに関する本や講義に関連した内容の新聞記事などを読んで自分の考えをま とめておく。 事後:講義時に伝達する。 オフィスアワー 連絡・メッセージ それぞれの講師の現場の経験から様々な話しを聞く事ができる。 24 授 業 科 目 名 担当教員名 保育相談支援 授業の 到達目標 上原 単位数 健二 1 保育者として向き合うことが想定される相談支援の場面を想定し、現代の保護者が抱え る課題や困難への対応について理解を深め、あくまで子どもの育ちを中心に据えて成長 の喜びを共有できる視点から捉えた保護者支援の実際について学ぶことを目標とする。 1 回 保護者支援の意義と基本的視点(子どもの育つ現代社会の理解) 2 回 保護者支援の意義と基本的視点(保護者の生涯発達を支えるための基本的視点) 3 回 保護者の育児不安・ストレス 4 回 相談支援の技術①(保護者の養育力向上に資する技術)、カウンセリング 5 回 相談支援の技術②(保護者の養育力向上に資する技術)、アセスメント 6 回 保育者の基本的立場(保護者の自己決定を支える・秘密保持) 7 回 家族支援・父親参加(ファミリーサポート)・ひとり親家庭 授業計画 8 回 次世代育成支援(中学生・高校生への視点) 9 回 地域資源の活用と関係機関との連携・協力 10 回 保育所を利用する保護者への支援 11 回 保育所における特別な対応を要する家庭への支援 12 回 地域子育て支援事業における保育相談支援 13 回 保育所以外の児童福祉施設における保育相談支援(児童養護施設など) 14 回 保育所以外の児童福祉施設における保育相談支援(障がい児施設など) 15 回 テスト 16 回 テストの解説・総括 保育実践、特に保護者支援にかかわる基礎的知識及び技術を解説する。現代の保育を 授業概要 取り巻く保護者の現状や課題を踏まえ、保護者理解及び支援のためのアセスメントや相 談技術に焦点を当てた学習を行う。保育所や保育所以外の児童福祉施設、特別な課題を 抱えるケースなど、様々な状況において取り組まれる保護者支援について学習する。 テキスト 参考書 『保育相談支援』吉田ゆり・若本純子・丹羽さがの編著 光生館 2012 年 授業の中で適宜提示する。 考資料等 授業の評価 定期試験 60% 小レポート 20% 受講態度(グループワーク等の参加状況など)20% 方法・基準 履修条件 保育士養成課程を中心とした授業科目を中心に、これまで履修した学習内容及び各種実 習における直接的・間接的な体験を踏まえて受講すること。 事前・事後 授業内で提示する各種課題を踏まえて演習等を行うため、上記の履修条件に記載してい の学習 る内容についての各受講生の考えの整理を必要とする。 オフィスアワー 連絡・メッセージ 月曜日 2時間目 受講に当たっては、適宜ノート整理に努め、演習の際には積極的に参加すること。 25 授業の 到達目標 授 業 科 目 名 担当教員名 保育実習指導ⅠA 廣瀬・柳生(保育所)・上原(施設) 単位数 1 保育士資格取得に必要な各実習についての事前学習の授業であり、養成課程における実習の位 置づけについて明確に理解する。その上で、各実習に必要な概要や利用者に関する理解を踏ま えて実際の実習に向けた学びの姿勢を整える。特に初めての実習となる保育所実習Ⅰについて は、2月に向けて具体的な課題意識を持ちながら日常を過ごすことが求められる。施設実習Ⅰに ついては次年度夏期に予定されているが、各施設の概要や利用者の理解を学習し、主体的に希 望施設を挙げることを目標とする。 1回 オリエンテーション 『実習のしおり』等の資料配付、保育士資格取得のための実習全体の体系、 本学における実習配置条件、実習の心得、実習指導の進め方について 2 回 施設実習Ⅰに向けて(施設実習Ⅰの目的及び全体的な概要の理解) 3 回 施設実習Ⅰ報告会(2年生、クラス毎)の聴講、質疑応答① 4 回 施設実習Ⅰ報告会(2年生、クラス毎)の聴講、質疑応答② 5 回 施設実習Ⅰに向けて(施設種別や法的根拠等について(養護系を中心に)) 6 回 施設実習Ⅰに向けて(施設種別や法的根拠等について(障がい系を中心に)) 7 回 施設実習に向けて(『実習を終えて』を通して各実習先の日課、利用者理解等について) 授業計画 8 回 施設実習Ⅰに向けて(各種施設の理解及び施設実習Ⅰの希望調査票の記入・提出) 9 回 保育所実習Ⅰ (保育所実習Ⅰの目的及び全体的な概要の理解・日程と実習園の決定後の動き) 10 回 保育所実習Ⅰに向けて 先輩の実習体験を聞く 11 回 保育所実習Ⅰに関する留意事項 事前オリエンテーション・健康診断について(学生支援課より) 12 回 「保育所実習の実際」(VTR)の視聴 実習日誌の概要について 13 回 保育所実習Ⅰの日誌の書き方(記入例等の配付資料を基に説明を受ける) 14 回 保育所実習Ⅰに関する留意事項 オリエンテーションのマナー 個人票・健康診断書について 15 回 保育所実習Ⅰ直前の準備 訪問教員への手紙 お礼状について 実習の評価について 16 回 保育所実習Ⅰ直前最終確認 「私の実習課題」 レポートの書き方と提出方法について 授業概要 保育士資格取得に必要な各実習(保育所実習Ⅰ・施設実習Ⅰ)の基礎的な価値・知識・技術につ いて理解を深める。各実習の実習先や利用者についての理解を深めるために講義・演習を中心 に、また実習を経験した先輩からの体験談も活用することで、初めての実習となる保育所実習Ⅰに 向けた事前オリエンテーションや現場実習に向けた準備ができるように展開する。 テキスト 『実習のしおり』 沖縄女子短期大学児童教育学科 『実習を終えて』(各年版) 沖縄女子短期大学児童教育学科 参考書 考資料等 保育所保育指針解説 ミネルヴァ書房編集部編『社会福祉小六法』(各年版)ミネルヴァ書房 授業の評価 方法・基準 毎時間の課題やレポートの提出状況、受講態度等に基づいて総合的に評価する。 履修条件 目的意識を明確に持ち、学外における実習に向けて積極的に取り組むこと。 事前・事後 の学習 授業において指示する。 オフィスアワー 連絡・メッセージ この授業は実習の一部と考えて意欲的に受講して下さい。受講態度や成績はみなさんが実習に 行けるかどうかを判断する材料の一つになります。実習へ行くという強い気持ちをもって授業に臨 みましょう。 26