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自由意見(抜粋) - 和歌山県ホームページ

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自由意見(抜粋) - 和歌山県ホームページ
自由意見(抜粋)
子育て・就業についての意見
・女性の力を発揮できる職種や企業を増やすべき。働く選択肢が少なすぎると思う。一朝一夕で実現
できる問題ではないので、出来るところから一歩一歩前進していくべきであろう。(男性 30 歳代)
・学童に入れず実家に頼っています。実家に頼れない人はパートなど短時間労働に切り換えています。
働き方に制限が加わるのは皆母親の方ばかり。大学で専門知識も身につけてきているのに、それを
活かせずにいる有能な女性はたくさんいる。学校で男女平等を学んできても当の社会が平等とはい
えないのが現実です。時間はかかると思いますが、母親は自分の子供が大人になった頃には少しで
も状況がよくなっていることを願っています。(女性 40 歳代)
・子供がいると、とても残業がしにくい。夫とは分担して生活全般をやりくりしているが、妻が専業
主婦という男性陣と同等の仕事をまかされると逆につらい状況である。(女性 30 歳代)
・女性が勤められる職域を増やしてほしい。企業に対して、女性が結婚、出産後も復帰しやすい環境
を作るよう働きかけてほしい。
(男性 40 歳代)
・出産後退職した女性の再雇用制度を充実してほしい。
(女性 30 歳代)
・権利は平等になりましたが、やはり出産することが出来るのは女性になります。そのときの体調や
育児で働くことから遠ざかることはある程度仕方ないことだと思います。ただ社会全体で育児・介
護の預かってくれるセンターを充実させて頂かないと復帰という形は難しいと思います。各家庭に
より事情は幾通りもあるかと思いますが、家庭に居てもいいよ、社会に戻ってもいいよという環境
作りが必要かと思います。
(女性 40 歳代)
・子育てしながら働ける環境を作って欲しい。男性の育児休暇制度などを取りやすいよう国から働き
かけてほしい(フレックスタイム導入も)。大阪で働いているので和歌山県だけでなく、全国的に進
めないといけない問題と思います。
(女性 30 歳代)
・女性の参画にあたり、子供のいる家庭では参画したくてもできにくいということを、一番考えてい
かなくてはならないと思います。年配の参加よりも、これからの若い方々の参加について県も考え
てほしいと思います。(女性 60 歳代)
・男女共同参画と言っても、できる仕事、できない仕事があります。デスクワークを中心とした銀行
や会社員、公務員などの人たちを中心に、男女共同参画が叫ばれていますが、土木現場や工場では、
女性が無理であったり男性が無理であったりします。中途半端な男女共同参画や雇用機会均等が余
計に社会を悪くし、働きにくくしているのも現実だと思います。
(男性 50 歳代)
・女性が男性と同じように働けるように子供をあずかってくれる(安心してあずけられる)場所を誰
でもわかるように作って欲しい。(女性 20 歳代)
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教育・啓発を徹底すべきという意見
・世間では男女共同参画の必要性がよく取りざたされているが、具体的な施策がまだ県民に広く知ら
れていないように思う。このためもっと積極的に県の広報、マスコミを上手く利用し、普及啓発を
図ってもらいたい。
(男性 50 歳代)
・男女共同参画という言葉すら耳にしたことがない人がたくさんいると思います。一般の方がもっと
ふれあえる場などがあればよいのになあと思います。(女性 20 歳代)
・アンケートを行ってみて、相談機関や、聞いたことはあるがどのように相談したらよいのかわから
ないことに気づきました。相談機関の紹介や利用方法など、今後もっと啓発してくださるよう期待
します。(女性 30 歳代)
・田舎の方では、お年寄りの方の偏見をなくすために、講演などを開いて「男性も女性も家事等を手
伝って当然」だということをすすめてほしい。
「男に台所の仕事をさせたくない」というお年寄が多
い。(女性 40 歳代)
・法が変わろうが、新設されようが、今の大人達の意識改革がなされない限り、親から子へと悪路は
続く。特に60才以上の人の女性軽視、女性は物といった考えを改めない限り無理がある。子供へ
の意識教育をすすめ、10年後、20年後の和歌山へつなげる行政を望む。
(女性 30 歳代)
・和歌山県には大学等の高等教育の場や企業が少ない(特に紀南に)です。そのため、女性が学ぶ場や
働く場が少なく、どうしても企業も男性を採用する傾向があるのではないかと思います。また、こ
れは女性のみというのでなく男性にも当てはまると思いますが、大学等高等教育や生涯学習等学び
の場が少ない和歌山県からどんどん人材が県外の大学へ、そして県外に就職というケースが増えて
おり、和歌山を支える人材が男女とも減っていくことに不安を感じます。まずは男女とも平等な学
習ができる場を作ることが重要ではないでしょうか。(女性 20 歳代)
・女だから、男だから、女のくせに、男のくせにという教育より、女でも、男でもというプラスの要
素として育ててもらったら幅が広がると思います。
(女性 30 歳代)
・男性も女性もお互いの性を理解し譲り合いの心を持たなければならないと思います。男性は女性の
弱い所を助け、女性は男性の弱い所を助け合い、お互い強い部分を尊重しあっていけるよう、教育
(学校教育)からやり直す必要があると思います。
(女性 30 歳代)
・男女平等の観点から、県からのそれに関する啓発、支援活動が重要であると考える。
(男性 50 歳代)
・男女共同参画がなんたるかを世にもっと知らせる必要があると思います。実施する側と県民の間の
温度差を少なくする努力が必要だと思います。(男性 20 歳代)
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男女の個性を尊重すべきという意見
・男女という性別にとらわれるのではなく、全ての人が守られ、尊重される社会であって欲しいと思
います。次世代を担う子供たちが人としてやさしい気持ちを持ち、思いやる気持ちを育んでくれる
ような地域社会を築いていくことが大切だと感じます。男女間における性差は、敵対するものでは
なく、お互い補い合いながら向上していくものであるという考え方が根底にあるべきだと思います。
(女性 40 歳代)
・男女は心身ともに同じものとは思いません。お互いを尊重し、認め合うことで互いの能力を発揮し、
助け合える形になればよいと思います。
(女性 40 歳代)
・男女というのではなくて、その人個人の個性や長所を社会に生かせる、お互いの足りない所をカバ
ーし合えるといいなあと思います。
(女性 40 歳代)
・何が平等である、平等でないのかという位置づけや、区別が必要であると思います。元々体の造り
が違うものだからそれぞれの役割があっても良いと思います。ただし、個人の希望を妨げる様な決
まり事というものは差別と考えてよいと思う。男女ではなく個人が生きたい方法を選択できないと
いうことは人権を侵害することのように思います。
(男性 40 歳代)
・まだまだ古い考え方がなくなっていないように思えます。
「男だから」「女だから」ではなく、一人
の人間としてもっと尊重されることを望みます(女性 40 歳代)
男女共同参画を多角的に推進すべきという意見
・10年位前の県の共同参画への取り組みが、尻すぼみ的に消極的になり、なぜかまちづくりなどに
変更されてしまったように感じています。男女共同参画というより人間として誰もが平等に社会に
参画できる機会を数多く作ってほしいです(女性 50 歳代)
・和歌山県は、山間部が多く、企業も少ないので、都会とは違う、男女共同参画を多角的に考えてい
ってもらいたいと思います。(女性 50 歳代)
・学習や啓発ばかりでなく実行をすべきである。研修ばかりしていても少しも実になっていないよう
な気がする。もっと個人において自覚を持つべきである。(女性 50 歳代)
・都市(地方都市)に比べ、まだまだ閉鎖的な考え方が残っているように思います。女性が意見を述
べられる場を多く設置してほしいと思います。そのためにも女性議員が増えることを望みます。
(不
明 40 歳代)
・男と女の差別が大きすぎる。賃金、仕事内容、生活においても女性がしなければいけない!!とい
う事が和歌山県では多いと思う。男女平等がとても遅れている県だと思う。
(女性 20 歳代)
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男女共同参画に否定的な意見
・あまり「女性、女性」といわないほうが良い。むしろ男女は区別することにより、平等に何事も守
られている事がある。男は家庭を守り(収入)
、女性は子供を育てて、心体ともにしっかりと身をも
って教える。昔の時代の方が心の優しい子供が多かった。心の教育が必要。
(男性 60 歳代)
・専業主婦も立派な職業だといえます。また、子育て中の(義務教育を受けている子弟のいる)家庭
のことを抜きにして、男女共同参画社会云々は理解しがたいです。(男性 70 歳代)
配偶者や恋人からの暴力(DV)、セクシュアル・ハラスメント、
メディアにおける性や暴力表現に関する意見
・DV被害者の保護施設が少なすぎる。また施設が古すぎる。古いところは建て替えるべき。早急な
対応ができない、また継続的な保護ができない。できたとしても行動を制約される。ある程度の証
言で判断し、DVをする側を動けなくする必要がある。
「行動するな」と言われても子供もいるし保
護施設に簡単に入れない。裁判費用の免除をすべき。DVをする側にGPSを持つように指示し、
被害者に近づけないように配慮する。女性人権の中で一番助けなくてはいけないことが中途半端で
は意味がない。仕事や社会での人権より見えない家庭などでの人権保護を最大限に考えるべきであ
る。(男性 20 歳代)
・アダルトビデオや図書など女性軽視の誤った性情報を与えるものの規制を強化し、取締りも強化し、
青少年(大人を含む)健全育成することは、よき社会を作るのに必要と思う。(男性 60 歳代)
・携帯電話で性描写のひどいマンガの広告が頻繁にあります。子供がクリックするのでそういうこと
はやめてほしいです。(女性 40 歳代)
社会の仕組みを改善すべきという意見
・仕事と家庭、子育てをきりもりするのは大変なこと。当然、夫婦間の協力や役割分担が必要になる。
今の時代、また、この地方では、一人(男性)の働きだけでは生活できない経済事情がある。多く
の問題ある事象は社会保障や経済保障の貧しさから発生しているように思えてならない。国や県な
どはもっとそうしたところに着眼した制度を設けるべきでは。(男性 50 歳代)
・現在もなお、総合職・一般職という契約の違いがあることや、社会的しがらみがなくならないのは
それを支援する取り組みが不十分であるからだと思います。私は大学でジェンダーを専攻していま
すが、就活の際、「男の子は必ずどこか就職の内定が決まってくる、女の子はもし決まらなくても、
結婚すればいい」という話がでてくることにとても違和感をもちます。今回アンケートに協力させ
ていただき、女性にとって住みよい社会に少しでもなるようはたらきかけていただければ光栄です。
(女性 20 歳代)
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