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12月 8日号

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12月 8日号
2015.12.8
住吉小学校
作成
同和教育部
同和教育の授業参観ありがとうございました!
先月 17 日は同和教育の授業参観が行われました。ご多用にもかかわらず、大勢の
方から参観していただくことができました。本当にありがとうございました。
毎年行われているこの授業参観の目的の1つは、住吉小学校の「じんけん」(人権教
育、同和教育の授業)の学習のねらいや内容を知っていただくことです。今年もたくさ
んの方から参観後の感想をいただきました。
自分がされてうれしいことをやると同
私たちが日常的に使っている
じように自分に返ってくること、相手を
ものがどんな風に、どんな人た
思いやることの大切さを伝えるようにし
ちとかかわって出来上がってい
ています。今日の授業でも「思いやるこ
るのか、そこに込められた思い
との大切さ」を考えていて、よい気付き
までも感じることができた。人
が出てきましたが、日常生活でもそれが
権を考えるのと同時に、人にも
生かされるよう、先生や親が見本となっ
物にも「慈(いつく)しむ心」
て思いやりをもって接していけるとよい
をもって接したいと思った。
と思います。
…子どもには人に対して真摯に
向き合い、違いを認めつつ、自
分らしく生きられるよう、人間
力を見抜く力をつけてほしいと
思う。
みんなしっかりとした考えをもって
いるんだなあと思いました。ただ日常
の生活でその考えが生かされているの
か…という思いもあります。学校の授
業だけでなく、家庭での会話や接し方
もとても大切だと思いました。
決めつけや差別がなぜいけな
いのか、された当事者の気持ちを
子どもたちに考えてもらう授業
だったと思います。きつねが他の
動物にまで自分の意見を押し付
けているのがおかしいと気付い
た子がいたのがすばらしいと思
いました。いじめや差別の根本に
あるのはする側の自信のなさや
心の弱さにあると思います。自分
に信念をもち、思いやりのある人
に育ってほしいと思います。
見た目や思い込みで差別
る。大人になってから自分が
されてとても悔しく、人が信
じられなくなりました。今は
平気ですが、そういう人間に
はならないと強く思いまし
た。今日の授業で差別される
側の気持ちをしっかり感じ
取ってもらいたいものです。
授業の感想だけでなく、お子さんに「こんな子どもに育ってほしい」という思いや願
いもたくさん寄せていただきました。最後に同和教育に対する期待の声もいただきまし
た。
人権・同和教育は小さいころから行い、繰り返し教育していくことの
大切さをしみじみ感じました。大人の社会には思い通りにならないこと
が多くありますが、心の奥底にしっかりと人権・同和教育がされていれ
ば、しっかりとした大人に成長するのではないかと思い、これからも続
けていただきたいと思いました。
今後、職員全体でみなさんの声を読み合い、今後の人権教育、同和教育に生かしてま
いります。本当にありがとうございました。
同和教育講演会にも多数のご参加ありがとうございました!
露の団姫さんへ
…人権についてのお話は意外性
があったので、とても頭に入りや
すかったです。例えば「女の子は
ふつう赤系の色が好き」は、何の
根拠もない。言われてみると「た
しかに」と思いました。
(中略)
「ふ
つう女子は赤が好きだろ」という
人がいたら、
「そうじゃないよ」と
教えたいです。…
6 年生 お礼の手紙から
授業参観後には、PTA 教養部主催の同和教育
講演会が行われました。落語家でもあり僧侶で
もある露の団姫さんから、お話をいただきまし
た。今年は保護者の方からもたくさんご参加い
ただくことができました。
講演では「男だから…女だから…」といった
性別による差別、偏見を中心にお話をいただき
ました。「性別、宗教、出身地に縛られず、人
はあるがままに生きていいじゃないですか」と
いう心強いメッセージをいただきました。落
語、講演、落語家体験と盛りだくさんの内容の
60 分間でした。
参加者からは、「分かりやすい内容でとても
よかった」という声も寄せられましたが、中に
は「もっと講演を聞いて学びたかった」という
要望もいただきました。来年は今まで以上に内
容構成を考え、大人もたくさん学ぶことができ
る講演会を企画してまいります。
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