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プラザだより18号.

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プラザだより18号.
第 18 号
《編集・発行》
伊万里市男女協働参画懇話会 いまりプラザ
事務局:男女協働推進課 0955-23-2115
男女協働参画社会の実現を目指し、出前講座などの啓発事業や市の男女協働参画
関連事業が計画どおりに進んでいるかのチェックなどを行なっています。
現在11期、男性7名 女性10名で活動中です。
♪男女共同参画週間記念フォーラムを開催しました♪
6月18日(土)、市民センターで「男女共同参画週間記念
フォーラム」を開催し、市内外から約 410 名の参加がありま
した。
フォーラムでは、
『キッチンからはじまる家族の絆~家族で
楽しむ家事・育児~』と題して、テレビやメディアで活躍中
の料理研究家のコウ ケンテツさんに講演をしていただきま
した。自身の育児体験談や男性の家事参画の大切さについて、
ユーモアを交えて話され、会場は笑いに包まれ、楽しい講演
会となりました。
フォーラム開催につきましては、各協力団体のご協力により、盛会裏に終えることができました。一時保育
につきましては、保育士会9名の方にご協力いただきました。皆さん、ありがとうございました。
平成 28 年 4 月 1 日に
を施行しました★
男女協働参画社会とは、誰もがそれぞれの個性と能力を発揮することができ、互いの違いや多様な生き方を
尊重しながら、社会のあらゆる分野に参画し、喜びも責任も分かち合う社会です。
伊万里市は、この条例によって、暮らしの中に男女協働参画が根付いていくことを目指しています。
条例の内容については、市民や関係団体の代表で構成した「伊万里市男女協働参画の推進に関する条例制定
委員会」での検討結果を尊重したものとなっています。
平成 28 年 3 月市議会で可決され、平成 28 年 4 月 1 日から施行しています。
①男女の人権の尊重
性別による差別や暴力を受けるこ
となく、個人として尊重されること
②性別による固定的な役割分担
意識の解消及び選択の自由
「男だから・女だから」に縛られる
ことなく、個性と能力を活かした生
き方を選ぶことができること
④家庭生活における活動と
他の活動の調和
家族がお互いに協力し、家庭生活と他
の活動とのバランスの取れた生活を
送れること
③政策及び方針決定過程への参画
男女が、様々な分野の政策及び方針の
決定過程に参画する機会が確保され、
共に責任を分かち合うこと
市が目指す男女協働参画社会
⑤性と生殖に関する健康と権利
一人ひとりが自分の体とお互いの性
を尊重し、健康な生活を営むことが
できること
みんなの人権を尊重します
男女が一緒に考えて
決定します
⑥性別に違和感がある人等への配慮
心と体の健康を大切にします
身体上の性別に違和感がある人、先天的
に身体上の性別が不明瞭である人の人権
が尊重され、配慮されること
性別で役割や行動を決め
⑦国際的協調
男女協働参画の推進に向けた取組が、国
際的協調の下に行われること
つけません
家庭でも社会でも支え合
います
差別や暴力を許しません
男女協働参画の推進に関する施策をつくり、市民、事業者、地域活動団体、教育に携
わる者と一緒に男女協働参画の社会づくりに取り組みます。
意思決定機関として、男女協働参画の推進に配慮します。
男女協働参画について理解を深めるとともに、家庭や地域などで、一人ひとりが責任
と喜びを分かち合えるように取り組みましょう。
男女に関係なく、個性や才能をいかして仕事ができるように取り組みましょう。
働く人が、仕事と家庭生活を両立することができるように配慮しましょう。
地域や団体の会合、イベントの場などで、男女が対等な立場で参画できる環境を
作りましょう。
性別にこだわらず、それぞれの個性と能力を認め合う意識を育てる教育に取り組み
ましょう。
市が行うこと(第 12 条~第 21 条
基本計画の策定
男女協働参画基本計画
の策定にあたっては、市
民等の意見を反映する
とともに、男女協働参画
審議会の意見を聴きま
す。また、実施状況を毎
年報告します。
政策・方針の決定過程
での男女協働参画
市の審議会などの政策・
方針決定過程への男女
協働参画を進め、委員の
男女比率が一方に偏ら
ないよう努めます。
基本的施策等)
調査研究・情報収集
施策を効果的に実施
するために、国内外の
動向や市民意識等に
ついて、調査研究等を
行います。
啓発・広報活動
男女協働参画に関
する市民等の理解
を深めるため、啓発
事業の実施や広報
活動を行います。
家庭生活と他の活動の調和
防災の分野での取組
教育・学習の充実
男女が共に社会のあらゆる場
に参画するために、家庭生活
と他の活動(職場や地域等)と
のバランスが取れた生活が送
れるよう、意識啓発や環境整
備を行います。
災害対応を含む防災の分野で、性別・年齢・
障害の有無などあらゆる人のニーズの違い
に配慮した取組が必要なため、施策段階から
男女協働参画の視点を取り入れ、課題等につ
いて男女が一緒になって考えるとともに、災
害の現場(避難所等)で男女協働参画が実現
するよう、必要な措置を講じます。
家庭、学校、職場、地
域など社会のあらゆ
る場で男女協働参画
に関する教育や学習
が充実するよう、必要
な措置を講じます。
市民等への支援
意見の申出
相談の申出
市民等(市民、事業者、地
域活動団体、教育に携わる
者の皆さん)が行う男女協
働参画の推進に関する活
動に対し、情報提供や研修
会の開催等の支援を行い
ます。
市民等は、男女協働参画の推進に関
する施策または男女協働参画の推進
に影響を及ぼすと認められる施策に
ついて、市長に対して意見を言うこ
とができます。意見が出た場合、必要
に応じ男女協働参画審議会の意見を
聴いて、適切に処理します。
市民等は、性別による差別的な
取扱いや男女協働参画の推進を
阻害する行為について、市長に
対して相談を申し出ることがで
きます。申し出があった場合、関
係機関と連携し必要な措置を講
じます。
『伊万里市男女協働参画を推進する
条例』が、今年の 4 月から施行されてい
ます。これまでも、フォーラムやワールドカ
フェ、プラザだよりの発行、紙芝居を使っ
た出前講座など、色々な取組を行ってき
ました。参加者の人数や年齢等に合わせ
た啓発活動を行ってきましたが、男女協
働参画に関しては、まだまだ浸透してい
ないのが現実のようです。
私たちプラザ委員は、少しでも多くの
方々に、男女協働参画について理解を
深めていただくために、様々な団体の会
合等に出向いて行き、条例の趣旨や内
容について説明を行っています。これから
も、男女協働参画に対する皆さんの理解
がより深まるよう頑張っていきたいと思っ
ています。
(プラザ委員 S)
伊万里市男女共同参画都市宣言文の中
に、『わたしたちは、ひとりひとりが自立し、認め
合い、いきいきと暮らせる社会、家庭や地域で
責任を持って協働し、分ち合い、支え合うまち
づくりを目指しています』とあります。始めは、自
分には関係のないことと関心がありませんでし
たが、第8回フォーラムで開催運営に関わり、
宣言文を発表したことで、男女が互いに認め合
い、協働することの大切さを実感しました。
いまりプラザは、男女協働参画の意識を高め
るため、研修会の開催や手作り紙芝居を使っ
た出前講座などの啓発活動に取り組んでおり、
私たちの活動をきっかけに、少しずつですが男
女協働参画の意識が浸透してきているように思
います。今後も男女が差別されることがない平
等な社会を目指して、啓発活動を継続してい
きたいと思います。
(プラザ委員 K)
区役に女性が参加すると「出不足
金」を支払わなければならないというこ
とが今もまだあるようです。女性という
だけで、一人前に見られていないよう
で悔しく感じました。しかし、同窓会や
その他の飲み会で男性と女性の会費
が違う時、なんだか得をしたような気
がしますが、これはやはりおかしいこと
です。まだまだ性差が残っていて、こ
れでは男女協働参画が進まないと思
います。
地域活動に楽しく参加し、有意義な
時間を共に過ごせるよう、「男だから」
「女だから」という垣根を取り払って男
女協働参画の社会をみんなで作りま
しょう!
(プラザ委員 N)
我が家の男女協働参画は、共働
きである私と妻が、料理や洗濯、食
器の片付け、掃除等を”できる人が
する”ということです。この考え方は、
男女協働参画懇話会(いまりプラ
ザ)に関わるようになってからではな
く、結婚した当初から我が家で定着
していました。当然、子育ても夫婦
二人で、楽しみ、笑い、そして時には
悩み、泣いたりしながら、今日まで協
力してきました。
『男女協働参画』の考え方を、も
っと若い世代に広げていきたいと思
います。
(プラザ委員 M)
条例が施行され、私たちは積極
的に啓発活動に取り組んでいるとこ
ろですが、未だ「男女協働参画」とい
う言葉は受入れられていないように
感じられます。男女協働参画と聞く
と難しそうという印象を受けますが、
『より良い生き方をするために!』と
いう言葉に変えてみたら身近に感じ
ると思います。一人ひとりの生き方、
考え方を尊重し、助け合うということ
を市民の皆さんにもわかってほしい
と思います。
私自身も、もっと素直になって皆
さんと一緒に理解を深めたいと思い
ます。
(プラザ委員 S)
お互いの意見を尊重するという考え
のもとに、私は家事や育児に積極的に
参加するようにしています。共働きな
ので、役割を決めるというよりは、“時
間のある方ができることをすること”に
して、協力して家事・育児を行ってい
ます。
今年の4月から、条例が施行されま
したが、まだまだ周知ができていない
のが現状です。企業(特に製造業)に
おいても、女性の管理職は少なく、女
性の意見を取り入れる環境ができて
いないように思えます。今後は女性が
積極的に参加できる環境づくりが必要
だと思います。
まずは、多くの方に、男女協働参画
について知ってもらい、自分が今でき
ることを少しずつ行動に移していくこと
が大事だと思います。
(プラザ委員 T)
伊万里市男女協働参画懇話会「いまりプラザ」では、”
男女協働参画”の大切さを多くの方に伝えるため、様々な
団体の会合などに出向き、出前講座を行っています。
”男女協働参画“というと堅くて難しい印象を与えがちで
すが、少しでも分かりやすく、身近に感じていただくため、
紙芝居を使った出前講座やワークショップなど、団体や人
数に応じて内容を工夫しています。お気軽に声をかけてく
ださい。
日時・場所についてはご相談ください★
ぜひ、出前講座をご利用ください♪
[申込先・問合先:男女協働推進課]
☎ (23)2115
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