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スポーツジャーナリズム論研究

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スポーツジャーナリズム論研究
科目名(副題)
開講年次(セメ)
全年次〔隔年開講〕
スポーツジャーナリズム論研究
集中講義(秋)
単位
講義
担当者名
2
藤原 庸介
授業概要
メディアとスポーツは互いに影響しあいながら発展してきたと言ってよい。中でも放送メディアは受け手の数の多さと映像の力に
より、スポーツの変容に大きな役割を果たした。衛星中継を中心とする技術革新により世界のどこで行われているスポーツでも生
放送で見られるようになったことは、スポーツ経済に「産業革命」をもたらすと同時に人々が国ごとに孤立しえない環境を作り出し
た。メディアの存在が、スポーツの経済的、社会的な意味を歴史的にどのように変えてきたのか、そして今後2020年の東京オリン
ピック開催に向けてどのような方向へ変えていくのかを学ぶ。
授業目標(到達目標)
・メディア史を通じて、スポーツを経済・社会・政治の観点から考える。
・スポーツを伝えるメディアを知り、その限界と可能性を考える。
成績評価方法・基準
①レポート ②講義中の討論や主張の内容
教科書・教材・参考文献 等
〔テキスト〕
特になし。内容により印刷物を配布、使用する。
〔参考文献〕
テレビスポ-ツ50年 ― オリンピックとテレビの発展
杉山茂 角川書店(2003/07/01 出版) ISBN: 9784048944519
その他の参考書名とともにリストを別途配布する
授業計画
項目・内容
1
コースの全体説明とイントロダクション
2
メディア、マスコミ、報道、ジャーナリズムの意味と定義
3
新聞と雑誌によるスポーツ報道の始まり
4
ラジオによるスポーツ放送の開始と発展
5
ベルリン・オリンピックとリーフェンシュタール
6
日本の民間放送の始まりとその発達
7
日本の民間放送の役割と課題
8
1964年東京オリンピックの放送
9
技術の進歩とメディアの変容
10
1970-80年代のスポーツ産業革命
11
スポーツイベントの放送実務
12
北京オリンピックに見るスポーツの社会的影響
13
インターネットやモバイルでの映像配信と2010年代のメディア状況
14
2020年東京オリンピックのメディア環境
15
まとめ 履修者へのコメント・学習課題(事前事後学習)
スポーツに関わる最近の報道、記事の中で、自らが気になるものを講義期間までにいくつか選んでおいて欲しい。
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